JP3205743U - 結束帯 - Google Patents

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Abstract

【課題】障害を持つ結束者に対して装具の結束帯をストレス無く装着する結束体を提供する。【解決手段】装具の一方の開放端部に帯本体11の一端12を固定し、当該帯本体11の他端13を、装具の他方の開放端部の環状部材の環に通し、帯本体11の一端12に向かって折り返し、当該一端12に係止させる結束体1であって、帯本体11の一端12の固定部から帯本体11の折り返し部14までの間に、帯本体11の長手方向に平行な線状の弾性帯15を配設したことを特徴とする。【選択図】図3

Description

結束帯の一部分に弾性体を保持させた結束帯に関するものである。
一般に面ファスナーやスナップは、結着と開放が簡単に出来ることから、一般生活で広く使われている。帯状の布部材の両端に面ファスナーの雌雄をそれぞれ縫い付けた結束部材が物品の結束に用いられている。また、スニーカーのような靴に於いて、雌雄の面ファスナーの一方をスニーカーの甲被に縫いつけ固定して、面ファスナーの他方を、固定した面ファスナーの一方から離れたスニーカーの甲被に縫い付けて、スニーカーを締め付けるために使われたりしている。
特許文献1には、面ファスナーの雌雄いずれか又は両方にゴムなどの弾性体を配設し、対象物を挟持するときに滑りを防止することによって、対象物を強固に挟持する面ファスナーが開示されている。
特許文献2には、幼児や高齢者のように力が弱い人でも甲バンドの締め付けが緩むことなく簡単に締付けができ、さらに締付け力の調整が可能な靴が開示されている。甲被の向かい合う2本の甲バンドを用いて、一方の甲バンドの付け根部分に、適当な硬さを持った弾性体からなる複数の山と谷を設けた調整部品を縫製し、他方の甲バンドの一端に環状部材を係止させる靴が開示されている。
特開2014−4124 特開2015−112357
義肢装具の分野に関して義肢・装具の使いやすさ、特に着脱の容易は、障害を持つ使用者にとって彼らのQOLに大きく影響を与える。いろいろな部品や材料、継手等の開発が行われ、ハイブリッドな義肢装具が開発されている中、身体に固定するための固定帯等に関しては従来のままである。特に、半身麻痺やリウマチ、手先の運動能力が低下している等、障害を持つ使用者にとって固定帯をストレス無く装着する事は大変困難である。その理由の一つに固定帯は元の位置に戻る性質があり、装着路をふさいでしまうため、半身不随の人は、複数の固定帯を同時に開けつつ装具を装着しないといけない。足首に装着するとき等は、全身が不自由なためさらに装着しづらくなる。固定帯が装着路を塞がないような工夫が必要であった。
上記の課題を解決するために、本考案者は、装具を絞める際に簡便に固定帯を使用できる方法を鋭意検討した結果、本考案を完成させた。即ち、本考案者は、横断面C字状の装具の一方の開放端部に一端を固定した帯本体の他端を、装具の他方の開放端部に配設された環状部材の環に挿通して折り返して帯本体の一端に係止させて用いる結束帯であって、帯本体の一端を固定している固定部から帯本体の折り返し部までの間に、帯本体の長手方向に平行な線状の弾性帯を配設したことによって、帯本体の固定帯が装着者の手に近い方向に配されることから、固定帯が装着路を塞がないようになることを見出した。
本考案によれば、装具に本考案を固定するときに、装具の長手方向に沿って、結束帯の固定帯が間欠的に固定される。そうすることにより、装着者の対象物を装具の長手方向に沿って容易に装着することが可能になる。結束帯を外したときも、弾性帯により、装具の装着路を塞がないように、元の状態の形に戻るので、装具に対する対象物の着脱を容易にし、装具を対象物に絞める際に簡便に結束帯を使用できる。
本考案の実施態様を示す面ファスナーを用いた4種類の結束帯の構成図である。 本考案の実施態様を示すスナップファスナーを用いた結束帯の構成図である。 本考案の装具の斜視図、面ファスナーの結束帯の斜視図、結束前後の結束帯及び装具の断面図である。 本考案の結束帯を用いた装具の写真と、従来の結束帯を用いた装具の写真である。
本考案に係る結束帯1は、図1に示すように、横断面C字状の装具の一方の開放端部に帯本体11の一端12を固定し、帯本体11の他端13を、装具の他方の開放端部に配設された環状部材の環に通し、固定された帯本体11の一端12に向かって折り返して、当該一端12に係止させる結束帯1であって、帯本体11の一端12の固定部から帯本体11の折り返し部14までの間に、帯本体の長手方向に平行な線条の弾性帯15を配設したことを特徴とする。
本考案の結束帯は、布、皮等の柔軟性の素材に面ファスナーやスナップファスナーを配設したものであれば、限定されることなく用いることができる。結束帯の一端を装具に固定して用いるにあたり、固定部から折り返し部までの間に帯本体の長手方向に沿って、弾性帯を配設したものである。弾性帯は、形状記憶合金による線材又は細幅かつ薄厚の板材、樹脂製の細幅かつ薄厚の板材等であり、曲げ使用された後、初期の形状に回復する性質の弾性帯であれば、特に限定されない。本考案に配設された弾性帯は、結束帯の倒伏を防止するための効果を持たせるためのものである。
弾性帯15は、結束帯を使用時に装具に固定する固定部(一端11)から帯本体11の長手方向に沿って配設され、図1aから図1dに示すように、その数や配設箇所は、特に限定されることは無い。弾性帯15に、結束帯1が弾性帯15の配設箇所で折れない強度があれば良い。図1は、結束帯1が面ファスナーの場合を示す。結束帯1は、折り返し部14を介して折り返して使用するため、面ファスナーであれば、帯本体11の一端11から折り返し部14までに、面ファスナーの雌雄部材のうち、一方の部材16を配設し、面ファスナーの他方の部材17を帯本体11の折り返し部14から他端12までに配設して、結束帯1を調製する。図2は、結束帯1がスナップファスナーの場合を示す。スナップファスナーの場合にも、帯本体11の一端11から折り返し部14までに、スナップファスナーの雌雄部材の一方の部材16を配設し、帯本体11の折り返し部14から他端12までに、スナップファスナーの他方の部材17を配設すれば良い。
弾性帯15を配設した結束帯1は装具に固定されると、弾性帯15の弾性力により倒伏しない。横断面C字状の装具を対象物に結束するに当たり、例えば、帯本体11の他端13を、装具の環状部材の環に通して、帯本体11の折り返し部14を環状部材(環)に係留させ、環状部材(環)を介して帯本体11の他端13を折り返し、装具を対象物に結束した状態とする。そして、帯本体11の面ファスナーの一方の部材16(例えば、雌部材)を、面ファスナーの他方の部材17(雄部材)に会合すると、装着が完了する。
図3には、本考案に係る結束帯1を用いた装具2を示す。図3aに示すように、結束帯1は、装具2の開口を跨るように複数配設される。装具2は、例えば、短下肢装具であるが、これに限定されない。図3bに示すように、装具2に配設される結束帯1は、帯本体11の一端12から他端13まで長手方向に沿って半分に区分し、区分線を折り返し部14とし、折り返し部14から他端13までに線状の弾性帯15を設ける。そして、帯本体11と同等の形状の面ファスナーを用意する。この面ファスナーでは、帯本体11の折り返し部14に対応する区分線18から、帯本体の一端12に対応する一端19までを面ファスナーの雄部材16で構成し、区分線18から、帯本体の他端13に対応する他端20までを面ファスナーの雌部材17で構成している。そして、面ファスナーの雄部材16と雌部材17の着脱部を表面に露出させた状態で、弾性帯15を帯本体11の表面と面ファスナーの裏面の間で挟んで縫合すれば、本考案の結束帯1となる。図3cに示すように、結束帯1の一端12は、面ファスナーの雄部材16と雌部材17を表面に露出させた状態で、装具2の一方の開放端部21に固定され、固定部を形成する。装具2は、一方の開放端部21に対向する他方の開放端部22に、結束帯1を挿通可能な環状部材23を備える。結束前の状態では、結束帯1は、固定部12から折り返し部14までの弾性帯15の弾性力により立位している。一方、折り返し部14から帯本体11の他端13までの間は、弾性帯15が無いため、柔軟性を有する。結束時は、装具1の内部に対象物を挿通し、その状態で、結束帯1の他端13を、弾性帯15の弾性力に抗して、環状部材23に寄せて、挿通し、結束帯1の折り返し部14を環状部材23に係止してから、結束帯1の一端12へ接近させる。すると、面ファスナーの雄部材16が、雌部材17に丁度着合する。図4aには、本考案に係る結束帯1を配設した装具を示し、図4bには、弾性帯が無い結束帯を配設した装具を示す。図4aに示すように、本考案に係る結束帯では、結束前において、弾性帯の効果により帯本体の一端から折り返し部までが倒伏しない状態であり、装具を装着する装着者が装具の内部に対象物を挟んで、結束帯の他端を仮止め具(環状部材)に通して、その係止め具の部分で折り返して、雌雄のファスナーを合体させれば、装具を対象物に絞めることができる。一方、図4bに示すように、従来の結束帯では、固定部から倒伏していることが分かる。
本考案は、身障者用装具の固定バンドや係止め具で折り返して結束する結束体として利用できる。
1 結束帯
11 帯本体
12 帯本体の一端
13 帯本体の他端
14 帯本体の折り返し部
15 弾性帯

Claims (1)

  1. 横断面C字状の装具の一方の開放端部に帯本体の一端を固定し、当該帯本体の他端を、前記装具の他方の開放端部に配設された環状部材の環に通し、前記帯本体の一端に向かって折り返し、当該一端に係止させる結束体であって、前記帯本体の一端の固定部から前記帯本体の折り返し部までの間に、前記帯本体の長手方向に平行な線状の弾性帯を配設したことを特徴とする結束体。
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