JP3207051B2 - 出力装置および印字環境転送制御方法 - Google Patents

出力装置および印字環境転送制御方法

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JP3207051B2
JP3207051B2 JP19584994A JP19584994A JP3207051B2 JP 3207051 B2 JP3207051 B2 JP 3207051B2 JP 19584994 A JP19584994 A JP 19584994A JP 19584994 A JP19584994 A JP 19584994A JP 3207051 B2 JP3207051 B2 JP 3207051B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータな
どの外部装置に通信可能に接続される印刷装置などの出
力装置および印字環境転送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ホストコンピュータに接続され
ている周辺機器の一つとして、ホストコンピュータから
供給されるデータを取り込み、このデータを所定の形態
で出力する印刷装置がある。
【0003】印刷装置は複数の機能を有し、これらの機
能に対し設定されている印字環境設定用メニュー構造を
管理するためのデータ群を保持する。同様に、ホストコ
ンピュータには印字環境設定用メニュー構造を管理する
ためのデータ群が保持され、印字環境設定用メニュー構
造を管理するためのデータ群は印刷装置、ホストコンピ
ュータによってそれぞれ個別に管理されている。
【0004】ホストコンピュータからのデータを印刷装
置から出力するとき、印刷装置の印字環境設定用メニュ
ー構造を管理するデータ群の設定内容とホストコンピュ
ータの印字環境設定用メニュー構造を管理するデータ群
の設定内容とを一致させるように、印刷装置、ホストコ
ンピュータに対しユーザが設定操作を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、印字環境設定
用メニュー構造を管理するためのデータ群は印刷装置、
ホストコンピュータによってそれぞれ個別に管理されて
いるから、ホストコンピュータからのデータを印刷装置
から出力するとき、印刷装置の印字環境設定用メニュー
構造を管理するデータ群の設定内容とホストコンピュー
タの印字環境設定用メニュー構造を管理するデータ群の
設定内容とを一致させるための設定操作をユーザが行う
必要があり、面倒である。
【0006】本発明の目的は、面倒な操作をすることな
く、環境設定用メニュー構造を関するデータ群の設定内
容を外部装置の環境設定用メニュー構造を関するデータ
群の設定内容に一致させることができる出力装置および
印字環境転送制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ホストコンピュータなどの外部装置からの制御コード、
文字コードなどを含む印字データを取り込み、前記印字
データに対する印字処理を行う印刷装置などの出力装置
であって、前記外部装置と通信可能に接続する接続手段
と、印字環境設定用メニュー構造を管理するためのデー
タ群を記憶する記憶手段と、前記データ群に基づき印字
環境を設定する内部印字環境設定手段と、前記記憶手段
から前記外部装置に前記データ群を前記接続手段を介し
て転送する転送手段と、転送指示情報が供給されたとき
及び電源投入に基づいて、前記データ群を前記外部装置
に転送するべく前記転送手段を制御する転送制御手段
を備えることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の出
力装置において、前記転送指示情報は、利用者によって
前記データ群の前記外部装置への転送を指示するための
操作が行われたときに、前記転送手段に供給されること
を特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の出
力装置において、前記転送指示情報は、前記外部装置か
ら前記接続手段を介して前記転送手段に供給されること
を特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1記載の出
力装置において、前記転送指示情報は、前記外部装置の
前記データ群が消滅しときに前記転送手段に供給される
ことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、ホストコンピュー
タなどの外部装置からの制御コード、文字コードなどを
含む印字データを取り込み、前記印字データに対する印
字処理を行う印刷装置などの出力装置において、前記外
部装置と通信可能に接続する接続手段と、印字環境設定
用メニュー構造を管理するためのデータ群を記憶する記
憶手段と、前記記憶手段に記憶される前記データ群を前
記接続手段を介して前記外部装置に転送する転送手段
と、前記データ群の現在の設定内容と前回の設定内容と
を比較して、前記データ群の設定内容の更新の有無を判
定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づい
て、前記データ群の設定内容が更新されたと判断された
場合、前記転送手段を介して、前記データ群が転送され
るように、転送を制御する転送制御手段とを備えること
を特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の出
力装置において、印字環境設定に対する操作方法と前記
外部装置上で行われる印字環境設に対する操作方法とは
同じであることを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、ホストコンピュー
タなどの外部装置からの制御コード、文字コードなどを
含む印字データを取り込み、前記外部装置と通信可能に
接続する接続手段と、印字環境設定用メニュー構造を管
理するためのデータ群を記憶する記憶手段とを有し、前
記印字データに対する印字処理を行う印刷装置などの出
力装置の印字環境転送制御方法であって、前記記憶手段
から前記外部装置に前記データ群を前記接続手段を介し
て転送する転送工程と、転送指示情報が供給されたとき
及び電源投入に基づいて、前記データ群を前記外部装置
に転送する転送制御工程とを有することを特徴とする
【0014】請求項8記載の発明は、請求項7記載の印
字環境転送制御方法において、前記転送指示情報は、利
用者によって前記データ群の前記外部装置への転送を指
示するための操作が行われたときに供給されることを特
徴とする。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項7記載の印
字環境転送制御方法において、前記転送指示情報は、前
記外部装置から前記接続手段を介して供給されることを
特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
印字環境転送制御方法において、前記転送指示情報は、
前記外部装置の前記データ群が消滅しときに供給される
ことを特徴とする。
【0017】請求項11記載の発明は、ホストコンピュ
ータなどの外部装置からの制御コード、文字コードなど
を含む印字データを取り込み、前記外部装置と通信可能
に接続する接続手段と、印字環境設定用メニュー構造を
管理するためのデータ群を記憶する記憶手段とを有し、
前記印字データに対する印字処理を行う印刷装置などの
出力装置の印字環境転送制御方法であって、前記記憶手
段に記憶される前記データ群を前記接続手段を介して前
記外部装置に転送する転送工程と、前記データ群の現在
の設定内容と前回の設定内容とを比較して、前記データ
群の設定内容の更新の有無を判定する判定工程と、前記
判定工程の判定結果に基づいて、前記データ群の設定内
容が更新されたと判断された場合に、前記転送工程によ
り前記データ 群が転送されるように、転送を制御する
転送制御工程とを有することを特徴とする。
【0018】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の印字環境転送制御方法において、前記出力装置上で行
われる印字環境設定に対する操作方法と前記外部装置上
で行われる印字環境設に対する操作方法とは同じである
ことを特徴とする。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【作用】請求項1記載の出力装置では、接続手段で外部
装置と通信可能に接続し、記憶手段に印字環境設定用メ
ニュー構造を管理するためのデータ群を記憶し、内部印
字環境設定手段でデータ群に基づき印字環境を設定し、
転送手段で記憶手段から外部装置に前記データ群を接続
手段を介して転送し、転送制御手段で、転送指示情報が
供給されたとき及び電源投入に基づいて、データ群を外
部装置に転送するべく転送手段を制御する
【0023】請求項2記載の出力装置では、転送指示情
報が、利用者によってデータ群の外部装置への転送を指
示するための操作が行われたときに、転送手段に供給さ
れる。
【0024】請求項3記載の出力装置では、転送指示情
報が、外部装置から接続手段を介して転送手段に供給さ
れる。
【0025】請求項4記載の出力装置では、転送指示情
報が、外部装置のデータ群が消滅しときに転送手段に供
給される。
【0026】請求項5記載の出力装置では、接続手段で
外部装置と通信可能に接続し、記憶手段に印字環境設定
用メニュー構造を管理するためのデータ群を記憶し、転
送手段で記憶手段に記憶されるデータ群を接続手段を介
して外部装置に転送し、判定手段で、データ群の現在の
設定内容と前回の設定内容とを比較して、データ群の設
定内容の更新の有無を判定し、転送制御手段で、判定手
段の判定結果に基づいて、データ群の設定内容が更新さ
れたと判断された場合、転送手段を介して、データ群が
転送されるように、転送を制御する。
【0027】請求項6記載の出力装置では、印字環境設
定に対する操作方法と外部装置上で行われる印字環境設
に対する操作方法とは同じである。
【0028】請求項7記載の印字環境転送制御方法で
は、記憶手段から外部装置にデータ群を接続手段を介し
て転送し、転送指示情報が供給されたとき及び電源投入
に基づいて、データ群を外部装置に転送する
【0029】請求項8記載の印字環境転送制御方法で
は、転送指示情報が、利用者によってデータ群の外部装
置への転送を指示するための操作が行われたときに供給
される。
【0030】請求項9記載の印字環境転送制御方法で
は、転送指示情報が、外部装置から接続手段を介して供
給される。
【0031】請求項10記載の印字環境転送制御方法で
は、転送指示情報が、外部装置のデータ群が消滅しとき
に供給される。
【0032】請求項11記載の印字環境転送制御方法で
は、データ群の現在の設定内容と前回の設定内容とを比
較して、データ群の設定内容の更新の有無を判定し、判
定結果に基づいて、データ群の設定内容が更新されたと
判断された場合に、転送工程によりデータ群が転送され
るように、転送を制御する。
【0033】請求項12記載の印字環境転送制御方法で
は、出力装置上で行われる印字環境設定に対する操作方
法と外部装置上で行われる印字環境設に対する操作方法
とは同じである。
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。
【0038】(第1実施例)図1は本発明の出力装置の
第1実施例であるレーザビームプリンタの構成を示す構
成図である。
【0039】レーザビームプリンタ1000は、外部の
ホストコンピュータに通信可能に接続され、このホスト
コンピュータから供給される印刷データ(文字コードな
ど)、フォーム情報、マクロ命令などを入力し、それら
の情報を記憶するとともに、それらの情報に基づき対応
する文字パターン、フォームパターンなどを作成し、記
録媒体である記録用紙に画像を形成する。
【0040】レーザビームプリンタ1000は、図1に
示すように、装置全体の制御およびホストコンピュータ
から供給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユ
ニット1001と、操作のためのスイッチ、液晶表示器
およびLED表示器などが設けられている操作部101
2とを備える。
【0041】プリンタ制御ユニット1001は、主に文
字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換し、
このビデオ信号をレーザドライバ1002に出力する。
【0042】レーザドライバ1002は、半導体レーザ
1003を駆動するための回路からなり、この回路は、
入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003か
ら発射されるレーザ光1004に対するオン・オフ切替
を行う。レーザ光1004は回転多面鏡1005で左右
方向に振られることによって静電ドラム1006上を走
査露光する。この走査露光によって、静電ドラム100
6上には文字パターンの静電潜像が形成される。この静
電潜像は、静電ドラム1006の周囲に配置されている
現像ユニット1007によって現像された後、記録紙に
転写される。
【0043】記録紙にはカットシートが用いられ、カッ
トシート記録紙はレーザビームプリンタ1000に装着
された給紙カセット1008に収納されている。
【0044】給紙カセット1008は、収容している記
録紙のサイズを検知するサイズ検知機構を有し、この検
知機構が検知した記録紙のサイズは制御ユニット100
1に与えられる。給紙カセット1008の装着可能数は
少なくとも1つ以上からなり、各給紙カセット1008
はその収容記録紙のサイズ毎に予め準備されている。
【0045】給紙カセット1008内の記録紙は、給紙
ローラ1009および搬送ローラ1010,1011に
よって装置内に取り込まれ、静電ドラム1006に向け
て搬送される。
【0046】レーザビームプリンタ1000には、少な
くとも1つ以上のカードスロットが設けられ、レーザビ
ームプリンタ1000は、内蔵フォントに加えて、オプ
ションフォントカード、言語系の異なる制御カード(エ
ミュレーションカード)が接続可能に構成されている。
【0047】次に、レーザビームプリンタ1000のプ
リンタ制御システムについて図を参照しながら説明す
る。図2は図1のレーザビームプリンタのプリンタ制御
システムの構成を示すブロック図である。
【0048】レーザビームプリンタ1000に接続され
ているホストコンピュータ3000は、図2に示すよう
に、制御部2000を備える。制御部2000は、RO
M3のプログラム用ROMに記憶されている文書処理プ
ログラムなどに基づき図形、イメージ、文字、表(表計
算などを含む)などが混在した文書処理を実行するCP
U1を有し、CPU1はシステムバス4に接続されてい
る各デバイスを総括的に制御する。
【0049】ROM3のプログラム用ROMには、上述
の文書処理プログラムなどの制御プログラムとともにC
PU1が行う制御手順(図5に示すフロー)などが記憶
され、フォント用ROMには前記文書処理時に使用する
フォントデータなどが記憶され、データ用ROMには前
記文書処理時に使用する各種データが記憶されている。
【0050】CPU1によってROM3に記憶されてい
る制御プログラムまたは制御手順が実行されるとき、R
AM2がCPU1の演算、論理判断における各種データ
を一時的に記憶するワークメモリとして用いられる。
【0051】CPU1には、キーボード(図中ではKB
で表す)9から指示が与えられる。キーボード9は、文
字、数字、記号などの入力に用いられる文字キー群と、
カーソルの移動、書式設定処理、起動の実行を指示する
ための複数の機能キーが設けられている機能キーとを有
する。
【0052】キーボード9からの入力記号に対するキー
コード変換処理(内部コードへの変換)は、キーボード
コントローラ(図中ではKBCで表す)5によって実行
される。
【0053】キーボード9から入力されたキーコードに
対応する文字、数式などは、CRT10の画面上の所定
位置に表示される。
【0054】CRT10は、表示装置コントローラ(図
中ではCRTCで表す)6で駆動され、表示装置コント
ローラ6は、カーソルの位置に表示したい文字列の画面
上への位置決め制御と、内部キャラクタジェネレータを
参照しながら入力文字コードをドットパターンに変換す
ることによって文字、記号などの表示をするための表示
制御とを行う。
【0055】CRT10の画面上に作成された文書、編
集ファイル、演算処理結果などは、外部メモリ11に記
憶される。外部メモリ11はハードディスク装置、フロ
ッピーディスク装置などからなり、外部メモリ11への
書込、読出は、メモリコントローラ(図中ではMCで表
す)7で制御される。
【0056】また、作成された文書、編集ファイル、演
算処理結果などは、プリンタコントローラ(図中ではP
RTCで表す)8を介して送信される。プリンタコント
ローラ8は双方向性のインタフェイス21を介してレー
ザビームプリンタ1000のプリンタ制御ユニット10
01に接続され、レーザビームプリンタ1000との通
信制御処理を実行する。
【0057】なお、CPU1は、例えば、RAM2上に
設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの
展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上での
WYSIWYGを可能としていている。また、CPU1
は、CRT10上のマウスカーソルなどで指示されたコ
マンドに基づき登録された種々のウィンドウを開き、種
々のデータ処理を実行する。
【0058】これに対し、レーザビームプリンタ100
0のプリンタ制御ユニット1001は、プリンタコント
ローラ8に双方向性のインタフェイス21を介して接続
されている入力部18と、ROM13のプログラム用R
OMに記憶されている制御プログラム、外部メモリ14
に記憶されている制御プログラムなどに基づきシステム
バス15に接続されている各デバイスを総括的に制御
し、印刷部I/F(印刷部インタフェイス)16を介し
て印刷部(プリンタエンジン)17に画像信号を出力情
報として供給するCPU12とを備える。CPU12は
入力部18を介してホストコンピュータ3000との通
信処理を行う。
【0059】ROM13のプログラム用ROMには、上
述の制御プログラムとともにCPU12が行う制御手順
(図4に示すフロー)などが記憶され、フォント用RO
Mには前記出力情報の生成時に使用するフォントデータ
などが記憶され、データ用ROMには、ホストコンピュ
ータ3000上で利用される各種データとともにプリン
タ環境設定用メニュー構造を管理するためのデータ群
(図3に示す)が記憶されている。
【0060】CPU12によってROM13に記憶され
ている制御プログラムまたは制御手順が実行されると
き、RAM19がCPU12の演算、論理判断における
各種データを一時的に記憶するワークメモリとして用い
られるとともに、ビットマップメモリ、環境データ格納
メモリ、NVRAMなどとして用いられる。RAM19
は増設ポートに接続されるオプションRAMと共働して
メモリ容量の拡張を図る。
【0061】CPU12には、操作部1012からの指
示がシステムバス15を介して与えられる。
【0062】CPU12による演算処理結果などは、外
部メモリ14に記憶される。外部メモリ14には、上述
の制御プログラムなどともに、フォントデータ、エミュ
レーションプログラム、フォームデータなどが記憶され
ている。外部メモリ14はハードディスク装置、フロッ
ピーディスク装置などからなり、外部メモリ14への書
込、読出は、メモリコントローラ(図中ではMCで表
す)20で制御される。
【0063】次に、プリンタ環境設定用メニュー構造を
管理するためのデータ群の構造について図3を参照しな
がら説明する。図3は図1のレーザビームプリンタが備
えるプリンタ環境設定用メニュー構造を管理するための
データ群の構造を示す図である。
【0064】プリンタ環境設定用メニュー構造は、図3
に示すように、階層的なデータ構造を有し、このデータ
構造を階層的にたどることによって、プリンタ環境の設
定または変更が行われる。
【0065】例えば、利用者が印字する枚数を設定する
とき、まず、操作部1012に設けられている矢印キー
が押され、メニューの中からコントロールが選択され
る。さらに、矢印キーが押され、コントロールメニュー
の中からコピー枚数が選択される。次いで、印字する枚
数が入力され、その入力された枚数が設定される。この
設定された内容はRAM19に格納される。このような
操作によって、プリンタ環境設定用メニュー構造を管理
するためのデータ群の内容が設定され、その設定内容に
応じてプリンタ環境の設定または変更が行われる。な
お、他のデータに対する設定も同様な操作によって行わ
れる。
【0066】次に、プリンタ制御ユニット1001によ
る、プリンタ環境設定用メニュー構造を管理するための
データ群の転送手順について図を参照しながら説明す
る。図4は図1のレーザビームプリンタのプリンタ制御
ユニットによる、プリンタ環境設定用メニュー構造を管
理するためのデータ群の転送手順を示すフローチャート
である。
【0067】図4を参照するに、まず、利用者がプリン
タ環境設定用メニュー構造を管理するためのデータ群の
ホストコンピュータ3000への転送開始が操作部10
12のキー操作によって指示される(ステップS4
1)。
【0068】転送開始の指示後、プリンタ環境設定用メ
ニュー構造を管理するためのデータ群が存在するか否か
が調べられる(ステップS42)。プリンタ環境設定用
メニュー構造を管理するためのデータ群が存在しない
と、処理は終了する。
【0069】プリンタ環境設定用メニュー構造を管理す
るためのデータ群が存在すると、このデータ群がインタ
フェイス21を介してホストコンピュータ3000に送
信され(ステップS43)、送信が終了すると、処理は
終了する。
【0070】次に、ホストコンピュータ3000によ
る、レーザビームプリンタ1000からのプリンタ環境
設定用メニュー構造を管理するためのデータ群の受信処
理手順について図を参照しながら説明する。図5はホス
トコンピュータによる、レーザビームプリンタからのプ
リンタ環境設定用メニュー構造を管理するためのデータ
群の受信処理手順を示すフローチャートである。
【0071】図5を参照するに、プリンタ制御ユニット
1001からのプリンタ環境設定用メニュー構造を管理
するためのデータ群の送信の有無が調べられる(ステッ
プS51)。プリンタ制御ユニット1001からのデー
タ群の送信がないとき、処理は終了する。
【0072】プリンタ制御ユニット1001からのデー
タ群の送信があると、送信されたデータ群が受信され
(ステップS52)、この受信されたデータ群が保存さ
れる(ステップS53)。このデータ群の保存後、処理
は終了する。
【0073】受信処理終了後、保存されたデータ群に基
づきレーザビームプリンタ1000に対するプリンタ環
境が設定される。
【0074】以上により、ホストコンピュータ3000
はレーザビームプリンタ1000からのプリンタ環境設
定に用いられたデータ群に基づきプリンタ環境設定を行
うから、ホストコンピュータ3000のプリンタ環境設
定に用いられるデータ群とレーザビームプリンタ100
0のプリンタ環境設定に用いられるデータ群とが同じに
なり、ホストコンピュータ3000のプリンタ環境に用
いられるデータ群とレーザビームプリンタ1000のプ
リンタ環境設定に用いられるデータ群とを一致させるた
めの面倒な操作を行う必要がなくなる。
【0075】また、オプションのトラスレータ情報が装
備されるとき、ホストコンピュータ3000にトラスレ
ータ情報をインストールする必要がなくなる。
【0076】なお、本実施例では、利用者がプリンタ環
境設定用メニュー構造を管理するためのデータ群のホス
トコンピュータ3000への転送開始を操作部1012
のキー操作によって指示するが、これに代えて、電源投
入を検出したときに、プリンタ環境設定用メニュー構造
を管理するためのデータ群のホストコンピュータ300
0への転送が開始されるように設定することもできる。
【0077】また、1つのレーザビームプリンタ100
0と1つのホストコンピュータ3000とがインタフェ
イス21で接続されているシステムを例に説明したが、
本発明の原理をレーザビームプリンタ1000と複数の
ホストコンピュータ3000とがLANなどのネットワ
ークで接続されているシステムに適用することもでき、
複数のコンピュータ3000に、レーザビームプリンタ
1000のプリンタ環境設定に用いられるデータ群に容
易に持たせることができ、操作に掛かる手間を大幅に軽
減することができる。
【0078】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
について図を参照しながら説明する。
【0079】本実施例のレーザビームプリンタは第1実
施例の構成とほぼ同じ構成を有する。本実施例では、前
回プリンタ環境設定に用いられたデータ群を一時的にR
AM19に保持し、この前回プリンタ環境設定に用いら
れたデータ群と今回プリンタ環境設定用いられているデ
ータとの比較により、データ群の設定内容の更新の有無
を判定し、データ群の更新があると、その更新されたデ
ータ群をホストコンピュータ3000に通知する。
【0080】次に、レーザビームプリンタのプリンタ制
御ユニット1001による、プリンタ環境設定用メニュ
ー構造を管理するためのデータ群の転送手順について図
6を参照しながら説明する。図6は本発明の出力装置の
第2実施例であるレーザビームプリンタのプリンタ制御
ユニットによる、プリンタ環境設定用メニュー構造を管
理するためのデータ群の転送手順を示すフローチャート
である。
【0081】図6を参照するに、まず、前回プリンタ環
境設定に用いられたデータ群がRAM19から取り出さ
れ(ステップS61)、この前回プリンタ環境設定に用
いられたデータ群と今回プリンタ環境設定用いられてい
るデータとが比較される(ステップS62)。
【0082】次いで、ステップS62の比較の結果に基
づきデータ群の更新の有無が調べられる(ステップS6
3)。データ群の更新がないと、処理は終了する。
【0083】データ群の更新があると、この更新された
データ群がインタフェイス21を介してホストコンピュ
ータ3000に送信され(ステップS64)、送信終了
後、処理は終了する。
【0084】次に、ホストコンピュータ3000によ
る、レーザビームプリンタ1000からの更新されたデ
ータ群の受信処理手順について説明する。
【0085】本実施例のホストコンピュータ3000に
よる、レーザビームプリンタ1000からの更新された
データ群の受信処理手順は第1実施例のホストコンピュ
ータ3000による受信処理手順と同じであり、プリン
タ制御ユニット1001からのデータ群の送信がある
と、送信されたデータ群が受信され、この受信したデー
タ群が保存される。受信処理終了後、保存されたデータ
群に基づきレーザビームプリンタ1000に対するプリ
ンタ環境が設定される。
【0086】以上により、レーザビームプリンタ100
0のプリンタ環境設定に用いられているデータ群の更新
があると、更新されたデータ群がホストコンピュータ3
000に送信されるから、ホストコンピュータ3000
のプリンタ環境設定に用いられるデータ群とレーザビー
ムプリンタ1000のプリンタ環境設定に用いられるデ
ータ群とを常に一致させることができる。
【0087】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
について図を参照しながら説明する。
【0088】本実施例のレーザビームプリンタは第1実
施例の構成とほぼ同じ構成を有し、本実施例では、ホス
トコンピュータ3000からその電源投入時に出される
データ群転送要求に基づきデータ群の転送を行う。
【0089】次に、プリンタ制御ユニット1001とホ
ストコンピュータ3000との間で行われるデータ通信
処理について図を参照しながら説明する。図7は本発明
の出力装置の第3実施例であるレーザビームプリンタに
接続されているホストコンピュータによる、レーザビー
ムプリンタからのプリンタ環境設定用メニュー構造を管
理するためのデータ群の受信処理手順を示すフローチャ
ート、図8は本発明の出力装置の第3実施例であるレー
ザビームプリンタのプリンタ制御ユニットによる、プリ
ンタ環境設定用メニュー構造を管理するためのデータ群
の転送手順を示すフローチャートである。
【0090】ホストコンピュータ3000に電源が投入
されると(ステップS71)、図7に示すように、ま
ず、プリンタ環境設定用メニュー構造を管理するための
データ群が存在するか否かが調べられる(ステップS7
2)。
【0091】プリンタ環境設定用メニュー構造を管理す
るためのデータ群が存在すると、処理は終了する。
【0092】プリンタ環境設定用メニュー構造を管理す
るためのデータ群が存在しないと、データ群転送要求が
インタフェイス21を介してレーザビームプリンタ10
00に送信される(ステップS73)。
【0093】データ群転送要求の送信後、レーザビーム
プリンタ1000からのデータ群の転送の有無が調べら
れ(ステップS74)、レーザビームプリンタ1000
からのデータ群の転送があるまで転送要求が出される。
【0094】これに対し、レーザビームプリンタ100
0のプリンタ制御ユニット1001側では、図8に示す
ように、ホストコンピュータ3000からのデータ群転
送要求の有無を監視し(ステップS81)、データ群転
送要求があると、このデータ群転送要求が受信される
(ステップS82)。
【0095】次いで、受信したデータ群転送要求に基づ
きプリンタ環境設定用メニュー構造を管理するためのデ
ータ群がホストコンピュータ3000にインタフェイス
21を介して転送される(ステップS83)。
【0096】ホストコンピュータ3000側では、図7
に示すように、プリンタ制御ユニット1001からのデ
ータ群の送信があると、送信されたデータ群が受信され
(ステップS75)、この受信されたデータ群が保存さ
れる(ステップS76)。このデータ群の保存後、処理
は終了する。
【0097】受信処理終了後、ホストコンピュータ30
00上では保存されたデータ群に基づきレーザビームプ
リンタ1000に対するプリンタ環境が設定される。
【0098】以上により、ホストコンピュータ3000
の電源投入時にデータ群の有無に応じて出されるデータ
群転送要求に基づきレーザビームプリンタ1000から
データ群が転送されるから、ホストコンピュータ300
0のプリンタ環境設定に用いられるデータ群とレーザビ
ームプリンタ1000のプリンタ環境設定に用いられる
データ群とが同じになり、ホストコンピュータ3000
のプリンタ環境に用いられるデータ群とレーザビームプ
リンタ1000のプリンタ環境設定に用いられるデータ
群とを一致させるための面倒な操作を行う必要がなくな
る。
【0099】なお、本実施例では、ホストコンピュータ
3000が電源投入時にデータ群の有無に応じてデータ
群転送要求を出すが、これに代えて、ホストコンピュー
タ3000に保持されているデータ群が消滅したときに
データ群転送要求を出すように設定することもできる。
ホストコンピュータ3000に保持されているデータ群
の消滅原因としては、ホストコンピュータ3000に保
持されているデータ群を削除するための命令が操作者に
よって誤って出された場合、データ群を保持するRAM
2のバックアップ電源が遮断された場合などが考えられ
る。
【0100】なお、上述の各実施例では、レーザビーム
プリンタ1000からホストコンピュータ3000にプ
リンタ環境設定用メニュー構造を管理するためのデータ
群を転送する例について説明したが、ホストコンピュー
タ3000上の操作によってプリンタ環境設定用メニュ
ー構造を管理するためのデータ群の設定内容を更新し、
更新されたデータ群に基づきホストコンピュータ300
0にプリンタ環境を再設定するとともに更新されたデー
タ群をレーザビームプリンタ1000にインタフェイス
21を介して送信し、その送信されたデータ群に基づき
でレーザビームプリンタ1000上にプリンタ環境を再
設定するように構成することもできる。その構成を取る
ことによって、ホストコンピュータ3000上でレーザ
ビームプリンタ1000のプリンタ環境設定を実行する
ことができ、プリンタ環境設定操作に関する便利性を向
上させることができる。
【0101】また、上述の構成において、ホストコンピ
ュータ3000上のプリンタ環境設定に対する操作と、
レーザビームプリンタ1000上のプリンタ環境設定に
対する操作とが同じになるように設定することによっ
て、利用者に操作上の違和感を感じさせないことができ
る。
【0102】また、上述の各実施例では、レーザビーム
プリンタを例に説明したが、例えば、インクジェットプ
リンタ、ドットマトリクスプリンタ、LEDプリンタな
どの他の方式のプリンタ、複写機などの出力装置に本発
明の原理を適用することができる。
【0103】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
出力装置によれば、接続手段で外部装置と通信可能に接
続し、記憶手段に印字環境設定用メニュー構造を管理す
るためのデータ群を記憶し、内部印字環境設定手段でデ
ータ群に基づき印字環境を設定し、転送手段で記憶手段
から外部装置に前記データ群を接続手段を介して転送
し、転送制御手段で、転送指示情報が供給されたとき及
び電源投入に基づいて、データ群を外部装置に転送する
べく転送手段を制御するから、面倒な操作を行うことな
く、同一の印字環境設定用メニュー構造を管理するデー
タ群を外部装置に持たせることができ、同じ印字環境を
外部装置上に簡単に設定することができる。
【0104】請求項2ないし4記載の出力装置によれ
ば、転送指示情報が、必要に応じて転送手段に供給され
るから、同一の印字環境設定用メニュー構造を管理する
データ群を外部装置に持たせることができる。
【0105】請求項5記載の出力装置によれば、接続手
段で外部装置と通信可能に接続し、記憶手段に印字環境
設定用メニュー構造を管理するためのデータ群を記憶
し、転送手段で記憶手段に記憶されるデータ群を接続手
段を介して外部装置に転送し、判定手段で、データ群の
現在の設定内容と前回の設定内容とを比較して、データ
群の設定内容の更新の有無を判定し、転送制御手段で、
判定手段の判定結果に基づいて、データ群の設定内容が
更新されたと判断された場合、転送手段を介して、デー
タ群が転送されるように、転送を制御するから、データ
群の設定内容が更新されたときに、更新されたデータ群
を外部装置に確実に持たせることができる。よって、面
倒な操作を行うことなく、同一の印字環境設定用メニュ
ー構造を管理するデータ群を外部装置に持たせることが
でき、同じ印字環境を外部装置上に簡単に設定すること
ができる。
【0106】請求項6記載の出力装置によれば、印字環
境設定に対する操作方法と外部装置上で行われる印字環
境設に対する操作方法とは同じであるから、印字環境設
定に関する操作に違和感を感じさせないようにすること
ができる。
【0107】請求項7記載の印字環境転送制御方法によ
れば、記憶手段から外部装置にデータ群を接続手段を介
して転送し、転送指示情報が供給されたとき及び電源投
入に基づいて、データ群を外部装置に転送するから、面
倒な操作を行うことなく、同一の印字環境設定用メニュ
ー構造を管理するデータ群を出力装置と外部装置とに持
たせることができ、出力装置上に設定された印字環境と
同じ印字環境を外部装置上に簡単に設定することができ
る。
【0108】請求項8ないし10記載の印字環境転送制
御方法によれば、転送指示情報が、必要に応じて供給さ
れるから、同一の印字環境設定用メニュー構造を管理す
るデータ群を外部装置に持たせることができる。
【0109】請求項11記載の印字環境転送制御方法に
よれば、データ群の現在の設定内容と前回の設定内容と
を比較して、データ群の設定内容の更新の有無を判定
し、判定結果に基づいて、データ群の設定内容が更新さ
れたと判断された場合に、転送工程によりデータ群が転
送されるように、転送を制御するから、データ群の設定
内容が更新されたときに、更新されたデータ群を外部装
置に確実に持たせることができる。よって、面倒な操作
を行うことなく、同一の印字環境設定用メニュー構造を
管理するデータ群を外部装置に持たせることができ、同
じ印字環境を外部装置上に簡単に設定することができ
る。
【0110】請求項12記載の印字環境転送制御方法に
よれば、出力装置上で行われる印字環境設定に対する操
作方法と外部装置上で行われる印字環境設に対する操作
方法とは同じであるから、印字環境設定に関する操作に
違和感を感じさせないようにすることができる。
【0111】
【0112】
【0113】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の出力装置の第1実施例であるレーザビ
ームプリンタの構成を示す構成図である。
【図2】図1のレーザビームプリンタのプリンタ制御シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図3】図1のレーザビームプリンタが備えるプリンタ
環境設定用メニュー構造を管理するためのデータ群の構
造を示す図である。
【図4】図1のレーザビームプリンタのプリンタ制御ユ
ニットによる、プリンタ環境設定用メニュー構造を管理
するためのデータ群の転送手順を示すフローチャートで
ある。
【図5】ホストコンピュータによる、レーザビームプリ
ンタからのプリンタ環境設定用メニュー構造を管理する
ためのデータ群の受信処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の出力装置の第2実施例であるレーザビ
ームプリンタのプリンタ制御ユニットによる、プリンタ
環境設定用メニュー構造を管理するためのデータ群の転
送手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の出力装置の第3実施例であるレーザビ
ームプリンタに接続されているホストコンピュータによ
る、レーザビームプリンタからのプリンタ環境設定用メ
ニュー構造を管理するためのデータ群の受信処理手順を
示すフローチャートである。
【図8】本発明の出力装置の第3実施例であるレーザビ
ームプリンタのプリンタ制御ユニットによる、プリンタ
環境設定用メニュー構造を管理するためのデータ群の転
送手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,12 CPU 2,19 RAM 3,13 ROM 11,14 外部メモリ 17 印刷部 18 入力部 21 インタフィス 1000 レーザビームプリンタ 1001 プリンタ制御ユニット 2000 制御部 3000 ホストコンピュータ

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータなどの外部装置から
    の制御コード、文字コードなどを含む印字データを取り
    込み、前記印字データに対する印字処理を行う印刷装置
    などの出力装置であって、 前記外部装置と通信可能に接続する接続手段と、 印字環境設定用メニュー構造を管理するためのデータ群
    を記憶する記憶手段と、 前記データ群に基づき印字環境を設定する内部印字環境
    設定手段と、 前記記憶手段から前記外部装置に前記データ群を前記接
    続手段を介して転送する転送手段と、転送指示情報が供給されたとき及び電源投入に基づい
    て、前記データ群を前記外部装置に転送するべく前記転
    送手段を制御する転送制御手段 とを備えることを特徴と
    する出力装置。
  2. 【請求項2】 前記転送指示情報は、利用者によって前
    記データ群の前記外部装置への転送を指示するための操
    作が行われたときに、前記転送手段に供給されることを
    特徴とする請求項1記載の出力装置。
  3. 【請求項3】 前記転送指示情報は、前記外部装置から
    前記接続手段を介して前記転送手段に供給されることを
    特徴とする請求項1記載の出力装置。
  4. 【請求項4】 前記転送指示情報は、前記外部装置の前
    記データ群が消滅しときに前記転送手段に供給されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の出力装置。
  5. 【請求項5】 ホストコンピュータなどの外部装置から
    の制御コード、文字コードなどを含む印字データを取り
    込み、前記印字データに対する印字処理を行う印刷装置
    などの出力装置において、 前記外部装置と通信可能に接続する接続手段と、 印字環境設定用メニュー構造を管理するためのデータ群
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶される前記データ群を前記接続手段
    を介して前記外部装置に転送する転送手段と、 前記データ群の現在の設定内容と前回の設定内容とを比
    較して、前記データ群 の設定内容の更新の有無を判定す
    る判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記データ群の設
    定内容が更新されたと判断された場合、前記転送手段を
    介して、前記データ群が転送されるように、転送を制御
    する転送制御手段とを備えることを特徴とする出力装
    置。
  6. 【請求項6】 印字環境設定に対する操作方法と前記外
    部装置上で行われる印字環境設に対する操作方法とは同
    じであることを特徴とする請求項5記載の出力装置。
  7. 【請求項7】 ホストコンピュータなどの外部装置から
    の制御コード、文字コードなどを含む印字データを取り
    込み、前記外部装置と通信可能に接続する接続手段と、
    印字環境設定用メニュー構造を管理するためのデータ群
    を記憶する記憶手段とを有し、前記印字データに対する
    印字処理を行う印刷装置などの出力装置の印字環境転送
    制御方法であって、 前記記憶手段から前記外部装置に前記データ群を前記接
    続手段を介して転送する転送工程と、 転送指示情報が供給されたとき及び電源投入に基づい
    て、前記データ群を前記外部装置に転送する転送制御工
    程とを有することを特徴とする印字環境転送制御方法
  8. 【請求項8】 前記転送指示情報は、利用者によって前
    記データ群の前記外部装置への転送を指示するための操
    作が行われたときに供給されることを特徴とする請求項
    7記載の印字環境転送制御方法。
  9. 【請求項9】 前記転送指示情報は、前記外部装置から
    前記接続手段を介して供給されることを特徴とする請求
    項7記載の印字環境転送制御方法。
  10. 【請求項10】 前記転送指示情報は、前記外部装置の
    前記データ群が消滅しときに供給されることを特徴とす
    る請求項7記載の印字環境転送制御方法。
  11. 【請求項11】 ホストコンピュータなどの外部装置か
    らの制御コード、文字コードなどを含む印字データを取
    り込み、前記外部装置と通信可能に接続する接続手段
    と、印字環境設定用メニュー構造を管理するためのデー
    タ群を記憶する記憶手段とを有し、前記印字データに対
    する印字処理を行う印刷装置などの出力 装置の印字環境
    転送制御方法であって、 前記記憶手段に記憶される前記データ群を前記接続手段
    を介して前記外部装置に転送する転送工程と、 前記データ群の現在の設定内容と前回の設定内容とを比
    較して、前記データ群の設定内容の更新の有無を判定す
    る判定工程と、 前記判定工程の判定結果に基づいて、前記データ群の設
    定内容が更新されたと判断された場合に、前記転送工程
    により前記データ 群が転送されるように、転送を制御
    する転送制御工程とを有することを特徴とする印字環境
    転送制御方法。
  12. 【請求項12】 前記出力装置上で行われる印字環境設
    定に対する操作方法と前記外部装置上で行われる印字環
    境設に対する操作方法とは同じであることを特徴とする
    請求項11記載の印字環境転送制御方法。
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