JP3207387B2 - 岩盤接着工法 - Google Patents

岩盤接着工法

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JP3207387B2
JP3207387B2 JP06725498A JP6725498A JP3207387B2 JP 3207387 B2 JP3207387 B2 JP 3207387B2 JP 06725498 A JP06725498 A JP 06725498A JP 6725498 A JP6725498 A JP 6725498A JP 3207387 B2 JP3207387 B2 JP 3207387B2
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和之 庭田
士郎 廣田
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜面、特に急傾斜
地上にある崩壊して崩落の可能性のある岩盤を接着させ
て安定化させる工法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、道路に臨む急斜面の上部にあ
る岩盤(岩自体または岩相互が団塊化されたものの両者
を含む)が、崩壊して斜面を落下して道路上に塞ぐ事故
が過去に多く経験され、人の生命に係わる場合もあり、
きわめて危険である。
【0003】このためには、崩落の虞れがある岩盤につ
いては、これを除去する方法があるが、その除去するこ
と自体が却って危険であることがある場合には、従来か
ら、岩盤の崩壊自体を防止することが行われている。
【0004】この崩壊自体を防止するための一つの方法
は、特開昭48−63511号、特開昭58−1819
23号、特公平3−6285号、特開平4−92018
号公報に開示されているように、岩盤のクラック部分
(岩相互が団塊化した場合には間隙部分を意味する)に
セメント系などの接着材を塗布または注入して接合を図
る方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの工法は、一つ
の方向性を示すものとして有効であるものの、本発明者
らの知見によれば、未だ改良すべき多くの問題点を有し
ている。
【0006】特開平4−92018号公報におけるもの
は、クラックのみならずその奥にヘアークラックがある
場合にはこれにも接着材を注入するものであり、風化の
ほか、ヘアークラックに浸透した水の凍結融解が崩壊の
原因となることに鑑み、その現象を発生させない点で着
目点として優れている。
【0007】しかし、クラック全体またはヘアークラッ
クまで、接着材を注入しようとする場合、現実に、岩盤
のクラックの状況は岩盤表面からの目視では判断でき
ず、かつ、クラックおよびヘアークラックが走っている
形態はきわめて複雑な場合が多く、注入した接着材が思
いも掛けない個所に逸走してしまい、目的の個所に注入
されないことが多々あることが知見された。
【0008】したがって、本発明の課題は、クラックの
入口部分を確実に間詰めすることにより、クラックおよ
びヘアークラック全体に確実に接着材を注入でき、もっ
て信頼性に優れる岩盤接着工法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の請求項1記載の発明は、岩盤のクラック部分に、接
着材を注入して、岩盤を一体化させる工法であって、 (1)前記接着材を注入したときその接着材が注入部位
以外の個所からの流出を防止するに充分な、クラックの
表面開口部領域にわたって、予め、そのクラックの開口
部入口部分に間詰め材を設ける間詰め工程、 (2)その後、岩盤表面側から間詰め材より奥に注入口
を臨ませた注入路を通して接着材を注入する接着材注入
工程、を含むことを特徴とする岩盤接着工法である。
【0010】請求項2記載の発明は、(1)の工程に先
立ち、少なくともクラックの接着対象部分において、接
着性を阻害する汚れ材料を高圧水または高圧エアにより
除去する清掃を行う清掃工程を有する請求項1記載の岩
盤接着工法である。
【0011】請求項3記載の発明は、間詰め材は、液状
材料であり、主剤と硬化剤とを別系統でポンプ圧送し
て、対象間詰め個所またはその近傍で合流させて硬化に
よって材料の粘度を高め、この材料を前記クラックの開
口部入口部分に間詰めする請求項1記載の岩盤接着工法
である。
【0012】請求項4記載の発明は、易変形性部材をク
ラックの開口部入口部分に挿入して間詰めを行う請求項
1記載の岩盤接着工法である。
【0013】請求項5記載の発明は、中空部を有する易
変形性部材をクラックの開口部入口部分に挿入し、前記
中空部内に液状材料を充填して間詰めを行う請求項1記
載の岩盤接着工法である。
【0014】請求項6記載の発明は、多孔質材料をクラ
ックの開口部入口部分に挿入し、前記多孔質材料中に硬
化性材料または膨張性材料を注入して間詰めを行う請求
項1記載の岩盤接着工法である。
【0015】請求項7記載の発明は、クラックの開口部
入口部分に所定形状の封止材であり、この封止材とクラ
ックの開口部入口部分との間隙を硬化性液状材料で封止
して間詰めを行う請求項1記載の岩盤接着工法である。
【0016】請求項8記載の発明は、クラックの開口部
入口部分に多数の孔を有する板状体を設け、その外側か
ら硬化性液状材料を吹き付けて、板状体の孔を通して内
部を硬化性液状材料で充填して間詰めを行う請求項1記
載の岩盤接着工法である。
【0017】請求項9記載の発明は、クラックの開口部
入口部分に金網を詰め込み、その外側から硬化性液状材
料を吹き付けて、金網部分またはこれより内部を硬化性
液状材料で充填して間詰めを行う請求項1記載の岩盤接
着工法である。
【0018】請求項10記載の発明は、クラックの開口
部入口から若干奥まった個所にバックアップ材を詰めて
おき、このバックアップ材より入口側に硬化性液状材料
を設けて、その硬化を図る請求項1記載の岩盤接着工法
である。
【0019】請求項11記載の発明は、多孔質材料をク
ラックの開口部入口部分に挿入し、前記多孔質材料中に
硬化性材料または膨張性材料を注入して間詰めを行う請
求項1記載の岩盤接着工法である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施の形
態によってさらに詳説する。
【0021】<実施の形態の概要> 図1および図2は、実施の形態の概要例を示したもの
で、道路1に沿った急斜面2の肩部に、崩壊性岩盤3が
あるときにおいて、その岩盤3の崩壊をクラック部を接
合して一体化させることにより防止するものである。図
2は崩壊性岩盤3例の拡大図である。
【0022】本発明の工法の概要を説明すると、まず、
図3に示すように、岩盤3全体の崩落の危険性がある場
合、その基部にモルタルなどの根固め材4を充填や塗布
して安定化を図る。
【0023】次いで、または、先立って、少なくともク
ラックCの接着対象部分において、接着性を阻害する汚
れ材料(多くの場合、岩石の風化粉、侵入した土砂、草
類、苔類など)を、高圧水または高圧エアにより除去す
る清掃を行う。たとえば、図1および図4に示すよう
に、コンプレッサー5からエアホース6を通してその先
端のノズル7から、高圧エアをクラックC内に噴射する
ことにより行うことができる。
【0024】本発明は、接着材の注入に先立ち、間詰め
を行うことに特徴を有する。この間詰めは、接着材を注
入したときその接着材が注入部位以外の個所からの流出
を防止するためであり、したがって、注入部位以外の個
所からの接着材の流出を防止するに充分な、クラックの
表面開口部領域にわたって、予め、そのクラックの開口
部入口部分に間詰め材を設ける。この場合、岩盤全体を
よく注視して、クラックの個所を漏れなく見つけ、その
クラックが走っているまたは予想される形態に応じて、
特に、大きいクラックを中心にして、間詰めを行う。表
面にヘアークラックがあり、そのクラック程度では崩壊
が生じないと予想されるときは、間詰めの必要はないも
のの、崩壊が予想される場合には、そのヘアークラック
を通して接着材の注入を行うために、削孔または入口部
分の開口を大きくし、間詰めを行うことが望ましい。
【0025】間詰めは、図5に示すように、クラックC
の開口部入口部分を間詰め材10で封止することにより
行う。
【0026】その後、図6に示すように、岩盤表面側か
ら間詰め材10より奥に注入口を臨ませた注入路8を通
して接着材を注入する。
【0027】<第1の実施の形態> 間詰めは、単に、モルタル類などの接着材を、対象のク
ラックCの開口部入口部分に作業員が適宜の治具をもっ
て塗布充填することができる。しかし、間詰めのために
は、塗布した間詰め材のダレがないように、硬練り材料
を用いることが必要であり、このために硬練り材料を地
上などから作業場所にポンプ圧送することができない。
したがって、地上部で硬練り材料を作製後、容器に詰め
てウインチなどにより作業場所に運搬するか、作業現場
で硬練り材料を作製する必要がある。
【0028】いずれにしても、これらは作業性や能率が
劣る。そこで、図7に示すように、2液硬化性の液状材
料を用い、その主剤11と硬化剤12とを別系統でポン
プ13,14圧送して、対象間詰め個所またはその近傍
で合流させて硬化によって材料の粘度を高め、この材料
をクラックCの開口部入口部分に間詰めすることが望ま
しい。15は合流吐出ノズルである。
【0029】これに用いる間詰め材としては、たとえ
ば、主剤としてセメント、アクリル樹脂などのエマルジ
ョン樹脂成分および必要により硅砂を含む分散液を、硬
化剤として急結剤(可塑剤)の水溶液を用いることがで
きる。
【0030】<第2の実施の形態> 間詰め材として、図8に示すように、合成樹脂発泡体、
スポンジ状体、ゴム成形品などの易変形性部材(より好
適には弾性をも有する)20をクラックCの開口部入口
部分に挿入して間詰めを行うことができる。易変形性部
材20を用いると、クラックCの壁面に良好に密着させ
ることができる。必要により、間詰めの安定性を高めた
り、封止性を高めるために、易変形性部材20をバック
アップ材として、その入口側に硬化性液状材料、たとえ
ばモルタル21を充填してその硬化を図ることができ
る。
【0031】<第3の実施の形態> 第3の実施の形態は、多孔質材料をクラックの開口部入
口部分に挿入し、その多孔質材料中に硬化性材料または
膨張性材料を注入して間詰めを行うものである。たとえ
ば、図9に示すように、連続気泡合成樹脂発泡体などの
多孔質易変形性部材22をクラックCの開口部入口部分
に挿入し、その多孔質材料中に硬化性材料(たとえばセ
メントミルク)または膨張性材料(たとえば石灰)を、
注入器23により注入して間詰めを行うものである。注
入した材料は、クラックCの壁面に良好に密着した多孔
質易変形性部材22に浸透し、そこで硬化し、強固な封
止体を形成する。この場合、注入材料がクラックCの前
後方向に抜ける可能性があるので、図10に示すよう
に、多孔質易変形性部材22の表面に適宜のコーキング
材による浸透防止層22Aを形成することが望ましい。
【0032】<第4の実施の形態> 他方、図11に示すように、中空部を有する易変形性部
材(より好適には膨張性または伸縮性を有する)24を
クラックCの開口部入口部分に挿入し、中空部内にモル
タルなどの液状充填材料25を注入器26などによる注
入などにより充填して間詰めを行うことができる。液状
充填材料25の注入によって、易変形性部材24は変形
して、クラックCの壁面に良好に密着する。
【0033】<第5の実施の形態> 第4の実施の形態に類似するものとして、図12に示す
ように、膨張性または伸縮性を有する伸縮部材27の中
空部内に膨張性材料28、たとえば石灰を注入して、そ
の膨張性材料28の膨張によって、伸縮部材27を膨張
変形させて、クラックCの壁面に密着させることができ
る。必要であれば、伸縮部材27の内壁部分にスポンジ
状の多孔質部材29を設けることができる。
【0034】<第6の実施の形態> 図13に示すように、金網30を用いる形態も有効であ
る。すなわち、金網30は変形が容易であり、クラック
Cの開口部入口部分に馴染み易い。金網30は丸めてク
ラックC内に挿入し、その内部にまたは表面部分を含め
て注入や吹き付けなどにより、モルタルなどの充填材3
1で充填することができる。目が細かい金網30を用い
る場合には、第2の実施の形態の場合と同様に、これを
バックアップ材としてその入口側にモルタル21などを
充填して硬化を図ることができる。
【0035】<第7の実施の形態> 図14に示す第7の実施の形態は、金網39を型枠とし
て用いるものである。この場合、金網39の保持のため
に、クラックC開口部に固定ピン32を固定しておき、
この固定ピン32に金網39を番線33などにより固定
した上で、その金網39の外側から硬化性液状材料3
4、たとえばモルタルなどを吹付ノズル35により吹き
付けて、金網39の孔を通して内部を硬化性液状材料3
4で充填して間詰めを行うものである。
【0036】この実施の形態において、金網39の代わ
りに、多数の孔開き板状体(たとえばパンヂングメタ
ル)を用いることができる。
【0037】<第8の実施の形態> 間詰め材として、所定形状の封止材を用いることができ
る。たとえば、図15に示すように、プラスチックや金
属板をクラックC開口部の形状に応じた所定形状の封止
材36として設置し、その固定のために、周囲をモルタ
ル37などのコーキング材で閉塞するものである。この
場合、封止材36には、注入器38(前記の注入路8の
先端部分をなす)の挿入用のグラウトホール36Aを予
め形成しておくのが望ましい。
【0038】(その他) 本発明において、接着材としては、適宜のものを用いる
ことができるが、ヘアークラックに対してはセメントミ
ルクを主体にしたもの、比較的大きい間隙にはセメン
ト、微細無機質粉、アクリル系、エチレン酢酸ビニル
系、PVA系エマルジョンなどの樹脂成分、適宜の添加
剤などのモルタル系のものを用いることができる。注入
は、岩盤の崩壊を促進させる可能性があるので、可能な
限り、無圧注入が好適であり、圧入が必要な場合でも比
較的低い圧力で注入経路に圧力計を設置して圧力管理を
厳格に行いながら注入するのが望ましい。
【0039】なお、図1において、40は接着材の調合
プラント、41は圧送ポンプ、42は流量計であり、注
入路8を通して、注入器38などに地上から圧送するも
のである。
【0040】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、クラッ
クの入口部分を確実に間詰めすることにより、クラック
およびヘアークラック全体に確実に接着材を注入でき、
もって信頼性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の設備例の概要図である。
【図2】岩盤例を示す図である。
【図3】岩盤の安定化状態図である。
【図4】クラックの清掃状態図である。
【図5】間詰め状態図である。
【図6】注入状態図である。
【図7】間詰めの第1の実施の形態を示す概要図であ
る。
【図8】間詰めの第2の実施の形態を示す概要図であ
る。
【図9】間詰めの第3の実施の形態を示す概要図であ
る。
【図10】多孔質易変形性部材の斜視図である。
【図11】間詰めの第4の実施の形態を示す概要図であ
る。
【図12】間詰めの第5の実施の形態を示す概要図であ
る。
【図13】間詰めの第6の実施の形態を示す概要図であ
る。
【図14】間詰めの第7の実施の形態を示す概要図であ
る。
【図15】間詰めの第8の実施の形態を示す概要図であ
る。
【符号の説明】
1…道路、2…斜面、3…岩盤、4…根固め材、8…注
入路、10…間詰め材、15…合流吐出ノズル、20…
易変形性部材、21…モルタル、22…多孔質易変形性
部材、23…注入器、24…中空部を有する易変形性部
材、25…液状充填材料、26…注入器、27…伸縮部
材、28…膨張性材料、29…多孔質部材、30・39
…金網、31…充填材、C…クラック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庭田 和之 東京都千代田区九段北4丁目2番35号 ライト工業株式会社内 (72)発明者 廣田 士郎 東京都千代田区九段北4丁目2番35号 ライト工業株式会社内 (72)発明者 土屋 朋之 東京都千代田区九段北4丁目2番35号 ライト工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭48−105573(JP,A) 特開 平4−92018(JP,A) 特開 平4−318096(JP,A) 特開 平4−176907(JP,A) 特開 平5−320647(JP,A) 特開 平6−185051(JP,A) 特開 平4−343994(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 3/12 101 E02D 17/20 104

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】岩盤のクラック部分に、接着材を注入し
    て、岩盤を一体化させる工法であって、 (1)前記接着材を注入したときその接着材が注入部位
    以外の個所からの流出を防止するに充分な、クラックの
    表面開口部領域にわたって、予め、そのクラックの開口
    部入口部分に間詰め材を設ける間詰め工程、 (2)その後、岩盤表面側から間詰め材より奥に注入口
    を臨ませた注入路を通して接着材を注入する接着材注入
    工程、 を含むことを特徴とする岩盤接着工法。
  2. 【請求項2】(1)の工程に先立ち、少なくともクラッ
    クの接着対象部分において、接着性を阻害する汚れ材料
    を高圧水または高圧エアにより除去する清掃を行う清掃
    工程を有する請求項1記載の岩盤接着工法。
  3. 【請求項3】間詰め材は、液状材料であり、主剤と硬化
    剤とを別系統でポンプ圧送して、対象間詰め個所または
    その近傍で合流させて硬化によって材料の粘度を高め、
    この材料を前記クラックの開口部入口部分に間詰めする
    請求項1記載の岩盤接着工法。
  4. 【請求項4】易変形性部材をクラックの開口部入口部分
    に挿入して間詰めを行う請求項1記載の岩盤接着工法。
  5. 【請求項5】中空部を有する易変形性部材をクラックの
    開口部入口部分に挿入し、前記中空部内に液状材料を充
    填して間詰めを行う請求項1記載の岩盤接着工法。
  6. 【請求項6】多孔質材料をクラックの開口部入口部分に
    挿入し、前記多孔質材料中に硬化性材料または膨張性材
    料を注入して間詰めを行う請求項1記載の岩盤接着工
    法。
  7. 【請求項7】クラックの開口部入口部分に所定形状の封
    止材であり、この封止材とクラックの開口部入口部分と
    の間隙を硬化性液状材料で封止して間詰めを行う請求項
    1記載の岩盤接着工法。
  8. 【請求項8】クラックの開口部入口部分に多数の孔を有
    する板状体を設け、その外側から硬化性液状材料を吹き
    付けて、板状体の孔を通して内部を硬化性液状材料で充
    填して間詰めを行う請求項1記載の岩盤接着工法。
  9. 【請求項9】クラックの開口部入口部分に金網を詰め込
    み、その外側から硬化性液状材料を吹き付けて、金網部
    分またはこれより内部を硬化性液状材料で充填して間詰
    めを行う請求項1記載の岩盤接着工法。
  10. 【請求項10】クラックの開口部入口から若干奥まった
    個所にバックアップ材を詰めておき、このバックアップ
    材より入口側に硬化性液状材料を設けて、その硬化を図
    る請求項1記載の岩盤接着工法。
  11. 【請求項11】多孔質材料をクラックの開口部入口部分
    に挿入し、前記多孔質材料中に硬化性材料または膨張性
    材料を注入して間詰めを行う請求項1記載の岩盤接着工
    法。
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JP5800765B2 (ja) * 2012-06-29 2015-10-28 株式会社斜面対策研究所 落石防止構造
JP6414416B2 (ja) * 2014-08-26 2018-10-31 株式会社深沢工務所 岩塊固定方法

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