JP2020200011A - 緊急停止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる事故の防止を図るために、従来のブレーキペダルとアクセルペダルの配置や、操作方法を変更する事なく、踏み間違いしても、操作の延長上で、車両を確実に停止出来る装置を提供する。【解決手段】アクセルペダル1とブレーキペダル15の間に、独立した連動部材12を設け、アクセルペダル1が通常の作動範囲では、お互いに干渉せず、アクセルペダル1が通常の作動範囲を超えた時に、アクセルペダル1の踏力を連動部材12を通じて、ブレーキペダル15に伝え、ブレーキペダル15の作動範囲の最後で連動部材12をロックして、ブレーキがかかった状態で、車両停止状態を保持する。【選択図】図1
Description
本発明は自動車のアクセルの構造とブレーキとの連動に関するものである。
従来、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる事故を防止する方法として、アクセペダルを中途から分離して、ブレーキペダルを直に押す方法や、レーダーやカメラで、前方の人や物体等、対象物を検知して警報やブレーキの補助をする方法が提案されている。
ブレーキとアクセルの踏み間違いによる暴走は、運転者がブレーキを踏んでいるとの思い込みによるものが大部分であり、その様な場合、冷静な判断で対応する事が出来ない。
現在、多くの車両に採用されている方法では、前方の人や物体等対象物を検知する方法で、検知出来ない場合は何も対応できず、また、対応速度設定も比較的低速であり、それ以上の高速走行では、事故発生を抑止することはできない。
特許文献1の提案では、障害物の検知にかかわらす、アクセルを踏み込み、限度位置を越えた時、アクセルペダルが分解して、スロットルを戻し、同時に、ブレーキペダルを押す構造であるが、アクセルペダルの分解構造部の部品の精度や、摩耗等により、長期間使用時には、アクセル操作感の変化も起こり、また、停止後にエンジンがかかったままであり、ブレーキを緩めると、再び動き出す恐れもある。
本発明は、上記の課題、「障害物がなければ対応できない」、「長期間使用時のアクセル操作感の変化」と「ブレーキ停止後の再作動」を防止するためになされたものである。
現在、多くの車両に採用されている方法では、前方の人や物体等対象物を検知する方法で、検知出来ない場合は何も対応できず、また、対応速度設定も比較的低速であり、それ以上の高速走行では、事故発生を抑止することはできない。
特許文献1の提案では、障害物の検知にかかわらす、アクセルを踏み込み、限度位置を越えた時、アクセルペダルが分解して、スロットルを戻し、同時に、ブレーキペダルを押す構造であるが、アクセルペダルの分解構造部の部品の精度や、摩耗等により、長期間使用時には、アクセル操作感の変化も起こり、また、停止後にエンジンがかかったままであり、ブレーキを緩めると、再び動き出す恐れもある。
本発明は、上記の課題、「障害物がなければ対応できない」、「長期間使用時のアクセル操作感の変化」と「ブレーキ停止後の再作動」を防止するためになされたものである。
上記の目的を達成するために、アクセルペダルとブレーキペダルの間に、連動部材を設け、アクセルペダルが通常の作動範囲を超えた時に、アクセルペダルの後端部で連動部材を押し、回転力をもってブレーキペダルを作動し始める構造とした。
上記アクセルペダルの回転軸と同軸でロックプレートとロック、さらにアクセルワイヤーを引くためのプレートを設け、アクセルペダルが通常の作動範囲では、上記部品がアクセルペダルと一体で作動するが、作動範囲を超えた時に解除ピンにより、ロックが外れ、アクセルワイヤーは戻り、エンジンはアイドリング状態に戻る。
連結部材のアクセル側プレート上端には、ロックツース噛合い部を設けブレーキペダル作動範囲の最後まで押された時に、ベースプレート側のロックツースと噛合い、ブレーキペダルをロックして、車両停止状態を保持する。
上記アクセルペダルの回転軸と同軸でロックプレートとロック、さらにアクセルワイヤーを引くためのプレートを設け、アクセルペダルが通常の作動範囲では、上記部品がアクセルペダルと一体で作動するが、作動範囲を超えた時に解除ピンにより、ロックが外れ、アクセルワイヤーは戻り、エンジンはアイドリング状態に戻る。
連結部材のアクセル側プレート上端には、ロックツース噛合い部を設けブレーキペダル作動範囲の最後まで押された時に、ベースプレート側のロックツースと噛合い、ブレーキペダルをロックして、車両停止状態を保持する。
ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いが発生してしまった時に、それを是正することはほとんど不可能であるが、そのままアクセルペダルを最後まで踏み込むことにより、ブレーキがかかり、停止出来、事故の発生を防止することが出来る、また、アイドリング状態で停止状態を維持することが出来るので、ハザードランプやライト等はきちんと点灯し、ブレーキアシストも作動するので、二次的な事故も防止できる、また、作動後に、手動により、各ロック部を解除でき、元の状態に復帰し、通常走行に戻ることも出来る。
本発明は、従来の対象物検知方式との組み合わせにより、より高度で、最終的な事故防止装置となる。
本発明は、従来の対象物検知方式との組み合わせにより、より高度で、最終的な事故防止装置となる。
本発明の実施の形態について、図面を元に説明する、
図1、図2、図3において
・アクセルペダル1とブレーキペダル15の間に、連動部材12を配置し、アクセルペダル1を通常の運転操作範囲を超えて更に踏みこんだ時に、アクセルペダル1の力をブレーキペダル15に伝える。
・アクセルペダル1は踏力を伝える部分とアクセルワイヤー16を引く部分に分割される。
アクセルワイヤー16を引く部分は、保持プレート2とそれに支持されるロックプレート3、アクセルワイヤー保護プレート5と押さえスプリング6で構成されている。
通常は、アクセルワイヤー保護プレート5を、押さえスプリング6のバネ力で押さえて、アクセルワイヤー16を曳いているが、アクセルワイヤー16に過度の張力が発生すると、アクセルワイヤー保護プレー5が回転して、破断を防止する。
・アクセルペダル1全体を保持するベースブラケット8には、解除ピン11があり、アクセルペダル1の戻り方向の規制と、アクセルペダル1を踏みこんで行った時に、ロックプレート3の先端部3bに当たり回転させる。
・アクセルペダル1とベースブラケット8の間に、警告スプリング17があり、アクセルワイヤー16を曳き切る前に、アクセルペダル1で押しこみ始め、急激に上昇するバネ力により、アクセルの作動限界を運転者に検知させる。
連動部材12のアクセルペダル側には、ロックツース13との噛合い部分12が形成され、ベースプレート8側のロックツース13と噛合うようになっている。
・アクセルペダルとブレーキペダルは必ずしも同軸である必要はない。
次に作動について説明する
図3、図4、図5、図6、図7を参照の事
・通常のアクセル操作時は、アクセルペダル1を踏みこんでいっても、警告バネにより、作動力が急上昇するので、アクセルの限界が分かる。
・通常の運転操作では、アクセルペダル1とブレーキペダル15は個別に操作出来、お互いの干渉は無い。
・アクセルペダル1を踏んでいる最中に、何らかの事体で減速・停止しようとしてブレーキペダル15を踏んだつもりが、実は踏み替えが出来ておらず、焦ってさらに強くアクセルペダル1を踏んだが停止出来ず、速度が更に上がってしまうが、アクセルペダル1の通常の操作範囲を超えた時、ロックプレート先端部3bがストッパーピン11に当たり、ロックプレート3が回転し、噛合い歯部3aとアクセルペダル1の噛合い歯部1aとの噛合いが解除され、保持プレート2が回転、アクセルワーヤー15は戻り、アイドリング状態に戻る、ロックプレート3が回転し始めると同時に、アクセルペダル1の後側が連動部材12を押し、ブレーキペダル15の前部を押してブレーキをかけ始め、作動域の限界に達した時に、ロックツース13は連動部材12のロックツース噛合い部12fと噛合い、ブレーキペダル15は固定される。
図1、図2、図3において
・アクセルペダル1とブレーキペダル15の間に、連動部材12を配置し、アクセルペダル1を通常の運転操作範囲を超えて更に踏みこんだ時に、アクセルペダル1の力をブレーキペダル15に伝える。
・アクセルペダル1は踏力を伝える部分とアクセルワイヤー16を引く部分に分割される。
アクセルワイヤー16を引く部分は、保持プレート2とそれに支持されるロックプレート3、アクセルワイヤー保護プレート5と押さえスプリング6で構成されている。
通常は、アクセルワイヤー保護プレート5を、押さえスプリング6のバネ力で押さえて、アクセルワイヤー16を曳いているが、アクセルワイヤー16に過度の張力が発生すると、アクセルワイヤー保護プレー5が回転して、破断を防止する。
・アクセルペダル1全体を保持するベースブラケット8には、解除ピン11があり、アクセルペダル1の戻り方向の規制と、アクセルペダル1を踏みこんで行った時に、ロックプレート3の先端部3bに当たり回転させる。
・アクセルペダル1とベースブラケット8の間に、警告スプリング17があり、アクセルワイヤー16を曳き切る前に、アクセルペダル1で押しこみ始め、急激に上昇するバネ力により、アクセルの作動限界を運転者に検知させる。
連動部材12のアクセルペダル側には、ロックツース13との噛合い部分12が形成され、ベースプレート8側のロックツース13と噛合うようになっている。
・アクセルペダルとブレーキペダルは必ずしも同軸である必要はない。
次に作動について説明する
図3、図4、図5、図6、図7を参照の事
・通常のアクセル操作時は、アクセルペダル1を踏みこんでいっても、警告バネにより、作動力が急上昇するので、アクセルの限界が分かる。
・通常の運転操作では、アクセルペダル1とブレーキペダル15は個別に操作出来、お互いの干渉は無い。
・アクセルペダル1を踏んでいる最中に、何らかの事体で減速・停止しようとしてブレーキペダル15を踏んだつもりが、実は踏み替えが出来ておらず、焦ってさらに強くアクセルペダル1を踏んだが停止出来ず、速度が更に上がってしまうが、アクセルペダル1の通常の操作範囲を超えた時、ロックプレート先端部3bがストッパーピン11に当たり、ロックプレート3が回転し、噛合い歯部3aとアクセルペダル1の噛合い歯部1aとの噛合いが解除され、保持プレート2が回転、アクセルワーヤー15は戻り、アイドリング状態に戻る、ロックプレート3が回転し始めると同時に、アクセルペダル1の後側が連動部材12を押し、ブレーキペダル15の前部を押してブレーキをかけ始め、作動域の限界に達した時に、ロックツース13は連動部材12のロックツース噛合い部12fと噛合い、ブレーキペダル15は固定される。
1 アクセルペダル
1a 噛合い溝部
1b アクセルペダルの回転軸
2 保持プレート
2a 支点軸
2b ストッパー部
3 ロックプレート
3a 噛合い歯部
3b 先端部
4 ピン D
5 ワイヤ保護プレート
5a 回り止めピン
6 押さえスプリング
7 アクセルペダルの戻りスプリング
8 固定ブラケット
9 支点軸ピン
10 ピン C
11 解除ピン
12 連動部材
12a アクセル側プレート
12b アクセル受けピン
12c 連結シャフト
12d ブレーキ側プレート
12e ブレーキ押しピン
12f ロックツース噛合い部
13 ロックツース
14 ロックスプリング
15 ブレーキペダル
16 アクセルワイヤー
17 警告スプリング
1a 噛合い溝部
1b アクセルペダルの回転軸
2 保持プレート
2a 支点軸
2b ストッパー部
3 ロックプレート
3a 噛合い歯部
3b 先端部
4 ピン D
5 ワイヤ保護プレート
5a 回り止めピン
6 押さえスプリング
7 アクセルペダルの戻りスプリング
8 固定ブラケット
9 支点軸ピン
10 ピン C
11 解除ピン
12 連動部材
12a アクセル側プレート
12b アクセル受けピン
12c 連結シャフト
12d ブレーキ側プレート
12e ブレーキ押しピン
12f ロックツース噛合い部
13 ロックツース
14 ロックスプリング
15 ブレーキペダル
16 アクセルワイヤー
17 警告スプリング
Claims (3)
- アクセルペダルとブレーキペダルの間に、独立した連動部材を設け、アクセルペダルが通常の作動範囲を超えた時に、アクセルペダルの踏力を連動部材を介してブレーキペダルに伝えることを特徴とする緊急停止装置。
- ブレーキペダルが連動部材により押された状態で作動端で固定され、ブレーキによる停止状態を維持することを特徴とする緊急停止装置。
- アクセルペダルが、アクセルワイヤーを曳く部分と踏力を伝える部分に分割され、通常は一体に作動しているが、アクセルペダルが通常の作動範囲を超えた時に分離し、アクセルワイヤーを曳く部分はフリーとなり、更に作動が出来ることを特徴とする緊急停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019120508A JP2020200011A (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 緊急停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019120508A JP2020200011A (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 緊急停止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020200011A true JP2020200011A (ja) | 2020-12-17 |
Family
ID=73743154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019120508A Pending JP2020200011A (ja) | 2019-06-11 | 2019-06-11 | 緊急停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020200011A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7252409B1 (ja) | 2022-10-26 | 2023-04-04 | 睦夫 半沢 | アクセル誤操作防止装置 |
-
2019
- 2019-06-11 JP JP2019120508A patent/JP2020200011A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7252409B1 (ja) | 2022-10-26 | 2023-04-04 | 睦夫 半沢 | アクセル誤操作防止装置 |
JP2023157828A (ja) * | 2022-10-26 | 2023-10-26 | 睦夫 半沢 | アクセル誤操作防止装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190813 |