JP3209985B2 - タバコに液状媒体を付与するための装置 - Google Patents

タバコに液状媒体を付与するための装置

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JP3209985B2
JP3209985B2 JP24796299A JP24796299A JP3209985B2 JP 3209985 B2 JP3209985 B2 JP 3209985B2 JP 24796299 A JP24796299 A JP 24796299A JP 24796299 A JP24796299 A JP 24796299A JP 3209985 B2 JP3209985 B2 JP 3209985B2
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    • A24C5/14Machines of the continuous-rod type
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B15/00Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
    • A24B15/18Treatment of tobacco products or tobacco substitutes
    • A24B15/28Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by chemical substances

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状媒体を付与す
る装置に関し、より詳細には、請求項1の前提部で明示
される種類のタバコ製造器のタバコに、フレーバーまた
はメンソールを付与する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タバコ製造においては、完成したタバコ
の特定特性を改良するために、タバコに多様な材料を添
加することは公知であり、フレーバーおよびメンソール
は最もよく知られた材料であり、液状でタバコに付与さ
れる。
【0003】この点に関して、添加された材料はタバコ
全体に均一に分配され、製造された全てのタバコが同じ
特性を有することが重要である。
【0004】これに加えて、液状媒体自体は、均一に付
与される必要があり、各々の全てのタバコが、最初のひ
と吹かしから最後のひと吹かしまで、一貫した喫煙を行
えるようにする。
【0005】このために、DE22 54 063 C3 はタバコ
の製造方法を開示しており、それによると、液状媒体は
分配器の噴霧状流れの形態で、飾りテープでタバコ絨毯
を包む直前に、タバコ上にスプレーされる。
【0006】別な方法がDE38 44 620 C2 に記載され
るが、ここでは、液状媒体は、タバコ製造器の吸引バン
ド上に敷き詰めたタバコ上にスプレーされる。この構成
では、ポンプを噴霧器に接続する液体導管は、タバコ製
造器の作業速度に液体の体積を適合させる際の反応遅延
が最小レベルになるようにするために、1mmより小さ
い直径を有する必要がある。
【0007】液状媒体用噴霧器は、吸引バンド上に敷き
詰められたタバコの層の厚さが、最終タバコ絨毯の厚さ
のほぼ半分に対応するようになる位置で、吸引バンドの
下のスタック中に位置決めされる。噴霧器は敷き詰めら
れたタバコの搬送方向に傾斜され、すなわち、搬送方向
に対して約45゜の角度で傾斜され、液状媒体は、タバコ
の表面上への液体の、エアレスの集中的噴射としてスプ
レーされる。噴霧器の開口は、タバコの表面からある一
定距離に位置決めされる。
【0008】類似方法が、DE38 21 677 C2 から読み
とれる。
【0009】特にフレーバーまたはメンソールといった
液状媒体を、上述の類のタバコ製造器のタバコに付与す
るための装置が、US-A-4,619,276に開示されてお
り、液状媒体を供給するための導管はもちろん、導管に
より供給を受けるノズルを備えるが、同ノズルは、タバ
コ製造器のタバコ成形器の吸引バンド下に同様に配置さ
れ、ノズル開口を通してタバコ上へ、液状媒体がスプレ
ーされる。
【0010】液状媒体がタバコ紙にシミを付けるのを防
ぐために、液状媒体は気泡の形態で付与されるが、これ
は、液状媒体の複雑な条件調整を必要とする。
【0011】開口は吸引バンドから約1インチ離して設
けられ、タバコの吸引方向に垂直または平行いずれかに
配向にされる。ノズル開口と敷き詰められたタバコとの
間の距離についての詳細は得られない。
【0012】上記公知の方法の全てについて、現実の実
施においても同一の問題に遭遇するが、つまり、その後
のタバコがスプレーされ、吸引バンド下でスタック状に
または通過棚領域にランダムに敷き詰められるのを阻止
できず、これにより、タバコ紙により一層シミが付くよ
うになる。これに加えて、吸引バンド下のスタックはま
た液状媒体で湿気があたえられ、その結果次の粒子がそ
こに集まり、ランダムに移動することがあるが、これも
同様に、タバコ紙にシミを作る結果となる。
【0013】これに加えて、排出口の位置は吸引バンド
下の堆積を変え、成形処理中のタバコ棒へのその調節角
度が変化するのと同様であるが、これは一方で、製造器
の型ごとに異なり、また他方で、タバコの適用重量の変
動に関連するが、というのも、スプレーポイントで成形
中のタバコ棒の高さはそれに応じて変動するからであ
り、その結果、同様に、シミ形成が強まるのを防止でき
ない。
【0014】更なる問題は、開口とその導管が、上へ湾
曲したタバコの吸い込み流れに配置され、それ故、タバ
コがそこに集中して、タバコ「詰まり」のような妨害を
生じる結果となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、液状媒体を付与する装置を提供することであり、よ
り特定すると、上述の種類のタバコ製造器でタバコにフ
レーバーまたはメンソールを付与する装置を提供するこ
とであり、これは上記欠点を除去している。
【0016】より特定すると、本発明の意図は、液状媒
体によりタバコ紙にシミが付く危険を特に排除する一方
で、同時に、タバコ詰まりをかなり防止する装置を提供
することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】これは、請求項1の特徴
部分である発明の態様において達成される。
【0018】好適な実施態様は、従属項の特徴部分によ
り規定される。
【0019】本発明により与えられる利点は、以下のよ
うに機能する装置に基づく。液状媒体用の排出ノズル
は、吸引バンドに付着するタバコが通り過ぎてノズル開
口(オリフィス)に接触する点で、吸引バンド下に配置
される。これは、まず、タバコ上のスプレーポイントが
厳密に規定され、かつ、正確に決定され、後でフィンガ
ー状フォーマットにタバコの棒を成形する間は、スプレ
ー領域が完全にタバコで包囲されることを保証する。次
いで、液状媒体はスプレーポイントから拡散されるが、
このポイントは、タバコの棒の中央部に、タバコ全体と
外側を通して大ざっぱに配置されるが、タバコ紙には達
せず、従って、シミができるのを有効に阻止する。
【0020】同時に、吸引バンドに付着したタバコ絨毯
の他の微片がノズル開口と接触し、ノズル開口が継続的
に振動するのを引き起こす。この振動により、ノズル開
口とそこに至る給送導管にタバコ繊維が集中することが
止まり、従って、タバコ詰まりを阻止する。
【0021】吸引バンド下の煙突状スタックは、「スカ
ート(skirting)」という用語も使われるが、本発明に
よれば、噴霧器に適合するように変更する必要はなく、
なぜなら、ノズル用給送導管は、スタックの外側に固着
され得るからである。
【0022】非気泡性液状媒体が使用されるので、気泡
性液状媒体の複雑な条件調整の必要が無い。
【0023】一つの好ましい実施態様によれば、ノズル
開口は吸引バンドの中央部の下に配置され、非気泡性液
状媒体の細かい連続噴射が、45゜と90゜の間の角度でタ
バコの表面に衝突するように配向される。このために、
給送導管は、製造の方向に吸引バンドに平行に延び、次
いで、吸引バンドの方向へと湾曲する。
【0024】導管およびノズル開口の上述の振動を保証
するために、導管の直径は最大約5ミリメートルで、2
ミリメートルから4ミリメートルの間の直径が好まし
い。導管は、外側は、弾性材料から構成され、より特定
すると、ステンレス鋼または硬化ツールスティールから
構成される。
【0025】小さい直径の導管のもう一つの効果は、吸
引バンド下のスタックの断面、従って、タバコの上昇す
る流れが、最小限度の影響しか受けず、同様に、タバコ
詰まりを回避する点である。
【0026】ノズル開口用の給送導管は、単一壁管によ
り形成され得るが、2重壁管により形成されてもよく、
このため、2つの給送通路が存在するようになる。
【0027】一方の通路を経由して、液状媒体がの入来
が容認され、他方通路を経由して、推進ガス(噴霧ガ
ス)、より特定すると、空気の入来が容認される。
【0028】液状媒体は中央通路を通して誘導され、推
進ガスは外側環状通路を通して誘導されるのが、好まし
い。
【0029】外側環状通路は、そこを通して推進ガスま
たは液状媒体の入来が容認されるが、後で推進ガスと液
状媒体を混合する際に、エアゾール化を行い得るような
寸法にされる。
【0030】外側環状通路の端部では、螺旋状の誘導通
路を有する円筒型リングが挿入され、これは液状媒体、
すなわち推進ガスまたはフレーバー/メンソールの貫流
を渦巻かせ、エアゾール化を向上させる。渦巻き開口部
は、任意で内側管または外側管への入り口となり得る。
【0031】ノズル開口のための2重壁管状給送導管の
更なる実施態様によれば、液状媒体は、タバコ棒に付与
される前に、吸引バンドに付着したタバコの表面への付
与処理のために、エアゾールとしてノズル開口から現れ
る前に、導管のエアゾール化チャンバーで霧状にされ
る。
【0032】ある液状媒体の場合、ノズル開口までの管
状給送導管を該液状媒体の沸点より低い好適温度まで加
熱することは良い実施例であり、というのも、その結果
の粘性変化が付与を促進するからである。
【0033】このため、管状単一バンド給送導管は、電
圧を印加すると暖まる材料から製作され得、すなわち、
給送導管自体は、ある種の耐熱性を形成する。
【0034】管状2重壁給送導管の場合は、推進ガスは
外部で加熱されて、加熱剤として作用し得、または、給
送導管の管状壁が同様に、電圧を印加すると暖まる材料
から製作され、すなわち、給送導管自体がある種の耐熱
性を形成し得る。
【0035】給送導管のその真っ直ぐな部分からノズル
開口までの曲率半径は、可能な限り小さく選択される必
要がある一方で、同時に、タバコは分配器煙突状体から
流出し得ることを確実にする。
【0036】分配器煙突状体の面端に一般に配置される
給送導管の組立位置とノズル開口との間の間隔設定は、
分配器煙突状体とスカートの幾何学的形状で決まり、か
つ、管状給送導管はそれが分配器煙突状体を出て下から
入って来るタバコの流れの断面を最小限度にしか寸断し
ない部分に適合し、従って、タバコ詰まりを回避するよ
うに選択されるのが好ましい。同時に、この間隔設定の
好適な設計過程により、液状媒体がピンポイント式に付
与されることが確実になる。
【0037】従って、本発明の装置は、ピンポイント式
に付与される液状媒体が、後でタバコとなるものの内側
部分を形成する点で、吸引バンドに付着するタバコの表
面に向けて下から、液体の細かい噴射として付与される
か、または、細かいエアゾールの噴射として付与される
ことを可能にし、従って、シミができるのを効果的に回
避する。
【0038】ノズル開口への給送導管は引き延ばされ、
吸引バンドに平行に延び、その方向に湾曲し、すなわ
ち、製造の方向へ吸引バンド下でスタックに適合するの
で、タバコ製造器の分配器煙突状体内において、タバコ
の詰まりを回避する。
【0039】ピンポイント式付与は、製造の方向へ、ま
たはその反対方向へ管状給送導管をシフトすることによ
り、自由に選択され得、タバコの吸引バンドとの接触の
第1点で始まる、吸引バンドの最初の半分の点を選択す
ることは、特に好適である。
【0040】吸引バンドからの、または成形処理中のタ
バコ棒からのノズル開口点の距離は、ノズル開口がタバ
コ棒と接触するのと同時に、液状媒体の直接付与のため
に、すなわち液体の噴射により、またはエアゾールの推
進器として小さな点を形成するため、に自由に選択され
得る。
【0041】この代替案として、幾分大きな距離が選択
され得る一方で、タバコ棒に付着する粒子が給送導管と
接触状態になり、従って、振動を引き起こすことを確実
にする。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明は、添付の概略図を参照し
ながら、具体的な実施態様により、より詳細に解説され
る。
【0043】図1はタバコ製造器の分配器煙突状体14を
例示し、ここでは、タバコは吸引アーム12を通して下か
ら吸引される。吸引アーム12は、2つの滑車20上を誘導
されるエンドレス吸引バンド16と、吸引バンドに含まれ
る真空箱18とを備える。
【0044】底部から頂部までのタバコの輸送方向は、
矢印により示される。吸引バンド16により吸引されるタ
バコは、吸引バンドの下側に、すなわち、図1に示され
るように右から左へと製造の方向に増大する絨毯にくっ
つく。左側の端部では、タバコ22の絨毯は過剰な厚さを
達成し、エクレチュール( cr teur:図示せ
ず)により必要な厚さへとトリムされる。
【0045】分配器煙突状体14の壁に設けられるのは、
管状給送導管26用のユニオン24であり、導管には、ノズ
ル開口が他方端に設けられ、吸引バンド16に付着するタ
バコ棒22の表面にフレーバーまたはメンソールを付与す
る。
【0046】図2は、図1において円で囲んだような細
部を拡大縮尺に基づいて例示するが、これから、ノズル
開口を備える管状導管26の端部が、吸引バンド16に付着
するタバコの絨毯の表面に接触するのが、すなわち、タ
バコの絨毯がノズル開口を通りすぎるのが、はっきりと
明白となる。
【0047】ユニオン24は、貯蔵タンクからユニオン24
へとフレーバーまたはメンソールを供給するための供給
システム(図示せず)に接続される。
【0048】図3は、図2に示されるような線AーAに
沿って破断された長手方向断面を例示し、すなわち、吸
引バンド16を備えた分配器煙突状体14のスタックまたは
スカート28を通して、タバコの絨毯22は吸引バンド16に
付着し、給送導管26の端部はノズル開口を備えるのを例
示する。このことから、給送導管26がスカートの中央
部、従って分配器煙突状体14の中央部に配置され、上方
向に吸引されるタバコの流れにより包囲されるのが、簡
単に見て取れる。
【0049】図4は、給送導管26の第1実施態様を示
し、すなわち、単一壁管状給送導管が、吸引バンド16に
平行な直線状にユニオン24から製造の方向に延び分配器
煙突状体14に入り、分配器煙突状体14のほぼ中央で湾曲
するのを、例示する。
【0050】図5は、2重壁管状給送導管26’を備える
実施態様を例示するが、該導管の中央通路を通って、液
状媒体、すなわちフレーバーまたはメンソールが給送さ
れ、環状外側通路を経由して、一般には空気である推進
ガスが供給される。
【0051】フレーバーまたはメンソールを給送する通
路の管壁は、電圧の印加で加熱される、従って耐加熱材
として作用する材料から製作される。この目的に特に好
適な材料は、ステンレス鋼または硬化ツールスティール
であり、これはまた、延性があり、タバコの絨毯と接触
するようになった導管の振動を可能にするのに十分な弾
性がある。
【0052】管状給送導管26および26’の直径cは、概
ね3ミリメートルである。
【0053】ユニオン24からノズル開口までの距離b
は、分配器煙突状体14の幾何学的形状と、スカート28と
によって決まり、分配器煙突状体14から出る下からのタ
バコの衝突流の断面が最小限度にしか寸断されない領域
に給送導管26が適合するように、選択され、従って、タ
バコの詰まりを回避する。
【0054】一般に、距離bは約25cmである。
【0055】給送導管26および26’の湾曲端の半径d
は、可能な限り小さく選択され、例示の実施態様では20
cmである。
【0056】これはまた、給送導管26および26’の長手
方向とノズル開口との間の垂直方向距離eに当てはまる
が、これは、例示の実施態様では、約1.5cmに達す
る。
【0057】図6は、図5において円で囲まれた細部を
例示する図である。外側環状通路36は、推進ガスを輸送
するように働くが、内側管38は液状媒体を給送する。
【0058】外側環状通路36内には渦作成器32が設けら
れ、これは、推進ガスを偏向させることにより、流れに
角運動量を与える。
【0059】外側リング36内に形成される螺旋通路4
を離れた渦巻く推進ガスと、内側管38から出た液状媒
体とはエアゾール化チャンバー34で合流し、該チャンバ
ー内で両物質が渦巻いて混合される。
【0060】この実施態様においてノズル開口30から現
れるのは、従って、エアゾール噴流であり、これは、厳
密に規定された表面領域で、タバコ棒22の表面に2次元
的に衝突する。
【0061】図7は、螺旋通路42を含み、かつ、外側環
状通路36の端部に挿入される円筒型リング40により形成
される、渦作成器32を斜視図で例示する。螺旋通路42は
液状媒体をその真っ直ぐな飛翔経路から偏向させ、それ
を渦巻かせ、該媒体がある種の攪拌作用で推進ガスと混
合するようにし、従って、エアゾール化を向上させる。
【0062】図示のような実施態様には、4つの螺旋経
路42が設けられ、これらは、円筒型リング40内において
軸対称に配置され、すなわち、各々が90゜の角距離で配
置される。製造の助けとなる理由から、通路42は略三角
形の断面を有する。
【0063】しかし、通路42の他の形態、配置、および
角距離も可能である。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、タバコ製造器でタバコ
にフレーバーまたはメンソールを付与する装置を提供す
ることができる。より特定すると、本発明は、液状媒体
によりタバコ紙にシミが付く危険を特に排除する一方
で、同時に、タバコ詰まりをかなり防止する装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、タバコ製造器の分配器煙突状体内の噴
霧器の側面図である。
【図2】図2は、図1において円で囲んだ細部の拡大縮
尺に基づく図である。
【図3】図3は、図2のAーA線に沿って破断した、長
手方向断面図である。
【図4】図4は、単一壁管状給送導管を備える実施態様
の側面図である。
【図5】図5は、2重壁管状給送導管を備える実施態様
の側面図である。
【図6】図6は、円で囲まれたような、図5から取った
細部の拡大縮尺に基づく図である。
【図7】図7は、推進ガスを渦巻かせるために使用され
る円筒型リングの拡大縮尺に基づく図である。
【符号の説明】
12 タバコ成形器 16 吸引バンド 22 タバコ 26,26’ 導管 30 ノズル開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 596148364 1500 Brown & William son Tower, P.O.Box 35090, Louisville, KY40232, U.S.A. (72)発明者 トーマス ジュン ドイツ国 ベイルース 95444, ゴッ トフリード ゼンパー ヴェーグ 10 (56)参考文献 米国特許4995405(US,A) 米国特許4619276(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A24B 3/12

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タバコ製造器において、非気泡性液状媒
    をタバコに付与するための装置であって、 a) 該非気泡性液状媒体を給送するための導管(2
    6、26’)と、 b) 該導管(26、26’)の端部に設けられるノズ
    ル開口(30)であって、該製造器のタバコ成形器(1
    2)の吸引バンド(16)の下に配置され、そのノズル
    開口(30)を通して、該吸引バンド上に敷き詰められ
    た該タバコ(22)に該非気泡性液状媒体を付与する、
    ノズル開口とを含み、 c) 該吸引バンド(16)に付着する該タバコ(2
    2)の表面に沿って通り過ぎる該ノズル開口(30)
    は、該非気泡性液状媒体の細かい連続噴射または該非気
    泡性液状媒体のエアゾール噴射を該タバコ(22)上に
    付与し、 ここで、該ノズル開口(30)は、該タバコ表面(2
    2)と接触状態に配置される、ことを特徴とする、装
    置。
  2. 【請求項2】 前記非気泡性液状媒体が、フレーバーま
    たはメンソールであることを特徴とする、請求項1に記
    載の装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズル開口(30)を備える前記導
    管(26、26’)は、弾性材料から製作されることを
    特徴とする、請求項に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性材料が、ステンレス鋼または硬
    化ツールスティールであることを特徴とする、請求項3
    に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズル開口(30)を備える前記導
    管(26)の外径は、最大5ミリメートルであることを
    特徴とする、請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記導管(26)の外径は、2ミリメー
    トルから4ミリメートルであることを特徴とする、請求
    項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記ノズル開口(30)を備える前記導
    管(26)は、前記吸引バンド(16)に平行な方向に
    配向され、その端部は該吸引バンド(16)に向けて湾
    曲され、従って、該吸引バンド(16)に付着する前記
    タバコ(22)に向けて湾曲されることを特徴とする、
    請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記導管(26)の端部における曲率半
    径は、15ミリメートルから300ミリメートルの範囲
    にあることを特徴とする、請求項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記導管(26)の端部における曲率半
    径は、150ミリメートル〜250ミリメートルである
    ことを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記導管(26、26’)の前記湾曲
    端は、前記吸引バンド(16)に関して約45゜から9
    0゜の角度を形成することを特徴とする、請求項に記
    載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ノズル開口(30)を備える前記
    導管(26、26’)は、前記吸引バンド(16)に平
    行な方向に調節可能に構成されることを特徴とする、請
    求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ノズル開口(30)を備える前記
    導管(26、26’)は、前記吸引バンド(16)の下
    の、分配器煙突状体(14)の中央部に配置されること
    を特徴とする、請求項1に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記導管(26、26’)の真っ直ぐ
    な部分と前記湾曲ノズル開口(30)との間の距離
    (e)は、5ミリメートルから20ミリメートルの範囲
    にあることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記導管(26、26’)の真っ直ぐ
    な部分と前記湾曲ノズル開口(30)との間の距離
    (e)は、10ミリメートルと15ミリメートルの間で
    あることを特徴とする、請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記ノズル開口(30)を備える前記
    導管(26、26’)は、電圧を印加すると加熱される
    材料から製作されることを特徴とする、請求項1に記載
    の装置。
  16. 【請求項16】 前記ノズル開口(30)を備える前記
    導管(26)は、単一壁管(26)により形成されるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記ノズル開口(30)を備える前記
    導管(26’)は、内側管(38)および外側リングを
    有する2重壁管により形成され、それを通して、推進ガ
    スおよび前記液状媒体が誘導されることを特徴とする、
    請求項1に記載の装置。
  18. 【請求項18】 渦形成器(32)は前記外側リング内
    に配置されることを特徴とする、請求項17に記載の装
    置。
  19. 【請求項19】 前記導管(26’)の端部で、エアゾ
    ール化チャンバー(34)は、前記推進ガスと前記液状
    媒体とを混合するように構成されることを特徴とする、
    請求項17に記載の装置。
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