JP3208304B2 - Fm多重信号受信装置 - Google Patents

Fm多重信号受信装置

Info

Publication number
JP3208304B2
JP3208304B2 JP29301695A JP29301695A JP3208304B2 JP 3208304 B2 JP3208304 B2 JP 3208304B2 JP 29301695 A JP29301695 A JP 29301695A JP 29301695 A JP29301695 A JP 29301695A JP 3208304 B2 JP3208304 B2 JP 3208304B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
display
display unit
information
multiplex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29301695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09135224A (ja
Inventor
弘幸 立花
武春 松井
洋徳 三藤
正博 佐多
光高 菰池
勢治 鈴木
達夫 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP29301695A priority Critical patent/JP3208304B2/ja
Publication of JPH09135224A publication Critical patent/JPH09135224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3208304B2 publication Critical patent/JP3208304B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の表示単位デ
ータ(ページデータ)に分割されて送信される情報デー
タを受信して、文字情報等として出力するデジタル信号
受信装置に関し、特に、上記情報データがFM多重放送
により伝送されるFM多重信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、新しいサービスを提供する放送の
1つとして、FMステレオ放送のベースバンド信号の空
いたスペクトル領域に、デジタル信号を多重して送信す
るFM多重放送の開発・実用化が進められている。
【0003】FM多重放送は、現行FMステレオ放送の
音声信号よりも高い周波数帯に新たにデジタル信号を多
重し、交通情報、文字・図形情報などを放送する新しい
メディアである。周波数を有効に利用できること、放送
設備が簡易に実現できること、移動体でデータが受信で
きることから自動車等の移動体へ交通情報等を容易に伝
送できることなどが特徴として挙げられる。
【0004】したがって、FM多重放送は、受信機を搭
載した自動車等に対してリアルタイムでの渋滞情報等を
伝送する手段として、あるいは、ハンディタイプの受信
機を持つユーザに対して必要な情報をいつでもどこでも
アクセスできる低廉な伝送路を提供する手段として、一
部実用化が開始されている。
【0005】以下、従来のFM多重放送受信装置の構成
について説明する前に、まずFM多重放送におけるデー
タ構造の概略を説明する。
【0006】[FM多重放送の方式]FM多重放送にお
いては、受信状態を劣化させる要因として、マルチパス
妨害やフェージング妨害がある。特に、移動体受信の場
合においては、一般にその伝送路特性は非常に劣悪であ
る。その場合でも、できるだけ一度で完全に受信できる
システムが望ましい。しかし、実際には、一度の受信で
送信されたデータを完全に受信できない場合があり、そ
の際には再送信されるデータを受信して、受信できなか
ったデータを補完することが前提となる。FM多重放送
のサービスエリアは、FMステレオ放送のサービスエリ
アと同等であることが望ましいが、このサービスエリア
内においても平均ビット誤り率が10-2を超えるような
場所がある。したがって、送信されるデータの構造は、
このような劣悪な伝送路特性を考慮して、その誤り訂正
方式およびフレーム構成が決定されている。
【0007】特に、フェージング妨害による極端な電圧
低下によって生ずる誤りは致命的であり、誤り訂正が不
可能な場合がある。そこで、フェージングによって生ず
る誤りの平均的なバースト長に送信されるデータの単位
データ長を合せることにより、誤り訂正が不可能な誤り
が生じた場合には、上記単位データごと再送信された単
位データと置換えることで補完することが可能となる。
【0008】さらに、誤り訂正効果が高いことから、誤
り訂正方式としては2つのブロック符号を直交して配置
した積符号が用いられる。したがって、データは、縦方
向および横方向ともに誤り訂正符号を含む2次元的なフ
レーム構造をとることになる。
【0009】そして、送信データは上記1フレーム中の
データを基本単位とする階層構造を有するデータ構造と
なる。
【0010】以上に述べたことの具体例として、さら
に、文献(Proc. of Vehicle Navigation & Informatio
n Systems Conference(1994)A4-2 pp.111 〜116 )に
開示されている、FM多重放送方式について説明する。
【0011】図11に、上記データの階層構造の仕様を
示す。階層1においては、伝送路特性が指定されてい
る。通常のFMステレオ放送信号であるL+R信号およ
びL−R信号に加えて、L−R信号より高周波側に、多
重信号が重畳される。
【0012】この重畳方式は、多重信号から音声信号へ
の妨害が音声変調度が小さいときに顕著となることを考
慮して、L−R信号の変調度により多重信号のレベルを
コントロールするLMSK(Level controlled Minimum
Shift Keying )方式が採用されている。
【0013】階層2は、誤り訂正方式を含む、データの
フレーム構成が規定されている。各フレームは、列方向
に272ブロックからなり、先頭には16ビットのBI
C(Block Identification Code )が付加され、このB
ICに基づいてフレーム同期およびブロック同期が行な
われる。列方向の272ブロックのうち、190ブロッ
クはデータを伝送するパケットであり、82ブロックは
列方向のパリティを伝送するパリティパケットである。
各パケットは、行方向に176ビットの情報部、誤り訂
正符号である14ビットのCRC(Cyclic Redundancy
Code)および82ビットのパリティ部より構成される。
【0014】つまり、送信データはこの1フレームを基
本単位として、この段階でまず誤り訂正が行なわれる。
【0015】階層3は、データパケットの構成を規定す
る。データパケットは、フレーム内の各行のうち、BI
C、CRCおよびパリティを除いた176ビットからな
る。
【0016】さらに、このデータパケットは、プリフィ
ックスとデータブロックで構成される。プリフィックス
には、データの内容を識別するための情報が含まれ、た
とえば後に述べるどの番組内容にそのデータパケットが
属するかを指定している。
【0017】階層4は、データグループの構成を規定し
ている。データグループは1つまたは複数データブロッ
クで構成されている。すなわち、データパケットにおけ
るプリフィックス内の情報をもとに、データパケット番
号の順に、データパケット番号が「0」から、プリフィ
ックス内の情報出力フラグの立っているデータブロック
まで並べることにより構成される。このデータグループ
にも、誤り訂正符号であるCRCが含まれ、送信データ
はこの階層においても誤り訂正が行なわれる。
【0018】1つのデータグループは、1表示単位、す
なわち1ページのデータに対応している。
【0019】階層5は、FM多重放送により伝送される
一まとまりの情報データ、すなわち番組データの構成を
規定する。図12は、この番組データの構成を示してい
る。文字、図形情報の番組は複数のデータグループから
構成され、先頭のデータグループは番組管理データとし
て、番組番号、ページ総数など番組全体にかかわる符号
化された情報からなる。また番組管理データに引続い
て、ページデータが複数個あり、1ページごとのデータ
が符号化されている。
【0020】番組データおよびページデータは、データ
ヘッダ部とデータユニット群から構成される。データユ
ニット群は、文字データ部やフォトグラフィック図形デ
ータ部など、各符号化ごとに分割された複数のデータユ
ニットにより構成されている。
【0021】つまり、以上のようなデータ構造において
は、受信側において番組データが一まとまりの情報を示
す一群のデータをなしている。たとえば、交通情報であ
れば、番組情報は特定の路線(高速道路等)の各ジャン
クションでの混雑状況等を示し、天気予報であれば、特
定の地域における天気予報情報等を示すことになる。
【0022】[従来のFM多重放送受信装置の構成]図
13は、従来のFM多重放送受信機10の構成を示す概
略ブロック図である。
【0023】アンテナ12およびチューナ14によって
受信されたFM多重放送信号が、検波回路16で検波さ
れ、さらにバンドパスフィルタ18を経て、LMSK復
調回路20に与えられる。LMSK復調回路20は、L
MSK変調されているFM多重放送信号のデータ復調を
行ない、FM多重信号を取出す。復調されたデータ信号
は、同期再生回路22において、図11における階層2
において説明したとおりBICに基づいてフレーム同期
およびブロック同期が行なわれる。同期されたデータ信
号は、誤り訂正回路24において、パリティ符号および
CRCに基づいて誤り訂正される。
【0024】したがって、この誤り訂正回路24から
は、正常に受信され、または誤り訂正が施されたFM多
重放送のパケットデータ(図11における階層3におい
て示した構成を有する。)が出力される。
【0025】中央演算処理装置40(以下、CPUと呼
ぶ。)は、入力されたパケットデータに対して、データ
ブロックの抽出、データグループの再構成およびデータ
グループ段階での誤り訂正ならびに番組データへの再構
成を行なった後、番組データを表示装置42に出力す
る。表示装置42は、入力された番組データを図形ある
いは文字として出力する。
【0026】ここで、表示装置42としては、1ページ
分の表示領域、すなわち248×60ドット(日本語表
示で15.5文字×2.5行に相当)を有する液晶画面
等が用いられる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】従来のFM多重放送受
信装置10は、上記のような構成であったので、以下の
ような問題点があった。
【0028】すなわち、第1には、現在放送中の番組デ
ータに対して、どれだけの割合のページデータの受信が
完了しているかをユーザが知ることができないというこ
とである。
【0029】すなわち、図11において示したように、
FM多重放送においては、各ページデータは、複数のデ
ータブロックに分割することによって伝送される。この
ため、順次ページデータを受信していくことに時間を要
する他、受信状況等によっては、放送中の番組データに
含まれる全ページデータの受信を完了するまでに、以下
のような時間を要する。つまり、フェージング妨害等に
より、あるページデータについて、それに含まれるデー
タブロックのうちに欠落が生じ、当該データブロックが
再送信されることでデータが補完され再構成が完了する
までの時間が必要となる。
【0030】したがって、放送中の番組データに含まれ
るすべてのページ数のデータの受信が完了するまでの時
間は、受信を行なっている場所における受信状況等によ
って異なることになり、ユーザがどの程度の割合のペー
ジデータの受信が完了しているかを知ることができない
ことはきわめて不便である。
【0031】第2には、受信状況等によっては、十分な
情報データの表示ができない場合においても、常に表示
装置42から受信データの出力が行なわれているため、
全く無意味な画像表示等が表われる場合があることであ
る。
【0032】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、その目的は、FM多重放送におい
て、放送中の番組データ中に含まれる総ページ数に対す
る受信が完了したページデータの割合、すなわち受信率
データを表示することにより、ユーザが番組データの受
信状態を把握することが可能なFM多重信号受信装置を
提供することである。
【0033】この発明の他の目的は、FM多重放送にお
いて、受信状況を示す複数のパラメータに基づいて、自
動的に受信状態を判断し、表示画面上に無意味なデータ
が表示されることを防止することが可能なFM多重信号
受信装置を提供することである。
【0034】
【解題を解決するための手段】請求項1記載のFM多重
信号受信装置は、伝送される複数の情報データの各々が
複数の表示単位データに分割されて送信されるFM多重
通信系において、前記各情報データが含む総表示単位デ
ータ数が前記複数の表示単位データの少なくとも1つに
データとして含まれ、前記各表示単位データは、情報デ
ータ中の位置を示す番号データを含む送信データを受信
するFM多重信号受信装置であって、FM多重送信によ
り前記表示単位データを伝送する搬送波を受信してFM
復調する復調手段と、前記復調手段の出力を受けて、F
M多重信号を抽出し、対応するデジタル信号として出力
するFM多重信号デコード手段と、前記FM多重信号デ
コード手段の出力を受けて、前記各情報データに対応す
る前記表示単位データを再構成した表示データ、および
前記各情報データの含む総表示単位データ数の総計に対
する受信が完了した前記表示単位データの総計の受信割
を示す受信率データを出力する情報再構成手段と、前
総表示単位データ数の総計に対する受信が完了した表
示単位データの総計の受信割合を示す受信率データと前
記表示データとを含む画像を出力する表示手段とを備え
る。
【0035】請求項2記載のFM多重信号受信装置は、
請求項1記載のFM多重信号受信装置の構成に加えて、
各表示単位データは、情報データへの所属を示す識別デ
ータを含み、情報再構成手段は、FM多重信号デコード
手段の出力を受けて、識別データと番号データに応じて
対応する情報データごとに、表示単位データと総表示単
位データ数とを出力する演算手段と、演算手段の出力を
受けて、情報データごとに、総表示単位データ数と、受
信が完了した表示単位データとを記憶する記憶手段とを
含み、演算手段は、記憶手段中の表示単位データに基づ
いて、表示データを再構成し、記憶手段中の総表示単位
データ数と受信が完了した表示単位データとに基づいて
受信率を算出する。
【0036】請求項3記載のFM多重信号受信装置は、
伝送される複数の情報データの各々が複数の表示単位デ
ータに分割されて送信されるFM多重通信系における、
FM多重信号受信装置であって、FM多重送信により前
記表示単位データを伝送する搬送波を受信してFM復調
する復調手段と、前記復調手段の出力を受けて、FM多
重信号の抽出と受信状態の検知とを行ない、対応するデ
ジタル信号と受信状態指示データとを出力するFM多重
信号デコード手段と、表示切換信号を外部から受ける入
力手段と、前記FM多重信号デコード手段の出力を受け
て、外部からの表示切換信号に応じ前記各情報データ
に対応する前記表示単位データによる表示が可能な場合
には、再構成した表示データを出力する第1の状態と、
外部からの表示切換信号に応じた前記各情報データに対
応する前記表示単位データによる表示が不可な場合に
は、前記表示切換信号の受付を不可として、表示を維持
する第2の状態とに、前記受信状態指示データに基づき
切換わる情報再構成手段と、前記情報再構成手段の出力
を受けて、前記表示データに対応する画像を出力する表
示手段とを備える。
【0037】請求項4記載のFM多重信号受信装置は、
請求項3記載のFM多重信号受信装置の構成において、
情報再構成手段は、所定の情報データ中の所定の表示単
位データが受信されているかを検知した検知結果と受信
状態指示データとに応じて、第1の状態と第2の状態と
を切換える。
【0038】請求項5記載のFM多重信号受信装置は、
請求項2または4記載のFM多重信号受信装置の構成に
おいて、情報再構成手段、入力手段および表示手段は、
パーソナルコンピュータに含まれ、復調手段およびFM
多重デコード手段は、着脱可能なインタフェース部によ
りパーソナルコンピュータと接続される。
【0039】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態のFM多
重放送受信装置100の構成を示す概略ブロック図であ
る。
【0040】FM多重放送受信装置100は、FM電波
を受けるアンテナ12と、アンテナ12の出力を受けて
FM復調するFMチューナ部14と、FMチューナ部1
4の出力を受けてFM多重信号の抽出と誤り訂正を行な
い対応するデジタル信号を出力するFM多重デコード部
15と、デジタル信号を受けて、表示単位データ(ペー
ジデータ)を構成し、対応する文字等を表示するパーソ
ナルコンピュータ120とを含む。
【0041】図13に示した、従来のFM多重放送受信
装置10の構成と異なる点は、FMチューナ部14にお
いてFM復調された信号から、FM多重デコード部15
においてFM多重信号を抽出し、パケットデータとして
出力されるデジタル信号を、パーソナルコンピュータ1
20が受け、パケットデータを番組データに再構成して
表示する構成とした点である。
【0042】すなわち、アンテナ12によって受信され
たFM多重放送信号は、FMチューナ部14におけるF
M復調回路2において、フェーズロックドループ回路4
(以下、PLL回路と呼ぶ。)から出力される局部発振
波により同期検波され、バッファ6を介して、FM多重
デコード部15に出力される。
【0043】FM多重デコード部15は、バッファ回路
8を介して、FM復調された信号を受け、バンドパスフ
ィルタ18により所定の周波数領域の信号成分を取出し
た後、復調LSI20においてLMSK復調を行なって
FM多重信号を抽出する。
【0044】CPU26は、復調LSI20の出力を受
けて、受信データのブロック同期、誤り訂正等を行なっ
てパケットデータとして出力する。このとき、誤り訂正
不能なパケットデータが存在する場合は、このCPU2
6においてそのデータが削除され、表示に必要なデータ
のみが選別されて出力される。
【0045】RAM28は、CPU26からの出力を受
けて、インタフェース30に対してデータを出力するた
めのバッファとして動作する。
【0046】アドレスデコーダ32は、CPU26が、
パーソナルコンピュータ120をアクセスしたことを検
知すると、インタフェース30からデータを出力させ
る。
【0047】コントローラ34は、通常においては、イ
ンタフェース30からの出力データを受けて、パーソナ
ルコンピュータ120に対してデータの出力を行なう。
ただし、装置の立上げ時などにおいては、ROM36に
記憶されているデータに基づいて、インタフェース間の
初期設定を行なう。
【0048】パーソナルコンピュータ120は、インタ
フェース38を介して、FM多重デコード部15から出
力されるパケットデータを受ける。CPU40は、イン
タフェース38からの出力データ、すなわちパケットデ
ータを受けて、図11において示した階層構造に従っ
て、データパケットからデータブロックを抽出し、デー
タブロックからデータグループを再構成し、データグル
ープに対して誤り訂正を行なう。さらに、CPU40
は、データグループ中のデータグループデータからペー
ジデータに相当するデータヘッダおよびデータユニット
群を抽出し、番組データを再構成する。
【0049】再構成された番組データは、各番組ごとに
順次メモリ44にページデータ単位で記憶される。CP
U40は、所定のページ数のページデータを選択して、
表示部42に出力し、表示部42は、受取ったページデ
ータに基づいて、対応する文字情報あるいは図形情報を
出力する。
【0050】ここで、表示部42は、たとえば、ハンド
ヘルド型のパーソナルコンピュータでは、液晶フラット
パネルディスプレイが用いられ、その表示領域は、64
0×400ドットあるいはそれ以上の解像度を有する。
【0051】以下、図1のFM多重放送受信装置の動
作、特に、CPU40の動作について説明する。
【0052】FM多重放送受信装置100中のパーソナ
ルコンピュータ120におけるCPU40の動作を説明
する前に、その前提となるFM多重放送信号のデータ構
造について、予めより詳しく説明する。
【0053】図2は、図12に示した番組管理データを
含むデータグループの構成を示す模式図の1例である。
図2に示したデータグループの構成のうち、データグル
ープデータ中に番組管理データが含まれている。データ
グループは、その先頭にデータグループの開始を示すヘ
ッディング開始符号(SOH)を含み、それに続いて、
データグループの連結の有無を示すフラグであるデータ
グループリンク符号と、データグループデータのバイト
数を示すデータグループサイズデータを含む。それに引
続いて、伝送されるデータの本体であるデータグループ
データが存在する。さらにそれに続いて、データブロッ
クの整数倍の長さにデータグループ長を調整するための
長さ調整用のNULL領域、データグループの終了を示
す終了符号、データグループの誤り検出を行なうための
CRC符号が存在する。
【0054】図3は、図8に示した番組データのうち先
頭の番組管理データに相当するデータグループの構造を
さらに詳しく示した模式図である。
【0055】図2において説明したとおり、先頭のデー
タブロックDB1にヘッディング開始符号(SOH)が
存在し、それに続くデータブロックDB2およびDB3
にデータグループリンク符号(DGL)およびデータグ
ループサイズのデータが存在する。データグループリン
ク符号およびデータグループサイズはデータグループヘ
ッダと呼ばれる。その後、情報分離符号(RS)および
データヘッダパラメータが続き、データブロックDB6
から番組管理データ中の番組データヘッダの実質的な内
容が開始する。番組データヘッダには、番組番号や、そ
の番組中に含まれるページ総数、その番組の表示フォー
マット等を指定する表示フォーマットデータが含まれて
いる。番組管理データ中の番組データヘッダの後には、
文字や図形データを含むデータユニット群が続いてい
る。
【0056】一方、番組管理データに続く各ページデー
タにおいては、先頭にページデータヘッダが存在し、番
組番号、そのページの番組中におけるページ番号や表示
フォーマット等のデータを含んでいる。ページデータに
おいても、ページデータヘッダの後に文字図形データを
含むデータユニット群が続いている。
【0057】したがって、各ページデータに対応するデ
ータグループごとに、そのページの表示フォーマットに
関するデータが含まれる構成となっている。
【0058】図4は、番組放送中に、同時に放送される
番組索引の構成を示す模式図である。
【0059】番組索引に含まれる番組索引データユニッ
トは、番組受信における番組選択を補助するためのデー
タとして、サービス識別ごとに現在放送中の番組番号を
送出する。図4に示したように、番組索引の第5ブロッ
ク目以降に番組索引データユニットが含まれる。番組索
引データユニットのデータユニットデータは、サービス
識別および番組番号からなる。
【0060】サービス識別は、第5ブロックの下位のb
4〜b1の4ビットからなり、番組索引データユニット
データで送出する番組番号のサービス識別をバイナリ値
対応で示す。サービス識別は、図11に示した階層3の
データパケットにおけるプリフィックス内にも含まれて
おり、たとえば、この値が“0010”の場合は交通情
報であるというように、番組の種類を指定している。
【0061】番組番号は、第6ブロック以降のb8〜b
1の8ビットからなり、現在放送中の番組番号をバイナ
リ値で示す。この番組番号の値は、図10において示し
た階層5における番組番号と同様の値である。
【0062】以上の準備のもとに、以下、CPU40の
動作について説明する。図5は、CPU40の動作の一
例を示すフローチャートである。
【0063】所定の契機、たとえば、所定の周期で発生
する割込み信号に応じて、CPU40は、受信率表示動
作を開始する(ステップS11)。
【0064】CPU40は、まず番組索引データユニッ
ト内の現在放送中の番組番号の一覧のデータを抽出す
る。この番組番号一覧のデータに基づいて、図3に示し
たように、番組データヘッダ中に存在するその番組のペ
ージ総数のデータを順次抽出する。
【0065】現在放送中の番組番号が、たとえば1〜n
である場合は、以下のようにして総ページ数を算出する
(ステップS12)。 (総ページ数)=(番組番号1のページ総数)+(番組
番号2のページ総数)+…+(番組番号nのページ総
数) 続いて、CPU40は、メモリ44内に記憶されている
受信ページ総数のデータを取得する(ステップS1
3)。すなわち、CPU40は、各ページデータの受信
が完了するごとに、対応する番組データごとにメモリ4
4に記憶させ、同時に受信ページ数をカウントして、そ
のデータもメモリ44に記憶させている。
【0066】続いて、CPU40は、以上のデータをも
とにして、受信率を以下のように計算する(ステップS
14)。 受信率=(受信済ページ数)/(総ページ数)×100
(%) CPU40は、得られた受信率を受信率データとして表
示部42に出力し、表示部42において対応する画像が
出力される(ステップS15)。
【0067】以上の動作が終了すると受信率表示ルーチ
ンが終了する(ステップS16)。図6は、表示部42
における受信率表示を行なう選局用ウィンドウ表示の一
例を示す模式図である。
【0068】図6において、受信率は、Receive
Rate(%)という表示の下に、受信率に比例し
て、矩形領域305のうちの対応する領域が所定の表示
色に変わることで、表示されている。
【0069】もちろん、受信率の表示方法は、上記のよ
うな方法に限定されるものではなく、たとえば、数値に
よって表示される構成としてもよい。
【0070】この実施の形態においては、図6に示した
表示画面において、ユーザが受信周波数や受信状態およ
び受信率等を確認した後に、セレクトボタン(Sele
ctと表示)をパーソナルコンピュータ120のキーボ
ードあるいはマウス46等により選択することで番組デ
ータの表示を行なう画面に変更する構成となっている。
【0071】以上のような構成により、FM多重放送受
信装置のユーザは、放送番組、受信地点および受信時刻
などによって変化する受信状況の変化、特に受信率を知
ることが可能となり、受信状態を正確に把握することが
可能となる。
【0072】[実施の形態2]実施の形態1において
は、ユーザが受信状態を確認した後に番組データの表示
を行なわせる構成とした。しかしながら、このような構
成では、番組データの受信状態が良好でなく、受信され
たデータ量が十分でない場合や、受信データ中に誤りが
多く含まれている場合でも、ユーザの選択により番組デ
ータの表示が行なわれてしまう。
【0073】したがって、表示データとしては意味をな
さない状態においても番組データの表示が開始されてし
まうことになる。
【0074】実施の形態2においては、所定の受信状態
を示すパラメータに基づいて、受信状態を判断し、一定
の条件が満たされた場合においてのみ、受信された番組
データの表示を行なう構成としている。
【0075】実施の形態2においても、その装置の構成
は、基本的に図1に示したFM多重放送受信装置100
の構成と同様である。
【0076】ただし、以下の点で、実施の形態2のFM
多重放送受信装置の構成は、実施の形態1のFM多重放
送受信装置100の構成と異なる。
【0077】すなわち、FM多重デコード部15中のC
PU26が、復調LSI20からの復調信号を受けて、
パーソナルコンピュータ120に対して、受信状態指示
データを出力する構成となっている。受信データ指示デ
ータとしては、たとえば、受信したFM搬送波にFM多
重信号が重畳されているか否か、復調動作における同期
がとれているか否か、さらにパケットデータ段階でのデ
ータ誤りの訂正が可能であるか否か等の情報を含む。
【0078】図7は、実施の形態2における、パーソナ
ルコンピュータ120におけるCPU40の動作を示す
フローチャートである。
【0079】所定の契機、たとえば所定の周期で発生さ
れる割込み信号に応じて、CPU40は受信状態表示動
作を開始する(ステップS21)。
【0080】FM多重デコード部15から出力された受
信状態指示データを入力する(ステップS22)。この
段階で、たとえば、FM多重デコード部15からの受信
状態指示データだけでなく、たとえば、各番組データに
含まれる第1ページ目のデータ(目次データ等)を受信
できているか否かについてのデータも取得する。
【0081】続いて、上記受信状態指示データに基づい
て、表示部42に対して受信状態を示す表示データを出
力する(ステップS23)。
【0082】続いて、目次ページ1ページ目の受信が完
了しているか否かを判断する(ステップS24)。1ペ
ージ目の受信が完了していると判断した場合、CPU4
0は、番組表示を可とする表示OKフラグをON状態と
し(ステップS25)、受信が完了していないと判断し
た場合は、表示OKフラグをOFF状態のままに維持す
る。
【0083】以上の動作により、表示状態表示ルーチン
が終了する(ステップS26)。図6における表示画面
中の表示領域301〜304は、たとえば、図7に示し
た状態表示(ステップS23)および1ページ目受信完
了の判断(ステップS24)において、CPU40から
の出力信号に応じて、以下のように表示状態を変化させ
る。
【0084】すなわち、表示領域301の表示色は、F
M多重放送が受信電波中に重畳されているか否かに応じ
て変化する。領域302の表示色は、FM多重放送の受
信の同期動作がとれたかに応じて変化する。領域303
の表示色は、復調LSI20からのパケットデータをC
PU26が誤り訂正をできた場合に変化する。表示領域
304の表示色は、1ページ目の目次データが受信でき
ている場合に変化する。
【0085】すなわち、図6における、表示領域301
〜304の表示色により、ユーザは現時点での受信状態
を知ることが可能となる。
【0086】次に、図6に示した表示画面から、ユーザ
が番組データの内容を知るために、セレクトボタン(図
6中でSelectと表示)をパーソナルコンピュータ
120における入力装置46、たとえば、キーボードや
マウス等により選択した場合、CPU40は以下に述べ
るような動作を行なう。
【0087】図8は、Selectボタンが選択された
ことを、CPU40が検知した後に行なう番組表示処理
ルーチンを示すフローチャートである。
【0088】Selectボタンが選択されたことを検
出すると(ステップS31)、CPU40は、表示OK
フラグがON状態となっているか否かを判断する(ステ
ップS32)。
【0089】表示OKフラグがON状態となっている
と、番組表示処理を開始し、受信されている番組データ
の内容を表示部42に出力し(ステップS33)、番組
表示処理ルーチンを終了する(ステップS35)。
【0090】一方、表示OKフラグがON状態でないと
判断すると、CPU40は、図6における表示画面の所
定の位置に、たとえば、「表示できません」等の表示を
表示部42に出力し(ステップS34)、番組表示処理
ルーチンを終了する(ステップS35)。または、単に
表示処理を実行せずに(ステップS34)、番組表示処
理ルーチンを終了させる(ステップS35)という構成
とすることも可能である。
【0091】図9は、表示OKフラグがON状態であっ
て、Selectボタンが選択されることにより、CP
U40が表示部42に対して出力させる番組表示ウイン
ドウの一例を示す模式図である。
【0092】図9において、表示領域350には、受信
された番組情報のうち、たとえば、1ページ分の情報が
表示される。表示領域352には、現在表示中のページ
データのページ数が表示される。
【0093】なお、ページデータの表示方式としては、
上記のように、1ページ分のみの表示を行なうばかりで
なく、同時に数ページ分の表示を行なう構成としてもよ
い。
【0094】メニュー選択ボタン368(図中MENU
と表示)をユーザが選択すると、現在表示中の番組デー
タの目次ページが表示される。リターンボタン366
(図中Returnと表紙)をユーザが選択すると、1
階層上の表示に戻る。たとえば、図6に示した選局用ウ
インドウに戻ることが指示される。
【0095】表示領域370には、表示中のページデー
タの受信時刻が表示され、表示領域372にはユーザの
操作に対する操作メッセージが表示される。
【0096】ページ戻りボタン354またはページ送り
ボタン360が選択されることで、表示中のページ数が
減少あるいは増加する。
【0097】ページめくりボタン(+)362またはペ
ージめくりボタン(−)364が選択されると、CPU
40は、現在表示中のページ数をページめくりボタン
(+)が選択された場合は増加させ、ページめくりボタ
ン(−)364が選択された場合は、減少させる。すな
わち、図9に示した表示画面において、ページめくりボ
タン(+)362が選択されると、表示領域350の大
きさが、1ページ分の表示領域から2ページ分の表示領
域に増加する。
【0098】以上のようにして、複数ページが同時に表
示されている場合は、複数ページ戻りボタン356また
は複数ページ送りボタン358が選択されることで、表
示中のページが一時に複数ページ増加あるいは減少す
る。
【0099】以上の説明においては、図8に示した番組
表示処理ルーチンの起動は、Selectボタンが選択
されることにより起動されることとしたが、たとえば、
ページめくりボタン(+)362等が選択されること
で、表示ページを変更する必要が生じた場合にも、番組
表示処理ルーチンが起動される構成とすることも可能で
ある。
【0100】図10は、図1に示したFM多重放送受信
装置100をノートブック型パソコンとICカードを用
いて構成した場合の概略図を示す。
【0101】この場合、FM多重デコード部15がIC
カード化されパーソナルコンピュータ120に対して着
脱可能となっている。FMチューナ部14は、FM多重
デコード部15と接続コードによって接続される構成と
している。以上のような構成とすることにより、FMチ
ューナ部14をパーソナルコンピュータ120から遠ざ
けることが可能となり、受信信号にパーソナルコンピュ
ータ120からのノイズが混入することを防止すること
が可能となる。
【0102】もちろん、図7に示したようにFMチュー
ナ部14とFM多重デコード部15とを接続コードによ
り接続する構成ではなく、両者を一体化することで、よ
り携帯に便利な形とすることも可能である。
【0103】
【発明の効果】上述のように本発明に係るFM多重信号
受信装置によれば、受信状況等によって受信完了までの
時間が変化する場合でも、ユーザが受信率に基づいて受
信状態を正確に把握することが可能となる。さらに、自
動的に検出された受信状態を示すパラメータに基づい
て、受信データの表示が制限されるので、表示画面上に
無意味なデータが出力されるのを防止することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るFM多重放送受信装置100の構
成を示す概略ブロック図である。
【図2】FM多重放送信号におけるデータグループの構
成を示す模式図である。
【図3】ページデータにおけるページデータヘッダの構
成を示す模式図である。
【図4】番組索引データユニットの構成を示す模式図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態1におけるCPU40の動
作を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態1における表示部42の表示例を示
す模式図である。
【図7】実施の形態2におけるCPU40の動作を示す
第1のフローチャートである。
【図8】実施の形態2におけるCPU40の動作を示す
第2のフローチャートである。
【図9】実施の形態2における表示部42の表示例を示
す模式図である。
【図10】本発明に係るFM多重放送受信装置の外観を
示す模式図である。
【図11】FM多重放送の仕様を示す仕様図である。
【図12】番組データの構成を示す模式図である。
【図13】従来のFM多重放送受信装置10の構成を示
す概略ブロック図である。
【符号の説明】
2 FM復調回路 4 PLL回路 6、8 バッファ回路 10 従来のFM多重放送受信装置 12 アンテナ 14 チューナ 16 検波回路 18 バンドパスフィルタ 20 LMSK復調回路 22 同期再生回路 24 誤り訂正回路 26 CPU 28 RAM 30、38 インタフェース回路 32 アドレスデコード 34 コントローラ 36 ROM 40 CPU 42 表示部 44 メモリ 100 FM多重放送受信装置
フロントページの続き (72)発明者 佐多 正博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 菰池 光高 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 鈴木 勢治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 平松 達夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−154533(JP,A) 特開 昭64−44629(JP,A) 特開 平7−221601(JP,A) 特開 平4−344718(JP,A) 特開 平8−307296(JP,A) 特開 平1−250288(JP,A) Internet magazin, No.4付録(1995−4−18),株式会 社インプレス,p.36−37 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 1/00 - 1/05 H04B 1/16 H04H 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送される複数の情報データの各々が複数
    の表示単位データに分割されて送信されるFM多重通信
    系において、前記各情報データが含む総表示単位データ
    数が前記複数の表示単位データの少なくとも1つにデー
    タとして含まれ、前記各表示単位データは、情報データ
    中の位置を示す番号データを含む送信データを受信する
    FM多重信号受信装置であって、 FM多重送信により前記表示単位データを伝送する搬送
    波を受信してFM復調する復調手段と、 前記復調手段の出力を受けて、FM多重信号を抽出し、
    対応するデジタル信号として出力するFM多重信号デコ
    ード手段と、 前記FM多重信号デコード手段の出力を受けて、前記各
    情報データに対応する前記表示単位データを再構成した
    表示データ、および前記各情報データの含む総表示単位
    データ数の総計に対する受信が完了した前記表示単位デ
    ータの総計の受信割合を示す受信率データを出力する情
    報再構成手段と、 前記総表示単位データ数の総計に対する受信が完了した
    表示単位データの総計の受信割合を示す受信率データと
    前記表示データとを含む画像を出力する表示手段とを備
    える、FM多重信号受信装置。
  2. 【請求項2】前記各表示単位データは、前記情報データ
    への所属を示す識別データを含み、 前記情報再構成手段は、 前記FM多重信号デコード手段の出力を受けて、前記識
    別データと前記番号データに応じて、対応する情報デー
    タごとに、前記表示単位データと前記総表示単位データ
    数とを出力する演算手段と、 前記演算手段の出力を受けて、前記情報データごとに、
    前記総表示単位データ数と、受信が完了した前記表示単
    位データとを記憶する記憶手段とを含み、 前記演算手段は、前記記憶手段中の前記表示単位データ
    に基づいて、前記表示データを再構成し、前記記憶手段
    中の前記総表示単位データ数と受信が完了した前記表示
    単位データとに基づいて前記受信率を算出する、請求項
    1記載のFM多重信号受信装置。
  3. 【請求項3】伝送される複数の情報データの各々が複数
    の表示単位データに分割されて送信されるFM多重通信
    系における、FM多重信号受信装置であって、 FM多重送信により前記表示単位データを伝送する搬送
    波を受信してFM復調する復調手段と、 前記復調手段の出力を受けて、FM多重信号の抽出と受
    信状態の検知とを行ない、対応するデジタル信号と受信
    状態指示データとを出力するFM多重信号デコード手段
    と、 表示切換信号を外部から受ける入力手段と、 前記FM多重信号デコード手段の出力を受けて、外部か
    らの表示切換信号に応じ前記各情報データに対応する
    前記表示単位データによる表示が可能な場合には、再構
    成した表示データを出力する第1の状態と、外部からの
    表示切換信号に応じた前記各情報データに対応する前記
    表示単位データによる表示が不可な場合には、前記表示
    切換信号の受付を不可として、表示を維持する第2の状
    態とに、前記受信状態指示データに基づき切換わる情報
    再構成手段と、 前記情報再構成手段の出力を受けて、前記表示データに
    対応する画像を出力する表示手段とを備える、FM多重
    信号受信装置。
  4. 【請求項4】前記情報再構成手段は、 所定の情報データ中の所定の表示単位データが受信され
    ているかを検知した検知結果と前記受信状態指示データ
    とに応じて、前記第1の状態と前記第2の状態とを切換
    える、請求項3記載のFM多重信号受信装置。
  5. 【請求項5】前記情報再構成手段と、前記入力手段およ
    び前記表示手段は、パーソナルコンピュータに含まれ、
    前記復調手段および前記FM多重信号デコード手段は、
    着脱可能なインタフェース部により前記パーソナルコン
    ピュータと接続される、請求項2または4記載のFM多
    重信号受信装置。
JP29301695A 1995-11-10 1995-11-10 Fm多重信号受信装置 Expired - Fee Related JP3208304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29301695A JP3208304B2 (ja) 1995-11-10 1995-11-10 Fm多重信号受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29301695A JP3208304B2 (ja) 1995-11-10 1995-11-10 Fm多重信号受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09135224A JPH09135224A (ja) 1997-05-20
JP3208304B2 true JP3208304B2 (ja) 2001-09-10

Family

ID=17789396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29301695A Expired - Fee Related JP3208304B2 (ja) 1995-11-10 1995-11-10 Fm多重信号受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3208304B2 (ja)

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Internet magazin,No.4付録(1995−4−18),株式会社インプレス,p.36−37

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09135224A (ja) 1997-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5708662A (en) Transmission method and receiving apparatus of emergency information which is frequency-multiplexed on an FM broadcast radio wave
JP3208304B2 (ja) Fm多重信号受信装置
US5995517A (en) Multiplexed digital signal receiving device capable of miniaturizing the configuration of a signal receiving portion
JPH09135478A (ja) Fm多重信号受信装置
JP3604703B2 (ja) デジタル信号受信装置
JPH09135217A (ja) デジタル信号受信装置
JP3485734B2 (ja) Fm多重信号受信装置
JP3474994B2 (ja) Fm多重放送受信方法
JP3165635B2 (ja) 多重放送受信装置
JPH10209982A (ja) Fm多重信号受信装置
JP3135835B2 (ja) デジタル放送受信装置
JP3418051B2 (ja) 多重放送送信装置および受信装置
JPH10126295A (ja) Fm多重信号受信装置
JPH09135218A (ja) デジタル信号受信装置
JPH0787066A (ja) パケットデータ復号装置
JPH09214374A (ja) Fm多重放送受信装置
JPH0927788A (ja) 緊急情報送信方法、緊急情報受信装置及び受信方法、緊急情報送受信システム、及び緊急情報送信フォーマット
JPH1070479A (ja) Fm多重受信機
JPH11234247A (ja) Fm多重放送受信機
US6137808A (en) Receiver for receiving text-based multiplex broadcasts
JP3594428B2 (ja) Fm多重放送受信機
JPH0927790A (ja) 緊急情報送信方法、緊急情報受信装置及び受信方法、及び、緊急情報送受信システム
JP3108242B2 (ja) Fm多重受信機
JP3819563B2 (ja) Fm多重放送データ受信方法
JPH10107748A (ja) データ放送システムの受信機におけるデータ読み込み処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010619

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080706

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080706

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees