JP3206706B2 - 自動販売機の硬貨振り分け機構 - Google Patents

自動販売機の硬貨振り分け機構

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JP3206706B2
JP3206706B2 JP08161595A JP8161595A JP3206706B2 JP 3206706 B2 JP3206706 B2 JP 3206706B2 JP 08161595 A JP08161595 A JP 08161595A JP 8161595 A JP8161595 A JP 8161595A JP 3206706 B2 JP3206706 B2 JP 3206706B2
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shift pin
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chute
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阿部  順一
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、硬貨識別機内の釣銭
を回収する際に使用する自動販売機の硬貨振り分け機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来例の構成図を示し、図8はそ
の側面図を示す。この図7及び図8において、1は硬貨
識別機、2は硬貨識別機の回収硬貨排出口、3は釣銭返
却用排出口、6は金庫、7は釣銭の返却口、9は自動販
売機の外扉、10は自動販売機の収納庫前面を覆う内扉
を示す。この構成で、硬貨識別機1は投入された硬貨を
識別して信号を制御装置(図示されていない)に発し、
制御装置(図示されていない)がその信号に従って釣銭
の有無を判断して発した信号を受けて、釣銭が必要な場
合は予め硬貨識別機1内に準備されている釣銭用硬貨の
中から必要な釣銭を選択してを釣銭返却用排出口3を通
して返却口7に排出する。一方、硬貨識別機1に投入さ
れた硬貨は回収硬貨排出口2を通して金庫6に排出され
る。
【0003】硬貨識別機1内に準備されている釣銭用硬
貨は、自動販売機に商品(図示されていない)を追加す
る際などに、売上高を計算するために、釣銭返却用排出
口3から排出されて返却口7に落とされて、その返却口
7から手で掻き出して回収される。その後、改めて、各
種類毎の一定量の硬貨が硬貨識別機1内の釣銭用硬貨貯
留場所(図示されていない)に補充される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例の構成では、硬
貨識別機の中の釣銭用硬貨を回収する場合、硬貨識別機
1の釣銭返却用排出口3から返却口7に排出させてから
掻き集めて回収するために、釣銭用硬貨を回収するのに
時間が掛かる問題がある。この発明の目的は、硬貨識別
機の中の釣銭用硬貨が容易に回収されるようにした自動
販売機の硬貨振り分け機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため本発明は、投入された硬貨を識別するとともに、回
収硬貨排出口と釣銭返却用排出口とを有する硬貨識別機
と、この硬貨識別機の回収硬貨排出口から排出された硬
貨を貯留する金庫と、前記硬貨識別機の釣銭返却用排出
口から排出された釣銭を返却するための返却口とを備え
た自動販売機において、前記硬貨識別機の回収硬貨排出
口及び釣銭返却用排出口と金庫及び返却口との間に配設
されたシュートと、このシュート内に配設されるととも
に、下部に設けた円筒形のシフトピン受けにより回動可
能に保持された仕切り板と、前記シフトピン受けの周壁
を貫通して螺旋の一部分を形成するように設けられた長
穴と、前記シフトピン受け内に挿通して配設され、前記
長穴に摺動可能に嵌め込まれたガイドピンを有するとと
もに、後端がシュート外へ突出するシフトピンと、この
シフトピンを後方に向けて付勢するばねと、を備えるこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】硬貨識別機の回収硬貨排出口及び返却口と金庫
及び返却口との間に配設されたシュート内に設けた仕切
り板は、釣銭回収時に外扉を開放した際、シフトピン受
け内に挿通して設けられたシフトピンがばねの付勢力に
より後方へ移動することにより釣銭の返却口を塞ぐ方向
に切替えられ、硬貨識別機の返却口から排出される釣銭
用硬貨が前記仕切り板に当たり仕切り板に沿って滑り金
庫の中に落ちて回収される。又、自動販売機の稼働時
(外扉の閉鎖時)に前記仕切り板はシフトピンがばねの
付勢力に抗して前方へ移動することにより返却口を開け
る方向に切替えられ、硬貨識別機の釣銭返却用排出口か
ら排出される釣銭用硬貨は返却口に落下して客に返却さ
れる。
【0007】
【実施例】図1ないし図6はこの発明の一実施例の構成
図を示し、図1はその正面図、図2は図1の側面図を示
す。図3は図1のシュートの部分の詳細図、図4はその
シフトピン受けの外形図、図5はシフトピンの外観図、
図6は仕切り板をA矢印方向から見た側面図を示す。こ
の各図において、従来例と同一の符号を付けた部材はお
およそ同一の機能を有するので同一の符号を付してお
り、1は硬貨識別機、2は硬貨識別機の回収硬貨排出
口、3は釣銭返却用排出口、4はシュート、5は仕切り
板、5aは仕切り板と一体に構成された軸、6は金庫、
7は返却口、9は自動販売機の外扉、10は自動販売機
の内扉を示す。14はシュートの一側壁(後壁)とでコ
字を形成するように取り付けられたZ字型のばね受け押
さえ板、12は仕切り板5の下部に一体に設けた円筒形
のシフトピン受け12で両端が軸受け4aで支持されて
いる。12aはシフトピン受け12のほぼ中央に円筒の
周壁を貫通して螺旋の一部分を形成するように設けられ
た長穴である。13はシフトピン受け12内に挿通した
シフトピンであり、その前端側にシフトピン13の軸方
向と直角を成し長穴12aに嵌まり摺動可能に装着され
たガイドピン13b,その他端部に所定の長さに渡って
設けられた面取り部分13c及び面取り部分13cに近
接して取り付けられたばね受け13aを有し、面取り部
分13cがその断面形状と相似形をしてばね受け押さえ
板14に明けられた支持穴14aを貫通している。面取
り部分13cは支持穴14aとともにシフトピン13の
回転を防止している。11は前記コ字を形成するシュー
ト4の側壁とばね受け13aとの間に挿入されて、ばね
受け13aを介してシフトピン13をばね受け押さえ板
14側に移動させるように押しつける(後方に向けて付
勢する)ばねである。
【0008】この図3ないし図8の構成により、自動販
売機の外扉9が開けられる場合は、シフトピン13は、
前記コ字を形成するシュート4の側壁とばね受け13a
との間に挿入されたばね11に押されて、ばね受け13
aがばね受け押さえ板14に当たるまで移動させられ
て、その結果、シフトピン13に装着されたガイドピン
13bがシフトピン受け12の長穴12aの中でばね受
け押さえ板14側に移動してシフトピン受け12とそれ
に固定された仕切り板5とが返却口7を塞ぐ方向に回転
させられる。
【0009】又、自動販売機の外扉9が閉められる場合
は、シフトピン13のばね受け押さえ板14の外に位置
する部分(後端)が自動販売機の内扉10の前面に当た
ることにより、シフトピン13がシフトピン受け12の
方向(前方)に移動し、ばね受け13aでばね11を圧
縮しながら、シフトピン13に装着されたガイドピン1
3bがシフトピン受け12の長穴12aに沿って摺動移
動させられて、仕切り板5を返却口7が開けられる方向
に回転させて、仕切り板5がストッパ(図示されていな
い)に当たる直前で、自動販売機の外扉9が所定の位置
まで閉まり、シフトピン13の動きも止まる。
【0010】自動販売機の外扉9を開閉する機会は自動
販売機に商品を追加し、売上高を計算する時であり、外
扉9の開閉に連動してシュート4内の仕切り板5を自動
開閉することにより、商品販売時に仕切り板5を開け忘
れて釣銭が金庫6に回収されることを未然に防止でき
る。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、自動販売機の硬貨振
り分け機構を、硬貨識別機の回収硬貨排出口及び釣銭返
却用排出口と金庫及び返却口との間に配設されたシュー
トと、このシュート内に配設されるとともに、下部に設
けた円筒形のシフトピン受けにより回動可能に保持され
た仕切り板と、前記シフトピン受けの周壁を貫通して螺
旋の一部分を形成するように設けられた長穴と、前記シ
フトピン受け内に挿通して配設され、前記長穴に摺動可
能に嵌め込まれたガイドピンを有するとともに、後端が
シュート外へ突出するシフトピンと、このシフトピンを
後方に向けて付勢するばねとにより構成したことによ
り、外扉を開放して釣銭を回収する際に仕切り板が返却
口を塞ぎ金庫側を開ける方向に切替えられて釣銭が金庫
に回収されるようにしているので、従来のように返却口
から釣銭がこぼれ落ちることなく短時間に回収でき、
又、商品販売時(外扉閉鎖時)に仕切り板が返却口側を
開けて金庫側を塞ぐように自動的に切替えられるので、
釣銭が金庫に回収されることを未然に防止できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の主要部分を正面から見た
断面図
【図2】図1の側面図
【図3】図2のシュートの部分の詳細図
【図4】図3シフトピン受けの外形図
【図5】図3のシフトピンの斜視図
【図6】図3の仕切り板をA矢印方向から見た側面図
【図7】従来例の構成図
【図8】図7の側面図
【符号の説明】
1…硬貨識別機、2…回収硬貨排出口、3…釣銭返却用
排出口、4…シュート、4a…軸受け、5…仕切り板、
6…金庫、7…返却口、9…外扉、10…内扉、11…
ばね、12…シフトピン受け、12a…長穴、13…シ
フトピン、13a…ガイドピン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入された硬貨を識別するとともに、回収
    硬貨排出口と釣銭返却用排出口とを有する硬貨識別機
    と、この硬貨識別機の回収硬貨排出口から排出された硬
    貨を貯留する金庫と、前記硬貨識別機の釣銭返却用排出
    口から排出された釣銭を返却するための返却口とを備え
    た自動販売機において、前記硬貨識別機の回収硬貨排出
    口及び釣銭返却用排出口と金庫及び返却口との間に配設
    されたシュートと、このシュート内に配設されるととも
    に、下部に設けた円筒形のシフトピン受けにより回動可
    能に保持された仕切り板と、前記シフトピン受けの周壁
    を貫通して螺旋の一部分を形成するように設けられた長
    穴と、前記シフトピン受け内に挿通して配設され、前記
    長穴に摺動可能に嵌め込まれたガイドピンを有するとと
    もに、後端がシュート外へ突出するシフトピンと、この
    シフトピンを後方に向けて付勢するばねと、を備えるこ
    とを特徴とする自動販売機の硬貨振り分け機構。
JP08161595A 1995-04-07 1995-04-07 自動販売機の硬貨振り分け機構 Expired - Fee Related JP3206706B2 (ja)

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