JP3209318B2 - 圧延機のロール組替方法及び圧延機のロール組替装置 - Google Patents

圧延機のロール組替方法及び圧延機のロール組替装置

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JP3209318B2
JP3209318B2 JP34380295A JP34380295A JP3209318B2 JP 3209318 B2 JP3209318 B2 JP 3209318B2 JP 34380295 A JP34380295 A JP 34380295A JP 34380295 A JP34380295 A JP 34380295A JP 3209318 B2 JP3209318 B2 JP 3209318B2
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stand
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rolling stand
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淳 畠中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延機のロール組
替方法及びロール組替装置に係り、特に、圧延スタンド
ごとロール部品を移動してのロール組替及びロール部品
だけを移動してロール組替を行うことが可能な圧延機の
ロール組替方法及びロール組替装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】圧延機のロール組替方法としては、例え
ば、所定ライン、例えば圧延ライン上の圧延スタンド5
1をロール組替エリアまで移動し、当該ロール組替エリ
アで圧延スタンド51内のロール部品の交換を行ってい
る。このロール部品の交換は、従来、例えば、C型クレ
ーンを使用して、圧延スタンド51内のロール部品を吊
り出して取り出した後に新しいロール部品を圧延スタン
ド51内に組み付けている。または、ロール部品の高さ
位置に設定された床部材上を移動するポータ装置等のロ
ール組替台車によってロール部品を引き抜くと共に新し
いロール部品の組み付けを行っている。
【0003】また、従来、特公昭59−29325号や
特開平1−317608号等に記載されているように、
圧延ラインL上の圧延機からロール部品のみを引き出し
て交換するロール組替方法も行われている。これらのロ
ール組替装置は、例えば、図9や図10に示されるよう
に、圧延ラインLと平行に横行用レール50が敷設さ
れ、且つ、上記圧延ラインL上の圧延スタンド51の側
部の所要高さ位置に上記横行用レール50と直交する方
向に延びる引出しレール52が敷設される。さらに、そ
の引出しレール52の途中に、上記横行用レール50と
平行に延びるサイドシフトカー56用のレール53が敷
設されている。
【0004】また、上記横行用レール50に沿って移動
可能な横行台車54上面に、上記引出しレール52に接
続するレール54aを設け、該横行台車54上面のレー
ル54a上に、ロール部品55を支持可能な支持装置6
0を備えた組替台車57を載置させる。さらに、上記サ
イドシフトカー56用のレールに、上面にロールを載置
可能な一対のサイドシフトカー56を横行自在に載置し
て構成されている。なお、上記組替台車57は自走可能
となっている。また、サイドシフトカー56は流体圧シ
リンダ58によって移動するようになっている。
【0005】そして、組替台車57を自走させ、当該組
替台車57を、横行台車54上のレールから引出しレー
ル52に乗り移らせ前進させて圧延スタンド51に近づ
け、組替台車57上のロール支持装置60で圧延スタン
ド51内のロール部品55を持ち上げ支持させた後に、
当該組替台車57を後退させる。次に、空のサイドシフ
トカー56を流体圧シリンダ58によって上記引出しレ
ール52位置まで移動させたのちに上記ロール支持装置
60を下げて引き抜いたロール部品55を上記サイドシ
フトカー56上に載せた後にロール支持装置60のロー
ル支持を解除する。次に、上記サイドシフトカー56を
組替台車57の移動に差し支えない位置まで後退させる
と共に、新しいロール部品55を積載した別のサイドシ
フトカー56を上記引出しレール52位置まで移動し、
その新しいロール部品55をロール支持装置60で支持
させた後に当該別のサイドシフトカー56を後退させ、
次いで、組替台車57を圧延スタンド51まで自走させ
た後に新しいロール部品55を圧延スタンド51内の組
み込む。
【0006】なお、別の圧延スタンド51のロール組替
を行う場合には、上記横行用レール50に沿って上記組
替台車57を移動させることで、当該自走する組替台車
57の流用を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の圧延スタンド51のロール組替装置にあっては、圧
延スタンド51ごとロール組替エリアまで移動させるロ
ール組替装置では、引き抜いた圧延スタンド51を圧延
ラインL上に戻すまで圧延処理が実施できなくなるの
で、圧延処理を迅速に行う場合には、予備の圧延スタン
ド51を用意し引き出した圧延スタンド51の代わりに
予備の圧延スタンド51を設置する必要があり、当該予
備の圧延スタンド51を仮置きするスペース等を別途必
要とする。また、このロール組替装置では、必ず圧延ス
タンド51をロール組替エリアまで移動した後にロール
部品を脱着を行う構成であり、圧延ラインL上の圧延ス
タンド51からロール部品だけを交換することができな
いという問題もある。
【0008】次に、圧延ラインL上の圧延スタンド51
からロール部品55だけを引き抜いて交換する上記従来
のロール組替装置では、引出しレール52を支持する部
材59が床に固定されているので、ロール部品55だけ
の組替しかできず圧延スタンド51ごとの移動が出来な
いという問題がある。また、圧延ラインLの側方の引出
しレール52の近傍に交換用のロール部品55を用意し
て当該圧延ラインL側方のエリアでロール交換を行って
いるので、上記圧延スタンド51毎に移動して行う際の
ロール組替エリアを有効に使用することができない。つ
まり、圧延ラインL近傍でしかロール交換が出来ないと
いう問題がある。
【0009】また、圧延スタンド51から外したサイド
シフトカー56上の旧のロール部品55を上記ロール組
替エリア等に移動させるためには、別の運搬台車にクレ
ーン等を使用して移す必要があり、また、新しいロール
部品55をサイドシフトカー56上に載置する場合にも
同様な作業が要求される。以上のように、従来の圧延ス
タンド51のロール組替装置では、圧延スタンド51ご
と移動させてロール組替を行うか、ロール部品55だけ
を引き抜いてロール交換を行うかの一方のみしか出来な
いという問題がある。
【0010】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、簡易な構成で、圧延スタンド毎の移動
させてのロール組替もロール部品だけの移動による装置
組替も可能な圧延機のロール組替方法及びロール組替装
置を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のうち請求項1に記載された圧延機のロール
組替方法は、所定ライン上の圧延スタンド又はロール部
品を引き出して交換する圧延機のロール組替方法であっ
て、引出し装置により上記ライン上の上記圧延スタンド
を当該ラインから引き出し、その引き出した圧延スタン
ドを横行台車に載せ上記引出し方向と交差する方向へ移
動してロール組替エリアまで運搬可能な圧延機のロール
組替方法において、上記圧延スタンドの引出し方向へ移
動可能なロール台車を設けて、上記圧延スタンドが移動
する動線に沿ってロール台車を移動させると共に、圧延
スタンド内のロール部品を上記ロール台車上に引き出し
たりロール台車上のロール部品を圧延スタンド内に移動
させることを特徴としている。
【0012】ここで、上記ロール部品は、ロール及びそ
の軸箱を含み、また、例えば、2ロール圧延機における
下部ワークロール部品や上部ワークロール部品単体の場
合を含むと共に、両ロール部品を一体的として一つのロ
ール部品と見なす場合も含む。以下、同様である。ま
た、上記所定ラインとは、例えば、圧延材を圧延するた
めの圧延ラインを指す。
【0013】この発明においては、ロール交換のための
圧延スタンドを移動する動線に沿ってロール台車を移動
させることとしたので、同じ場所を利用して、圧延スタ
ンドごとのロール組替エリアへの移動も可能となる共
に、ロール部品をロール台車に載せることでロール部品
だけの移動も可能となる。次に、請求項2に記載した発
明は、請求項1に記載した構成に対して、上記ロール台
車における上記圧延スタンドの引出し方向への移動を上
記引出し装置により行い、且つ、上記引出し方向と交差
する方向への移動を上記横行台車により行うことを特徴
としている。
【0014】この発明においては、ロール部品を移動さ
せるロール台車の移動が圧延スタンドを移動させるため
の引出し装置及び横行台車で行われるので、圧延スタン
ドごとの移動とロール部品だけの移動のための駆動装置
がロール台車を除いて兼用することができる。また、上
記構成によって、ロール台車を無駆動にすることが可能
となる。
【0015】次に、請求項3に記載された圧延機のロー
ル組替装置は、所定ライン上の圧延スタンド又はロール
部品を引き出して交換する圧延機のロール組替装置であ
って、上記ライン上の圧延スタンドに上記ラインと直交
する方向で対向する引出し装置により圧延スタンドを引
き出し、上記引出し方向に交差する方向へ移動可能な横
行台車上に上記引き出した圧延スタンドを載せてロール
組替エリアにまで運搬可能な圧延機のロール組替装置に
おいて、上記圧延スタンドの引出し方向に移動可能なロ
ール台車と、ロール部品を上記圧延スタンド内からロー
ル台車上へ又はロール台車上から圧延スタンド内へ横移
動させるロール移動装置と、を備えることを特徴として
いる。
【0016】この発明では、ロール交換のための圧延ス
タンドの移動方向に沿ってロール台車を移動させること
で、同じ場所を利用して、圧延スタンドごとのロール組
替エリアへの移動も、また、ロール部品をロール台車に
載せることでロール部品だけの移動も可能となる。ま
た、ロール台車上と圧延スタンドとの間のロール部品の
移動は、ロール移動装置により行われる。
【0017】次に、請求項4に記載した発明は、請求項
3に記載された構成に対して、上記ロール台車における
上記圧延スタンド引出し方向への移動は、上記引出し装
置により行われることを特徴としている。この発明で
は、ロール台車における上記圧延スタンド引出し方向へ
の移動は、上記圧延スタンドを引き出す引出し装置によ
り行われることで、一つの装置によって圧延スタンドの
引出しもロール台車、即ちロール部品の引出しも可能に
なる。
【0018】次に、請求項5に記載した発明は、請求項
3又は請求項4に記載された構成に対して、上記ロール
移動装置は、所定ライン上の上記圧延スタンドと上記ラ
インに直交する方向で対向する位置に配設されることを
特徴としている。この発明では、圧延スタンドとロール
台車との間でのロール部品を移動させるロール移動装置
が、上記ライン上の上記圧延スタンドと上記ラインに直
交する方向で対向する位置に配設されることで、例え
ば、上記圧延スタンドを引き出す引出し装置の上に上記
ロール移動装置を設けるなど、ロール台車上にロール移
動装置を設ける必要はない。
【0019】次に、請求項6に記載した発明は、請求項
3から請求項5のいずれかに記載された構成に対して、
上記ロール台車上に載置されたロール部品の移動を拘束
するロール固定手段を備えることを特徴としている。こ
の発明では、ロール固定手段によってロール台車上に載
置されたロール部品のガタツキが防止されると共に、当
該ロール部品側を押し引きすることでロール台車、即
ち、ロール部品を移動させることも可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。まず構成について説明する
と、図1に示すように、所定ラインである圧延ラインL
上の各圧延スタンド2設置位置からそれぞれスタンド引
出しレール3が敷設されている。そのスタンド引出しレ
ール3は、圧延ラインLに直交する方向に延びる。ま
た、そのスタンド引出しレール3の内側に台車用引出し
レール4が敷設されている。その台車用引出しレール4
は、上記当該スタンド引出しレール3と平行に延びる。
【0021】上記各スタンド引出しレール3の他端部側
にはスタンド引出し装置5が設置され、その各スタンド
引出し装置5は、対応する圧延スタンド2と上記圧延ラ
インLに直交する方向で対向している。また、上記スタ
ンド引出しレール3の途中には、当該スタンド引出しレ
ール3と交差して上記圧延ラインLと平行な方向に延び
る横行用レール6が敷設されている。その横行用レール
6は、図2に示すように、上記スタンド引出しレール3
よりも下方に配設されており、その横行用レール6に沿
って移動可能な横行台車7の上面が、上記スタンド引出
しレール3が敷設される床面と同じ高さに設定されてい
る。
【0022】その横行台車7の上面には、上記スタンド
引出しレール3等と接続可能な各レール8a,8bが設
けられている。その横行台車7は、上記横行用レール6
に沿ってロール組替エリアE側に移動可能となってい
る。そのロール組替エリアEには、台車移動用レール9
が敷設され、その台車移動用レール9は、上記横行用レ
ール6と直交する方向に延びている。
【0023】上記台車移動用レール9の他端部側にはロ
ール台車引出し装置10が設置されている。上記台車移
動用レール9の途中には、当該台車移動用レール9と交
差する方向にシフトレール11が敷設されている。この
シフトレール11は、上記横行用レール6と同様に、上
記台車移動用レール9よりも下方に配設されており、そ
のシフトレール11に沿って移動可能なシフト台車12
の上面が、上記台車移動用レール9が敷設される床面と
同じ高さに設定されている。
【0024】そのシフト台車12の上面には、台車移動
用レール9と接続するレール13が敷設されている。ま
た、上記スタンド引出し装置5は、上記図2に示すよう
に、流体圧シリンダ5aを駆動してそのピストンロッド
を伸縮させることで、その本体5bが横行台車7上のレ
ール8a及びスタンド引出しレール3に沿って移動し、
もって、圧延ラインL上の圧延スタンド2に向けて進退
するようになっている。
【0025】ここで、ロール台車15の横方向の車輪間
の距離を圧延スタンド2の横方向の車輪間の距離と等し
く設定することで、上記台車用引出しレール4を省略し
て、ロール台車15もスタンド引出しレール3に沿って
移動可能に構成してもよい。また、上記ロール台車15
は、上記圧延ラインLと直交する方向に走行可能に車輪
が設定された台車であって、台車用引出しレール4に載
っている状態では、その上面が圧延スタンド2内におけ
るロール部品16用のレール設置面と同じ高さとなるよ
うに設定されている。そのロール台車15の上面には、
ロール部品16の車輪が走行可能なレールが設けられて
いる。
【0026】また、上記スタンド引出し装置5の上記圧
延スタンド2と対向可能な部分には、圧延スタンド2及
びロール台車15との間を着脱可能に連結する連結器1
7が設けられている。この連結器17は、例えば、上面
図である図3に示すように、圧延スタンド2及びロール
台車15に設けられた凹部状の雌部材17aと、スタン
ド引出し装置5に設けられ上記雌部材17aに嵌合可能
な雄部材17bとから構成される。そして、上記雄部材
17bを図3の状態から90度回転して縦長とした状態
で雌部材17aの凹部の中に入れ再び90度回転させて
横長にして嵌合し連結する。解除する場合には、逆の動
作を行う。
【0027】また、上記スタンド引出し装置5の上部に
は、ロール移動装置18が配置されている。そのロール
移動装置18は、シリンダ装置を備えそのピストンロッ
ド18aが、圧延スタンド2側に向けて伸縮可能となっ
ている。そのピストンロッド18aの先端部には移動用
の車輪19が設けられていると共にロール連結器20が
設けられている。そのロール連結器20は、上下方向に
旋回するフック20aであって、下側に旋回させること
で、ロール部品16に設けた掛合部16aに引っ掛かる
ことで連結されるようになっている。20bは、そのフ
ック20aを駆動するモータである。
【0028】また、上記ロール組替エリアEに配設され
るロール台車引出し装置10も上記スタンド引出し装置
5と同様な構成となっている。即ち、流体圧シリンダに
よって台車移動用レール9に沿って移動可能となってい
る共に、その上部に、上記ロール移動装置18と同じロ
ール移動装置22が設置されている。ここで、圧延スタ
ンド2内の上側ワークロールの軸箱と下側ワークロール
の軸箱との間にスペーサが配設されるなど、上記上側ワ
ークロールと下側ワークロールとの間には公知の方法に
よって所定の間隙が設けられると共に、両ワークロール
は一体的に移動可能に設定されている。
【0029】なお、上記説明では2ロール圧延機を例に
して説明したが、形鋼を成形するためのユニバーサル圧
延機等の圧延機であっても同様である。そして、ロール
部品16は、下側ワークロールの車軸に設けられた車輪
16bを介して圧延スタンド2内に配設されたレール上
で待機状態となっている。次に、上記構成における作業
ロールを組み替える場合について説明する。
【0030】通常は、オンラインでのロール交換を行っ
た後、旧のロール部品16を組替エリアE側へ移動させ
るので、この手順について説明する。まず、新しいロー
ル部品16を載置したロール台車15を控えの横行台車
7上に予め載置しておき、圧延スタンド2から引き抜い
た旧のロール部品16を別の横行台車7上まで移動させ
た後、上記控えの横行台車7を上記新しいロール部品1
6がスタンド引出し装置5に対向する位置まで移動さ
せ、上記控えの横行台車7上のロール部品16を圧延ス
タンド2内に組み込むことで、オンラインのロール交換
が完了する。その後、旧のロール部品16を載せた横行
台車7をロール組替エリアE側に移動させ横行台車7上
から旧のロール部品16を引き抜き新旧のロール部品1
6の入替えを行う。
【0031】次に、圧延ラインL上からロール部品16
のみを引き出して組替を行う場合について、図4に基づ
き説明する。横行台車7上に空のロール台車15を載置
した状態で、当該横行台車7をスタンド引出しレール3
側に移動して、横行台車7上の各レール8a,8bを、
スタンド引出しレール3等に接続する。
【0032】次に、スタンド引出し装置5の流体圧シリ
ンダ5aを駆動して当該スタンド引出し装置本体5bを
前進した後に連結器17によって上記ロール台車15を
連結する。続けて、上記流体圧シリンダ5aのピストン
ロッド18aを伸ばしてスタンド引出し装置本体5b及
びロール台車15を圧延ラインL上の圧延スタンド2に
向けて前進する。
【0033】ロール台車15が圧延スタンド2に接近し
たら上記前進を停止し、ロール移動装置18のピストン
ロッド18aをロール部品16に向けて伸ばす。続け
て、その先端部のロール連結器20のフック20aを下
方に旋回させることで、当該フック20aを上記ロール
部品16の掛合部16aに引っかける。続いて、上記ロ
ール移動装置18のピストンロッド18aを縮める。す
ると、そのピストンロッド18aの後退に追従してロー
ル部品16が圧延スタンド2から引き出されてロール台
車15上に載る。
【0034】次に、スタンド引出し装置5の流体圧シリ
ンダ5aのピストンロッドを縮めることで、スタンド引
出し装置5及びロール台車15を後退させる。そして、
ロール台車15が横行台車7上に再び載置した時点で上
記後退を停止し、さらに、上記各連結器17,20によ
る連結を解除する。即ち、スタンド引出し装置5からロ
ール台車15を切り離すと共にロール部品16をロール
移動装置18から切り離す。
【0035】次に、横行台車7をロール組替エリアE側
へ横行用レール6に沿って移動し、ロール台車引出し装
置10と対向した時点で停止する。このとき、空のシフ
ト台車12の一つを、その上面のレールが上記台車移動
用レール9と同軸となって接続する位置まで予め移動し
て待機させておく。次に、ロール台車引出し装置10を
上記横行台車7に向けて前進した後、ロール台車15と
連結する。次いで、再び、上記ロール台車引出し装置1
0を後退されることで、上記ロール台車15を横行台車
7上から引き込み、上記ロール台車15が上記待機して
いるシフト台車12の位置まで、当該ロール台車15を
そのまま移動させる。
【0036】上記待機しているシフト台車12にロール
台車15が載ったら、ロール台車引出し装置10の連結
器を切り離し、続いて、上記シフト台車12を図4中左
側(Bの位置)に移動させる。次に、新しいロール部品
16を載せたロール台車15を配置したシフト台車12
を、シフトレール11に沿って上記ロール台車引出し装
置10と対向可能な位置まで移動したら、上記ロール台
車引出し装置10を前進させて上記シフト台車12上の
ロール台車15に連結し、そのまま、上記ロール台車引
出し装置10を前進させることで、連結したロール台車
15を上記横行台車7まで移動させて、当該横行台車7
上に載せる。
【0037】続いて、上記横行台車7を、横行用レール
6に沿ってスタンド引出し装置5側に移動させて、当該
横行台車7上のレール8aとスタンド引出しレール3等
と接続した後に、スタンド引出し装置5を前進させて、
スタンド引出し装置5をロール台車15に連結する。ま
た、ロール移動装置18のピストンロッド18a先端部
の連結器20で上記ロール台車15上のロール部品16
をロール移動装置18に連結する。
【0038】次に、上記スタンド引出し装置5を圧延ラ
インL上のスタンドに向けて前進して近接させること
で、連結したロール台車16を圧延スタンド2に接近さ
せ、続いて、ロール移動装置18のピストンロッド18
aを伸ばしてロール部品16を圧延スタンド2内に移動
させて組み込む。その後、ロール移動装置18の連結器
を解除する。
【0039】次に、上記ロール台車16と共にスタンド
引出し装置5を後退させる。これによって、ロール部品
16の交換が行われたことになる。ここで、上記ロール
部品16の交換は上記操作に限定されるものではない。
例えば、新しいロール部品16を載置したロール台車1
5を載置した横行台車7を予め、スタンド引出しレール
3の脇(図4中、左側C部分)に待機させておいて、上
記のようにして圧延スタンド2から引き抜いた旧のロー
ル部品16をロール組替エリアE側へ移動させる間に、
脇に待機させた上記横行台車7をスタンド引出し装置5
に対向する位置まで移動させ当該横行台車7上のロール
部品16を圧延スタンド2内に組み込むことで、圧延ス
タンド2内への新しいロール部品16の組み付けを早く
してもよい。
【0040】次に、圧延ラインL上から圧延スタンド2
ごと引き出してロール組替エリアEでロール部品16の
組替を行う場合について、図5に基づき説明する。横行
台車7をスタンド引出しレール3側に移動して、横行台
車7上の各レール8a,8bを、スタンド引出しレール
3と同軸に配置して接続する。次に、スタンド引出し装
置5の流体圧シリンダ5aを駆動して当該スタンド引出
し装置本体5bを前進し、当該スタンド引出し装置本体
5bを圧延ラインL上の圧延スタンド2に向けて前進す
る。
【0041】上記スタンド引出し装置本体5bが圧延ス
タンド2に近接したら上記前進を停止し、スタンド引出
し装置本体5bに設けられた連結器17によって、当該
スタンド引出し装置本体5bと圧延スタンド2とを連結
する。次に、スタンド引出し装置5の流体圧シリンダ5
aのピストンロッドを縮めることで、スタンド引出し装
置本体5bを後退させて圧延スタンド2をスタンド引出
しレール3側に引き出す。そして、上記圧延スタンド2
が横行台車7上に載った時点で上記移動を停止し、さら
に、上記連結器17による連結を解除する。即ち、スタ
ンド引出し装置5から圧延スタンド2を切り離す。
【0042】次に、横行台車7を横行用レール6に沿っ
てロール組替エリアE側へ移動し、ロール台車引出し装
置10と対向した時点で停止する。このとき、空のロー
ル台車15を載せたシフト台車12の一つを、その上面
のレールが上記台車移動用レール9と同軸となって接続
する位置まで予め移動して待機させておく。
【0043】次に、ロール台車引出し装置10を上記横
行台車7に向けて前進して、ロール台車15が横行台車
7上の圧延スタンド2に近接したら上記前進を停止し、
ロール台車引出し装置10上のロール移動装置22のピ
ストンロッドを圧延スタンド2内のロール部品16に向
けて伸ばし、その先端部の連結器を上記ロール部品16
の掛合部に引っかける。続いて、上記ロール移動装置2
2を後退させる。すると、そのピストンロッドの後退に
追従して圧延スタンド2内のロール部品16が引き出さ
れてロール台車15上に載る。
【0044】次に、ロール台車引出し装置10を後退さ
せることで、旧のロール部品16を載せたロール台車1
5を後退させる。そして、ロール台車15がシフト台車
12に再び載置した時点で上記後退を停止し、さらに、
上記各連結器を解除する。即ち、ロール台車引出し装置
10からロール台車15を切り離すと共にロール部品1
6をロール移動装置22から切り離す。
【0045】上記ロール台車15が載ったシフト台車1
2を、図5中左側(F位置)に移動して退避させる。次
に、新しいロール部品16を載せたロール台車15を配
置したシフト台車12をシフトレール11に沿って上記
ロール台車引出し装置10と対向可能な位置まで移動し
たら、上記ロール台車引出し装置10を前進させて上記
シフト台車12上のロール台車15に連結し、さらに、
ロール台車引出し装置10上のロール移動装置22のピ
ストンロッド先端部をロール部品16に連結する。
【0046】次いで、ロール台車引出し装置10を横行
台車7上の圧延スタンド2に向けて前進させることで、
ロール台車15を上記横行台車7の圧延スタンド2まで
移動させ、続いて、ロール移動装置22のピストンロッ
ドを伸ばすことで、ロール台車15上のロール部品16
を圧延スタンド2内に移動して当該スタンドに組付け
る。
【0047】次に、上記横行台車7を、スタンド引出し
装置5側に移動させて、当該横行台車7上のレールとス
タンド引出しレール3等と接続した後に、スタンド引出
し装置5を前進させて、スタンド引出し装置5を横行台
車7上の圧延スタンド2に連結する。次に、上記スタン
ド引出し装置5を圧延ラインLに向けて前進すること
で、圧延スタンド2を圧延ラインLに向けて移動させて
所定の位置に設置する。
【0048】続いて、スタンド引出し装置5の連結器1
7を解除し、当該スタンド引出し装置5を後退させる。
これによって、ロール部品16の交換が行われる共に圧
延スタンド2の再設置が行われたことになる。ここで、
上記圧延スタンド2ごとのロール部品16の交換は上記
操作に限定されるものではない。
【0049】例えば、新しいロール部品16を設置した
別の圧延スタンド2を載置した横行台車7を予め、スタ
ンド引出しレール3の脇(図5中、G部分)に待機させ
ておいて、上記のように圧延スタンド2を引出してロー
ル組替エリアE側へ移動させる間に、脇に待機させた上
記横行台車7をスタンド引出し装置5に対向する位置ま
で移動させ当該横行台車7上の圧延スタンド2を圧延ラ
インL上に設置することでロール部品16の組み付けを
早くしてもよい。但し、この場合には、予備の圧延スタ
ンドを必要とする。
【0050】この予備のスタンドは、通常は、同サイズ
のスタンドであるが、被圧延材が変更となる場合、例え
ば、H形鋼から平形鋼などに変更する場合には、異なっ
たサイズのスタンドと入れ換える必要が生ずる場合もあ
る。このように、本実施の形態のロール組替装置を使用
すると、圧延スタンド2ごとに移動してロール交換も行
うことができると共に、圧延ラインL上のロール部品1
6のみを引き出してロール組替をすることも可能とな
る。
【0051】しかも、圧延スタンド2ごと移動する際に
も、ロール部品16だけを引き出して交換する場合も、
無駆動のロール台車15の他は、ほぼ同じ構成の移動機
構によってロール組替のための圧延スタンド2又はロー
ル部品16の載置したロール台車15移動が可能とな
る。なお、上記実施の形態では、スタンド引出し装置5
及びロール台車引出し装置10が流体圧シリンダ5aに
よって駆動する構造で説明しているがこれに限定される
ものではなく、電動モータ等の周知の駆動手段によって
駆動するようにしてもよい。
【0052】また、上記図1では、各圧延ラインL上の
圧延スタンド2毎にスタンド引出し装置5及びその上に
設置されているロール移動装置18を設置している状態
を例示しているがこれに限定されるものではなく、当該
スタンド引出し装置5を横方向に移動可能に構成してス
タンド引出し装置5を一台だけの構成としてもよい。ま
た、上記実施の形態では、ロール移動装置18,22を
スタンド引出し装置5及びロール台車引出し装置10の
上に設置して装置構成の簡略化を図っているが、ロール
移動装置18を各ロール台車15ごとに設けてもよい。
但し、ロール台車15は複数使用されるので、この場合
には、各ロール台車15単位にロール移動装置を設置す
ることになり、ロール台車15が大型化したり装置構成
の複雑化やコスト高となる。
【0053】次に、第2の実施の形態について説明す
る。なお、上記実施の形態と同様な部品には同一の符号
を付して説明する。この第2の実施の形態のロール組替
装置の基本構成は、上記第1の実施の形態と同様であ
る。但し、図6に示すように、上述のスタンド引出し装
置5を省略してロール移動装置18だけによってロール
台車15及びロール部品16の引出し等を可能としたも
のである。
【0054】即ち、ロール移動装置18をロール台車1
5上面と同じ高さの床面に設置されて、上述のスタンド
引出し装置がない。また、本実施の形態のロール台車1
5の上面には、図6に示すように、ロール固定手段を構
成する一対の車輪固定装置30が設置されている。この
車輪固定装置30は、ロール部品16の車輪16bを前
後から挟み可能に設置されたもので、ロール部品16の
車輪16bの移動を阻止するものである。この車輪固定
装置30は、図8に示すように、上下に旋回可能にロー
ル台車15上面に固定され、下側に旋回させることで車
輪の移動を拘束する拘束部30aを備える。図8中、3
1は、ロール台車15上に設けられたレールである。
【0055】なお、ロール固定手段は上記一対の車輪固
定装置30に限定されるものではない。ロール台車15
上でロール部品16の移動が拘束されれば良いから、例
えば、ロール部品の車輪にブレーキ機構を設けてロール
固定手段するなど、他の公知の機構からロール固定手段
を構成してもよい。また、上記ロール台車15上面のロ
ール移動装置18側には凹部からなる掛合部32が形成
され、ロール移動装置18のロール連結器20のフック
20aが上記掛合部32に掛合可能となっている。
【0056】さらに、各圧延スタンド2にも、上記ロー
ル移動装置18のロール連結器20のフック20aに掛
合可能な掛合部が設けられている。この装置を使用して
圧延スタンド2内のロール部品16を引き出す場合に
は、ロール移動装置18のロール連結器20のフック2
0aをロール台車15に設けた掛合部32に引っかけた
後に、ロール移動装置18のピストンロッド18aを伸
ばす。すると、そのピストンロッド18aに押されて、
ロール台車15は圧延スタンド2に向けて移動する。次
に、フック20aを上方に旋回させてロール台車15と
の連結を解除いたのち、ロール台車15の車輪に図示し
ないブレーキ装置で制動を掛けてロール台車15の移動
を拘束する。このブレーキ装置は、ロール台車15自身
に設けてもよいし、レール9側に設けてもよい。
【0057】次に、上記ピストンロッド18aを更に伸
展し、ロール連結器20のフック20aをロール部品1
6の掛合部16aに掛合させる。次に、上記ピストンを
縮めてロール部品16を圧延スタンド2内からロール台
車15側に引き出す。ロール台車15上にロール部品1
6が載ったら、上記ロール台車15上の車輪固定装置3
0を作動してロール部品16をロール台車15に固定す
ると共に、ロール台車15の移動を拘束するブレーキ装
置を解除する。
【0058】次いで、上記ピストンロッド18aを縮め
ることでロール部品16を引っ張ると、ロール部品16
とロール台車15が一体的となっているので、ロール台
車15がロール台車15用レールに沿って移動する。そ
して、ロール台車15が横行台車7上に載った状態でピ
ストンドッロの収縮を停止し、さらに、フック20aを
上方に旋回してロール部品16との連結を解除する。そ
して、横行台車7を駆動することで、ロール組替エリア
Eへ運搬する。
【0059】また、新しいロール部品16を圧延スタン
ド2内に組み付ける際には、横行台車7によって新しい
ロール部品16を載せたロール台車15を圧延スタンド
2と対向する位置まで移動する。このとき、ロール固定
装置を作動させてロール部品16をロール台車15に固
定しておく。
【0060】次に、ロール移動装置18のフック20a
をロール部品16に引っかけた後に、ロール移動装置1
8のピストンロッド18aを伸展させる。すると、ロー
ル部品16を介してロール台車15は押されて、当該ロ
ール台車15は圧延スタンド2に向けて移動する。ロー
ル台車15が圧延スタンド2に近接したら、上記ピスト
ンロッド18aの伸展を一旦停止して、ブレーキ装置に
よってロール台車15の移動を拘束すると共にロール固
定装置によるロール部品16の固定を解除する。
【0061】次に、上記ピストンロッド18aを伸展さ
せると、ロール台車15上のロール部品16は圧延スタ
ンド2内に押し込まれて組付けられる。次いで、ロール
連結器20のフック20aを上方に旋回させることでロ
ール部品16との連結を解除してから上記ピストンロッ
ド18aを少し後退させた後に、上記フック20aを再
び下方に旋回させてロール台車15の掛合部32に連結
する。また、ロール台車15のブレーキ装置を解除した
のちにピストンロッド18aを後退させることで、ロー
ル台車15を移動させる。
【0062】また、圧延スタンド2ごと引き出す場合に
は、ロール移動台車のピストンロッド18aを伸展させ
てロール連結器20を圧延スタンド2の掛合部に引っか
けた後、ピストンロッド18aを後退させることで、上
記圧延スタンド2を横行台車7に載るまで移動させる。
このように、本実施の形態では、ロール部品16の引出
しや圧延スタンド2を引き出す装置がロール移動装置1
8のみとなり、ロール台車15や圧延スタンド2を圧延
ラインLと直交する方向へ移動させる装置構成が簡略化
する。
【0063】ここで、上記説明では、スタンド引出し台
車のみを省略して圧延ラインL上のスタンドからのロー
ル部品16等の引出しや組み込みを例に説明している
が、ロール組替エリアEにおけるロール台車引出し装置
を省略して、上記と同様に、ロール移動装置18のみに
よってロール台車15やロール部品16の移動を行うよ
うにしてもよい。
【0064】なお、上記車輪固定装置30は、ロール台
車15上のロール部品16の移動を阻止する役割を持つ
ので、上記第1の実施の形態のロール台車15上にも設
けて、ロール台車の移動中、特に、横行台車7による移
動中のガタツキを防止するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の圧延
機のロール組替方法及びロール組替装置では、圧延スタ
ンドごと移動してロール部品の組替もできると共にライ
ン上の圧延スタンドからロール部品だけを引き出してロ
ール組替をすることもでき、しかも、装置構成も簡単な
構成であるという効果がある。
【0066】このとき、請求項2や請求項4の発明を採
用すると、ロール部品だけを移動させるロール台車の移
動が圧延スタンドを移動させるための引出し装置及び横
行台車で行うことが可能となるので、圧延スタンドごと
の移動とロール部品だけの移動のための駆動装置とがロ
ール台車を除いて兼用することができるという効果があ
る。
【0067】しかも、ロール部品を載せて移動させるロ
ール台車を無駆動とすることが可能となるので、この点
からも装置構成が簡略化するという効果がある。特に、
ロール台車は複数使用されるので有効である。また、請
求項5に記載した発明では、圧延スタンドとロール台車
との間でのロール部品を移動させるロール移動装置が、
圧延ライン上の上記圧延スタンドに上記圧延ラインと直
交する方向で対向する位置に配設されることで、例え
ば、上記スタンド引出し装置の上に上記ロール移動装置
を設けるなど、圧延スタンドとロール台車上との間にお
けるロール部品の移動のためのロール移動装置をロール
台車上に設ける必要はなく、ロール台車を大型化するこ
とを回避可能であるという効果がある。
【0068】さらに、請求項6に記載した発明を採用す
ると、ロール固定手段によってロール台車上に載置され
たロール部品のガタツキが防止されると共に、ロール部
品とロール台車とが一体的となり、当該ロール部品側を
押し引きすることでロール台車を移動させることが可能
となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る装置が設けられる設
備の構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るロール組替装置の一
部の装置を示す側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る連結器の一例を示す
図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るロール部品だけを移
動する場合を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る圧延スタンドごと移
動する場合を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るロール組替装
置の一部の装置を示す側面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るロール台車を
示す上面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る車輪固定装置
を示す図である。
【図9】従来のロール組替装置を示す上面図である。
【図10】従来のロール組替装置を示す側面図である。
【符号の説明】
L 圧延ライン E ロール組替エリア 2 圧延スタンド 5 スタンド引出し装置 7 横行台車 10 ロール台車引出し装置 12 シフト台車 15 ロール台車 16 ロール部品 17 連結器 18,22 ロール移動装置 20 ロール連結器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−317608(JP,A) 実開 昭50−128320(JP,U) 実開 昭51−92530(JP,U) 実開 平7−15101(JP,U) 特公 昭59−29325(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 31/08 B21B 31/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ライン上の圧延スタンド又はロール
    部品を引き出して交換する圧延機のロール組替方法であ
    って、引出し装置により上記ライン上の上記圧延スタン
    ドを当該ラインから引き出し、その引き出した圧延スタ
    ンドを横行台車に載せ上記引出し方向と交差する方向へ
    移動してロール組替エリアまで運搬可能な圧延機のロー
    ル組替方法において、 上記圧延スタンドの引出し方向へ移動可能なロール台車
    を設けて、上記圧延スタンドが移動する動線に沿ってロ
    ール台車を移動させると共に、圧延スタンド内のロール
    部品を上記ロール台車上に引き出したりロール台車上の
    ロール部品を圧延スタンド内に移動させることを特徴と
    する圧延機のロール組替方法。
  2. 【請求項2】 上記ロール台車における上記圧延スタン
    ドの引出し方向への移動を上記引出し装置により行い、
    且つ、上記引出し方向と交差する方向への移動を上記横
    行台車により行うことを特徴とする請求項1に記載され
    た圧延機のロール組替方法。
  3. 【請求項3】 所定ライン上の圧延スタンド又はロール
    部品を引き出して交換する圧延機のロール組替装置であ
    って、上記ライン上の圧延スタンドに上記ラインと直交
    する方向で対向する引出し装置により圧延スタンドを引
    き出し、上記引出し方向に交差する方向へ移動可能な横
    行台車上に上記引き出した圧延スタンドを載せてロール
    組替エリアにまで運搬可能な圧延機のロール組替装置に
    おいて、 上記圧延スタンドの引出し方向に移動可能なロール台車
    と、ロール部品を上記圧延スタンド内からロール台車上
    へ又はロール台車上から圧延スタンド内へ横移動させる
    ロール移動装置と、を備えることを特徴とする圧延機の
    ロール組替装置。
  4. 【請求項4】 上記ロール台車における上記圧延スタン
    ド引出し方向への移動は、上記引出し装置により行われ
    ることを特徴とする請求項3に記載された圧延機のロー
    ル組替装置。
  5. 【請求項5】 上記ロール移動装置は、所定ライン上の
    上記圧延スタンドと上記ラインに直交する方向で対向す
    る位置に配設されることを特徴とする請求項3又は請求
    項4に記載された圧延機のロール組替装置。
  6. 【請求項6】 上記ロール台車上に載置されたロール部
    品の移動を拘束するロール固定手段を備えることを特徴
    とする請求項3から請求項5のいずれかに記載されたロ
    ール組替装置。
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