JP5794824B2 - レンジフードの取付装置 - Google Patents
レンジフードの取付装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5794824B2 JP5794824B2 JP2011104735A JP2011104735A JP5794824B2 JP 5794824 B2 JP5794824 B2 JP 5794824B2 JP 2011104735 A JP2011104735 A JP 2011104735A JP 2011104735 A JP2011104735 A JP 2011104735A JP 5794824 B2 JP5794824 B2 JP 5794824B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- wall
- range hood
- hood
- attachment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 29
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 27
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 27
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 27
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 21
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 4
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 2
- 239000011505 plaster Substances 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 238000007634 remodeling Methods 0.000 description 1
- 238000009418 renovation Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C15/00—Details
- F24C15/20—Removing cooking fumes
- F24C15/2071—Removing cooking fumes mounting of cooking hood
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ventilation (AREA)
Description
すなわち、キッチン壁(内壁)に張られている石膏ボードなどの壁構成材へのねじ込みによる取り付けではかなりの重さを有するレンジフードを、板厚が、例えば、10〜12mm程度の内壁板で支え保持しなければならず、壁構成材がレンジフードの重みによって破損するおそれがあり、また、取付ネジが壁構成材から抜け外れてしまうなどのおそれがあるために、壁構成材を貫通させて該壁構成材が釘止めやネジ止めされている壁内部の間柱または貫などの下地材に達するように取付ネジをねじ込むことによって、レンジフードをキッチン壁に十分な強度にて取り付け保持させるようにしている。
例えば、ビルトインタイプの加熱調理器を新規の物に交換するときには、キッチンカウンタに開口されている既存の設置口をそのまま利用して既設の加熱調理器から新規の加熱調理器に簡単に取り替えることができる。
例えば、従来では最も標準的なレンジフードとして使用されていたブース型のレンジフードから近年においてシステムキッチンとのレイアウトなどに合わせて普及し始めた平型のレンジフードへの交換、または、排気装置をフード部内に設置している平型のレンジフードからフード部の上に排気装置を設置している平型のレンジフードへの変換などにおいては、レンジフードのそのものの構成形態が異なることやフード部の厚さ(高さ)が異なるなどによって、レンジフード側に備えられている壁取付部の配設位置がレンジフードの前記した各種の構成形態によって大きく変わる。つまり、キッチン壁への取付位置(ネジ止め位置)が大きく変わる。
そのために、既設のレンジフードを取り外した後にキッチン壁に残るネジ孔跡やその近傍に位置させて、キッチン壁への取付位置が大きく異なる新規のレンジフードをネジ止めすることができない。つまり、新規のレンジフードに備えられている壁取付部の配設位置にてキッチン壁にネジ止めした場合、木ネジなどの取付ネジが壁内部の間柱や貫などの下地材にはねじ込まれずに、キッチン壁(内壁)に張られている石膏ボードなどの内壁板のみへのネジ止めとなって十分な強度にてレンジフードをキッチン壁に取り付けることができない。
そして、新規に取り付け設置されるレンジフード側の壁取付部(壁取付孔)の配設位置に対応させて壁内部に、既存の間柱または貫などの下地材を利用して角材などの補強材を新たに取り付けて再度壁構成材を張り直すなどのレンジ設置部分の壁面補強(改善)工事を行うことによって、新規のレンジフードを、壁構成材を貫通して壁内部に新たに増設した補強材に達するようにねじ込まれる取付ネジでキッチン壁にネジ止め保持されるようにして、レンジフードを十分な強度にてキッチン壁に取り付け設置し得るようにしていた。
しかしながら、このような壁面補強工事は、大変面倒で手間が掛るなどの大掛かりな作業となるために、交換設置に時間が掛るばかりか、作業者に対しても大きな負担になっていた。また、設置費用が嵩むなどによる依頼者への費用負担増となるなどの問題があった。
すなわち、レンジフードを壁面に取り付け設置するためのレンジフード交換用の取付装置であって、
前記壁面に沿わせて取り付けられる略平板状を成し、前記壁面の内部の柱間に垂直に様々な間隔で存在する間柱に対応してネジ止めできるように長手方向に壁取付孔を複数備え、かつ、前記レンジフード側に備えられる壁取付部の配設位置に対応させてフード取付部を備えている取付部材と、略横長枠状に形成され、前記壁面の内部の柱間に垂直に様々な間隔で存在する間柱に対応してネジ止めできるように長手方向に壁取付孔を複数備え、かつ、前記レンジフードを取り付ける位置を決めるために前記取付部材より軽量な桟部材と、を備え、前記桟部材と前記取付部材との間に両部材を結合させる結合手段を備え、前記桟部材は結合状態において前記取付部材を保持し、前記壁取付孔は、前記取付部材と前記桟部材が前記壁面に沿って上下方向に配設されたときに、長手方向の配設位置が一致するように、前記取付部材および前記桟部材にそれぞれ配設されていることを特徴とする。
ここで、前記壁取付孔は、壁内部に存在している下地材、例えば、間柱または貫などに達するように取付ネジが挿通されるものであり、また、前記フード取付部は、レンジフード側に備えられている壁取付部を取付装置に取付ネジにてネジ止めするためのネジ孔である。なお、
また、前記壁取付孔は、前記第1取付部材、前記第2取付部材および前記桟部材のそれぞれの長手方向に複数配設され、なおかつ、前記第1取付部材、前記第2取付部材および前記桟部材が壁面に沿って上下方向に配置されたときに、前記長手方向の配設位置が一致するように、前記第1取付部材、前記第2取付部材および前記桟部材にそれぞれ配設されている構成を採用することがさらに好適なものとなる。
そして、交換用の新規のレンジフードに備えられている壁取付部(壁取付孔)の配設位置に対応する取付装置のフード取付部(ネジ孔)に取付ネジを用いて壁取付部をネジ止めすることで、新規のレンジフードをキッチン壁に取り付け設置することができる。つまり、壁内部の下地材、例えば、柱間に垂直に存在する間柱に取付装置を介して確実にねじ込み保持させた状態で新規のレンジフードをキッチン壁に取り付け設置することができる。
このとき、機種毎によって異なる壁取付部の配設位置にそれぞれ対応させて一辺縁部側と他辺縁部側にフード取付部をそれぞれ備えている第1取付部材を用いて、キッチン壁に取り付けるときに、例えば、一辺縁部側と他辺縁部側との上下方向の向きを変えるように第1取付部材を上下反転させるなどによって、機種毎に合わせた汎用性がより高くなる。
これにより、従来技術のように、石膏ボードなどの壁構成材を取り剥がすなどの面倒で手間が掛る大掛かりな壁面補強工事を行うことなく、既設のレンジフードから新規のレンジフードへの交換設置を容易に短時間で行うことができる。加えて、壁面補強工事の不要によって作業者への負担が大幅に軽減されるとともに、依頼者への設置費用の負担軽減を図ることができる。
すなわち、第1取付部材の一辺縁部側もしくは他辺縁部側のどちらかに集中させて多くの機種のレンジフードの壁取付部の配設位置に対応させてフード取付部(ネジ孔)を設けると、フード取付部が接近して開口されることになり、キッチン壁にレンジフードを取り付けるベースとして強度不足が発生するおそれがあるために、多くの機種に対応させることが難しくなる。そこで、一辺縁部側と他辺縁部側とに分散させてフード取付部を設ける構成を採用することで、強度不足を回避するとともに、第1取付部材を上下反転させるなどによって多くの機種のキッチン壁へ取り付けを可能とする。これにより、対応機種の数を多くしても1ヶ所にフード取付部(ネジ孔)が集中して開口されることを避けることができるため、十分な強度を保ったまま対応機種の数を多くすることが可能となる。
すなわち、第1取付部材と第2取付部材との2部材から構成せずに、1部材で構成すると、対応機種のうち、最も高さがあるレンジフードの高さに合わせて構成することが必要になるが、そのように構成した場合には高さが低いレンジフードを取り付けた際に、レンジフードの上部から取付装置が大きく突出してしまうことになる。このように、レンジフードの上部から取付装置が大きく突出してしまうと、キッチン壁側へのダクト配管を行う場合において、屋外に抜けるダクト配管孔を開口できる範囲が取付装置によってより狭くなってしまうなどの制約を受けることとなり、ダクト配管の自由度が低下して作業効率が低下したり、条件によっては配管が不可能になったりするなどの状況を招くおそれがあるが、取付装置を2部材から構成することで、このような状況の発生を防ぐことができる。
つまり、第1取付部材と第2取付部材(桟部材がある場合には桟部材を含む)をキッチン壁に沿わせて上下方向に隙間なく配したときの2部材(あるいは3部材)の合計高さを、対応機種のうち最も低い高さのレンジフードを取り付けるのに必要最小限の高さに合わせて構成する。そして、より高さの高いレンジフードを取り付ける際には、第1取付部材と第2取付部材の間に隙間を設けてキッチン壁に配することで、高さの高いレンジフードを取付可能とする。したがって、前記のように高さが低いレンジフードを取り付けた際に、レンジフードの上部から取付装置が大きく突出してしまうことを防ぐことができる。
これにより、壁取付部の配設位置が異なるレンジフードの多くの機種に対応させた取付装置を個々に製作準備することなく、多くの機種のレンジフードに対応させたキッチン壁への取り付け設置を可能にすることができる。
これにより、既設のレンジフードから新規のレンジフードへの交換設置の作業時間をさらに短縮することが期待できる。
本発明の実施形態に係る取付装置を適用させてキッチン壁Kに取り付け設置される壁設置タイプのレンジフードとしては、キャビネット(図示省略)が取り付けられるキッチン壁に背面側を向けて送風装置の送風機ボックス、フード部をキャビネットと並列させて取り付け設置される背面取付タイプと、オープンキッチンのように、キッチン壁にフード部の一側面側を沿わせて取り付け設置される側面取付タイプを挙げることができる。
本実施形態では、図3および図6にそれぞれ示す2機種の背面取付タイプのレンジフードB,Cを一例に挙げて、取付装置Aを適用させたキッチン壁Kへの取り付け設置について説明する。
まず、レンジフードBについて説明する。
図1は、本発明の取付装置を適用させたレンジフードの第1の実施形態に係るキッチン壁への取り付け設置状態を示す縦断側面図であり、図2は、同設置状態を拡大して示す断面図であり、図3は、同レンジフードを示す正面図である。
レンジフードBは、図1および図3に示すように、平型(薄型)のフード部B1上に送風装置B2を設置してなる構成形態を呈している。
送風機ボックスb2は、図3に示すように、フード部B1の横幅L1と略同じ横幅L3で、適宜の高さL4を有する横長形状に形成されて、その長辺一側面側(キッチン壁K側に面する背面側)をフード部B1の背面板1と略面一状に位置させてフード部B1上にネジ止めなどによって取り付け設置されるようになっている。
そして、このように形成されている送風装置B2の送風機ボックスb2上には、壁取付部である壁取付孔5を備えている取付金具6が取り付け配置されている。
そして、この取付金具6は、送風機ボックスb2上にネジ止めされる水平部6aから垂直に折り曲げ立ち上げた垂直部6bを備えて、この垂直部6bに壁取付部である壁取付孔5を備えている。
図4は、本発明の取付装置を適用させたレンジフードの第2の実施形態に係るキッチン壁への取り付け設置状態を示す縦断側面図であり、図5は、同設置状態を拡大して示す断面図であり、図6は、同レンジフードを示す正面図である。
レンジフードCは、前記詳述のレンジフードBの形態と基本的に同じ、平型(薄型)のフード部C1上に送風装置C2を設置してなる構成形態を呈している。
これにより、送風機ボックスc2は、図4および図6に示すように、一側面側(キッチン壁K側に面する背面側)をフード部C1の背面と略面一状に位置させ、なおかつ、フード部C1の横幅L5方向の片側(図6で紙面右側)に位置させてフード部C1上にネジ止めなどによって取り付け設置されるようになっている。
図7、図8および図9は、本発明の取付装置を構成する第1取付部材、第2取付部材、桟部材をそれぞれ示す正面図および拡大断面図である。ここでは、図1〜図6を適宜参照しながら説明する。
取付装置Aは、既設のレンジフードに換えてキッチン壁Kに取り付け設置されるレンジフードB,Cのベースとして適用されるものであり、鋼板などの適宜の金属板材を用いた折り曲げ加工とスポット溶接などによって略平板状に形成される。
この取付装置Aは、レンジフードB,Cのフード部B1,C1の横幅L1,L5と略同じ長さを有する略横長帯板状にそれぞれ形成される第1取付部材A1および第2取付部材A2、略横長枠状に形成される桟部材A3を備えて構成されている。
第1取付部材A1は、送風機ボックスb2,c2の大きさ、形状、そして壁取付孔5,8の配設位置や配設間隔が異なる前記したレンジフードB,Cの送風装置B1,C1を、壁内部の下地材、例えば、図2および図5、後記の図11に示す石膏ボードなどの壁構成材Dが張り付けられる間柱Eにねじ込まれる取付ネジ14をそれぞれ介してネジ止め保持する役目を成すものである。
この第1取付部材A1は、截断加工、折り曲げ加工された2枚の板材を、図7の(b)に示す断面図のように重ね合わせた状態でスポット溶接などによって一体に結合させることで、適宜の幅(高さ)と厚さを有する略横長帯板状に形成される。
また、壁取付孔15は、第1取付部材A1の一辺縁部(上辺縁部)側および他辺縁部(下辺縁部)側の両壁取付凹部16にそれぞれ配設されている。そして、一辺縁部側の壁取付孔15と他辺縁部側の壁取付孔15は、互いに長手方向の配設位置が一致するように長手方向に複数配設されている。
フード取付部は、前記したレンジフードB,Cのように、送風装置B2,C2(送付機ボックスb2,c2)の形状や大きさ、そして送風装置B2,C2のフード部B1,C1上への設置位置などによって送風装置B2,C2に対する配設位置が異なる各壁取付孔5,8の配設位置に対応させて第1取付部材A1の平坦部分にそれぞれ配設されるネジ孔18,19である。
このネジ孔18,19は、図7に示すように、ナット部材(ポップナット)を溶接やカシメなどによって第1取付部材A1の厚さ内に収まるように取り付けられてそれぞれ対を成すように配設されるものである。
そして、このネジ孔19の第1取付部材A1への配設では、送風装置C2の2ヶ所の壁取付孔8の配設間隔L10をおいて第1取付部材A1の他辺縁部側に配設される2ヶ所のネジ孔19が、図6に示すように、フード部C1上の右側に位置して送風機ボックスc2が設置された場合、そして図示省略のフード部上の左側に位置して送風機ボックスが設置された場合の双方の設置形態に対応し得るように、壁取付孔9の配設間隔L10にて第1取付部材A1の長手方向の一方側(図7の(a)の紙面右側)寄りと、他方側(図7の(a)の紙面左側)寄りにおいてそれぞれ配設されている。
つまり、キッチン壁Kや天井裏などを通して屋外などに配管される図示省略の排気ダクトとの接続に合わせてフード部C1の右側に、または、左側に位置させてフード部C1上に設置される送風機ボックスc2を、第1取付部材A1の長手方向の一方側寄りと、他方側寄りにおいてそれぞれ配設される対を成す2ヶ所のネジ孔19にねじ込まれる取付ネジ13によってネジ止め保持し得るようにしている。
第2の取付部材A2は、高さ(厚さ)やキッチン壁Kへの取り付け形態などの違いによって壁取付孔3,8の配設位置が異なるレンジフードB,Cのフード部B1,C1を、壁内部の下地材、例えば、図2および図5、後記の図11に示す石膏ボードなどの壁構成材Dが張り付けられる間柱Eにねじ込まれる取付ネジ14を介してネジ止め保持する役目を成すものである。
この第2取付部材A2は、第1取付部材A1と略同じく、截断加工、折り曲げ加工された2枚の板材を重ね合わせた状態でスポット溶接などによって一体に結合させることで、第1取付部材A1の幅(高さ)よりも幅広の略帯板状に形成される。
また、第2取付部材A2は、他辺縁部に桟部材A2と結合させるための結合手段である結合孔部22を備えている。
フード取付部は、第2取付部材A2の平坦部に配設されるネジ孔23,24である。
このネジ孔23,24は、前記したレンジフードBおよびレンジフードCの各壁取付孔3,8の配設位置に対応させて第2取付部材A2の平坦部分にそれぞれ配設される。
つまり、前記したレンジフードBのようにフード部B1の背面板1をキッチン壁Kに取り付ける場合の壁取付孔3と、レンジフードCのように取付金具11を介してフード部C1の上部をキッチン壁Kに取り付ける場合の壁取付孔8の配設位置は異なるため、これらの機種に対応させるために、各壁取付孔3,8に対応させた位置にネジ孔23,24を設けている。
結合孔部22は、既設のレンジフードが取り外されたキッチン壁Kに取付装置Aを取り付けるとき、まず最初に、キッチン壁Kに沿わせて取り付けられる桟部材A3の後記する結合爪部25との嵌め合わせによって、桟部材A3の上に第2取付部材A2を結合保持させるためのものである。
この結合孔部22は、図8に示すように、第2取付部材A2の他辺縁部に沿わせた長辺方向の両側と中央部位の計3か所に開口されてそれぞれ配設されている。
桟部材A3は、既設のレンジフードに換えてレンジフードB,Cをキッチン壁Kに取り付け設置するとき、フード部B1,C1の捕集空間Mの開口部を、消防法で定められている図示省略の加熱調理器からの高さH位置に合わせるときの最初の位置決めとして(後記の図10参照)、また、重さのある第2取付部材A2をキッチン壁Kに取り付けるときに支えるなどの役目を成すものである。
この桟部材A3は、截断加工、折り曲げ加工などによって、図2および図5に示すように、第1取付部材A1、第2取付部材A2の厚さと略同じ側面視で略縦長のコの字形状に形成されている。そして、桟部材A3は、長手方向における曲げ一辺側に沿わせて壁取付孔26を備えているとともに、曲げ他辺側に第2取付部材A2の他辺縁部側を結合させるための結合手段である結合爪部25を備えている。
結合爪部25は、前記したように、第2取付部材A2の結合孔部22との嵌め合わせによって、第2取付部材A2を桟部材A3の上に結合保持させるためのものである。
この結合爪部25は、図9に示すように、桟部材A3の長手方向における曲げ一辺側における第2取付部材A2の結合孔部22と対応する両側と中央部位の計3ヶ所に上向きに折り曲げられてそれぞれ配設されている。
つぎに、以上のように構成されている本発明の取付装置Aを適用させたレンジフードB,Cのキッチン壁Kへの取り付け方について簡単に説明する。ここでは、図1〜図3に示す形態からなるレンジフードBを一例に挙げて説明する。
図10は、取付装置をキッチン壁に取り付ける施工例を示す説明図であり、図11は、キッチン壁に取り付けられた取付装置にレンジフードを取り付け保持させた状態を示す説明図である。
既設のレンジフードがキッチン壁Kから取り外されたのち、壁内部に間柱Eが存在しているキッチン壁Kに残るネジ孔跡を目安(目印)にして、図10に示すように、取付ネジ14をキッチン壁Kにねじ込んで取付装置Aの桟部材A3をキッチン壁Kにネジ止めする。このとき、桟部材A3は、消防法で定められている加熱調理器からの高さH位置に合わせてキッチン壁Kに沿わせて取り付け配置される。
これにより、既設のレンジフードが取り外されたキッチン壁Kへの取付装置Aの取り付けが完了し、桟部材A3、第2取付部材A2、第1取付部材A1は、壁内部に存在している間柱Eに達するようにねじ込まれる取付ネジ14によってキッチン壁Kに取り付け保持される。
例えば、キッチン壁Kの壁内部に柱を貫通して水平に存在している上下の貫間に取付装置をネジ止め保持させて、既設のレンジフードに換えて新規のレンジフードB,Cをキッチン壁Kに取り付け設置することができる。つまり、取付装置をベースとして新規のレンジフードB,Cをキッチン壁Kに十分な強度にて取り付け設置するために取付ネジ14がねじ込まれる壁内部の下地材としては、前記実施形態詳述の間柱に限らず、水平材である貫などを挙げることができる。
A1 第1取付部材
A2 第2取付部材
A3 桟部材
B,C レンジフード
B1,C1 フード部
B2,C2 送風装置
K キッチン壁(壁面)
E 間柱(下地材)
3,5,8,9 壁取付孔(レンジフード側の壁取付部)
15,20,26 壁取付孔(取付装置側)
18,19,23,24 ネジ孔(フード取付部)
22 結合孔部(結合手段)
25 結合爪部(結合手段)
Claims (7)
- レンジフードを壁面に取り付け設置するためのレンジフード交換用の取付装置であって、
前記壁面に沿わせて取り付けられる略平板状を成し、
前記壁面の内部の柱間に垂直に様々な間隔で存在する間柱に対応してネジ止めできるように長手方向に壁取付孔を複数備え、かつ、前記レンジフード側に備えられる壁取付部の配設位置に対応させてフード取付部を備えている取付部材と、
略横長枠状に形成され、前記壁面の内部の柱間に垂直に様々な間隔で存在する間柱に対応してネジ止めできるように長手方向に壁取付孔を複数備え、かつ、前記レンジフードを取り付ける位置を決めるために前記取付部材より軽量な桟部材と、
を備え、
前記桟部材と前記取付部材との間に両部材を結合させる結合手段を備え、前記桟部材は結合状態において前記取付部材を保持し、
前記壁取付孔は、前記取付部材と前記桟部材が前記壁面に沿って上下方向に配設されたときに、長手方向の配設位置が一致するように、前記取付部材および前記桟部材にそれぞれ配設されていることを特徴とするレンジフード交換用のレンジフードの取付装置。 - 前記壁面の壁内部の下地材間にわたる大きさに少なくとも形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンジフードの取付装置。
- 前記壁取付孔および前記フード取付部をそれぞれ備えている略帯板状の第1取付部材と第2取付部材とから構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレンジフードの取付装置。
- 前記第1取付部材は、レンジフードの機種によって異なる壁取付部の配設位置にそれぞれ対応させて前記フード取付部を、一辺縁部側と他辺縁部側にそれぞれ備えていることを特徴とする請求項3に記載のレンジフードの取付装置。
- 前記桟部材は、前記第2取付部材を保持することを特徴する請求項3または請求項4に記載のレンジフードの取付装置。
- 前記結合手段は、前記桟部材側に設けられる数ヶ所の結合爪部と、
該結合爪部と対応させて前記第2取付部材側に設けられる結合孔部と、からなることを特徴する請求項5に記載のレンジフードの取付装置。 - 前記壁取付孔は、前記第1取付部材、前記第2取付部材および前記桟部材のそれぞれの長手方向に複数配設され、なおかつ、前記第1取付部材、前記第2取付部材および前記桟部材が壁面に沿って上下方向に配置されたときに、前記長手方向の配設位置が一致するように、前記第1取付部材、前記第2取付部材および前記桟部材にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載のレンジフードの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011104735A JP5794824B2 (ja) | 2011-05-09 | 2011-05-09 | レンジフードの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011104735A JP5794824B2 (ja) | 2011-05-09 | 2011-05-09 | レンジフードの取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012237461A JP2012237461A (ja) | 2012-12-06 |
JP5794824B2 true JP5794824B2 (ja) | 2015-10-14 |
Family
ID=47460516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011104735A Active JP5794824B2 (ja) | 2011-05-09 | 2011-05-09 | レンジフードの取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5794824B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7469808B2 (ja) | 2021-01-22 | 2024-04-17 | 株式会社渡辺製作所 | レンジフードの施工方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4465256A (en) * | 1981-11-24 | 1984-08-14 | Broan Mfg. Co., Inc. | Mounting device for range hoods |
JPS59143214U (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-25 | 三菱電機株式会社 | レンジフ−ドフアンの取付装置 |
JPS60128245U (ja) * | 1984-02-03 | 1985-08-28 | 富士工業株式会社 | レンジフ−ドの取付装置 |
JPH1019330A (ja) * | 1996-06-28 | 1998-01-23 | Sun Wave Ind Co Ltd | 台所用レンジフード装置 |
JP3068923U (ja) * | 1999-11-12 | 2000-05-26 | 株式会社 東横聖徳システム電建 | 設備取付用壁パネル |
KR100845577B1 (ko) * | 2007-03-21 | 2008-07-10 | 삼성물산 주식회사 | 보조덕트가 구비된 레인지후드 |
-
2011
- 2011-05-09 JP JP2011104735A patent/JP5794824B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012237461A (ja) | 2012-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101897592B1 (ko) | 건식 배관덕트 함체 | |
JP5565664B2 (ja) | ダクト型空気調和機 | |
WO2003081142A1 (en) | H-shaped boot-to-register cover mounting adapter | |
MX2014012681A (es) | Sistema de pared flexible. | |
JP5794824B2 (ja) | レンジフードの取付装置 | |
JP2013088109A (ja) | レンジフード | |
JP2006278573A (ja) | 筐体固定機構および筐体固定具ならびに筐体 | |
JP3177378U (ja) | 建物内の間接照明用構造体 | |
JP2007270571A (ja) | 足場構造 | |
JP5480654B2 (ja) | 太陽電池用架台装置 | |
JP6618715B2 (ja) | 空調用チャンバー設置構造 | |
WO2013138367A1 (en) | Hvac base and return air system | |
JP2018154968A (ja) | 建物の天井 | |
JP2016031214A (ja) | ダクト型空気調和機 | |
JP5943612B2 (ja) | 天井埋込み型空気調和機 | |
JP5174514B2 (ja) | 空気調和機の取付装置 | |
JP5394976B2 (ja) | 保持部材 | |
JP2013108721A (ja) | 換気装置 | |
CN205610011U (zh) | 配电箱 | |
KR102014472B1 (ko) | 벽체 설치용 브라켓 구조체 | |
JP2015203191A (ja) | 浴室の壁パネル、これが取付けられた浴室構造 | |
JP2016156551A (ja) | 室内機用フィルタ支持具、室内機及び空気調和装置 | |
JP2006006703A (ja) | 配管スペースユニット | |
JP2017008597A (ja) | 外壁断熱構造 | |
US10281121B2 (en) | System for thermally decoupled mounting of light fixtures |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150728 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5794824 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |