JP3211470B2 - シートアンダトレイの支持構造 - Google Patents
シートアンダトレイの支持構造Info
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- Japan
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- sheet under
- under tray
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- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
支持構造に関する。
の下方のスペースを利用して、該スペース内にシートア
ンダトレイ2を配設した車両がある。
イの支持構造は、図6〜図8に示すように、シートアン
ダトレイ2の左右のフランジ部3,3を一対の略断面コ
字形状のガイドレール部材4,4を用いて案内する構成
となっている。
うな従来のシートアンダトレイの支持構造においては、
一対のガイドレール部材4,4は、その成形時に、同じ
抜き型を用いて同時に重ねた状態で抜き加工していた。
部材4は、図8に拡大して示すように、そのを用いて案
内する構成となっているので、シートアンダトレイ摺動
部4aの先端部に上方を向くバリ5が形成されていた。
2を使用すると、バリ5を除かない限り、該シートアン
ダトレイのフランジ部3がバリ5によって削られてしま
い、該シートアンダトレイの製品寿命が短くなる不具合
があった。
き後に、このようなバリ5を取り除くこと考えられた
が、この除去工程を増やすことは、車両の組立作業性を
低下させ、製造コストの上昇に一因ともなり、好ましく
なかった。
は、ガイドレール部材4,4にセットされると板バネス
プリング6,6によってそのフランジ部3,3が押さえ
られ、その上下方向のガタ付きが防止される構成となっ
ていた。
部3,3とガイドレール部材4,4との間には、シート
アンダトレイ2をスムーズに摺動することができるよう
に、適当な隙間が設けられてた。
は、シートアンダトレイ2が横方向に揺れてバタついて
騒音を発生する不具合があった。
で、シートアンダトレイの製品寿命を長くすることがで
きるとともに、騒音発生を防止することができるシート
アンダトレイの支持構造を提供することを目的とする。
達成するために、シートアンダトレイの左右のフランジ
部を一対のガイドレール部材を用いて案内するようにし
たシートアンダトレイの支持構造において、上記ガイド
レール部材のシートアンダトレイ摺動部の上面に上記フ
ランジ部を下方に付勢する付勢部材を備えるとともに、
該付勢部材の前後に相当する上記シートアンダートレイ
摺動部の下面に、上側に凸形状となる複数の突部を設
け、もって、上記シートアンダトレイの左右のフランジ
部を各々上記付勢部材と上記複数の突部の間に配設して
摺動させるようにし、上記シートアンダトレイの左右の
フランジ部を上記ガイドレール部材のシートアンダトレ
イ摺動部下面から離間させた構成としている。
持構造の一実施例について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
のである。本実施例のシートアンダトレイ支持構造は、
シートアンダトレイ10の左右のフランジ部11,11
を一対の略断面コ字形状のガイドレール部材12,12
を用いて案内するようにしたものである。
ガイドレール部材12,12の上面にシートアンダトレ
イ10のフランジ部11を下方に付勢する板バネスプリ
ング14(付勢部材)を備え、ガイドレール部材12,
12の下面を形成するシートアンダトレイ摺動部12
a,12aの板バネスプリング14の前後に相当する位
置に複数の突部13,13,13,13を設けている。
2のシートアンダトレイ摺動部12aと立壁部12bと
によって形成された角部を内側に押し出して形成した傾
斜ビードである。
2のそれぞれの前後端部に、一対の突部13,13を適
宜間隔離して形成している。
り、シートアンダトレイ10の左右のフランジ部11,
11を突部13,13,13,13上を摺動させる態様
で該シートアンダトレイを使用することができる。
のフランジ部11,11は、板バネスプリング14,1
4によって下方に付勢されつつ、突部13,13,1
3,13の傾斜面に載せられている。つまり、板バネス
プリング14,14と突起13,13,13,13によ
りフランジ部11,11はガイドレール部材12,12
の下面から浮いた状態で上下方向に挟持される。
右のフランジ部11,11は、ガイドレール部材12,
12のシートアンダトレイ摺動部12a,12aから離
間されるとともに、それらの立壁部12b,12bから
常時離間するように規制されている。
右のフランジ部11,11は、ガイドレール部材12,
12のシートアンダトレイ摺動部12a,12aのバリ
15,15に触れることがなくなるので、その製品寿命
が伸びる。
ランジ部11,11は、車両のラウ走行時においても、
ガイドレール部材12,12の立壁部12b,12bに
当たることがなくなり、したがって、騒音発生が防止さ
れる。
の曲げ加工による成形時に、同時に突部13を形成する
ことができ、製造上のコスト上昇を可及的に防止するこ
とができる。
一般的に樹脂であることから、その形成に際して、フラ
ンジ部11,11に距離tのヒケが生じるが(図3参
照)、本実施例では、突部13が傾斜面を有するので、
このヒケによる影響を無視することができる。
2,12の突部13,13,13,13をビードによっ
て形成したが、これに限らず、内側に肉盛りして形成し
ても良く、要は、シートアンダトレイ10の左右のフラ
ンジ部11,11が、ガイドレール部材12,12のシ
ートアンダトレイ摺動部12a,12aおよび立壁部1
2b,12bに当たることのないように突部が形成され
れば良い。
ず、シートアンダトレイ10の大きさやガイドレール部
材12の長さ等を考慮して適宜決定すれば良い。
トアンダトレイの支持構造によれば、シートアンダトレ
イの左右のフランジ部を一対のガイドレール部材を用い
て案内するようにしたシートアンダトレイの支持構造に
おいて、上記ガイドレール部材のシートアンダトレイ摺
動部の上面に上記フランジ部を下方に付勢する付勢部材
を備えるとともに、該付勢部材の前後に相当する上記シ
ートアンダートレイ摺動部の下面に、上側に凸形状とな
る複数の突部を設け、もって、上記シートアンダトレイ
の左右のフランジ部を各々上記付勢部材と上記複数の突
部の間に配設して摺動させるようにし、上記シートアン
ダトレイの左右のフランジ部を上記ガイドレール部材の
シートアンダトレイ摺動部下面から離間させた構成とし
ているので、上記シートアンダトレイの使用に際して、
その左右のフランジ部が、上記ガイドレール部材のシー
トアンダトレイ摺動部のバリに触れることが無くなるの
で、その製品寿命が伸びる。
面を有するように形成した場合には、上記シートアンダ
トレイの左右のフランジ部は、上記ガイドレール部材の
立壁部から常時離間されるので、騒音発生が防止され
る。
施も容易なので、製造コストの点でも有利である等の工
業上有用な効果を奏する。
実施例を示す斜視図である。
である。
対応する断面図である。
す斜視図である。
す斜視図である。
す横断面図である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 シートアンダトレイの左右のフランジ部
を一対のガイドレール部材を用いて案内するようにした
シートアンダトレイの支持構造において、上記ガイドレ
ール部材のシートアンダトレイ摺動部の上面に上記フラ
ンジ部を下方に付勢する付勢部材を備えるとともに、該
付勢部材の前後に相当する上記シートアンダートレイ摺
動部の下面に、上側に凸形状となる複数の突部を設け、
もって、上記シートアンダトレイの左右のフランジ部を
各々上記付勢部材と上記複数の突部の間に配設して摺動
させるようにし、上記シートアンダトレイの左右のフラ
ンジ部を上記ガイドレール部材のシートアンダトレイ摺
動部下面から離間させたことを特徴とするシートアンダ
トレイ支持構造。 - 【請求項2】 上記突部は、上記ガイドレール部材のシ
ートアンダトレイ摺動部と立壁部とによって形成された
角部を内側に押し出して形成したビードであることを特
徴とする請求項1に記載のシートアンダトレイの支持構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08294693A JP3211470B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | シートアンダトレイの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08294693A JP3211470B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | シートアンダトレイの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06298006A JPH06298006A (ja) | 1994-10-25 |
JP3211470B2 true JP3211470B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=13788389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08294693A Expired - Fee Related JP3211470B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | シートアンダトレイの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211470B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040039690A (ko) * | 2002-11-04 | 2004-05-12 | 기아자동차주식회사 | 시트 사물함 안내장치 |
JP5569212B2 (ja) * | 2010-07-26 | 2014-08-13 | ダイキン工業株式会社 | 加湿器 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP08294693A patent/JP3211470B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06298006A (ja) | 1994-10-25 |
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