JP3203634U - 外反母趾矯正用の履物 - Google Patents

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Abstract

【課題】外反母趾の症状に合わせて矯正でき、且つ足に痛みを感じることなく使用できる外反母趾矯正用の履物を提供する。【解決手段】外反母趾の矯正部1を先端部2に設ける。矯正部1を、拇指に巻き付けて開放状の先端同士を連結する一対のバンド片で形成する。このバンド片の基端を、上記先端部2の内縁2aに固定する。この場合、本考案は、一対のバンド片の重合位置に面状ファスナー4を設け、この面状ファスナー4でバンド片の先端同士を連結可能に形成するのが良い。また本考案は、先端部2の小指に対応する位置に、小指を固定する手段を設けるのが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、スリッパ等の履物に関し、更に詳しくは外反母趾を矯正できるよう形成した外反母趾矯正用の履物に関する。
従来、この種の履物としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。
この従来品は、サンダルの先に、足の親指(以下、「拇指」という)を入れるための支持体がループ状に設けられ、この支持体に拇指を入れることで拇指を他の指から強制的に引き離して外反母趾を矯正するよう形成されていた。
また従来、特許文献2に記載されているように、足の内側面に、拇指に沿って矯正具を直に取り付けて使用する外反母趾矯正具も知られている。
ところで、外反母趾の症状は、人それぞれである。従って、この種の矯正器具は、拇指を、他の指から引き離す間隔も、各人の症状に合わせて調節できるよう形成されているのが望ましい。
しかるに、特許文献1に記載の従来品は、上記の通り、拇指を入れるための支持体がループ状に形成され、この支持体に拇指を挿入して使用する構造であった。
従って、この従来品の場合は、症状に合わせて拇指を他の指から引き離すことができず、使い勝手が悪い、という問題点があった。
また特許文献2の従来品は、足に直接取り付けて使用するものである。
従って、これによると、足の取付箇所が痛くなるのを避けられず、長時間にわたって使用することができない、という問題点があった。
特開2015―514528号公報 特開2010―284210号公報
本考案は、このような従来の実情に鑑み、提案されたものである。
従って、本考案の解決しようとする技術的課題は、外反母趾の症状に合わせて矯正でき、且つ足に痛みを感じることなく使用できるよう形成した、使い勝手の良い外反母趾矯正用の履物を提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するために、次のような技術的手段を採る。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、外反母趾の矯正部1が先端部2に設けられている外反母趾矯正用の履物であって、上記の矯正部1が、拇指3に巻き付けて開放状の先端同士を連結する一対のバンド片で形成され、このバンド片の基端が上記先端部2の内縁2aに固定されていることを特徴とする(請求項1)。
而して、本考案の履物は、図1等に示されるように、一対のバンド片の重合位置に面状ファスナー4が設けられ、この面状ファスナー4でバンド片の先端同士が連結可能に形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、一対のバンド片の連結、解除を簡単、迅速にでき、一層、使い勝手が良くなるからである。
また本考案は、図5、図6に示されるように、先端部2の小指8に対応する位置に、小指8を固定する手段9が設けられているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、小指8の位置を固定でき、拇指3を外反方向と逆方向(内方向)に強制的に引いたとき、他の指が拇指と一緒に内方向に引かれる事態を防止でき、外反母趾の矯正効果を高めることができるからである。
本考案の履物は、このように外反母趾の矯正部が、拇指に巻き付けて開放状の先端同士を連結する一対のバンド片で形成され、このバンド片の基端が先端部の内縁に固定されている。
従って、本考案の場合は、一対のバンド片の締め具合を調節できるから、これによれば、外反母趾の症状(程度)に合わせて拇指を矯正できる、という実用上優れた効果を奏する。
また本考案品は、足に直接取り付けて使用する構造ではないから、これによれば、足を痛めることなく、外反母趾を矯正できる、という利点がある。
本考案の履物の好適な一実施形態を示す斜視図である。 同上履物の平面図である。 同上履物の要部側面図である。 図3のIV−IV線における要部断面図である。 同上履物の他の実施形態を示す要部斜視図である。 図5の実施形態の要部平面図である。
以下、本考案の好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本考案は、図1等に示されるように、外反母趾の矯正部1が先端部2に設けられている外反母趾矯正用の履物である。この実施形態の本考案は、スリッパに実現されている。
上記の矯正部1は、拇指3に巻き付けて開放状の先端同士を連結する一対のバンド片で形成されている。この矯正部1としてのバンド片は、その先端の重合位置に、面状ファスナー4が設けられ、この面状ファスナー4で先端同士が連結可能に形成されている
またバンド片の基端は、先端部2の内縁2aに固定されている。具体的には、図3、図4に示されるように、先端部2の内縁2aに、金属棒5が前後方向に沿って埋め込まれ、この金属棒5に、矯正部1としてのバンド片の基端が固定されている。
6は、足の甲を押えるための押えバンドである。またこの実施形態の本考案品は、足を履物の底にしっかりと固定するための補助バンド7を備えて形成されている。この補助バンド7は、長尺状の帯片7aと短尺状の帯片7bとで形成され、両者の開放端の重合位置に面状ファスナー4が設けられている。
次に、本考案品の使用例を説明する。
先ず、使用者は、図2に示されるように、拇指3に、矯正部1としての一対のバンド片を巻き付け、面状ファスナー4で締め付ける。これにより、拇指3は、同図に示されるように、内側(金属棒5の側)に強制的に引き寄せられる。
また使用者は、足首の前側付近に、補助バンド7を掛け、その両端を、面状ファスナー4で止める。本考案は、拇指3を内側に強制的に配置でき、使用者はこの状態で歩行することになる。
従って、本考案によれば、特殊な器具で特別の治療を受けることなく、日常生活において、家庭内でまた外出時に自然と外反母趾を矯正できる。
以上の処において、本考案は、図5、図6に示されるように、スリッパ等の履物の先端部2の、小指8に対応する位置に、小指8を固定する手段9が設けられているのでも良い。
小指8を固定する手段9は、この実施形態では、一対の帯状バンドで形成されている。そして、この帯状バンドの重なり合う箇所に、面状ファスナー4が設けられ、この面状ファスナー4で帯状バンドの長さを調節して締付が可能に形成されている。
この実施形態の本考案品を使用する場合は、先ず使用者は、矯正部1としての一対のバンド片を、拇指3に巻き付けて拇指3を内側に固定する。
次に、使用者は、小指8を固定する手段9としての帯状バンドを小指8に巻き付け、その両端を面状ファスナー4で止め、小指8を動かないよう固定する。またこの実施形態の場合は、足の甲に補助バンド7を回し、面状ファスナー4で締めて足に固定して使用する。
なお、この本考案品は、スリッパやサンダル等の履物には限られず、靴の中敷に実現されるのでも良い。また小指8を固定する手段9は、上例の構造には限られず、例えば小指8を挿入可能なトンネル形に形成されているのでも良い。
而して、この本考案品の場合は、拇指3を外反方向とは逆の方向(内方向)に強制的に固定できるだけではなく、小指8を固定できるから、他の指が、拇指3と一緒に内方向に引かれる事態を防止できる。
従って、これによれば、外反母趾の矯正効果を、更に高めることができる。
1 矯正部
2 先端部
2a 内縁
3 拇指
4 面状ファスナー
8 小指
9 小指を固定する手段

Claims (3)

  1. 外反母趾の矯正部が先端部に設けられている外反母趾矯正用の履物であって、上記の矯正部が拇指に巻き付けて開放状の先端同士を連結する一対のバンド片で形成され、このバンド片の基端が上記先端部の内縁に固定されていることを特徴とする外反母趾矯正用の履物。
  2. 請求項1記載の外反母趾矯正用の履物であって、一対のバンド片の重合位置に面状ファスナーが設けられ、この面状ファスナーでバンド片の先端同士が連結可能に形成されていることを特徴とする外反母趾矯正用の履物。
  3. 請求項1又は2記載の外反母趾矯正用の履物であって、先端部の小指に対応する位置に、小指を固定する手段が設けられていることを特徴とする外反母趾矯正用の履物。

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