JP3204051B2 - 自動車のシートベルト装置のガイドレールの取付け構造 - Google Patents

自動車のシートベルト装置のガイドレールの取付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガイドレールと、
このガイドレールに沿って上下方向へ移動可能、かつ、
所定位置に固定可能な、シートベルトを支持するアジャ
スタブルアンカとを備える自動車のシートベルト装置の
前記ガイドレールを車体に取り付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】シートベルト高さを調整可能である自動
車のシートベルト装置において、シートベルトを支持す
るアジャスタブルアンカを移動させるガイドレールの端
部を車体に向けて折り曲げて引っ掛け部とし、この引っ
掛け部を車体の被係合部に挿入して移動することによ
り、被係合部周縁の車室外側と車室内側とを引っ掛け部
で挾持し、これによってガイドレールの一方の端部を車
体に固定し、ガイドレールの他方の端部をねじ止めした
取付け構造が提案されている(実開平1-136050号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記提案に係る取付け
構造では、車体の被係合部は、ガイドレールの引っ掛け
部の前後方向の幅より大きな前後方向の幅を有する穴を
備える必要があり、この穴が比較的大きなものとなる。
そのため、特にハードトップ車のように、ガイドレール
を取り付けるピラーの断面積が小さい車体では、前記穴
の前後方向の幅がピラーの断面積に占める割合が多くな
り、ピラーの剛性が低下する。この剛性低下を補償する
には、ピラーの取付部の板厚を大きくしなければなら
ず、重量増やコスト高となる。加えて、前記提案に係る
取付け構造では、車体の被係合部として複雑な異形穴を
設けているため、加工性が悪い。
【0004】本発明は、重量増やコスト高を抑えること
ができ、加工性の良い自動車のシートベルト装置のガイ
ドレールの取付け構造を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本願の請
求項1に記載された発明は、一方の端部で車体に固定さ
れるガイドレールと、このガイドレールに沿って上下方
向へ移動可能、かつ、所定位置に固定可能な、シートベ
ルトを支持するアジャスタブルアンカとを備える自動車
のシートベルト装置の前記ガイドレールの他方の端部を
車体に取り付ける構造である。前記ガイドレールは前記
他方の端部に、車室外方へ向けて折り曲げられた折り曲
げ部であって先端の掛止部分と、この掛止部分の前後方
向の幅より小さい幅に形成された、前記掛止部分に隣接
するネック部分とを有する折り曲げ部を備える。一方、
前記車体は前記ガイドレールの折り曲げ部を挿入させる
スリットを備える。このスリットは、前記掛止部分の前
後方向の幅より大きな上下方向の長さと、前記ネック部
分の前後方向の幅より大きく、かつ、前記掛止部分の前
後方向の幅より小さい前後方向の幅とを有する。
【0006】ガイドレールを車体に取り付けるには、ガ
イドレールを実質的に水平にしてその他方の端部にある
折り曲げ部を車体のスリットに挿入し、ガイドレールを
回転して実質的に垂直にする。そうすると、ガイドレー
ルの折り曲げ部の掛止部分がスリットの車室外側の周縁
に引っ掛かり、ネック部分がスリット内に位置すること
となる。この状態でガイドレールの一方の端部を車体に
固定する。
【0007】車体のスリットの前後方向の幅は、ガイド
レールの折り曲げ部のネック部分の前後方向の幅より大
きいが、ネック部分が挿入できる範囲で可及的に小さく
しても良いことから、結局、スリットの前後方向の幅を
十分に小さくすることができる。これによって、車体の
取付部の板厚を大きくすることなく車体の剛性を確保で
きる。また、スリットは簡単な形状のものでよいため加
工性が良く、スリットと折り曲げ部とによる取付けは特
にスペースを取るものではないため、いかなる車種にお
いても本発明に係る取付け構造を採用することができ
る。
【0008】請求項2に記載の発明では、前記車体がア
ウタパネルと、インナパネルとからなるピラーであり、
インナパネルがガイドレールの折り曲げ部を挿入させる
スリットと、このスリットの周縁を補強するまくれ部で
あってインナパネルから車室内方へ向けて一体に突出さ
れるまくれ部とを有する。
【0009】ピラーがハードトップ車のピラーのような
断面積の小さなものであっても、インナパネルのスリッ
トの前後方向の幅がピラーの断面積に占める割合が少な
いことと、車室内方へ突出されたバーリング部、すなわ
ちまくれ部がスリット周縁を補強することから、ピラー
の剛性を確保できる。加えて、まくれ部が剛性の増加に
寄与するため、まくれ部の寸法によっては、却って剛性
を高めることができる。
【0010】請求項3の記載の発明では、前記車体がア
ウタパネルと、インナパネルと、アウタパネルとインナ
パネルとの間に配置される補強パネルとからなるピラー
であり、補強パネルがガイドレールの折り曲げ部を挿入
させるスリットと、このスリットの周縁を補強するまく
れ部であって補強パネルから車室内方へ向けて一体に突
出され、前記インナパネルに開けた穴を貫通しているま
くれ部とを有する。
【0011】ピラーがハードトップ車のピラーのような
断面積の小さなものであっても、補強パネルのまくれ部
を貫通させるインナパネルの穴の前後方向の幅がピラー
の断面積に占める割合が少ないことと、補強パネルのま
くれ部がスリットの周縁を補強すると共に、インナパネ
ルの穴の周縁をも補強することから、ピラーの剛性を確
保できる。加えて、まくれ部が剛性の増加に寄与するた
め、まくれ部の寸法と板厚とによっては、却って剛性を
高めることができる。
【0012】請求項2に記載の発明では、ピラーのイン
ナパネルにまくれ部を設けてスリットの周縁の補強をし
ているが、このまくれ部だけでは剛性が不足する場合、
インナパネルの板厚を大きくする必要がある。請求項3
に記載の発明でも、補強パネルのまくれ部だけでは剛性
が不足する場合、補強パネルの板厚を大きくする必要が
あるが、補強パネルはインナパネルと比べて小型部品で
あるため、補強パネルの板厚を大きくしても、その場合
の重量増加はインナパネルの板厚を大きくする場合の重
量増加と比べて少ない。このように、請求項3に記載の
発明によれば、重量増加を最小限にして所定の剛性を確
保することができる。
【0013】前記ガイドレールが弾性を有する請求項4
に記載の発明では、車体に固定される前の前記ガイドレ
ールの前記一方の端部は、車体の取付面に対して車室内
方へ向けて傾斜するように形成される。
【0014】ガイドレールの一方の端部を車体に固定す
ると、ガイドレールには、その全体が車室内方へ向けて
引っ張られるような弾性力が働き、折り曲げ部の掛止部
分が車体のスリットの車室外側の周縁に強く押し付けら
れる。これによって、ガイドレールのがたつきを防止
し、ガイドレールと車体との干渉音のような異音の発生
を防止できる。すなわち、請求項4に記載の発明によれ
ば、車体の取付部の板厚を大きくすることなく剛性を確
保する上、異音の発生を防止できる。
【0015】前記ガイドレールが弾性を有する請求項5
に記載の発明では、車体は、前記ガイドレールの車室外
側面に密接して前記ガイドレールを弾性変形させる座出
し面を有する。
【0016】ガイドレールを車体に取り付けた状態で
は、ガイドレールは、座出し面から車室内方へ向けて押
し出され、折り曲げ部の掛止部分が車体のスリットの車
室外側の周縁に強く押し付けられる。これによって、ガ
イドレールのがたつきを防止し、ガイドレールと車体と
の干渉音のような異音の発生を防止できる。すなわち、
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明
と同様な効果が得られる。
【0017】請求項6に記載の発明では、前記スリット
のある前記車体の部分に発泡体を封入している。
【0018】ガイドレールの弾性を利用して異音の発生
を防止しようとする場合にはガイドレールの取付けに比
較的困難を伴うが、請求項6に記載の発明によれば、そ
のような困難を伴うことなく、発泡体によって車室内に
異音が伝達するのを防止できる。すなわち、請求項6に
記載の発明によれば、車体の取付部の板厚を大きくする
ことなく剛性を確保する上、ガイドレールの取付けの困
難さを伴うことなく異音の伝達を防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】ガイドレールは、その一方の端部
で車体のセンタピラー又はリヤピラーのインナパネルに
ボルト止めされる。ガイドレールの他方の端部は、車室
外方へ向けて折り曲げられた折り曲げ部を備える。この
折り曲げ部は、先端の掛止部分と、この掛止部分の前後
方向の幅より小さい幅に形成された、前記掛止部分に隣
接するネック部分とを有する。
【0020】鋼板製の同一幅のガイドレールの1つの端
部に、掛止部分として必要な部分を残してガイドレール
の両側から同じ幅だけ切り欠いてネック部分を形成し、
ネック部分から前記1つの端部の端面までを掛止部分と
する。ガイドレールには、アジャスタブルアンカを所定
位置に固定するための複数の穴を開けるが、この穴開け
とネック部分の形成とをプレス成形によって同時に行
い、その後、ネック部分を直角に折り曲げて折り曲げ部
を形成する。
【0021】一方、車体のピラーのインナパネルまたは
補強パネルは前記ガイドレールの折り曲げ部を挿入させ
るスリットを備える。このスリットは、前記掛止部分の
前後方向の幅より大きな上下方向の長さと、前記ネック
部分の前後方向の幅より大きく、かつ、前記掛止部分の
前後方向の幅より小さい前後方向の幅とを有するもの
で、インナパネルまたは補強パネルに所定の形状を付加
すべくプレス成形するとき、同時に開けることができ
る。スリットを開ける際、スリットの縁を車室内方へ絞
り出して突出させてバーリング部、すなわちまくれ部と
する。
【0022】
【実施例】取付け構造は、本発明の実施例の断面状態を
示す図1を参照するに、一方の端部11で車体14に固
定されるガイドレール10と、ガイドレール10に沿っ
て上下方向へ移動可能、かつ、所定位置に固定可能な、
シートベルト16を支持するアジャスタブルアンカ18
とを備える自動車のシートベルト装置においてガイドレ
ール10の他方の端部12を車体16に取り付けるもの
である。
【0023】ガイドレール10は他方の端部12に折り
曲げ部20を備える。折り曲げ部20は、斜視状態を示
す図2及び断面状態を示す図3を参照すると、車室外方
へ向けて実質的に直角に折り曲げられており、先端の掛
止部分21と、ネック部分22とを有する。ネック部分
22は、その前後方向の幅W2 が掛止部分21の前後方
向の幅W1 より小さくなるように形成されており、掛止
部分21に隣接して位置する。
【0024】ガイドレール10は、図1に示すように、
アジャスタブルアンカ18のロックロッド24が進入、
退出可能な複数の穴26を有する。アジャスタブルアン
カ18は、シートベルト16を支持するアンカプレート
28と、ガイドレール10に沿って滑動するスライダ3
0とを備えるそれ自体公知の構造のもので、アジャスタ
ブルアンカ18に設けたつまみ(図示せず)を指で押す
と、ロックロッド24が穴26から退出し、アジャスタ
ブルアンカ18はガイドレール10に沿って移動でき
る。アジャスタブルアンカ18を所定の位置に移動させ
た後、つまみを解放すると、ロックロッド24がばねの
作用で穴26に進入し、アジャスタブルアンカ18を固
定状態に保つ。
【0025】車体14は、図示の実施例では、センタピ
ラーのインナパネルであり、インナパネルの車室外方に
補強パネル31が配置されている。補強パネル31は、
ガイドレール10の折り曲げ部20を挿入させるスリッ
ト32と、スリット32の周縁を補強するまくれ部33
とを備える。スリット32は、正面状態を示す図4を参
照すると、折り曲げ部の掛止部分21の前後方向の幅W
1 より大きな上下方向の長さW3 と、ネック部分22の
前後方向の幅W2 より大きく、かつ、掛止部分21の前
後方向の幅W1 より小さい前後方向の幅W4 とを有す
る。一方、まくれ部33は、補強パネル31にスリット
32を設ける際に周縁部分を車室内方へ突出させたもの
で、インナパネル14に開けた穴を貫通して位置してい
る。まくれ部33は、図1に示すガイドレール10の取
付け状態では、掛止部分21がスリット32の車室外側
周縁に当接する一方、まくれ部33がガイドレール10
の車室外側面に当接するような寸法に形成されている。
【0026】図1に示す実施例では、スリット32とま
くれ部33とが補強パネル31に設けられ、まくれ部3
3がインナパネルの穴を貫通して車室内方へ突出してい
る。これに代えて、インナパネルにスリットとまくれ部
とを設けることもできる。この場合のスリットの寸法
は、スリット32に準じて定めることができる。また、
まくれ部は、ガイドレール10の取付け状態では、掛止
部分21がインナパネルのスリットの車室外側周縁に当
接する一方、まくれ部がガイドレール10の車室外側面
に当接するような寸法に形成する。
【0027】ガイドレール10を車体14に取り付ける
には、図4に示すように、ガイドレール10を実質的に
水平にして折り曲げ部の掛止部分21とネック部分22
とをスリット32に挿入し、ガイドレール10をA方向
に回転して実質的に垂直にする。そうすると、ガイドレ
ール10の折り曲げ部の掛止部分21がスリット32の
車室外側周縁に引っ掛かり、ネック部分22がスリット
32内に位置することとなる。この状態でガイドレール
の一方の端部11にボルト36を通してナット38にね
じ込み、ガイドレール10を車体14に固定する。
【0028】車体のピラー40は実際には、断面状態を
示す図6を参照すると、アウタパネル42と、インナパ
ネル44と、アウタパネルとインナパネルとの間に配置
される補強パネル46とからなる。補強パネル46は、
インナパネル44より大きな板厚の鋼板によって所定形
状に成形されたもので、ピラー40の長手方向へ所定の
長さにわたって伸び、ピラー40全体に所定の剛性を付
与している。この点で図1の補強パネル31が、インナ
パネル14に開けた穴の周縁部分の局部的剛性を高めて
いるのと異なるが、補強パネル46においても前記と同
様の構成を採ることができる。すなわち、補強パネル4
6にスリット47を開けると共に、スリット47の周縁
を補強するまくれ部48を補強パネル46から一体に車
室内方へ突出する。このまくれ部48をインナパネル4
4に開けた穴49に貫通させると、スリット47はガイ
ドレール10の折り曲げ部20を受け入れ可能となる。
【0029】図1の仮想線で示すように、弾性を有する
ガイドレールの一方の端部11を、車体14に固定する
前の状態では、車体の取付面15に対して車室内方へ向
けて所定の角度θで傾斜するように形成することができ
る。この端部11に通したボルト36をナット38にね
じ込むと、端部11が弾性変形し、ガイドレール10の
全体を車室内方へ引っ張るような弾性力がガイドレール
10に働くこととなる。
【0030】図5に示すように、車体14に座出し面5
0を設けることによっても、ガイドレール10の一方の
端部11を傾斜したのと同等の効果が得られる。座出し
面50は、弾性を有するガイドレール10の掛止部分2
1がスリット32の車室外側周縁に引っ掛かり、座出し
面50がガイドレール10の車室外側面に密接すること
によってガイドレール10を弾性変形させる。そのため
には、ガイドレール10が座出し面50に密接する部分
から掛止部分21に至る垂直距離H1 が、車体14の車
室外側面51から座出し面50に至る距離H2 よりわず
かに小さくなるように座出し面50の突出長さを定め
る。
【0031】図6に示すように、ウレタン発泡剤54を
ピラー40のアウタパネル42に貼り付けて塗装炉に導
き、その乾燥温度によってウレタンを発泡させて、スリ
ット47のあるピラー40の部分に発泡体を封入し、こ
れによってスリット47を塞ぐことができる。この場合
のウレタン発泡剤54として高発泡タイプを使用するこ
とにより、ガイドレール10の折り曲げ部20を容易に
挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車のシートベルト装置のガイ
ドレールの取付け構造の実施例の、ガイドレールの長手
方向に沿う面で切断した断面図である。
【図2】ガイドレールの折り曲げ部を示す斜視図であ
る。
【図3】図1の3−3線に沿って切断した断面図であ
る。
【図4】図1の4方向に見た車体の部分の正面図であ
る。
【図5】ガイドレールの弾性を利用してガイドレールの
折り曲げ部のがたつきを防止する実施例を示す断面図で
ある。
【図6】ピラーの水平面で切断した断面図である。
【符号の説明】
10 ガイドレール 11 一方の端部 12 他方の端部 14 インナパネル(車体) 16 シートベルト 18 アジャスタブルアンカ 20 折り曲げ部 21 掛止部分 22 ネック部分 31、46 補強パネル 32、47 スリット 33、48 まくれ部 50 座出し面 54 ウレタン発泡剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−172266(JP,A) 実開 昭59−76251(JP,U) 実開 昭62−155048(JP,U) 実開 平1−136050(JP,U) 実開 平4−26855(JP,U) 実開 平3−8043(JP,U) 実開 平5−35552(JP,U) 実公 昭47−22057(JP,Y1) 実公 昭53−17412(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 22/12 - 22/48

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端部で車体に固定されるガイドレ
    ールと、該ガイドレールに沿って上下方向へ移動可能、
    かつ、所定位置に固定可能な、シートベルトを支持する
    アジャスタブルアンカとを備える自動車のシートベルト
    装置の前記ガイドレールの他方の端部を車体に取り付け
    る構造であって、 前記ガイドレールは前記他方の端部に、車室外方へ向け
    て折り曲げられた折り曲げ部であって先端の掛止部分
    と、該掛止部分の前後方向の幅より小さい幅に形成され
    た、前記掛止部分に隣接するネック部分とを有する折り
    曲げ部を備え、 前記車体は前記ガイドレールの折り曲げ部を挿入させる
    スリットを備え、該スリットは、前記掛止部分の前後方
    向の幅より大きな上下方向の長さと、前記ネック部分の
    前後方向の幅より大きく、かつ、前記掛止部分の前後方
    向の幅より小さい前後方向の幅とを有する、自動車のシ
    ートベルト装置のガイドレールの取付け構造。
  2. 【請求項2】 一方の端部で車体に固定されるガイドレ
    ールと、該ガイドレールに沿って上下方向へ移動可能、
    かつ、所定位置に固定可能な、シートベルトを支持する
    アジャスタブルアンカとを備える自動車のシートベルト
    装置の前記ガイドレールの他方の端部を車体に取り付け
    る構造であって、 前記ガイドレールは前記他方の端部に、車室外方へ向け
    て折り曲げられた折り曲げ部であって先端の掛止部分
    と、該掛止部分の前後方向の幅より小さい幅に形成され
    た、前記掛止部分に隣接するネック部分とを有する折り
    曲げ部を備え、 前記車体はアウタパネルと、インナパネルとからなるピ
    ラーであり、前記インナパネルは前記ガイドレールの折
    り曲げ部を挿入させるスリットと、該スリットの周縁を
    補強するまくれ部であって前記インナパネルから車室内
    方へ向けて一体に突出されたまくれ部とを有し、前記ス
    リットは、前記掛止部分の前後方向の幅より大きな上下
    方向の長さと、前記ネック部分の前後方向の幅より大き
    く、かつ、前記掛止部分の前後方向の幅より小さい前後
    方向の幅とを有する、自動車のシートベルト装置のガイ
    ドレールの取付け構造。
  3. 【請求項3】 一方の端部で車体に固定されるガイドレ
    ールと、該ガイドレールに沿って上下方向へ移動可能、
    かつ、所定位置に固定可能な、シートベルトを支持する
    アジャスタブルアンカとを備える自動車のシートベルト
    装置の前記ガイドレールの他方の端部を車体に取り付け
    る構造であって、 前記ガイドレールは前記他方の端部に、車室外方へ向け
    て折り曲げられた折り曲げ部であって先端の掛止部分
    と、該掛止部分の前後方向の幅より小さい幅に形成され
    た、前記掛止部分に隣接するネック部分とを有する折り
    曲げ部を備え、 前記車体はアウタパネルと、インナパネルと、アウタパ
    ネルとインナパネルとの間に配置される補強パネルとか
    らなるピラーであり、前記補強パネルは前記ガイドレー
    ルの折り曲げ部を挿入させるスリットと、該スリットの
    周縁を補強するまくれ部であって前記補強パネルから車
    室内方へ向けて一体に突出され、前記インナパネルに開
    けた穴を貫通しているまくれ部とを有し、前記スリット
    は、前記掛止部分の前後方向の幅より大きな上下方向の
    長さと、前記ネック部分の前後方向の幅より大きく、か
    つ、前記掛止部分の前後方向の幅より小さい前後方向の
    幅とを有する、自動車のシートベルト装置のガイドレー
    ルの取付け構造。
  4. 【請求項4】 前記ガイドレールは弾性を有し、前記車
    体に固定される前の前記ガイドレールの前記一方の端部
    は、車体の取付面に対して車室内方へ向けて傾斜するよ
    うに形成された、請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載の自動車のシートベルト装置のガイドレールの取付
    け構造。
  5. 【請求項5】 前記ガイドレールは弾性を有し、前記車
    体は、前記ガイドレールの車室外側面に密接して前記ガ
    イドレールを弾性変形させる座出し面を有する、請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載の自動車のシートベ
    ルト装置のガイドレールの取付け構造。
  6. 【請求項6】 前記スリットのある前記車体の部分に発
    泡体を封入した、請求項1ないし請求項3のいずれかに
    記載の自動車のシートベルト装置のガイドレールの取付
    け構造。
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