JP3208336B2 - 盗難防止用検出具の取付治具 - Google Patents

盗難防止用検出具の取付治具

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JP3208336B2
JP3208336B2 JP27204396A JP27204396A JP3208336B2 JP 3208336 B2 JP3208336 B2 JP 3208336B2 JP 27204396 A JP27204396 A JP 27204396A JP 27204396 A JP27204396 A JP 27204396A JP 3208336 B2 JP3208336 B2 JP 3208336B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体の表面から突
出し且つ突出位置側に復帰付勢される状態で被操作部が
設けられ、筐体内に、前記被操作部の突出位置への移動
を検出する突出検出部と、設定位置から設定範囲に向け
て送信される動作指示用の電波を受信するためのアンテ
ナと、前記突出検出部が前記被操作部の突出位置への移
動を検出するに伴って、及び、前記アンテナが前記動作
指示用の電波を受信するに伴って、警報信号を出力する
信号出力部が設けられた盗難防止用検出具を盗難防止対
象物に取り付けるための盗難防止用検出具の取付治具に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記盗難防止用検出具は、店舗に陳列さ
れる商品等である盗難防止対象物に取り付けられること
によって、被操作部がそれに作用する復帰付勢力に抗し
て引退側に移動し、盗難防止用検出具を不正に盗難防止
対象物から取り外すと、その取り外しによって被操作部
が突出位置へ移動して信号出力部が警報信号を出力す
る。この警報信号の出力に基づいて、例えば、警報音を
鳴らせたり警報ランプを点滅させることによって不正行
為の発生を報知することができる。
【0003】又、盗難防止用検出具を盗難防止対象物に
取り付けたままの状態で、その盗難防止対象物を不正に
持ち去ろうとすると、盗難防止用検出具の筐体内に設け
られたアンテナによって、例えば店舗の出入口付近の設
定範囲に向けて発信される動作指示用の電波を受信し
て、信号出力部が警報信号を出力する。これによって上
記と同様に不正行為の発生を知ることができる。ところ
で、盗難防止用検出具を盗難防止対象物に取り付ける場
合に、従来は、被操作部を盗難防止用検出具の筐体内へ
引退させるように、盗難防止用検出具を盗難防止対象物
に密着させた状態で、粘着テープやバンド等によって固
定して取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、動作指示用の電波が送信される設定範囲内
に盗難防止用検出具が位置しても、警報信号が出力され
ない場合があり、改善が望まれていた。本発明は、上記
実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、盗難
防止対象物に対する不正行為を的確に検知できるように
する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、盗難防止用検出具を盗難防止対象
物に取り付けるための取付治具には、盗難防止用検出具
を接当支持する検出具側接当部と、盗難防止対象物に接
当させる対象物側接当部とが、設定距離離間した状態で
設けられており、この取付治具を使用して盗難防止用検
出具を盗難防止対象物に取り付けると、盗難防止用検出
具と盗難防止対象物とが上記設定距離離間することにな
り、取付治具がスペーサの役割を果たすものとなる。こ
のように盗難防止対象物と盗難防止用検出具との間に取
付具を位置させて、両者を離間させることで、上記課題
を解決するに至った。
【0006】すなわち、本発明の発明者の研究により、
動作指示用の電波が送信される設定範囲内に盗難防止用
検出具が位置しても警報信号が出力されないという状況
は、盗難防止用検出具を盗難防止対象物の金属部分に取
り付けた場合に特有のものであり、更に、その原因は、
その金属部分が盗難防止用検出具の筐体内のアンテナに
近接配置されることで、アンテナが受信する動作指示用
の電波の受信状態が乱され、動作指示用の電波を的確に
受信できない状態となることによるものと明らかにされ
た。そこで、上記のように取付治具を利用して盗難防止
用検出具を盗難防止対象物に取り付けることにより、上
記金属部分の影響を受けにくくして、動作指示用の電波
を的確に受信することができ、もって、盗難防止対象物
に対する不正行為を的確に検出できるに至ったのであ
る。
【0007】又、アンテナと盗難防止対象物と間の間隔
だけを考えると、単に盗難防止用検出具の筐体を大きく
し、それらの間隔を大きくするような構成も考えられる
が、このような構成では、盗難防止用検出具を可及的に
小型化するという要請がある実情のもとでは、盗難防止
対象物に応じて筐体の寸法の異なる複数の盗難防止用検
出具が必要となり、実施製作面で不利なものとなるが、
上記の取付治具を必要に応じて利用することによって、
そのような不利を解消できる。尚、このように取付治具
を配置しても、取付治具の対象物側接当部から突出する
検出片が、盗難防止用検出具の被操作部と一体移動する
ので、取付治具が盗難防止対象物から不正に取り外され
ると、信号出力部から的確に警報信号が出力される。
【0008】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、取付治具の平坦状に形成された検出具側接当部
と、盗難防止用検出具における被操作部が突出する平坦
面とが接当して、取付治具の検出片と盗難防止用検出具
の被操作部とが一体移動可能な状態となる。このような
状態において、この取付治具と盗難防止用検出具との接
当箇所の周囲には、取付治具から盗難防止用検出具側に
異物侵入阻止用の壁が起立する状態で位置するので、取
付治具と盗難防止用検出具との間の僅かな隙間から、異
物を侵入させて被操作部を不正に操作しようとするのを
阻止でき、もって、的確に不正行為の検出が可能とな
る。
【0009】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、盗難防止用検出具は、取付治具の検出具側接当
部に取り付けられている両面テープによって、取付治具
に接当支持される。従って、盗難防止用検出具と取付治
具との取付作業が極めて容易であり、又、必要に応じて
取り外すことも可能となって、取付治具の取扱いを一層
便利なものとできる。
【0010】又、上記請求項4記載の構成を備えること
により、取付部の対象物側接当部は、盗難防止対象物の
外形形状に適合させて形成されているので、取付治具
は、盗難防止用検出具を安定性良く盗難防止対象物に取
り付けることができる。つまり、盗難防止対象物と盗難
防止用検出具の筐体とを離間させるために備えられる構
成を利用して、盗難防止用検出具の取り付け安定性を向
上させることができるのである。しかも、両面テープに
よって取付治具と盗難防止用検出具とを取り付けること
で、取付治具を盗難防止用検出具から取り外し可能であ
り、盗難防止用検出具を種々の形状の盗難防止対象物へ
の安定的な取り付けが可能となる。
【0011】又、上記請求項5記載の構成を備えること
により、一体移動する取付治具の検出片と盗難防止用検
出具の被操作部とは、被操作部の突出方向視において、
被操作部と検出片との接当位置と、検出片と盗難防止対
象物との接当位置とが位置ずれしている。このような位
置ずれは、取付治具の対象物側接当部の形状を盗難防止
対象物の外形形状に適合させた場合に多く生じ得る。こ
のような位置ずれが生じると、被操作部に作用する復帰
付勢力が検出片に対して不均等に作用するが、この被操
作部に作用する復帰付勢力と協働で、検出片を盗難防止
対象物側に復帰付勢する補助付勢手段が設けられている
ので、検出片と被操作部とは安定的に一体移動し、もっ
て、取付治具の対象物側接当部を盗難防止対象物の外形
形状に適合させて形成した場合でも、的確に不正行為の
検出を行えるものとできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図5に示すように、盗難防止用検出具
であるセンサタグ1は、直方体形状で構成され、センサ
タグ1の筐体2の表面から検出スイッチ3の被操作部3
aが筐体外方へ突出している。この被操作部3aは、図
示しないバネにより突出位置側へ復帰付勢されている。
【0013】センサタグ1の筐体内の構成について簡単
に説明すると、図6に概略的に示すブロック図のよう
に、LEDランプ20及び圧電ブザー21を備えた発鳴
回路24と、コイル及びコンデンサからなり共振アンテ
ナとして構成されるアンテナ22と、盗難防止対象物に
取り付けられているか否かを検出する検出スイッチ3
と、アンテナ22が受信状態になるか又は検出スイッチ
3がONすると受信信号を出力する入力回路23と、入
力回路23からの受信信号が入力されると制御信号を出
力するスイッチング回路25と、スイッチング回路25
からの制御信号が入力されるとパルス発振を開始する発
振回路26と、スイッチング回路25からの制御信号が
入力されると発振回路26の発振パルス数のカウントを
開始し設定カウント数を超えるとカウント完了信号を出
力するカウンタ27と、カウンタ27のカウント完了信
号が入力されるとスイッチング回路25を前記受信信号
が入力された状態に維持するラッチ回路28と、カウン
タ27のカウント完了信号が入力されるとLEDランプ
20を点灯させ且つ圧電ブザー21を鳴らせる駆動回路
29と、筐体2内の各回路に電力を供給する電池Vと、
筐体2の電源開始操作用開口42へ専用の通電開始操作
具を挿入操作して電源スイッチが入り操作されるのに伴
って電池Vの負極と各回路のアースを接続して電池Vか
ら各回路への電力供給を開始すると共に、一旦電力供給
を開始した後は、筐体2の電源停止操作用開口41へ専
用の通電停止操作具を挿入操作してリセットしない限り
電力供給を維持する電源保持回路VKとが備えられてい
る。
【0014】尚、検出スイッチ3は、筐体2の表面から
突出する被操作部3aが突出位置に突出するとONとな
り、筐体2内へ引退するとOFFとなるので、被操作部
3aの突出位置への移動を検出する突出検出部として機
能する。又、アンテナ22が受信する電波は、図10に
示すように形成された発振器Oから送信される。発振器
Oは、例えば店舗等の出入口に通路を挟んで設置され、
その通路幅を設定範囲としてセンサタグ1に対する動作
指示用の電波を送信する。発振器Oの送信電波の周波数
は、共振アンテナであるアンテナ22の共振周波数に適
合させてあり、このような使用状態においてアンテナ2
2に金属体が接近配置されると、その共振条件がずれて
アンテナ22に受信状態が劣化するものとなるので、本
実施の形態のようにアンテナ22として共振アンテナを
用いる場合は、後述する取付治具ATを用いるのが特に
有効となる。
【0015】すなわち、上記構成のセンサタグ1は、被
操作部3aが突出する面を盗難防止対象物に取り付けて
フィルムシート等により包装して固定することで、単独
でも使用することが可能であるが、上記のように盗難防
止対象物の金属部分に取り付ける場合は、センサタグ1
とその金属部分とを適当な距離に離間させるために取付
治具ATを使用して盗難防止対象物に取り付ける。取付
治具ATは、図1乃至図3に示すように、略平板状に形
成され且つそれの厚さ方向視で長方形状の基体10の周
囲に、厚さ方向両側に基体1に対して垂直に起立する立
ち上がり部10a,10bが形成されている。
【0016】両側の立ち上がり部10a,10bのうち
の短寸の側の立ち上がり部10aの存在側の基体1表面
には、図4に示すように、上記センサタグ1を取付固定
するための両面テープ11が貼着されている。従って、
両面テープ11の貼着箇所にセンサタグ1を接当支持す
る検出具側接当部STが形成される。基体1における長
寸の立ち上がり部10b側の存在側の面からは、センサ
タグ1の被操作部3aと一体移動する検出片SCとして
の検出ピン12を基体1の厚さ方向に移動自在に案内支
持する筒状部10cが形成され、筒状部10cの先端に
は、検出ピン12の抜け止めのための小径筒部10dが
形成されている。この筒状部10cの先端と長寸の立ち
上がり部10bの先端とは面一となっており、盗難防止
対象物(厳密には盗難防止対象物における取付治具AT
の取り付け位置)が略平坦な金属面の場合に適合する形
状としてある。従って、長寸の立ち上がり部10bの先
端と筒状部10cの先端とにより盗難防止対象物に接当
させる対象物側接当部OTが形成され、この対象物側接
当部OTは、上記検出具側接当部STと設定間隔離間し
た状態で設けられることになる。この検出具側接当部S
Tと対象物側接当部OTとの間隔は、対象物側接当部O
Tに盗難防止対象物の金属部分が位置する場合に、その
金属部分とセンサタグ1の筐体内のアンテナ22との相
互作用が十分小さくなり、アンテナ22が適正に発振器
Oからの電波を受信できるように、実験的に求められて
設定されている。検出ピン12は、図2等に示すよう
に、大径の円柱と小径の円柱とを2段重ねとした形状に
形成され、大径側の端部がセンサタグ1の被操作部3a
に接当し、小径側の端部が盗難防止対象物に接当する。
【0017】図2及び図3に示すように、取付治具AT
の両面テープ11にセンサタグ1を貼着して、取付治具
ATにセンサタグ1を接当支持させると、短寸の立ち上
がり部10aに囲まれる基体1表面の面積は、センサタ
グ1の筐体2における被操作部3aが突出する平坦面2
aの面積より広く、基体1の表面及び短寸の立ち上がり
部10aによってセンサタグ1の平坦面2aが覆われる
状態となる。これによって、短寸の立ち上がり部10a
は、センサタグ1と取付治具ATとの隙間に異物が挿入
されるのを阻止し、異物侵入阻止用の壁GWとして機能
する。
【0018】センサタグ1を取付治具ATに取り付けた
状態では、図2に示すように、検出ピン12は、それの
大径側の端部が被操作部3aの先端に軽く接触し、小径
側の端部が小径筒部10dから外方に突出している。上
記の如くセンサタグ1を接当支持する取付治具ATが、
盗難防止対象物として例えば小型電子機器の金属筐体の
表面等に、フィルムシート等を利用して取り付けられる
と、図3に示すように、検出ピン12が筒状部10cの
奥側へ押し込まれ、それに伴って検出ピン12と一体移
動する被操作部3aが、それに作用する復帰付勢力に抗
して、筐体2の内方側へ引退する。この被操作部3aの
作動によって検出スイッチがOFF状態となる。
【0019】この状態で、センサタグ1の電源スイッチ
が入り操作されると、センサタグ1が稼働を開始し、セ
ンサタグ1及び取付治具ATを、不正に盗難防止対象物
から取り外すと、被操作部3aが、それに作用する復帰
付勢力により、筐体2の外方側へ突出して、検出スイッ
チ3がONとなる。この検出スイッチ3のON作動によ
って、入力回路23から駆動回路29に至る回路が警報
信号を出力し、LEDランプ20を点灯させると共に圧
電ブザー21を鳴らせる。又、センサタグ1及び取付治
具ATを盗難防止対象物に取り付けたままで、盗難防止
対象物を不正に持ち出そうとして、例えば店舗の出入口
等に配置された図10に示す一対の発振器Oの間を通過
すると、アンテナ22が発振器Oからの電波を受信し
て、入力回路23から駆動回路29に至る回路が警報信
号を出力し、LEDランプ20を点灯させると共に圧電
ブザー21を鳴らせる。従って、入力回路23から駆動
回路29に至る回路は、突出検出部3が被操作部3aの
突出位置への移動を検出するに伴って、及び、アンテナ
22が発振器Oから送信される動作指示用の電波を受信
するに伴って、警報信号を出力する信号出力部AOとし
て機能する。
【0020】〔第2実施形態〕本発明の第2実施形態
は、センサタグ1は上記第1実施形態におけるものと全
く同一のものであり、センサタグ1を接当支持する取付
治具ATの形状が異なるものとなっている。具体的に
は、図7に示すように、対象物側接当部OTの形状が、
円筒あるいは円柱形状に形成された盗難防止対象物に対
応して、断面が円弧をなす長溝状に形成されている。そ
の長溝状の対象物側接当部OTから突出する状態で、検
出片SCとしての検出ブロック50が備えられている。
【0021】センサタグ1は図7及び図8に示すよう
に、対象物側接当部OTの反対側に形成される検出具側
接当部STに、上記第1実施形態と同様に両面テープを
利用して取り付けられる。対象物側接当部OTの周囲に
は、上記第1実施形態と同様に、センサタグ1側へ起立
する立ち上がり部51が形成されて、異物の侵入を阻止
する壁GWを形成している。取付治具ATにセンサタグ
1を接当支持させた状態では、図9(イ)の断面図に示
すように、検出ブロック50のセンサタグ1側の端部と
被操作部3aの先端とが軽く接触する状態となってい
る。
【0022】上記構成の取付治具ATにセンサタグ1を
接当支持させた状態で、対象物側接当部OTを盗難防止
対象物に接当させて取り付けると、図9(ロ)に示すよ
うに、検出ブロック50がセンタタグ1側に引退して、
センサタグ1の被操作部3aを引退させ、検出スイッチ
3をOFFとする。
【0023】このとき、盗難防止対象物からの圧力は、
主に、検出ブロック50の幅方向中央部(凹溝50aの
形成位置)に作用し、被操作部3aの突出方向視におい
て、被操作部3aと検出ブロック50との接当位置と、
検出ブロック50と盗難防止対象物との接当位置とが位
置ずれしているが、このように位置ずれしても、検出ブ
ロック50を盗難防止対象物側へ均等に付勢するため
に、図9に示すように、補助付勢手段としてのコイルス
プリング52を、被操作部3aの存在側と反対側寄りに
配置してある。上記のようにして盗難防止対象物に取り
付けられたセンサタグ1及び取付治具ATが、センサタ
グ1の稼働状態において不正に取り外されると、検出ブ
ロック50が被操作部3aに作用する復帰付勢力により
外方に突出して検出スイッチ3がONとなり、上記第1
実施形態と同様に警報信号が出力される。
【0024】〔その他の実施形態〕以下、その他の実施
形態を列記する。 上記第1実施形態では、センサタグ1の被操作部3
aは、最も面積の広い平坦面2aから突出する状態で設
けられているが、平坦面2aに隣接する幅狭の面から突
出するものであっても良い。 上記第1及び第2実施形態では、センサタグ1の形
状を直方体状とした場合を例示しているが、円柱状にす
る等、その形状は種々変更可能である。 上記第1及び第2実施形態では、センサタグ1に警
報報知のためのLEDランプ20や圧電ブザー21が備
えられ、信号出力部AOが出力する警報信号に基づいて
センサタグ1自身が警報を発する構成としているが、信
号出力部AOが警報信号を電波として出力し、他所に設
けた受信器にてその電波を受信して警報を発する構成と
しても良い。
【0025】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる盗難防止用検出
具と取付治具との取付態様を示す斜視図
【図2】本発明の第1実施形態にかかる盗難防止用検出
具の取付状態を示す図
【図3】本発明の第1実施形態にかかる盗難防止用検出
具の取付状態を示す断面図
【図4】本発明の第1実施形態にかかる取付治具を示す
【図5】本発明の実施の形態にかかる盗難防止用検出具
の斜視図
【図6】本発明の実施の形態にかかる盗難防止用検出具
のブロック構成図
【図7】本発明の第2実施形態にかかる盗難防止用検出
具と取付治具との取付態様を示す斜視図
【図8】本発明の第2実施形態にかかる盗難防止用検出
具の取付状態を示す図
【図9】本発明の第2実施形態にかかる盗難防止用検出
具の取付状態を示す断面図
【図10】本発明の実施の形態にかかる発振器の斜視図
【符号の説明】
1 盗難防止用検出具 2 筐体 2a 平坦面 3 突出検出部 3a 被操作部 22 アンテナ 52 補助付勢手段 AO 信号出力部 ST 検出具側接当部 OT 対象物側接当部 SC 検出片 GW 壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−62255(JP,A) 特開 平7−65251(JP,A) 特開 平6−318291(JP,A) 実開 昭61−160583(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/22 G08B 13/00 G08B 15/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体(2)の表面から突出し且つ突出位
    置側に復帰付勢される状態で被操作部(3a)が設けら
    れ、筐体(2)内に、前記被操作部(3a)の突出位置
    への移動を検出する突出検出部(3)と、設定位置から
    設定範囲に向けて送信される動作指示用の電波を受信す
    るためのアンテナ(22)と、前記突出検出部(3)が
    前記被操作部(3a)の突出位置への移動を検出するに
    伴って、及び、前記アンテナ(22)が前記動作指示用
    の電波を受信するに伴って、警報信号を出力する信号出
    力部(AO)が設けられた盗難防止用検出具(1)を盗
    難防止対象物に取り付けるための盗難防止用検出具の取
    付治具であって、 前記盗難防止用検出具(1)を接当支持する検出具側接
    当部(ST)が設けられ、 その検出具側接当部(ST)と設定間隔離間した状態
    で、前記盗難防止対象物に接当させる対象物側接当部
    (OT)が設けられ、 その対象物側接当部(OT)から突出して、前記盗難防
    止対象物に接当自在で、且つ、前記盗難防止用検出具
    (1)の被操作部(3a)と一体移動するように可動自
    在な検出片(SC)が設けられている盗難防止用検出具
    の取付治具。
  2. 【請求項2】 前記盗難防止用検出具(1)の筐体表面
    における前記被操作部(3a)の存在面が平坦面(2
    a)として形成され、 前記検出具側接当部(ST)が、前記被操作部(3a)
    が突出する検出具側の平坦面(2a)よりも面積が大と
    なる平坦状に形成され、且つ、その平坦状の部分におけ
    る前記検出具側の平坦面(2a)との接当箇所の周囲に
    前記盗難防止用検出具(1)側に起立する異物侵入阻止
    用の壁(GW)が形成されている請求項1記載の盗難防
    止用検出具の取付治具。
  3. 【請求項3】 前記検出具側接当部(ST)に、前記盗
    難防止用検出具(1)を貼着する両面テープが取り付け
    られている請求項1又は2記載の盗難防止用検出具の取
    付治具。
  4. 【請求項4】 前記対象物側接当部(OT)の形状が、
    前記盗難防止対象物の外形形状に適合させて形成されて
    いる請求項1〜3のいずれか1項に記載の盗難防止用検
    出具の取付治具。
  5. 【請求項5】 前記検出片(SC)は、前記盗難防止用
    検出具(1)の被操作部(3a)に直接接当し、且つ、
    前記被操作部(3a)の突出方向視において、前記被操
    作部(3a)と前記検出片(SC)との接当位置と、前
    記検出片(SC)と前記盗難防止対象物との接当位置と
    が位置ずれした状態で形成され、 前記被操作部(3a)に作用する復帰付勢力と協働で、
    前記検出片(SC)を前記盗難防止対象物側へ均等に付
    勢するための補助付勢手段(52)が設けられている請
    求項4記載の盗難防止用検出具の取付治具。
JP27204396A 1996-10-15 1996-10-15 盗難防止用検出具の取付治具 Expired - Lifetime JP3208336B2 (ja)

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