JP3210743B2 - 板材懸垂挟持具及び板材の搬送方法 - Google Patents
板材懸垂挟持具及び板材の搬送方法Info
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G49/00—Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
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- B65G49/061—Lifting, gripping, or carrying means, for one or more sheets forming independent means of transport, e.g. suction cups, transport frames
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
Description
板材を保管場所の立掛け置台に搬入したり、他の場所の
立掛け置台に受け渡す板材懸垂挟持具及び板材の搬送方
法、特に移載能率の向上に関するものである。
ば板ガラスを保管するときには、同一寸法の複数枚の板
ガラスを1ユニットとし、1ユニットずつパッキンを挾
んで保管場所の立掛け置台に立て掛けて保管している。
この保管している板ガラスを他の場所に搬送する場合
は、必要な寸法の板ガラスを保管場所の立掛け置台から
搬送用の立掛け置台に順次移載している。
合は、例えば特開昭50−49314号公報や特開昭52−14596
0号,実開平1−111681号公報に開示されているよう
に、懸垂挾持具等を使用して板ガラスを1ユニットずつ
挾持して吊り上げ、所定の位置に移動したり、例えば特
開平1−162649号に開示されているように垂直に吊り下
げたフレ-ムに取り付けた吸着装置で板ガラスを1枚ず
つ吸着して所定の位置に移動している。
具を使用する場合は、立て掛けられている板ガラスを2
人の作業者で手動のハンドリングにより懸垂挾持具で挾
持させる必要がある。しかしながら、ガラスユニット間
の間隔が狭くかつガラスの表面が滑らかである等の理由
で短時間に確実かつ安全にハンドリングするためには、
作業者にかなりの熟練を要していた。特に異なるサイズ
が混在して立て掛けられている場合にはハンドリングが
容易でなく、多くの時間がかかった。
は、1枚ずつしか移載できないため、移載に多くの時間
がかかり、多くの板ガラスを移載するときの作業能率が
非常に悪かった。
されたものであり、立て掛けられている板ガラス等の板
材を安全,確実に移載するとともに短時間で移載するこ
とができる板材懸垂挟持具及び板材の搬送方法を得るこ
とを目的とするものである。
挟持具は、固定フレ−ムと傾動フレ−ムと下部ア−ムと
上部ア−ムとを有し、固定フレ−ムは板材を搬送するも
のであり、横行トロリの旋回軸に昇降自在に取り付けら
れ、傾動フレ−ムは板材を立掛け置台に所定角度で立て
掛け、立て掛けてある板材を起すものであり、下端部は
固定フレ−ムの両端下部に回転自在に支持され、上端部
は固定フレ−ムに傾動機構を介して連結され、下部ア−
ムは複数の板材の下端部を保持するものであり、先端部
に上向きの突出部を有し、固定フレ−ムの両端下端部に
取付けられ、上部ア−ムは複数の板材の上端部を保持す
るものであり、先端部に下向きの突出部を有し、傾動フ
レ−ムの両端部に昇降自在に取付られたことを特徴とす
る。
に連結する傾動機構を固定フレ−ムに対して旋回自在に
取り付けると良い
前後動自在に取り付け、上部ア−ムを傾動フレ−ムに対
して前後動自在に取り付けることが好ましい。
する板材のユニットの下端部と上端部にある間隙の位置
を検出する間隙検出手段を有することが望ましい。
ムの前進方向に対して垂直な面内で回動するとともに下
部ア−ムと上部ア−ムの前後方向に対して回動する回転
ア−ムと、回転ア−ムの回転位置を検出する回転位置検
出センサと、回転ア−ムの前後方向の傾動位置を検出す
る位置検出センサとを有することが好ましい。
材懸垂挟持具を使用し、側壁に板材を所定角度で立掛け
る立掛け面を有し、底面の置き台に板材懸垂挟持具の下
部ア−ムの先端部に上向きに突出した支持部を挿入する
溝を有する立掛け置台に、1ユニット毎に傾斜して立て
掛けられた板材を搬送する板材の搬送方法であって、立
掛け置台の底面の置き台に設けた溝に板材懸垂挟持具の
下部アームの先端支持部を挿入して、立て掛けられた板
材の下端部に位置決めし、立て掛けられた板材の表面傾
斜面を板材懸垂挟持具の傾動フレ−ムで抑えながら板材
の1ユニットの上端部を板材懸垂挟持具の上部ア−ムの
保持部で挾み込んで保持し、傾動フレ−ムを移動して上
端部を保持した板材の1ユニットを垂直に引き起こし、
引き起こした板材の1ユニットの下端部を板材懸垂挟持
具の下部アームの支持部で挾み込んで支持して搬送する
ことを特徴とする。
下部ア−ムの先端支持部を立掛け置台に立て掛けられた
隣接する板材のユニットの下端部にある間隙の位置に移
動する。この状態で傾動機構により傾動フレ−ムを所定
角度傾け、傾動フレ−ムを立て掛けた板材の傾斜に合わ
せる。上部ア−ムを下降させて、上部ア−ムの先端保持
部と傾動フレ−ムとの間に板材の1ユニットの上端部を
挾み込む。傾動フレ−ムを垂直に戻し、板材の1ユニッ
トを傾動フレ−ムに沿わせた状態で保持する。傾動フレ
−ムと上部ア−ム間で板材の1ユニットの上部を保持し
た状態で固定フレ−ムを横行トロリで上昇させ、下部ア
−ムの支持部で板材の1ユニットの下部を支持する。そ
の後、固定フレ−ムを移動して板材の1ユニットを所定
の位置に搬送する。所定の位置に搬送したら固定フレ−
ムを下降して板材の1ユニットの下部を移載位置の立掛
け置台にあずける。その後、傾動フレ−ムを所定角度傾
けて板材の1ユニットを傾けてから上部ア−ムを上昇さ
せ、傾動フレ−ムを垂直に戻し、下部ア−ムを板材の下
部から引出して板材の1ユニットを所定位置に移載する
動作を完了する。
定フレ−ムに対して旋回自在にすることにより、板材が
左右に傾いて立て掛けてあった場合でも、傾動フレ−ム
を板材に完全に沿わせることができる。
後動自在に取り付け、上部ア−ムを傾動フレ−ムに対し
て前後動自在に取り付けることにより、板材の1ユニッ
トの厚さが異なることに対処するとともに、傾動フレ−
ムとの間に確実に板材を挾み込む。
間隙検出手段で隣接する板材のユニットの下端部と上端
部にある間隙の位置を検出し、下部ア−ムの支持部と上
部ア−ムの保持部を正確に隣接する板材のユニットの間
に挿入する。
端部にある間隙の位置を検出するときに、回転ア−ムが
所定の位置まで回転することを回転位置検出センサで確
認した後、下部ア−ム,上部ア−ムを後退させて回転ア
−ムが立て掛けられている板材の1ユニットに当たった
ことを位置検出センサで検出して板材の1ユニットの後
面位置を検出することにより、磁気センサ等各種センサ
が使用できないガラスや木材等の板材の隣接する板材の
下端部と上端部の間隙の位置も検出できる。
1は正面図、図2は側面図である。図に示すように、板
材懸垂挟持具1は固定フレ−ム2と傾動フレ−ム3と下
部ア−ム4と上部ア−ム5とを有する。
字形の枠体からなり、横行トロリ(不図示)の旋回軸に
ガイド6と伸縮継手7を介して取り付けられ、横行トロ
リに取り付けられたクレ−ンにワイヤ8で連結されてい
る。傾動フレ−ム3も下部が開口したほぼ逆U字形の枠
体からなり、左右両端の下端部が固定フレ−ム2の両端
下部に軸受9を介して支持され、上端部は固定フレ−ム
2に取り付けた傾動機構10に連結されている。
の背面断面図に示すように、固定フレ−ム2の上部に鉛
直軸11で水平方向に回動自在に取り付けられた支持枠
12と、支持枠12に水平軸13で垂直方向に回動自在
に取り付けられたホルダ14と、ホルダ14に取り付け
られたサ−ボモ−タ15と、サ−ボモ−タ15にギヤ群
とナットを介して連結された駆動ねじ16とを有する。
この駆動ねじ16の先端部と傾動フレ−ム3の上端中央
部に回動自在に取り付けられた係止部17が軸18で連
結している。
に、スライドベ−ス21の先端部に上向きに突出した支
持部22と、スライドベ−ス21を滑動させる案内部2
3と、スライドベ−ス21に取り付けられたガイドナッ
ト24に連結された送りねじ25と、送りねじ25を回
転するサ−ボモ−タ26と、送りねじ25に駆動を伝達
する駆動伝達部27とを有し、固定フレ−ム2の両端下
端部に取付けられている。
断面図と図7のA矢視図に示すように間隙検出手段28
が設けられている。間隙検出手段28は例えばエア−モ
−タ等からなる駆動モ−タ29と、駆動モ−タ29に軸
継手30を介して連結された回転軸31と、回転軸31
に軸32を介してスライドベ−ス21のスライド方向の
前方に回動自在に取り付けられ、かつ水平方向から鉛直
方向の上部に回動する回転ア−ム33と、回転ア−ム3
3を回転軸31の方向に対して付勢するスプリング34
と、回転ア−ム33が図5に示すように垂直方向に回動
したときの位置を検出する回転位置検出センサ35と、
垂直方向に回動した状態の回転ア−ム33が立て掛けら
れている板材の1ユニットの後面に当たり傾いたことを
検出して、板材の1ユニットの後面位置を検知する後面
位置検出センサ36とを有する。
保持部37を有し、保持部37は下部ア−ム4の支持部
22と同様にサ−ボモ−タ38により前後動するスライ
ドベ−スに取り付けられている。上部ア−ム5のスライ
ドベ−ス内には下部ア−ム4のスライドベ−ス21内に
設けたと同じ間隙検出手段28が設けられている。但
し、上部ア−ム5の間隙検出手段28には水平方向から
鉛直方向の下部に回動する回転ア−ム39を有する。
フレ−ムに昇降自在に取付られ、昇降用のサ−ボモ−タ
40に連結された送りねじ41の回転により上昇,下降
できるようになっている。
により、例えば図8に示すように、側壁には板材を所定
角度で立掛ける立掛け面を有し、底面の置き台には板材
懸垂挟持具1の下部ア−ム4の先端部に上向きに突出し
た支持部22を挿入する溝45を有する保管場所の立掛
け置台42に、同一寸法の複数枚の板ガラスを1ユニッ
トずつパッキンを挾んで所定間隔をおいて複数ユニット
保管している板ガラスを1ユニット43毎に搬送用の立
掛け置台44に移載するときの動作を説明する。
ロリにより板材懸垂挟持具1を移動する。次ぎに傾動フ
レ−ム3側を搬送する板ガラスの前面にした状態で固定
フレ−ム2を横行トロリに設けられたクレ−ンで立掛け
置台42の位置を検出するまで下降させる。その後、立
掛け置台42の溝45の位置を検出しながら固定フレ−
ム2を前進させ、搬送する板ガラスの前面の所定の位置
に配置する。
回転ア−ム33を水平にした状態で前後動用のサ−ボモ
−タ26を駆動して先端支持部22を前進させ、立掛け
置台42の溝45に所定距離挿入して固定フレ−ム2を
位置決めする。
5を駆動して駆動ねじ16を前進させて、傾動フレ−ム
3を立掛け置台42に立て掛けられたガラスユニット4
3の傾斜に合わせて傾ける。この傾動フレ−ム3をガラ
スユニット43の傾斜に合わせて傾けるときに、傾動機
構10が固定フレ−ム2に対して軸11で旋回自在に取
り付けられているから、ガラスユニット43が左右に傾
いて立て掛けてあっても、傾動フレ−ム3をガラスユニ
ット43に完全に沿わせることができる。このように傾
動フレ−ム3を傾けるとき、下部ア−ム4は、傾動フレ
−ム3には取り付けず固定フレ−ム2に取り付けてある
から、傾動フレ−ム3を傾けても下部ア−ム4は回動せ
ず、隣接するガラスユニット43の下端部の間隙を下部
ア−ム4を挿入するだけに必要な狭い間隔にすることが
できる。したがって立掛け置台42に多くのガラスユニ
ット43を立て掛けて保管することができる。
部ア−ム5の間隙検出手段28の回転ア−ム39を水平
方向にした状態で、上部ア−ム5の昇降用のサ−ボモ−
タ40を駆動して、上部ア−ム5の保持部37がガラス
ユニット43の上端部に接近する所定の位置まで下降さ
せる。上部ア−ム5が所定の位置まで下降したら、前後
動用のサ−ボモ−タ38を駆動して上部ア−ム5を前進
させる。そして回転ア−ム39を鉛直方向の下方向に回
動させる。回転ア−ム39を回動したときに、保持部3
7が隣接するガラスユニット43の上端部の間隙の位置
にないときは、回転ア−ム39がガラスユニット43の
上部に当る。このときは回転位置検出センサ35で回転
ア−ム39が所定角度回動したことを検出しないから、
保持部37が隣接するガラスユニット43の上端部の間
隙の位置にないことを検知することができる。
に戻し、サ−ボモ−タ38を駆動して上部ア−ム5を一
定量前進させた後、再び回転ア−ム39を回動する。そ
して回転ア−ム39がガラスユニット43の上部に当ら
ずにほぼ鉛直方向まで回動したことを回転位置検出セン
サ35で検出するまで繰返して上部ア−ム5を前進させ
る。回転位置検出センサ35で回転ア−ム39が隣接す
るガラスユニット43の上端部の間隙に入り込み完全に
下向きになったことを検出したら、その状態で前後動用
のサ−ボモ−タ38を逆転して上部ア−ム5を後退させ
る。上部ア−ム5の後退により回転ア−ム39がガラス
ユニット43の後面にぶつかり前方に傾き、後面検出セ
ンサ36で一定量傾いたことを検出し、ガラスユニット
43の後面位置を検知したら上部ア−ム5の後退を停止
し、回転ア−ム39を水平状態に戻す。そして保持部3
7でガラスユニット43の上端部を挾み込むまで上部ア
−ム5を下降させ、図9の側面図に示すように、傾動フ
レ−ム3と保持部37の間でガラスユニット43の上端
部を保持する。
を駆動して駆動ねじ16を後退させ、傾動フレ−ム3を
垂直に戻して、立て掛けてあるガラスユニット43を引
き起こす。このガラスユニット43を引き起こすとき
に、ガラスユニット43の下端部を立掛け置台42にあ
ずけた状態で上端部を傾動フレ−ム3と上部ア−ム5で
挾み込んで引き起こすから、安定してガラスユニット4
3を引き起こすことができる。
−ム4の間隙検出手段28の回転ア−ム33を鉛直方向
の上方向に回動させ、回転ア−ム33が鉛直方向の上方
向に回動するまでサ−ボモ−タ26を駆動して下部ア−
ム4を前進させる。そして回転位置検出センサ35で回
転ア−ム33が隣接するガラスユニット43の下端部の
間隙に入り込み完全に上向きになったことを検出した
ら、その状態でサ−ボモ−タ26を逆転して下部ア−ム
4を後退させる。この下部ア−ム4の後退により回転ア
−ム33がガラスユニット43の後面にぶつかり、後面
検出センサ36で下部ア−ム4が一定量傾いたことを検
出してガラスユニット43の後面位置を検知し、下部ア
−ム4の支持部22を隣接するガラスユニット43の下
端部の間隙の位置に位置決めしたら下部ア−ム4の後退
を停止し、回転ア−ム33を水平状態に戻す。
スユニット43の下端部の間隙の位置に位置決めした
後、固定フレ−ム2を上昇させ、両端の支持部22でガ
ラスユニット43の下部を支持する。
フレ−ム3と上部ア−ム5の保持部37と下部ア−ム4
の支持部22との間に挾み込んで支持するときに、回転
ア−ム33,39を有する間隙検出手段28で隣接する
ガラスユニット43の下端部と上端部の間隙を検出する
から、下部ア−ム4の支持部22と上部ア−ム5の保持
部37を隣接するガラスユニット43の下端部と上端部
の間隙に正確に位置決めすることができる。また、回転
ア−ム33,39を有する間隙検出手段28で隣接する
ガラスユニット43の下端部と上端部の間隙の位置を検
出するから、磁気センサ等が使用できない板ガラスのす
きまの位置も精度良く検出することができる。
部ア−ム5の保持部37,下部ア−ム4の支持部22と
の間に挾み込んで支持した後、固定フレ−ム2をクレ−
ンで引上げながら、横行トロリで搬送用の立掛け置台4
4の位置まで搬送する。
の位置まで搬送したのち下降させ、ガラスユニット43
の下端部を立掛け置台44にあずける。そして下部フレ
−ム4がガラスユニット43の下端部から離れた状態で
傾動フレ−ム3を所定角度傾けてガラスユニット43の
後面をスペ−サにあずけてから、上部ア−ム5を上昇さ
せガラスユニット43の上端部から離し、上部ア−ム5
と下部ア−ム4を後退させ、ガラスユニット43の移載
を完了する。このようにして複数枚の板ガラスからなる
ガラスユニット43を1回で搬送するから、板ガラスを
効率良く搬送用の立掛け置台44に移載できる。
のために板材懸垂挟持具1を移動し上記動作を繰り返
す。
じ等で下部ア−ム4や上部ア−ム5,傾動機構10の前
後動等を行なう場合について説明したが、エアシリンダ
やチェン駆動機構により下部ア−ム4等の前後動等を行
なうようにしても良い。
ット43を移載する場合について説明したが、立て掛け
た木材等他の板材も同様にして移載することができる。
た板材の1ユニットを傾動フレ−ムに沿わせた状態で上
部ア−ムの保持部で挾み込むようにしたから、板材を簡
単に引き起こすことができる。
と、下部ア−ムの支持部,上部ア−ムの保持部で挾み込
で固定して搬送するから、安全,確実に板材の1ユニッ
トを搬送することができる。
搬送することができるから、板材の移載時間を大幅に短
縮することができる。
傾動フレ−ムの上端部を固定フレ−ムに連結する傾動機
構を固定フレ−ムに対して旋回自在にすることにより、
板材が左右に傾いて立て掛けてあった場合でも、傾動フ
レ−ムを板材に完全に沿わせることができ、安定して板
材を保持することができる。
在にすることにより、厚さが異なる板材のユニットを傾
動フレ−ムとの間に確実に挾み込むことができる。
間隙検出手段で隣接する板材の下端部と上端部の間隙の
位置を検出することにより、下部ア−ムの支持部と上部
ア−ムの保持部を正確に隣接する板材の下端部と上端部
の間隙に挿入することができ、確実に板材を保持するこ
とができる。
の位置を検出するときに、回転ア−ムが所定の位置まで
回転することを確認した後、下部ア−ムと上部ア−ムを
後退させて回転ア−ムが立て掛けられている板材の1ユ
ニットに当たったことを検出して板材の1ユニットの後
面位置を検出することにより、磁気センサ等が使用でき
ないガラスや木材等の隣接する板材の下端部と上端部の
間隙の位置も正確に検知することができる。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 固定フレ−ムと傾動フレ−ムと下部ア−
ムと上部ア−ムとを有し、固定フレ−ムは板材を搬送す
るものであり、横行トロリの旋回軸に昇降自在に取り付
けられ、傾動フレ−ムは板材を立掛け置台に所定角度で
立て掛け、立て掛けてある板材を起すものであり、下端
部は固定フレ−ムの両端下部に回転自在に支持され、上
端部は固定フレ−ムに傾動機構を介して連結され、下部
ア−ムは複数の板材の下端部を保持するものであり、先
端部に上向きに突出した支持部を有し、固定フレ−ムの
両端下端部に取付けられ、上部ア−ムは複数の板材の上
端部を保持するものであり、先端部に下向きに突出した
保持部を有し、傾動フレ−ムの両端部に昇降自在に取付
られたことを特徴とする板材懸垂挟持具。 - 【請求項2】 傾動フレ−ムの上端部を固定フレ−ムに
連結する傾動機構が固定フレ−ムに旋回自在に取り付け
られた請求項1記載の板材懸垂挟持具。 - 【請求項3】 下部ア−ムが固定フレ−ムに対して前後
動自在に取り付けられた請求項1又は2記載の板材懸垂
挟持具。 - 【請求項4】上部ア−ムが傾動フレ−ムに対して前後動
自在に取り付けられた請求項1,2又は3記載の板材懸
垂挟持具。 - 【請求項5】 下部ア−ムと上部ア−ムに、隣接する板
材のユニットの下端部と上端部にある間隙の位置を検出
する間隙検出手段を有する請求項3又は4記載の板材懸
垂挟持具。 - 【請求項6】 間隙検出手段が下部ア−ムと上部ア−ム
の前進方向に対して垂直な面内で回動するとともに下部
ア−ムと上部ア−ムの前後方向に対して回動する回転ア
−ムと、回転ア−ムの回転位置を検出する回転位置検出
センサと、回転ア−ムの前後方向の傾動位置を検出する
位置検出センサとを有する請求項5記載の板材懸垂挟持
具。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の板材
懸垂挟持具を使用し、側壁に板材を所定角度で立掛ける
立掛け面を有し、底面の置き台に板材懸垂挟持具の下部
ア−ムの先端部に上向きに突出した支持部を挿入する溝
を有する立掛 け置台に、1ユニット毎に傾斜して立て掛
けられた板材を搬送する板材の搬送方法であって、 立掛け置台の底面の置き台に設けた溝に板材懸垂挟持具
の下部アームの先端支持部を挿入して、立て掛けられた
板材の下端部に位置決めし、立て掛けられた板材の表面
傾斜面を板材懸垂挟持具の傾動フレ−ムで抑えながら板
材の1ユニットの上端部を板材懸垂挟持具の上部ア−ム
の保持部で挾み込んで保持し、傾動フレ−ムを移動して
上端部を保持した板材の1ユニットを垂直に引き起こ
し、引き起こした板材の1ユニットの下端部を板材懸垂
挟持具の下部アームの支持部で挾み込んで支持して搬送
する ことを特徴とする板材の搬送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26684592A JP3210743B2 (ja) | 1992-09-10 | 1992-09-10 | 板材懸垂挟持具及び板材の搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0692451A JPH0692451A (ja) | 1994-04-05 |
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Family Applications (1)
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