JPH11219274A - 出力装置及び出力方法 - Google Patents

出力装置及び出力方法

Info

Publication number
JPH11219274A
JPH11219274A JP10022084A JP2208498A JPH11219274A JP H11219274 A JPH11219274 A JP H11219274A JP 10022084 A JP10022084 A JP 10022084A JP 2208498 A JP2208498 A JP 2208498A JP H11219274 A JPH11219274 A JP H11219274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print information
print
output
information
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10022084A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takagi
淳 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10022084A priority Critical patent/JPH11219274A/ja
Publication of JPH11219274A publication Critical patent/JPH11219274A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストコンピュータ等の外部情報処理装置に
接続されて使用されるプリンタにおいて、プリンタ内部
に蓄えられた印刷情報の中身を容易に確認でき、的確な
判断材料が得られるようにする。 【解決手段】 ホストコンピュータ3000からインタ
ーフェース21を通じてプリンタ1000に送出されて
きた複数の印刷情報をハードディスク等の外部メモリ1
4に一旦格納する。そして、その中から所望の印刷情報
を選択し、その印刷情報を簡略化して印刷部17にて印
刷出力する。その際、階調を落としたり、縮小したり、
あるいは図形は省略して文字のみ印刷するなどして、分
かりやすく簡易印刷して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向性インター
フェースを介して外部機器に接続されるプリンタ等の出
力装置及び該装置における出力方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワーク
ステーションは、ローカルエリアネットワーク(LA
N)に接続されて使用されるケースが多く見受けられ
る。これに伴い、プリンタ(印刷装置)もLANに直接
接続され、オフィスにおいて複数のホストコンピュータ
及び複数のユーザーで共有して使用されることが多く見
受けられる。
【0003】このような環境下において、ユーザーが共
有しているプリンタへ送信した印刷情報は、一時的にプ
リンタ内部に蓄えられ、他のホストコンピュータ及びユ
ーザーからの印刷情報を受信している最中にも印刷処理
を行うことが可能となっている。またユーザーは、プリ
ンタ内部(以下スプーラと呼ぶ)に格納された複数の印
刷情報に関し、ホストコンピュータ上のユーティリティ
ソフトウェアを用いて一覧表を作成し、各印刷情報の状
態を確認したり、状態を変更したり、印刷の順番を変更
したりすることが可能である。これにより、特定の印刷
が失敗するなど何らかのトラブルが発生しても、ユーザ
ーはスプーラに格納された印刷情報を操作することによ
ってトラブルを解決することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の印刷出力システムにあっては、ユーザーは
スプーラ内の印刷情報の中身を視覚的に確認することが
できないため、印刷情報の特徴(ファイル名,印刷開始
時刻,スプールサイズなど)を覚えておかなければなら
ないという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、スプーラに蓄えられた印刷情報
の中身を視覚的に分かりやすく確認でき、ユーザーがス
プーラ内の印刷情報を操作するときにより直感的で分か
りやすい判断材料を得ることが可能な出力装置及び出力
方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る出力装置及
び出力方法は、次のように構成したものである。
【0007】(1)外部機器より印刷情報を入力して記
録媒体に印刷する出力装置であって、前記外部機器より
入力した印刷情報を記憶する記憶手段と、該記憶された
印刷情報の中から任意の印刷情報を選択してその概略内
容を視覚的に確認できるようにする簡易出力手段とを備
えた。
【0008】(2)上記(1)の構成において、記憶手
段に記憶された印刷情報をユーティリティソフトで管理
する管理手段を有するようにした。
【0009】(3)上記(1)または(2)の構成にお
いて、印刷情報は、印刷ジョブ及びジョブ制御言語を示
すものとした。
【0010】(4)上記(1)ないし(3)何れかの構
成において、記憶手段として2次記憶装置を有し、前記
2次記憶装置に印刷情報を格納するか否かを指定する制
御手段を有するようにした。
【0011】(5)上記(2)の構成において、簡易出
力手段は、印刷情報を複数の状態に分類し、その中の一
つの状態を選択して該状態を変更可能なようにした。
【0012】(6)上記(5)の構成において、簡易出
力手段は、少なくとも印刷情報を印刷待ち状態、印刷状
態、印刷終了状態及び印刷不可状態に分類するようにし
た。
【0013】(7)上記(1)ないし(6)何れかの構
成において、簡易出力手段は、印刷情報の中身を簡単に
確認できるような形で該印刷情報を印刷するようにし
た。
【0014】(8)上記(7)の構成において、簡易出
力手段は、印刷情報を印刷する際に、階調を落とすか、
縮小するか、現像剤セーブを行うか、あるいは図形部を
除いて文字部だけ印刷するようにした。
【0015】(9)上記(1)ないし(6)何れかの構
成において、簡易出力手段は、印刷情報のドラフトを外
部の情報処理装置に送り、該情報処理装置上でプレビュ
ー表示させるようにした。
【0016】(10)上記(1)ないし(6)何れかの
構成において、簡易出力手段は、印刷情報のドラフトを
出力装置本体のパネル上にプレビュー表示させるように
した。
【0017】(11)外部機器より印刷情報を入力して
記録媒体に印刷する出力方法であって、前記外部機器よ
り入力した印刷情報を記憶手段に格納し、その印刷情報
の中から任意の印刷情報を選択してその概略内容を視覚
的に確認できるようにした。
【0018】(12)上記(11)の構成において、記
憶手段に記憶された印刷情報をユーティリティソフトで
管理するようにした。
【0019】(13)上記(11)または(12)の構
成において、印刷情報は、印刷ジョブ及びジョブ制御言
語を示すものとした。
【0020】(14)上記(11)ないし(13)何れ
かの構成において、記憶手段として2次記憶装置に印刷
情報を格納するか否かを指定するようにした。
【0021】(15)上記(12)の構成において、印
刷情報を複数の状態に分類し、その中の一つの状態を選
択して該状態を変更可能に管理するようにした。
【0022】(16)上記(15)の構成において、少
なくとも印刷情報を印刷待ち状態、印刷状態、印刷終了
状態及び印刷不可状態に分類するようにした。
【0023】(17)上記(11)ないし(16)何れ
かの構成において、印刷情報の中身を簡単に確認できる
ような形で該印刷情報を印刷するようにした。
【0024】(18)上記(17)の構成において、印
刷情報を印刷する際に、階調を落とすか、縮小するか、
現像剤セーブを行うか、あるいは図形部を除いて文字部
だけ印刷するようにした。
【0025】(19)上記(11)ないし(16)何れ
かの構成において、印刷情報のドラフトを外部の情報処
理装置に送り、該情報処理装置上でプレビュー表示させ
るようにした。
【0026】(20)上記(11)ないし(16)何れ
かの構成において、印刷情報のドラフトを出力装置本体
のパネル上にプレビュー表示させるようにした。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例について説明する。
【0028】(一実施例)本実施例を適用するのに好適
なプリンタとしてはレーザビームプリンタやインクジェ
ットプリンタがあるが、本実施例を適用するプリンタは
レーザビームプリンタ及びインクジェットプリンタに限
られるものではなく、他のプリント方式のプリンタでも
良いことは言うまでもない。
【0029】図1は本発明を適用可能な出力装置である
プリンタの構成を示す断面図であり、ここではレーザビ
ームプリンタ(LBP)の場合を示している。
【0030】図1の構成において、プリンタ1000は
LBPであり、外部に接続されている不図示のホストコ
ンピュータから供給される印刷情報(文字コード等)や
フォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶する
とともに、それらの情報に従って対応する文字パターン
やフォームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙
等に像を形成する。
【0031】1012は操作のためのスイッチ及びLE
D表示器等が配されている操作パネル、1001はプリ
ンタ全体の制御及びホストコンピュータから供給される
文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットであり、こ
のプリンタ制御ユニット1001は、主に文字情報を対
応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドラ
イバ1002に出力する。
【0032】レーザドライバ1002は半導体レーザ1
003を駆動するための回路であり、入力されたビデオ
信号に応じて半導体レーザ1003から発射されるレー
ザ光1004をオン・オフ切り換えする。このレーザ光
1004は回転多面鏡1005で左右方向に振らされて
感光体である静電ドラム1006上を走査露光する。こ
れにより、静電ドラム1006上には文字パターンの静
電潜像が形成されることになる。
【0033】上記の潜像は、静電ドラム1006の周囲
に配設された現像ユニット1007により現像された
後、記録紙に転写される。記録紙にはカットシートを用
い、このカットシート記録紙はプリンタ1000に装着
した用紙カセット1008に収納されており、給紙ロー
ラ1009及び搬送ローラ1010と搬送ローラ101
1により装置内に取り込まれて、静電ドラム1006に
供給される。
【0034】またプリンタ1000には、図示しないが
カードスロットが少なくとも1個以上備えられ、内蔵フ
ォントに加えてオプションフォントカード,言語系の異
なる制御カード(エミュレーションカード)が接続でき
るように構成されている。
【0035】図2は本実施例のプリンタ制御システムの
構成を示すブロック図である。ここでは、図1のレーザ
ビームプリンタを例にして説明する。なお、本発明の機
能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複
数の機器からなるシステムであっても、LAN等のネッ
トワークを介して処理が行われるシステムであっても本
発明を適用できることは言うまでもない。
【0036】図2において、3000は外部の情報処理
装置であるホストコンピュータで、ROM3のプログラ
ム用ROMに記憶された文書処理プログラム等に基づい
て図形,イメージ,文字,表(表計算等を含む)等が混
在した文書処理を実行するCPU1を備え、このCPU
1はシステムデバイス4に接続されている各デバイスを
総括的に制御する。
【0037】上記ROM3のプログラム用ROMにはC
PU1の制御プログラム等が記憶され、ROM3のフォ
ント用ROMには上記文書処理の際に使用するフォント
データ等が記憶され、ROM3のデータ用ROMには上
記文書処理等を行う際に使用する各種データが記憶され
る。
【0038】また図2中、2はRAMで、CPU1の主
メモリ,ワークエリア等として機能する。5はキーボー
ドコントローラ(KBC)で、キーボード9や不図示の
ポインティングデバイスからのキー入力を制御する。6
はCRTコントローラ(CRTC)で、ディスプレイ
(CRT)10の表示を制御する。7はメモリコントロ
ーラ(MC)で、ブートプログラム,種々のアプリケー
ション,フォントデータ,ユーザーファイル,編集ファ
イル等を記憶するハードディスク(HD),フロッピー
ディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制
御する。8はプリンタコントローラで(PRTC)で、
所定の双方向性のインターフェース21を介してプリン
タ1000に接続されて、プリンタ1000との通信制
御処理を実行する。
【0039】なお、上記CPU1は、例えばRAM2上
に設定された表示情報用RAMへのアウトラインフォン
トの展開(ラスタライズ)処理を実行し、ディスプレイ
10上でのWYSIWYGを可能としている。また、こ
のCPU1は、ディスプレイ10上の不図示のマウスカ
ーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種
々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
【0040】また、プリンタ1000内で、12はプリ
ンタ内のCPUであり、ROM13のプログラム用RO
Mに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ
(記憶手段)14に記憶された制御プログラム等に基づ
いてシステムバス15に接続されている各種のデバイス
とのアクセスを総括的に制御し、印刷部インターフェー
ス(I/F)16を介して接続される印刷部(プリンタ
エンジン)17に出力情報としての画像信号を出力す
る。
【0041】上記ROM13のプログラム用ROMには
図6,図7のフローチャートで示されるようなCPU1
2の制御プログラム等が記憶され、ROM13のフォン
ト用ROMには上記出力情報を生成する際に使用するフ
ォントデータ等が記憶され、ROM13のデータ用RO
Mにはハードディスク等の外部メモリ14がないプリン
タの場合のホストコンピュータ上で利用される情報等が
記憶されている。また、CPU12は入力部18を介し
てホストコンピュータ3000との通信処理が可能に構
成されており、プリンタ内の情報等をホストコンピュー
タ3000に通知可能となっている。
【0042】19はCPU12の主メモリ,ワークエリ
ア等として機能するRAMで、図示しないが増設ポート
に接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張
することができるように構成されている。
【0043】なお、RAM19は、出力情報展開領域,
環境データ格納領域,NVRAM等に用いられる。2次
記憶装置であるハードディスク(HD),ICカード等
の外部メモリ14は、メモリコントローラ(MC)20
によりアクセスを制御される。また、この外部メモリ1
4は、オプションとして接続され、フォントデータ,エ
ミュレーションプログラム,フォームデータ等を記憶す
る。また、操作パネル18は、操作のためのスイッチ及
びLED表示器等が配されている。
【0044】上記の外部メモリ14は1個に限らず、少
なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプショ
ンカード,言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈する
プログラムを格納した外部メモリを複数接続できるよう
に構成されていても良い。さらに、図示しないがNVR
AMを有し、操作パネル1012からのプリンタモード
設定情報を記憶するようにしても良い。
【0045】次に、上記のように構成されたプリンタ制
御システムの動作について詳細に説明する。
【0046】図3は本実施例におけるハードウェア構成
の一例を示す模式図である。同図に示すように、プリン
タ1000と一台以上の任意のホストコンピュータ30
00a,3000bはそれぞれ不図示のネットワークイ
ンターフェースを持ち、LAN3001で接続されてい
る。また、プリンタ1000とホストコンピュータ10
00aはインターフェース21を介して接続されてお
り、ホストコンピュータ3000a,3000bから送
出された不図示の印刷情報(以後ジョブと呼ぶ)は、一
旦ホストコンピュータ3000aに転送され、インター
フェース21を介してハードディスク(外部メモリ1
4)に格納されるものとする。
【0047】また、上記のハードディスクには、図8に
示すように複数のジョブを格納することができ、各ジョ
ブはそれぞれ属性としてジョブ名称,状態,印刷開始時
刻,印刷ファイル名,スプールサイズなどの情報を持つ
ものとする。各ジョブは、LAN3001を介してホス
トコンピュータ3000a,3000b上の不図示のソ
フトウェアから参照したり操作したりすることが可能で
ある。なお、図8で示された属性は一例であって、これ
以外の情報を持っていても良いことは言うまでもない。
【0048】図4はホストコンピュータ3000側の動
作手順を示すフローチャートである。本フローチャート
で示される制御を実現するための制御プログラムは、R
OM3に格納されている。本フローチャートにおいて、
まず、ホストコンピュータ3000から送出(ステップ
S1)されたジョブは、インターフェース21を介して
プリンタ1000のハードディスクに格納される(ステ
ップS2)。
【0049】次に、上記ハードディスクに格納された複
数のジョブから任意のジョブを選択し(ステップS
3)、ジョブの中身を確認する(ステップS4)。この
ジョブの中身を確認することにより、ジョブの状態を変
更するかどうかを判断することができる(ステップS
5)。例えば、印刷待ち状態の至急印刷したいジョブを
印刷状態に変更(ステップS6)したり、印刷する必要
がないと判断したジョブを削除(印刷終了状態に変更
(ステップS6))したりすることができる。
【0050】図5はジョブの格納手段を決める処理手順
を示すフローチャートである。本実施例では格納手段と
してハードディスク及びスプーラを使用しているが、常
にスプーラが利用可能なわけではない。以下にスプーラ
が使用可能かどうかを確認する手順を説明する。
【0051】まず、ハードディスクが装着されているか
どうかを確認する(ステップS11)。ハードディスク
が装着されていなければ、スプーラは使用できない(ス
テップS14)。次に、ハードディスクが装着されてい
る場合において、スプーラを使用する印刷かあるいはス
プーラを使用しない直接印刷かどうかを確認する(ステ
ップS12)。
【0052】スプーラを使用しない直接印刷の場合は、
スプーラを使用しない(ステップS14)。ステップS
12でスプーラを使用すると判断した場合のみ、スプー
ラを使用する(ステップS13)。そして、スプーラを
使用した場合のみ図4で説明したようにジョブを管理す
ることが可能となる。スプーラを使用しない場合はジョ
ブを格納できないため、図4で説明したようなジョブの
管理を行うことはできない。
【0053】図6は簡易印刷の手順を示すフローチャー
トである。上述の図4のフローチャートのステップS4
においてジョブの中身を確認したが、ここではジョブの
中身を視覚的に確認する手順について説明する。
【0054】ジョブの中身を確認する場合(ステップS
14)、まず初めに簡易印刷するかどうかを確認する
(ステップS21)。簡易印刷をすることを確認できた
ら、次にユーザー認証を行う。このとき、まず簡易印刷
を指定したユーザーがジョブの所有者(Owner)で
あるかどうかを調べ(ステップS22)、ジョブの所有
者であれば簡易印刷を行う(ステップS24)。もし簡
易印刷を指定したユーザーがジョブの所有者でなくて
も、システム管理者であれば(ステップS23)、簡易
印刷を行うことができる(ステップS24)。
【0055】ここで、管理者権限を持たないジョブの所
有者以外のユーザーが他人のジョブの中身を見ることが
できないことは、ジョブの所有者のジョブ所有権を保護
する上で必要なことである。もちろんユーザー認証を行
わずに簡易印刷しても良いことは言うまでもない。
【0056】上記の簡易印刷された結果は、図9の
(a)に示すように、(b)の本来の出力結果に比べ簡
略化されている。この簡易印刷は、図を省いて文字だけ
を印刷するだけでなく、解像度(階調)を落としたり、
図を縮小したり、トナー(現像剤)セーブを行ったりし
ても良い。そして、ジョブの所有者は上記の簡易印刷を
することで、ジョブリスト(図8参照)では確認できな
かったジョブの中身を視覚的に確認することができるよ
うになる。
【0057】このように、外部機器よりの印刷情報を2
次記憶装置であるハードディスク等へ格納し、外部機器
上のソフトウェア等でハードディスク内の印刷情報を確
認し操作できる状況において、ユーザーがハードディス
ク内の印刷情報を視覚的に確認できるようにすること
で、より直感的で分かりやすい情報を得ることができ、
ユーザーが印刷情報を操作するときにより的確な判断を
下せるようになる。
【0058】また、システム管理者がハードディスク内
の不特定多数のユーザーから送られてきた印刷情報を整
理したい場合、印刷情報の中身を視覚的に確認できるこ
とにより、印刷情報を削除すべきかどうかなどの判断を
より的確に下せるようになる。
【0059】(他の実施例)次に、本発明の他の実施例
について説明する。なお、図6のフローチャートで示し
たプリンタ側の制御プログラムを除き、上述の実施例の
構成及び動作はそのまま実施例にも適用可能である。
【0060】図7は本実施例におけるプリンタ側の動作
手順を示すフローチャートである。本フローチャートで
示される制御を実現する制御プログラムはROM13に
格納されている。本フローチャートによれば、簡易印刷
をより高速に簡単に行うことができるようになる。
【0061】ジョブの中身を確認する場合(ステップS
4)、まず初めに簡易印刷するかどうかを確認する(ス
テップS31)。簡易印刷を行うことが確認できたら、
印刷ジョブを双方向のインターフェース12を経由して
ホストコンピュータ3000に転送する(ステップS3
2)。ホストコンピュータ側では、受信した印刷ジョブ
をホストコンピュータ上の任意の画面表示プログラムを
用いて画面表示(プレビュー)する(ステップS3
3)。
【0062】上記の画面表示は、プリンタ1000での
印刷に比べて高速に行えるため、プリンタ1000から
ホストコンピュータ3000に転送されるデータは、図
9に示すように画像を削除するなどしてデータ量を削減
しても良く、削除しなくても良い。また、前述の実施例
と同様ユーザー認証を行ってプレビューできるユーザー
を制限しても良い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内部に蓄えられた印刷情報の中身を視覚的に分かりやす
く確認でき、ユーザーがその印刷情報を操作するときに
より直感的で分かりやすい判断材料を得ることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るプリンタの構成を示す断面図
【図2】 本発明の一実施例のプリンタ制御システムの
構成を示すブロック図
【図3】 一実施例のハードウェア構成を示す模式図
【図4】 ホストコンピュータ側の動作手順を示すフロ
ーチャート
【図5】 格納手段の処理手順を示すフローチャート
【図6】 簡易印刷の手順を示すフローチャート
【図7】 本発明の他の実施例の動作を示すフローチャ
ート
【図8】 印刷情報の構成例を示す説明図
【図9】 簡易印刷結果の一例を示す説明図
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 10 ディスプレイ 11 外部メモリ 12 CPU 13 ROM 14 外部メモリ(記憶手段) 17 印刷部 21 インターフェース 1000 プリンタ 1001 プリンタ制御ユニット 1012 操作ユニット 3000 ホストコンピュータ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器より印刷情報を入力して記録媒
    体に印刷する出力装置であって、前記外部機器より入力
    した印刷情報を記憶する記憶手段と、該記憶された印刷
    情報の中から任意の印刷情報を選択してその概略内容を
    視覚的に確認できるようにする簡易出力手段とを備えた
    ことを特徴とする出力装置。
  2. 【請求項2】 記憶手段に記憶された印刷情報をユーテ
    ィリティソフトで管理する管理手段を有していることを
    特徴とする請求項1記載の出力装置。
  3. 【請求項3】 印刷情報は、印刷ジョブ及びジョブ制御
    言語を示すものであることを特徴とする請求項1または
    2記載の出力装置。
  4. 【請求項4】 記憶手段として2次記憶装置を有し、前
    記2次記憶装置に印刷情報を格納するか否かを指定する
    制御手段を有していることを特徴とする請求項1ないし
    3何れか記載の出力装置。
  5. 【請求項5】 簡易出力手段は、印刷情報を複数の状態
    に分類し、その中の一つの状態を選択して該状態を変更
    可能なことを特徴とする請求項2記載の出力装置。
  6. 【請求項6】 簡易出力手段は、少なくとも印刷情報を
    印刷待ち状態、印刷状態、印刷終了状態及び印刷不可状
    態に分類することを特徴とする請求項5記載の出力装
    置。
  7. 【請求項7】 簡易出力手段は、印刷情報の中身を簡単
    に確認できるような形で該印刷情報を印刷することを特
    徴とする請求項1ないし6何れか記載の出力装置。
  8. 【請求項8】 簡易出力手段は、印刷情報を印刷する際
    に、階調を落とすか、縮小するか、現像剤セーブを行う
    か、あるいは図形部を除いて文字部だけ印刷することを
    特徴とする請求項7記載の出力装置。
  9. 【請求項9】 簡易出力手段は、印刷情報のドラフトを
    外部の情報処理装置に送り、該情報処理装置上でプレビ
    ュー表示させることを特徴とする請求項1ないし6何れ
    か記載の出力装置。
  10. 【請求項10】 簡易出力手段は、印刷情報のドラフト
    を出力装置本体のパネル上にプレビュー表示させること
    を特徴とする請求項1ないし6何れか記載の出力装置。
  11. 【請求項11】 外部機器より印刷情報を入力して記録
    媒体に印刷する出力方法であって、前記外部機器より入
    力した印刷情報を記憶手段に格納し、その印刷情報の中
    から任意の印刷情報を選択してその概略内容を視覚的に
    確認できるようにしたことを特徴とする出力方法。
  12. 【請求項12】 記憶手段に記憶された印刷情報をユー
    ティリティソフトで管理するようにしたことを特徴とす
    る請求項11記載の出力方法。
  13. 【請求項13】 印刷情報は、印刷ジョブ及びジョブ制
    御言語を示すものであることを特徴とする請求項11ま
    たは12記載の出力方法。
  14. 【請求項14】 記憶手段として2次記憶装置に印刷情
    報を格納するか否かを指定するようにしたことを特徴と
    する請求項11ないし13何れか記載の出力方法。
  15. 【請求項15】 印刷情報を複数の状態に分類し、その
    中の一つの状態を選択して該状態を変更可能に管理する
    ようにしたことを特徴とする請求項12記載の出力方
    法。
  16. 【請求項16】 少なくとも印刷情報を印刷待ち状態、
    印刷状態、印刷終了状態及び印刷不可状態に分類するよ
    うにしたことを特徴とする請求項15記載の出力方法。
  17. 【請求項17】 印刷情報の中身を簡単に確認できるよ
    うな形で該印刷情報を印刷するようにしたことを特徴と
    する請求項11ないし16何れか記載の出力方法。
  18. 【請求項18】 印刷情報を印刷する際に、階調を落と
    すか、縮小するか、現像剤セーブを行うか、あるいは図
    形部を除いて文字部だけ印刷するようにしたことを特徴
    とする請求項17記載の出力方法。
  19. 【請求項19】 印刷情報のドラフトを外部の情報処理
    装置に送り、該情報処理装置上でプレビュー表示させる
    ようにしたことを特徴とする請求項11ないし16何れ
    か記載の出力方法。
  20. 【請求項20】 印刷情報のドラフトを出力装置本体の
    パネル上にプレビュー表示させるようにしたことを特徴
    とする請求項11ないし16何れか記載の出力方法。
JP10022084A 1998-02-03 1998-02-03 出力装置及び出力方法 Withdrawn JPH11219274A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10022084A JPH11219274A (ja) 1998-02-03 1998-02-03 出力装置及び出力方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10022084A JPH11219274A (ja) 1998-02-03 1998-02-03 出力装置及び出力方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11219274A true JPH11219274A (ja) 1999-08-10

Family

ID=12073024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10022084A Withdrawn JPH11219274A (ja) 1998-02-03 1998-02-03 出力装置及び出力方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11219274A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002079711A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Ishida Co Ltd 商品情報印刷システムおよび商品情報印刷方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002079711A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Ishida Co Ltd 商品情報印刷システムおよび商品情報印刷方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6927865B1 (en) Information processing apparatus and method utilizing print previews, and computer-readable storage medium
US7827493B2 (en) Data processing apparatus, data processing method of data processing apparatus, and computer-readable memory medium storing program therein
US8775313B2 (en) Printing control method, apparatus and storage medium therefor, and printing system
JP3747130B2 (ja) 情報処理装置、メッセージ表示方法、インタフェース装置、及びコンピュータ読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体
US8319986B2 (en) Method of protecting leakage of information and information processing apparatus and driver program implementing the same
JP3907362B2 (ja) 印刷制御方法及び装置および印刷システム
JPH11314439A (ja) 印刷装置及びその制御方法、印刷制御システム、並びに記憶媒体
JPH0830410A (ja) 出力装置及びプレビューシステム及び出力画像の確認方法
US7142327B2 (en) Information processing apparatus and print processing method
JP2002014797A (ja) 情報処理装置、印刷制御装置、およびその制御方法、および記憶媒体、およびその制御プログラム
JP2006146814A (ja) 情報漏洩抑止方法及びそれを実現する情報処理装置とドライバプログラム
JP4143638B2 (ja) 印刷システム、情報処理装置、およびその制御方法、プログラム
JP2005161819A (ja) 印刷装置および印刷制御方法
JPH11219274A (ja) 出力装置及び出力方法
US7027170B1 (en) Printing control system for separation printing
JP3209858B2 (ja) 印刷制御装置および印刷制御方法
JP6946771B2 (ja) 画像処理装置、ジョブ処理制御プログラム及びジョブ処理制御方法
JPH11165451A (ja) 出力装置
JP2007079743A (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム
JP2009031997A (ja) 印刷制御システム
JP2005092312A (ja) 印刷装置
JP2003330651A (ja) 出力装置及び出力方法
JPH11338653A (ja) 印刷方法、印刷装置及び印刷プログラムを格納した記憶媒体
JP2003058331A (ja) 印刷制御装置及び印刷制御方法
JP2001270187A (ja) 印刷装置及びその制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405