JP3205100U - スプーン - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋、容器に付着したヨーグルトのようなペースト状の食品を効率的かつ残さずかき取り食べること、また蓋、容器を捨てる際のすすぐ手間を省くことができるスプーンを提供する。【解決手段】細長状の柄の一方端に凹状で略長円形状または略四角状のすくい部を備えるとともに、柄の他方端には左右方向に突出する略T字形状のへら部を設けたスプーンを使用する。これらのすくい部、T字部により蓋、容器に付着したヨーグルト等のペースト状の食品を効率的にかき取り、残さず食べることが可能となり、かつ捨てる際のすすぐ手間を省ける。【選択図】図1
Description
本考案は細長上の柄の一方端に凹状で略長円状のすくい部を備えるとともに、柄の他方端には左右方向に突出する略T字形状のへら部を設けたスプーンである。このT字部の使用により市販の容器で販売されているヨーグルト等のペースト状の食品(以下、食品と称す)の蓋の裏及び容器の底部と側面に残った食品を効率的にかき取り、残さず食べることが可能となる。また、蓋を舐める動作を必要としないため衛生的かつ上品に食べることができる。
本考案のT字部の面積を広くすることで名前、模様等のデザインを入れることが可能であり、特にステンレス製の場合、光沢があり見た目にも美しくギフトにも使用できる。
スプーンの先端を薄く、かつ略四角状のすくい部を備えることで容器、底部そして2つの接合部に残った食品を効率的に残さず取り、食べることが可能となる。
市販の容器の蓋に付着した食品を残さず食べるには大きく2つの方法がある。第1はスプーンでかき取る方法である。この方法では蓋に線状の食品が残り、効率的にかき取ることができない。第2は舐めて取る方法である。この方法では効率よく取れるが、マナーの面において蓋を舐める行為に抵抗がある人は多い。
容器に残った食品をきれいにかき取ること(特に容器の側面、底部そして側面と底部の接合部)が困難である。容器、蓋に食品が付着している場合は捨てる際にすすぐ手間がかかる。
容器、蓋に付着した食品を効率的かつ上品に取り、食べることができるようにする。
蓋に付着した食品を舐めずに、効率よくかき取ることで心理的なストレスを低減させる。
容器、蓋に付着した食品を残さずかき取り捨てる際のすすぐ手間を省く。
T字部の先端部を蓋、容器に当て、付着した食品をかき取る。またシリコン素材にすることによりT字部が容器の形状に沿って湾曲し、容器の形状に沿って食品をかき取る。
ステンレス素材のスプーンについて、T字部がシリコン素材のように容器の形状に沿って湾曲しないため効率よく食品をかき取ることはシリコン素材に比べ困難である。これを解消するためステンレス素材の場合は容器に対し略四角形状かつ薄い先端部を使用することで略四角形状と容器の接合面の面積が増し容器に残った食品を効率的にとることができる。
ステンレス素材のスプーンは光沢があり、見た目に美しくT字部に名前等のデザインを入れることが可能でありギフトにも使える。
容器、蓋に付着した食品を効率的かつ上品にかき取り、食べることができるようになる。
容器、蓋に付着している食品をきれいにかき取ることで捨てる際のすすぐ手間を省くことができる。
以下、本考案の実施例について、図面に基づき説明する。
図4、図5は蓋5に付着した食品9をかき取る際の動きを示す事例である。T字部先端3を蓋5に圧着し矢印の方向へ動かすことにより効率よく食品9をかき取ることができる。
図6、図7はシリコン素材のスプーンにより容器に付着した食品9をかき取る際の動きを示す事例である。T字部先端3を容器の側面7と底部6の接合部8に圧着し、側面7に沿って上方向に動かすことにより食品9をかき取ることができる。また、シリコン素材の柔軟性を活かして図6のようにT字部先端3を側面に圧着させる際、湾曲し側面に沿う形となり効率的に食品9をかき取ることができる。
図8、図9はステンレス素材のスプーンの略四角状のすくい部4で容器に付着した食品9をかき取る際の動きを示す事例である。シリコン素材のようにT字部2が湾曲しないため、ステンレス素材の場合はT字部2を使用せず略四角状部4を使用する。これにより容器の側面7と底部6の接合面8に接する面積が増し、効率よく食品9をかき取ることができる。
1 スプーンの先端(略長円形状)
2 T字部
3 T字部先端
4 スプーンの先端(略四角形状)
5 容器の蓋
6 容器の底部
7 容器の側面
8 容器の側面と底部の接合部
9 食品(ヨーグルト等のペースト状の食品)
2 T字部
3 T字部先端
4 スプーンの先端(略四角形状)
5 容器の蓋
6 容器の底部
7 容器の側面
8 容器の側面と底部の接合部
9 食品(ヨーグルト等のペースト状の食品)
Claims (5)
- 細長状の柄の一方端に凹状で略長円状のすくい部を備えるとともに、柄の他方端には左右方向に突出する略T字形状のへら部が設けられていることを特徴とするスプーン。
- 前記へら部は、少なくとも柔軟性を有するシリコン素材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスプーン。
- 前記スプーンはステンレス素材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスプーン。
- 前記へら部は、その端部が中央部に比べ徐々に薄くなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜3の少なくともいずれか1項に記載のスプーン。
- 前記凹状のすくい部は略四角状かつ、その端部が中央に比べ徐々薄くなるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載のスプーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001993U JP3205100U (ja) | 2016-04-12 | 2016-04-12 | スプーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001993U JP3205100U (ja) | 2016-04-12 | 2016-04-12 | スプーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3205100U true JP3205100U (ja) | 2016-07-07 |
Family
ID=56329339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016001993U Expired - Fee Related JP3205100U (ja) | 2016-04-12 | 2016-04-12 | スプーン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3205100U (ja) |
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2016
- 2016-04-12 JP JP2016001993U patent/JP3205100U/ja not_active Expired - Fee Related
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