JP3210698U - 自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置 - Google Patents

自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く踏み込んだときに、異常を検知してアクセルペダルの踏み込みを停止して事故を未然に防止することができる自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置を提供する。【解決手段】足で踏み込んで操作するアクセルペダル12の踏み込み方向への移動と連動して引き出される安全ベルト17を有するベルトリトラクタ14を有し、ベルトリトラクタ14には、アクセルペダル12が強く瞬時に踏み込まれて、このアクセルペダル12の踏み込み操作に連動して安全ベルト17がリール22から瞬時に引き出されようとしたとき、アクセルペダル12の踏み込み操作の異常、つまり誤操作と感知して、リール22の安全ベルト17の引き出し方向への回転を機械的に停止するとともに、アクセルペダル12の踏み込み方向への移動を停止する緊急停止機構が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置に関するものである。
一般に、自動車のアクセルペダルとブレーキペダルは左右に並んで運転席の足下に設置されているが、その踏み間違いによる事故が絶えない。本来ブレーキペダルを踏むべき状況において、アクセルペダルを踏んでしまうと、運転者の意志とは反対に車が動いてしまい、それに動揺した運転者があわてて更にペダルを踏み込んでしまうことがある。その結果、車は暴走し、周りの建物、ガードレール、他の自動車、歩行者等に突っ込んでしまい、大きな事故につながることも少なくない。
このようなペダルの踏み間違い、つまり誤操作の事故は、運転に慣れていない初心者や高齢者、突発的なことに対して慌てやすい人等に起こりやすいが、運転に慣れている人でも事故を起こすことがある。
そこで、アクセルペダルの踏み間違いを無くす手段として、従来から色々な方法が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1には、アクセルペダルとブレーキペダルに足底が接触していることを検知する接触センサーを設け、その検出結果を目視可能な表示装置に表示するとともに、電子音を発生させ、更にアクセルペダルを振動させる技術が開示されている。
特許文献1に記載の技術によれば、アクセルペダル又はブレーキペダルのいずれに足を置いているかを表示装置に表示できるので、運転者は目視確認できると共に、電子音やアクセルペダルの振動によりアクセルペダルを踏んでいることを聴覚、触覚で確認することができる。
しかしながら、実際の運転ではアクセルペダルとブレーキペダルを頻繁に踏み換えて操作する。したがって、そのたびに電子音や振動により注意を促されるのは精神的に疲労する。また、運転中、常にこのような表示、電子音、振動等にさらされ続けると、やがて慣れて感覚が麻痺し、表示も電子音も振動も意識しにくくなる。それにより、本来の踏み間違いを防止するという効果が薄れてしまい、やがて単に煩わしいだけの装置となりかねないという問題があった。
特許文献2には、アクセルペダルの操作を青色のアクセルペダルランプ、ブレーキペダルの操作を赤色のブレーキペダルランプで表示できるようにし、それらのランプを対にして一体的に計器板に配置する技術が開示されている。これによれば、アクセルペダルとブレーキペダルの操作がランプの表示により明確になる。
しかしながら、運転中においてアクセルペダルもブレーキペダルも踏んでいないという状況はきわめて少ない。例えば、停車中にはクリープ現象や坂道で動いてしまわないように常にブレーキペダルを踏んでいる。また、走行中はほとんどの時間、アクセルペダルを適度に踏んでおり、減速の際にブレーキペダルに踏み換えることになる。よって、ランプの光り方に強弱をつけてはいるが、ほとんど機能しない仕組みとなっている。つまり、運転中はほとんどの時間はいずれかのランプが強く発光していることとなり、その強い光が運転者の目に入ることになる。そのため、頻繁に点滅する強い赤色と青色の光が運転者の目を疲れされるだけでなく、運転者の気分をイライラさせてしまい精神的にも疲れを招きやすくなるという問題点があった。
特開2007−112438号公報 特許第5062500号公報
上述したように、特許文献1及び特許文献2に記載されるような安全装置では、警告が目的で、ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏み込んでしまったときに、積極的にアクセルペダルの踏み込み操作を停止して、アクセルペダルの踏み間違えによる誤操作を防止するというものではなかった。
そこで、本考案は上記問題点に鑑みなされたものであり、ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く踏み込んだときに、異常を検知してアクセルペダルの踏み込みを停止して事故を未然に防止することができる自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置を提供することを目的としている。
(1)本考案は上記目的を達成するために提案されたものであり、足で踏み込んで操作する自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置であって、前記アクセルペダルの踏み込み方向への移動に連動して引き出される安全ベルトを有したベルトリトラクタと、前記アクセルペダルの踏み込み操作の異常を感知して前記安全ベルトの引き出し操作を停止するとともに、前記アクセルペダルの踏み込み方向への移動を停止する緊急停止機構と、を備えること特徴とする。
(2)(1)の構成において、前記ベルトリトラクタは、ケーシングを有し、前記ケーシングに前記安全ベルトを巻き取るリールと、前記リールをベルト巻取方向に付勢している戻しバネ手段と、前記緊急停止機構を一体的に設けている、ことを特徴とする。
(3)(1)又は(2)の構成において、前記緊急停止機構は、前記安全ベルトが前記ベルトリトラクタから引き出される速度から前記アクセルペダルの踏み込み操作の異常を感知する、ことを特徴とする。
(4)(1)から(3)までのいずれかの構成において、前記ベルトリトラクタは、前記ベルトリトラクタと前記アクセルペダルとの間に引き出された前記安全ベルトを、前記アクセルペダルを踏み込む足から離れる方向に誘引しているテンション部材を有する、ことを特徴とする。
本考案によれば、ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを強く瞬時に踏み込んだときに、アクセルペダルの踏み込み操作を緊急停止機構が異常操作(つまり、誤操作)と感知し、安全ベルトの引き出し操作を停止するとともに、アクセルペダルの踏み込み方向への移動を強制的に停止させることができる。したがって、このアクセルペダルの踏み込みを強制停止させることにより、アクセルペダルはそれ以上踏み込むことができないので、車の暴走を防いで事故を未然に防止でき、安全性の向上が期待できる。
本考案の一実施例に係る自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置の全体概略構成を示し、正面側から見た図である。 本考案の一実施例に係る自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置の全体概略構成を示し、側面側から見た図である。 本考案の一実施例に係る自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置における緊急停止機構の分解斜視図である。
以下、本考案を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明では、上下や左右等の方向を示す表現は、絶対的なものではなく、本考案の自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置の各部が描かれている姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。また、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1及び図2は本考案に係る自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置10の全体概略構成を示し、図1は正面側から見た図、図2は側面側から見た図である。
図1及び図2は、自動車における運転席側のダッシュボード下方の様子を表している。そして、自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置10は、ブレーキペダル11と左右に並んで設置されるアクセルペダル12と、アクセルペダル12の前方で車体13に取り付けられたベルトリトラクタ14等で構成されている。
アクセルペダル12は、図2に示すように一端側の基端部12aがブラケット15を介して車体13の床面に回動可能に取り付けられて、ブラケット15の枢軸15aを支点にして、踏み込み方向となる前後方向へ往復傾動可能に設けられている。また、アクセルペダル12の回動端部12bの下面には、図示しない自動車の加速装置に取り付けられているコントロールレバー16の一端が連結されている。さらに、アクセルペダル12は、コントロールレバー16による復帰付勢の力を受けて、回動端部12b側が最も車内側に突出した位置、すなわち初期位置に復帰付勢されている。
そして、アクセルペダル12は、運転者が足で、復帰付勢の力に抗してアクセルペダル12を踏み込むと、コントロールレバー16も一緒に踏み込まれて、加速装置を加速方向に操作し、踏み込みを解くとアクセルペダル12がコントロールレバー16とともに、コントロールレバー16の復帰付勢の力で初期位置側へ戻されて加速装置を減速方向に操作するようになっている。なお、本実施形態例で示すアクセルペダル12とコントロールレバー16とのリンク構造は、あくまでも一例であって、本考案はこの構造に限定されるものではない。
ベルトリトラクタ14は、そのベルトリトラクタ14の内部に、下方に向かって引き出し可能な安全ベルト17が設けられている。安全ベルト17の引き出し先端17aは、アクセルペダル12における回動端部12bの下面側に固定されている。また、アクセルペダル12まで引き出されている安全ベルト17の上には、テンション部材18が載置されている。
安全ベルト17は、初期状態ではベルトリトラクタ14内のリール22に巻き取られており、運転者が足でアクセルペダル12を復帰付勢の力に抗して踏み込むと、アクセルペダル12の踏み込み方向への移動に連動して、すなわちアクセルペダル12の踏み込み操作に連動して引き出される。反対に、踏み込み量を減らしてアクセルペダル12を初期位置側へ戻すと、安全ベルト17は戻し量に応じてベルトリトラクタ14内に巻き取られるようになっている。なお、安全ベルト17の巻き取りは、ベルトリトラクタ14の一側面に取り付けられている戻しバネ手段19の付勢の力で、自動的に巻き取られるようになっている。一方、安全ベルト17の引き出しは、戻しバネ手段19の付勢の力に抗してアクセルペダル12が踏み込み操作に連動して安全ベルト17を引くことにより、引き出すことができる。
テンション部材18は、金属材であり、図3に示すように概略コ字状に形成されている。そして、開口されている一対の一端部18aを、ベルトリトラクタ14の左右両側面に上下方向に往復回動可能に取り付け、閉じられている他端部18bを安全ベルト17上に当接させている。テンション部材18は、ベルトリトラクタ14からアクセルペダル12の回動端部12bまで引き出されている安全ベルト17を、アクセルペダル12を踏み込む足から離れる方向に誘引して、安全ベルト17の弛みを取り除き、安全ベルト17が運転者の足に絡みつくのを防止する機能を有する。
ところで、ベルトリトラクタ14には、アクセルペダル12が強く瞬時に踏み込まれて、このアクセルペダル12の踏み込み操作に連動して安全ベルト17がリール22から瞬時に引き出されようとしたとき(リール22が安全ベルト17の引き出し方向に急激に回転したとき)、アクセルペダル12の踏み込み操作の異常、つまり誤操作と感知して、リール22の安全ベルト17の引き出し方向への回転を機械的に停止するとともに、アクセルペダル12の踏み込み方向への移動を停止する緊急停止機構23が設けられている。
図3は、ベルトリトラクタ14と安全ベルト17の機能を説明するためのものであり、ベルトリトラクタ14に設けられた緊急停止機構23の詳細を示す図である。
ベルトリトラクタ14は、ケーシング20と、このケーシング20の外側を覆ってケーシング20に取り付けられるケーシングカバー21と、ケーシング20内に安全ベルト17を巻き取り収納しておくリール22を有し、テンション部材18の一端部18aはケーシングカバー21の左右両側壁21a,21bに取り付けられている。
ケーシング20には一対の側壁20a,20bが設けられ、一方の側壁20aには、前述した戻しバネ手段19が取り付けられ、他方の側壁20bには、後述する作動ドラム24を支持するリテーナ25が取り付けられている。また、両側の側壁20a,20bには、略円形の孔26が設けられ、他方の側壁20bの孔26の内周に、安全ベルト巻き取り方向に傾斜したロック溝27が形成されている。
リール22の他方の端部にはロッキングベース28が設けられており、そのロッキングベース28の外周縁部には、先端部にロック爪29aを有する揺動アーム29が揺動可能に取り付けられている。揺動アーム29は、先端側が径方向外側に回動して突出したときに、ロック爪29aがケーシング20側のロック溝27と噛合する。ロック爪29aは、安全ベルト巻取り方向に傾斜したロック溝27と噛合することによってリール22の引き出し方向の回転を停止するとともに、リール22の巻取り方向の回転を許容する。また、揺動アーム29の揺動中心から離間した位置には、ロッキングベース28の方向に突出するガイドピン30が設けられている。
ロッキングベース28の軸心位置にはリール軸22aが貫通して突出し、そのリール軸22aに作動ドラム24が嵌合されている。作動ドラム24は、リール軸22aに微小な摩擦抵抗を持って嵌合され、リール22の通常回転時にはリール22と一体に回転し、両者に相反方向の力が加わったとき等には、リール22に対して設定角度の範囲で相対回動する。
作動ドラム24の外周縁部には、ガイドピン30の先端部が挿入係合される長孔状のガイド孔31が形成されている。このガイド孔31は、リール22が作動ドラム24に対して安全ベルト引き出し方向に相対回動したときに、ガイドピン30を所定方向に案内し、それによって揺動アーム29の先端側(ロック爪29a)を径方向外側に変位させる。
また、作動ドラム24は、外周面に複数のクラッチ歯32が形成されるとともに、軸方向外側の端面にロックアーム33が揺動可能に取り付けられている。ロックアーム33は、遠心力の影響を受ける質量体から成り、作動ドラム24の回転中心から離間した位置に揺動可能に取り付けられている。そして、ロックアーム33は、アーム先端側にロック爪34が設けられており、作動ドラム24の回転に応じた遠心力を受け、ロック爪34側を径方向外側に振り出すようになっている。また、作動ドラム24とロックアーム33の間には、ロックアーム33のロック爪34側を常時作動ドラム24の径方向内側に付勢する付勢スプリング35が設けられている。
リテーナ25は、作動ドラム24とロックアーム33の前面側と周囲を覆った状態でケーシング20に固定される。リテーナ25には、リール22と作動ドラム24の軸部を回転自在に支持する図示しない軸受構造が設けられるとともに、ロックアーム33のロック爪34の外周側に臨むように内歯構造の図示しないクラッチ歯が設けられている。このリテーナ25のクラッチ歯は、ロックアーム33が遠心力を受けて径方向外側に揺動したときに、ロックアーム33のロック爪34が噛合する。作動ドラム24はこれによって回転が停止され、その結果、リール22との間に相対回動を生じ、前述のように揺動アーム29のロック爪29aが径方向外側に変位して、ケーシング20のロック溝27と噛合されることとなる。したがって、安全ベルト17が瞬時に引き出されようとした場合には、揺動アーム29のロック爪29aがケーシング20のロック溝27と噛合することにより、リール22の安全ベルト引き出し方向の回転が機械的に停止される。これにより、アクセルペダル12のそれ以上の踏み込みも停止される。
そして、緊急停止機構23は、アクセルペダル12の踏み込みが解かれて、アクセルペダル12が初期位置に復帰されるとともに、戻しバネ手段19によりリール22が戻し方向に回転されると停止状態が解除される。すなわち、作動ドラム24の回転が停止された状態で、リール22が安全ベルト巻取り方向に回転すると、リール22と作動ドラム24の相対位置関係が初期位置に戻される。また、ガイドピン30を通して揺動アーム29が径方向内側に回動し、ロック爪29aとロック溝27との噛合が解除される。
したがって、この考案による自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置10では、アクセルペダル12の踏み込み方向への移動と連動して引き出される安全ベルト17を有するベルトリトラクタ14と、アクセルペダル12の踏み込み操作の異常を誤操作として感知し、安全ベルト17の引き出し操作を停止するとともに、アクセルペダル12の踏み込み方向への移動を停止する緊急停止機構23と、を備えるので、ブレーキペダル11と間違えてアクセルペダル12を強く瞬時に踏み込んだときに、そのアクセルペダル12の操作を誤操作であると緊急停止機構23が感知し、安全ベルト17の引き出し操作を停止するとともに、アクセルペダル12の踏み込み方向への移動を強制的に停止させてアクセルペダル12をそれ以上踏み込むことができないようにロックするので、車の暴走を防いで事故を未然に防止でき、安全性の向上に寄与する。
また、ベルトリトラクタ14は、ケーシング20を有し、ケーシング20に安全ベルト17を巻き取るリール22と、リール22をベルト巻取方向に付勢している戻しバネ手段19と、緊急停止機構23を一体的に設けてユニット化しているので、取り扱いが容易で、このベルトリトラクタ14をオプション化して後から取り付けて使用することもできる。
また、緊急停止機構23は、安全ベルト17がベルトリトラクタ14から引き出される速度からアクセルペダル12の踏み込み操作の異常を感知する構造としているので、緊急停止機構23を簡単な構造で安価に製作することができる。
また、ベルトリトラクタ14に、ベルトリトラクタ14とアクセルペダル12との間に引き出された安全ベルト17を、アクセルペダル12を踏み込む足から離れる方向に誘引しているテンション部材18を設けているので、ベルトリトラクタ14からアクセルペダル12の回動端部12bまで引き出されている安全ベルト17を、アクセルペダル12を踏み込む足から離れる方向に誘引し、かつ、安全ベルト17の弛みを取り除くことができるので、安全ベルト17が運転者の足に絡みつくのを防止し、安全性の向上に寄与する。
なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。
10 自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置
11 ブレーキペダル
12 アクセルペダル
12a 基端部
12b 回動端部
13 車体
14 ベルトリトラクタ
15 ブラケット
15a 枢軸
16 コントロールレバー
17 安全ベルト
17a 引き出し先端
18 テンション部材
18a 一端部
18b 他端部
19 戻しバネ手段
20 ケーシング
20a,20b 側壁
21 ケーシングカバー
21a,21b 側壁
22 リール
22a リール軸
23 緊急停止機構
24 作動ドラム
25 リテーナ
26 孔
27 ロック溝
28 ロッキングベース
29 揺動アーム
29a ロック爪
30 ガイドピン
31 ガイド孔
32 クラッチ歯
33 ロックアーム
34 ロック爪
35 付勢スプリング

Claims (4)

  1. 足で踏み込んで操作する自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置であって、
    前記アクセルペダルの踏み込み方向への移動に連動して引き出される安全ベルトを有したベルトリトラクタと、
    前記アクセルペダルの踏み込み操作の異常を感知して前記安全ベルトの引き出し操作を停止するとともに、前記アクセルペダルの踏み込み方向への移動を停止する緊急停止機構と、
    を備える、ことを特徴とする自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置。
  2. 前記ベルトリトラクタは、ケーシングを有し、前記ケーシングに前記安全ベルトを巻き取るリールと、前記リールをベルト巻取方向に付勢している戻しバネ手段と、前記緊急停止機構と、を一体的に設けている、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置。
  3. 前記緊急停止機構は、前記安全ベルトが前記ベルトリトラクタから引き出される速度から前記アクセルペダルの踏み込み操作の異常を感知する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置。
  4. 前記ベルトリトラクタは、前記ベルトリトラクタと前記アクセルペダルとの間に引き出された前記安全ベルトを、前記アクセルペダルを踏み込む足から離れる方向に誘引しているテンション部材を有する、ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の自動車用アクセルペダルの誤操作防止装置。
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