JP5394976B2 - 保持部材 - Google Patents
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Description
そしてここに記載の縦桟は、壁材が取り付けられる前面には連結金具が連結されるとともに、縦桟の背面側には支持具が取り付けられ、その支持具によって建物躯体の壁面に縦桟を支持させている。
しかしながら、一対の長尺の縦桟を等間隔に空けて互いが平行になるように取り付けるのは、大工等の施工業者でないと施工が難しい。
さらに縦桟を直接壁面に固着する場合は、壁面と縦桟との間に浮きが生じやすいことも問題となる。
本実施形態に係る保持部材1は、一対の縦桟5,5の間に設けられ、壁面6上に後付けされる機能パネル10を収まりよく保持できるよう構成されている。
保持部材1は、一対の縦桟5,5間の壁面6に固定される壁面固定部2と、壁面固定部2の両端部に連設され一対の縦桟5,5の向かいあう内側面50に固定される縦桟固定部3,3と、縦桟固定部3,3の端部に連設され、機能パネル10を保持するパネル保持部4,4とを備えている。
機能パネル10は、排気口13と吸気口14とが形成された前板11と、前板11の背面側に突出して設けられる機能部12とを備えている。
前板11は、保持部材1による取付状態において機能部12を覆い隠すように機能部12の前面よりも大きく形成されている。
前板11の上端部側には排気口13が設けられており、これと離間して下端部側には吸気口14が設けられている。排気口13と吸気口14との間の内部空間を連通するように内部送風路(不図示)が設けられており、この内部送風路は前板11の背面側に設けられた機能部12内に形成されている。
前板11の裏面側端部の所定位置には、保持部材1のパネル保持部4に引掛けられる複数の鉤状部材8が設けられている(図3参照)。
このように調湿性や脱臭性を有したフィルタを配置したり、上述のような機能性材料が収容されたハニカム状構造体を内部送風路内に配設することにより、吸気口14から取り込んだ室内の空気の調湿、脱臭をすることができる。また調湿、脱臭された空気は排気口13から排気させることができる。
またシロッコファンは、機能パネル10の横幅に応じて、左右方向に複数個、設置されており、前方側から吸入した空気を上方に向けて吐出する構成としてもよい。さらに機能パネル10の上方空間には、シロッコファンなどを駆動制御する制御部が配設されたものとしてもよい。
なお、これらシロッコファン、制御部等への給電は、適宜部位の裏面側に引出した図示しない電源コード等を介してなされる。
一対の縦桟5,5の長さは機能パネル10の長手方向の長さに合わせて設定され、また一対の縦桟5,5の間隔は、保持部材1によって機能パネル10の機能部12の幅方向の寸法に合わせて設定される。
壁面固定部2は、一対の縦桟5,5間の壁面6に固定され、一対の縦桟5,5間を連結するように設けられる。これにより、一対の縦桟5,5の間隔を一定に設定することができる。
壁面固定部2の寸法は、機能パネル10の機能部12が一対の縦桟5,5の間に収まるように機能部12の幅方向よりも少し大になるよう設定される(図2(c)参照)。
図1の一部拡大図に示すように壁面固定部2の両端部近傍には固定具挿通孔20が形成されており、この固定具挿通孔20にボードアンカー等の固定具21が挿通され、固定具21が壁面6に打ち込まれ、壁面6の所定箇所に壁面固定部2が固着される。
ここでは固定具挿通孔20が2箇所に形成されている例を示しているが、これに限定されるものではなく、保持部材1で機能パネル10を保持し荷重がかかった状態でも、しっかりと壁面6に保持部材1が固着されるよう固定具21が設けられる構成であればよい。
縦桟固定部3とパネル保持部4との折曲部分は、図1の一部拡大図に示すように湾曲して折り曲げるようにしてもよい。
鉤部81は、固着部80から略直交方向に突出して設けられ、上から下に向かって曲がったような鉤状に板状体の一部を切り欠いて形成されている。
従って、機能パネル10を上に持ち上げ、鉤部81をパネル保持部4に引掛ければ、機能パネル10がパネル保持部4に保持された状態とすることができる。
また機能パネル10のパネル保持部4への保持手段は図例のような鉤状部材8に限定されるものでもないが、鉤状部材8をパネル保持部4に引掛けて保持するものとすれば、機能パネル10の着脱がしやすく、取付施工後も容易に取り外すことができる。
従って、機能パネル10施工後のメンテナンスがし易い。
以上の構成によれば、保持部材1の壁面固定部2によって長尺の一対の縦桟5,5の既存の壁面6上に略等間隔に空けて互いが略平行に取り付けることができ、一対の縦桟5,5の間に前板11の背面から突出した機能部12を収めることができる(図2(c)参照)。従って、機能パネル10を収まりよくそして見栄えよく壁面6に保持することができる(図4参照)。
まず、保持部材1の縦桟固定部3を縦桟5に固定する。具体的には、縦桟固定部3の固定具挿通孔31に固定具32を挿通させて縦桟5にねじ固定する。これにより縦桟固定部3の外面側と縦桟5の内側面50とが接した状態で固着される。ここで縦桟固定部3の縦桟5への取り付け位置は、壁面6に固定するときに壁面固定部2と壁面6との間に若干の隙間(図2(b)の隙間d参照)が形成されるように取り付けることを留意する。
同じ要領で順次保持部材1を一対の縦桟5,5間に計3つ取り付けていく。このとき、保持部材1の縦桟5への取り付け位置は、機能パネル10に固着された鉤状部材8の取り付け位置に対応するように設定される。
次に壁面6の機能パネル10の取り付け位置に保持部材1が取り付けられた一対の縦桟5,5をセッティングする(図2(a)参照)。このとき、図1に示すように2本の縦桟5,5を立てた状態で床面7上に置き、壁面6に沿わせれば、一対の縦桟5,5が床面7に対して略垂直な状態にセッティングされる。またこのようにセッティングすると縦桟5が壁面6に押し当てられるとともに、縦桟固定部3に内方へ折れ曲がる力がかかるので、壁面固定部2と縦桟固定部3とがなす折曲角部30の角度が鈍角から略直角状態になる。さらにこの状態において、壁面6と壁面固定部2との間には若干の隙間dが生じた状態となる(図2(b)参照)。
従って、壁面6に縦桟5を取り付ける際に生じやすい浮きが発生せず、保持部材1のバネ性と折曲角部30の構成によって、縦桟5の壁面側面51が壁面に押し付けられて壁面6と縦桟5との間に隙間が発生し難くなる。
従って、一対の縦桟5,5を別途壁面6に取り付け固定する施工を省くことができる。
また一対の縦桟5,5は直接壁面6に固定されていないので、縦桟5を取り付けるための取付穴が壁面6に形成されないものとすることができる。
さらに保持部材1は、壁面6に固定される壁面固定部2、一対の縦桟5,5に固定される縦桟固定部3,3、機能パネル10を保持するパネル保持部4,4の大きく3つの役割をひとつの部材でなすことができる。
従って取付部材の部品点数を増加させることなく、一対の長尺の縦桟5,5を等間隔に空けて互いが平行になるように取り付けることができ、機能パネル10の取り付け施工を上述のように簡易に行うことができる。
また保持部材1、鉤状部材8の形状や構成等も図例に限定されるものではない。
5 縦桟
6 壁面
10 機能パネル
2 壁面固定部
50 内側面
3 縦桟固定部
4 パネル保持部
8 鉤状部材
30 折曲角部
Claims (3)
- 一対の縦桟の間に設けられ、壁面上に後付けされる機能パネルを保持する保持部材であって、
前記一対の縦桟間の前記壁面に固定される壁面固定部と、
前記壁面固定部の両端部に連設され前記一対の縦桟の向かいあう内側面に固定される縦桟固定部と、
前記縦桟固定部の端部に連設されて前記機能パネルを保持するパネル保持部とを備えていることを特徴とする保持部材。 - 請求項1において、
バネ性を有する鋼材からなり、
前記縦桟固定部は、前記壁面固定部となす折曲角部の角度が鈍角になるよう折り曲げ形成され、且つ前記一対の縦桟の間に取り付けられた状態では、前記折曲角部が略直角になるよう形成されていることを特徴とする保持部材。 - 請求項1または請求項2において、
前記パネル保持部は、前記縦桟固定部の端部に連設され、前記一対の縦桟の向かいあう内方向に突出する形で形成され、前記機能パネルの裏面に設けられた鉤状部材が引掛けられるよう構成されていることを特徴とする保持部材。
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JP2010099369A JP5394976B2 (ja) | 2010-04-23 | 2010-04-23 | 保持部材 |
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