JP3203754U - かまぼこ板 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の木材の端材を容易かつ安価に集成してなるかまぼこ板を提供する。【解決手段】複数の木材の端材1a、1b、1c・・・をイソシアネート系木材接着剤3により水平方向に相互に接着集成し、表面を平滑にしてなるかまぼこ板。木材の端材1a、1b、1c・・・としては、例えば、日本産のモミの他、カナダ産、ドイツ産、ルーマニア産等のモミ、インドネシア産のメルクシパイン、中国産の沙松等の端材がある。表面を平滑にする作業は、一例としてベルトサンダーを用いて行う。【選択図】図1

Description

本考案は、かまぼこ板に関するものである。
かまぼこは、一般に木製のかまぼこ板上に断面略半円形状に形成される。かまぼこ板は、かまぼこの持ち運びを容易ならしめ、木の香りがかまぼこの風味を向上させ、更には、かまぼこの水分を吸収し、かまぼこの防腐、防黴に役立つ等の理由により、従来より使用されている。
かまぼこ板としては、一般に、モミ等の木材を所定の寸法に切断してなるものが使用されているが、かまぼこ板上のかまぼこが食された後は、かまぼこ板自体は廃棄されるものである。
そこで、かまぼこが食された後に廃棄されるかまぼこ板の製造コストを削減するために、特開平2−135075号公報は、規定寸法に満たない複数の板材をキトサンにより接着集成し、これを規定寸法に仕上げ加工してなるかまぼこ板(以下「従来のかまぼこ板」という。)を提供している。
特開平2−135075号公報
上記従来のかまぼこ板は、複数の板材をキトサンにより相互に接着しているのであるが、キトサンは固くて伸びがなく、溶解性に劣る等の問題があると言われている。したがって、キトサンは複数の板材を相互に接着してかまぼこ板を形成するための接着剤としては必ずしも好ましくない。
本考案は、上記従来のかまぼこ板における上述の問題を解決し、複数の木材の端材を容易かつ安価に集成してなるかまぼこ板を提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本考案は、下記のかまぼこ板を提供するものである。
(1)複数の木材の端材をイソシアネート系木材接着剤により水平方向に相互に接着集成し、表面を平滑にしてなるかまぼこ板(請求項1)。
本考案において、「水平方向に相互に接着」とは、複数の木材の端材を、上下方向(厚み方向)に積み重ねることなく、幅方向及び/又は長さ方向につなぎ合わせて接着することを意味するものとする。
本考案によるかまぼこ板は、通常廃棄され、あるいは燃料として用いられる複数の木材の端材を集成してなるものであるため、極めて安価に製造することができる。また、複数の木材の端材を相互に接着するための接着剤としてイソシアネート系木材接着剤を使用しているため、接着作業が容易である。また、複数の木材の端材を水平方向に相互に接着するため、かまぼこの水分はかまぼこ板に円滑に吸収される。因みに、複数の木材の端材を上下方向(厚み方向)に積み重ねて接着する場合には、かまぼこ板内における端材と端材との間に水平方向の接着剤層が存在し、水分は該接着剤層を通過することができず、該接着剤層よりも下方の端材部分までは浸透しない。更に、本考案によるかまぼこ板は複数の木材の端材を集成してなるものであるが、その表面は平滑であるため、かまぼこ板として支障なく使用することができる。
図1は、本考案によるかまぼこ板の一例を示す斜視図である。 図2は、複数の木材の端材を水平方向に接着した状態(A)とその表面を平滑にした状態(B)とを示す断面図である。 図3は、相互に接着した長尺の端材とその切断箇所を示す平面図である。 図4は、相互に接着した端材とその切断箇所を示す断面図である。 図5は、本考案によるかまぼこ板にかまぼこを取り付けた状態を示す側面図である。
本考案において用いられる木材の端材1a、1b、1c・・・としては、例えば、日本産のモミの他、カナダ産、ドイツ産、ルーマニア産等のモミ、インドネシア産のメルクシパイン、中国産の沙松等の端材がある。端材は、通常は廃棄され、あるいは燃料として用いられるものであるため、極めて安価に入手することができる。
本考案においては、複数の木材の端材1a、1b、1c・・・をイソシアネート系木材接着剤3により水平方向に相互に接着集成する。
イソシアネート系木材接着剤3は、イソシアネート化合物を主体とするものであって、例えば、分子内に少なくとも2つのイソシアネート基を有する室温で液状の化合物と、炭酸カルシウム粉末とコーンスターチと水とを配合してなる充填剤とを含むものである。
複数の木材の端材1a、1b、1c・・・をイソシアネート系木材接着剤3により水平方向に相互に接着集成した後、表面を平滑にしてかまぼこ板5とする。表面を平滑にする作業は、一例としてベルトサンダーを用いて行う。相互に接着した長尺の端材1a、1b、1c・・・の場合は、切断箇所A、B・・・にて所定の長さに切断する(図3参照)。また、端材1a、1b、1c・・・を幅方向に広幅に接着した場合は、切断箇所C、D・・・にて所定の幅に切断する(図4参照)。
形成されるかまぼこ板5の寸法は、例えば、長さ110〜120mm、幅40〜54mm、厚さ8〜9mmである。
このように形成されたかまぼこ板5の上面にかまぼこ7を取り付ける。かまぼこ7は、例えば、タラ類、サメ類、ベラ類等の白身魚を脱水・粉砕してでんぷん等を添加し、成形・加熱してなるものである。
1a 端材
1b 端材
1c 端材
1d 端材
1e 端材
1f 端材
3 イソシアネート系木材接着剤
5 かまぼこ板
7 かまぼこ

Claims (1)

  1. 複数の木材の端材をイソシアネート系木材接着剤により水平方向に相互に接着集成し、表面を平滑にしてなるかまぼこ板。

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