JP3206569B2 - 入力保護素子及び入力保護素子を有する半導体装置 - Google Patents

入力保護素子及び入力保護素子を有する半導体装置

Info

Publication number
JP3206569B2
JP3206569B2 JP31661398A JP31661398A JP3206569B2 JP 3206569 B2 JP3206569 B2 JP 3206569B2 JP 31661398 A JP31661398 A JP 31661398A JP 31661398 A JP31661398 A JP 31661398A JP 3206569 B2 JP3206569 B2 JP 3206569B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
well region
type
semiconductor substrate
deep
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31661398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000150786A (ja
Inventor
康一郎 中瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP31661398A priority Critical patent/JP3206569B2/ja
Publication of JP2000150786A publication Critical patent/JP2000150786A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3206569B2 publication Critical patent/JP3206569B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置にサー
ジ等の電流が流れ込むことを防ぐ入力保護素子に関し、
特に、電位障壁を形成してサージ等の電流が流れ込むこ
とを防ぐ入力保護素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ラッチアップを防止するため等の
理由から入力保護素子をディープNウェル領域等の周囲
を電位障壁で囲み、このディープNウェル領域を電源に
接続した構造を持つ入力保護素子を有する半導体装置が
提案されている。図3は、従来の入力保護素子の断面図
である。
【0003】図3に示すように、従来の入力保護素子1
00において、p型半導体基板101には、Pウェル領
域10が形成されている。このPウェル領域10
は、Pウェル領域10よりも不純物濃度が高いp+
ンタクト領域105が2つ形成され、Pウェル領域10
よりも不純物濃度が高いn+コンタクト領域106が
1つ形成されている。p+コンタクト領域105は、夫
々GND電位に接続されている。n+コンタクト領域1
06は、外部入力信号配線に接続されている。また、P
ウェル領域10を取り囲むように周囲にはディープN
ウェル領域102が形成されている。このディープNウ
ェル領域102のp型半導体基板101表面には、N+
コンタクト領域10が形成されている。このN+コン
タクト領域10を介してディープNウェル領域102
は電源に接続されている。
【0004】また、従来の入力保護素子を有する半導体
装置を回路に組み込んだ場合について説明する。図4
は、入力保護素子を有する半導体装置の断面図である。
図4において、入力保護部は、図3に示す入力保護素子
と同一構成物であり、その詳細な説明は省略する。図4
に示すように半導体装置は、サイリスタ構造部と入力保
護部とを有すると共に、サイリスタ構造部と入力保護部
は隣接して形成されている。
【0005】サイリスタ構造部には、p型半導体基板1
01上Nウェル領域109が形成されている。このN
ウェル領域109には、p+拡散層抵抗110及びn+
域111が形成されている。また、n+領域111は電
源に接続されており、Nウェル領域109の電位を電源
電位にしている。Nウェル領域109が形成されていな
いp型半導体基板101の領域上には、p+領域107
及びn+領域108が形成されている。p + 領域107
は、GND電位に接続され、n+領域108は、GND
電位に接続されてN型MOSFET等の一部を構成して
いる。
【0006】図4に示すように、サイリスタ構造部と入
力保護部との距離が例えば、100μmである場合につ
いて説明する。p型半導体基板101とn+コンタクト
領域106とで構成されるダイオードが導通するような
信号が外部から入力された場合、n+領域111とNウ
ェル領域109とp型半導体基板101とn+コンタク
ト領域106とで構成される寄生トランジスタにより、
Nウェル領域109に電流が流れる。このため、Nウェ
ル領域109の電位が下がり、p+拡散層抵抗110と
Nウェル領域109とで構成される寄生ダイオードが導
通し、p+拡散層抵抗110とNウェル領域109とp
型半導体基板101とn+領域108とで構成される寄
生サイリスタがオンすることによりラッチアップが発生
する。この場合、ラッチアップ発生のトリガとなるの
は、n+領域111とNウェル領域109とp型半導体
基板101とn+コンタクト領域106とを流れるトラ
ンジスタ電流である。そこで、このラッチアップを防ぐ
ためにウェル領域10の周囲に電位を電源電位とし
たディープNウェル領域102を挿入することが一般的
に行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3に示すよ
うに、ディープNウェル領域102を電源に接続し、電
源電位としている構造では、Pウェル領域10とn+
コンタクト領域106とで構成される保護ダイオードを
導通するような入力が外部から印加された場合には、デ
ィープNウェル領域102が電源に接続されているため
にディープNウェル領域102とPウェル領域10
の間が逆バイアスされ、N+コンタクト10とディー
プNウェル領域102とPウェル領域10とn+コン
タクト領域106とで構成されるnnpn構造の寄生ト
ランジスタにトランジスタ電流が流れる。このため、シ
ステムから入力される波形にアンダーシュートがあった
場合には、入力保護素子部の寄生トランジスタが作用
し、入力部で半導体装置の動作と無関係な電力を消費し
てしまうという問題点がある。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、アンダーシュート波形又はオーバーシュー
ト波形が入力された場合であっても、n又はp型半導体
基板内にP又はN型の深いウェル領域を形成し、これら
P又はN型の深いウェル領域を電気的にフローティング
な状態として入力保護素子に流れる電流を減少させるこ
とができる入力保護素子及び入力保護素子を有する半導
体装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願第1発明に係る入力
保護素子は、p型半導体基板と、前記p型半導体基板の
表面に形成されたPウェル領域と、前記Pウェル領域内
に形成されたp型コンタクト領域及びn型コンタクト領
域と、前記Pウェル領域を取り囲むと共に、電気的にフ
ローティングな状態に保持された深いNウェル領域とを
し、前記p型コンタクト領域は、GND電位に接続さ
れ、前記n型コンタクト領域は、外部入力信号配線に接
続されていることを特徴とする。
【0010】本発明においては、n型半導体基板と、前
記n型半導体基板の表面に形成されたNウェル領域と、
前記Nウェル領域内に形成されたp型コンタクト領域及
びn型コンタクト領域と、前記Nウェル領域を取り囲む
と共に、電気的にフローティングな状態に保持された深
いPウェル領域とを有し、前記p型コンタクト領域は、
外部入力信号配線に接続され、前記n型コンタクト領域
は、電源電位に接続されている構成とすることもでき
る。
【0011】本願第2発明に係る入力保護素子を有する
半導体装置は、p型半導体基板と、前記p型半導体基板
の表面に形成されたPウェル領域と、前記Pウェル領域
内に形成されたp型コンタクト領域及びn型コンタクト
領域と、前記Pウェル領域を取り囲むと共に、電気的に
フローティングな状態に保持された深いNウェル領域
と、前記p型半導体基板の深いNウェル領域に隣接して
形成されたサイリスタとを有し、前記p型コンタクト領
域は、GND電位に接続され、前記n型コンタクト領域
は、外部入力信号配線に接続されていることを特徴とす
る。
【0012】本発明においては、n型半導体基板と、前
記n型半導体基板の表面に形成されたNウェル領域と、
前記Nウェル領域内に形成されたp型コンタクト領域及
びn型コンタクト領域と、前記Nウェル領域を取り囲む
と共に、電気的にフローティングな状態に保持された深
いPウェル領域と、前記n型半導体基板の深いPウェル
領域に隣接して形成されたサイリスタとを有し、前記p
型コンタクト領域は、外部入力信号配線に接続され、前
記n型コンタクト領域は、電源電位に接続されている
成とすることもできる。
【0013】また、本願第3発明においては、p型半導
体基板と、前記p型半導体基板の表面に形成されたPウ
ェル領域と、前記Pウェル領域内に形成されたp型コン
タクト領域及びn型コンタクト領域と、前記Pウェル領
域を取り囲むと共に、電気的にフローティングな状態に
保持された深いNウェル領域と、前記p型半導体基板の
深いNウェル領域に隣接して形成された半導体記憶装置
とを有し、前記p型コンタクト領域は、GND電位に接
続され、前記n型コンタクト領域は、外部入力信号配線
に接続されている構成とすることもできる。
【0014】更に、本発明においては、n型半導体基板
と、前記n型半導体基板の表面に形成されたNウェル領
域と、前記Nウェル領域内に形成されたp型コンタクト
領域及びn型コンタクト領域と、前記Nウェル領域を取
り囲むと共に、電気的にフローティングな状態に保持さ
れた深いPウェル領域と、前記n型半導体基板の深いP
ウェル領域に隣接して形成された半導体記憶装置とを有
し、前記p型コンタクト領域は、外部入力信号配線に接
続され、前記n型コンタクト領域は、電源電位に接続さ
れている構成とすることもできる。
【0015】本発明においては、n又はp型半導体基板
内にP又はN型の深いウェル領域を形成し、この深いウ
ェル領域を帯電されればその帯電位に変化するフローテ
ィング電位とし、アンダーシュート波形又はオーバーシ
ュート波形が入力された場合であっても入力保護素子に
流れる電流を減少させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る入力
保護素子及び入力保護素子を有する半導体装置につい
て、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、
本発明の実施例に係る入力保護素子の断面図である。
【0017】本実施例に係る入力保護素子1において、
p型半導体基板2には、Pウェル領域4が形成されてい
る。このPウェル領域4には、Pウェル領域4よりも不
純物濃度を高濃度にドーピングした + コンタクト領域
5が2つ形成され、Pウェル領域4よりも不純物濃度を
高濃度にドーピングしたn+コンタクト領域6が1つ形
成されている。p+コンタクト領域5は、夫々GND電
位に接続されている。n+コンタクト領域6は、外部入
力信号配線に接続されている。また、Pウェル領域4を
取り囲むように周囲には電位障壁となる深いNウェル領
域であるディープNウェル領域3が形成されている。こ
のディープNウェル領域3は、電気的にフローティング
な状態である。即ち、このディープNウェル領域3の電
位は帯電されるとその電位に帯電されてしまうフローテ
ィング電位になっている
【0018】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例のようにディープNウェル領域3をフローティ
ング電位とした構造の場合には、Pウェル領域4とn+
コンタクト領域6とで構成される保護ダイオードを導通
するような入力が外部から印加されても、ディープNウ
ェル領域3は電源に接続されていないため、ディープN
ウェル領域3とPウェル領域4とn+コンタクト領域6
とで構成されるnpn構造の寄生トランジスタにトラン
ジスタ電流が流れることはなく、p+コンタクト領域5
とPウェル領域4とn+コンタクト領域6とで構成され
る保護ダイオードにダイオード電流のみが流れることに
なり、入力保護素子に流れる電流を大幅に削減すること
ができる。
【0019】このように、ディープNウェル領域3をP
ウェル領域4を取り囲むように周囲に形成し、フローテ
ィング電位にすることにより、その領域に電位障壁がで
きるため、半導体基板内に形成される寄生トランジスタ
に電流が流れることを防止することができ、ラッチアッ
プ耐性が向上する。
【0020】本実施例においては、図1に示すようにデ
ィープNウェル領域3は電源に接続せず、フローティン
グ電位としている。このディープNウェル領域3をフロ
ーティング電位とすることにより、外部入力信号がアン
ダーシュートした場合に入力保護素子に流れる電流
来にべて削減することができる。
【0021】また、実施例において、サイリスタ(図
示せず)をp型半導体基板2のディープNウェル領域3
に隣接して形成した構成とする場合であっても、Pウェ
ル領域4とn+コンタクト領域6とで構成される保護ダ
イオードを導通するような入力が外部から印加されて
も、ディープNウェル領域3とPウェル領域4と +
ンタクト領域6とで構成されるnpn構造の寄生トラン
ジスタにトランジスタ電流が流れることはない。このた
め、寄生トランジスタはオンすることがない。従って、
ラッチアップ発生を防止することができる。
【0022】次に、本発明の他の実施例について図2に
基づいて説明する。なお、図1に示す実施例と同一構成
物には、同一符号を付しその詳細な説明は省略する。図
2は、本発明の他の実施例に係る入力保護素子の断面図
である。
【0023】本実施例は、実施例と比較して、p型領域
及びn型領域が逆に形成されている点が異なるだけであ
って、それ以外は実施例と同一構成である。即ち、n型
半導体基板7には、Nウェル領域9が形成されている。
このNウェル領域9には、Nウェル領域9よりも不純物
濃度を高濃度にドーピングしたnコンタクト領域6が
2つ形成され、Nウェル領域9よりも不純物濃度を高濃
度にドーピングしたpコンタクト領域5が1つ形成さ
れている。nコンタクト領域6は、夫々電源電位に接
続されている。pコンタクト領域5は、外部入力信号
配線に接続されている。また、Nウェル領域9を取り囲
むように周囲には電位障壁となる深いPウェル領域であ
るディープPウェル領域8が形成されている。このディ
ープPウェル領域8の電位は、帯電されるとその電位に
帯電されてしまうフローティング電位になっている。
【0024】次に、本実施例の動作について説明する。
本実施例のようにディープPウェル領域8をフローティ
ング電位とした構造の場合には、Nウェル領域9とp+
コンタクト領域5とで構成される保護ダイオードを導通
するような入力が外部から印加されても、ディープPウ
ェル領域8は電源に接続されていないため、ディープP
ウェル領域8とNウェル領域9とp+コンタクト領域5
とで構成されるpnp構造の寄生トランジスタにトラン
ジスタ電流が流れることはなく、n+コンタクト領域6
とNウェル領域9とp+コンタクト領域5とで構成され
る保護ダイオードにダイオード電流のみが流れることに
なり、入力保護素子に流れる電流を大幅に削減すること
ができる。
【0025】本実施例においては、実施例と同様に外部
入力信号が電源電圧をこえてオーバーシュートした場合
に、入力保護素子に流れる電流を削減することができる
入力素子が実現可能となる。
【0026】また、本実施例においては、サイリスタ
(図示せず)をn型半導体基板のディープPウェル領域
8に隣接して形成した構成とする場合であっても、Nウ
ェル領域9とp+コンタクト領域5とで構成される保護
ダイオードを導通するような入力が外部から印加されて
も、ディープPウェル領域8は電源に接続されていない
ため、ディープPウェル領域8とNウェル領域9とp+
コンタクト領域5とで構成されるpnp構造の寄生トラ
ンジスタにトランジスタ電流が流れることはない。この
ため、寄生トランジスタはオンすることがない。従っ
て、ラッチアップ発生を防止することができる。
【0027】また、上述のいずれの実施例において、半
導体記憶装置(以下 メモリという。)をp型半導体基
板2のディープNウェル領域3又は、n型半導体基板7
のディープPウェル領域8に隣接して形成した場合であ
っても、システムからメモリ等の半導体装置に入力され
る信号が静電放電(ESD;Electrostatic discharg
e)等の外部ノイズが原因ではなく、回路的な要因によ
りアンダーシュートしている場合であっても、短いサイ
クルタイムで周期的に入力保護素子が導通し、入力保護
素子に電流が流れるため、半導体装置の動作以外の余分
な入力部の電流削減に大変有効である。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明においては、
n又はp型半導体基板内P又はN型の深いウェル領域
、その電位電源電位に固定されずに帯電されればそ
の帯電位に変化するフローティング電位とすることに
より、この深いウェル領域が電位障壁となり、外部入力
信号が電源電圧をえてオーバーシュートした場合に、
入力保護素子に流れる電流を削減できる素子が実現可能
となる。
【0029】また、入力保護素子を導通させるような電
流が印加された場合、フローティング電位である電位障
壁を形成することにより、その電流はダイオード電流に
抑えられ、入力保護素子に流れる電流大幅に削減する
ことができる。
【0030】更に、システムからメモリ等の半導体装置
に入力される信号が静電放電等の外部ノイズが原因では
なく、回路的な要因によりアンダーシュートしている場
合、短いサイクルタイムで周期的に入力保護素子が導通
し、入力保護素子に電流が流れるため、半導体装置の動
作以外の余分な入力部の電流を削減することに大変有効
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る入力保護素子の断面図で
ある。
【図2】本発明の他の実施例に係る入力保護素子の断面
図である。
【図3】従来の入力保護素子を示す断面図である。
【図4】従来の入力保護素子を有する半導体装置の断面
図である。
【符号の説明】
1、100;入力保護素子 2、101;p型半導体基板 3、102;ディープNウェル領域 4、103;Pウェル領域 5、105;p+コンタクト領域 6、104、106;n+コンタクト領域 7;n型半導体基板 8;ディープPウェル領域 9,109;Nウェル領域 107;p+領域 108、111;n+領域 110;p+拡散層抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/04 H01L 21/822 H01L 21/8238 H01L 27/092

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 p型半導体基板と、前記p型半導体基板
    の表面に形成されたPウェル領域と、前記Pウェル領域
    内に形成されたp型コンタクト領域及びn型コンタクト
    領域と、前記Pウェル領域を取り囲むと共に、電気的に
    フローティングな状態に保持された深いNウェル領域と
    を有し、前記p型コンタクト領域は、GND電位に接続
    され、前記n型コンタクト領域は、外部入力信号配線に
    接続されていることを特徴とする入力保護素子。
  2. 【請求項2】 n型半導体基板と、前記n型半導体基板
    の表面に形成されたNウェル領域と、前記Nウェル領域
    内に形成されたp型コンタクト領域及びn型コンタクト
    領域と、前記Nウェル領域を取り囲むと共に、電気的に
    フローティングな状態に保持された深いPウェル領域と
    を有し、前記p型コンタクト領域は、外部入力信号配線
    に接続され、前記n型コンタクト領域は、電源電位に接
    続されていることを特徴とする入力保護素子。
  3. 【請求項3】 p型半導体基板と、前記p型半導体基板
    の表面に形成されたPウェル領域と、前記Pウェル領域
    内に形成されたp型コンタクト領域及びn型コンタクト
    領域と、前記Pウェル領域を取り囲むと共に、電気的に
    フローティングな状態に保持された深いNウェル領域
    と、前記p型半導体基板の深いNウェル領域に隣接して
    形成されたサイリスタとを有し、前記p型コンタクト領
    域は、GND電位に接続され、前記n型コンタクト領域
    は、外部入力信号配線に接続されていることを特徴とす
    る入力保護素子を有する半導体装置。
  4. 【請求項4】 n型半導体基板と、前記n型半導体基板
    の表面に形成されたNウェル領域と、前記Nウェル領域
    内に形成されたp型コンタクト領域及びn型コンタクト
    領域と、前記Nウェル領域を取り囲むと共に、電気的に
    フローティングな状態に保持された深いPウェル領域
    と、前記n型半導体基板の深いPウェル領域に隣接して
    形成されたサイリスタとを有し、前記p型コンタクト領
    域は、外部入力信号配線に接続され、前記n型コンタク
    ト領域は、電源電位に接続されていることを特徴とする
    入力保護素子を有する半導体装置。
  5. 【請求項5】 p型半導体基板と、前記p型半導体基板
    の表面に形成されたPウェル領域と、前記Pウェル領域
    内に形成されたp型コンタクト領域及びn型コンタクト
    領域と、前記Pウェル領域を取り囲むと共に、電気的に
    フローティングな状態に保持された深いNウェル領域
    と、前記p型半導体基板の深いNウェル領域に隣接して
    形成された半導体記憶装置とを有し、前記p型コンタク
    ト領域は、GND電位に接続され、前記n型コンタクト
    領域は、外部入力信号配線に接続されていることを特徴
    とする入力保護素子を有する半導体装置。
  6. 【請求項6】 n型半導体基板と、前記n型半導体基板
    の表面に形成されたNウェル領域と、前記Nウェル領域
    内に形成されたp型コンタクト領域及びn型コンタクト
    領域と、前記Nウェル領域を取り囲むと共に、電気的に
    フローティングな状態に保持された深いPウェル領域
    と、前記n型半導体基板の深いPウェル領域に隣接して
    形成された半導体記憶装置とを有し、前記p型コンタク
    ト領域は、外部入力信号配線に接続され、前記n型コン
    タクト領域は、電源電位に接続されていることを特徴と
    する入力保護素子を有する半導体装置。
JP31661398A 1998-11-06 1998-11-06 入力保護素子及び入力保護素子を有する半導体装置 Expired - Fee Related JP3206569B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31661398A JP3206569B2 (ja) 1998-11-06 1998-11-06 入力保護素子及び入力保護素子を有する半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31661398A JP3206569B2 (ja) 1998-11-06 1998-11-06 入力保護素子及び入力保護素子を有する半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000150786A JP2000150786A (ja) 2000-05-30
JP3206569B2 true JP3206569B2 (ja) 2001-09-10

Family

ID=18079022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31661398A Expired - Fee Related JP3206569B2 (ja) 1998-11-06 1998-11-06 入力保護素子及び入力保護素子を有する半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3206569B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000150786A (ja) 2000-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6919604B2 (en) Silicon controlled rectifier structure with guard ring controlled circuit
US6281527B1 (en) Electrostatic discharge protection circuit with high trigger current
KR0159451B1 (ko) 반도체장치의 보호회로
JP2959528B2 (ja) 保護回路
US6365940B1 (en) High voltage trigger remote-cathode SCR
US6172403B1 (en) Electrostatic discharge protection circuit triggered by floating-base transistor
JP2928285B2 (ja) 集積可能なアクティブダイオード
JP2822915B2 (ja) 半導体装置
JP3422313B2 (ja) 静電気保護回路が内蔵された半導体装置
JP3320872B2 (ja) Cmos集積回路装置
JP3559075B2 (ja) Cmos技術の集積電子回路用の極性反転保護装置
JP3464340B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH1084098A (ja) 三重井戸技術を用いた高密度dramのesd保護
JPH0878624A (ja) 半導体装置
US6833590B2 (en) Semiconductor device
JP3206569B2 (ja) 入力保護素子及び入力保護素子を有する半導体装置
JP2003060059A (ja) 保護回路および保護素子
US6583475B2 (en) Semiconductor device
JP2980108B2 (ja) 集積mosパワー・トランジスタを含むコンポーネントのロジック・ウエルの保護
JP2980106B2 (ja) 集積mosパワー・トランジスタを電圧勾配から保護するための構成部品
US5929491A (en) Integrated circuit with ESD protection
JP2003179226A (ja) 半導体集積回路装置
EP0620598B1 (en) Input/output protective circuit
JPH05267586A (ja) 出力保護回路
JP2000332131A (ja) 静電保護素子、静電保護回路及び半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees