JP5453201B2 - 内装パネル装置及びその取り付け方法 - Google Patents

内装パネル装置及びその取り付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5453201B2
JP5453201B2 JP2010187194A JP2010187194A JP5453201B2 JP 5453201 B2 JP5453201 B2 JP 5453201B2 JP 2010187194 A JP2010187194 A JP 2010187194A JP 2010187194 A JP2010187194 A JP 2010187194A JP 5453201 B2 JP5453201 B2 JP 5453201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
fixing
holding member
pair
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010187194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012046889A (ja
Inventor
良明 鍜治
一樹 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010187194A priority Critical patent/JP5453201B2/ja
Publication of JP2012046889A publication Critical patent/JP2012046889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5453201B2 publication Critical patent/JP5453201B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Description

本発明は、機能パネルと、一対の縦桟と、保持部材とを備えた内装パネル装置及びその取り付け方法に関する。
近年、居室内の空気を循環させ調湿や防臭などを行う機能パネルが知られている。このような機能パネルは、空気が通気する通気路等の機能部を有しているため、一定の厚みを備えている。
厚みのある機能パネルをリフォーム等で壁面に後付けする場合は、厚みにあわせて形成された一対の縦桟と、機能パネルを保持する保持部材とを壁面に取り付け、一対の縦桟の間に機能パネルを取り付けることにより、壁面に収まりよく取り付けられる。
しかしながら、このとき一対の縦枠や保持部材を壁面を構成する壁材にボードアンカー等の固定具で固定しただけでは固定具の打ち込み位置によっては取り付け強度が足りず、一対の縦枠や保持部材ががたつく等して機能パネルを安定して保持できない場合がある。
下記特許文献1には、間仕切りのスタッドを固定する略L字形の壁取付け金具と、一対のスタッド間に補強部材を取り付ける略L字形の横補強材取付け金具とを同時に1箇所で1つのねじによりスタッドに取り付けた間仕切りが開示されている。
実開平5−42426号公報
上記特許文献1のスタッドと横補強材の取り付け関係は、内装パネル装置の一対の縦桟と保持部材の取り付け関係に似ている。しかしながら上記特許文献に開示されている例を内装パネル装置に適用しても、上述の取り付け強度を補うことはできない。
ところで一対の縦桟及び保持部材の取り付け位置を壁下地桟が設けられている場所とし、この壁下地桟に向けて固定具を打ち込むようにすれば、一対の縦桟及び保持部材を壁面に安定して取り付けることができる。
しかしながら、この場合は、内装パネル装置の設置位置が制限されてしまう。
そこで機能パネルを保持する保持部材に長孔を設け、壁下地桟の位置にあわせてこの長孔に固定具を挿通させ固定することが考えられるが、この場合は、長孔のために保持部材の固定強度が低下してしまう。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、設置位置にかかわらず、既存の壁面上に機能パネルを安定した強度で取り付けることができる内装パネル装置及びその取り付け方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る内装パネル装置は、壁面に後付けされる機能パネルと、前記壁面を構成する壁材に取り付けられる一対の縦桟と、前記一対の縦桟の間に設けられ前記機能パネルを保持する保持部材とを備えた内装パネル装置であって、前記保持部材は、一対の縦桟の間に架け渡されるようにして設けられるとともに前記壁面を構成する下地桟に前記壁材を介してねじ固定される固定部材によって固定されていることを特徴とする。
また本発明において、前記固定部材は、前記保持部材を押さえる押さえ部と、この押さえ部の両端に形成された固定部とを有するとともに、前記保持部材の上に跨るように設けられ、前記下地桟に対してねじ固定されているものとしてもよい。
本発明に係る内装パネル装置の取り付け方法は、壁面に後付けされる機能パネルと、前記壁面を構成する壁材に取り付けられる一対の縦桟と、前記一対の縦桟の間に設けられ前記機能パネルを保持する保持部材とを備えた内装パネル装置の取り付け方法であって、
前記一対の縦桟の間に前記保持部材を取り付けた後、前記保持部材を前記壁材に取り付け、前記保持部材を押さえる押さえ部とその両端に形成された固定部とを有した固定部材を壁面を構成する下地桟にねじが螺入されるように取り付け位置の位置調整を行ってから前記固定部をねじで固定し、その後、前記機能パネルを前記保持部材に保持させることによって前記一対の縦桟の前面に取り付けることを特徴する。
本発明に係る内装パネル装置及びその取り付け方法によれば、設置位置にかかわらず、既存の壁面上に機能パネルを安定した強度で取り付けることができる。
本発明の一実施形態に係る内装パネル装置の施工過程を説明するための模式的斜視図である。 同内装パネル装置の施工過程を説明するための図1とは異なる模式的斜視図である。 (a)及び(b)は同内装パネル装置の施工手順を説明するための模式的断面図である。 (a)及び(b)は同内装パネル装置の施工手順を説明するための模式的断面図である。 同内装パネル装置の施工完了状態を示す模式的斜視図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
本実施形態に係る内装パネル装置1は、壁面6に後付けされる機能パネル10と、壁面6を構成する壁材60に取り付けられる一対の縦桟5,5と、一対の縦桟5,5の間に設けられ機能パネル10を保持する保持部材11とを備えている。
保持部材11は、一対の縦桟5,5の間に架け渡されるようにして設けられるとともに壁面6を構成する下地桟61に壁材60を介してねじ固定される固定部材20によって固定されている。固定部材20は、保持部材11の上に跨るように設けられ、下地桟61に対してねじ21で固定されている。
以下、詳しく説明する。
壁面6は、室内空間を仕切るために設けられ、図1等に示すように石膏ボード等からなる薄板状の壁材60と、壁材60の裏面側に配設される複数の角柱状の下地桟61とで構成されている。
なお、壁材60の表面には、樹脂材製などの化粧シートや木質系の表面材等が貼着される(不図示)。
機能パネル10は、壁面6に沿って鉛直に立てて設置され、縦長の薄型矩形状に形成されている。
機能パネル10は、図2及び図5等に示すように排気口13と吸気口14とが形成された前板9と、前板9の背面側に突出して設けられる機能部12(図2、図4(b)参照)とを備えている。
前板9は、保持部材11による取付状態において機能部12を覆い隠すように機能部12の前面よりも大きく形成されている。
前板9の上端部側には排気口13が設けられており、これと離間して下端部側には吸気口14が設けられている。排気口13と吸気口14との間の内部空間を連通するように内部送風路(不図示)が設けられており、この内部送風路は前板9の背面側に設けられた機能部12内に形成されている。
図2及び図5に示す符号15は機能パネル10の上方に設けられる上カバー、符号16は機能パネル10の下方に設けられる下カバーであり、埃等の浸入を防止する。
前板9の裏面側端部の所定位置には、保持部材11のパネル保持部4に引掛けられる複数の鉤状部材8が設けられている(図2参照)。
機能パネル10の構成は、図例のものに限定されるものではないが、吸気口14の背面側にフィルタやシロッコファンが配置されたものとしてもよく、フィルタは、塵埃等の捕捉性や脱臭性を有した活性炭フィルタとしてもよい。また機能部12に形成された内部送風路内に、送風方向に開口する多数の中空筒状セルの集合体からなるハニカム状構造体を配設し、セル内に調湿材や脱臭剤等の機能性材料を収容したものとしてもよい。
このように調湿性や脱臭性を有したフィルタを配置したり、上述のような機能性材料が収容されたハニカム状構造体を内部送風路内に配設することにより、吸気口14から取り込んだ室内の空気の調湿、脱臭をすることができる。また調湿、脱臭された空気は排気口13から排気させることができる。
またシロッコファンは、機能パネル10の横幅に応じて、左右方向に複数個、設置されており、前方側から吸入した空気を上方に向けて吐出する構成としてもよい。さらに機能パネル10の上方空間には、シロッコファンなどを駆動制御する制御部が配設されたものとしてもよい。
なお、これらシロッコファン、制御部等への給電は、適宜部位の裏面側に引出した図示しない電源コード等を介してなされ、この機能パネル10の電源のオンオフ等の操作は、コントローラ(不図示)によってなされる。
壁面6上に取り付けられる縦桟5は、角柱状の木質材などからなり、床面7に対して略垂直に2本設けることにより一対の縦桟5,5が構成されている。
一対の縦桟5,5の長さは機能パネル10の長手方向の長さに合わせて設定され、また一対の縦桟5,5の間隔は、保持部材11によって機能パネル10の機能部12の幅方向の寸法に合わせて設定される。
保持部材11は、バネ性を有する鋼材からなる薄板材を折り曲げ加工して作製される。
保持部材11は、一対の縦桟5,5の間に設けられ、壁面6上に後付けされる機能パネル10を収まりよく保持できるよう構成されている。
保持部材11は、一対の縦桟5,5間の壁面6に固定される壁面固定部2と、壁面固定部2の両端部に連設され一対の縦桟5,5の向かいあう内側面50に固定される縦桟固定部3,3と、縦桟固定部3,3の端部に連設され、機能パネル10を保持するパネル保持部4,4とを備えている。
壁面固定部2は、一対の縦桟5,5間の壁面6に固定され、一対の縦桟5,5間を連結するように設けられる。これにより、一対の縦桟5,5の間隔を一定に設定することができる。
壁面固定部2の寸法は、機能パネル10の機能部12が一対の縦桟5,5の間に収まるように機能部12の幅方向の寸法よりも少し大になるよう設定される(図4(b)参照)。
図1、図2に示すように壁面固定部2の両端部近傍には固定具挿通孔2aが形成されており、この固定具挿通孔2aに固定具2bが挿通され、固定具2bが壁材61に打ち込まれ、壁面固定部2が壁材61に固着される。
縦桟固定部3,3は、壁面固定部2の両端部に連設されており、壁面固定部2を挟んで向かいあうように2つの縦桟固定部3,3が形成されている。縦桟固定部3は、壁面固定部2となす折曲角部30の角度が鈍角になるよう折り曲げ形成されている(図3(a)参照)。すなわち壁材61に固定される前の保持部材11の縦桟固定部3は、パネル保持部4側に向かって外方に拡がった状態に形成されている。そしてこの折曲角部30の角度は、一対の縦桟5,5の間に取り付けられた状態では、後記する力が作用して略直角とされる(図3(b)等参照)。
縦桟固定部3には、固定具挿通孔(不図示)が複数設けられており、縦桟5の内側面50にねじなどの固定具31によって固定される。
パネル保持部4,4は、2つの縦桟固定部3の端部のそれぞれに連設され、一対の縦桟5,5の向かいあう内方向に突出する形で折り曲げ形成されており、前板9の裏面端部に設けられた鉤状部材8が引掛けられるよう構成されている。
機能パネル10の裏面に設けられる鉤状部材8は、金属材などからなり、パネル保持部4に係止されるように鉤状に形成されている。これにより、機能パネル10を上に持ち上げ、鉤状部材8をパネル保持部4に引掛ければ、機能パネル10がパネル保持部4に保持された状態とすることができる。
鉤状部材8の機能パネル10への固着方法は、特に限定されるものではないが、ビス止めまたは溶接などによってなされたものとしてもよい。
また機能パネル10のパネル保持部4への保持手段は図例のような鉤状部材8に限定されるものでもないが、鉤状部材8をパネル保持部4に引掛けて保持するものとすれば、機能パネル10の着脱がしやすく、取付施工後も容易に取り外すことができる。
固定部材20は、金属材等からなる薄板材を折り曲げ加工して作製される。
固定部材20は、保持部材11を押さえる押さえ部20bと、この押さえ部20bの両端に形成された固定部20aとを有している。
具体的には、固定部材20は、壁面固定部2の上に跨るように配設され壁面固定部2を上から固定する押さえ部20bと、下地桟61に向かって螺入されるねじ21の挿通孔20aa(図1の部分拡大図参照)が形成された固定部20aとを備えている。
すなわち、固定部材20は、平面視において、略長方形状に形成されており、押さえ部20bを中央に配し、押さえ部20bの両端に固定部20a,20aが設けられている。押さえ部20bと固定部20aとの境目は壁面固定部2の厚み分程度の段差が形成されるよう折り曲げ加工されている。
固定部材20は、ひとつの保持部材11に対してひとつ取り付ければよく、図例のものは、3つ設けられた保持部材11のうち、上下に配された2つの保持部材11に取り付けられている。
固定部材20の取り付け位置は、一対の縦桟5,5間を連結するように横方向に設けられた壁面固定部2の上で且つ下地桟61の上とされる。
すなわち、固定部材20を取り付ける際には、図1の部分拡大図に示すように壁材60の裏面側に配設された下地桟61の位置を確認して取り付け位置を微調整し(図1・部分拡大図の白抜矢印参照)、壁面固定部2の上に配置した後、固定部20aの挿通孔20aaにねじ21を挿通し固定する。
これによれば、固定部材20の固定部20aが下地桟61に強固にねじ固定されるので、これにより保持部材11も安定して壁面6に固定される。従って機能パネル10の取り付け位置は、下地桟61の配設位置を気にすることなく設定することができ、設置位置にかかわらず、既存の壁面6上に機能パネル10を安定した強度で取り付けることができる。
なお、ここでは、3つの保持部材11を一対の縦桟5,5間に取り付けた例を示しており、これにあわせて鉤状部材8が機能パネル10の前板9の裏面に6つ設けられた例を示している。しかしながら、保持部材11及び鉤状部材8が設けられる個数は図例に限定されるものではなく、機能パネル10の大きさやその重量等に応じて適宜設けることができる。またこれに応じて固定部材20の数も図例に限定されず、適宜設けることができる。
以上の構成によれば、保持部材11の壁面固定部2によって長尺の一対の縦桟5,5の既存の壁面6上に略等間隔に空けて互いが略平行に取り付けることができ、一対の縦桟5,5の間に前板9の背面から突出した機能部12を収めることができる(図4(b)参照)。
従って、機能パネル10を収まりよくそして見栄えよく壁面6に保持することができる(図5参照)。
次に図を参照しながら、内装パネル装置1の取付施工手順の一例についてその概略を説明する。
まず、保持部材11の縦桟固定部3を縦桟5に固定する。具体的には、縦桟固定部3の固定具挿通孔に固定具31を挿通させて縦桟5にねじ固定する。これにより縦桟固定部3の外面側と縦桟5の内側面50とが接した状態で固着される。ここで縦桟固定部3の縦桟5への取り付け位置は、壁面6に固定するときに壁面固定部2と壁材60との間に若干の隙間(図3(b)参照)が形成されるように取り付けることを留意する。
同じ要領で順次保持部材11を一対の縦桟5,5間に計3つ取り付けていく。このとき、保持部材11の縦桟5への取り付け位置は、機能パネル10に固着された鉤状部材8の取り付け位置に対応するように設定される。
一方、機能パネル10の前板9の裏面にはパネル保持部4に鉤部81が引掛けられるように複数の鉤状部材8を順に固着しておく。
次に壁面6の機能パネル10の取り付け位置に保持部材11が取り付けられた一対の縦桟5,5をセッティングする(図1及び図3(b)参照)。このとき、下地桟61の配設位置を気にしなくてよい。
一対の縦桟5,5を壁面6に押し付けるようにセッティングすると、縦桟固定部3に内方へ折れ曲がる力がかかるので、壁面固定部2と縦桟固定部3とがなす折曲角部30の角度が鈍角から略直角状態になる。
そしてこの状態で壁面固定部2の固定具挿通孔20に固定具2bを挿通させ壁材60に向けて固定具2bを打ち込んでいく(図3(b)参照)。
固定具2bを壁材60に打ち込んでいくと壁面固定部2と壁材60との隙間が埋まっていき縦桟固定部3のそれぞれにさらに内方へ力が作用する。このように内方への力が作用するともともと鈍角に形成された折曲角部30にもとの形状に戻ろうとする復元力が作用する。すなわち、壁面固定部2には、固定具2bによって壁面6へ固定する内方への力が作用するのに抗して、縦桟固定部3には外方への反発力が生じ縦桟5を壁材60に押し付ける力が生じる。
従って、壁面6に縦桟5を取り付ける際に生じやすい浮きが発生せず、保持部材11のバネ性と折曲角部30の構成によって、縦桟5の壁面側面51が壁面に押し付けられて壁面6と縦桟5との間に隙間が発生し難くなる。
続いて、縦桟5にボードアンカー5aを打ち込んでいく(図3(b)及び図4(a)(b)参照)。図例のものは1本の縦桟5に計3本のボードアンカー5aが打ち込まれ、壁材60に固定された例を示している。
ここでボードアンカー5aは、樹脂材製などからなるアンカー部材5aaと固定ねじ5abとで構成される。
ボードアンカー5aは、石膏ボードにねじ止めする際に汎用されているものと用いることができ、アンカー部材5aaは、固定ねじ5abを螺入していくと先割れしたアンカー部材5aa先側が拡径方向に広くように構成されている。
なお、用いられるボードアンカー5aの数は図例に限定されるものではない。またここでは図示していないが、予め縦桟5にアンカー部材5aaが挿通される挿通孔を形成しておき、後に固定ねじ5abを螺入していくものとすれば、施工が容易である。
一対の縦桟5,5をボードアンカー5aによって固定したら、下地桟61が配設されている位置を確認する。そして、その下地桟61が配設されている位置に固定部材20をねじ21で固定できるように固定部材20を配置する。このとき、固定部材20は保持部材11の上に跨るように設けられ、下地桟61にねじ21が螺入されるように取り付け位置の位置調整を行ってから固定部20aの挿通孔20aaにねじ21を挿通し固定する(図1の部分拡大図及び図4(a)参照)。
次に機能パネル10を略鉛直に立てて(図2参照)上方へ少し持ち上げ、鉤状部材8のそれぞれをパネル保持部4のそれぞれに引掛けた状態で機能パネル10を下方にスライドさせる。すると図5に示すように既存の壁面6を壊すことなく機能パネル10を見栄えよく、容易に取付施工することができる。
以上のように、機能パネル10を保持する保持部材が下地桟にねじ固定される固定部材によって固定されているので、安定した固定強度で壁面6に内装パネル装置1を取り付けることができる。従って、設置位置にかかわらず、既存の壁面6上に機能パネル10を安定した強度で取り付けることができるので、内装パネル装置1の設置位置の自由度を向上させることができる。
また上述のように、縦桟5の固定にボードアンカー5aを用いれば、壁材60が比較的柔らかい石膏ボードからなる場合でも、固定ねじ5abによって強固に縦桟5を壁材60に固着することができる。
従って、下地桟61にねじ固定される固定部材20の固定力との相乗効果でより一層内装パネル装置1を安定して保持できる。
さらに上述の保持部材11は、壁面6に固定される壁面固定部2、一対の縦桟5,5に固定される縦桟固定部3,3、機能パネル10を保持するパネル保持部4,4の大きく3つの役割をひとつの部材でなすことができる。
従って内装パネル装置1の部品点数を増加させることなく、一対の長尺の縦桟5,5を等間隔に空けて互いが平行になるように取り付けることができ、機能パネル10の取り付け施工を上述のように簡易に行うことができる。
なお、本実施形態では、保持部材11によって調湿機能や脱臭機能を備えた機能パネルが保持される例について説明したが、機能パネルの形状や構成等は上述の例に限定されず、前板9の背面側に機能部を備えたようなパネルの保持部材11として好適に用いられる。
また固定部材20、保持部材11、鉤状部材8の形状や構成等も図例に限定されるものではない。
1 内装パネル装置
6 壁面
60 壁材
61 下地桟
10 機能パネル
11 保持部材
5 縦桟
20 固定部材
20a 固定部
20b 押さえ部
21 ねじ

Claims (3)

  1. 壁面に後付けされる機能パネルと、前記壁面を構成する壁材に取り付けられる一対の縦桟と、前記一対の縦桟の間に設けられ前記機能パネルを保持する保持部材とを備えた内装パネル装置であって、
    前記保持部材は、一対の縦桟の間に架け渡されるようにして設けられるとともに前記壁面を構成する下地桟に前記壁材を介してねじ固定される固定部材によって固定されていることを特徴とする内装パネル装置。
  2. 請求項1において、
    前記固定部材は、前記保持部材を押さえる押さえ部と、この押さえ部の両端に形成された固定部とを有するとともに、前記保持部材の上に跨るように設けられ、前記下地桟に対して前記固定部がねじ固定されていることを特徴とする内装パネル装置。
  3. 壁面に後付けされる機能パネルと、前記壁面を構成する壁材に取り付けられる一対の縦桟と、前記一対の縦桟の間に設けられ前記機能パネルを保持する保持部材とを備えた内装パネル装置の取り付け方法であって、
    前記一対の縦桟の間に前記保持部材を取り付けた後、前記保持部材を前記壁材に取り付け、前記保持部材を押さえる押さえ部とその両端に形成された固定部とを有した固定部材を壁面を構成する下地桟にねじが螺入されるように取り付け位置の位置調整を行ってから前記固定部をねじで固定し、その後、前記機能パネルを前記保持部材に保持させることによって前記一対の縦桟の前面に取り付けることを特徴とした内装パネル装置の取り付け方法。
JP2010187194A 2010-08-24 2010-08-24 内装パネル装置及びその取り付け方法 Expired - Fee Related JP5453201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010187194A JP5453201B2 (ja) 2010-08-24 2010-08-24 内装パネル装置及びその取り付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010187194A JP5453201B2 (ja) 2010-08-24 2010-08-24 内装パネル装置及びその取り付け方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012046889A JP2012046889A (ja) 2012-03-08
JP5453201B2 true JP5453201B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=45902047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010187194A Expired - Fee Related JP5453201B2 (ja) 2010-08-24 2010-08-24 内装パネル装置及びその取り付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5453201B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6122615B2 (ja) * 2012-11-05 2017-04-26 株式会社岡村製作所 壁パネルユニット

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5083183B2 (ja) * 2008-11-21 2012-11-28 パナソニック株式会社 壁掛けテレビ用支持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012046889A (ja) 2012-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20130045711A (ko) 실내장식용 커튼월 시공장치
JP2009035942A (ja) 天井用補強金具とそれを用いた吊り天井
KR200457039Y1 (ko) 벽면 진열시스템의 구조
JP5070234B2 (ja) 間仕切り壁のフレーム構造及び間仕切り壁
JP5782983B2 (ja) 膜天井構造、膜天井張設部材及び膜天井の施工方法
JP5453201B2 (ja) 内装パネル装置及びその取り付け方法
KR101952337B1 (ko) 천정 마감재 지지구조
KR20170065823A (ko) 커튼 박스
JP2007161451A (ja) 間隔調節装置
KR20120000257U (ko) 크린룸 천정
KR101389144B1 (ko) 규격화된 시트패널을 이용한 천장 마감장치
JP5394976B2 (ja) 保持部材
KR200436794Y1 (ko) 천장용 패널
KR200485772Y1 (ko) 천정 루바 설치구조
JP6690912B2 (ja) 建築用パネル仮置き具を備えた建築用パネルの組み付け構造
KR101797048B1 (ko) 스크린 루버 설치용 브라켓
KR101115411B1 (ko) 건축물의 패널 고정장치 및 이의 설치구조
JP2009013620A (ja) 間仕切パネル、およびその製造方法
WO2011132457A1 (ja) 機能パネルの取り付け構造
KR20120034846A (ko) 천장재 고정 장치
KR200405574Y1 (ko) 천장패널 시공장치
JP2007151778A (ja) 家具転倒防止金具
JP5801917B1 (ja) 膜天井
KR200422525Y1 (ko) 천장용 캐링채널 고정장치
JP2006104742A (ja) 外断熱建物のサイディング外壁構造及びこれに用いるサイディング支持用ブラケット

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5453201

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees