JP3204315B2 - 導電性着色粒子及びその製造方法、並びにそれを用いた画像記録装置及び方法 - Google Patents

導電性着色粒子及びその製造方法、並びにそれを用いた画像記録装置及び方法

Info

Publication number
JP3204315B2
JP3204315B2 JP36094198A JP36094198A JP3204315B2 JP 3204315 B2 JP3204315 B2 JP 3204315B2 JP 36094198 A JP36094198 A JP 36094198A JP 36094198 A JP36094198 A JP 36094198A JP 3204315 B2 JP3204315 B2 JP 3204315B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
particles
colorant
fine particles
colored particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP36094198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000181129A (ja
Inventor
朋幸 吉井
康弘 舩山
健志 堀
勉 上薗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP36094198A priority Critical patent/JP3204315B2/ja
Publication of JP2000181129A publication Critical patent/JP2000181129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3204315B2 publication Critical patent/JP3204315B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリなどに用いられる画像記録装置に用い
られる現像剤に関する。特に着色粒子を紙などの記録媒
体へ飛翔記録させる画像記録装置に用いられる着色現像
剤に関する。また、複写機、プリンタ、ファクシミリな
どに用いられる画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機・プリンタの画像形成技術
としては電子写真プロセスがあり、広く応用されてい
る。このプロセスの代表的なものとしてカールソン法
(ゼログラフィ)がある。この方式では帯電、露光、現
像、転写、定着、クリーニングという6工程が必要であ
り、それぞれの工程において専用ユニットが必要とされ
るために装置全体が大型化することが避けられなかっ
た。そこで、カールソン法に代わる簡略化された電子写
真プロセスとして特開平9-204092号公報に記載
される画像記録方法が本発明者らによって開示されてい
る。この方法においては、上面に電極が形成された多孔
状の絶縁層を通常の電子写真感光体の表面に積層した構
造を持つ多孔状感光体の細孔中に導電性着色粒子を誘導
帯電によって充填し、その後、印字情報に対応した露光
光を照射することによって選択的に着色粒子を記録紙を
介した対向電極に飛翔転写させることにより画像記録を
行うものである。この画像記録方法を用いる場合、着色
粒子充填工程、露光飛翔工程、定着工程の3工程にて印
字工程が終了するため、装置の小型化をはかることがで
きる。
【0003】この画像記録方法を用いる場合は導電性の
着色粒子を用いることが必須条件となる。しかし、従来
の磁性トナーに導電性を付与した導電性着色粒子の場合
は一般に磁性粒子が透明でないためにカラーの画像記録
に必要な色調を得ることが困難である。したがってカラ
ーの画像記録を行うためには少なくとも絶縁性樹脂と着
色剤である顔料あるいは染料からなる通常の着色粒子に
透明な導電性微粒子を加えることによって導電性を付与
した導電性着色粒子を用いなければならない。
【0004】このような導電性着色粒子に関しては単に
導電性の微粒子を着色粒子作製時に混合し混練粉砕する
ことによって導電性を付与する物や、特開昭51-088
227号公報において開示されているように導電性微粒
子を着色粒子に単に混合したもの、特開昭50-140
136号公報において開示されているように着色粒子の
表面に導電性微粒子を固着させたもの、特開昭57-1
29444号公報において開示されているように高速流
動化攪拌法によって着色粒子表面に導電性微粒子および
樹脂微粒子を固着させて導電層を形成させて導電性を付
与するもの等が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、導電性微粉末
の添加量が少ない場合には導電性着色粒子の導電率が低
すぎるため、感光体から十分に電荷が注入されず飛翔す
るのに十分な帯電量が得られないという問題点があっ
た。また、導電性微粉末の比率を上げた場合は導電性着
色粒子中の着色成分の比率が低下するために、また表面
に光沢のある透明導電性微粒子が多くなり必要でない波
長の光を反射してしまうために画像濃度が大きく出来な
い、あるいは色調が異なってしまうという問題点が生じ
る。これを改善するためには電気伝導度が大きくかつ、
有効に画像濃度が得られるような導電性着色粒子が必要
となる。本発明はこのような従来技術が有する問題点に
鑑みてなされたものであって、カラーの画像記録に使用
する場合に、特に特開平9-204092号公報に開示
された画像記録装置に使用する場合に適した導電性着色
粒子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の導電性着色粒子
は、上記課題を解決するために、少なくとも着色剤と絶
縁性の樹脂と導電性微粒子からなる導電性の母粒子の表
面に前記着色剤と同色の表面着色剤を固着させたことを
特徴としている。
【0007】この前記導電性の母粒子の表面に表面着色
剤を固着させる際に、該表面着色剤を溶解あるいは分散
せしめるような溶剤により処理することを特徴とする。
または、前記導電性の母粒子の表面に表面着色剤を固着
させる際に、乾式で行うことを特徴とする。または、前
記導電性の母粒子が少なくとも絶縁性樹脂と着色剤およ
び導電性微粒子とを混合し混練、粉砕することにより作
製され導電性を付与されていることを特徴とする。より
詳細に本願発明を説明すると、本発明の導電性着色粒子
は、上記課題を解決するために、少なくとも着色剤と絶
縁性の樹脂と透明かつ非磁性の導電性微粒子からなる導
電性の母粒子の表面に前記着色剤と同色の表面着色剤を
固着させたことを特徴としている。この前記導電性の母
粒子の表面に表面着色剤を固着させる際に、該表面着色
剤を溶解あるいは分散せしめるような溶剤により処理す
ることを特徴とする。または、前記導電性の母粒子の表
面に表面着色剤を固着させる際に、乾式で行うことを特
徴とする。または、前記導電性の母粒子が少なくとも絶
縁性樹脂と着色剤および透明かつ非磁性の導電性微粒子
とを混合し混練、粉砕することにより作製され導電性を
付与されていることを特徴とする。あるいは、本発明の
導電性着色粒子は、少なくとも着色剤と絶縁性の樹脂と
導電性微粒子からなる導電性の母粒子の表面に、前記着
色剤と同色の表面着色剤を溶解あるいは分散せしめるよ
うな溶剤により処理することにより該表面着色剤を固着
させたことを特徴としている。
【0008】同様な効果を有する異なる構成の導電性着
色粒子においては、少なくとも着色剤と絶縁性の樹脂か
らなる絶縁性着色粒子に対して、導電性微粒子あるいは
導電性微粒子と樹脂微粒子の混合粒子を該絶縁性着色粒
子の表面に固着させて導電層とせしめることによって得
られた導電性の母粒子の表面に、前記着色剤と同色の表
面着色剤を固着させたことを特徴としている。
【0009】この前記絶縁性着色粒子の表面に導電性微
粒子あるいは導電性微粒子と樹脂微粒子の混合粒子を固
着させて導電層とせしめる際に、乾式で処理することを
特徴とする。または、前記絶縁性着色粒子の表面に樹脂
微粒子と導電微粒子を固着させて導電層とせしめる際
に、前記樹脂微粒子を溶解せしめる溶剤を用いて処理し
て導電層を形成することを特徴とする。または、前記導
電性の母粒子の表面に表面着色剤を固着させる際に、該
表面着色剤を溶解あるいは分散せしめるような溶剤によ
り処理して得られることを特徴とする。または、前記導
電性の母粒子の表面に表面着色剤を固着させる際に、乾
式で処理して得られることを特徴とする。
【0010】あるいは本発明の導電性着色粒子は、少な
くとも着色剤と絶縁性の樹脂からなる母粒子の表面に、
前記着色剤と同色の表面着色剤を表面に被覆処理した透
明導電性微粒子を固着させたことを特徴とする。この前
記母粒子の表面に表面着色剤を被覆処理した透明導電性
微粒子を固着させる際に該表面着色剤を溶解あるいは分
散せしめるような溶剤により処理することを特徴とす
る。または母粒子の表面に表面着色剤を被覆処理した透
明導電性微粒子を固着させる際に乾式で行うことを特徴
とする。
【0011】また、本発明の導電性着色粒子の製造方法
は、少なくとも着色剤と絶縁性の樹脂と導電性微粒子を
混練したのち粉砕する工程と、 該工程で形成された導
電性の母粒子の表面に、前記着色剤と同色の表面着色剤
を固着させる工程からなる。
【0012】前記表面着色剤を固着させる工程は、該表
面着色剤を溶解あるいは分散せしめるような溶剤による
処理、または乾式処理が好ましい。また、前記導電性の
母粒子の作成工程は、少なくとも絶縁性樹脂と着色剤お
よび導電性微粒子とを混合し混練、粉砕するものである
ことが好ましい。より詳細に本願発明を説明すると、本
発明の導電性着色粒子の製造方法は、少なくとも着色剤
と絶縁性の樹脂と透明かつ非磁性の導電性微粒子を混練
したのち粉砕する工程と、該工程で形成された導電性の
母粒子の表面に、前記着色剤と同色の表面着色剤を固着
させる工程からなる。前記表面着色剤を固着させる工程
は、該表面着色剤を溶解あるいは分散せしめるような溶
剤による処理、または乾式処理が好ましい。また、前記
導電性の母粒子の作成工程は、少なくとも絶縁性樹脂と
着色剤および前記透明かつ非磁性の導電性微粒子とを混
合し混練、粉砕するものであることが好ましい。あるい
は、本発明の導電性着色粒子の製造方法は、少なくとも
着色剤と絶縁性の樹脂と導電性微粒子を混練したのち粉
砕する工程と、該工程で形成された導電性の母粒子の表
面に、前記着色剤と同色の表面着色剤を溶解あるいは分
散せしめるような溶剤により処理することにより該表面
着色剤を固着させる工程からなる。
【0013】別の製造方法は、少なくとも着色剤と絶縁
性の樹脂を混練したのち粉砕する工程と、該工程で形成
された絶縁性着色粒子に対して、導電性微粒子あるいは
導電性微粒子と樹脂微粒子の混合粒子を該絶縁性着色粒
子の表面に固着させる工程と、該工程によって得られた
導電性の母粒子の表面に、前記着色剤と同色の表面着色
剤を固着させる工程からなる。
【0014】前記絶縁性着色粒子の表面に導電性微粒子
あるいは導電性微粒子と樹脂微粒子の混合粒子を固着さ
せる方法は、乾式処理、または前記樹脂微粒子を溶解せ
しめる溶剤を用いて処理して導電層を形成することが好
ましい。また、前記導電性の母粒子の表面に表面着色剤
を固着させる方法が、該表面着色剤を溶解あるいは分散
せしめるような溶剤により処理すること、または乾式処
理が好ましい。
【0015】さらに異なる製造方法は、少なくとも着色
剤と絶縁性の樹脂を混練したのち粉砕する工程と、透明
導電性微粒子の表面に前記着色剤と同色の表面着色剤を
被覆処理する工程と、前記混練・粉砕工程で形成された
母粒子の表面に対して、前記被覆処理した透明導電性微
粒子を固着させる工程からなる。
【0016】前記表面着色剤を被覆処理した透明導電性
微粒子を前記母粒子の表面に固着させる方法は、該表面
着色剤を溶解あるいは分散せしめるような溶剤による処
理、または乾式処理が好ましい。
【0017】また、本発明の画像形成プロセスは、上記
のいずれかの導電性着色粒子を用いることを特徴として
いる。
【0018】さらに、本発明の画像装置は、記録媒体に
導電性着色粒子を付着させることにより画像記録を行う
画像記録装置であって、透光性支持体の上に、透光性導
電層と、光導電層と、上面に電極層が形成された多孔状
の絶縁性スクリーンとが順に積層され、回転動作可能に
構成された感光体ユニットと、前記感光体ユニットに空
隙を介して対向配置され、導電性着色粒子を表面に保持
する電極部材と、前記感光体ユニットの透光性導電層と
前記電極部材との間に電圧を印加する第1の電源と、前
記電極部材と感光体ユニットとが対向する部分と異なる
位置にて前記感光体ユニットと空隙および前記記録媒体
を挟んで対向するように配置された対向電極と、前記感
光体ユニットの透光性導電層と前記絶縁性スクリーン上
面の電極層との間に電圧を印加する第2の電源と、前記
透光性導電層と前記対向電極との間に電圧を印加する第
3の電源と、前記感光体ユニットの透光性支持体側から
画像信号に応じて光導電層を露光する露光手段とを有す
る画像記録装置において、前記導電性着色粒子が上記の
いずれかに記載の導電性着色粒子であることを特徴とす
る。
【0019】また、本発明の他の形態による画像記録装
置は、記録媒体に導電性着色粒子を付着させることによ
り画像記録を行う画像記録装置であって、透光性支持体
の上に、透光性導電層と、光導電層と、上面に電極層が
形成された多孔状の絶縁性スクリーンとが順に積層さ
れ、該絶縁性スクリーンの目開き部の光導電層状にはフ
ロート電極が形成され、かつ、回転動作可能に構成され
た感光体ユニットと、前記感光体ユニットに空隙を介し
て対向配置され、導電性着色粒子を表面に保持する電極
部材と、前記感光体ユニットの透光性導電層と前記電極
部材との間に電圧を印加する第1の電源と、前記電極部
材と感光体ユニットとが対向する部分と異なる位置にて
前記感光体ユニットと空隙および記録媒体を挟んで対向
するように配置された対向電極と、前記感光体ユニット
の透光性導電層と前記絶縁性スクリーン上面の電極層と
の間に電圧を印加する第2の電源と、前記透光性導電層
と前記対向電極との間に電圧を印加する第3の電源と、
前記感光体ユニットの透光性支持体側から画像信号に応
じて光導電層を露光する露光手段とを有する、画像記録
装置において、前記導電性着色粒子が上記のいずれかに
記載の導電性着色粒子であることを特徴とする。
【0020】なお、これらのいずれの装置においても、
前記電極部材として前記絶縁性スクリーン上面の電極層
よりも導電率が低い部材を用いることとしてもよい。
【0021】また、前記感光体ユニットは円筒状であっ
てもよい。
【0022】また、前記感光体ユニットはエンドレスベ
ルト状であってもよい。
【0023】また、感光体ユニットの周囲に配置され
た、導電性着色粒子を表面に保持する電極部材として機
能する導電性のローラーおよび該ローラーに供給する導
電性着色粒子を貯蔵するタンクを有することとしてもよ
い。
【0024】また、感光体ユニットが複数設けられ、各
感光体ユニットの周囲には導電性着色粒子を表面に保持
する電極部材として機能する導電性のローラーおよび該
ローラーに供給する導電性着色粒子を貯蔵するタンクが
それぞれ配置されるとともに、各感光体ユニットによる
画像記録が搬送される記録媒体に対して順に行われるよ
うに各感光体ユニット、各ローラーおよび各タンクのそ
れぞれが配置されることとしてもよい。
【0025】上記のいずれにおいても、少なくとも表面
が導電性であり、スクリーン上面の電極層と等電位であ
って、スクリーン上面を摺動する導電性ブレードを有す
ることとしてもよい。
【0026】さらに、本発明の画像記録方法は、上記の
ように構成された画像記録装置を用いた画像記録方法で
あって、第1の電源および第2の電源による前記感光体
ユニットの透光性導電層の電圧V1、スクリーン上面の
電極層の電圧V2および前記電極部材の電圧V3のそれ
ぞれが、V1>V2>V3の関係を満たすように第1の
電源および第2の電源の出力を調整することを特徴とす
る。
【0027】この場合、感光体ユニットの絶縁性スクリ
ーン目開き部に入る導電性粒子の充填量を、感光体ユニ
ットの透光性導電層と感光体ユニットのスクリーン上面
電極層との間に印加される第2の電源の出力によって制
御することとしてもよい。
【0028】また、感光体ユニット、ローラーおよびタ
ンクが複数設けられる画像記録装置においては、複数の
それぞれ異なる色の記録を行う導電性着色粒子を各タン
クに貯蔵することによりカラー記録を行うこととしても
よい。
【0029】「作用」本発明の導電性着色粒子において
は、導電性着色粒子内部に含有される着色剤と同色の着
色剤がその最外表面に固着されていることを特徴として
いる。そのために画像濃度を向上する。さらに、導電性
微粒子の表面に常に着色剤が被覆されている状態となる
ために、導電性微粒子の光沢等によって色合いが変わっ
てしまうといった影響が防止される。
【0030】また、本発明の画像記録装置においては、
多孔状の絶縁性スクリーンの上面に電極が形成されてい
る。感光体ユニットの透光性導電層の電圧V1、スクリ
ーン上面の電極層の電圧V2および前記電極部材の電圧
V3のそれぞれが、V1>V2>V3とすることによ
り、電極部材上の導電性着色粒子は誘導帯電により負に
帯電して透光性導電層へ向けて飛翔する。多孔状のスク
リーンの上面に形成された電極は上記のような電圧状態
とされているので、ここに衝突した導電性着色粒子は瞬
時に正に帯電し、反スクリーン方向にひかれるため、導
電性着色粒子は多孔状のスクリーンの目開き部のみに充
填される。
【0031】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。図1は本発明により作製された導電性着色
粒子のある実施形態の概略断面図である。少なくとも着
色剤2(顔料または染料)と絶縁性の結着樹脂1と導電性
微粒子3からなる導電性の母粒子4を内核粒子として、
該導電性母粒子4と同色の、すなわち着色剤2と同色の
表面着色剤5を該導電性母粒子4の最外表面に固着させ
ていることを特徴としている。この時に導電性を損ねる
事無く表面着色剤5を固着させることによって、適切な
導電性を持ちかつ画像濃度を高くせしめ色調の安定した
画像を得ることが可能な導電性着色粒子6を得ることが
可能となる。
【0032】ここで、同色の着色剤とは、同一の色素を
使用したものが通常最も好ましいが、人間の視覚上ほぼ
同一色に見えるものであれば吸収・反射スペクトルの如
何にかかわらずどれでも使用可能である。着色剤の性状
によっては使い分けしたほうがよい場合もありうる。
【0033】導電性母粒子4の最外表面に固着させる方
法としては表面着色剤5を溶解または分散せしめるよう
な溶剤によって処理することにより導電性母粒子4の表
面に表面着色剤5の薄膜を形成する方法がある。この時
導電性母粒子4の導電性を損なわないためには表面着色
剤5の薄膜を出来るだけ薄くすることが重要である。
【0034】表面着色剤5を溶解または分散して処理す
る方法としては、たとえば導電性母粒子4と表面着色剤
5を混合した後、表面着色剤5を溶解せしめるような有
機溶剤たとえば、アルコール、エーテル、エステル等の
溶媒を混合し溶媒のみ蒸発させることによって薄膜とす
ることが出来る。また、前記溶媒を加熱して蒸発させた
後にその蒸気を用いて処理することによっても薄層を形
成することが可能である。
【0035】また、乾式の方法、たとえばボールミル、
V型混合機、高速流動攪拌機、ハイブリダイザー等を用
いてまたはメカノヒュージョン法などを用いることによ
って導電性粒子4表面に表面着色剤5を付着させること
が出来る。
【0036】表面着色剤の分量は、溶剤を用いて溶解ま
たは分散して処理する場合は母粒子の重量の1〜100
%、特に5〜50%とするのが好ましい。また、乾式の
場合は母粒子の重量の1〜100%、特に5〜50%と
するのが好ましい。
【0037】内核粒子である導電性母粒子4は結着樹脂
1および着色剤2(顔料または染料)および導電性微粒子
3を混合し混練粉砕法によって得られた物である。この
時に必要に応じて離型剤等を適宜混合してもよい。前記
結着樹脂1および着色剤(顔料または染料)2としては特
に限定されずトナー用材料として周知の材料を用いるこ
とができる。
【0038】結着樹脂1として用いることが出来る樹脂
としては、例えばスチレン樹脂、アクリル樹脂、スチレ
ン・アクリル共重合樹脂、スチレン・ブタジエン共重合
樹脂等のビニル系樹脂、或いはポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン、ポリカーボ
ネート、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、フェノール
樹脂、マレイン酸樹脂、クマロン樹脂等が挙げられる。
更に本発明では上記結着樹脂1を単独若しくは2種以上
を混合、或いは2種以上をブロック共重合、グラフト共
重合せしめて用いることが出来る。
【0039】着色剤としてはカーボンブラック、スピリ
ットブラック、ニグロシン等の黒色染・顔料、およびカ
ラー用としては、フタロシアニン、ローダミンBレー
キ、ソーラピュアイエロー8G、キナクリドン誘導体、
ポリタングストリン酸、インダスレンブルー、スルホン
アミド誘導体等の染・顔料を使用することができる。着
色剤の含有割合は導電性着色粒子全体に対して0.5〜
50重量%、特に1〜20重量%である事が望ましい。
【0040】離型剤としては熱定着ローラへのオフセッ
トを防止することを目的として、ワックス類特にポリエ
チレン・ポリプロピレンワックス等を用いることが出来
る。さらに分散剤などを適宜混合してもよい。
【0041】また、前記導電性微粒子3としては特に限
定されず公知の物質を用いることが出来る。また、透明
である事が望ましいが、粒径を細かくすることにより多
少着色した粒子でも用いることが可能である。たとえ
ば、ITO、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化ア
ルミニウム等の金属酸化物の微粒子を用いることが出来
る。これらの導電性微粒子はその一次粒子の平均粒径が
1nm〜1μm、特に50nm〜500nmである事が望ま
しい。また、導電性微粒子の含有割合は導電性着色粒子
全体に対して0.5〜50重量%特に1〜30重量%であ
る事が望ましい。
【0042】次に本発明の別の実施形態について述べ
る。
【0043】内核粒子である導電性母粒子4としては図
2に示すように少なくとも結着樹脂1と着色剤2とから
なる絶縁性着色粒子7の外表面に導電性微粒子3と必要
に応じては樹脂微粒子8を用いて導電層9を形成し導電
性を付与せしめたものを用いることも出来る。絶縁性着
色粒子7の外表面に導電性微粒子3と樹脂微粒子8の混
合粒子を混合することにより、またはハイブリダイザー
等を用いて付着させ、次に前記樹脂微粒子8を溶解せし
める溶剤によって処理することにより形成することが出
来る。また、乾式の方法、たとえばボールミル、V型混
合機、高速流動攪拌機、ハイブリダイザー等を用いて、
またメカノヒュージョン法等によって絶縁性着色粒子7
表面に導電性微粒子3と樹脂微粒子8の混合粒子を固着
させることが出来る。
【0044】導電性微粒子の分量は、溶剤を用いて処理
する場合は母粒子の重量の1〜100%、特に5〜50
%とするのが好ましい。また、乾式の場合は母粒子の重
量の1〜100、特に5〜50%とするのが好ましい。
【0045】これに該導電性母粒子4と同色の、すなわ
ち着色剤2と同色の表面着色剤5を該導電性母粒子4の
最外表面に固着させることで導電性着色粒子6が得られ
るがその固着方法は前述の実施形態と同様の方法を用い
ることが可能である。
【0046】表面着色剤の分量は、溶剤を用いて溶解ま
たは分散して処理する場合は母粒子の重量の1〜100
%、特に5〜50%とするのが好ましい。また、乾式の
場合は母粒子の重量の1〜100、特に5〜50%とす
るのが好ましい。
【0047】なお、この実施形態においては、絶縁性着
色粒子7として、一般的な方法で得られる絶縁性重合ト
ナー、カプセルトナーをそのまま用いることもできる。
【0048】次に本発明のさらに異なる実施形態につい
て述べる。
【0049】図3に示すように少なくとも結着樹脂1と
着色剤2とからなる絶縁性着色粒子7の外表面に着色剤
2と同色の着色導電性微粒子33と必要に応じては樹脂
微粒子8を用いて着色導電層39を形成し導電性を付与
せしめたものを用いることにより導電性を付与すると同
時に画像濃度を高くせしめ色調の安定した画像を得るこ
とが可能な導電性着色粒子6を得ることが可能となる。
【0050】着色導電性微粒子33は、導電性を損なわ
ない程度に着色剤2と同色の表面着色剤5を導電性微粒
子3の表面に固着処理することにより得られる。例え
ば、導電性微粒子3と表面着色剤5を混合することによ
り、またはハイブリダイザー等を用いて導電性微粒子3
表面に表面着色剤5を付着させ、または表面着色剤5を
溶解せしめる溶剤によって処理することにより導電性微
粒子3の表面に表面着色剤5を固着させることが出来
る。
【0051】表面着色剤の分量は、溶剤を用いて溶解ま
たは分散して処理する場合は導電性微粒子の重量の1〜
100%、特に5〜50%とするのが好ましい。また、
乾式の場合は導電性微粒子の重量の1〜100%、特に
5〜50%とするのが好ましい。 次にこの着色導電性
微粒子33を、乾式の方法、たとえばボールミル、V型
混合機、高速流動攪拌機、ハイブリダイザー等を用いて
また、メカノヒュージョン法等によって導電性着色粒子
6表面に固着させる。
【0052】着色導電性微粒子の分量は、溶剤を用いて
処理する場合は母粒子の重量の1〜100%、特に5〜
50%とするのが好ましい。また、乾式の場合は母粒子
の重量の1〜100%、特に5〜50%とするのが好ま
しい。
【0053】なお、この実施形態においても、絶縁性着
色粒子7として、一般的な方法で得られる絶縁性重合ト
ナー、カプセルトナーをそのまま用いることもできる。
【0054】次に以上で述べた本発明で作製された導電
性着色粒子を用いた画像形成プロセスについて説明す
る。
【0055】図4は本発明の導電性着色粒子を用いる画
像記録装置に用いる多孔状感光体の概略図であり、特開
平9-204092号公報等に図示されている。多孔状
感光体10は、透光性支持体11上に透光性導電層12、
光導電層13を順次積層し、さらに表面に上部電極15が
形成された絶縁性の多孔状層14が積層された構造とな
っている。透光性導電層12の形成には蒸着法、ディッ
プコート法、スプレーコート法などが用いられる。光導
電層13の形成には、通常の有機感光体ドラムを形成す
る方法、例えばディップコート法などが用いられる。
【0056】図5は本発明の導電性着色粒子を使用する
画像形成プロセスを示す概略図である。規制ブレード2
3により薄層化された導電性粒子薄層22を有する導電
性ローラー21を多孔状感光体10と空隙を介して配置
し、さらに、多孔状感光体10の回転方向の下流側に空
隙を介して記録媒体24、対向電極25を配置する。多
孔状感光体10のドラム内に光源30を配置する。
【0057】多孔状感光体10と導電性ローラ21の対向
部分で、透光性導電層12から導電性ローラー21方向に
向かう電界を発生させるために、透光性導電層12、上
部電極15および導電性ローラー21に電圧を印加する。
電界により導電性ローラー21上の導電性粒子薄層22
は負極性に誘導帯電し、多孔状層14の目開きに充填さ
れる。 また上部電極15に衝突した導電性粒子16は、
今度は電界により正に帯電し、導電性ローラー21方向
に戻る。そのため、導電性粒子16は多孔状層14の目開
きの中にのみ負に帯電して充填される。また、目開き中
の導電性粒子16は上部電極15の電位と等しくなるよう
に充填され、粒子層表面の電界は0に近づく。そのため
充填された導電性粒子16は多孔状層14の孔の中に閉じ
こめられる。
【0058】多孔状感光体10と記録媒体24が対向し
た画像記録部では、透光性導電層12から対向電極25
方向に向かう電界を発生させるために、対向電極25に
電圧を印加する。光源30により画像に対応した光が光
導電層13に照射されると、その部分の光導電層13は導
電率が高くなり、目開き中の導電性粒子19の電荷が光
導電層13を通してリークする。電荷がリークすると、
目開き中の導電性粒子19の電位が透光性導電層12に近
づくため、導電性粒子19の層の表面に電界が発生し、
上部電極15側の導電性粒子19は正に帯電してスクリー
ン孔から飛翔し、記録媒体24に付着し、画像を形成す
る。
【0059】また、本発明の画像装置は上記の画像形成
プロセスを含むものであり、具体的には特開平9-20
4092号公報において開示されているすべての画像装
置に、本発明の導電性着色粒子を使用するものである。
【0060】
【実施例】まず、導電性粒子の評価方法について述べ
る。
【0061】下記に記載の画像記録装置(特開平9-20
4092号公報に開示されているものと同等)を用い
て、実際に印刷を行い、その結果について評価した。
【0062】画像形成に使用した装置は自作したもので
ある。
【0063】画像形成プロセスは、図5に概略図で示さ
れた通りのものであり、図4に概略図で示された多孔状
感光体が組み込まれている。
【0064】ここで、使用した装置の多孔状感光体につ
いて説明する。多孔状感光体10は、透光性支持体11
上に透光性導電層12、光導電層13を順次積層し、さら
に表面に上部電極15が形成された絶縁性の多孔状層14
が積層された構造となっている。 透光性支持体11
は、ガラスからなる、直径30mm、長さ250mm、
肉厚1mmの円筒である。透光性導電層12は透光性支持
体11の円筒外側にITOをディップコート法で塗布す
ることで形成され、その厚みは30nmであった。光導
電層13は透光性導電層12のさらに外側にチタニルフタ
ロシアニンとポリビニルブチラールのテトラヒドロフラ
ン分散溶液をディップコート法で塗布し、厚さ0.5μ
mの電荷発生層を形成した後に、アミン化合物とポリカ
ーボネートのテトラヒドロフラン溶液をディップコート
法で塗布し、厚さ10μmの電荷輸送層を形成すること
によって形成される。
【0065】多孔状層14は光導電層13のさらに外側
に、光硬化性樹脂(エポキシ樹脂)をディップコート法で
塗布し、100μmの厚さとしたものに、マスクを通し
て紫外光を露光して直径100μmの穿孔を130μm
ごとにあけたものである。上部電極15は、多孔状層14
の表面に、アルミニウムを真空蒸着することで得られ、
その厚みは30nmであった。
【0066】次に、本発明の導電性着色粒子について具
体的な実施例を列挙する。
【0067】[実施例1]本実施例は図1に概略断面図で
示された導電性着色粒子のある実施形態の一例であり、
着色剤2と絶縁性の結着樹脂1と導電性微粒子3からな
る導電性の母粒子4を内核粒子として、該導電性母粒子
4と同色の、すなわち着色剤2と同色の表面着色剤5を
該導電性母粒子4の最外表面に固着させた。
【0068】(導電性母粒子の作製)三洋化成(株)製ハイ
マー TB9000(スチレンアクリルポリマー)を10
0重量部(結着樹脂)、三菱化学製カーボンブラック M
A-100を9重量部(着色剤)、電荷制御剤として保土
ヶ谷化学製スピロンブラック TRH-Cを2重量部、
三洋化成製ビスコール550Pを4重量部(ワックス)、
および一次粒子粒径150nm程度のITO微粒子20重
量部を混合後、(株)栗原鉄鋼所製Sl KRCニーダを
用いて混練を行った後、冷却、粗粉砕を行った。次に日
本ニューマチック工業(株)製 高精度粉体気流分級器を
用いて分級を行い、5〜15μm(平均粒径10μm)の導
電性母粒子を得た。
【0069】(導電性着色粒子の作製)この母粒子18gに
対して表面着色剤として三菱化学製カーボンブラック
MA-100を2g混合し、ハイブリダイゼーションシス
テム(奈良機械製 NHS-0型)を用いて処理回数10
000rpm、処理時間2分の条件で母粒子の表面にカー
ボンブラック微粒子を埋め込み固着させた。
【0070】こうして得られた導電性着色粒子を用い
て、前述の評価実験を行った結果、画像濃度、色合いと
もに満足のいく結果が得られた。
【0071】[実施例2]本実施例は図2に概略断面図で
示された導電性着色粒子の別の実施形態の一例であり、
結着樹脂1と着色剤2とからなる絶縁性着色粒子7の外
表面に導電性微粒子3(と樹脂微粒子8)を用いて導電層
9を形成し導電性を付与せしめたものを内核粒子である
導電性母粒子4として用い、これに該導電性母粒子4と
同色の、すなわち着色剤2と同色の表面着色剤5を該導
電性母粒子4の最外表面に固着させることで導電性着色
粒子6が得られた。
【0072】(母粒子となる導電性粒子の作製)三洋化成
(株)製ハイマー TB9000(スチレンアクリルポリ
マー)を100重量部(結着樹脂)、三菱化学製カーボン
ブラック MA-100を9重量部(着色剤)、電荷制御
剤として保土ヶ谷化学製スピロンブラック TRH-C
を2重量部、三洋化成製ビスコール550Pを4重量部
(ワックス)を混合後、(株)栗原鉄鋼所製Sl KRCニ
ーダを用いて混練を行った後、冷却、粗粉砕を行った。
次に日本ニューマチック工業(株)製 高精度粉体気流分
級器を用いて分級を行い、5〜15μm(平均粒径10μ
m)の絶縁性着色粒子を得た。
【0073】この絶縁性着色粒子16gに対して一次粒子
粒径150nm程度のITO微粒子4gを混合後、ハイブリ
ダイゼーションシステム(奈良機械製 NHS-0型)を
用いて処理回転数13000rpm、処理時間2分の条件
で母粒子の表面にITO微粒子を埋め込み固着させるこ
とにより導電層を形成し、導電性粒子を得た。
【0074】(導電性着色粒子の作製)この導電性粒子1
8gに対して表面着色剤として三菱化学製カーボンブラ
ックMA-100を2g混合し、ハイブリダイゼーション
システム(奈良機械製 NHS-0型)を用いて処理回数
10000rpm、処理時間2分の条件で導電性粒子の表
面にカーボンブラック微粒子を埋め込み固着させた。
【0075】こうして得られた導電性着色粒子を用い
て、前述の評価実験を行った結果、画像濃度、色合いと
もに満足のいく結果が得られた。
【0076】なお、前述のように絶縁性着色粒子は市販
のものをそのまま用いてもよい。
【0077】[実施例3]本実施例は図3に概略断面図で
示された導電性着色粒子のさらに異なる実施形態の一例
であり、結着樹脂1と着色剤2とからなる絶縁性着色粒
子7の外表面に着色剤2と同色の着色導電性微粒子33
(と樹脂微粒子8)を用いて着色導電層39を形成するこ
とにより導電性着色粒子6が得られた。
【0078】(母粒子となる絶縁性着色粒子の作製)三洋
化成(株)製ハイマー TB9000(スチレンアクリル
ポリマー)を100重量部(結着樹脂)、三菱化学製カー
ボンブラック MA-100を9重量部(着色剤)、電荷
制御剤として保土ヶ谷化学製スピロンブラック TRH
-Cを2重量部、三洋化成製ビスコール550Pを4重
量部(ワックス)を混合後、(株)栗原鉄鋼所製Sl KR
Cニーダを用いて混練を行った後、冷却、粗粉砕を行っ
た。次に日本ニューマチック工業(株)製 高精度粉体気
流分級器を用いて分級を行い、5〜15μm(平均粒径1
0μm)の絶縁性着色粒子を得た。
【0079】(着色導電性微粒子の作製)一次粒子粒径1
50nm程度のITO微粒子20重量部に対して表面着色
剤として三菱化学製カーボンブラック MA-100を
9重量部、THF溶媒中で混合し、ボールミル処理によ
って分散させる。次に溶媒を蒸発させることによって着
色剤で表面処理された導電性微粒子を得た。
【0080】なお、溶媒としてはその他シクロヘキサノ
ン、メタノール等のアルコール溶媒も使用できる。
【0081】(導電性着色粒子の作製)この絶縁性着色粒
子16gに対して前記表面着色剤を固着させたITO微粒
子を4gを混合し、ハイブリダイゼーションシステム(奈
良機械製 NHS-0型)を用いて処理回転数13000
rpm、処理時間2分の条件で前記絶縁性着色粒子の表面
に前記表面着色剤を固着させたITO微粒子を埋め込み
固着させた。
【0082】こうして得られた導電性着色粒子を用い
て、前述の評価実験を行った結果、画像濃度、色合いと
もに満足のいく結果が得られた。
【0083】なお、前述のように絶縁性着色粒子は市販
のものをそのまま用いてもよい。
【0084】[実施例4〜6]前記実施例1〜3におい
て、それぞれのカーボンブラックを銅フタロシアニンに
置き換えたものについても、同じ工程で導電性着色粒子
の作製を行いシアントナーを得た。
【0085】こうして得られた導電性着色粒子を用い
て、前述の評価実験を行った結果、画像濃度、色合いと
もにそれぞれ満足のいく結果が得られた。
【0086】[比較例1、2、4、5]前記実施例1、
2、4、5の導電性着色粒子を得る工程において、(導
電性着色粒子の作製)の工程を省略した母粒子相当のも
のを用いて、前述の評価実験を行った。比較例1、2
(カーボンブラック)では画像濃度、色合いともに低品質
ながらも一応目的の画像を得ることができたのに対し、
比較例4、5(銅フタロシアニン)では画像濃度は著しく
低く、色合いもムラが多く、到底実用に堪えなかった。
【0087】[比較例3、6]前記実施例3、6の導電性
着色粒子を得る工程において、(着色導電性微粒子の作
製)の工程を省略し、着色しない導電性微粒子(ITO微
粒子)をそのまま用いてハイブリダイゼーション処理を
行ったものを用いて、前述の評価実験を行った。比較例
3(カーボンブラック)では画像濃度、色合いともに低品
質ながらも一応目的の画像を得ることができたのに対
し、比較例6(銅フタロシアニン)では画像濃度は著しく
低く、色合いもムラが多く、到底実用に堪えなかった。
【0088】これらの結果を表1に示す。比較例1〜6
では導電性微粒子の光沢等による色合いの変化がみられ
るのに対し、実施例1〜6ではそうした変化が少なく、
また、十分な画像濃度が得られた。
【0089】
【表1】
【0090】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。上記導
電性着色粒子はその外表面が表面着色剤により覆われて
いるため定着された導電性着色粒子が少量であっても高
い画像濃度を得ることが出来、かつ、その色調が導電性
微粒子や樹脂など他の成分によって損なわれる事無く鮮
明な色調を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による導電性着色粒子のある実施形態の
概略断面図である。
【図2】本発明による導電性着色粒子の別の実施形態の
概略断面図である。
【図3】本発明による導電性着色粒子のさらに異なる実
施形態の概略断面図である。
【図4】多孔状感光体の構成を示す概略図である。
【図5】本発明の導電性着色粒子を用いる多孔状感光体
を使用した画像形成プロセスを示す概略図である。
【符号の説明】
1 結着樹脂 2 着色剤 3 導電性微粒子 4 導電性母粒子 5 表面着色剤 6 導電性着色粒子 7 絶縁性着色粒子 8 樹脂微粒子 9 導電層 10 多孔状感光体 11 透光性支持体 12 透光性導電層 13 光導電層 14 多孔状層 15 上部電極 16 導電性粒子 19 導電性粒子 21 導電性ローラー 22 導電性粒子薄層 23 規制ブレード 24 記録媒体 25 対向電極 30 光源 33 着色導電性微粒子 39 着色導電層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/05 G03G 9/08 361 21/00 350 381 H04N 1/00 15/00 115 (72)発明者 上薗 勉 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−205461(JP,A) 特開 昭59−15255(JP,A) 特開 平2−217866(JP,A) 特開 昭55−88074(JP,A) 特開 平10−282724(JP,A) 特開 昭59−211050(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08 - 9/09

Claims (38)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録装置に用いられる導電性着色粒
    子において、少なくとも着色剤と絶縁性の樹脂と透明か
    つ非磁性の導電性微粒子からなる導電性の母粒子の表面
    に、前記着色剤と同色の表面着色剤を固着させたことを
    特徴とする導電性着色粒子。
  2. 【請求項2】 前記導電性の母粒子の表面に表面着色剤
    を固着させる際に、該表面着色剤を溶解あるいは分散せ
    しめるような溶剤により処理して得られる、請求項1記
    載の導電性着色粒子。
  3. 【請求項3】 前記導電性の母粒子の表面に表面着色剤
    を固着させる際に、乾式で処理して得られる、請求項1
    記載の導電性着色粒子。
  4. 【請求項4】 前記導電性の母粒子が少なくとも絶縁性
    樹脂と着色剤および前記透明かつ非磁性の導電性微粒子
    とを混合し混練、粉砕することにより作製され導電性を
    付与されている、請求項1記載の導電性着色粒子。
  5. 【請求項5】 画像記録装置に用いられる導電性着色粒
    子において、少なくとも着色剤と絶縁性の樹脂と導電性
    微粒子からなる導電性の母粒子の表面に、前記着色剤と
    同色の表面着色剤を溶解あるいは分散せしめるような溶
    剤により処理することにより該表面着色剤を固着させた
    ことを特徴とする導電性着色粒子。
  6. 【請求項6】 画像記録装置に用いられる導電性着色粒
    子において、少なくとも着色剤と絶縁性の樹脂からなる
    絶縁性着色粒子に対して、導電性微粒子あるいは導電性
    微粒子と樹脂微粒子の混合粒子を該絶縁性着色粒子の表
    面に固着させて導電層とせしめることによって得られた
    導電性の母粒子の表面に、前記着色剤と同色の表面着色
    剤を固着させたことを特徴とする導電性着色粒子。
  7. 【請求項7】 前記絶縁性着色粒子の表面に導電性微粒
    子あるいは導電性微粒子と樹脂微粒子の混合粒子を固着
    させて導電層とせしめる際に、乾式で処理する、請求項
    6記載の導電性着色粒子。
  8. 【請求項8】 前記絶縁性着色粒子の表面に樹脂微粒子
    と導電微粒子を固着させて導電層とせしめる際に、前記
    樹脂微粒子を溶解せしめる溶剤を用いて処理して導電層
    を形成する、請求項6記載の導電性着色粒子。
  9. 【請求項9】 前記導電性の母粒子の表面に表面着色剤
    を固着させる際に、該表面着色剤を溶解あるいは分散せ
    しめるような溶剤により処理して得られる、請求項6記
    載の導電性着色粒子。
  10. 【請求項10】 前記導電性の母粒子の表面に表面着色
    剤を固着させる際に、乾式で処理して得られる、請求項
    6記載の導電性着色粒子。
  11. 【請求項11】 画像記録装置に用いられる導電性着色
    粒子において、少なくとも着色剤と絶縁性の樹脂からな
    る母粒子の表面に、前記着色剤と同色の表面着色剤を表
    面に被覆処理した透明導電性微粒子を固着させたことを
    特徴とする導電性着色粒子。
  12. 【請求項12】 表面着色剤を被覆処理した前記透明導
    電性微粒子を母粒子の表面に固着させる際に該表面着色
    剤を溶解あるいは分散せしめるような溶剤により処理し
    て得られる、請求項11記載の導電性着色粒子。
  13. 【請求項13】 表面着色剤を被覆処理した前記透明導
    電性微粒子を母粒子の表面に固着させる際に乾式で処理
    して得られる、請求項11記載の導電性着色粒子。
  14. 【請求項14】 少なくとも着色剤と絶縁性の樹脂と透
    明かつ非磁性の導電性微粒子を混練したのち粉砕する工
    程と、 該工程で形成された導電性の母粒子の表面に、前記着色
    剤と同色の表面着色剤を固着させる工程からなる、導電
    性着色粒子の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記表面着色剤の固着方法が、該表面
    着色剤を溶解あるいは分散せしめるような溶剤による処
    理である、請求項14記載の導電性着色粒子の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 前記表面着色剤の固着方法が、乾式処
    理である、請求項14記載の導電性着色粒子の製造方
    法。
  17. 【請求項17】 前記導電性の母粒子を少なくとも絶縁
    性樹脂と着色剤および透明かつ非磁性の導電性微粒子と
    を混合し混練、粉砕することにより作製し、同時に導電
    性を付与する、請求項14記載の導電性着色粒子の製造
    方法。
  18. 【請求項18】 少なくとも着色剤と絶縁性の樹脂と導
    電性微粒子を混練したのち粉砕する工程と、 該工程で形成された導電性の母粒子の表面に、前記着色
    剤と同色の表面着色剤を溶解あるいは分散せしめるよう
    な溶剤により処理することにより該表面着色剤を固着さ
    せる工程からなる、導電性着色粒子の製造方法。
  19. 【請求項19】 少なくとも着色剤と絶縁性の樹脂を混
    練したのち粉砕する工程と、 該工程で形成された絶縁性着色粒子に対して、導電性微
    粒子あるいは導電性微粒子と樹脂微粒子の混合粒子を該
    絶縁性着色粒子の表面に固着させる工程と、 該工程によって得られた導電性の母粒子の表面に、前記
    着色剤と同色の表面着色剤を固着させる工程からなる、
    導電性着色粒子の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記絶縁性着色粒子の表面に導電性微
    粒子あるいは導電性微粒子と樹脂微粒子の混合粒子を固
    着させる方法が乾式処理である、請求項19記載の導電
    性着色粒子の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記絶縁性着色粒子の表面に樹脂微粒
    子と導電微粒子を固着させる方法が、前記樹脂微粒子を
    溶解せしめる溶剤を用いて処理して導電層を形成するこ
    とである、請求項19記載の導電性着色粒子の製造方
    法。
  22. 【請求項22】 前記導電性の母粒子の表面に表面着色
    剤を固着させる方法が、該表面着色剤を溶解あるいは分
    散せしめるような溶剤により処理することである、請求
    項19記載の導電性着色粒子の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記導電性の母粒子の表面に表面着色
    剤を固着させる方法が乾式処理である、請求項19記載
    の導電性着色粒子の製造方法。
  24. 【請求項24】 少なくとも着色剤と絶縁性の樹脂を混
    練したのち粉砕する工程と、 透明導電性微粒子の表面に前記着色剤と同色の表面着色
    剤を被覆処理する工程と、 前記混練・粉砕工程で形成された母粒子の表面に対し
    て、前記被覆処理した透明導電性微粒子を固着させる工
    程からなる、導電性着色粒子の製造方法。
  25. 【請求項25】 表面着色剤を被覆処理した前記透明導
    電性微粒子を前記母粒子の表面に固着させる方法が、該
    表面着色剤を溶解あるいは分散せしめるような溶剤によ
    る処理である、請求項24記載の導電性着色粒子の製造
    方法。
  26. 【請求項26】 表面着色剤を被覆処理した前記透明導
    電性微粒子を前記母粒子の表面に固着させる方法が、乾
    式処理である、請求項24記載の導電性着色粒子の製造
    方法。
  27. 【請求項27】 請求項1ないし13のいずれか1項に
    記載の導電性着色粒子を用いた画像形成プロセス。
  28. 【請求項28】 記録媒体に導電性着色粒子を付着させ
    ることにより画像記録を行う画像記録装置であって、 透光性支持体の上に、透光性導電層と、光導電層と、上
    面に電極層が形成された多孔状の絶縁性スクリーンとが
    順に積層され、回転動作可能に構成された感光体ユニッ
    トと、 前記感光体ユニットに空隙を介して対向配置され、導電
    性着色粒子を表面に保持する電極部材と、 前記感光体ユニットの透光性導電層と前記電極部材との
    間に電圧を印加する第1の電源と、 前記電極部材と感光体ユニットとが対向する部分と異な
    る位置にて前記感光体ユニットと空隙および前記記録媒
    体を挟んで対向するように配置された対向電極と、 前記感光体ユニットの透光性導電層と前記絶縁性スクリ
    ーン上面の電極層との間に電圧を印加する第2の電源
    と、 前記透光性導電層と前記対向電極との間に電圧を印加す
    る第3の電源と、 前記感光体ユニットの透光性支持体側から画像信号に応
    じて光導電層を露光する露光手段とを有する画像記録装
    置において、 前記導電性着色粒子が請求項1ないし13のいずれか1
    項に記載の導電性着色粒子であることを特徴とする画像
    記録装置。
  29. 【請求項29】 記録媒体に導電性着色粒子を付着させ
    ることにより画像記録を行う画像記録装置であって、 透光性支持体の上に、透光性導電層と、光導電層と、上
    面に電極層が形成された多孔状の絶縁性スクリーンとが
    順に積層され、該絶縁性スクリーンの目開き部の光導電
    層状にはフロート電極が形成され、かつ、回転動作可能
    に構成された感光体ユニットと、 前記感光体ユニットに空隙を介して対向配置され、導電
    性着色粒子を表面に保持する電極部材と、 前記感光体ユニットの透光性導電層と前記電極部材との
    間に電圧を印加する第1の電源と、 前記電極部材と感光体ユニットとが対向する部分と異な
    る位置にて前記感光体ユニットと空隙および記録媒体を
    挟んで対向するように配置された対向電極と、 前記感光体ユニットの透光性導電層と前記絶縁性スクリ
    ーン上面の電極層との間に電圧を印加する第2の電源
    と、 前記透光性導電層と前記対向電極との間に電圧を印加す
    る第3の電源と、 前記感光体ユニットの透光性支持体側から画像信号に応
    じて光導電層を露光する露光手段とを有する、画像記録
    装置において、 前記導電性着色粒子が請求項1ないし13のいずれか1
    項に記載の導電性着色粒子であることを特徴とする画像
    記録装置。
  30. 【請求項30】 請求項28または請求項29記載の画
    像記録装置において、 前記電極部材として前記絶縁性スクリーン上面の電極層
    よりも導電率が低い部材を用いることを特徴とする画像
    記録装置。
  31. 【請求項31】 請求項28乃至請求項30のいずれか
    に記載の画像記録装置において、 前記感光体ユニットが円筒状であることを特徴とする画
    像記録装置。
  32. 【請求項32】 請求項28乃至請求項30のいずれか
    に記載の画像記録装置において、 前記感光体ユニットがエンドレスベルト状であることを
    特徴とする画像記録装置。
  33. 【請求項33】 請求項28乃至請求項32のいずれか
    に記載の画像記録装置において、 感光体ユニットの周囲に配置された、導電性着色粒子を
    表面に保持する電極部材として機能する導電性のローラ
    ーおよび該ローラーに供給する導電性着色粒子を貯蔵す
    るタンクを有することを特徴とする画像記録装置。
  34. 【請求項34】 請求項28乃至請求項32のいずれか
    に記載の画像記録装置において、 感光体ユニットが複数設けられ、各感光体ユニットの周
    囲には導電性着色粒子を表面に保持する電極部材として
    機能する導電性のローラーおよび該ローラーに供給する
    導電性着色粒子を貯蔵するタンクがそれぞれ配置される
    とともに、各感光体ユニットによる画像記録が搬送され
    る記録媒体に対して順に行われるように各感光体ユニッ
    ト、各ローラーおよび各タンクのそれぞれが配置される
    ことを特徴とする画像記録装置。
  35. 【請求項35】 請求項28乃至請求項34のいずれか
    に記載の画像記録装置において、 少なくとも表面が導電性であり、スクリーン上面の電極
    層と等電位であって、スクリーン上面を摺動する導電性
    ブレードを有することを特徴とする画像記録装置。
  36. 【請求項36】 請求項34記載の画像記録装置の記録
    方法であって、 それぞれ異なる色の記録を行う導電性着色粒子を各タン
    クに貯蔵することによりカラー記録を行うことを特徴と
    する画像記録方法。
  37. 【請求項37】 請求項28乃至請求項36のいずれか
    に記載の画像記録装置を用いた画像記録方法であって、 第1の電源および第2の電源による前記感光体ユニット
    の透光性導電層の電圧V1、スクリーン上面の電極層の
    電圧V2および前記電極部材の電圧V3のそれぞれが、
    V1>V2>V3の関係を満たすように第1の電源およ
    び第2の電源の出力を調整することを特徴とする画像記
    録方法。
  38. 【請求項38】 請求項37記載の画像記録方法におい
    て、 感光体ユニットの絶縁性スクリーン目開き部に入る導電
    性粒子の充填量を、感光体ユニットの透光性導電層と感
    光体ユニットのスクリーン上面電極層との間に印加され
    る第2の電源の出力によって制御することを特徴とする
    画像記録方法。
JP36094198A 1998-12-18 1998-12-18 導電性着色粒子及びその製造方法、並びにそれを用いた画像記録装置及び方法 Expired - Fee Related JP3204315B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36094198A JP3204315B2 (ja) 1998-12-18 1998-12-18 導電性着色粒子及びその製造方法、並びにそれを用いた画像記録装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36094198A JP3204315B2 (ja) 1998-12-18 1998-12-18 導電性着色粒子及びその製造方法、並びにそれを用いた画像記録装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000181129A JP2000181129A (ja) 2000-06-30
JP3204315B2 true JP3204315B2 (ja) 2001-09-04

Family

ID=18471550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36094198A Expired - Fee Related JP3204315B2 (ja) 1998-12-18 1998-12-18 導電性着色粒子及びその製造方法、並びにそれを用いた画像記録装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3204315B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59826B2 (ja) * 1978-12-26 1984-01-09 株式会社リコー 静電印刷用導電性トナ−
JPS5915255A (ja) * 1982-07-15 1984-01-26 Minolta Camera Co Ltd 静電潜像現像用トナ−
JPS59211050A (ja) * 1983-05-17 1984-11-29 Hitachi Metals Ltd 反転現像法
JPS60205461A (ja) * 1984-03-29 1985-10-17 Hitachi Metals Ltd 二成分現像剤用トナ−
JP2742082B2 (ja) * 1989-02-20 1998-04-22 キヤノン株式会社 負帯電性の電子写真用現像剤
JPH10282724A (ja) * 1997-04-03 1998-10-23 Orient Chem Ind Ltd 静電荷像現像用トナー及びその製法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000181129A (ja) 2000-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100237814B1 (ko) 정전하상 현상용 토너 및 화상 형성 방법
US7687216B2 (en) Two-component developer and two-component developing apparatus using the same
JP5580294B2 (ja) 電気像形成による隆起情報の選択的印刷のための現像剤
JP2613649B2 (ja) グレートナーを用いる画像形成方法
JP4509001B2 (ja) 電子写真用キャリア及び画像形成方法
US5066989A (en) Cleaning method for use in copy apparatus and toner used therefor
JP3204315B2 (ja) 導電性着色粒子及びその製造方法、並びにそれを用いた画像記録装置及び方法
JP3342272B2 (ja) カラートナー、二成分系現像剤、画像形成装置及び画像形成方法
US20130295341A1 (en) Use of fluorescing toners for imaging
JPWO2005088403A1 (ja) 静電潜像現像用トナー及び磁性一成分現像方法
US9052624B2 (en) Use of fluorescing toners for imaging
JP2016167018A (ja) 静電潜像現像用トナー、2成分現像剤、画像形成装置、及び画像形成方法
JP4607389B2 (ja) 現像剤及び画像形成装置
JPH11149187A (ja) フルカラー画像形成用トナーキット及びフルカラー画像形成方法
US5631729A (en) Image forming apparatus
JP2775272B2 (ja) 改良された非単結晶シリコン系光受容部材を用いた電子写真装置による画像形成方法
JP2007233112A (ja) 磁性キャリア及び二成分系現像剤
JP3057298B2 (ja) 画像形成方法及びそれに用いるトナー
JPS6159361A (ja) 電子写真法におけるネガ・ポジ画像形成法
JPH11272003A (ja) 電子写真感光体、電子写真画像形成方法及び電子写真装置
JP3988388B2 (ja) 電子写真用トナーとその製造方法、画像形成方法及び画像形成装置
JP2001183872A (ja) 乾式トナー、該トナーの製造方法及び該トナーを用いた画像形成方法
JPS58217945A (ja) 磁性トナ−
JPS62295069A (ja) カラ−トナ−
JPH0237595B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees