JP4562044B2 - 建物の外壁及び、その外壁ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、建物躯体に複数のパネルを取付けたパネルタイプの建物の外壁及び、その建物の外壁に用いる外壁ユニットに関する。
従来から建物の外壁としては、建物躯体に複数のパネルを上下方向に順次取付けたパネルタイプの建物の外壁が種々提案されている。
例えば、特許文献1に開示された建物外壁が提案されている。
この建物の外壁は、建物躯体に方立を取付け、この方立間に複数の横材を横架し、パネルの上縁、下縁を横材の下向凹部、上向凹部に挿入して取付け、そのパネルの縦縁を方立に接着シール材で接着して取付けてある。
特公平4−23935号公報
前述した建物の外壁であると、パネルを取り外しするのが大変困難で、パネルが損傷等した時に、そのパネルを交換することが面倒で、メンテナンスがやりにくい。
このことを解消するには、パネルを方立、横材にボルト止めして取付け、そのボルトを弛めることでパネルを取り外しできるようにすることが考えられるが、そのようにすると、パネルを取付け、取り外しするのに複数のボルトを締め付け、弛め操作しなければならず、パネルの取付け、取り外しが面倒であるから、メンテナンスも面倒である。
しかも、振動などでボルトが弛んで抜け落ちることで、パネルが脱落する恐れがある。
本発明の目的は、パネルの取付け、取り外しが簡単で、パネルのメンテナンスが容易であると共に、パネルが脱落することがない建物の外壁及び、その外壁ユニットとすることである。
本発明の建物の外壁は、建物躯体に、複数のパネルユニットを上下方向に順次取付け、その各パネルユニットは上下方向に順次配設した複数のパネルを有するものとし、
前記各パネルは、上部ファスナーと下部ファスナーで建物躯体側に取付けられ、
前記上部ファスナーは、建物躯体側に設けた上部受け部とパネルに設けた上部取付部を取付用ボルトで連結してパネル上部を建物躯体に取付け、
前記下部ファスナーは、建物躯体側に設けた下部受け部とパネルに設けた下部取付部を室内外側方向に動かないように係合してパネル下部を建物躯体に取付け、
前記パネルユニットの最上方のパネルを取付ける上部ファスナーの取付用ボルトは、当該最上方のパネルの上に位置する他のパネルユニットの最下方のパネルと干渉せずに抜き出し可能で、
前記最上方のパネル以外のパネルを取付ける上部ファスナーの取付用ボルトは、当該パネルの上に位置するパネルと干渉して抜き出し不可能とし、
前記最上方のパネルに支持具を取付け、前記建物躯体側に受け具を取付け、この受け具と支持具が係合することで最上方のパネルの下方への移動を規制して支持する脱落防止具としたことを特徴とする建物の外壁である。
本発明においては、上下に隣接した2つのパネルユニットの最上方のパネルと最下方のパネルとの間の最上部の目地部に、室外側から工具を挿入して取付用ボルトを弛め操作できるように構成できる。
このようにすれば、最上部の目地部から工具を挿入して取付用ボルトを弛めて抜き出しできるので、室外側からパネルを取り外したり、取付けしたりしてメンテナンスできる。
本発明においては、上部ファスナーの上部取付部が上部受け部の上面に接し、その上部取付部の透孔から取付用ボルトを上部受け部のねじ孔に螺合して連結するものとし、
下部ファスナーの下部取付部は凹部を有し、この凹部が下部受け部に隙間なく嵌合して室内外側方向に動かないように連結することができる。
このようにすれば、パネルを支持しながら下部取付部の凹部を下部受け部に嵌合すると共に、上部取付部を上部受け部の上面に接して仮取付けし、その状態で取付用ねじを透孔からねじ孔に螺合してパネルを取付けできるから、そのパネルの取付けが簡単である。
本発明の外壁ユニットは、複数のパネルが取付枠体に、上部ファスナーと下部ファスナーで上下方向に順次取付けられ、
前記上部ファスナーは、取付枠体に設けた上部受け部とパネルに設けた上部取付部を取付用ボルトで連結してパネル上部を取付枠体に取付け、
前記下部ファスナーは、取付枠体に設けた下部受け部とパネルに設けた下部取付部を室内外側方向に動かないように係合してパネル下部を取付枠体に取付け、
前記複数のパネルにおける最上方のパネル以外のパネルを取付ける上部ファスナーの取付用ボルトは、当該パネルの上に位置するパネルと干渉して抜き出し不可能とし、
前記最上方のパネルに支持具を取付け、前記取付枠体に受け具を取付け、この受け具と支持具が係合することで最上方のパネルの下方への移動を規制して支持する脱落防止具としたことを特徴とする外壁ユニットである。
本発明の建物の外壁によれば、下部ファスナーの下部受け部と下部取付部は係合しているだけであるから、上部ファスナーの上部受け部と上部取付部を取付用ねじで締め付け、弛めて連結、分離することでパネルを取付け、取り外しできる。
また、最上部の上部ファスナーの取付用ボルトを弛めて抜き出すことで最上部のパネルを取り外しすれば、以後順次パネルを取り外しできる。
したがって、パネルの取付け、取り外しが簡単で、パネルのメンテナンスが容易である。
また、パネルユニットの最上部のパネルは脱落防止具で建物躯体側に支持され、その取付用ボルトが弛んで抜け出してもパネルの上部が脱落防止具で支持されて脱落しない。
前記パネルユニットの最上部以外のパネルを取付ける上部ファスナーの取付用ボルトは弛んでも抜け出すことがないので、そのパネルが脱落することがない。
したがって、パネルが脱落することがない。
しかも、脱落防止具は最上部のパネルにのみ設けられ、それ以外のパネルには設けていないので、脱落防止具の数が少なく、コスト安にできる。
本発明の外壁ユニットであれば、その取付枠体を建物躯体に、上下方向に順次取付けると共に、外壁ユニットの最上方のパネルを取付ける上部ファスナーの取付用ボルトは、当該外壁ユニットの上に位置する他の外壁ユニットの最下方のパネルと干渉せずに抜き出し可能とすることで、パネルの取付け、取り外しが簡単で、パネルのメンテナンスが容易であると共に、パネルが脱落することがない建物の外壁とすることができる。
図1と図2に示すように、建物躯体1に複数のパネルユニット2を上下方向に順次取付けてパネルタイプの建物の外壁としてある。
この実施の形態では、複数のパネルユニット2を上下方向に順次取付けたパネルユニット群が左右に間隔を置いて取付けてあり、その左右に隣接したパネルユニット2間においてステンレスパネル3が建物躯体1に取付けてあり、そのステンレスパネル3の開口部3aにガラス4が装着してある。これによって、前述の複数のパネルユニット2と、ガラス4を装着したステンレスパネル3が左右方向に交互に配設された建物の外壁としてある。
本発明の建物の外壁は、前述のものに限ることはなく、複数のパネルユニット2を上下方向に順次取付けたもの、そのパネルユニット群を左右に順次取付けたもの等であっても良い。
前記パネルユニット2は複数のパネル5、例えば第1〜第5のパネル5a〜5eを上下方向に順次配設したものである。
前記パネルユニット2は、建物の床スラブ6,6間に亘って取付けてある。
例えば、建物躯体1にファスナー7で取付枠体10を取付け、その取付枠体10に第1〜第5のパネル5a〜5eを上下方向に順次取付け、第1のパネル5aが最も上方で、第5のパネル5eが最も下方である。
図2において、床スラブ6の上に床8が取付けられ、床スラブ6の下に天井9が取付けてある。
前記第1のパネル5aが床パネル6と天井9との間(スパンドレル部)と対向している。
前記各パネル5は、図3〜図5に示すように上部ファスナー20と下部ファスナー30で取付枠体10にそれぞれ取付けてあり、第1のパネル5aと取付枠体10に亘って脱落防止具40が取付けてある。これによって、外壁ユニットとしてある。
図3に示すように、前記上部ファスナー20、下部ファスナー30、脱落防止具40は左右に間隔を置いて一対設けてある。
これに限ることはなく、3つ以上でも良いし、1つでも良い。
前記パネルユニット2のパネル間の隙間(例えば、第1のパネル2の下面と第2のパネル2の上面の隙間)、つまり中間の目地部2aの幅は小さく、上下のパネルユニット2のパネル間の隙間(上のパネルユニット2の第5のパネル5eの下面と下のパネルユニット2の第1のパネル5aの上面との隙間)、つまり最上部の目地部2bの幅は大きい。
前記取付枠体10は、図4に示すように左右の縦枠材11の上下を上横材12と下横材13で連結した長方形状である。前記取付枠体10内には閉塞パネル14が図5に示すように取付けてある。
前記上部ファスナー20は、縦枠材11に設けた上部受け部21と、パネル5(5a〜5e)の上部に設けた上部取付部22と、この上部取付部22を上部受け部21に固着する取付用ボルト23を備え、その上部取付部22を上部受け部21の上面に接し、取付用ボルト23を上部取付部22の透孔22aから上部受け部21のねじ孔21aに上下方向に螺合して上部取付部22を上部受け部21に固着している。
前記下部ファスナー30は、取付枠体10の縦枠材11に設けた下部受け部31と、各パネル5(5a〜5e)の下部に設けた下部取付部32を備え、その下部取付部32が下部受け部31に係合して下部取付部32が下部受け部31に対して室内外側方向に動くことがないと共に、下方に外れることがないようにしてある。
前記脱落防止具40は、取付枠体10の縦枠材11に設けた受け具41と、最上方のパネル5a(第1のパネル5a)に設けた支持具42を備え、その支持具42が受け具41に係合し、パネル5の上部寄りが取付枠体10に対して下方へ移動することを規制し、若干だけ下方に移動すると落下しないように支持する。
前記最上方のパネル5a(第1のパネル5a)を取付ける最上方の上部ファスナー20の取付用ボルト23は、振動などで弛んで上部取付部23から抜け落ちることがあるが、その場合には最上方のパネル5aの下方への移動を脱落防止具40の支持具42と受け具41で規制して支持するので、その脱落防止具40と下部ファスナー30とによって最上方のパネル5a(第1のパネル5a)が取付枠体10から脱落することを防止できる。
前記2番目以降のパネル5(5b〜5d)を取付ける2番目以降の上部ファスナー20(つまり、前記最上方の上部ファスナー20以外の上部ファスナー20)の取付用ボルト23は、振動などで弛むことがあるが、その取付用ボルト23が下部取付部22より抜け出す前に、上方のパネル5の下部と干渉して上方への移動が制限されて上部取付部22より抜け出すことがない。
したがって、2番目以降のパネル5は取付用ボルト23が弛んで取付枠体10から脱落することがない。
このようであるから、各パネル5(5a〜5e)が取付用ボルト23が弛むことによって取付枠体10から脱落することを防止できる。
また、各パネル5を取付ける場合には、最下方のパネル5e(第5のパネル5e)の下部取付部32を下部受け部31に係合すると共に、取付用ボルト23を上部取付部22から上部受け部21に螺合することで取付枠体10に取付ける。
以後順次第4・第3・第2・第1のパネル5を前述のようにして取付ける。
したがって、各パネル5を取付枠体10に簡単に取付けできる。
前記最上方のパネル5aを取付ける最上方の上部ファスナー20の取付用ボルト23は、最上部の目地部2bを通して工具を室外側から挿入することで弛め操作できると共に、上部取付部23より抜き出しできる。
したがって、最上方のパネル5aを取り外し、取付けできる。
また、前述のようにして最上方のパネル5aを取り外しすれば、2番目、3番目、4番目、5番目(最下方)のパネル5b〜5eを取付用ボルト23を弛めることで取り外しできる。
このようであるから、1つのパネルユニット2のいずれかのパネルが損傷等した場合には、そのパネルを簡単に交換等することができるので、パネルのメンテナンスが容易である。
また、前記中間の目地部2aの幅は最上部の目地部2bの幅よりも小さいので、前述のようにパネルをメンテナンスする際に、工具を挿入して取付用ボルト23を弛める目地部を目視で判断でき、その取付用ボルト23を弛める操作を容易に行うことができる。
次に、各部の具体形状を説明する。
前記パネル5は図6に示すように、正面板50の裏面(室内側に向かう面)50aに上横片51と下横片52と左右の縦片53と中間補強リブ54が一体的に設けてある。例えば、アルミを素材とした鋳造品である。
前記上横片51の左右両側寄り部51aが前記上部取付部22で、透孔22aが形成してある。
前記下横片52の左右両側寄り部52aが前記取付用ボルト23と対向する部分である。
前記上部受け部21は、縦片21bと横片21cでL字形状で、その縦片21bに左右方向の長孔21dが形成され、横片21cに前記ねじ孔21aが形成してある。
そして、前記縦片21bが図7、図8に示すように縦枠材11の室外側面11aに固着具、例えば長孔21dを挿通したボルトナット24で固着され、その横片21cが室外側面11aよりも室外側に突出して取付けてある。
前記上横片51の左右両端寄り部51aが上部受け部21の横片21c上面に接し、取付用ボルト23を透孔22aからねじ孔21aに螺合して固着している。
前記取付用ボルト23(頭部)が図7、図9に示すように上のパネル5の下横片52の左右両端寄り部52aと対向し、図7に示すように、最上方の上部ファスナー20の取付用ボルト23と左右両端寄り部52aとの間の上下寸法よりも取付用ボルト23の螺子部の長さが短く、その取付用ボルト23は弛めることで抜き出しできるが、図9に示すように2番目以降の上部ファスナー20の取付用ボルト23の螺子部の長さが前述の上下寸法よりも長く、その取付用ボルト23を弛めると前述の上下寸法よりも長く、その取付用ボルト23を弛めると前述の左右両端寄り部52aと干渉し、抜き出しできない。
前記下部ファスナー30の下部受け部31は取付片31aと受け片31bを有し、その取付片31aが縦枠材11の内側面11bに固着具、例えばボルト33で固着され、その受け片31bが縦枠材11の内方に突出している。好ましくは、受け片31bが縦枠材11の室外側面11aと面一となっている。
前記下部取付部32は縦片53に固着具、例えばボルト・ナット34で固着され、この下部取付部32は、下面に開口した凹部32aを有している。
前記下部取付部32の凹部32aが下部受け部31の受け片31bに隙間なく嵌まり合って係合し、下部取付部32が下部受け部31に室内外側方向に動かないように取付けられる。
要するに、下部取付部32は下部受け部31に引っ掛けるようにして係合することで、室内外側方向に動かないように取付けられる。
前記下部受け部31の受け片31bの上面に下部取付部32の凹部32aの底部を接して下部取付部32が下に動かないようにしても良いが、そのようにすると前記各部材の取付位置の誤差等によって上部ファスナー20の上部取付部22が上部受け部21の受け片21cに接しないことがあるので、受け片31bの上面と凹部32aの底部と離れている。
前記パネル5はアルミ鋳造品であるから、その縦片53は抜き勾配を有し、その縦片53の下部取付部32を取付ける面53aは正面板50と直角に対して斜めで、下部取付部32を正面板50と直角に取付けできない。
このために、下部取付部32を取付ける部分53bのみを厚肉として正面板50と直角とし、下部取付部32を正面板50と直角に取付けできるようにしてある。
したがって、左右の下部取付部32の凹部32aを左右の下部受け部31(受け片31b)に嵌め込んで連結することで、取付枠体10にパネル5を平行に取付けできる。
前記脱落防止具40の受け具41は図7、図8に示すように取付片41aと受け片41bを有し、その取付片41aを縦枠材11の内側面11bに固着具、例えばボルト43で固着され、その受け片41bが内方に向けて突出する。
前記支持具42はパネル5の縦片53に固着具、例えばボルト・ナット44で固着して取付けてある。
この支持具42は、その下面に開口した凹部42aを有し、この凹部42a内に受け具41(受け片41b)が入り込み、パネル5が下方に動くと凹部42aと受け部41が係合し、それ以上パネル5が下方に動かないように支持する。
この凹部42aと受け具41(受け片41b)は、取付用ボルト23が抜け出してパネル5が落下しようとした時に係合することで落下しないように支持するものであるから、通常時には凹部42aと受け具41との間に隙間が有り、パネル5を取付け易いようにしてある。
前述のように、取付枠体10に複数のパネル5(パネルユニット2)を取付けて外壁ユニットとしてあるので、その取付枠体10を建物躯体1に上下方向に順次取付けることで建物の外壁(つまり、ユニットカーテンウォール)とすることができる。
前述の説明では、上部ファスナー20の上部取付部22をパネル5と一体的に設けたが、パネル5と別体として固着具で固着して取付けるようにしても良い。
また、上部ファスナー20の下部受け部21、下部ファスナー30の下部受け部31、下部取付部32をパネル5と一体的に設けても良い。
また、パネルユニット2のパネル5の数は5つに限ることはなく任意の数とすることができるし、複数のパネルユニット2のパネル5の数を異ならせることもできる。
また、上部ファスナー20の上部受け部21、下部ファスナー30の下部受け部31、脱落防止具40の受け具41は取付枠体10を用いずに建物躯体1に直接的に固着して取付けるようにしても良い。すなわち、建物躯体側に取付けすれば良い。
なお、上部ファスナー20の上部受け部21、上部取付部22、下部ファスナー30の下部受け部31、下部取付部32、脱落防止具40の受け具41、支持具42は、1度取付けすればパネルのメンテナンス等のために取り外しすることがないので、固着具でしっかりと固着して振動等で外れることがないようにできるが、取付用ボルト23はパネルのメンテナンス等のために弛めることがあるので、振動等で弛むことがある。
本発明の実施の形態を示す建物の外壁の一部外観図である。 図1のA−A断面図である。 パネルユニットの取付けを説明する外観図である。 パネルユニットと取付枠体の分解斜視図である。 図3のB−B断面図である。 パネルの詳細拡大斜視図である。 図5のC部拡大詳細断面図である。 図7のD−D線に沿った平面図である。 図5のE部拡大詳細断面図である。 図9のF−F断面図である。
符号の説明
1…建物躯体、2…パネルユニット、2a…中間の目地部、2b…最上部の目地部、5…パネル、10…取付枠体、11…縦枠材、11a…室外側面、11b…内側面、20…上部ファスナー、21…上部受け部、21a…ねじ孔、22…上部取付部、22a…透孔、23…取付用ボルト、30…下部ファスナー、31…下部受け部、32…下部取付部、32a…凹部、40…脱落防止具、41…受け具、42…支持具。

Claims (4)

  1. 建物躯体に、複数のパネルユニットを上下方向に順次取付け、その各パネルユニットは上下方向に順次配設した複数のパネルを有するものとし、
    前記各パネルは、上部ファスナーと下部ファスナーで建物躯体側に取付けられ、
    前記上部ファスナーは、建物躯体側に設けた上部受け部とパネルに設けた上部取付部を取付用ボルトで連結してパネル上部を建物躯体に取付け、
    前記下部ファスナーは、建物躯体側に設けた下部受け部とパネルに設けた下部取付部を室内外側方向に動かないように係合してパネル下部を建物躯体に取付け、
    前記パネルユニットの最上方のパネルを取付ける上部ファスナーの取付用ボルトは、当該最上方のパネルの上に位置する他のパネルユニットの最下方のパネルと干渉せずに抜き出し可能で、
    前記最上方のパネル以外のパネルを取付ける上部ファスナーの取付用ボルトは、当該パネルの上に位置するパネルと干渉して抜き出し不可能とし、
    前記最上方のパネルに支持具を取付け、前記建物躯体側に受け具を取付け、この受け具と支持具が係合することで最上方のパネルの下方への移動を規制して支持する脱落防止具としたことを特徴とする建物の外壁。
  2. 上下に隣接した2つのパネルユニットの最上方のパネルと最下方のパネルとの間の最上部の目地部に、室外側から工具を挿入して取付用ボルトを弛め操作できるようにした請求項1記載の建物の外壁。
  3. 上部ファスナーの上部取付部が上部受け部の上面に接し、その上部取付部の透孔から取付用ボルトを上部受け部のねじ孔に螺合して連結するものとし、
    下部ファスナーの下部取付部は凹部を有し、この凹部が下部受け部に隙間なく嵌合して室内外側方向に動かないように連結するものとした請求項1又は2記載の建物の外壁。
  4. 複数のパネルが取付枠体に、上部ファスナーと下部ファスナーで上下方向に順次取付けられ、
    前記上部ファスナーは、取付枠体に設けた上部受け部とパネルに設けた上部取付部を取付用ボルトで連結してパネル上部を取付枠体に取付け、
    前記下部ファスナーは、取付枠体に設けた下部受け部とパネルに設けた下部取付部を室内外側方向に動かないように係合してパネル下部を取付枠体に取付け、
    前記複数のパネルにおける最上方のパネル以外のパネルを取付ける上部ファスナーの取付用ボルトは、当該パネルの上に位置するパネルと干渉して抜き出し不可能とし、
    前記最上方のパネルに支持具を取付け、前記取付枠体に受け具を取付け、この受け具と支持具が係合することで最上方のパネルの下方への移動を規制して支持する脱落防止具としたことを特徴とする外壁ユニット。
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