JPH08249546A - 携帯端末装置 - Google Patents
携帯端末装置Info
- Publication number
- JPH08249546A JPH08249546A JP4803195A JP4803195A JPH08249546A JP H08249546 A JPH08249546 A JP H08249546A JP 4803195 A JP4803195 A JP 4803195A JP 4803195 A JP4803195 A JP 4803195A JP H08249546 A JPH08249546 A JP H08249546A
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- JP
- Japan
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- portable terminal
- acceleration
- terminal device
- alarm
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 携帯性を損なわずに経済性に優れた盗難防止
機構を備えた携帯端末装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 携帯端末装置本体が動かされ際の運動の加速
度を検出する手段と、同手段で加速度を検出したとき警
報を発する手段とを備えて、携帯端末装置を許可無く持
ち運ぼうとした際に、その不当な携行を外部に報知する
ことにより、盗難・盗用を防止する。
機構を備えた携帯端末装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 携帯端末装置本体が動かされ際の運動の加速
度を検出する手段と、同手段で加速度を検出したとき警
報を発する手段とを備えて、携帯端末装置を許可無く持
ち運ぼうとした際に、その不当な携行を外部に報知する
ことにより、盗難・盗用を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、盗難防止機構を備えた
携帯端末装置に関する。
携帯端末装置に関する。
【0002】本発明は、携帯可能なラップトップ型ある
いはノート型のパソコン等にも適応できる。さらには、
携帯可能な電子機器、電気製品、カメラ等の光学機器な
どにも適用できる。
いはノート型のパソコン等にも適応できる。さらには、
携帯可能な電子機器、電気製品、カメラ等の光学機器な
どにも適用できる。
【0003】
【従来の技術】近年、ハンドヘルドコンピュータ或いは
ハンデイターミナルと呼ばれる、データの入力手段と表
示手段とを有する携帯可能な端末装置が各種実用化され
ている。この種の携帯端末装置は、小型、軽量に構成さ
れた一種のコンピュータであり、携行先で種々のデータ
処理が可能になるため、様々な分野で使用されており、
最近では屋外の作業現場でも使用されてきている。この
種の携帯端末装置はRAMパック等の記憶装置を内蔵し
て、一時的にデータを記憶しておき、後処理としてホス
トコンピュータに直接接続するか、電話回線等で間接的
に接続するかして最終的な処理を行うことが通常行われ
ている。
ハンデイターミナルと呼ばれる、データの入力手段と表
示手段とを有する携帯可能な端末装置が各種実用化され
ている。この種の携帯端末装置は、小型、軽量に構成さ
れた一種のコンピュータであり、携行先で種々のデータ
処理が可能になるため、様々な分野で使用されており、
最近では屋外の作業現場でも使用されてきている。この
種の携帯端末装置はRAMパック等の記憶装置を内蔵し
て、一時的にデータを記憶しておき、後処理としてホス
トコンピュータに直接接続するか、電話回線等で間接的
に接続するかして最終的な処理を行うことが通常行われ
ている。
【0004】この種の小型、軽量の携帯端末装置は携行
の容易性が大きな特徴であるが、その特徴からもってい
かれ易い反面もあって、盗難、盗用対策が大きな課題と
なつてきた。即ちこの種の携帯端末装置には、ホストコ
ンピュータへ接続するためのパスワード等の機密性が非
常に高い高度かつ重要な情報を蓄積している場合が多
く、盗難の際にはこのような情報が盗用される危険性も
あって、携帯端末装置の盗難防止対策が大きな課題とな
っている。
の容易性が大きな特徴であるが、その特徴からもってい
かれ易い反面もあって、盗難、盗用対策が大きな課題と
なつてきた。即ちこの種の携帯端末装置には、ホストコ
ンピュータへ接続するためのパスワード等の機密性が非
常に高い高度かつ重要な情報を蓄積している場合が多
く、盗難の際にはこのような情報が盗用される危険性も
あって、携帯端末装置の盗難防止対策が大きな課題とな
っている。
【0005】従来のこの種の携帯端末装置に於いては、
盗難防止対策として端末装置の操作者と端末装置本体と
を鎖で繋ぐといった方法があった。しかしながら、常に
装置本体に鎖で繋がれているのは操作者にとって煩わし
く不便な方法であった。特に屋外の作業現場において他
の作業をしながら端末装置を操作する場合、端末装置を
持ったままでは作業に支障をきたして場合によっては危
険が伴うこともあった。また1台の携帯端末装置を複数
の操作者で使用する場合には、この鎖で繋ぐ方法は非常
に不便な方法であった。
盗難防止対策として端末装置の操作者と端末装置本体と
を鎖で繋ぐといった方法があった。しかしながら、常に
装置本体に鎖で繋がれているのは操作者にとって煩わし
く不便な方法であった。特に屋外の作業現場において他
の作業をしながら端末装置を操作する場合、端末装置を
持ったままでは作業に支障をきたして場合によっては危
険が伴うこともあった。また1台の携帯端末装置を複数
の操作者で使用する場合には、この鎖で繋ぐ方法は非常
に不便な方法であった。
【0006】他のより有効な盗難防止対策として、携帯
用のパソコンに無線装置を内蔵させ、中央の監視装置と
無線電波で交信させて、使用場所や使用者を常時監視す
ることによりパソコンの盗難防止をはかる方法がある
(公開特許公報特開平5−150853、特開平5−1
76374等)。この方法は、上記の鎖で繋ぐ方法に比
べて非常に効果のある方法であるが、無線装置を内蔵さ
せるため、高価で且つ携帯性を損ねる方法であり、小型
の携帯端末装置には全く不適当な方法であった。
用のパソコンに無線装置を内蔵させ、中央の監視装置と
無線電波で交信させて、使用場所や使用者を常時監視す
ることによりパソコンの盗難防止をはかる方法がある
(公開特許公報特開平5−150853、特開平5−1
76374等)。この方法は、上記の鎖で繋ぐ方法に比
べて非常に効果のある方法であるが、無線装置を内蔵さ
せるため、高価で且つ携帯性を損ねる方法であり、小型
の携帯端末装置には全く不適当な方法であった。
【0007】更に他のより有効な盗難防止対策として、
携帯用のパソコンに設置傾斜量、設置圧、叉は設置距離
を検出する検出器を内蔵させて、それによりパソコンの
設置状態を常時監視して、その設置状態が変化したとき
に警報を発することによりパソコンの盗難防止をはかる
方法である(公開特許公報特開平5−3534)。この
方法は、上記の無線装置を内蔵させる方法に比べて携行
性に優れた方法であるが、設置状態を監視するものであ
るため複雑な検出器を内蔵させて複雑な信号処理を必要
とする。携帯可能なラップトップ型あるいはノート型の
パソコンには適した方法であっても、より小型で携行性
と経済性が重要な携帯端末装置には不適当な方法であっ
た。
携帯用のパソコンに設置傾斜量、設置圧、叉は設置距離
を検出する検出器を内蔵させて、それによりパソコンの
設置状態を常時監視して、その設置状態が変化したとき
に警報を発することによりパソコンの盗難防止をはかる
方法である(公開特許公報特開平5−3534)。この
方法は、上記の無線装置を内蔵させる方法に比べて携行
性に優れた方法であるが、設置状態を監視するものであ
るため複雑な検出器を内蔵させて複雑な信号処理を必要
とする。携帯可能なラップトップ型あるいはノート型の
パソコンには適した方法であっても、より小型で携行性
と経済性が重要な携帯端末装置には不適当な方法であっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように携帯端
末装置に於いて、有効な盗難防止対策が十分に施されて
おらず、特に近年では、小型、軽量で、かつ高性能、大
容量の携帯端末装置が出現するに至り、携帯性を損なわ
ずに低コストの盗難・盗用対策が必須となってきた。
末装置に於いて、有効な盗難防止対策が十分に施されて
おらず、特に近年では、小型、軽量で、かつ高性能、大
容量の携帯端末装置が出現するに至り、携帯性を損なわ
ずに低コストの盗難・盗用対策が必須となってきた。
【0009】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
携帯性を損なわずに経済性に優れた盗難防止機構を備え
た携帯端末装置を提供することを目的とする。
携帯性を損なわずに経済性に優れた盗難防止機構を備え
た携帯端末装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯端末装置
本体が動かされる際の運動の加速度を検出する手段と、
同手段で加速度を検出したとき警報を発する手段とを備
えて、携帯端末装置本体を許可無く持ち運ぼうとした際
に、その不当な携行を外部に報知することにより、携帯
端末装置本体の盗難、盗用を防止する。
本体が動かされる際の運動の加速度を検出する手段と、
同手段で加速度を検出したとき警報を発する手段とを備
えて、携帯端末装置本体を許可無く持ち運ぼうとした際
に、その不当な携行を外部に報知することにより、携帯
端末装置本体の盗難、盗用を防止する。
【0011】
【作用】携帯端末装置本体を未使用又は使用状態でその
場所から離れる際に、盗難防止機構を作動状態に設定し
ておくことにより、以後、携帯端末装置本体が動かされ
ると、その際の衝撃や機械的振動による運動の加速度を
検知して携帯端末装置本体より警報を発して、不当な携
行を妨げることができる。
場所から離れる際に、盗難防止機構を作動状態に設定し
ておくことにより、以後、携帯端末装置本体が動かされ
ると、その際の衝撃や機械的振動による運動の加速度を
検知して携帯端末装置本体より警報を発して、不当な携
行を妨げることができる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。
する。
【0013】図1は本発明の一実施例による盗難防止機
構の構成を示すブロック図であり、図2は上記図1に示
す盗難防止機構の構成例を示す回路図であり、図3は上
記図2に示す盗難防止機構を備えた携帯端末装置の斜視
図である。
構の構成を示すブロック図であり、図2は上記図1に示
す盗難防止機構の構成例を示す回路図であり、図3は上
記図2に示す盗難防止機構を備えた携帯端末装置の斜視
図である。
【0014】図1において盗難防止機構は、携帯端末装
置本体の運動の加速度を検知するための加速度検出器1
と、その加速度検出器1からの微少な信号を増幅するた
めの増幅回路2と、その増幅回路からの信号が所定の加
速度に相当する値以上になったときに警報信号を出力す
る警報回路3と、その警報信号により警報を発生する警
報器4と、以上の盗難防止機構の各構成要素に電源を供
給するための電源5と、盗難防止機構の作動状態を有効
/無効とするための切り替え器6とから構成されてい
る。
置本体の運動の加速度を検知するための加速度検出器1
と、その加速度検出器1からの微少な信号を増幅するた
めの増幅回路2と、その増幅回路からの信号が所定の加
速度に相当する値以上になったときに警報信号を出力す
る警報回路3と、その警報信号により警報を発生する警
報器4と、以上の盗難防止機構の各構成要素に電源を供
給するための電源5と、盗難防止機構の作動状態を有効
/無効とするための切り替え器6とから構成されてい
る。
【0015】前記加速度検出器1は、検出器が動かされ
た際に受ける衝撃や機械的振動による運動の加速度を電
気信号に変換するもので、市販されている種々の加速度
センサや衝撃センサが利用できる。例えば加速度センサ
には、静電容量型、圧電型、シリコンピエゾ抵抗型等の
センサがある。この中でシリコンピエゾ抵抗型加速度セ
ンサは、薄いシリコン基板上に重り部とそれを支える梁
部とピエゾ抵抗部を形成して構成したセンサで、重り部
に加速度が加わったときの梁部に加わる変形をピエゾ抵
抗効果により抵抗値の変化に変換するセンサであり、機
械的な可働部品がないので信頼性が高く本発明の加速度
検出器として適したものである。又例えば衝撃センサ
は、超音波振動子の技術を応用して、センサが動かされ
た時の加速度にほぼ比例した電圧を発生することでわず
かな衝撃を高感度に検出できるセンサで、機械的な可動
部品がないので信頼性の高いセンサで、本発明の加速度
検出器として特に適したものである。
た際に受ける衝撃や機械的振動による運動の加速度を電
気信号に変換するもので、市販されている種々の加速度
センサや衝撃センサが利用できる。例えば加速度センサ
には、静電容量型、圧電型、シリコンピエゾ抵抗型等の
センサがある。この中でシリコンピエゾ抵抗型加速度セ
ンサは、薄いシリコン基板上に重り部とそれを支える梁
部とピエゾ抵抗部を形成して構成したセンサで、重り部
に加速度が加わったときの梁部に加わる変形をピエゾ抵
抗効果により抵抗値の変化に変換するセンサであり、機
械的な可働部品がないので信頼性が高く本発明の加速度
検出器として適したものである。又例えば衝撃センサ
は、超音波振動子の技術を応用して、センサが動かされ
た時の加速度にほぼ比例した電圧を発生することでわず
かな衝撃を高感度に検出できるセンサで、機械的な可動
部品がないので信頼性の高いセンサで、本発明の加速度
検出器として特に適したものである。
【0016】前記衝撃センサを加速度検出器に使用した
場合の、盗難防止機構の具体例を図2の回路図に示す。
図2の主要な回路部品を左から順に説明する。衝撃セン
サ21は、前述の通り、センサが動かされた時の加速度
に比例した電圧を発生する図1の加速度検出器1に相当
するものである。アンプ22は、前記の加速度に比例し
た電圧を増幅する、図1の増幅回路2に相当するもので
ある。コンパレータ23は図1の警報回路3の一部に相
当するもので、その増幅された電圧値と所定の加速度に
相当する電圧値とを比較して前者の値が後者の値を越え
ると次段のトランジスタ駆動ユニット24を作動させ
る。トランジスタ駆動ユニット24は図1の警報回路3
の一部に相当するもので、警報器を作動させるためのト
ランジスタリレーユニット25を駆動させる。警報器は
図2で省略してあるが、ブザー、または点滅ランプ、ま
たは両者の組み合わせでも良く、或いは音声発生用のI
Cを用いても良い。電源回路は図2で省略してあるが、
電源は、携帯端末装置本体の電源から給電されても良
く、本体の電源とは別の予備電池でも良い。スイッチ2
6は図1の切り替え器6に相当するもので、盗難防止機
構への電源供給をオン/オフすることにより、盗難防止
機構の作動状態をオン/オフする。このスイッチ26
は、省電力設計の点から電源供給をオン/オフするもの
が良いが、警報器への電源供給のみをオン/オフするも
のでも良い。或いは信号回路の一部、例えば警報回路を
オン/オフするものであっても良い。またこのスイッチ
26は、携帯用端末装置本体に組み込んだスイッチでも
良く、キーボードのキー操作で特定コードを入力する事
によりオン/オフするものでも良い。但し携帯端末装置
本体の電源スイッチがオフになっていても、盗難防止機
構を作動させるものである必要がある。
場合の、盗難防止機構の具体例を図2の回路図に示す。
図2の主要な回路部品を左から順に説明する。衝撃セン
サ21は、前述の通り、センサが動かされた時の加速度
に比例した電圧を発生する図1の加速度検出器1に相当
するものである。アンプ22は、前記の加速度に比例し
た電圧を増幅する、図1の増幅回路2に相当するもので
ある。コンパレータ23は図1の警報回路3の一部に相
当するもので、その増幅された電圧値と所定の加速度に
相当する電圧値とを比較して前者の値が後者の値を越え
ると次段のトランジスタ駆動ユニット24を作動させ
る。トランジスタ駆動ユニット24は図1の警報回路3
の一部に相当するもので、警報器を作動させるためのト
ランジスタリレーユニット25を駆動させる。警報器は
図2で省略してあるが、ブザー、または点滅ランプ、ま
たは両者の組み合わせでも良く、或いは音声発生用のI
Cを用いても良い。電源回路は図2で省略してあるが、
電源は、携帯端末装置本体の電源から給電されても良
く、本体の電源とは別の予備電池でも良い。スイッチ2
6は図1の切り替え器6に相当するもので、盗難防止機
構への電源供給をオン/オフすることにより、盗難防止
機構の作動状態をオン/オフする。このスイッチ26
は、省電力設計の点から電源供給をオン/オフするもの
が良いが、警報器への電源供給のみをオン/オフするも
のでも良い。或いは信号回路の一部、例えば警報回路を
オン/オフするものであっても良い。またこのスイッチ
26は、携帯用端末装置本体に組み込んだスイッチでも
良く、キーボードのキー操作で特定コードを入力する事
によりオン/オフするものでも良い。但し携帯端末装置
本体の電源スイッチがオフになっていても、盗難防止機
構を作動させるものである必要がある。
【0017】以上図2に示したように、盗難防止機構
は、構成要素全体でも非常に小型でコンパクトであり、
盗難防止機構全体をユニット基板化して図3に示す携帯
端末装置本体31内部にセットすることができ、さらに
は携帯端末装置内部の基板の空きスペースに取り付ける
こともできる。或いは携帯端末装置本体31に後から外
付けすることもできる。
は、構成要素全体でも非常に小型でコンパクトであり、
盗難防止機構全体をユニット基板化して図3に示す携帯
端末装置本体31内部にセットすることができ、さらに
は携帯端末装置内部の基板の空きスペースに取り付ける
こともできる。或いは携帯端末装置本体31に後から外
付けすることもできる。
【0018】図3について説明すると、この図に示す携
帯端末装置は屋外屋内の場所を問はず、広範囲なデータ
収集・処理に活用できる。その構成は、CPUを内蔵
し、EL付液晶パネル32(タッチキーも兼ねる)、電
源SW33,テンキー34,プリンタ35,メモリカー
ド36等から成る。
帯端末装置は屋外屋内の場所を問はず、広範囲なデータ
収集・処理に活用できる。その構成は、CPUを内蔵
し、EL付液晶パネル32(タッチキーも兼ねる)、電
源SW33,テンキー34,プリンタ35,メモリカー
ド36等から成る。
【0019】いずれの場合も、盗難防止機構は、構成要
素全体でも非常に小型でコンパクトであるため、携帯端
末装置本来の携行性を損なうことはほとんどない。また
盗難防止機構の構成が比較的簡潔であることと、全体が
小型化できることから、非常に経済性に優れた盗難防止
対策が実現できる。
素全体でも非常に小型でコンパクトであるため、携帯端
末装置本来の携行性を損なうことはほとんどない。また
盗難防止機構の構成が比較的簡潔であることと、全体が
小型化できることから、非常に経済性に優れた盗難防止
対策が実現できる。
【0020】衝撃センサを加速度検出器に使用した場
合、盗難防止機構は更に小型でコンパクトなものとな
り、さらに携行性並びに経済性に優れた盗難防止対策が
実現できる。
合、盗難防止機構は更に小型でコンパクトなものとな
り、さらに携行性並びに経済性に優れた盗難防止対策が
実現できる。
【0021】盗難防止機構をセンサも含めて携帯端末装
置本体内部に固定することにより、携帯用端末装置本体
を動かされたときの加速度を検知して警報を発生するこ
とができる。前記のスイッチをオンして盗難防止機能を
有効設定した後、携帯端末装置本体を持ち運び出そうと
したとき警報が発生し、前記のスイッチをオフして盗難
防止機能が無効設定状態になるまで警報が継続して発生
して外部に報知されることから、盗難が防止されること
になる。
置本体内部に固定することにより、携帯用端末装置本体
を動かされたときの加速度を検知して警報を発生するこ
とができる。前記のスイッチをオンして盗難防止機能を
有効設定した後、携帯端末装置本体を持ち運び出そうと
したとき警報が発生し、前記のスイッチをオフして盗難
防止機能が無効設定状態になるまで警報が継続して発生
して外部に報知されることから、盗難が防止されること
になる。
【0022】前記のスイッチの存在及び操作方法を正当
な所有者以外は解りにくくすることにより、一旦、不当
携行行為を検知すると、正当な所有者以外は警報動作を
解除しにくいため、上記不当携行行為の検知時から警報
発生動作がバッテリー放電状態になるまで継続し、盗
難、盗用が確実に防止される。
な所有者以外は解りにくくすることにより、一旦、不当
携行行為を検知すると、正当な所有者以外は警報動作を
解除しにくいため、上記不当携行行為の検知時から警報
発生動作がバッテリー放電状態になるまで継続し、盗
難、盗用が確実に防止される。
【0023】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、携
行の容易な携帯端末装置に於いて、携帯端末装置本体を
許可無く定位置から持ち運ぼうとした際に、その不当な
携行を外部に報知して携帯端末装置本体の盗難、盗用を
防止することができる。
行の容易な携帯端末装置に於いて、携帯端末装置本体を
許可無く定位置から持ち運ぼうとした際に、その不当な
携行を外部に報知して携帯端末装置本体の盗難、盗用を
防止することができる。
【0024】一旦、不当携行行為を検知すると、正当な
所有者以外は警報動作を解除しにくいため、上記不当携
行行為の検知時から警報発生動作がバッテリー放電状態
になるまで継続し、盗難、盗用が確実に防止される。
所有者以外は警報動作を解除しにくいため、上記不当携
行行為の検知時から警報発生動作がバッテリー放電状態
になるまで継続し、盗難、盗用が確実に防止される。
【0025】本発明による盗難防止機構は、構成要素全
体でも非常に小型でコンパクトであり、盗難防止機構全
体をユニット基板化して携帯端末装置本体内部にセット
することができ、さらには携帯端末装置の基板の空きス
ペースに取り付けることもでき、或いは携帯端末装置本
体に後から外付けすることもでき、いずれの場合も、携
帯端末装置本来の携行性を損なうことはほとんどない。
また盗難防止機構の構成が比較的簡潔であることと、全
体が小型化できることから、非常に経済性に優れた盗難
防止対策が実現できる。
体でも非常に小型でコンパクトであり、盗難防止機構全
体をユニット基板化して携帯端末装置本体内部にセット
することができ、さらには携帯端末装置の基板の空きス
ペースに取り付けることもでき、或いは携帯端末装置本
体に後から外付けすることもでき、いずれの場合も、携
帯端末装置本来の携行性を損なうことはほとんどない。
また盗難防止機構の構成が比較的簡潔であることと、全
体が小型化できることから、非常に経済性に優れた盗難
防止対策が実現できる。
【0026】衝撃センサを加速度検出器に使用した場
合、盗難防止機構は更に小型でコンパクトなものとな
り、さらに携行性並びに経済性に優れた盗難防止対策が
実現できる。
合、盗難防止機構は更に小型でコンパクトなものとな
り、さらに携行性並びに経済性に優れた盗難防止対策が
実現できる。
【図1】本発明の一実施例による盗難防止機構の構成を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図2】上記図1に示す盗難防止機構の構成例を示す回
路図。
路図。
【図3】上記図2に示す盗難防止機構を備えた携帯端末
装置の斜視図
装置の斜視図
1 加速度検出器 2 増幅回路 3 警報回路 4 警報器 5 電源 6 切り替え器 21 衝撃センサ 22 アンプ 23 コンパレータ 24 トランジスタ駆動ユニット 25 トランジスタリレーユニット 26 スイッチ 31 携帯端末装置本体
Claims (2)
- 【請求項1】 携帯端末装置本体が動かされる際の運動
の加速度を検知する検出手段と、同検出手段の検出信号
により起動される警報発生手段とを具備してなることを
特徴とする携帯端末装置。 - 【請求項2】 携帯端末装置本体が動かされる際の運動
の加速度を検知する検出手段に衝撃センサーを使用した
ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4803195A JPH08249546A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 携帯端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4803195A JPH08249546A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 携帯端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08249546A true JPH08249546A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12791953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4803195A Pending JPH08249546A (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 携帯端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08249546A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000041058A1 (en) * | 1998-12-31 | 2000-07-13 | Heesan Information Technology Co. Ltd. | Computer system having a security device |
US7180417B2 (en) | 2003-04-10 | 2007-02-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Display device |
US7305714B2 (en) | 2003-07-22 | 2007-12-04 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Anti-theft device for computer apparatus and a method for protecting computer apparatus thereby |
US20160253487A1 (en) * | 2015-02-27 | 2016-09-01 | Plantronics, Inc. | Wearable User Device for Use in a User Authentication System |
JP2021073578A (ja) * | 2021-01-18 | 2021-05-13 | 住友電工オプティフロンティア株式会社 | 融着接続装置の盗難検知システム及び融着接続装置 |
-
1995
- 1995-03-08 JP JP4803195A patent/JPH08249546A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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