JPH11102488A - 商品監視機能付き商品保護ケース - Google Patents

商品監視機能付き商品保護ケース

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JPH11102488A
JPH11102488A JP26214997A JP26214997A JPH11102488A JP H11102488 A JPH11102488 A JP H11102488A JP 26214997 A JP26214997 A JP 26214997A JP 26214997 A JP26214997 A JP 26214997A JP H11102488 A JPH11102488 A JP H11102488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
resonance circuit
protection case
case
radio wave
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26214997A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Ono
勝利 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Checkpoint Manufacturing Japan Co Ltd
Original Assignee
Checkpoint Manufacturing Japan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Checkpoint Manufacturing Japan Co Ltd filed Critical Checkpoint Manufacturing Japan Co Ltd
Priority to JP26214997A priority Critical patent/JPH11102488A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品監視用の共振回路の感度の低下を防止す
るとともに、例え商品が電波遮蔽材料で形成されていて
も商品監視用の共振回路の感度を確保できるとともに、
商品保護ケースに設けられた共振回路をほとんど視界の
邪魔とならないように構成する。 【解決手段】 商品を収納した場合に商品当接面の少な
くとも一部に凹部11を形成し、凹部11の周辺部に添
ってループ状に導電性線材21を配設し、線材21の両
端部間にコンデンサ素子22を接続し、電波発信装置よ
りの特定周波数の電波に共振する共振回路部を形成する
とともに、ケース10を透明プラスチックで形成して商
品を外部より略完全に目視確認可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は盗難監視用の物品の
無断持ち出しを報知可能な商品監視機能付き商品保護ケ
ースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、送信アンテナ部と受信アンテナ部
とを対向して設け、該アンテナ部間をチエツクタグを取
り付けたままの商品が通過した際に、報知音を出力する
万引防止装置が普及してきている。
【0003】この種の万引き防止装置で用いられるチェ
ックタグとして、インダクタンス回路とコンデンサ回路
とよりなる送信アンテナ部の送信周波数に共振する共振
回路を有するタグが広く使用されている。そして、この
チェックックタグを商品に貼り付けるなどして、送信ア
ンテナ部と受信アンテナ部間の電波雰囲気中にこの共振
回路が到達した時に、共振回路が共振することにより受
信アンテナ部での受信信号に変化が生じる事を検知して
報知音や報知信号を出力している。
【0004】この従来の万引き防止装置では、商品に取
り付けるのは共振回路のみでよいため、ランニングコス
トをが低く抑えることができ、最も普及しているもので
ある。
【0005】そして、従来のチェックタグは、表面にバ
ーコードが印刷された台紙に、所定厚さの絶縁性薄膜の
一方面に、その中央部に所定面積の平板状の導電性パタ
ーンを配置、その周辺部にインダクタンス回路を形成す
る渦巻状の導電性パターンを配置し、絶縁性薄膜の他方
面の前記一方面の平板状導電性パターンに対応する部分
に一方面の平板状パターンと同様の平板状パターンを配
置し、絶縁性薄膜の両面に配設された平板状パターンに
よりコンデンサ回路を形成し、渦巻状の導電性パターン
の端部と前記他方面の平板状パターンとを電気的に接続
して共振回路を形成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上述したチェックタグは、バーコードの印刷された台紙
に形成されていたため、商品のチェックタグを貼り付け
た部分は隠れてしまい、この部分の商品説明などを読む
ことができず、どうしても読みたい時には、商品の購入
後タグを剥がさなければならず、例え剥がしてもタグを
剥がす時に商品説明部分も一緒に剥がれたりすることが
あり、非常に不便であった。
【0007】また、商品が磁性体で形成されている場合
等においては、このチェックタグと商品の磁性体との間
隙が少ないため、磁性体の影響を受けて共振周波数が変
動し、チェックタグの検出感度が下がる問題点があっ
た。
【0008】また、商品を商品保護ケース内に収納し、
この商品保護ケースの裏面にチェックタグを貼着するこ
とも考えられる。しかし、この場合にもやはり上述の欠
点は避けられず、商品が磁性体などで構成される場合に
は、チェックタグが商品の磁性体の影響を受けて共振周
波数が変動し、チェックタグの検出感度が下がる問題点
が発生するとともに、チェックタグを貼り付けた部分の
商品の表示部分は隠れてしまい、この部分の記載を認識
することができなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的として成されたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。
【0010】即ち、盗難監視用の物品を収納可能な商品
監視機能付き商品保護ケースであって、前記物品当接面
の少なくとも一部に凹部を形成したケース筐体と、前記
凹部の周辺部に添ってループ状に配設された導電部材
と、前記導電部材の両端部間を接続する前記凹部内に配
設されたコンデンサ素子とを備え、前記導電部材をイン
ダクタンス素子として機能させで前記コンデンサ素子と
ともに電波発信装置よりの特定周波数の電波に共振する
共振回路部を形成してなることを特徴とする。
【0011】そして例えば、前記導電部材を導電性材料
で形成されたワイヤーとし、前記ワイヤーの両端部間を
チップ型コンデンサを介して電気的に接続してなること
を特徴とする。
【0012】また例えば、前記ケース筐体を透光性材料
で形成することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0014】以下の説明は、商品保護ケースの一例とし
て、コンパクトディスク(CD)を収納するCD保護ケ
ースを例に説明を行なう。
【0015】図1は、本発明に係る一発明の実施の形態
例の、電波発信装置及び電波受信装置より構成される万
引防止装置よりの所定周波数の電波に共振する共振回路
の設けられたCD保護ケースの構造を示す図である。本
発明の実施の形態例においては、CD保護ケース10は
収納した商品が外部から目視確認可能な様に、透明なプ
ラスチックで形成されている。
【0016】図1において、10は万引き防止装置の発
信周波数に共振する共振回路の設けられたCD保護ケー
スである。CD保護ケース10には、CD収納時にCD
がケースより取り出されるのを防止するCD固定機構3
0が一方壁面上部に設けられており、専用治具により爪
31が矢印B方向に上がり、CDをケース内に収納可能
となる。そして、CDを収納後爪を押し下げることで爪
31がCD上部を抑えることになり、CDがケースより
取り出されるのを防止する。
【0017】CD保護ケース10において、11は一方
側面に形成された凹部であり、側面の凹部形成部分を外
方に突出させて、あるいは側面の凹部形成部分を肉薄と
して、底部が商品表面より一定距離離間する様に形成さ
れている。当該凹部11の周辺部分はいずれも肉厚に形
成された縁肉厚部11aとなっている。12、19は商
品を保持する上部側面より延出する上部商品当接部であ
り、途中より凹部11が形成されている。
【0018】13、15は商品を保持する角面商品当接
部であり、この部分が肉厚に形成され、縁肉厚部11a
及び上部商品当接部12、19と同じ厚さに形成されて
いる。また、14、16は商品の一方の角部分を角面商
品当接部13、15とで挟持して係止する角面係止凸部
である。また、17は商品の他方の角部分を挟持するた
めの角面係止部であり、角面係止部17の対向する側面
は切りかかれており、切り欠かれた部分との境界部(隅
周辺部)18は縁肉厚部11aと同じ厚さに形成されて
いる隅周辺部である。そして、角面係止部17と隅周辺
部18とで商品を挟持可能に構成されている。
【0019】そして、本発明の実施の形態例において
は、凹部11の周辺部である縁肉厚部11a及び隅周辺
部18及び下部境界部に沿って導電性材料で形成された
線材21を固着し、ループ状に形成する。そして、ルー
プ状に形成された線材21の両端部間にチップ型コンデ
ンサ素子を接続して共振回路を形成している。
【0020】このコンデンサ素子は、CD保護ケース1
0の凹部11の端の部分の凹部の幅の狭い隅周辺部18
と縁肉厚部11aに挟まれた部分に形成しているため、
十分な強度が確保されている。即ち、隅周辺部18と縁
肉厚部11aが商品の表面に当接した商品収納状態では
特に十分な強度が保たれており、この共振回路部分、特
にコンデンサ素子部分を破壊することができない構造と
している。
【0021】本発明の実施の形態例においては、インダ
クタンス回路を形成するループ状線材は凹部の形状によ
り略一義的に定まるため、インダクタンスの調整は行わ
ず、共振回路の共振周波数の変更は、主にコンデンサ素子
の容量を変更することにより行う。
【0022】以上に説明したように、共振回路は凹部1
1の周辺部に配設された線材21とコンデンサ素子22
とで形成されているため、CD保護ケース10を透明材
料で形成した場合には共振回路を配設してもケース内に
収納された商品の表示などが隠れることがほとんどな
く、確実に全ての表示を確認することができる。
【0023】更に、共振回路をケースに配設された凹部
11内に収納した状態であるため、商品をケース内に収
納しても、商品と共振回路部分とが密着することが防止
でき、例え商品がCD等の様に電波を十分に透過しない
材料で形成されていても、共振回路の感度の低下を最小
限に抑えることができる。
【0024】そして、商品に対する清算を行う場合には、
専用の治具により爪31を図1の矢印B方向にスライド
させて解放状態として商品を保護ケースより取り出し
て、商品のみを顧客に渡せば良い。もし、保護ケースと
一体となった商品が万引き防止装置の電波雰囲気中にき
た場合には、共振回路の作用で受信装置の受信電波に変
化が生じ、商品の到来を確実に検出することができる。
【0025】以上説明したように本発明の実施の形態例
によれば、商品の保護ケースを透明材料で形成し、共振
回路もほとんど視界の邪魔とならないように構成したた
め、収納された商品を外部より略完全に目視確認でき
る。
【0026】また、商品が未清算のまま例えば外部に持
ち出されるような場合においても、共振回路部が商品と
密着することが無いため、共振回路の感度の低下も少な
く、発信装置の電波もごく狭い範囲にのみ有効な程度の
出力ですみ、無線局の申請等も受ける必要がないものと
できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、共
振回路を商品保護ケースの凹部内に設けたため、商品と
の間に所定の間隙を設けることができ、例え商品が電波
遮蔽材料で形成されていても所定の感度を確保でき、商
品と密着することが無いため、共振回路の感度の低下も
少なく、盗難を監視しようとするものが未清算のまま例
えば外部に持ち出されるような場合にそれを感知して報
知することができる。
【0028】この場合にも、万引き防止装置の発信装置
の電波もごく狭い範囲にのみ有効な程度の出力ですみ、
無線局の申請等も受ける必要がないものとできる。
【0029】更に、本発明によれば、商品保護ケースに設
けられた共振回路をほとんど視界の邪魔とならないよう
に構成したため、商品保護ケースを透明材料で構成する
ことにより、収納された商品を外部より略完全に目視確
認できる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の商品保護
ケースの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 CD保護ケース 11 凹部 11a 縁肉厚部 12、19 上部商品当接部 13、15 角面商品当接部 14、16 角面係止凸部 17 角面係止部 18 隅周辺部 21 線材 22 コンデンサ素子 30 CD固定機構 31 爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盗難監視用の物品を収納可能な商品監視
    機能付き商品保護ケースであって、 前記物品当接面の少なくとも一部に凹部を形成したケー
    ス筐体と、 前記凹部の周辺部に添ってループ状に配設された導電部
    材と、 前記導電部材の両端部間を接続する前記凹部内に配設さ
    れたコンデンサ素子とを備え、 前記導電部材をインダクタンス素子として機能させで前
    記コンデンサ素子とともに電波発信装置よりの特定周波
    数の電波に共振する共振回路部を形成してなることを特
    徴とする商品監視機能付き商品保護ケース。
  2. 【請求項2】 前記導電部材を導電性材料で形成された
    ワイヤーとし、前記ワイヤーの両端部間をチップ型コン
    デンサを介して電気的に接続してなることを特徴とする
    請求項1記載の商品監視機能付き商品保護ケース。
  3. 【請求項3】 前記ケース筐体を透光性材料で形成する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに
    記載の商品監視機能付き商品保護ケース。
JP26214997A 1997-09-26 1997-09-26 商品監視機能付き商品保護ケース Withdrawn JPH11102488A (ja)

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JPH11102488A true JPH11102488A (ja) 1999-04-13

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Effective date: 20041207