JP3209088U - フィルム封筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも開封しやすいフィルム封筒を提供する。【解決手段】本体部2とフラップ部3を備えたフィルム封筒において、フラップ部の端部に強粘着性の接着剤7を塗布し、フラップ部にフラップ部と略同じ長手方向のサイズを有する摘まみ部材5を接着する。摘まみ部材5には弱粘着性の接着剤9を用いてフラップ部に接着された接着部5bと、フラップ部に接着されていない摘まみ部5aとを設け、フラップ部の接着部5bが接着された位置にジグザグ線状の切り込み4を形成する。摘まみ部5aを引っ張ると、フラップ部が切り込みの位置で切断されるので、フィルム封筒を容易に開封することができる。【選択図】図3

Description

本考案は、フィルム封筒に関する。
ダイレクトメール、カタログ、パンフレットなどを送付するときに、ポリプロピレンやポリエチレンなどのフィルムで形成されたフィルム封筒を使用することがある。透明または半透明のフィルム封筒を使用した場合、封筒の受領者は開封前に内容物が何かを認識することができる。このため、フィルム封筒には、受領者が内容物に対して興味を持つ場合が増え、封筒の開封率が高くなるという利点がある。
封筒が開封しにくいと受領者が開封を諦めることがあるので、フィルム封筒には受領者にとって開封しやすいことが必要とされる。一方、開封しやすくするために、フラップ部(封をするときに折り曲げる部分)を本体部に粘着力の弱い接着剤で接着すると、封筒の輸送中に接着部分が剥がれて、内容物が封筒の外部に出てしまうことがある。このためフィルム封筒には、不要なときには勝手に開かないことも必要とされる。
開封しやすくするための機構を有する封筒については、従来から多くの技術が知られている。例えば、特許文献1には、開封時にフラップ部を切断するために、フラップ部に引き裂きテープ、ミシン目、または、弱め線を設けたビニール封筒が記載されている。
実開平2−40040号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたようにフラップ部に引き裂きテープを設けると、開封後に残った引き裂きテープをゴミとして処理する必要が生じる。また、特許文献1に記載されたようにフラップ部に直線のミシン目や弱め線だけを設けても、フラップ部をその箇所で切断することは実際には容易ではない。
それ故に、本考案は、従来よりも開封しやすいフィルム封筒を提供することを目的とする。
本考案の第1の局面は、フィルム封筒であって、
袋状の本体部と、
前記本体部と一体に形成され、端部に第1接着剤が塗布されたフラップ部と、
前記フラップ部と略同じ長手方向のサイズを有し、前記フラップ部に接着された摘まみ部材とを備え、
前記摘まみ部材は、
前記フラップ部と略同じ長手方向のサイズを有し、前記第1接着剤よりも弱い粘着性を有する第2接着剤を用いて前記フラップ部に接着された接着部と、
前記フラップ部と略同じ長手方向のサイズを有し、前記フラップ部に接着されていない摘まみ部とを含み、
前記フラップ部は、前記接着部が接着された位置にジグザグ線状の切り込みを有することを特徴とする。
本考案の第2の局面は、第1の局面において、
前記摘まみ部は、前記接着部の両側に形成されていることを特徴とする。
本考案の第1の局面によれば、開封時に摘まみ部を引っ張ると、フラップ部が切り込みの位置で切断されるので、フィルム封筒を容易に開封することができる。
本考案の第2の局面によれば、開封時にいずれの摘まみ部を引っ張っても、フラップ部を切り込みの位置で切断することができる。
本考案の実施形態に係るフィルム封筒の全体を示す斜視図である。 図1に示すフィルム封筒のフラップ部の平面図である。 図1に示すフィルム封筒の模式断面図である。 図1に示すフィルム封筒を開封する様子を示す図である。
図1は、本考案の実施形態に係るフィルム封筒の全体を示す斜視図である。図1に示すフィルム封筒1は、ポリプロピレンやポリエチレンなどのフィルムで形成された透明または半透明の封筒である。フィルム封筒1は、袋状の本体部2と、本体部2と一体に形成されたフラップ部3とを有する。フィルムは任意の位置で折り曲げ可能であるので、フィルム封筒1では本体部2とフラップ部3の境界は内容物のサイズなどに応じて決定できる。以下の説明では、フィルム封筒1を図1に一点鎖線で示す示す折り曲げ線Lに沿って折り曲げることとし、折り曲げ線Lよりも先にある部分をフラップ部3、それ以外の部分を本体部2という。
フラップ部3の形状は長方形である。折り曲げ線Lに沿ってフラップ部3を折り曲げることにより、本体部2の開口を閉じ、フィルム封筒1に封をすることができる。フラップ部3にはジグザグ線状の切り込み4が形成され、摘まみ部材5が接着される。摘まみ部材5には、切り込み4の位置を示すマーク6が印刷されている。
図2は、使用前のフィルム封筒1のフラップ部3の平面図である。図2には、フィルム封筒1の左上部分(図1で矢印Aが指す部分)が記載されている。図3は、フィルム封筒1の模式断面図である。図3(a)〜(c)には、それぞれ、封をする前の状態、封をした後の状態、および、開封時の状態が記載されている。以下の説明では、フラップ部3の2枚の面のうち、封をした状態で見える面を「外面」、反対側の面を「内面」という。また、本体部2の2枚の面のうち、封をした状態でフラップ部3の外面と同じ側にある面を「裏面」という。
図3(a)に示すように、フラップ部3の内面の端部には所定の幅(例えば、10mm未満の幅)で強粘着性の接着剤7が塗布される。また、接着剤7を塗布した部分を覆う離型フィルム8が設けられる。離型フィルム8は、一方の面に離型処理を施したフィルムであり、引っ張ると接着剤7から容易に離れる。離型フィルム8を摘まみやすくするために、離型フィルム8の幅は、接着剤7を塗布した領域の幅よりも10mm以上広いことが好ましい。
本体部2に内容物10を入れて封をするときには、離型フィルム8を取り除き、折り曲げ線Lに沿ってフラップ部3を折り曲げて、フラップ部3の内面のうち接着剤7が塗布された部分を本体部2の裏面の対向する部分に密着させる。このとき接着剤7の作用によって、フラップ部3の内面は本体部2の裏面に接着される(図3(b)を参照)。接着剤7は強粘着性を有するので、封をした後に接着部分が剥がれない。したがって、フィルム封筒1が輸送中に勝手に開き、内容物10がフィルム封筒1の外部に出ることを防止することができる。
封筒の受領者は、フィルム封筒1を開封するときに、接着剤7による接着部分を剥がすのではなく、摘まみ部材5を指で摘まんで所定方向に引っ張ることにより、フラップ部3を切り込み4の位置で切断する(図3(c)を参照)。これにより、受領者はフィルム封筒1を容易に開封することができる。
摘まみ部材5は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタラート)などで形成される。摘まみ部材5の長手方向のサイズはフラップ部3の長手方向のサイズに略等しく、摘まみ部材5の短手方向のサイズはフラップ部3の短手方向のサイズよりも短い。フィルム封筒1では、摘まみ部材5の短手方向のサイズは、フラップ部3の短手方向のサイズの約半分である(図1を参照)。摘まみ部材5は、短手方向に3つの部分(第1摘まみ部5a、接着部5b、および、第2摘まみ部5c)に分けられる(図2を参照)。接着部5bの一方の面は、弱粘着性の接着剤9を用いてフラップ部3の外面に接着される(図3(a)を参照)。第1および第2摘まみ部5a、5cは、フラップ部3に接着されていない。このように摘まみ部材5は、フラップ部3と略同じ長手方向のサイズを有し、弱粘着性の接着剤9を用いてフラップ部3に接着された接着部5bと、フラップ部3と略同じ長手方向のサイズを有し、フラップ部3に接着されていない第1および第2摘まみ部5a、5cとを含む。
切り込み4は、フラップ部3において、接着部5bが接着された位置に形成される。切り込み4は、フラップ部3の短手方向の一方の辺から他方の辺まで形成される(図1を参照)。切り込み4は、所定長の線分が所定の角度(以下、ジグザグ角という)で交互に向きを変えて繰り返すジグザグ線状(三角波状)に形成される。ジグザグ角は、30°以上150°以下であることが好ましい。ジグザグ角が小さ過ぎるとフラップ部3を切断したときに小さな屑が発生することがあり、ジグザグ角が大き過ぎるとフラップ部3を切断しにくいからである。フィルム封筒1では、切り込み4のジグザグ角は約60°である(図2を参照)。
第1摘まみ部5aに印刷されたマーク6は、切り込み4の位置を示す。マーク6には、矢印と文字列「OPEN」とが含まれる。封筒の受領者は、矢印が指す方向を見てフラップ部3に切り込み4が形成されていることを認識し、文字列「OPEN」を見て開封時には切り込み4を切断すればよいことを理解する。
図4は、フィルム封筒1を開封する様子を示す図である。フィルム封筒1の左上部分について、図4(a)には開封前の状態が記載されており、図4(b)には開封時の状態が記載されている。図4(a)は図3(b)に対応し、図4(b)は図3(c)に対応する。折り曲げ線Lに沿ってフラップ部3を折り曲げた結果、図4では折り曲げ線Lは最も上に記載されている。
上述したように、フラップ部3の端部は強粘着性の接着剤7を用いて本体部2の裏面に接着されており、摘まみ部材5の接着部5bは弱粘着性の接着剤9を用いてフラップ部3に接着されており、フラップ部3はジグザグ線状の切り込み4を有する。封筒の受領者は、フィルム封筒1を開封するときに、摘まみ部材5の第1摘まみ部5aを指で摘まみ、切り込み4の方向(接着部5bの方向。図4では上方向)に引っ張る。
このとき、フラップ部3のうち、切り込み4よりも本体部側にある部分3pは接着剤9に接着したままであるのに対して、切り込み4よりも端側にある部分3qは接着剤9から離れ、フラップ部3は切り込み4の位置で2つの部分3p、3qに切断される。これにより、受領者は、フィルム封筒1を容易に開封することができる。切り込み4の形状(ジグザク角など)や深さは、受領者が摘まみ部材5を引っ張ったときに、フラップ部3が切り込み4の位置で切断されるように好適に決定される。
なお、受領者は、摘まみ部材5の第1摘まみ部5aを切り込み4の方向に引っ張るのではなく、摘まみ部材5の第2摘まみ部5cを切り込み4の方向に引っ張ることがある。この場合でも、フラップ部3は、同様に切り込み4の位置で本体部側にある部分3pと端側にある部分3qとに切断される。
以上に示すように、本考案の実施形態に係るフィルム封筒1は、袋状の本体部2と、本体部2と一体に形成され、端部に第1接着剤(強粘着性の接着剤7)が塗布されたフラップ部3と、フラップ部3と略同じ長手方向のサイズを有し、フラップ部3に接着された摘まみ部材5とを備えている。摘まみ部材5は、フラップ部3と略同じ長手方向のサイズを有し、第1接着剤よりも弱い粘着性を有する第2接着剤(弱粘着性の接着剤9)を用いてフラップ部3に接着された接着部5bと、フラップ部3と略同じ長手方向のサイズを有し、フラップ部3に接着されていない第1および第2摘まみ部5a、5cとを含む。フラップ部3は、接着部5bが接着された位置にジグザグ線状の切り込み4を有する。したがって、開封時に摘まみ部5a、5cを所定方向に引っ張ると、フラップ部3が切り込み4の位置で切断される。よって、本実施形態に係るフィルム封筒1によれば、フィルム封筒1を容易に開封することができる。
また、フィルム封筒1では、摘まみ部5a、5cは接着部5bの両側に形成されているので、開封時にいずれの摘まみ部5a、5cを引っ張っても、フラップ部3を切り込み4の位置で切断することができる。
なお、本考案の実施形態に係るフィルム封筒1については、各種の変形例を構成することができる。例えば、変形例に係るフィルム封筒では、摘まみ部は、接着部の両側ではなく、本体部側だけに設けられていてもよい。変形例に係るフィルム封筒は、不透明であってもよい。変形例に係るフィルム封筒では、フラップ部は、端部が本体部との接続部よりも短い台形形状を有していてもよい。変形例に係るフィルム封筒では、離型フィルムに代えて離型紙を用いてもよい。
1…フィルム封筒、2…本体部、3…フラップ部、4…切り込み、5…摘まみ部材、6…マーク、7…強粘着性の接着剤、8…離型フィルム、9…弱粘着性の接着剤、10…内容物、L…折り曲げ線

Claims (2)

  1. 袋状の本体部と、
    前記本体部と一体に形成され、端部に第1接着剤が塗布されたフラップ部と、
    前記フラップ部と略同じ長手方向のサイズを有し、前記フラップ部に接着された摘まみ部材とを備え、
    前記摘まみ部材は、
    前記フラップ部と略同じ長手方向のサイズを有し、前記第1接着剤よりも弱い粘着性を有する第2接着剤を用いて前記フラップ部に接着された接着部と、
    前記フラップ部と略同じ長手方向のサイズを有し、前記フラップ部に接着されていない摘まみ部とを含み、
    前記フラップ部は、前記接着部が接着された位置にジグザグ線状の切り込みを有することを特徴とする、フィルム封筒。
  2. 前記摘まみ部は、前記接着部の両側に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のフィルム封筒。
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