JP3210415B2 - 回路遮断器の電流検出装置 - Google Patents

回路遮断器の電流検出装置

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JP3210415B2 JP14412992A JP14412992A JP3210415B2 JP 3210415 B2 JP3210415 B2 JP 3210415B2 JP 14412992 A JP14412992 A JP 14412992A JP 14412992 A JP14412992 A JP 14412992A JP 3210415 B2 JP3210415 B2 JP 3210415B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回路遮断器の電流検
出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例(たとえば特開昭62-163238 号)
は、図12に示すように、バイメタル板100の反り側
に電磁石装置101を配置していた。また電磁石装置1
01はコイル102,ヨーク103,プランジャ104
および復帰ばね105により構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この回路遮断
器の電流検出装置は、電磁石装置101の構造が複雑で
あるとともに、バイメタル板100が板厚方向に長く、
しかも電磁石装置101がバイメタル板100の反り側
に配置されておりバイメタル板100の反りのためのス
ペースが必要であるため、バイメタル板100の板厚方
向の全体の寸法が大きくなる欠点があった。
【0004】また電磁石装置がバイメタル板に対して直
交する方向に作動するものがあったが、作動するための
スペースが必要であり、大型化した。したがって、この
発明の目的は、構成が簡単でしかも小型化を図ることが
できる回路遮断器の電流検出装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の回路遮断器の
電流検出装置は、加熱によって厚み方向に反るバイメタ
ル板と、このバイメタル板の前記反る側と反対側に位置
して前記バイメタル板の厚み方向に電流経路をもつ電路
部を有する電路導体と、前記バイメタル板の前記反る側
と反対側で前記電路導体の前記電路部の片側に配置され
て前記電路導体に流れる電流により発生する磁束を通す
固定磁性体と、前記電路導体の前記電路部を間にして前
記固定磁性体と反対側に配置され前記電路導体を流れる
電流により発生する磁束により前記固定磁性体に吸引さ
れて前記バイメタル板の板面に平行に動作する可動磁性
体と、この可動磁性体を復帰付勢する復帰ばねと、前記
可動磁性体と前記固定磁性体との間に介在された非磁性
の応動部を有する検出片と、前記電路導体を通す切欠を
有して前記可動磁性体を移動自在に支持しかつ前記固定
磁性体を固定するケースとを備えたものである。請求項
2の回路遮断器の電流検出装置は、加熱によって厚み方
向に反るバイメタル板と、このバイメタル板の前記反る
側と反対側に位置して前記バイメタル板の厚み方向に電
流経路をもつ電路部を有する電路導体と、この電路導体
に被設された逆U字形の固定磁性体と、この固定磁性体
の外面の一部に沿って取付けられたL字形であって前記
固定磁性体の一端部に隣接する一端にヒンジ部を設け他
端にガイド部を設けた支持片と、前記ヒンジ部に基端部
が枢支され先端部が前記固定磁性体の他端部に接近離間
可能に対向する可動磁性体と、この可動磁性体と前記固
定磁性体との間に介在されるように前記可動磁性体の前
記先端部に軸支された非磁性の応動部を基端に有し先端
部を前記ガイド部に摺動自在にガイドした検出片と、前
記可動磁性体を前記固定磁性体から離れた位置に復帰付
勢する復帰ばねとを備えたものである。
【0006】
【作用】請求項1の回路遮断器の電流検出装置によれ
ば、電路に過電流が流れたときはバイメタル板が加熱さ
れるのでバイメタル板が反るように動作する。電路に短
絡電流等の異常電流が流れたときは電路導体の回りに発
生する磁束が固定磁性体および可動磁性体に流れて可動
磁性体を固定磁性体に吸引するが、その吸引力が復帰ば
ねのばね力よりも大きくなったとき可動磁性体が動作す
る。
【0007】この場合、電路導体の回りに発生する磁束
に可動磁性体を吸引させる構成のため構造が簡単であ
り、また可動磁性体および固定磁性体をバイメタル板の
反る側と反対側に配置するとともに可動磁性体がバイメ
タル板の板面に平行に動作するため、バイメタル板の板
厚方向の寸法を著しく小さくでき小型化を図ることがで
きる。さらに検出片の非磁性の応動部を可動磁性体と固
定磁性体との間に介在しているため、可動磁性体が固定
磁性体に吸着されたとき残留磁気による吸着現象を防止
できる。請求項2の回路遮断器の電流検出装置によれ
ば、請求項1と同様に電路導体の回りに発生する磁束に
可動磁性体を吸引させる構成のため構造が簡単であり、
また可動磁性体および固定磁性体をバイメタル板の反る
側と反対側に配置するとともに可動磁性体がバイメタル
板の板面に平行に動作するため、バイメタル板の板厚方
向の寸法を著しく小さくでき小型化を図ることができ
る。さらに検出片の非磁性の応動部を可動磁性体と固定
磁性体との間に介在しているため、可動磁性体が固定磁
性体に吸着されたとき残留磁気による吸着現象を防止で
きる。
【0008】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1および図2に
より説明する。すなわち、この回路遮断器の電流検出装
置は、バイメタル板1と、電路導体2と、可動磁性体3
と、固定磁性体6と、検出片7と、復帰ばね15を有す
る。バイメタル板1は、加熱によって厚み方向に反り動
作するものである。実施例では傍熱形であり、L字板形
に折曲されたヒータ板4の内側面の屈曲側にバイメタル
板1の基端部を溶接により固定し、ヒータ板4より延び
出した先端部にギャップ調整ねじ5を設けている。この
バイメタル板1はヒータ板4から離れる方向に反るよう
にヒータ板4に取付けられている。そしてヒータ板4の
両端部が電路形成のための接続部19,20となり、接
続部19,20間にヒータ板4に電流が流れると、ヒー
タ板4の発熱によりバイメタル板1が加熱され、バイメ
タル板1が反り動作するが、過電流のときのバイメタル
板1の反り動作を検出動作とする。
【0009】電路導体2は、バイメタル板1の厚み方向
反る側と反対側に位置してバイメタル板1の厚み方向
に電流経路をもつ電路部を有する。すなわち、実施例で
は端子9のヒータ板4への接続部を実施例とするもの
で、端子9とその接続部となる電路導体2とを、バイメ
タル板1に平行な板部13を介して略Z字形に折曲し、
電路導体2の先端折曲部18をヒータ板4の接続部19
のバイメタル板1と反対側の面に溶接により取付けてい
る。21は端子ねじ孔、24はばね受け突起(図2)で
ある。したがって、電路は端子9、板部13、電路導体
2、ヒータ板4の接続部19,20の経路で流れる。
【0010】固定磁性体6は、バイメタル板1の厚み方
向に反る側と反対側で電路導体2の電路部の片側に配置
されて電路導体2に流れる電流により発生する磁束を通
すものである。実施例では端子9の板部13とヒータ板
4との間の電路導体2の長さに相当するすき間に遊挿さ
れる厚さを有する鉄製平板により形成され、電路導体2
に嵌合する凹部12を有し、また両側に固定用の爪14
を設けている。
【0011】可動磁性体3は、電路導体2の電路部を間
にして固定磁性体6と反対側に配置され電路導体2を流
れる電流により発生する磁束により固定磁性体6に吸引
されてバイメタル板1の板面に平行に動作する。実施例
では可動磁性体3は固定磁性体6と同程度の厚さの鉄製
平板に形成されている。また可動磁性体3の固定磁性体
6に対向する縁部の中央位置に凹部10を形成し、凹部
10にばね受け突起11を形成している。
【0012】また可動磁性体3および固定磁性体6は凹
部10,12に電路導体2を介在した状態でこれらをケ
ース8に収納している。ケース8は端子9とヒータ板4
との間に挿入可能な大きさを有し、開口部22に電路導
体2を通す切欠部23を形成し、また両側面の開口部2
2の近傍に爪14を係止するための係止孔16を形成し
ている。
【0013】復帰ばね15は、可動磁性体3を復帰付勢
するものである。実施例ではコイルばねを実施例とし、
両端を電路導体2と可動磁性体3のばね受け突起11,
24に係止している。この復帰ばね15は、電路導体2
に検出電流が流れたときに復帰ばね15に抗して可動磁
性体3を吸引できるばね力にばね力が設定される。検出
片7は、可動磁性体3と固定磁性体6との間に介在され
た非磁性の応動部51を有する。実施例の検出片7は非
磁性の薄板により形成され、応動部51は端部に折曲に
より形成され、応動部51を可動磁性体3の上面に載
せ、中間部を固定磁性体6の側面に沿わせ、先端の押圧
部17をケース8の外方に突出している。
【0014】組み立ては、可動磁性体3をまずケース8
内に挿入し、凹部10内に復帰ばね15の一端を挿入す
るとともに、ケース8の切欠部23を電路導体2に嵌合
し、復帰ばね15の他端を電路導体2のばね受け突起2
4に係止する。さらに電路導体2の上から固定磁性体6
をケース8内に挿入し、凹部12に電路導体2を嵌合す
るとともに、固定磁性体6の爪14を係止孔16に係止
する。この場合、検出片7の応動部51を可動磁性体3
と固定磁性体6との間に介在し、固定磁性体6の側面と
ケース8の内面との間を通って開口部22に延出し先端
の押圧部17を開口部22より突出している。
【0015】図2において、25は押圧部17の動作に
より押圧されるトリップリンクの押圧受け部である。こ
の実施例によれば、電路に過電流が流れたときはバイメ
タル板1が加熱されるのでバイメタル板1が反るように
動作する。電路に短絡電流等の異常電流が流れたときは
電路導体2の回りに発生する磁束が固定磁性体6および
可動磁性体3に流れて可動磁性体3を固定磁性体6に吸
引するが、その吸引力が復帰ばね15のばね力よりも大
きくなったとき可動磁性体3が動作する。
【0016】この場合、電路導体2の回りに発生する磁
束に可動磁性体3を吸引させる構成のため構造が簡単で
あり、また可動磁性体3および固定磁性体6をバイメタ
ル板1の反る側と反対側に配置するとともに可動磁性体
3がバイメタル板1の板面に平行に動作するため、バイ
メタル板1の板厚方向の寸法を著しく小さくでき小型化
を図ることができる。さらに検出片7の非磁性の応動部
51を可動磁性体3と固定磁性体6との間に介在してい
るため、可動磁性体3が固定磁性体6に吸着されたとき
残留磁気による吸着現象を防止できる。
【0017】さらにこの実施例は、応動部51を薄板の
検出片7の一端部を直角に折曲することにより形成した
ため、ケース8に収納した状態で固定磁性体6に係止し
てケース8から外れないので、簡単な構成により検出片
7の抜け防止となる。図3および図4は、この電流検出
装置を漏電検出部を有する3極の回路遮断器に適用した
ものである。26は押圧受け部25を有する連動バーを
兼ねたトリップリンクであり、開閉機構と連動しトリッ
プ動作をさせるものであるが、バイメタル板1の自由端
よりも基端側で軸27により軸支されており、押圧部1
7は突き上げによって押圧受け部25を作動している。
28はトリップリンク26に設けたバイメタル押圧受け
部である。29はラッチリンク30のラッチ片であり、
トリップリンク26の回動に連動して動作する。31は
漏電検出用の零相変流器であり、電流検出装置のバイメ
タル板1の反り側に配置されている。32は端子ねじ孔
21にねじ込められる端子ねじ、50は零相変流器31
を貫通する電路の可撓電線である。漏電遮断器のその他
の構成は公知(たとえば特開昭62-163238号)であるの
で詳細を省略する。
【0018】この発明の第2の実施例を図5により説明
する。すなわち、この回路遮断器の電流検出装置は、第
1の実施例において、バイメタル板1を傍直熱型とした
ものである。すなわち、第1の実施例のヒータ板4の接
続部20に電路を接続しないで、可撓電線33をバイメ
タル板1の自由端部に接続している。したがって、端子
9、導路導体2、ヒータ板4、バイメタル板1および可
撓電線33の経路で電流が流れ、バイメタル板1はヒー
タ板4により傍熱されるとともにバイメタル板1自体の
発熱によって加熱される。その他は、第1の実施例と同
様である。
【0019】なお、この実施例の変形例としてヒータ板
4を導電板に変えることにより直熱型となる。この発明
の第3の実施例を図6および図7により説明する。すな
わち、この回路遮断器の電流検出装置は、可動磁性体3
が固定磁性体6に対して回動するものである。可動磁性
体3の固定磁性体6に対向する縁部の一端を固定磁性体
6に接近する回動中心部33とし、回動中心部33を中
心とする曲率半径で前記縁部と反対側に円弧状縁部34
を形成している。またケース8は底部に可動磁性体3の
回動中心部33を中心とする円弧状縁部34の曲率半径
とほぼ同じ曲率半径の円弧状摺動面35を形成し、可動
磁性体3の回動時に円弧状縁部34が円弧状摺動面35
を摺動できるようにしている。
【0020】したがって、電路導体2に異常電流が流れ
ると可動磁性体3が固定磁性体6に吸引され、固定磁性
体6に接触した回動中心部33を支点に可動磁性体3が
回動し、円弧状縁部34が円弧状摺動面35を摺動しな
がら固定磁性体6に吸引される。同時に検出片7の応動
部51が検出動作する。その他は第1の実施例と同様で
ある。
【0021】この実施例によれば、空隙がほぼ片側のみ
となるため高感度化できる。この発明の第4の実施例を
図8ないし図10により説明する。すなわち、この回路
遮断器の電流検出装置は、逆U字形の固定磁性体6を電
路導体2に被設し、固定磁性体6にL字形の支持片44
を取付け、固定磁性体6の端部に隣接する支持片44の
一端にたとえばT字形のヒンジ部45を設け、他端部に
ガイド部46を設けている。可動磁性体3はヒンジ部4
5に回動自在に嵌合可能なT字形穴部を基端部47に有
し、先端部にL字棒を実施例とする検出片7の基端とな
る応動部51を軸受け48により軸支し、検出片7の先
端部をガイド部46に摺動自在にガイドし、検出片7の
押圧部17を押圧受け部25に対向している。また電路
導体2と可動磁性体3との間に復帰ばね15を設けてい
る。なお、電路導体2の接続部18はヒータ板4を乗り
越えてバイメタル取付側に溶接され、バイメタル板1は
ヒータ板4の接続部18の側部に配設されている。その
他は第1の実施例と同様である。
【0022】この発明の第5の実施例を図11により説
明する。すなわち、この回路遮断器の電流検出装置は、
第1の実施例において、電路導体2を可動磁性体3およ
び固定磁性体6の凹部10,12の空隙の略中央に配置
している。これは電路導体2を可動磁性体2と固定磁性
体6の凹部10,12の中央位置となるようにケース8
の取付位置、切欠部23の深さ、固定磁性体6の固定位
置等を設定する。この実施例によれば、電路導体2の磁
束が可動磁性体3および固定磁性体6から漏れるのが減
少するのでさらに高感度化できる。
【0023】なお前記各実施例は、バイメタル板1の自
由端(作用点)より下側でトリップリンク26が軸支さ
れ、可動磁性体3は上方に突き上げ動作するように、自
由端に接近する方向に動作したが、バイメタル板1の作
用点より上側すなわちバイメタル板1の自由端よりも基
端部と反対側にトリップリンク26が軸支されている場
合は、可動磁性体3をバイメタル板1の自由端側に配置
してバイメタル板1の基端部側に向けて下方に突き下げ
動作するように構成してもよい。
【0024】またバイメタル板1はヒータ板4を用いた
傍熱型であったが、バイメタル板1にも電流を通す傍直
熱型にしたり、ヒータ板4を導電板に代えてバイメタル
板1のみに電流を通す直熱型にしてもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1の回路遮断器の電流検出装置に
よれば、電路導体の回りに発生する磁束に可動磁性体を
吸引させる構成のため構造が簡単であり、また可動磁性
体および固定磁性体をバイメタル板の反る側と反対側に
配置するとともに可動磁性体がバイメタル板の板面に平
行に動作するため、バイメタル板の板厚方向の寸法を著
しく小さくでき小型化を図ることができる。さらに検出
片の非磁性の応動部を可動磁性体と固定磁性体との間に
介在しているため、可動磁性体が固定磁性体に吸着され
たとき残留磁気による吸着現象を防止できるという効果
がある。請求項2の回路遮断器の電流検出装置によれ
ば、請求項1と同様に電路導体の回りに発生する磁束に
可動磁性体を吸引させる構成のため構造が簡単であり、
また可動磁性体および固定磁性体をバイメタル板の反る
側と反対側に配置するとともに可動磁性体がバイメタル
板の板面に平行に動作するため、バイメタル板の板厚方
向の寸法を著しく小さくでき小型化を図ることができ
る。さらに検出片の非磁性の応動部を可動磁性体と固定
磁性体との間に介在しているため、可動磁性体が固定磁
性体に吸着されたとき残留磁気による吸着現象を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の分解斜視図である。
【図2】その組み立て状態の断面図である。
【図3】回路遮断器の部分断面側面図である。
【図4】回路遮断器の部分切欠平面図である。
【図5】第2の実施例の分解斜視図である。
【図6】第3の実施例の分解斜視図である。
【図7】その組み立て状態の断面図である。
【図8】第4の実施例の正面図である。
【図9】回路遮断器の部分断面側面図である。
【図10】回路遮断器の部分切欠平面図である。
【図11】第5の実施例の断面図である。
【図12】従来例の斜視図である。
【符号の説明】 1 バイメタル板 2 電路導体 3 可動磁性体 6 固定磁性体 7 検出片 15 復帰ばね 51 応動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−219522(JP,A) 実開 昭53−89575(JP,U) 実開 昭55−51867(JP,U) 特公 昭63−22007(JP,B1) 実公 昭37−15359(JP,Y1) 実公 昭41−20359(JP,Y2) 実公 昭47−42294(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 73/48 H01H 71/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱によって厚み方向に反るバイメタル
    板と、このバイメタル板の前記反る側と反対側に位置し
    て前記バイメタル板の厚み方向に電流経路をもつ電路部
    を有する電路導体と、前記バイメタル板の前記反る側と
    反対側で前記電路導体の前記電路部の片側に配置されて
    前記電路導体に流れる電流により発生する磁束を通す固
    定磁性体と、前記電路導体の前記電路部を間にして前記
    固定磁性体と反対側に配置され前記電路導体を流れる電
    流により発生する磁束により前記固定磁性体に吸引され
    て前記バイメタル板の板面に平行に動作する可動磁性体
    と、この可動磁性体を復帰付勢する復帰ばねと、前記可
    動磁性体と前記固定磁性体との間に介在された非磁性の
    応動部を有する検出片と、前記電路導体を通す切欠を有
    して前記可動磁性体を移動自在に支持しかつ前記固定磁
    性体を固定するケースとを備えた回路遮断器の電流検出
    装置。
  2. 【請求項2】 加熱によって厚み方向に反るバイメタル
    板と、このバイメタル板の前記反る側と反対側に位置し
    て前記バイメタル板の厚み方向に電流経路をもつ電路部
    を有する電路導体と、この電路導体に被設された逆U字
    形の固定磁性体と、この固定磁性体の外面の一部に沿っ
    て取付けられたL字形であって前記固定磁性体の一端部
    に隣接する一端にヒンジ部を設け他端にガイド部を設け
    た支持片と、前記ヒンジ部に基端部が枢支され先端部が
    前記固定磁性体の他端部に接近離間可能に対向する可動
    磁性体と、この可動磁性体と前記固定磁性体との間に介
    在されるように前記可動磁性体の前記先端部に軸支され
    た非磁性の応動部を基端に有し先端部を前記ガイド部に
    摺動自在にガイドした検出片と、前記可動磁性体を前記
    固定磁性体から離れた位置に復帰付勢する復帰ばねとを
    備えた回路遮断器の電流検出装置。
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