JPH10107748A - データ放送システムの受信機におけるデータ読み込み処理方法 - Google Patents

データ放送システムの受信機におけるデータ読み込み処理方法

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JPH10107748A
JPH10107748A JP8259840A JP25984096A JPH10107748A JP H10107748 A JPH10107748 A JP H10107748A JP 8259840 A JP8259840 A JP 8259840A JP 25984096 A JP25984096 A JP 25984096A JP H10107748 A JPH10107748 A JP H10107748A
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cpu
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JP8259840A
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Hironori Mitsufuji
洋徳 三藤
Yoshikazu Tomita
義数 富田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、省電力化が図れるデータ放送シ
ステムの受信機におけるデータ読み込み処理方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】 データ放送システムの受信機におけるデ
ータ読み込み処理方法において、割り込み信号に基づい
てCPUが横処理データを読み込んだ場合には、CPU
は読み込んだ横処理データに含まれている制御データに
基づいて、その次に送られてくる縦処理データが不必要
なデータか否かを判定し、次に送られてくる縦処理デー
タが不必要なデータである場合には、その不必要な縦処
理データを読み込まないように、所定時間の間、割り込
みの受付を禁止状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、FM多重放送、
文字多重放送等のデータ放送システムの受信機における
データ読み込み処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】FM多重放送は、音声、文字、図形など
をステレオ音声とともに放送するものである。つまり、
通常のFM放送に、音声、文字、図形を多重して放送す
るものである。
【0003】FM多重放送の規格の代表的なものには、
DARC(Data Radio Channel)、固定受信方式および
RDS(Radio Data System ) の3方式がある。この中
でDARCは最も新しく、国際標準規格として採用され
ている。DARCは、ITU−R(International Tele
communication Union)の勧告807「データ放送の参照
モデル」に従って記述されている。
【0004】DARCは、文字や図形をディジタル情報
に変換し、副搬送波周波数76kHzを変調してステレオ
ベースバンド信号に周波数多重し、FM変調して放送す
るものである。
【0005】図4は、DARCの文字・図形の符号化方
式を表す階層構造を示している。
【0006】階層1においては、伝送路特性が指定され
ている。通常のFMステレオ放送信号であるL+R信号
およびL−R信号よりも高周波側に、多重信号が重畳さ
れる。この重畳方式は、多重信号の音声信号への妨害が
音声変調度が小さいときに顕著となることを考慮して、
L−R信号の変調度により多重信号のレベルをコントロ
ールするLMSK(Level Controlled Minimum Shift K
eying)方式が採用されている。
【0007】階層2は、誤り訂正方式を含む、データの
フレーム構成が規定されている。各フレームは、列方向
に272ブロックからなり、先頭には16ビットのブロ
ック識別符号(BIC:Block Identification Code)が
付加され、このブロック識別符号に基づいてフレーム同
期およびブロック同期が行なわれる。列方向の272ブ
ロックのうち、190ブロックはデータを伝送するパケ
ットであり、82ブロックは列方向のパリティを伝送す
るパリティパケットである。各パケットは、行方向に1
76ビットのデータ部、誤り検出符号である14ビット
のCRC(Cyclic Redundancy Code) および82ビット
の横方向のパリティ部より構成されている。
【0008】送信データは、この1フレームを基本単位
として、この階層の段階でまず誤り訂正が行なわれる。
なお、実際には、図5に示すように、縦方向にはパケッ
トとパリティパケットとが所定の順序に並び替えられた
フレーム構成で送信データが送出される。
【0009】階層3は、データパケットの構成を規定し
ている。データパケットは、フレーム内の各行のうち、
BIC、CRCおよびパリティを除いた176ビットか
らなる。データパケットは、プリフィックスとデータブ
ロックで構成されている。
【0010】階層4は、データグループの構成を示して
いる。データグループは、1または複数のデータブロッ
クで構成されている。このデータグループにも誤り検出
符号であるCRCが含まれ、送信データはこの階層にお
いても誤り検出が行なわれる。1つのデータグループ
は、1ページのデータに対応している。
【0011】階層5は、FM多重放送により伝送される
1まとまりの情報、すなわち、番組データの構成を規定
する。
【0012】図6は、受信機の構成の一部を示してい
る。
【0013】FMチューナ101の出力信号から、バン
ドパスフィルタ(BPF)102で音声成分と雑音成分
とが除去され、多重信号(LMSK信号)が抽出され
る。抽出された多重信号は、LMSK復調および誤り訂
正回路103に送られる。
【0014】LMSK復調および誤り訂正回路103
は、送られてきた多重信号をLMSK復調するととも
に、同期検出および誤り訂正処理を行い、パケットデー
タをCPU104に出力する。
【0015】CPU104は、LMSK復調および誤り
訂正回路103から送られてきたパケットデータをRA
M105に取り込む。
【0016】図7は、受信データと、LMSK復調およ
び誤り訂正回路103の出力データと、LMSK復調お
よび誤り訂正回路103から出力される割り込み信号I
NTとを示している。
【0017】LMSK復調および誤り訂正回路103か
らは、受信しているフレームに対する横方向のパリティ
に基づく誤り訂正処理のデータ(以下、横処理データと
いう)と、前フレームに対する縦方向のパリティに基づ
く誤り訂正処理のデータ(以下、縦処理データという)
とが、たとえば9msごとに、パケット単位で交互に出
力される。
【0018】LMSK復調および誤り訂正回路103か
ら出力されるパケット単位のデータには、当該データが
横訂正のみが行われたデータ(横処理データ)である
か、横訂正および縦訂正を行ったデータ(縦処理)であ
るかを示す制御データ、当該データに対する訂正結果が
正常であるか異常であるかを示す制御データ、当該デー
タがノーマルデータ(パケット1〜パケット190のデ
ータ)であるかパリティデータ(パリティパケット1〜
パリティパケット82のデータ)であるかを示す制御デ
ータ、当該データがノーマルデータである場合にはその
パケット番号を示す制御データ、当該データがパリティ
パケットデータである場合にはそのパリティパケット番
号を示す制御データ等が含まれている。
【0019】LMSK復調および誤り訂正回路103か
らは、さらに、パケット単位のデータ出力と同期して、
9msごとに割り込み信号INTが出力される。この割
り込み信号INTは、CPU104に入力する。
【0020】CPU104は、割り込み信号INTが入
力される毎に、LMSK復調および誤り訂正回路103
から出力されるパケット単位のデータを一旦読み込み、
制御データに基づいて、必要なデータか不必要なデータ
かを判定し、必要なデータのみを、RAM105に格納
する。
【0021】ここで不必要なデータには、パリティデー
タがある。また、横処理データが正常である場合には、
縦処理データは不要である。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなCPUに
よるデータ読み込み処理方法では、不要なデータも、一
旦取り込まなければならならため、CPUが省電力モー
ドに入れる時間が短いという問題がある。
【0023】この発明は、省電力化が図れるデータ放送
システムの受信機におけるデータ読み込み処理方法を提
供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この発明による第1のデ
ータ放送システムの受信機におけるデータ読み込み処理
方法は、受信フレームの横処理データと、その1つ前に
受信されたフレームの縦処理データとが、制御データと
ともにパケット単位で交互でCPUに送られるととも
に、パケット単位のデータがCPUにそれぞれ送られて
くるタイミングで、そのデータをCPUに読み込ませる
ための割り込み信号がCPUに入力されるデータ放送シ
ステムの受信機におけるデータ読み込み処理方法におい
て、割り込み信号に基づいてCPUが横処理データを読
み込んだ場合には、CPUは読み込んだ横処理データに
含まれている制御データに基づいて、その次に送られて
くる縦処理データが不必要なデータか否かを判定し、次
に送られてくる縦処理データが不必要なデータである場
合には、その不必要な縦処理データを読み込まないよう
に、所定時間の間、割り込みの受付を禁止状態にするこ
とを特徴とする。
【0025】この発明による第2のデータ放送システム
の受信機におけるデータ読み込み処理方法は、受信フレ
ームの横処理データと、その1つ前に受信されたフレー
ムの縦処理データとが、制御データとともにパケット単
位で交互でCPUに送られるとともに、パケット単位の
データがCPUにそれぞれ送られてくるタイミングで、
そのデータをCPUに読み込ませるための割り込み信号
がCPUに入力されるデータ放送システムの受信機にお
けるデータ読み込み処理方法において、割り込み信号に
基づいてCPUが横処理データを読み込んだ場合には、
CPUは読み込んだ横処理データに含まれている制御デ
ータに基づいて、その次に送られてくる縦処理データが
不必要なデータか否かを判定し、次に送られてくる縦処
理データが不必要なデータである場合には、その不必要
な縦処理データの次に送られてくる横処理データがパリ
ティパケットに関するデータであるか否かを判定し、上
記不必要な縦処理データの次に送られてくる横処理デー
タがパリティパケットに関するデータである場合には、
次に送られてくる上記不必要な縦処理データおよびさら
にその次に送られてくる横処理データを読み込まないよ
うに、所定時間の間、割り込みの受付を禁止状態にする
ことを特徴とする。
【0026】この発明による第3のデータ放送システム
の受信機におけるデータ読み込み処理方法は、受信フレ
ームの横処理データと、その1つ前に受信されたフレー
ムの縦処理データとが、制御データとともにパケット単
位で交互でCPUに送られるとともに、パケット単位の
データがCPUにそれぞれ送られてくるタイミングで、
そのデータをCPUに読み込ませるための割り込み信号
がCPUに入力されるデータ放送システムの受信機にお
けるデータ読み込み処理方法において、割り込み信号に
基づいてCPUが横処理データを読み込んだ場合には、
CPUは読み込んだ横処理データに含まれている制御デ
ータに基づいて、その次に送られてくる第1の縦処理デ
ータが不必要なデータか否かを判定し、第1の縦処理デ
ータが不必要なデータである場合には、第1の縦処理デ
ータの次に送られてくる横処理データがパリティパケッ
トに関するデータであるか否かを判定し、第1の縦処理
データの次に送られてくる横処理データがパリティパケ
ットに関するデータである場合には、さらにその次に送
られてくる第2の縦処理データが不必要なデータか否か
を判定し、第2の縦処理データが不必要なデータである
場合には、第1の縦処理データ、第1の縦処理データの
次に送られてくる横処理データおよび第2の縦処理デー
タを読み込まないように、所定時間の間、割り込みの受
付を禁止状態にすることを特徴とする。
【0027】この発明による上記第1、第2または第3
のデータ放送システムの受信機におけるデータ読み込み
処理方法において、割り込みの受付が禁止状態にされて
いる間、CPUは省電力モードとされる。
【0028】また、上記制御データは、当該パケット単
位のデータが横処理データであるか縦処理データである
かを示すデータ、当該パケット単位のデータに対する誤
り訂正処理結果が正常であったか否かを表すデータ、当
該パケット単位のデータがパリティパケットに関するデ
ータであるかそれ以外のノーマルパケットに関するデー
タであるかを表すデータおよび当該パケット単位のデー
タのパケット番号を表すデータを含んでいる。
【0029】
【発明の実施の形態】
【0030】以下、図面を参照して、この発明をFM多
重放送システムの受信機に適用した場合の実施の形態に
ついて説明する。
【0031】図1は、受信機の電気的構成を示してい
る。
【0032】音声信号は、FMチューナ1の出力信号か
らLPF(ローパスフィルタ)2により高周波成分が取
り除かれた後、ステレオ復調回路12、アンプ3および
スピーカ4を通して再生される。
【0033】一方、FMチューナ1の出力信号から、バ
ンドパスフィルタ(BPF)5で音声成分と雑音成分と
が除去され、多重信号(LMSK信号)が抽出される。
抽出された多重信号は、LMSK復調および誤り訂正回
路6に送られる。
【0034】LMSK復調および誤り訂正回路6は、送
られてきた多重信号をLMSK復調するとともに、同期
検出および誤り訂正処理を行い、パケットデータをCP
U7に出力する。
【0035】CPU7は、LMSK復調および誤り訂正
回路6から送られてきたパケットデータに基づいて、各
番組ごとにデータを再編成して、RAM9に記憶させ
る。ROM8は、CPU7のプログラム等を記憶してい
る。
【0036】ユーザが、リモートコントローラ等の操作
部11を操作することによって番組が選択されると、C
PU7は、選択された番組のデータを復号して、液晶デ
ィスプレイ等の表示器10に表示する。
【0037】図2は、受信データと、LMSK復調およ
び誤り訂正回路6の出力データと、LMSK復調および
誤り訂正回路6から出力される割り込み信号INTとを
示している。
【0038】LMSK復調および誤り訂正回路6から
は、受信しているフレームに対する横方向のパリティに
基づく誤り訂正処理のデータ(以下、横処理データとい
う)と、前フレームに対する縦方向のパリティに基づく
誤り訂正処理のデータ(以下、縦処理データという)と
が、たとえば9msごとに、パケット単位で交互に出力
される。
【0039】LMSK復調および誤り訂正回路6から出
力されるパケット単位のデータには、当該データが横訂
正のみが行われたデータ(横処理データ)であるか、横
訂正および縦訂正を行ったデータ(縦処理データ)であ
るかを示す制御データ、当該データに対する訂正結果が
正常であるか異常であるかを示す制御データ、当該デー
タがノーマルデータ(パケット1〜パケット190のデ
ータ)であるかパリティデータ(パリティパケット1〜
パリティパケット82のデータ)であるかを示す制御デ
ータ、当該データがノーマルデータである場合にはその
パケット番号を示す制御データ、当該データがパリティ
パケットデータである場合にはそのパリティパケット番
号を示す制御データ等が含まれている。
【0040】LMSK復調および誤り訂正回路6から
は、また、パケット単位のデータ出力と同期して、9m
sごとに割り込み信号INTが出力される。この割り込
み信号INTは、CPU7に入力する。
【0041】割り込み信号INTが入力されたときに、
割り込みの受付状態を表す割り込み状態フラグINTE
がセット(INTE=1)されていれば、割り込みが許
可され、CPU7はLMSK復調および誤り訂正回路6
から出力されるパケット単位のデータを制御データとと
もに読み込む。
【0042】一方、割り込み状態フラグINTEがリセ
ット(INTE=0)されていれば、割り込み信号IN
Tが入力されても、割り込みが禁止され、CPU7はL
MSK復調および誤り訂正回路6から出力されるパケッ
ト単位のデータを読み込まない。なお、割り込み状態フ
ラグINTEがリセット(INTE=0)されている
間、CPU7は、省電力モードに入る。
【0043】図3は、CPUによるデータ読み込み処理
手順を示している。
【0044】割り込み状態フラグINTEがセット(I
NTE=1)されている場合に(ステップ1でYE
S)、割り込み信号INTが入力されると(ステップ2
でYES)、LMSK復調および誤り訂正回路6から出
力されるパケット単位のデータか読み込まれ、必要なデ
ータであれば、RAM9に格納される(ステップ3)。
【0045】この際、パリティパケットに関するデータ
と、対応する横処理データが正常なものとして既にRA
M9に格納されている縦処理データとは、不必要なデー
タとしてRAM9に格納されない。
【0046】読み込んだパケット単位のデータが縦処理
データである場合には(ステップ4でNO)、ステップ
1に戻る。読み込んだパケット単位のデータが横処理デ
ータである場合には(ステップ4でYES)、読み込ん
だ横処理データに含まれている制御データに基づいて、
その次に送られてくる縦処理データが必要か否かが判別
される(ステップ5)。
【0047】現フレームの横処理データのパケット番号
とその次に送られてくる前フレームの縦処理データのパ
ケット番号には、所定の関係がある。したがって、読み
込んだ横処理データのパケット番号に基づいて、その次
に送られてくる前フレームの縦処理データのパケット番
号を認識することができる。そこで、次に送られてくる
前フレームの縦処理データのパケット番号に対応する横
処理データがRAM9に正常なものとして既に格納され
ているか否かに基づいて、次に送られてくる前フレーム
の縦処理データが必要であるか否かが判別される。
【0048】つまり、次に送られてくる前フレームの縦
処理データのパケット番号に対応する横処理データが正
常なものとして既にRAM9に格納されている場合に
は、次に送られてくる前フレームの縦処理データは不必
要と判定される。
【0049】ステップ5において、次に送られてくる縦
処理データが必要であると判定された場合には、ステッ
プ1に戻る。
【0050】ステップ5において、次に送られてくる縦
処理データが不必要であると判定された場合には、読み
込んだ横処理データに含まれている制御データに基づい
て、読み込んだ横処理データから2番目に送られてくる
横処理データがパリティパケットであるか否かが判定さ
れる(ステップ6)。読み込んだ横処理データから2番
目に送られてくる横処理データがパリティパケットであ
るか否かは、読み込んだ横処理データのパケット番号に
基づいて判別される。
【0051】ステップ6において、読み込んだ横処理デ
ータから2番目に送られてくる横処理データがパリティ
パケットでないと判定された場合には、18msより若
干短い時間の間、割り込み状態フラグINTEがリセッ
ト(INTE=0)された後(ステップ7)、ステップ
1に戻る。したがって、この場合には、次に割り込み信
号INTが入力されても、データの読み込みは行われな
い。これにより、次に送られてくる不要な縦処理データ
はCPU7によって読み込まれなくなる。
【0052】ステップ6において、読み込んだ横処理デ
ータから2番目に送られてくる横処理データがパリティ
パケットであると判定された場合には、読み込んだ横処
理データに含まれている制御データに基づいて、読み込
んだ横処理データから3番目に送られてくる縦処理デー
タが必要か否かが判別される(ステップ8)。
【0053】ステップ8において、読み込んだ横処理デ
ータから3番目に送られてくる縦処理データが必要であ
ると判定された場合には、27msより若干短い時間の
間、割り込み状態フラグINTEがリセット(INTE
=0)された後(ステップ9)、ステップ1に戻る。し
たがって、この場合には、この後に最初の割り込み信号
INTが出力された場合およびこの後に2回目の割り込
み信号INTが出力された場合にも、データの読み込み
は行われない。これにより、次に送られてくる不要な縦
処理データおよびその次に送られてくる不要なパリティ
パケットに関するデータは、CPU7によって読み込ま
れなくなる。
【0054】ステップ8において、読み込んだ横処理デ
ータから3番目に送られてくる縦処理データが不必要で
あると判定された場合には、36msより若干短い時間
の間、割り込み状態フラグINTEがリセット(INT
E=0)された後(ステップ10)、ステップ1に戻
る。したがって、この場合には、この後に最初の割り込
み信号INTが出力された場合、この後に2回目目の割
り込み信号INTが出力された場合およびこの後に3回
目の割り込み信号INTが出力された場合にも、データ
の読み込みは行われない。これにより、次に送られてく
る不要な縦処理データ、さらにその次に送られてくる不
要なパリティパケットに関するデータおよびさらにその
次に送られてくる不要な縦処理データは、CPU7によ
って読み込まれなくなる。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、不必要なデータが送
られてきている間、CPUは省電力モードに入ることが
できるので、省電力化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】受信機の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】受信データと、LMSK復調および誤り訂正回
路6の出力データと、LMSK復調および誤り訂正回路
6から出力される割り込み信号INTとを示すタイムチ
ャートである。
【図3】CPUによるデータ読み込み処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】DARCの文字・図形の符号化方式を表す階層
構造を示す模式図である。
【図5】DARCのフレーム構造を示す模式図である。
【図6】従来における受信機の構成の一部を示すブロッ
ク図である。
【図7】受信データと、LMSK復調および誤り訂正回
路6の出力データと、LMSK復調および誤り訂正回路
6から出力される割り込み信号INTとを示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1 FMチューナ 5 BPF 6 LMSK復調および誤り訂正回路 7 CPU 8 ROM 9 RAM 10 表示器 11 操作部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信フレームの横処理データと、その1
    つ前に受信されたフレームの縦処理データとが、制御デ
    ータとともにパケット単位で交互でCPUに送られると
    ともに、パケット単位のデータがCPUにそれぞれ送ら
    れてくるタイミングで、そのデータをCPUに読み込ま
    せるための割り込み信号がCPUに入力されるデータ放
    送システムの受信機におけるデータ読み込み処理方法に
    おいて、 割り込み信号に基づいてCPUが横処理データを読み込
    んだ場合には、CPUは読み込んだ横処理データに含ま
    れている制御データに基づいて、その次に送られてくる
    縦処理データが不必要なデータか否かを判定し、 次に送られてくる縦処理データが不必要なデータである
    場合には、その不必要な縦処理データを読み込まないよ
    うに、所定時間の間、割り込みの受付を禁止状態にする
    ことを特徴とするデータ放送システムの受信機における
    データ読み込み処理方法。
  2. 【請求項2】 受信フレームの横処理データと、その1
    つ前に受信されたフレームの縦処理データとが、制御デ
    ータとともにパケット単位で交互でCPUに送られると
    ともに、パケット単位のデータがCPUにそれぞれ送ら
    れてくるタイミングで、そのデータをCPUに読み込ま
    せるための割り込み信号がCPUに入力されるデータ放
    送システムの受信機におけるデータ読み込み処理方法に
    おいて、 割り込み信号に基づいてCPUが横処理データを読み込
    んだ場合には、CPUは読み込んだ横処理データに含ま
    れている制御データに基づいて、その次に送られてくる
    縦処理データが不必要なデータか否かを判定し、 次に送られてくる縦処理データが不必要なデータである
    場合には、その不必要な縦処理データの次に送られてく
    る横処理データがパリティパケットに関するデータであ
    るか否かを判定し、 上記不必要な縦処理データの次に送られてくる横処理デ
    ータがパリティパケットに関するデータである場合に
    は、次に送られてくる上記不必要な縦処理データおよび
    さらにその次に送られてくる横処理データを読み込まな
    いように、所定時間の間、割り込みの受付を禁止状態に
    することを特徴とするデータ放送システムの受信機にお
    けるデータ読み込み処理方法。
  3. 【請求項3】 受信フレームの横処理データと、その1
    つ前に受信されたフレームの縦処理データとが、制御デ
    ータとともにパケット単位で交互でCPUに送られると
    ともに、パケット単位のデータがCPUにそれぞれ送ら
    れてくるタイミングで、そのデータをCPUに読み込ま
    せるための割り込み信号がCPUに入力されるデータ放
    送システムの受信機におけるデータ読み込み処理方法に
    おいて、 割り込み信号に基づいてCPUが横処理データを読み込
    んだ場合には、CPUは読み込んだ横処理データに含ま
    れている制御データに基づいて、その次に送られてくる
    第1の縦処理データが不必要なデータか否かを判定し、 第1の縦処理データが不必要なデータである場合には、
    第1の縦処理データの次に送られてくる横処理データが
    パリティパケットに関するデータであるか否かを判定
    し、 第1の縦処理データの次に送られてくる横処理データが
    パリティパケットに関するデータである場合には、さら
    にその次に送られてくる第2の縦処理データが不必要な
    データか否かを判定し、 第2の縦処理データが不必要なデータである場合には、
    第1の縦処理データ、第1の縦処理データの次に送られ
    てくる横処理データおよび第2の縦処理データを読み込
    まないように、所定時間の間、割り込みの受付を禁止状
    態にすることを特徴とするデータ放送システムの受信機
    におけるデータ読み込み処理方法。
  4. 【請求項4】 割り込みの受付が禁止状態にされている
    間、CPUが省電力モードとされる請求項1、2および
    3のいずれかに記載のデータ放送システムの受信機にお
    けるデータ読み込み処理方法。
  5. 【請求項5】 上記制御データは、当該パケット単位の
    データが横処理データであるか縦処理データであるかを
    示すデータ、当該パケット単位のデータに対する誤り訂
    正処理結果が正常であったか否かを表すデータ、当該パ
    ケット単位のデータがパリティパケットに関するデータ
    であるかそれ以外のノーマルパケットに関するデータで
    あるかを表すデータおよび当該パケット単位のデータの
    パケット番号を表すデータを含んでいる請求項1、2、
    3および4のいずれかに記載のデータ放送システムの受
    信機におけるデータ読み込み処理方法。
JP8259840A 1996-09-30 1996-09-30 データ放送システムの受信機におけるデータ読み込み処理方法 Pending JPH10107748A (ja)

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