JP3209444B2 - 電気コネクタ用結線装置 - Google Patents
電気コネクタ用結線装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の圧接型コンタク
トを有する電気コネクタに電線を圧接接続する電気コネ
クタ用結線装置に関し、詳細には圧接接続部に複数の電
気コネクタを一列に整列させてこれら整列した複数の電
気コネクタの各圧接型コンタクトに各電線を互いに同時
に圧接接続する電気コネクタ用結線装置に関する。
トを有する電気コネクタに電線を圧接接続する電気コネ
クタ用結線装置に関し、詳細には圧接接続部に複数の電
気コネクタを一列に整列させてこれら整列した複数の電
気コネクタの各圧接型コンタクトに各電線を互いに同時
に圧接接続する電気コネクタ用結線装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】複数の圧接型コンタクトを有する電気コ
ネクタを圧接接続部に順次供給し、かつこの圧接接続部
に複数本の電線を供給し、圧接接続部に供給された電気
コネクタの圧接型コンタクトのそれぞれに各電線を圧接
接続し、これにより電気コネクタと電線とが接続された
ハーネスを自動的に製造する電気コネクタ用結線装置が
従来より用いられている。
ネクタを圧接接続部に順次供給し、かつこの圧接接続部
に複数本の電線を供給し、圧接接続部に供給された電気
コネクタの圧接型コンタクトのそれぞれに各電線を圧接
接続し、これにより電気コネクタと電線とが接続された
ハーネスを自動的に製造する電気コネクタ用結線装置が
従来より用いられている。
【０００３】ここで、「圧接」とは、被覆電線をコンタ
クトの溝に圧入することによりその被覆が切れてコンタ
クトと電線の芯線とが電気的に接続される結線方法をい
い、圧接型コンタクトとは、被覆電線の圧入によりその
被覆を切るとともにその芯線と接するように構成された
圧接部を有するコンタクトをいう。このハーネスを製造
する電気コネクタ用結線装置のうち、生産性向上のた
め、複数の電気コネクタを、複数の電気コネクタが一列
に整列するように同時に圧接接続部に供給し、また圧接
接続部に供給される電線の本数も一列に整列した複数の
電気コネクタの圧接型コンタクトの総数に見合った本数
とし、これら複数の電気コネクタに同時に圧接接続を行
い、これにより一度に複数のハーネスを製造するように
構成された電気コネクタ用結線装置がある。このように
同時に複数のハーネスを製造するように電気コネクタ用
結線装置を構成することにより、ハーネスの生産性が大
幅に向上する。
クトの溝に圧入することによりその被覆が切れてコンタ
クトと電線の芯線とが電気的に接続される結線方法をい
い、圧接型コンタクトとは、被覆電線の圧入によりその
被覆を切るとともにその芯線と接するように構成された
圧接部を有するコンタクトをいう。このハーネスを製造
する電気コネクタ用結線装置のうち、生産性向上のた
め、複数の電気コネクタを、複数の電気コネクタが一列
に整列するように同時に圧接接続部に供給し、また圧接
接続部に供給される電線の本数も一列に整列した複数の
電気コネクタの圧接型コンタクトの総数に見合った本数
とし、これら複数の電気コネクタに同時に圧接接続を行
い、これにより一度に複数のハーネスを製造するように
構成された電気コネクタ用結線装置がある。このように
同時に複数のハーネスを製造するように電気コネクタ用
結線装置を構成することにより、ハーネスの生産性が大
幅に向上する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら同時に複
数のハーネスを製造するように構成された従来の電気コ
ネクタ用結線装置では、複数の電気コネクタを圧接接続
部に一列に整列させるに際し、例えば一番端の電気コネ
クタの側面を基準面に当接させるとともに隣接する電気
コネクタの側面どうしを互いに当接させることにより、
複数の電気コネクタの位置決めが行われている。
数のハーネスを製造するように構成された従来の電気コ
ネクタ用結線装置では、複数の電気コネクタを圧接接続
部に一列に整列させるに際し、例えば一番端の電気コネ
クタの側面を基準面に当接させるとともに隣接する電気
コネクタの側面どうしを互いに当接させることにより、
複数の電気コネクタの位置決めが行われている。
【０００５】ここで、圧接接続部に供給される電線やこ
の電線を電気コネクタに圧接接続するスタッファとの関
係において位置決めする必要があるのは電気コネクタに
備えられた圧接型コンタクトである。ところが、上記の
ように複数の電気コネクタの側面どうしを当接させる従
来の位置決め方法では、各コネクタハウジングの全長の
公差が累積されることになる。このため、例えば電線ピ
ッチの公差が±０．３ｍｍ、各コネクタハウジングの全
長の公差が±０．１ｍｍの場合、同時にハーネスを製造
するために一列に整列させることのできる電気コネクタ
の個数は３個に制限される。このように一列に整列させ
ることのできる電気コネクタの個数は、各コネクタハウ
ジングの外形寸法の公差の累積が圧接の品質に影響を及
ぼさない範囲に制限され、この個数を増やすには外形寸
法精度の高い電気コネクタを製造する必要があるが、そ
の製造は困難であり、このことがハーネスの生産性をさ
らに向上させる際の障害となっていた。
の電線を電気コネクタに圧接接続するスタッファとの関
係において位置決めする必要があるのは電気コネクタに
備えられた圧接型コンタクトである。ところが、上記の
ように複数の電気コネクタの側面どうしを当接させる従
来の位置決め方法では、各コネクタハウジングの全長の
公差が累積されることになる。このため、例えば電線ピ
ッチの公差が±０．３ｍｍ、各コネクタハウジングの全
長の公差が±０．１ｍｍの場合、同時にハーネスを製造
するために一列に整列させることのできる電気コネクタ
の個数は３個に制限される。このように一列に整列させ
ることのできる電気コネクタの個数は、各コネクタハウ
ジングの外形寸法の公差の累積が圧接の品質に影響を及
ぼさない範囲に制限され、この個数を増やすには外形寸
法精度の高い電気コネクタを製造する必要があるが、そ
の製造は困難であり、このことがハーネスの生産性をさ
らに向上させる際の障害となっていた。
【０００６】本発明は、上記事情に鑑み、複数の電気コ
ネクタを一列に整列できる際に各電気コネクタの外形寸
法の公差の累積が生じず、したがって各電気コネクタの
外形寸法にかなり大きな公差が許容され、かつ従来より
も多数個の電気コネクタを同時に圧接接続するために整
列させることが可能な電気コネクタ用結線装置を提供す
ることを目的とする。
ネクタを一列に整列できる際に各電気コネクタの外形寸
法の公差の累積が生じず、したがって各電気コネクタの
外形寸法にかなり大きな公差が許容され、かつ従来より
も多数個の電気コネクタを同時に圧接接続するために整
列させることが可能な電気コネクタ用結線装置を提供す
ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の電気コネ
クタ用結線装置は、それぞれが複数の圧接型コンタクト
を有する複数の電気コネクタを圧接接続部に１列に整列
させて、これら整列した複数の電気コネクタの上記各圧
接型コンタクトに電線を同時に圧接接続する電気コネク
タ用結線装置において、互いに独立して上記複数の電気
コネクタに対して進退可能にその複数の電気コネクタの
整列方向に沿って複数配置され、上記圧接接続部に整列
した複数の電気コネクタのそれぞれと係合してその各電
気コネクタの上記圧接型コンタクトを上記各電気コネク
タ毎に位置決めする位置決め部材を備えたことを特徴と
する。 ここで、上記位置決め部材は、圧接型コンタクト
の位置を定めることのできる部分であれば電気コネクタ
のどこに係合してもよく、例えば各電気コネクタのハウ
ジングの側面、各電気コネクタのハウジングに設けられ
た突起もしくは窪み、各電気コネクタに備えられたコン
タクトと結合する相手側コネクタのコンタクト挿通孔、
各電気コネクタのハウジングから突出した、コンタクト
のタイン部等を、位置決め部材が係合する部分として用
いることができる。
クタ用結線装置は、それぞれが複数の圧接型コンタクト
を有する複数の電気コネクタを圧接接続部に１列に整列
させて、これら整列した複数の電気コネクタの上記各圧
接型コンタクトに電線を同時に圧接接続する電気コネク
タ用結線装置において、互いに独立して上記複数の電気
コネクタに対して進退可能にその複数の電気コネクタの
整列方向に沿って複数配置され、上記圧接接続部に整列
した複数の電気コネクタのそれぞれと係合してその各電
気コネクタの上記圧接型コンタクトを上記各電気コネク
タ毎に位置決めする位置決め部材を備えたことを特徴と
する。 ここで、上記位置決め部材は、圧接型コンタクト
の位置を定めることのできる部分であれば電気コネクタ
のどこに係合してもよく、例えば各電気コネクタのハウ
ジングの側面、各電気コネクタのハウジングに設けられ
た突起もしくは窪み、各電気コネクタに備えられたコン
タクトと結合する相手側コネクタのコンタクト挿通孔、
各電気コネクタのハウジングから突出した、コンタクト
のタイン部等を、位置決め部材が係合する部分として用
いることができる。
【０００８】また、本発明の第２の電気コネクタ用結線
装置は、それぞれが複数の圧接型コンタクトを有する複
数の電気コネクタを圧接接続部に１列に整列させて、こ
れら整列した複数の電気コネクタの上記各圧接型コンタ
クトに電線を同時に圧接接続する電気コネクタ用結線装
置において、 上記圧接接続部に整列した上記複数の電気
コネクタの上記各圧接型コンタクトと同時に係合して、
その各電気コネクタの上記圧接型コンタクトを上記各電
気コネクタ毎に位置決めする位置決め部材を具備するこ
とを特徴とする。さらに、本発明の第３の電気コネクタ
用結線装置は、それぞれが、所定の配列ピッチで配列さ
れた複数の圧接型コンタクトを有する複数の電気コネク
タを圧接接続部に１列に整列させて、これら整列した複
数の電気コネクタの上記各圧接型コンタクトに電線を同
時に圧接接続する電気コネクタ用結線装置において、 上
記圧接接続部に整列した上記複数の電気コネクタそれぞ
れのハウジングの、上記圧接型コンタクトの配列ピッチ
の整数倍離間した部分と同時に係合して、その各電気コ
ネクタの上記圧接型コンタクトを上記各電気コネクタ毎
に位置決めする位置決め部材を具備したことを特徴とす
る。
装置は、それぞれが複数の圧接型コンタクトを有する複
数の電気コネクタを圧接接続部に１列に整列させて、こ
れら整列した複数の電気コネクタの上記各圧接型コンタ
クトに電線を同時に圧接接続する電気コネクタ用結線装
置において、 上記圧接接続部に整列した上記複数の電気
コネクタの上記各圧接型コンタクトと同時に係合して、
その各電気コネクタの上記圧接型コンタクトを上記各電
気コネクタ毎に位置決めする位置決め部材を具備するこ
とを特徴とする。さらに、本発明の第３の電気コネクタ
用結線装置は、それぞれが、所定の配列ピッチで配列さ
れた複数の圧接型コンタクトを有する複数の電気コネク
タを圧接接続部に１列に整列させて、これら整列した複
数の電気コネクタの上記各圧接型コンタクトに電線を同
時に圧接接続する電気コネクタ用結線装置において、 上
記圧接接続部に整列した上記複数の電気コネクタそれぞ
れのハウジングの、上記圧接型コンタクトの配列ピッチ
の整数倍離間した部分と同時に係合して、その各電気コ
ネクタの上記圧接型コンタクトを上記各電気コネクタ毎
に位置決めする位置決め部材を具備したことを特徴とす
る。
【０００９】
【作用】上記本発明の電気コネクタ用結線装置は、上記
位置決め部材が圧接接続部に整列した複数の電気コネク
タのそれぞれと係合してそれぞれの電気コネクタを位置
決めするものであり、整列した複数の電気コネクタの外
形寸法の公差の累積は生じない。このため各電気コネク
タの外形寸法の公差は、該各電気コネクタに備えらえた
圧接型コンタクトの位置を各電気コネクタ毎に必要な精
度で定めることができればよく、したがって相当に緩和
され、電気コネクタの製造が容易となる。また、公差の
累積が生じないことから、従来よりも多数の電気コネク
タを整列させ、これにより同時に製造されるハーネスの
数を増やすことも可能となる。
位置決め部材が圧接接続部に整列した複数の電気コネク
タのそれぞれと係合してそれぞれの電気コネクタを位置
決めするものであり、整列した複数の電気コネクタの外
形寸法の公差の累積は生じない。このため各電気コネク
タの外形寸法の公差は、該各電気コネクタに備えらえた
圧接型コンタクトの位置を各電気コネクタ毎に必要な精
度で定めることができればよく、したがって相当に緩和
され、電気コネクタの製造が容易となる。また、公差の
累積が生じないことから、従来よりも多数の電気コネク
タを整列させ、これにより同時に製造されるハーネスの
数を増やすことも可能となる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１は本発明の一実施例に係る電気コネクタ用結線装置の
外観正面図である。図の左方の図示しない電線供給部か
ら、ワイヤディリーラ１により、多数本の電線がこの電
気コネクタ用結線装置１０に供給される。このワイヤデ
ィリーラ１により供給されてきた電線は、それまで電線
供給部でリールに巻回されて収納されていた電線の被覆
を柔らかくするためにワイヤウォーマ２により暖められ
（但し、気温が低いときのみ使用）、さらにワイヤ測長
部３により電線の長さが計測されて圧接接続部４にその
電線が供給される。この圧接接続部４では、供給されて
きた電線はその電線の先端がアプリケータ５の上部に位
置するようにワイヤプル部６により引っ張られる。
１は本発明の一実施例に係る電気コネクタ用結線装置の
外観正面図である。図の左方の図示しない電線供給部か
ら、ワイヤディリーラ１により、多数本の電線がこの電
気コネクタ用結線装置１０に供給される。このワイヤデ
ィリーラ１により供給されてきた電線は、それまで電線
供給部でリールに巻回されて収納されていた電線の被覆
を柔らかくするためにワイヤウォーマ２により暖められ
（但し、気温が低いときのみ使用）、さらにワイヤ測長
部３により電線の長さが計測されて圧接接続部４にその
電線が供給される。この圧接接続部４では、供給されて
きた電線はその電線の先端がアプリケータ５の上部に位
置するようにワイヤプル部６により引っ張られる。
【００１１】またこのアプリケータ５には、図１の紙面
に垂直な方向から電気コネクタ１１（図２参照）が複数
個供給され、後述するようにしてこれら複数個の電気コ
ネクタが所定の位置に一列に整列される。アプリケータ
５の上部にはプレス部７が配置されており、このプレス
部には上下動するワイヤ挿入ガイドユニット８が備えら
れている。このワイヤ挿入ガイドユニット８が下降して
電線をガイドするとワイヤ測長部３により電線の長さを
所定長に計測し、この計測後、プレス部７に取り付けら
れたスタファ９が下降して電線を電気コネクタ１１に圧
接接続すると共に電線の後端部を切断する。また必要に
応じて電線の後端部にも電気コネクタが接続され、これ
により同時に複数個のハーネスが完成する。その後同様
の工程を繰り返すことにより次の複数個のハーネスの製
造が行われる。
に垂直な方向から電気コネクタ１１（図２参照）が複数
個供給され、後述するようにしてこれら複数個の電気コ
ネクタが所定の位置に一列に整列される。アプリケータ
５の上部にはプレス部７が配置されており、このプレス
部には上下動するワイヤ挿入ガイドユニット８が備えら
れている。このワイヤ挿入ガイドユニット８が下降して
電線をガイドするとワイヤ測長部３により電線の長さを
所定長に計測し、この計測後、プレス部７に取り付けら
れたスタファ９が下降して電線を電気コネクタ１１に圧
接接続すると共に電線の後端部を切断する。また必要に
応じて電線の後端部にも電気コネクタが接続され、これ
により同時に複数個のハーネスが完成する。その後同様
の工程を繰り返すことにより次の複数個のハーネスの製
造が行われる。
【００１２】図２は、図１に示す電気コネクタ用結線装
置１の圧接接続部４に備えられたアプリケータ５とスタ
ッファ９を拡大して示した模式図である。アプリケータ
５にはシリンダ５１が備えられており、その軸５１ａに
保持ブロック５２が固定されている。この保持ブロック
５２はシリンダ５１の作動により図の左右（矢印Ｘ，Ｙ
方向）に移動される。この保持ブロック５２には位置決
めピン保持部５３が固定されている。この位置決めピン
保持部５３には、本発明にいう位置決め部材の一例であ
る、後端部にスプリング５４を備えた位置決めピン５５
が保持されている。複数個の電気コネクタ１１がこのア
プリケータ５に供給されると、シリンダ５１の作動によ
り保持ブロック５２および位置決めピン保持部５３が矢
印Ｘ方向に移動し、これにより位置決めピン５５が電気
コネクタ１１と係合し、複数の電気コネクタ１１が一列
に整列した状態で各電気コネクタ１１毎に位置決めされ
る。その後、スタッファ９が図に２点鎖線で示す位置ま
で下方に移動し、これにより電気コネクタ１１に図示し
ない電線が圧接接続される。
置１の圧接接続部４に備えられたアプリケータ５とスタ
ッファ９を拡大して示した模式図である。アプリケータ
５にはシリンダ５１が備えられており、その軸５１ａに
保持ブロック５２が固定されている。この保持ブロック
５２はシリンダ５１の作動により図の左右（矢印Ｘ，Ｙ
方向）に移動される。この保持ブロック５２には位置決
めピン保持部５３が固定されている。この位置決めピン
保持部５３には、本発明にいう位置決め部材の一例であ
る、後端部にスプリング５４を備えた位置決めピン５５
が保持されている。複数個の電気コネクタ１１がこのア
プリケータ５に供給されると、シリンダ５１の作動によ
り保持ブロック５２および位置決めピン保持部５３が矢
印Ｘ方向に移動し、これにより位置決めピン５５が電気
コネクタ１１と係合し、複数の電気コネクタ１１が一列
に整列した状態で各電気コネクタ１１毎に位置決めされ
る。その後、スタッファ９が図に２点鎖線で示す位置ま
で下方に移動し、これにより電気コネクタ１１に図示し
ない電線が圧接接続される。
【００１３】図３は、図１，図２に示すアプリケータ５
に備えられた位置決め機構を模式的に示した斜視図であ
る。この図に示すように、位置決めピン保持部５３に多
数の位置決めピン５５が保持されており、シリンダ５１
が作動して保持ブロック５２等が矢印Ｘ方向に移動する
と、位置決めピン５５のうち、複数個（ここでは４個）
整列した電気コネクタ１１の端部に位置する位置決めピ
ン５５ａが、各電気コネクタ１１の両側の下端部に設け
られた長溝１１ａに入り込み、これにより、各電気コネ
クタ１１が、隣接する電気コネクタの外形寸法の公差の
累積を伴わずに、各電気コネクタ１１毎に位置決めされ
る。したがって各電気コネクタ１１のハウジングの寸法
誤差が相当に許容され、したがって電気コネクタの製造
が容易となり、かつ多数個の電気コネクタを一列に整列
させて同時に多数のハーネスを製造することが可能とな
る。
に備えられた位置決め機構を模式的に示した斜視図であ
る。この図に示すように、位置決めピン保持部５３に多
数の位置決めピン５５が保持されており、シリンダ５１
が作動して保持ブロック５２等が矢印Ｘ方向に移動する
と、位置決めピン５５のうち、複数個（ここでは４個）
整列した電気コネクタ１１の端部に位置する位置決めピ
ン５５ａが、各電気コネクタ１１の両側の下端部に設け
られた長溝１１ａに入り込み、これにより、各電気コネ
クタ１１が、隣接する電気コネクタの外形寸法の公差の
累積を伴わずに、各電気コネクタ１１毎に位置決めされ
る。したがって各電気コネクタ１１のハウジングの寸法
誤差が相当に許容され、したがって電気コネクタの製造
が容易となり、かつ多数個の電気コネクタを一列に整列
させて同時に多数のハーネスを製造することが可能とな
る。
【００１４】ここで、電気コネクタ１１の長溝１１ａに
入り込む位置決めピン５５ａ以外の位置決めピン５５ｂ
は、電気コネクタ１１のハウジング表面に当接してスプ
リング５４が縮んだ状態となり、これらの位置決めピン
５５ｂはこの電気コネクタ１１の位置決めに寄与しない
こととなる。これは、この電気コネクタ用結線装置は、
極数の種々に異なる電気コネクタについて結線を行うこ
とができるように汎用的に構成されているためであり、
ここでは６極の電気コネクタ１１が示されているが、例
えば４極，８極，１２極等、他の極数の電気コネクタを
整列させる場合にはその極数の電気コネクタに応じた位
置決めピン５５がその電気コネクタの位置決めに寄与す
ることになる。
入り込む位置決めピン５５ａ以外の位置決めピン５５ｂ
は、電気コネクタ１１のハウジング表面に当接してスプ
リング５４が縮んだ状態となり、これらの位置決めピン
５５ｂはこの電気コネクタ１１の位置決めに寄与しない
こととなる。これは、この電気コネクタ用結線装置は、
極数の種々に異なる電気コネクタについて結線を行うこ
とができるように汎用的に構成されているためであり、
ここでは６極の電気コネクタ１１が示されているが、例
えば４極，８極，１２極等、他の極数の電気コネクタを
整列させる場合にはその極数の電気コネクタに応じた位
置決めピン５５がその電気コネクタの位置決めに寄与す
ることになる。
【００１５】以下、本発明の電気コネクタ用結線装置
の、上記以外の種々の実施例について説明する。ただし
以下では装置全体についての図示及び説明は省略し、各
実施例に特徴的な部分についてのみ図示及び説明を行
う。図４は本発明の第２実施例の特徴部分を模式的に示
した斜視図である。この実施例では、前述した実施例に
おける位置決めピン５５（図３参照）に代えて、後端に
スプリング６１が配置された位置決め部材６２が備えら
れている。この位置決め部材６２は先端がくさび形状に
形成されており、このため、この位置決め部材６２によ
り位置決めされる前の電気コネクタの整列位置誤差が大
きくても、この位置決め部材６２により正しい位置に整
列される。
の、上記以外の種々の実施例について説明する。ただし
以下では装置全体についての図示及び説明は省略し、各
実施例に特徴的な部分についてのみ図示及び説明を行
う。図４は本発明の第２実施例の特徴部分を模式的に示
した斜視図である。この実施例では、前述した実施例に
おける位置決めピン５５（図３参照）に代えて、後端に
スプリング６１が配置された位置決め部材６２が備えら
れている。この位置決め部材６２は先端がくさび形状に
形成されており、このため、この位置決め部材６２によ
り位置決めされる前の電気コネクタの整列位置誤差が大
きくても、この位置決め部材６２により正しい位置に整
列される。
【００１６】図５は、本発明の第３実施例の特徴部分で
模式的に示した斜視図である。この実施例では、前述し
た各実施例が、多数の位置決めピンないし多数の位置決
め部材を備えていたことに代え、１枚の板材を所定の形
状に打ち抜いて折曲げ、これを位置決め部材６３として
使用したものであり、安価な位置決め部材が実現され
る。
模式的に示した斜視図である。この実施例では、前述し
た各実施例が、多数の位置決めピンないし多数の位置決
め部材を備えていたことに代え、１枚の板材を所定の形
状に打ち抜いて折曲げ、これを位置決め部材６３として
使用したものであり、安価な位置決め部材が実現され
る。
【００１７】図６は、本発明の第４実施例の特徴部分を
模式的に示した斜視図である。この実施例における位置
決め部材６４は電気コネクタのハウジングに設けられ
た、相手側コネクタのピン状コンタクト（図示せず）が
挿入される孔１１ｂに挿入される位置決めピン６５を備
えている。各位置決めピン６５の後端部にはスプリング
６６が備えられており、位置決めピン６５の先端部が押
されるとスプリング６６が縮んでその位置決めピン６５
が引っ込むように構成されている。この位置決め部材６
４はシリンダ６７の軸６７ａに固定されており、このシ
リンダ６７の作動により位置決め部材６４が矢印Ｘ方向
に移動すると、位置決めピン６５がハウジングの孔１１
ｂに入り込み、これにより、電気コネクタ１１の位置決
めが、隣接する電気コネクタ（図示せず）とは独立に行
われる。
模式的に示した斜視図である。この実施例における位置
決め部材６４は電気コネクタのハウジングに設けられ
た、相手側コネクタのピン状コンタクト（図示せず）が
挿入される孔１１ｂに挿入される位置決めピン６５を備
えている。各位置決めピン６５の後端部にはスプリング
６６が備えられており、位置決めピン６５の先端部が押
されるとスプリング６６が縮んでその位置決めピン６５
が引っ込むように構成されている。この位置決め部材６
４はシリンダ６７の軸６７ａに固定されており、このシ
リンダ６７の作動により位置決め部材６４が矢印Ｘ方向
に移動すると、位置決めピン６５がハウジングの孔１１
ｂに入り込み、これにより、電気コネクタ１１の位置決
めが、隣接する電気コネクタ（図示せず）とは独立に行
われる。
【００１８】図７は、本発明の第５実施例の特徴部分を
模式的に示した斜視図である。電気コネクタ１１のハウ
ジングの下面には溝１１ｃが設けられておりその下方か
ら位置決め部材としてのボールプランジャ６８が溝１１
ｃに入り込み、これによりこの電気コネクタ１１の位置
決めが行われる。図８は、本発明の第６実施例の特徴部
分の模式図である。
模式的に示した斜視図である。電気コネクタ１１のハウ
ジングの下面には溝１１ｃが設けられておりその下方か
ら位置決め部材としてのボールプランジャ６８が溝１１
ｃに入り込み、これによりこの電気コネクタ１１の位置
決めが行われる。図８は、本発明の第６実施例の特徴部
分の模式図である。
【００１９】図８（ｂ）の下部には、電気コネクタ１１
が、図８（ａ）に示す電気コネクタ１１の矢印Ａ−Ａに
沿って断面して示されている。この電気コネクタ１１に
は圧接型コンタクト１２が備えられており、圧接接続部
に供給された電気コネクタ１１の上部には、シリンダ７
０の軸７０ａに取り付けられた、図８（ｃ）に示すよう
なくし刃状の位置決め部材６９が備えられている。また
この位置決め部材６９に隣接した位置には、シリンダ７
１の軸７１ａに取り付けられたスタッファ７２が備えら
れており、シリンダ７１の作動によりスタッファ７２が
下方に移動し、これにより電線１３が圧接型コンタクト
１２に圧接接続されるが、このシリンダ７１の作動に先
立って、もしくはこのシリンダ７１の作動とほぼ同時に
シリンダ７０が作動し、これにより位置決め部材６９が
下方に移動してそのくし刃状の先端部が電気コネクタ１
１のハウジング上部の開口１１ｄに挿入され、これによ
り電気コネクタ１１の位置決めが行われる。
が、図８（ａ）に示す電気コネクタ１１の矢印Ａ−Ａに
沿って断面して示されている。この電気コネクタ１１に
は圧接型コンタクト１２が備えられており、圧接接続部
に供給された電気コネクタ１１の上部には、シリンダ７
０の軸７０ａに取り付けられた、図８（ｃ）に示すよう
なくし刃状の位置決め部材６９が備えられている。また
この位置決め部材６９に隣接した位置には、シリンダ７
１の軸７１ａに取り付けられたスタッファ７２が備えら
れており、シリンダ７１の作動によりスタッファ７２が
下方に移動し、これにより電線１３が圧接型コンタクト
１２に圧接接続されるが、このシリンダ７１の作動に先
立って、もしくはこのシリンダ７１の作動とほぼ同時に
シリンダ７０が作動し、これにより位置決め部材６９が
下方に移動してそのくし刃状の先端部が電気コネクタ１
１のハウジング上部の開口１１ｄに挿入され、これによ
り電気コネクタ１１の位置決めが行われる。
【００２０】図９は、本発明の第７実施例の特徴部分の
模式図である。図８に示した第６実施例と同一の部材に
は同一の符号を付し、相違点のみ説明する。位置決め部
材６９は、その下端部がスタッファ７２の下端部よりも
下方に突出するようにスプリング７３を介してスタッフ
ァ７２に取り付けられており、シリンダ７１の作動によ
りスタッファ７２が下方に移動すると、先ず位置決め部
材６９による電気コネクタ１１の位置決めが行われ、そ
れに引き続いて電線１３が圧接型コンタクト１２に圧接
接続される。
模式図である。図８に示した第６実施例と同一の部材に
は同一の符号を付し、相違点のみ説明する。位置決め部
材６９は、その下端部がスタッファ７２の下端部よりも
下方に突出するようにスプリング７３を介してスタッフ
ァ７２に取り付けられており、シリンダ７１の作動によ
りスタッファ７２が下方に移動すると、先ず位置決め部
材６９による電気コネクタ１１の位置決めが行われ、そ
れに引き続いて電線１３が圧接型コンタクト１２に圧接
接続される。
【００２１】図１０は、本発明の第８実施例の特徴部分
の模式図である。この実施例は、電気コネクタ１１のハ
ウジングの下面に設けられた凸部１１ｅを利用して電気
コネクタ１１の位置決めを行う例であり、図示のような
くし刃状の位置決め部材７４がシリンダ７５の軸７５ａ
に取り付けられており、シリンダ７５の作動により位置
決め部材７４が上方に移動してそのくし刃がハウジング
下面の凸部１１ｅに係合し、これにより各電気コネクタ
１１が各電気コネクタ毎に位置決めされる。
の模式図である。この実施例は、電気コネクタ１１のハ
ウジングの下面に設けられた凸部１１ｅを利用して電気
コネクタ１１の位置決めを行う例であり、図示のような
くし刃状の位置決め部材７４がシリンダ７５の軸７５ａ
に取り付けられており、シリンダ７５の作動により位置
決め部材７４が上方に移動してそのくし刃がハウジング
下面の凸部１１ｅに係合し、これにより各電気コネクタ
１１が各電気コネクタ毎に位置決めされる。
【００２２】図１１は、本発明の第９実施例の特徴部分
の模式図である。この電気コネクタ１１は、そのハウジ
ングの下面から圧接型コンタクトのタイン部１２ａが突
出しており、一方、この実施例の位置決め部材７７には
タイン部１２ａのピッチに適合するピッチの丸孔７７ａ
が設けられている。シリンダ７６の作動により位置決め
部材７７が上方に移動し、タイン部１２ａが丸孔７７ａ
内に挿入され、これにより電気コネクタ１１の位置決め
が行われる。
の模式図である。この電気コネクタ１１は、そのハウジ
ングの下面から圧接型コンタクトのタイン部１２ａが突
出しており、一方、この実施例の位置決め部材７７には
タイン部１２ａのピッチに適合するピッチの丸孔７７ａ
が設けられている。シリンダ７６の作動により位置決め
部材７７が上方に移動し、タイン部１２ａが丸孔７７ａ
内に挿入され、これにより電気コネクタ１１の位置決め
が行われる。
【００２３】図１２は、本発明の第１０実施例の特徴部
分の模式図である。この実施例の位置決め部材７８は、
タイン部１２ａと係合する形状にくし刃状に形成されて
おり、シリンダ７９の作動により位置決め部材７８が矢
印Ｘ方向に移動してタイン部１２ａと係合し、これによ
り電気コネクタ１１が位置決めされる。
分の模式図である。この実施例の位置決め部材７８は、
タイン部１２ａと係合する形状にくし刃状に形成されて
おり、シリンダ７９の作動により位置決め部材７８が矢
印Ｘ方向に移動してタイン部１２ａと係合し、これによ
り電気コネクタ１１が位置決めされる。
【００２４】以上多数の実施例を示したように、本発明
にいう位置決め部材は種々に構成することができ、位置
決めされる電気コネクタの、位置決め部材との係合部分
も種々に選択することができる。尚、本発明は、いわゆ
る自動結線装置のみならず手動の結線装置にも適用でき
ることは言うまでもない。
にいう位置決め部材は種々に構成することができ、位置
決めされる電気コネクタの、位置決め部材との係合部分
も種々に選択することができる。尚、本発明は、いわゆ
る自動結線装置のみならず手動の結線装置にも適用でき
ることは言うまでもない。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気コネ
クタ用結線装置は、圧接接続部に整列した複数の電気コ
ネクタを、各電気コネクタ毎に位置決めする位置決め部
材を備えたため、各電気コネクタの外形寸法の公差の累
積が防止される。したがって電気コネクタの外形寸法に
かなり大きな公差が許容され、これにより電気コネクタ
の製造が容易となり、また従来よりも多数の電気コネク
タを整列させておいて同時に多数のハーネスを製造する
ことができ、ハーネスの生産性が向上する。
クタ用結線装置は、圧接接続部に整列した複数の電気コ
ネクタを、各電気コネクタ毎に位置決めする位置決め部
材を備えたため、各電気コネクタの外形寸法の公差の累
積が防止される。したがって電気コネクタの外形寸法に
かなり大きな公差が許容され、これにより電気コネクタ
の製造が容易となり、また従来よりも多数の電気コネク
タを整列させておいて同時に多数のハーネスを製造する
ことができ、ハーネスの生産性が向上する。
【図１】本発明の一実施例に係る電気コネクタ用結線装
置の外観正面図である。
置の外観正面図である。
【図２】図１に示す電気コネクタ用結線装置の圧接接続
部に備えられたアプリケータとスタッファを拡大して示
した模式図である。
部に備えられたアプリケータとスタッファを拡大して示
した模式図である。
【図３】図１，図２に示すアプリケータに備えられた位
置決め機構を模式的に示した斜視図である。
置決め機構を模式的に示した斜視図である。
【図４】本発明の第２実施例の特徴部分を模式的に示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図５】本発明の第３実施例の特徴部分で模式的に示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図６】本発明の第４実施例の特徴部分を模式的に示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図７】本発明の第５実施例の特徴部分を模式的に示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図８】本発明の第６実施例の特徴部分の模式図であ
る。
る。
【図９】本発明の第７実施例の特徴部分の模式図であ
る。
る。
【図１０】本発明の第８実施例の特徴部分の模式図であ
る。
る。
【図１１】本発明の第９実施例の特徴部分の模式図であ
る。
る。
【図１２】本発明の第１０実施例の特徴部分の模式図で
ある。
ある。
４ 圧接接続部 ５ アプリケータ ９ スタッファ １０ 電気コネクタ用結線装置 １１ 電気コネクタ １２ 圧接型コンタクト １３ 電線 ５５，６５ 位置決めピン ６２，６３，６４，６９，７４，７５，７７，７８
位置決め部材 ６８ ボールプランジャ
位置決め部材 ６８ ボールプランジャ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−117082（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−148078（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−152180（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 43/01 H01R 43/00
Claims (3)
- 【請求項１】 それぞれが複数の圧接型コンタクトを有
する複数の電気コネクタを圧接接続部に１列に整列させ
て、これら整列した複数の電気コネクタの前記各圧接型
コンタクトに電線を同時に圧接接続する電気コネクタ用
結線装置において、互いに独立して前記複数の電気コネクタに対して進退可
能に該複数の電気コネクタの整列方向に沿って複数配置
され、 前記圧接接続部に整列した複数の電気コネクタの
それぞれと係合して該各電気コネクタの前記圧接型コン
タクトを前記各電気コネクタ毎に位置決めする位置決め
部材を備えたことを特徴とする電気コネクタ用結線装
置。 - 【請求項２】 それぞれが複数の圧接型コンタクトを有
する複数の電気コネクタを圧接接続部に１列に整列させ
て、これら整列した複数の電気コネクタの前記各圧接型
コンタクトに電線を同時に圧接接続する電気コネクタ用
結線装置において、 前記圧接接続部に整列した前記複数の電気コネクタの前
記各圧接型コンタクトと同時に係合して、該各電気コネ
クタの前記圧接型コンタクトを前記各電気コネクタ毎に
位置決めする位置決め部材を具備することを特徴とする
電気コネクタ用結線装置。 - 【請求項３】 それぞれが、所定の配列ピッチで配列さ
れた複数の圧接型コンタクトを有する複数の電気コネク
タを圧接接続部に１列に整列させて、これら整列した複
数の電気コネクタの前記各圧接型コンタクトに電線を同
時に圧接接続する電気コネクタ用結線装置において、 前記圧接接続部に整列した前記複数の電気コネクタそれ
ぞれのハウジングの、前記圧接型コンタクトの配列ピッ
チの整数倍離間した部分と同時に係合して、該各電気コ
ネクタの前記圧接型コンタクトを前記各電気コネクタ毎
に位置決めする位置決め部材を具備したことを特徴とす
る電気コネクタ用結線装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08559692A JP3209444B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 電気コネクタ用結線装置 |
| TW083205736U TW327339U (en) | 1992-04-07 | 1992-11-16 | Electrical connector termination apparatus |
| US08/035,100 US5343617A (en) | 1992-04-07 | 1993-03-19 | Equipment for connecting wires to electrical connectors |
| CN93103549A CN1073265C (zh) | 1992-04-07 | 1993-04-06 | 用以将导线连接到电连接器上的设备 |
| KR1019930005811A KR100269925B1 (ko) | 1992-04-07 | 1993-04-07 | 전기 코넥터용 결선장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08559692A JP3209444B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 電気コネクタ用結線装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05290943A JPH05290943A (ja) | 1993-11-05 |
| JP3209444B2 true JP3209444B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=13863209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08559692A Expired - Lifetime JP3209444B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 電気コネクタ用結線装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5343617A (ja) |
| JP (1) | JP3209444B2 (ja) |
| KR (1) | KR100269925B1 (ja) |
| CN (1) | CN1073265C (ja) |
| TW (1) | TW327339U (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE59508942D1 (de) * | 1995-11-07 | 2001-02-08 | Stocko Contact Gmbh & Co Kg | Vorrichtung zur halbautomatischen Herstellung von Leitungssätzen |
| JP2992678B2 (ja) * | 1996-06-14 | 1999-12-20 | モレックス インコーポレーテッド | 電線圧接装置に於ける電線引き出し部の電線引き出し機構 |
| US6048222A (en) * | 1997-12-10 | 2000-04-11 | Micron Electronics, Inc. | Retentive ribbon cable connector |
| US6452793B1 (en) * | 2001-01-26 | 2002-09-17 | Micron Technology, Inc. | Apparatuses and methods for preventing disengagement of electrical connectors in the assembly of computers |
| JP2007048709A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Tyco Electronics Amp Kk | コネクタ位置決め方法 |
| JP2007173201A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-07-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 電極かしめ装置 |
| CN102509995A (zh) * | 2011-10-28 | 2012-06-20 | 苏州金牛精密机械有限公司 | 端子载具 |
| JP6259401B2 (ja) * | 2015-01-16 | 2018-01-10 | 矢崎総業株式会社 | 位置合わせ方法 |
| CN105024254B (zh) * | 2015-07-28 | 2017-09-12 | 苏州研高自动化科技有限公司 | 一种电子连接器压机 |
| CN107197619B (zh) * | 2017-06-26 | 2023-04-07 | 江门市江海区凯辉光电器材厂有限公司 | Led自动电阻焊设备 |
| CN109940391B (zh) * | 2019-05-09 | 2020-05-26 | 湖州师范学院求真学院 | 一种配电柜配件自动装配设备 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4441251A (en) * | 1980-06-09 | 1984-04-10 | Amp Incorporated | Method and apparatus for serially producing harness assemblies |
| CA1167626A (en) * | 1980-06-09 | 1984-05-22 | Daniel B. Grubb | Apparatus for, and a method of, serially manufacturing electrical harness assemblies |
| US4492023A (en) * | 1982-09-24 | 1985-01-08 | Molex Incorporated | Electrical harness fabrication method and apparatus |
| US4493147A (en) * | 1982-10-01 | 1985-01-15 | Amp Incorporated | Apparatus for fabrication of a crossover wire harness |
| US5155907A (en) * | 1990-01-26 | 1992-10-20 | Amp Incorporated | Method of aligning individual connectors |
| US5199161A (en) * | 1991-08-07 | 1993-04-06 | Amp Incorporated | Cable testing apparatus |
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1992
- 1992-04-07 JP JP08559692A patent/JP3209444B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-16 TW TW083205736U patent/TW327339U/zh unknown
-
1993
- 1993-03-19 US US08/035,100 patent/US5343617A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-04-06 CN CN93103549A patent/CN1073265C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1993-04-07 KR KR1019930005811A patent/KR100269925B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW327339U (en) | 1998-02-21 |
| KR100269925B1 (ko) | 2000-10-16 |
| CN1073265C (zh) | 2001-10-17 |
| JPH05290943A (ja) | 1993-11-05 |
| CN1077565A (zh) | 1993-10-20 |
| KR930022396A (ko) | 1993-11-24 |
| US5343617A (en) | 1994-09-06 |
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