JP3209025B2 - ドアロック制御装置 - Google Patents

ドアロック制御装置

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JP3209025B2
JP3209025B2 JP692395A JP692395A JP3209025B2 JP 3209025 B2 JP3209025 B2 JP 3209025B2 JP 692395 A JP692395 A JP 692395A JP 692395 A JP692395 A JP 692395A JP 3209025 B2 JP3209025 B2 JP 3209025B2
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JP
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door lock
door
control
release
switch
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孝美 杉山
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアをロック状態にし
たりアンロック状態にするとともに、所定条件下でドア
ロック制御の強制解除を行なうためのドアロック制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両において、車
速が所定値以上(例えば時速20km以上)になると、
自動的にドアロックをすることができるオートドアロッ
クシステムや、運転席側のドア(フロントドア)付きの
ロックノブを押し下げると、この運転席側のドアは勿論
のこと、残り3枚のドア(助手席側のドア,セカンドシ
ート側の左右2枚のリヤドア)についても、ドアロック
をすることのできる集中ドアロックシステム等のドアロ
ックシステムにより構成されるドアロック制御装置をそ
なえられ、通常走行時における乗員の安全を確保するこ
とが行なわれている。
【0003】また、上述のドアロック制御装置において
は、車両が衝突を検出したときに、ドアロック状態を強
制的に解除するドアロック強制解除システムを並列して
設けられ、通常走行時における乗員の安全を確保すると
ともに、衝突時においても乗員の安全を確保することが
できるようにしたドアロック制御装置も提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ドアロックシステムとドアロック強制解除システムとを
並列して設けられたドアロック制御装置においては、衝
突時においては、両者の制御が競合する場合があり、こ
の場合においては、ドアロック強制解除の制御が遅れた
り、ドアロック解除ができなくなったり、又はドアロッ
ク解除後に、ドアロックシステムの制御が働いて再度ド
アロックされてしまうという課題がある。
【0005】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、ドアロックシステムの制御に対してドアロッ
ク強制解除システムの制御を優先的に行なうことによ
り、衝突時には即座にかつ確実にドアロック強制解除を
行なうことができるドアロック制御装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のドア
ロック制御装置は、車両のドアをロック状態又はアンロ
ック状態にするドアロック・アンロック手段と、ドアロ
ック・アンロック手段にドアロック信号を出してドアを
ロック状態にしたりドアロック・アンロック手段にドア
ロック解除信号を出してドアをアンロック状態にしたり
するドアロック制御手段と、車両の衝突を検出する衝突
検出手段と、衝突検出手段で車両の衝突を検出すると、
ドアロック・アンロック手段へドアロック解除信号を出
すことにより、ドアロック・アンロック手段によるドア
ロック状態を強制的に解除するドアロック強制解除手段
と、ドアロック強制解除手段によるドアロック強制解除
条件が成立すると、ドアロック制御手段による制御を禁
止するドアロック制御禁止手段とを有するドアロック強
制解除システムをそなえ、ドアロック強制解除システム
は、車両のイグニッションキースイッチがオフとなって
から所定時間の間は作動しうる状態とする一方、所定時
間経過後は、非作動状態に制御されることを特徴として
いる。
【0007】また、上述のドアロック制御装置において
は、所定時間内にドアロック解除信号が出力されたとき
は、ドアロック強制解除システムを非作動とすることも
できる。
【0008】
【作用】上述の本発明のドアロック制御装置では、ドア
ロック強制解除システムにおいて、ドアロック制御手
にてドアロック・アンロック手段にドアロック信号を出
してドアをロック状態にしたりドアロック・アンロック
手段にドアロック解除信号を出してドアをアンロック状
態にしたりするが、衝突検出手段で車両の衝突を検出す
ると、ドアロック強制解除手段により、ドアロック・ア
ンロック手段へドアロック解除信号を出すことにより、
ドアロック・アンロック手段によるドアロック状態を強
制的に解除するとともに、ドアロック制御禁止手段によ
り、ドアロック強制解除手段によるドアロック強制解除
条件が成立すると、ドアロック制御手段による制御を禁
止する。また、このドアロック強制解除システムは、車
両のイグニッションキースイッチがオフとなってから所
定時間の間は作動しうる状態とする一方、所定時間経過
後は、非作動状態に制御される。
【0009】さらに、上述のドアロック強制解除システ
ムは、ドアロック解除信号が出力されたときは非作動と
される。
【0010】
【実施例】以下、図面により、本発明の一実施例につい
て説明すると、図1は本実施例にかかるドアロック制御
装置の制御ブロック図、図2〜図5はいずれも本実施例
にかかるドアロック制御装置の制御要領を説明するため
のフローチャート、図6〜図11はいずれも本実施例に
かかるドアロック制御装置の制御要領を説明するための
タイムチャート、図12は衝突検知センサの作用を説明
する図である。
【0011】さて、本実施例においては、自動車におい
て、衝突を検出すると、ドアロック状態を強制的に解除
するドアロック強制解除システムのほか、集中ドアロッ
クシステム及びオートドアロックシステムをそなえてい
る。ここで、集中ドアロックシステムとは、運転席側の
ドア(フロントドア)付きのロックノブを押し下げた
り、運転席側ドア外壁,助手席側ドア外壁のキーシリン
ダあるいはトランクルーム外壁のキーシリンダにキーを
差し込んでキーロック操作したりすると、運転席側のド
アは勿論のこと、残り3枚のドア(助手席側のドア,セ
カンドシート側の左右2枚のリヤドア)についても、ド
アロックをすることのできるドアロックシステムのこと
をいい、オートドアロックシステムとは、車速が所定値
以上(例えば時速20km以上)になると、自動的にド
アロックをすることができるドアロックシステムのこと
をいう。
【0012】上記のようなドアロック強制解除システ
ム,集中ドアロックシステム,オートドアロックシステ
ムを実現するために、このドアロック制御装置は、図1
に示すような各種制御手段を有する制御ユニット1をそ
なえている。なお、本実施例における制御ユニットの各
制御手段から出力されるパルス信号の時間公差は±10
%である。
【0013】さらに、この制御ユニット1には、ドアロ
ックスイッチ2,車速センサ3,イグニッションキース
イッチ(以下「IGスイッチ」という)4,衝突検知セ
ンサ5等のセンサ類からの検出情報が入力されるととも
に、制御ユニット1からは、上記4枚のドアをロック・
アンロック動作させるためのドアロックモータ6A〜6
Dからなるドアロック・アンロック機構(ドアロック・
アンロック手段)6へドアロック・アンロックのための
制御信号が出力されるようになっている。
【0014】ここで、ドアロックスイッチ2は、4枚の
ドア(運転席側のドア,助手席側のドア及びセカンドシ
ート側の左右2枚のリヤドア)毎にそなえられ、それぞ
れのドアロック時にオフとなり、ドアがアンロックのと
きにオンとなるスイッチで、車速センサ3はトランスミ
ッションの出力回転数に基づいて車速を検出するもので
あり、IGスイッチ4は、イグニッション位置(点火回
路が作動する位置、即ちエンジン作動しているであろう
位置)でオン、それ以外でオフとなるスイッチである。
【0015】また、衝突検知センサ5は、車両の衝突を
検出する衝突検出手段を構成するもので、車両衝突を検
知するとスイッチ部5Aがオンとなり、それ以外でオフ
となるもので、全方位に対し衝突を検知できるようにな
っている。また、この衝突検知センサ5は、スイッチ部
5Aと並列にモニタ抵抗5Bも有しており、この衝突検
知センサ5への電源供給はドアロック強制解除システム
作動時は常時行なわれるようになっている。
【0016】なお、衝突検知センサ5と制御ユニット1
との間には、図示しないノイズ除去回路が介装されてお
り、このノイズ除去回路は、衝突検知センサ5からの例
えば3msec程度以下のLowレベル信号をカットす
るようになっている。さらに、制御ユニット1は、ハー
ド的には、MPU(マイクロプロセッサユニット),R
OMやRAM等のメモリ,入出力インタフェース等から
なるが、ソフト的には、イグニッションキースイッチオ
ンオフ状態検出手段4A,ドアロック強制解除手段1
1,集中ドアロック制御手段12,オートドアロック制
御手段13,ドアロック強制解除システム作動・非作動
用制御手段14,ドアロック制御禁止手段15等をそな
えている。
【0017】ここで、イグニッションキースイッチオン
オフ状態検出手段4Aは、IGスイッチ4のオンオフ状
態を検出するものである。また、ドアロック強制解除手
段11は、衝突検知センサ5で車両の衝突を検出したと
きに、ドアロック・アンロック機構6へドアロック解除
信号を出して、ドアロック・アンロック機構6によるド
アロック状態を強制的に解除するよう機能するものであ
り、ドアロック強制解除システムの中核をなすものであ
る。
【0018】集中ドアロック制御手段12は、運転席側
のドア(フロントドア)付きのロックノブを押し下げる
と、この運転席側のドア及び残り3枚のドア(助手席側
のドア,セカンドシート側の左右2枚のリヤドア)につ
いて、ドアロックをするよう制御するもので、集中ドア
ロックシステムの中核をなすものである。例えば、図1
0のタイムチャートにおける時点(t10)に示すよう
に、運転席側のロックノブを押し下げることによりドア
(DrLOCK)をロックすると、集中ドアロック制御手段1
2は、ドアロック・アンロック機構6に対してドアロッ
ク信号を例えば0.5秒間出力して、他のドアについて
もドアロックするように制御するようになっている。
【0019】さらに、オートドアロック制御手段13
は、車速が所定値以上(例えば時速20km以上)にな
ると、自動的にドアロックをすることができるもので、
オートドアロックシステムの中核をなすものである。例
えば、オートドアロック制御手段13は、車速センサ3
からの車速検出情報に基づき、車速が時速20km以上
の状態を2〜3秒以上継続したとを検出すると(図11
のタイムチャートにおける時点(t12)から時点(t
13)参照)、ドアロック信号を出力することにより
(時点(t13)参照)、自動的に全ドアをロックし、
全ドアがロック状態になったら、直ちに出力をオフとす
る(時点(t14)参照)。
【0020】なお、全ドアがロック状態になった後、時
速20km以上で走行中に、いずれかのドアのロックノ
ブによりをアンロック操作を行なっても、ドアロック信
号を出力することにより、自動的にロック状態とするこ
とができる(時点(t15)参照)。ところで、ドアロ
ック強制解除システム作動・非作動用制御手段14は、
イグニッションキースイッチオンオフ状態検出手段4A
にてIGスイッチ4のオン状態が検出されると、ドアロ
ック強制解除システムを作動状態にするとともに、イグ
ニッションキースイッチオンオフ状態検出手段4Aにて
IGスイッチ4がオン状態からオフ状態へ移行したこと
が検出されると、この検出時点から所定時間経過後に、
ドアロック強制解除システムを非作動状態にするもので
ある。
【0021】また、このドアロック強制解除システム作
動・非作動用制御手段14は、イグニッションキースイ
ッチオンオフ状態検出手段4AにてIGスイッチ4がオ
ン状態からオフ状態へ移行したことを検出した時点で、
ドアロック解除信号が出力されている場合は、ドアロッ
ク解除信号の出力終了後に、ドアロック強制解除システ
ムを非作動状態にするようになっている。
【0022】さらに、ドアロック強制解除システム作動
・非作動用制御手段14は、イグニッションキースイッ
チオンオフ状態検出手段4AにてIGスイッチ4がオン
状態からオフ状態へ移行したことを検出した時点から所
定時間経過するまでの間に、ドアロック・アンロック機
構6によってドアがアンロック状態にされると、ドアロ
ック強制解除システムを非作動状態にするようになって
いる。
【0023】また、ドアロック制御禁止手段15は、ド
アロック強制解除手段11によるドアロック強制解除条
件が成立すると、集中ドアロック制御手段12,オート
ドアロック制御手段13による制御を禁止するものであ
る。また、このドアロック制御禁止手段15は、ドアロ
ック強制解除手段11からドアロック解除信号が出され
ている間は、集中ドアロック制御手段12,オートドア
ロック制御手段13の制御禁止モードを維持し、さら
に、ドアロック制御禁止手段15は、IGスイッチ4を
一旦オフにした後に再度オンにするまでは、オートドア
ロック制御手段13の制御禁止モードを維持するように
なっている。
【0024】上述の構成により、本実施例にかかるドア
ロック制御装置の制御要領を図2〜図5のフローチャー
ト及び図6〜図11のタイムチャートを用いて以下に説
明する。即ち、図2のフローチャートに示すように、I
Gスイッチ4がオン状態となると、ドアロック強制解除
システム作動・非作動用制御手段14による制御に基づ
いて、ドアロック強制解除システムの作動を開始させる
(ステップA1のYESルートからステップA2)。
【0025】これにより、後述の図3のフローチャート
に示すように、ドアロック強制解除手段11では、衝突
検知センサ5で車両の衝突を検出したときに、ドアロッ
ク・アンロック機構6へドアロック解除信号を出力し
て、ドアロック・アンロック機構6によるドアロック状
態を強制的に解除することができる。ところで、イグニ
ッションキースイッチオンオフ状態検出手段4Aによ
り、IGスイッチ4がオン状態からオフ状態となったこ
とが検出された場合において(図2のステップA3のY
ESルート,図6のタイムチャートの時点(t1)参
照)、ドアロック強制解除システム作動・非作動用制御
手段14では、ドアロック強制解除手段11によりドア
ロック解除信号が出力されていない場合は、ドアロック
スイッチ2からの信号に基づいて、ドア(DrLOCK)がア
ンロック状態となっているか否かを判定する(ステップ
A4のNOルートからステップA5)。
【0026】そして、ドアがアンロック状態となってい
ない場合は(ステップA5のNOルート)、ドアロック
強制解除システム作動・非作動用制御手段14では、I
Gスイッチ4がオフとなってから所定時間(例えば30
秒間)はドアロック強制解除システムの作動を継続し、
上述の場合と同様の判定が行なわれる(ステップA6の
NOルートからステップA4,ステップA5によるルー
プ,図6における時点(t1)〜時点(t2)に至る時
間参照)。
【0027】ところで、IGスイッチ4がオフとなって
から30秒間が経過する前にアンロックとなった場合
(図6の時点(t3)参照)、又はIGスイッチ4がオ
フとなってから30秒間が経過しても、ドアがアンロッ
ク状態とならない場合は、ドアロック強制解除システム
作動・非作動用制御手段14では、ドアロック強制解除
システムの作動を非作動とするように制御する(ステッ
プA8)。
【0028】また、IGスイッチ4がオフとなったとき
或いはIGスイッチ4がオフとなってからドアロック強
制解除手段11によりドアロック解除信号が出力中であ
る場合においては(ステップA4のYESルート)、ド
アロック強制解除システム作動・非作動用制御手段14
では、ドアロック解除信号の出力の終了後に、ドアロッ
ク強制解除システムの作動を非作動とするように制御す
る(ステップA7,ステップA8)。
【0029】これにより、IGスイッチ4がオフとなっ
た後でも、所定時間継続してドアロック強制解除システ
ムを作動することができ、エンジン停止直後の乗員が車
内にいる時に、他の車から追突された場合においても、
ロック状態を解除することができるので、乗員の事故車
からの避難または救護活動を容易にすることができる。
【0030】また、IGスイッチ4がオフとなってから
所定時間経過後、又は所定時間経過前においてドアロッ
ク解除信号が出力されている場合は出力終了後に、ドア
ロック強制解除システムの作動を確実に非作動とするこ
とができるので、乗員がいない駐車中の故意の衝突に対
しては、ドアロック状態の解除を禁止することができ、
車中の物品等の盗難を防止することができる。
【0031】さらに、IGスイッチ4がオフとなってか
ら30秒間が経過する前にアンロックとなった場合は、
ドアロック強制解除システム作動・非作動用制御手段1
4では、ドアロック強制解除システムの作動を非作動と
するように制御することができ、上述の場合と同様に、
車中に乗員がいなくなると、速やかにドアロック状態の
解除を禁止することができ、車中の物品等の盗難を防止
することができる。
【0032】つぎに、上述のステップA2におけるドア
ロック強制解除システムの動作について、図3に示すフ
ローチャートを用いて以下に説明する。即ち、ドアロッ
ク強制解除手段11に格納されているフラグF1の値が
“1”でない場合においては(ステップA21のNOル
ート)、衝突検知センサ5からの衝突検知の待機状態と
なる(ステップA22)。
【0033】そして、ドアロック強制解除手段11で
は、衝突検知センサ5により衝突が検出されると、ドア
ロック解除信号を出力する(ステップA23)。これに
より、ドアロック解除信号はドアロック・アンロック機
構6に入力され、ドアロック状態が強制的に解除され
る。なお、その後、フラグF1,F2及びF3を“1”
と設定する(ステップA24)。
【0034】従って、図3のフローチャートに示すよう
に、ドアロック解除信号が一旦出力されると、フラグF
1が“1”と設定され、衝突検知センサ5からの衝突の
検出信号は無視される。また、衝突検知センサ5による
衝突検知に基づくドアロック強制解除手段11からのド
アロック解除信号の出力中は、オートドアロック制御手
段13によるオートドアロック制御を禁止する。
【0035】即ち、図4に示すフローチャート(ステッ
プB1,B2)に示すように、フラグF2が“1”と設
定されている間、即ちドアロック強制解除手段11から
のドアロック解除信号が出力されている間は、ドアロッ
ク制御禁止手段15により、オートドアロック制御手段
13による制御が禁止されている。同様に、ドアロック
強制解除システムによるドアロック強制解除制御の作動
後、集中ドアロック制御手段12による集中ドアロック
制御を、ドアロック強制解除手段11からのドアロック
解除信号の出力中は、即ち再度IGスイッチ4がオンと
なるまで禁止される。
【0036】即ち、図5に示すフローチャート(ステッ
プC1,C2)に示すように、フラグF3が“1”と設
定されている間、即ちドアロック強制解除手段11から
のドアロック解除信号が出力されている間は、ドアロッ
ク制御禁止手段15により、集中ドアロック制御手段1
2による制御が禁止されている。なお、フラグF1は、
再度IGスイッチ4がオンになるか、集中ドアロック制
御手段12による集中ドアロック制御が行なわれると
“0”にリセットされ、フラグF2は、再度IGスイッ
チ4がオンになると“0”にリセットされ、フラグF3
は、ドアロック解除信号の出力が終了すると“0”にリ
セットされる。
【0037】これにより、ドアロック強制解除システム
の作動する時、即ち、衝突検知センサ5により衝突が検
出された時に、ドアロック制御禁止手段15により集中
ドアロック制御手段12及びオートドアロック制御手段
13によるドアロック制御を禁止することができるの
で、ドアロック強制解除システムが確実且つ瞬時に作動
でき、事故時の影響でドアロックを解除するのに妨げと
なる機器の故障(例えばバッテリ液漏れなど)の前にド
アをアンロック状態とすることができる。
【0038】また、ドアロック強制解除システムの作動
後において、オートドアロック制御が作動できる状態
(車速が例えば20km程度以上)にある場合において
も、再度IGスイッチ4がオンになるまでフラグF2は
“0”にリセットされないので、オートドアロック制御
装置13により再度ドアロックされることを防止するこ
とができる。
【0039】ところで、上述のドアロック解除手段11
から出力されるドアロック解除信号は、通常、衝突検知
センサ5により衝突が検出されてから例えば10mse
c程度以内に1秒間程度出力されるが、例えば衝突検知
センサ5の衝突検知が、集中ドアロック制御手段12か
らドアロックを行なうためのドアロック信号の出力中で
ある場合は(図7のタイムチャートにおける時点(t
4)参照)、衝突が検出されてから20msec程度以
に切り替えられて出力される(図7のタイムチャート
における時点(t5)参照)。
【0040】即ち、集中ドアロック制御手段12等から
のドアロック信号が出力中である場合には、衝突検知セ
ンサ5からの衝突検知に基づいたドアロック強制解除手
段11によるドアロック解除制御を最優先させることに
より、ドアロック・アンロック機構6への制御信号は、
ドアロック信号からドアロック解除信号に速やかに切り
替えることができる。
【0041】ここで、ドアロック信号の出力中にドアロ
ック解除信号に切り替える場合においてもドアロック信
号の出力時間は10msec程度は確保されている。ま
た、ドアロック信号からドアロック解除信号への切り替
え時においても切り替え時間として10msecが確保
されている。なお、図8のタイムチャートにおける時点
(t6)に示すように、ドアロック強制解除手段11か
らのドアロック解除信号が出力され、ドアロック強制解
除システムが一旦作動すると、再度IGスイッチ4がオ
ンになった時、または、集中ドアロック制御手段12に
よる集中ドアロック制御が行なわれた時以外は、ドアロ
ック解除信号の再出力は行なわれない。
【0042】即ち、再度IGスイッチ4がオンになった
時、または、集中ドアロック制御手段12による集中ド
アロック制御が行なわれた時は、フラグF3は“0”に
リセットされるので、ドアロック解除信号は再度出力し
うる状態になるが、それ以外では、フラグF3は“1”
であるので、再出力は行なわれないのである。また、図
9に示す時点(t7)に示すように、IGスイッチ4を
オンとした時、既に衝突検知センサ5からの検知出力が
オンの時は、ドアロック強制解除手段11からのドアロ
ック解除信号の出力は行なわれない。
【0043】さらに、図9に示す時点(t8)から時点
(t9)のように、衝突検知センサ5からの検知出力が
オンの状態で2.5秒(IGスイッチ4がオンとなった
時に、既に衝突検知センサ5からの出力がオンとなって
いるときは、IGスイッチ4がオンとなってから2.5
秒)以上続いた場合は、その2.5秒以上続いている衝
突検知センサ5からのオン出力は、フェイルと見なさ
れ、再度IGスイッチ4がオンになるまで無視される。
【0044】従って、この場合においては、ドアロック
強制解除手段11では、衝突検知センサ5からの検知出
力がフェイルと判定されるまでは、ドアロック解除信号
を出力する。このように、本実施例によれば、ドアロッ
ク強制解除システム作動・非作動用制御手段14によ
り、IGスイッチ4がオフとなった後でも、所定時間継
続してドアロック強制解除システムを作動させておくこ
とができ、エンジン停止直後の乗員が車内にいる時に、
他の車から追突された場合においても、ロック状態を解
除することができるので、乗員の事故車からの避難また
は救護活動を容易にすることができる。
【0045】また、ドアロック強制解除システム作動・
非作動用制御手段14により、IGスイッチ4がオフと
なってから所定時間経過後、又は所定時間経過前におい
てドアロック解除信号が出力されている場合は出力終了
後に、ドアロック強制解除システムの作動を確実に非作
動とすることができるので、乗員がいない駐車中の故意
の衝突に対しては、ドアロック状態の解除を禁止するこ
とができ、車中の物品等の盗難を防止することができ
る。
【0046】さらに、ドアロック強制解除システム作動
・非作動用制御手段14により、IGスイッチ4がオフ
となってから所定時間が経過する前にアンロックとなっ
た場合は、ドアロック強制解除システムの作動を非作動
とするように制御することができるので、上述の場合と
同様に、車中に乗員がいなくなると、速やかにドアロッ
ク状態の解除を禁止することができ、車中の物品等の盗
難を防止することができる。
【0047】なお、ドアロックスイッチ2はドアロック
時にオフとなり、アンロック時にオンとなるスイッチと
して構成されているので、仮に、ドアロックスイッチ2
を含む回路が断線故障を起こした場合でも、ドアロック
スイッチ2はドアロック情報をドアロック強制解除手段
11に入力することができる。従って、この場合では、
ドアのロック,アンロック状態にかかわらず、IGスイ
ッチ4がオフとなってから所定時間が経過するまでは、
ドアロック強制解除システムの作動を確保することがで
きる。
【0048】また、ドアロック制御禁止手段15によ
り、ドアロック強制解除システムの作動する時、即ち、
衝突検知センサ5により衝突が検出された時に、集中ド
アロック制御手段12及びオートドアロック制御手段1
3によるドアロック制御を禁止することができるので、
ドアロック強制解除システムが確実且つ瞬時に作動で
き、事故時の影響でドアロックを解除するのに妨げとな
る機器の故障(例えばバッテリ液漏れなど)の前にドア
をアンロック状態とすることができ、乗員の事故車から
の避難または救護活動を容易にすることができる。
【0049】さらに、ドアロック制御禁止手段15で
は、ドアロック強制解除システムの作動後において、オ
ートドアロック制御が作動できる状態(車速が例えば2
0km程度以上)にある場合においても、再度IGスイ
ッチ4がオンになるまでは、オートドアロック制御装置
13により再度ドアロックされることを防止することが
でき、衝突時における乗員の事故車からの避難または救
護活動を確実に行なうことができる。
【0050】なお、上述の本実施例では、イグニッショ
ンキースイッチオンオフ状態検出手段4Aにおいて、イ
グニッションキーのオンオフ状態を検出することによ
り、電装回路(この例で電装回路というときは、点火回
路や車外ライトあるいは室内ランプ,オーディオ等の回
路も含む)についての電源オンオフ状態を検出している
が、これに限定されず、例えばキースイッチがアクセサ
リー位置にある場合にオンと判定し、オフ位置にある場
合にオフと判定するような手段を用いても、電装回路に
ついての電源オンオフ状態を検出することができる。
【0051】また、上述の本実施例にかかるドアロック
強制解除システム作動・非作動制御装置を有するドアロ
ック制御装置は、故障診断時に、衝突検知センサ5の未
接続故障及びオン出力故障を行なうようになっている。
即ち、図12に示すように、例えば10ms毎に5回衝
突検知センサ5からの出力電圧を読み取り、その平均
が、図12に示すバッテリ電圧に対するグラフにおける
領域(A)にある場合は衝突検知センサ5は接続されて
いると判定し、領域(B)にある場合は、衝突検知セン
サ5は未接続であると判定する。
【0052】また、衝突検知センサ5の出力が2.5秒
以上連続でオンとなった場合には、オン接続故障を検出
し、故障がクリアされるまでこれを保持する。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明によれば、ドアロック制御禁止手段により、ドアロ
ック強制解除手段によるドアロック強制解除条件が成立
すると、ドアロック制御手段による制御を禁止すること
ができるので、ドアロック強制解除システムを確実且つ
瞬時に作動させることができ、事故時の影響でドアロッ
クを解除するのに妨げとなる機器の故障(例えばバッテ
リ液漏れなど)の前にドアをアンロック状態とすること
ができ、乗員の事故車からの避難または救護活動を容易
にすることができる利点がある また、イグニッション
キースイッチがオフとなってから所定時間経過後、又は
所定時間経過前においてドアロック解除信号が出力され
ている場合は出力終了後に、ドアロック強制解除システ
ムの作動を確実に非作動とすることができるので、乗員
がいない駐車中の故意の衝突に対しては、ドアロック状
態の解除を禁止することができ、車中の物品等の盗難を
防止することができる。 さらに、イグニッションキース
イッチがオフとなってから所定時間が経過する前にドア
ロック解除信号が出力されたときは、ドアロック強制解
除システムの作動を非作動とするように制御することが
でき、上述の場合と同様に、車中に乗員がいなくなる
と、速やかにドアロック状態の解除を禁止することがで
き、車中の物品等の盗難を防止することができる。
【0054】さらに、本発明によれば、ドアロック制御
禁止手段が、ドアロック強制解除手段からドアロック解
除信号が出されている間は、ドアロック制御禁止手段に
よるドアロック制御手段の制御禁止モードを維持するよ
うに構成されているので、前述の場合と同様に、ドアロ
ック強制解除システムを確実且つ瞬時に作動させること
ができ、事故時の影響でドアロックを解除するのに妨げ
となる機器の故障(例えばバッテリ液漏れなど)の前に
ドアをアンロック状態とすることができ、乗員の事故車
からの避難または救護活動を容易にすることができる。
【0055】また、ドアロック制御禁止手段が、イグニ
ッションキースイッチを一旦オフにした後に再度オンに
するまでは、ドアロック制御手段としてのオートドアロ
ック制御手段の制御禁止モードを維持するように構成さ
れているので、ドアロック強制解除システムの作動後に
おいて、オートドアロック制御が作動できる状態にある
場合においても、再度IGスイッチがオンになるまで
は、オートドアロック制御装置により再度ドアロックさ
れることを防止することができ、衝突時における乗員の
事故車からの避難または救護活動を確実に行なうことが
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかるドアロック制御装置の制御ブ
ロック図である。
【図2】本実施例にかかるドアロック制御装置の制御要
領を説明するためのフローチャートである。
【図3】本実施例にかかるドアロック制御装置の制御要
領を説明するためのフローチャートである。
【図4】本実施例にかかるドアロック制御装置の制御要
領を説明するためのフローチャートである。
【図5】本実施例にかかるドアロック制御装置の制御要
領を説明するためのフローチャートである。
【図6】本実施例にかかるドアロック制御装置の制御要
領を説明するためのタイムチャートである。
【図7】本実施例にかかるドアロック制御装置の制御要
領を説明するためのタイムチャートである。
【図8】本実施例にかかるドアロック制御装置の制御要
領を説明するためのタイムチャートである。
【図9】本実施例にかかるドアロック制御装置の制御要
領を説明するためのタイムチャートである。
【図10】本実施例にかかるドアロック制御装置の制御
要領を説明するためのタイムチャートである。
【図11】本実施例にかかるドアロック制御装置の制御
要領を説明するためのタイムチャートである。
【図12】衝突検知センサの作用を説明する図である。
【符号の説明】
1 制御ユニット 2 ドアロックスイッチ 3 車速センサ 4 イグニッションキースイッチ 4A イグニッションキースイッチオンオフ状態検出手
段 5 衝突検知センサ 5A スイッチ部 5B モニタ抵抗 6 ドアロック・アンロック機構(ドアロック・アンロ
ック手段) 6A〜6D ドアロックモータ 11 ドアロック強制解除手段 12 集中ドアロック制御手段(ドアロック制御手段) 13 オートドアロック制御手段(ドアロック制御手
段) 14 ドアロック強制解除システム作動・非作動用制御
手段 15 ドアロック制御禁止手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のドアをロック状態又はアンロック
    状態にするドアロック・アンロック手段と、 該ドアロック・アンロック手段にドアロック信号を出し
    て該ドアをロック状態にしたり該ドアロック・アンロッ
    ク手段にドアロック解除信号を出して該ドアをアンロッ
    ク状態にしたりするドアロック制御手段と、 車両の衝突を検出する衝突検出手段と、 該衝突検出手段で車両の衝突を検出すると、該ドアロッ
    ク・アンロック手段へドアロック解除信号を出すことに
    より、該ドアロック・アンロック手段によるドアロック
    状態を強制的に解除するドアロック強制解除手段と、 該ドアロック強制解除手段によるドアロック強制解除条
    件が成立すると、該ドアロック制御手段による制御を禁
    止するドアロック制御禁止手段とを有するドアロック強
    制解除システムをそなえ、 該ドアロック強制解除システムは、該車両のイグニッシ
    ョンキースイッチがオフとなってから所定時間の間は作
    動しうる状態とする一方、該所定時間経過後は、非作動
    状態に制御されるこ とを特徴とする、ドアロック制御装
    置。
  2. 【請求項2】 該所定時間内にドアロック解除信号が出
    力されたときは、該ドアロック強制解除システムを非作
    動とすることを特徴とする、請求項1記載のドアロック
    制御装置。
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