JP3207835U - 防水型ガラリ - Google Patents

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Abstract

【課題】羽根ユニットのガラリ枠体への着脱を容易に行うことができる防水型ガラリを提供する。【解決手段】上枠3と左枠と右枠と下枠6とを連結して四角形状に形成された枠体と、枠体に着脱自在に取り付けられた羽根ユニット7とを備えた防水型ガラリ1であって、上枠3には、上枠掛合凹部3bと上枠当接片3cが形成され、羽根ユニット7には、上枠掛合凹部と掛合されるように形成された羽根ユニット掛合凹部10aと、上枠当接片と当接されるように形成された羽根ユニット当接上片10bとが設けられ、上枠掛合凹部と羽根ユニット掛合凹部とが掛合され、かつ、上枠当接片と羽根ユニット当接上片とが当接された状態で、羽根ユニットが枠体に固定されている。【選択図】図4

Description

本考案は、防水型ガラリに関し、特に、複数枚の羽根板をユニット化して構成された羽根ユニットのガラリ枠体への着脱を容易にした防水型ガラリに関するものである。
従来から、室内と室外の空気を入れ換えるために建物の窓、戸等の建具、建物の外壁等に設置されたガラリ(「ガラリ戸」、「ガラリ装置」、「換気ルーバー」等、様々な呼称がある。)が知られている。このガラリは、複数の羽根板が個々にビス止め等により枠体に取付けられ、羽根板と枠体が一体化されたガラリ本体を、前述の建物の窓、戸等の建具、建物の外壁等の設置対象物に取付けられる構成のもの知られている。
例えば、下記特許文献1には、「上記したがらり構造では、換気口中に嵌合させて取り付けた周縁支持枠体に、前・後側横羽根片をそれぞれ取り付けるようにしているため、かかる前・後側横羽根片の取付け作業が煩雑になって、大きな手間を要している。特に、がらり構造の開口率は、需要者の希望に応じて設定するが、かかる作業も現場において行わなければならないため、取付け作業能率がよくないという不具合がある。」(段落「0006」参照。)という従来技術の課題を解決するために、「壁部に形成した換気口に取り付けて、換気が行えるようにしたがらり構造であって、換気口中に嵌合させて取り付けた周縁支持枠体に、がらり本体を着脱自在に取り付けると共に、同がらり本体は、案内体支持枠体と、同案内体支持枠体の前側部に取り付けた前側外気案内体と、同前側外気案内体の後方において案内体支持枠体に取り付けた後側外気案内体とを具備することを特徴とするがらり構造」(段落「0003」、図1〜図5参照。)が提案されている。
そして、特許文献1に「図1に示すAは、本発明に係るがらりであり、同がらりAは、壁部本体W1に形成した換気口Kに取付けて、屋内の換気が行なえるようにしている。・・・。がらりAは、図1〜図3に示すように、換気口K中に嵌合させて取り付けた周縁支持枠体aに、がらり本体bを着脱自在に取り付けて構成している」(段落「0024」、「0025」、図1、図2、図6参照。)、「このようにして、案内体支持枠体6に設けた上側取付片11aと左・右側取付片13a,14aと下側取付片12aは、それぞれ周縁支持枠体aに設けた上側取付用ステー2aと左・右側取付用ステー4a、5aと下側取付用ステー3aに前方より重合状態に当接させて、取付けボルト17により着脱自在に取り付けている」(段落「0029」、図1、図2、図6参照。)と記載されているように、特許文献1に記載の「がらりA」(「がらり構造」。)は、「がらり本体b」を、「取付けボルト17」によって、「周縁支持枠体a」に着脱する構成である、
特開2001−262953号公報
ここで、「ガラリ」には、単に換気を行うだけのもの(以下、「換気ガラリ」という。)と、換気性能を確保し且つ防水性能を向上させた「防水型ガラリ」が知られている。通常、「防水型ガラリ」は、防水性能を向上させるために、羽根板の数を多くしたり、見込み方向いっぱいに羽根板が構成されているため、「換気ガラリ」に比べ、重量が重く、市販されている「防水型ガラリ」は、重量が約40キログラムもある。特許文献1には、防水性能について何ら記載がないので、「がらりA」は換気ガラリであるものと推量されるが、特許文献1記載の「がらりA」を重量約40キログラムの防水型ガラリとして構成した場合には、「がらり本体b」を「周縁支持枠体a」に着脱するときに、「案内体支持枠体6に設けた上側取付片11aと左・右側取付片13a,14aと下側取付片12aは、それぞれ周縁支持枠体aに設けた上側取付用ステー2aと左・右側取付用ステー4a、5aと下側取付用ステー3aに前方より重合状態に当接させ」た状態で、「取付ボルト17」を取付け・取外しするには、「がらり本体b」が「周縁支持枠体a」から外れ落ちないように保持するために少なくとも作業要員が2名必要であり、「がらり本体b」の「周縁支持枠体a」への着脱が容易であるとは言い難い。
したがって、「がらりA」を「換気口K」に取り付けるときのシーリング工事、取付け後の羽根板の清掃・交換等のメンテナンスも容易に行うことができないし、また、「がらり本体b」に防虫網を取り付けたときも、防虫網の張り替え等のメンテナンスも容易に行うことができない。特に、ガラリをダクトの吸排気口に取り付けるような場合には、一方(外部)側からしか取付け・取り外し作業ができないので、上述の取付け・取り外し、シーリング工事、メンテナンス等の作業が困難になるものと予想される。
そこで、本考案は、羽根ユニットのガラリ枠体への着脱を容易に行うことができる防水型ガラリを提供することを目的とする。
また、本考案は、着脱以外にも、シーリング工事、メンテナンス等を容易に行うことができる防水型ガラリを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1の考案では、上枠(3)と左枠(4)と右枠(5)と下枠(6)とを連結して四角形状に形成された枠体(2)と、該枠体に着脱自在に取り付けられた羽根ユニット(7)とを備えた防水型ガラリ(1)であって、前記上枠(3)には、上枠掛合凹部(3b)と上枠当接片(3c)が形成され、前記羽根ユニット(7)には、前記上枠掛合凹部(3b)と掛合されるように形成された羽根ユニット掛合凹部(10a)と、前記上枠当接片(3c)と当接されるように形成された羽根ユニット当接上片(10b)とが設けられ、前記上枠掛合凹部(3b)と前記羽根ユニット掛合凹部(10a)とが掛合され、かつ、前記上枠当接片(3c)と前記羽根ユニット当接上片(10b)とが当接された状態で、前記羽根ユニット(7)が前記枠体(2)に固定されていることを特徴とする。
また、請求項2の考案では、請求項1に記載の防水型ガラリであって、前記上枠掛合凹部は、上方に開口部を有する鈎状に形成され、前記羽根ユニット掛合凹部は、下方に開口部を有する鈎状に形成され、前記上枠当接片は、前記上枠の下方に垂設され、前記羽根ユニット当接上片は、前記羽根ユニットの上方に垂設されていることを特徴とする。
また、請求項3の考案では、請求項1又は請求項2に記載の防水型ガラリであって、前記羽根ユニットには、少なくとも横羽根板(8)又は縦羽根板(9)のいずれか一方が備えられていることを特徴とする。
本考案の防水型ガラリによれば、羽根ユニットの枠体への脱着を容易に行うことができるという顕著な効果を奏する。
また、本考案の防水型ガラリによれば、羽根板ユニットの枠体への脱着を容易に行うことができるので、羽根板の清掃・修理・交換等を容易に行うことができるという顕著な効果を奏する。
また、本考案の防水型ガラリによれば、防水型ガラリをダクトに取付けたときにも、シーリング工事、ガラリに取付けた防虫網の清掃・修理・交換等を容易に行うことができるという顕著な効果を奏する。
本考案の実施形態における防水型ガラリの外観図である。 本考案の実施形態における防水型ガラリの内観図である 図1の横断面図である。 図1の縦断面図である。 図4の要部拡大図である。 図1の防水型ガラリにおいて、羽根ユニットの脱着の様子を説明する図である。
以下、好適な実施形態を用いて本考案をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施形態は本考案を具現化した例に過ぎず、本考案はこれに限定されるものではない。
(実施形態)
まず、本考案の実施形態における防水型ガラリ1について、図1〜図6を参照しながら説明する。図1は、防水型ガラリ1の外観図であり、図2は、防水型ガラリの内観図である。図3(a)は、図1の横断面図であり、図3(b)は、図3(a)の防水型ガラリにおいて、枠体から羽根ユニットを取り外した状態の説明図である。図4(a)は、図1の縦断面図であり、図4(b)は、図4(a)の防水型ガラリにおいて、枠体から羽根ユニットを取り外した状態の説明図である。図5は、図4の要部拡大図であり、図6は、図5の防水型ガラリにおいて、羽根ユニットの取り外し・取り付けを説明する図である。なお、説明の便宜上、本明細書で示す前・後・左・右の方向は、図中で示す矢印の前・後・左・右の方向と対応するものとする。左右方向は、見付け方向であり、前後方向は、見込み方向である。
本実施形態の防水型ガラリ1は、二層型(「複層型」ともいう。)のガラリであって、複数の横羽根板8と複数の縦羽根板9を有し、図1に示すように、外観は、横羽根板8が視認され、図2に示すように、内観は、縦羽根板9が視認されるように構成されている。防水型ガラリ1は、上枠3と左枠4と右枠5と下枠6とを連結して四角形状に形成された枠体2と、枠体2に着脱自在に取り付けられた羽根ユニット7を備えており、枠体2を、建物の外壁やダクトフランジ等に取り付けた後、羽根ユニット7を簡単に取り付け、取り外しすることができる構成になっている。上枠3、左枠4、右枠5、下枠6、羽根ユニット7は、アルミ押出型材を用いて形成されている。
図3は、図1の横断面図を示しており、図3(a)が、枠体2に羽根ユニット7を取り付けた状態、図3(b)が、枠体2から羽根ユニット7を取り外した状態を示している。図3に示すように左枠4と右枠5は、同一形状で、防水型ガラリ1の左右に対向して配設されている。左枠4は、ダクトフランジ等の取り付け部に嵌合して取り付けられる左枠取付嵌合溝部4aと、羽根ユニット7にビスB1でビス止めして連結される左枠連結片4bと、羽根ユニット7に当接して羽根ユニット7を支持固定する左枠当接部4cを備えている。同様に、右枠5は、ダクトフランジ等の取り付け部に嵌合して取り付けられる右枠取付嵌合溝部5aと、羽根ユニット7にビスB3でビス止めして連結される右枠連結片5bと、羽根ユニット7に当接して羽根ユニット7を支持固定する右枠当接部5cを備えている。
羽根ユニット7は、四角形状の中空の枠体内部に複数の横羽根板8及び縦羽根板9を設けた構成になっており、図3では、羽根ユニット7の構成として、羽根ユニット7の枠体を構成する左連結部材41部材及び右連結部材51と、羽根ユニット7に着脱自在にビス止めされた複数の横羽根板8及び複数の縦羽根板9が示されている。
左連結部材41と右連結部材51は、同一形状で、羽根ユニット7の左右に対向して配設されている。左連結部材41は、前方連結壁41aと後方連結壁41bを備え、前方連結壁41aは、ビスB2で横羽根板8の左端部にビス止めされている。前方連結壁41aと後方連結壁41bとは、それぞれ、見付方向に延出された連結片41c,41dを有し、この連結片41cと連結片41dと左枠連結片4bとが重ね合わされてビスB1によりビス止めされる。後方連結壁41bには、羽根ユニット7の枠体を構成する上方連結壁10(図4参照。)にビス止めされるためのビス孔41e,41fが形成されている。
同様に、右連結部材51は、前方連結壁51aと後方連結壁51bを備え、前方連結壁51aは、ビスB4で横羽根板8の右端部にビス止めされている。前方連結壁51aと後方連結壁51bとは、それぞれ、見付方向に延出された連結片51c,51dを有し、この連結片51cと連結片51dと右枠連結片5bとが重ね合わされてビスB3によりビス止めされる。後方連結壁51bには、羽根ユニット7の枠体を構成する上方連結壁10(図4参照。)にビス止めされるためのビス孔51e,51fが形成されている。
縦羽根板9は、複数枚が見付け方向に並設されている。各縦羽根板9の見込み方向の両端部には、上方連結壁10(図4参照。)にビス止めされるためのビス孔9a,9bが形成されている。横羽根板8、縦羽根板9の各構成部品の形状は、必要に応じて適宜選択して形成することができる。
上記のように構成しているので、羽根ユニット7は、枠体2から取り外した状態、例えば、防水型ガラリ1の製造工場等において、羽根ユニット7からビスB2,B4を取り外して横羽根板8を取り外すことができるので、簡単にメンテナンス、交換、横羽根板8の構成変更等を行うことができる。また、ビスB1,B3や、その他のビス(図4参照。)を取り外して縦羽根板9を取り外すことで、簡単にメンテナンスや修理・交換を行うことができ、また、横羽根板8、縦羽根板9の羽根の形状や、羽根板の並設間隔を変更することで、止水率や換気率も必要に応じて簡単に変更することができる。
図4は、図1の縦断面図を示しており、図4(a)が、枠体2に羽根ユニット7を取り付けた状態、図4(b)が、枠体2から羽根ユニット7を取り外した状態を示している。図5は、枠体2を構成する上枠3と、羽根ユニット7との取付部近傍の拡大図である。図4、図5に示すように、上枠3には、上枠3の後端部下方向に上枠掛合片3aが垂設され、上枠掛合片3aの下端部には、前側上方に開口部を有する鈎状の上枠掛合凹部3bが形成されている。また、上枠3の前端部下方向には上枠当接片3cが垂設されている。また、上枠3の上面中央部には、ダクトフランジ等へ取り付けるための上枠取付片3dが立設され、上枠3内部には、左枠4及び右枠5にビス止めされるためのビス孔が形成されている。上枠3の見込み方向幅と羽根ユニット7の見込み方向幅は、略等しく形成されている。
下枠6には、後端部上方向に止水用の下枠パネル6aが垂設されており、下枠パネル6aの壁面には、羽根ユニット7と当接される複数の下枠当接部6b、ダクトフランジ等への取り付け用のビス孔等が設けられている。下枠6の後端部から前端部にかけて、排水のための勾配を設けた排水板6cが形成され、排水板6c上面の前側には、下枠当接片6dが立設され、下枠6の下面には、ダクトフランジ等へ取り付けるための下枠取付片6eが垂設されている。また、下枠6内部には、左枠4及び右枠5にビス止めされるためのビス孔が形成されている。
羽根ユニット7の上端部には、上方連結壁10が設けられ、ビスB5,B6が、それぞれ、右連結部材51のビス孔51e,51f(図3参照。)に螺挿されて、上方連結壁10と右連結部材51の上端部がビス止めされている。縦羽根板9の上端部は、ビスB7,B8が、縦羽根板9のビス孔9a,9b(図3参照。)に螺挿されて、上方連結壁10にビス止めされている。羽根ユニット7の下端部に設けられた下方連結壁11は、ビスB9,B10によって、右連結部材51の下端部にビス止めされ、また、縦羽根板9の下端部は、ビスB11,B12によって、右連結部材51の下端部にビス止めされている。
上方連結壁10の後端部には、後側下方向に開口部を有する鈎状の羽根ユニット掛合凹部10aが形成され、この羽根ユニット掛合凹部10aは、上枠掛合凹部3bと掛合され、羽根ユニット7が上枠3に保持固定されるように構成されている。また、上方連結壁10の前端部には、上枠当接片3cと当接されるように羽根ユニット当接上片10bが上方向に垂設されている。上枠掛合凹部3bと羽根ユニット掛合凹部10aを掛合させただけでは、この掛合する部分を支点にして羽根ユニット7が回動する虞があるが、羽根ユニット当接上片10bが上枠当接片3cに当接されることで、羽根ユニット7の回動を防止することができる(図4(a)、図5参照。)。
下方連結壁11の下面前側には、下枠当接片6dと当接する位置に、羽根ユニット当接下片11aが下方向に垂設されている。羽根ユニット当接下片11aは、下枠当接片6dと当接される状態でビス13によりビス止めされ、これにより、羽根ユニット7の下部が下枠6に固定される。このビス止め作業時には、上述したように、羽根ユニット7の上部(上枠連結壁10)が上枠3に保持固定されているので、作業員一人でも簡単にビス止めをすることができる。逆に、ビスを取り外しても、羽根ユニット7が回動したり、枠体2から脱落する虞がない。
図6は、羽根ユニット7の枠体2からの取り外しを説明する図である。図6では、上方連結壁10と上枠3の近傍を拡大して説明する。上方連結壁10は、上述したように、羽根ユニット7の上端部に連結されている。まず、羽根ユニット7は、図4(a)に示すように、枠体2に取り付けられているものとする。このとき、上方連結壁10に設けられている羽根ユニット掛合凹部10aは、上枠3に設けられている上枠掛合凹部3bに掛合され、羽根ユニット当接上片10bは、上枠当接片3cに当接されている。
まず、図4(a)の状態で、羽根ユニット7の取り外しに必要なビスを全て取り外す。上述したように、ビスを全て取り外しても羽根ユニット7が回動したり、枠体2から脱落することはない。次に、ビスを取り外した後、図6(a)に示すように、羽根ユニット7を上方向に持ち上げる。そうすると、上方連結壁10も連動して上方向に持ち上がり、羽根ユニット掛合凹部10aが、掛合されていた上枠掛合凹部3bから解放される。このとき、羽根ユニット当接上片10bは、上枠当接片3cに当接されたままである。
図6(a)の状態から、羽根ユニット7を前方向に移動させると、上方連結壁10は、完全に上枠3から解放される。そして、図6(c)のように、さらに羽根ユニット7を前方向に移動させて、枠体2から羽根ユニット7を取り外すことができる。羽根ユニット7を枠体2に取り付けるときは、逆の手順で行うことができる。
以上、説明したように、羽根ユニット7と枠体2がビス止めされていなくても、羽根ユニット7が回動・落下することなく枠体2に固定されているので、数十キログラムの羽根ユニット7を一人の作業員でも簡単に枠体2に脱着することができる。
なお、本実施形態では、羽根ユニット7に横羽根板8と縦羽根板9が備えられているいわゆる複層型の防水型ガラリについて説明したが、羽根ユニット横羽根板8のみ、あるいは、縦羽根板9のみを備えた一層型防水型にも本考案を適用することができる。
1 防水型ガラリ
2 枠体
3 上枠
3a 上枠掛合片
3b 上枠掛合凹部
3c 上枠当接片
3d 上枠取付片
4 左枠
4a 左枠取付嵌合溝部
4b 左枠連結片
4c 左枠当接部
5 右枠
5a 右枠取付嵌合溝部
5b 右枠連結片
5c 右枠当接部
6 下枠
6a 下枠パネル
6b 下枠当接部
6c 排水板
6d 下枠当接片
6e 下枠取付片
7 羽根ユニット
8 横羽根板
9 縦羽根板
10 上方連結壁
10a 羽根ユニット掛合凹部
10b 羽根ユニット当接上片
11 下方連結壁
11a 羽根ユニット当接下片
41 左連結部材
41a,51a 前方連結壁
41b,51b 後方連結壁
41c,41d,51c、51d 連結片
41e,41f,51e,51f ビス孔
51 右連結部材
B1,B2,B3,B4,B5,B6,B7,B8,B9,B10,B11,B12,B13 ビス

Claims (3)

  1. 上枠(3)と左枠(4)と右枠(5)と下枠(6)とを連結して四角形状に形成された枠体(2)と、該枠体に着脱自在に取り付けられた羽根ユニット(7)とを備えた防水型ガラリ(1)であって、
    前記上枠(3)には、上枠掛合凹部(3b)と上枠当接片(3c)が形成され、
    前記羽根ユニット(7)には、前記上枠掛合凹部(3b)と掛合されるように形成された羽根ユニット掛合凹部(10a)と、前記上枠当接片(3c)と当接されるように形成された羽根ユニット当接上片(10b)とが設けられ、
    前記上枠掛合凹部(3b)と前記羽根ユニット掛合凹部(10a)とが掛合され、かつ、前記上枠当接片(3c)と前記羽根ユニット当接上片(10b)とが当接された状態で、前記羽根ユニット(7)が前記枠体(2)に固定されている
    ことを特徴とする防水型ガラリ(1)。
  2. 前記上枠掛合凹部は、上方に開口部を有する鈎状に形成され、
    前記羽根ユニット掛合凹部は、下方に開口部を有する鈎状に形成され、
    前記上枠当接片は、前記上枠の下方向に垂設され、
    前記羽根ユニット当接上片は、前記羽根ユニットの上方向に垂設されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防水型ガラリ。
  3. 前記羽根ユニットには、少なくとも横羽根板(8)又は縦羽根板(9)のいずれか一方が備えられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防水型ガラリ。
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