JP3204403B2 - デイジタル信号処理回路 - Google Patents

デイジタル信号処理回路

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JP3204403B2 JP08987791A JP8987791A JP3204403B2 JP 3204403 B2 JP3204403 B2 JP 3204403B2 JP 08987791 A JP08987791 A JP 08987791A JP 8987791 A JP8987791 A JP 8987791A JP 3204403 B2 JP3204403 B2 JP 3204403B2
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデイジタル信号処理回路
に関し、例えばコンパクトデイスクプレーヤ、電話機等
の音声信号処理回路に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用のコンパクトデイスクプレ
ーヤ等においては、コンプレツサを用いてオーデイオ信
号のダイナミツクレンジを小さくすることにより、音量
の小さな部分でも確実に視聴し得るようになされてい
る。
【0003】すなわち図5に示すように、アナログ信号
の段階でダイナミツクレンジを小さくする場合、コンパ
クトデイスクプレーヤ1においては、復調回路2から出
力される再生信号S1をデイジタルフイルタ回路4に与
え、当該デイジタルフイルタ回路4の出力信号をデイジ
タルアナログ変換回路(D/A)6に与える。ここでコ
ンパクトデイスクプレーヤ1は、デイジタル信号でなる
再生信号S1をアナログ信号に変換した後、ローパスフ
イルタ回路(LPF)8を介してコンプレツサ回路10
に入力し、当該コンプレツサ回路10でダイナミツクレ
ンジを小さくする。
【0004】これによりコンパクトデイスクプレーヤ1
においては、コンプレツサ回路10の出力信号S2を所
定の増幅回路を介して出力することにより、所望のダイ
ナミツクレンジでコンパクトデイスクを視聴し得るよう
になされている。
【0005】これに対して図6に示すように、デイジタ
ル信号の段階でダイナミツクレンジを小さくする場合、
コンパクトデイスクプレーヤ11においては、コンプレ
ツサ回路10に代えて、デイジタルフイルタ回路4及び
デイジタルアナログ変換回路6間に、デイジタル信号処
理回路構成のコンプレツサ回路12を介挿する。
【0006】これによりコンパクトデイスクプレーヤ1
1においては、デイジタル信号の段階でダイナミツクレ
ンジを小さくした後、ローパスフイルタ回路8の出力信
号を直接増幅回路に出力するようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の信号
処理回路の構成を簡略化することができれば、その分全
体構成を簡略化し得、便利であると考えられる。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成でコンプレツサ機能を実現し得るデイジ
タル信号処理回路を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入力デイジタル信号S1の信号レ
ベルを検出し、信号レベル表示用の検出結果D1を出力
する信号レベル検出回路22と、入力デイジタル信号S
1の周波数特性を補正すると共に、所定の制御信号SH
1に基づいて、入力デイジタル信号S1の信号レベルを
補正して出力するデイジタルフイルタ回路24と、デイ
ジタルフイルタ回路24の出力信号をアナログ信号に変
換して出力するデイジタルアナログ変換回路6と、アナ
ログ信号の周波数特性を補正するフイルタ回路27とを
備え、信号レベル表示用の検出結果D1に基づいて、制
御信号SH1を出力することにより、入力デイジタル信
号S1のダイナミツクレンジを補正する。
【0010】
【作用】信号レベル表示用の検出結果D1に基づいて制
御信号SH1を出力し、デイジタルフイルタ回路24で
入力デイジタル信号S1の信号レベルを補正すれば、信
号レベル表示用の検出結果D1及びデイジタルフイルタ
回路24を利用して入力デイジタル信号S1のダイナミ
ツクレンジを小さくすることができ、その分全体構成を
簡略化することができる。
【0011】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0012】図1において、20は全体としてコンパク
トデイスクプレーヤの信号処理回路を示し、復調回路2
2で復調された再生信号S1をデイジタルフイルタ回路
24に出力する。
【0013】復調回路22は、当該再生信号S1を出力
する際、約13〔msec〕周期で再生信号S1のピークレベ
ルを検出し、当該検出結果のデータD1を出力する。さ
らに復調回路22は、当該再生信号S1に含まれてなる
時間情報を検出し、当該検出結果をデータD1と共にシ
ステム制御回路26にシリアル伝送する。
【0014】システム制御回路26は、当該時間情報を
表示すると共に、検出結果のデータD1に基づいてレベ
ルメータを駆動し、これにより再生信号S1の信号レベ
ルを表示する。
【0015】さらにシステム制御回路26は、当該検出
結果のデータD1について、次式、
【数1】 の関係式が成立するとき、次式
【数2】 の演算処理を実行する。ここでSBQ15(n) は、n周期
目の再生信号S1のピークレベルを表し、この場合再生
信号S1の上位15ビツトのデータで表現する。
【0016】これに対してLVL15(n-1) は、n−1周
期目の演算処理結果を表し、初期値として、次式
【数3】 のデータが設定されるようになされ、早い送り、巻き戻
し、復調回路22で再生信号S1の誤りが検出された
時、又トラツキングエラーが生じた時、その直前の値が
前置ホールドされるようになされている。
【0017】これによりシステム制御回路26は、1周
期前の演算処理結果が続く周期のピークレベルより小さ
いとき、n周期目の演算処理結果として(2)式の演算
結果をメモリ回路に格納する。
【0018】これに対して、次式
【数4】 の関係式が成立するとき、システム制御回路26は、次
【数5】 の演算処理を実行する。
【0019】すなわちシステム制御回路26は、1周期
前の演算処理結果が続く周期のピークレベルより大きい
とき、n周期目の演算処理結果として(5)式の演算結
果をメモリ回路に格納する。
【0020】さらにシステム制御回路26は、メモリ回
路に格納した演算処理結果に基づいて、デイジタルフイ
ルタ回路24に制御信号SH1を出力し、これにより当
該デイジタルフイルタ回路24の減衰率を制御する。
【0021】これによりシステム制御回路26は、図2
において記号L1で示すようにデイジタルフイルタ回路
24の入出力特性を設定し、デイジタルフイルタ回路2
4の電子ボリユーム機能、復調回路22のピークレベル
検出機能を利用して再生信号S1のダイナミツクレンジ
を小さくする。
【0022】さらにこのときシステム制御回路26は、
(1)及び(2)式の演算処理を実行してデイジタルフ
イルタ回路24の減衰率を制御することにより、再生信
号S1の信号レベルが立ち上がるアタツク時、図3に示
すような特性で減衰率を切り換えるようになされ、これ
により違和感のない状態で再生信号S1のダイナミツク
レンジを小さくするようになされている。
【0023】同様にシステム制御回路26は、(4)及
び(5)式の演算処理を実行してデイジタルフイルタ回
路24の減衰率を制御することにより、再生信号S1の
信号レベルが立ち下がるデイケイ時、図4に示すような
特性で減衰率を切り換えるようになされ、これにより違
和感のない状態で再生信号S1のダイナミツクレンジを
小さくするようになされている。
【0024】かくして当該コンパクトデイスクプレーヤ
20においては、復調回路22から出力されるピークレ
ベル検出結果を基準にしてデイジタルフイルタ回路24
の減衰率を切り換えることにより、専用のコンプレツサ
回路を省略して再生信号S1のダイナミツクレンジを小
さくすることができ、その分全体構成を簡略化すること
ができる。
【0025】実際上、この種の復調回路22及びデイジ
タルフイルタ回路24においては、集積回路化されてピ
ークレベル検出機能及び電子ボリユーム機能を内蔵する
ようになされており、この機能を有効に利用してコンプ
レツサ機能を実現すれば、復調回路22及びデイジタル
フイルタ回路24の機能を有効に利用して全体構成を簡
略化することができる。
【0026】さらにコンパクトデイスクプレーヤ20に
おいては、デイジタルアナログ変換回路6の出力信号を
2つのローパスフイルタ回路27及び28に出力し、当
該ローパスフイルタ回路27に代えてローパスフイルタ
回路28を使用することにより、コンプレツサ機能を停
止制御する場合、出力信号S2の信号レベルを補正する
ようになされている。
【0027】すなわちシステム制御回路26は、所定の
操作子がオン操作されてコンプレツサの動作がオフ状態
に設定された場合、デイジタルフイルタ回路24の減衰
率を0〔dB〕に保持する。
【0028】これによりシステム制御回路26は、デイ
ジタルフイルタ回路24の入出力特性を記号L2(図
2)に示す特性に切り換え、これによりデイジタルアナ
ログ変換回路6の出力信号を再生信号S1のダイナミツ
クレンジで出力する。
【0029】同時にシステム制御回路26は、選択回路
28に切り換え信号SH2を出力し、これによりローパ
スフイルタ回路28に代えてローパスフイルタ回路27
の出力信号を選択出力する。ここでローパスフイルタ回
路27は、ローパスフイルタ回路28に比して減衰率が
15〔dB〕小さくなるように設定されいる。
【0030】これによりコンパクトデイスクプレーヤ2
0においては、コンプレツサ機能を停止すると、小音量
時の信号レベルを15〔dB〕だけ小さくして出力し、その
分音質劣化を有効に回避してコンプレツサ機能の切り換
えに伴う音量の変化を未然に防止するようになされてい
る。
【0031】すなわちこの種の信号レベルの切り換え動
作をデイジタル信号の段階で実行する場合、デイジタル
信号を2〜3ビツト欠いて処理することになり、その分
音質劣化を避け得ない。ところがこの実施例のように、
デイジタル信号の段階でコンプレツサ処理した後、アナ
ログ信号の段階で信号レベルを切り換えるようにすれ
ば、その分音質の劣化を有効に回避して信号レベルを切
り換えることができる。
【0032】以上の構成において、復調回路22で再生
信号S1のピークレベルが検出され、当該検出結果D1
がシステム制御回路26に出力される。ここでシステム
制御回路26は、当該検出結果D1に基づいてデイジタ
ルフイルタ回路24の減衰率を切り換え制御し、これに
より復調回路22のピークレベル検出機能及びデイジタ
ルフイルタ回路24の電子ボリユーム機能を利用してコ
ンプレツサ機能を実現する。
【0033】以上の構成によれば、ピークレベル検出結
果に基づいてデイジタルフイルタ回路24の減衰率を切
り換え制御することにより、復調回路22のピークレベ
ル検出機能及びデイジタルフイルタ回路24の電子ボリ
ユーム機能を利用してコンプレツサ機能を実現すること
ができ、その分簡易な構成でコンプレツサ回路の機能を
実現することができる。
【0034】なお上述の実施例においては、本発明をコ
ンパクトデイスクプレーヤのデイジタル信号処理回路に
適用した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば電話機等のデイジタル信号処理回路に広く適
用することができる。
【0035】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ピークレ
ベル検出結果に基づいてデイジタルフイルタ回路の減衰
率を切り換え制御することにより、ピークレベル検出機
能及び電子ボリユーム機能を利用してコンプレツサ機能
を実現することができ、その分簡易な構成でコンプレツ
サ回路の機能を実現し得るデイジタル信号処理回路を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコンパクトデイスクプ
レーヤを示すブロツク図である。
【図2】そのコンプレツサ機能の説明に供する特性曲線
図である。
【図3】そのアタツク特性を示す特性曲線図である。
【図4】そのデイケイ特性を示す特性曲線図である。
【図5】アナログ信号の段階でダイナミツクレンジを小
さくするコンパクトデイスクプレーヤを示すブロツク図
である。
【図6】デイジタル信号の段階でダイナミツクレンジを
小さくするコンパクトデイスクプレーヤを示すブロツク
図である。
【符号の説明】
1、11、20……コンパクトデイスクプレーヤ、2、
22……復調回路、4、24……デイジタルフイルタ回
路、6……デイジタルアナログ変換回路、8、27、2
8……ローパスフイルタ回路、26……システム制御回
路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力デイジタル信号の信号レベルを検出
    し、信号レベル表示用の検出結果を出力する信号レベル
    検出回路と、上記入力デイジタル信号の周波数特性を補
    正すると共に、所定の制御信号に基づいて、上記入力デ
    イジタル信号の信号レベルを補正して出力するデイジタ
    ルフイルタ回路と、上記デイジタルフイルタ回路の出力
    信号をアナログ信号に変換して出力するデイジタルアナ
    ログ変換回路と、上記アナログ信号の周波数特性を補正
    するフイルタ回路とを具え、上記信号レベル表示用の検
    出結果に基づいて、上記制御信号を出力することによ
    り、上記入力デイジタル信号のダイナミツクレンジを補
    正することを特徴とするデイジタル信号処理回路。
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