JP3210779B2 - トナー保持方法 - Google Patents

トナー保持方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に適用さ
れるトナー補給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置において、筒状体の内側に
螺旋条を有し、回転に応じて他端側の排出口からトナー
を送り出すようにしているトナー収容部材と、この筒状
体を回転させる被駆動部材と、この被駆動部材を回転さ
せるモータと、を有するトナー供給装置が用いられてい
る。
【0003】特に中高速のコピースピードの画像形成装
置の場合、低温時や連続コピー時に定着ローラ温度が低
下してしまい、定着性能が確保できない状況が生じてき
ている。このため、良好な定着性能を得るため、低融点
トナーが開発され使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、あまりに低
融点にし過ぎると、機内温度上昇により、トナーが固着
してしまうという不具合が生じる。特に、トナー供給頻
度を少なくするために大容量のトナー収容部材を備えた
画像形成装置においては、熱源である定着装置や除湿装
置近傍までスペースが必要になってくるため、トナー固
着が発生し易い状況が生じてきている。従って、本発明
の目的は、トナーの固着を防止する方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は次のように構成した。 (1).トナー収容部材を回転させるモータとして正
転、逆転可能なものを用い、非現像時に、前記トナー収
容部材を正転、逆転させて前記トナー収容部内にてトナ
ーを揺動させることとした(請求項1)。
【0006】(2).(1)において、トナー収容部材
の回転は、逆半回転と、正半回転の動作を間欠的に行う
こととした(請求項2)。
【0007】(3).トナー収容部の排出口を開閉する
シャッタと、このシャッタを駆動するシャッタ駆動手段
を設け、トナー供給不要時に前記排出口を閉じた状態
で、前記トナー収容部材を回転させることとした(請求
項3)。
【0008】(4).(3)において、トナー供給不要
時に、シャッタを閉じたまま、トナー収容部材を回転さ
せることとした(請求項4)。
【0009】(5).(2)又は(4)において、画像
形成動作停止時から計数を開始するタイマを設け、ある
一定時間毎にトナー収容部材を駆動することとした(請
求項5)。
【0010】(6).(2)又は(4)において、画像
形成装置本体に人体検知センサを設け、このセンサの検
知の有無によりトナー収容部材を駆動することとした
(請求項6)。
【0011】(7).(2)において、トナー収容部材
近傍にサーミスタを設け、このサーミスタによる検知温
度に応じてトナー収容部を駆動することとした(請求項
7)。
【0012】(8).(5)又は(6)又は(7)にお
いて、トナー収容部材は、回転前の初期位置とは異なる
位置に停止させることとした。(請求項8)。
【0013】
【作用】トナー収容部材内にて、トナーは撹拌される。
【0014】
【実施例】1.本発明に係る装置の構成 画像形成装置の全体を上から見た図5において、符号1
は内側に螺旋条1c(図1参照)を有する筒状体からな
るトナー収容部材を示す。このトナー収容部材1は、ボ
トル交換回数を低減するため、長尺の大容量容器として
構成されている。
【0015】符号2は定着部を示し、トナーを用紙に定
着させる部分であり、トナー収容部材に近接して配置さ
れていて、高温である。
【0016】トナー収容部材1の近傍には、人体検知セ
ンサ3、サーミスタ30が配置されている。なお、図5
において、符号4は廃トナーボトル、符号5は給紙トレ
イをそれぞれ示す。
【0017】図1はトナー収容部材及びその周辺構成の
断面図、図2はトナー収容部材及びその周辺構成の外観
斜視図をそれぞれ示す。これら図において、トナー収容
部材1は、リング状のギヤ12内側に装着され、かつ、
軸部1aを本体7に軸支されており、本体に対して着脱
自在である。また、ギヤ12への装着部と反対側の部分
は、ローラ6により回転自在に支持されている。
【0018】ギヤ12は駆動部材としてのギヤ11の大
径部と噛み合っており、さらに、該ギヤ11の小径部は
モータ10の軸部に設けられたウオーム軸と噛み合わさ
れている。
【0019】トナー収容部材1の一端側端面部にはトナ
ー排出口としての開口1bが形成されており、この開口
1bの外側下方には、トナー補給口シャッタ機構13を
介して、トナー供給部9に連通している。
【0020】トナー供給部9は、パドル11が設けられ
た第1室14と、トナー補給ローラ16が設けられた第
2室17からなり、これら第1室14と第2室17とは
トナーセンサ8が設けられた部分にて連通している。
【0021】第1室14への入口部には、図3に拡大し
て示すようなシャッタ18及びシャッタ駆動手段として
のモータ19及びウオーム歯車機構20が設けられてい
る。
【0022】シャッタ18の一部には開口18aが形成
されていて、この開口18aの回転位置に応じ、トナー
を第1室へ落下させる場合と、トナーの落下を阻止する
場合とが使い分けられるようになっている。
【0023】2.本発明に係る装置の動作の説明 現像時には、図示しない本体からの制御信号により、第
2室17のトナー補給ローラ17に駆動力がかかり、ト
ナー補給ローラ16と穴付き板ばね15により一定量の
トナーが現像器の中に供給される。
【0024】この時、トナー供給部9のトナー送り板2
1も同時に回転してトナー収容部材1側からトナー補給
ローラ16側へトナーを移送させ、トナー補給ローラ1
6上へトナーを載せる。
【0025】この一連の動作の際、トナーセンサ8によ
り、その位置のトナーの有無を検出して、無しの信号を
検出すると、本体制御部からトナーカートリッジ支持部
のモータ10に駆動信号が伝達され、更に、ギヤ12を
介してトナー収容部材1が回転する。
【0026】トナーが送り出され、トナーセンサ8がト
ナー有りを検出すると、モータ10は停止して、トナー
収容部材1の回転は停止する。
【0027】上記動作は画像形成プロセスでの動作であ
り、次に待機時の動作を説明する。待機時に、人体検知
センサ3で本体前の人の有無を判断し、人がいない場合
は、ある一定間隔をおいて、トナー収容部材1を正逆転
させて該収容部材内のトナーを揺動させる。
【0028】つまり、図4(a)に示すように正転時に
おいてはトナー排出口側に向けてトナーは移送され、図
4(b)に示すように逆転時においてはトナー排出口と
は逆の側に向けてトナーは移送される。
【0029】(1).請求項1に対応する例 モータ10として正逆転可能なものを用い、トナー収容
部材1内においてトナーを図4(a)、(b)に示す向
きに交互に揺動させれば、画像形成装置内での温度上昇
によりトナー収容部材1内での温度が上昇してもトナー
の固着を回避することができる。
【0030】(2).請求項2に対応する例 更に、トナー収容部材1の近傍に定着部2等の熱源があ
る場合でも、トナー収容部材を停止状態から半回転させ
ることにより、当該トナー収容部材1内におけるトナー
の状態が変化するので、熱源からの輻射熱を受ける部分
を変わることになり、トナーの固着を回避することがで
きる。
【0031】(3).請求項3に対応する例 コピー動作時以外の、所謂待機時に、シャッタ18によ
り排出口を閉じ、この閉じた状態のもとで、トナー収容
部材1を回転させれば、トナーの揺動撹拌行うことがで
きるし、又、適時にシャッタを開くように制御すれば、
トナーを必要に応じてのみ、供給することができる。
【0032】(4).請求項4に対応する例 トナー供給不要時には、シャッタを閉じたままトナー収
容部材1を回転することができるため、トナー収容部材
1の温度が上昇してもトナーを撹拌し、トナー固着を防
止することができる。
【0033】(5).請求項5に対応する例 タイマを設け、画像形成動作停止時から計数を開始し、
ある一定時間毎にトナー収容部材1を上記(2)、
(4)の駆動をするようにすれば、連続回転する場合に
比べ、装置の耐久性を増すことができる。
【0034】(6).請求項6に対応する例 本例では、図5に示した人体検知センサ3を用い、この
人体検知センサ3により、オペレータが画像形成装置の
近傍にいないときのみ、上記(2)、(4)の動作を行
う。
【0035】本例によれば、オペレータが機械の近くに
いる場合には、トナー収容部材の回転動作が行われない
のであるから、オペレータの耳にモータの動作音が入ら
ないので、オペレータに対する騒音の負担が軽減され
る。
【0036】(7).請求項7に対向する例 本例は、サーミスタ30(図5参照)による検知温度に
応じてトナー収容部1を駆動するようにしている。本例
では、必要最小限の高温時のみ、上記(2)、(4)の
動作を行う。このように制御することにより、省エネル
ギーを図ることができる。
【0037】(8).請求項8に対応する例 本例では、トナー収容部材1を初期位置とは異なる位置
にて停止させる。このように、回転後、回転前とは異な
る位置で停止することにより、例えば、トナー収容部近
傍に定着装置等の熱源があって、輻射熱を受けた場合で
も、トナー収容部材のうち、特に温度が上昇した部分を
別の方向に持っていき、冷却することができる。
【0038】3.動作手順の説明 前記の動作は、図6に示すフローチャートにより行うこ
とができる。図6において、画像形成可能な状態になる
とプリントキーが緑に点灯しステップS1)、ステップ
S2に進む。
【0039】ステップS2で人体検知センサ3が人体を
検知していなければ、次のステップS3に進む。ステッ
プS3では、サーミスタ30の設定温度がトナー固着を
生ずる所定の温度以上なら、次のステップS4に進む。
【0040】ステップS4では、動作の開始タイミング
を規定するタイマTが設定される。ステップS5でタイ
マT=0になると、ステップS6に進み、シャッタ13
の閉じ動作が行われる。次いで、ステップS7にて、ト
ナー収容部材1(トナーボトル)がt秒間ずつ正、逆転
される(ステップS7、S8)。この正逆転が終了する
と、ステップS9に進み、シャッタ13が開く。
【0041】以上の手順を経ることにより、トナー収容
部材内でのトナーの固着を回避することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、トナーの固着を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトナー供給装置の要部断面図であ
る。
【図2】本発明に係るトナー供給装置の要部斜視図であ
る。
【図3】本発明に係るシャッタの斜視図である。
【図4】トナー収容部材の回転に応じての、トナーの移
送方向の変化を説明した図である。
【図5】本発明が適用される画像形成装置の概略平面図
である。
【図6】本発明の動作手順の一例を説明したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 トナー収容部材 10 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状体の内側に螺旋条を有し、回転に応じ
    て他端側の排出口からトナーを送り出すようにしている
    トナー収容部材と、このトナー収容部材を回転させる被
    駆動部材と、この被駆動部材を回転させるモータと、を
    有するトナー供給装置において、 前記モータとして正転、逆転可能なものを用い、非現像
    時に、前記トナー収容部材を正転、逆転させて前記トナ
    ー収容部内にてトナーを揺動させることを特徴とするト
    ナー保持方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、トナー収容部材の回転
    は、逆半回転と、正半回転の動作を間欠的に行うことを
    特徴とするトナー保持方法。
  3. 【請求項3】筒状体の内側に螺旋条を有し、回転に応じ
    て他端側の排出口からトナーを送り出すようにしている
    トナー収容部材と、この筒状体を回転させる被駆動部材
    と、この被駆動部材を回転させるモータと、を有するト
    ナー供給装置において、前記排出口を開閉するシャッタ
    と、このシャッタを駆動するシャッタ駆動手段を設け、
    トナー供給不要時に前記排出口を閉じた状態で、前記ト
    ナー収容部材を回転させることを特徴とするトナー保持
    方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、トナー供給不要時に、
    シャッタを閉じたまま、トナー収容部材を回転させるこ
    とを特徴とするトナー保持方法。
  5. 【請求項5】請求項2又は請求項4において、画像形成
    動作停止時から計数を開始するタイマを設け、ある一定
    時間毎にトナー収容部材を駆動することを特徴とするト
    ナー保持方法。
  6. 【請求項6】請求項2又は請求項4において、画像形成
    装置本体に人体検知センサを設け、このセンサの検知の
    有無によりトナー収容部材を駆動することを特徴とする
    トナー保持方法。
  7. 【請求項7】請求項2において、トナー収容部材近傍に
    サーミスタを設け、このサーミスタによる検知温度に応
    じてトナー収容部材を駆動することを特徴とするトナー
    保持方法。
  8. 【請求項8】請求項5又は請求項6又は請求項7におい
    て、トナー収容部材は、回転前の初期位置とは異なる位
    置に停止させることを特徴とするトナー保持方法。
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