JP3201946B2 - 半導体パッケージ - Google Patents

半導体パッケージ

Info

Publication number
JP3201946B2
JP3201946B2 JP00597796A JP597796A JP3201946B2 JP 3201946 B2 JP3201946 B2 JP 3201946B2 JP 00597796 A JP00597796 A JP 00597796A JP 597796 A JP597796 A JP 597796A JP 3201946 B2 JP3201946 B2 JP 3201946B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor package
base plate
aluminum alloy
carbon fiber
fiber reinforced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00597796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09199624A (ja
Inventor
良治 白花
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP00597796A priority Critical patent/JP3201946B2/ja
Publication of JPH09199624A publication Critical patent/JPH09199624A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3201946B2 publication Critical patent/JP3201946B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体素子をパッ
ケージ内部に収めて気密にするための半導体パッケージ
の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は特開平6−263477号公報に
掲載された従来のシール構造の説明図である。図6中、
1はアルミニウム(Al)で構成され被封着部材となる
ベース板であり、ベース板1にはもう一方の被封着部材
である端子ピン2をシールするための孔1aが複数配設
されている。端子ピン2は50%Ni−Fe合金、42
%Ni−Fe合金、又はニッケルメッキを施したコバー
ル(Fe−Ni−Co合金、29%Ni−17%Co−
Fe)、又はアルミニウム製の金属で構成され、ベース
板1の孔1aに後述する封着用ガラスを介してセットさ
れる。また、封着用ガラス3は封着温度が700℃以下
の鉛(PbO)系ガラスで構成され、端子ピン2がシー
ルされる孔3aを有するドーナッツ状の成形体である。
【0003】そして、ベース板1の孔1aに封着用ガラ
ス3をセットし、さらに封着用ガラス3の孔3aに端子
ピン2をセットして、例えば、酸素濃度が1.0ppm
以下の窒素雰囲気にて温度520℃、時間20分でシー
ル処理を行うことにより、ベース板1と端子ピン2とが
封着用ガラス3によってシールされる。
【0004】上述のように、封着用ガラス3に溶融、軟
化点の低いガラス(封着温度は約520℃)を採用した
ため、被封着材料としてのベース板1にアルミニウム
(融点約650℃)を採用することができる。
【0005】そして、一般に、150〜300℃の環境
下で、半田付けにより図示しない半導体素子とベース板
1とを接合し、半導体素子の電極と端子ピン2とを図示
しないワイヤを用いたワイヤボンディングにより配線接
続する。また、半導体素子とベース板1との接合は、ベ
ース板1に接着剤を塗布して半導体素子をベース板1に
接着する方法でも行われる。その後、ワイヤの配線接続
の済んだベース板1に図示しない蓋をかぶせてベース板
1と蓋とを例えば抵抗溶接法によって接合し、パッケー
ジ内部を気密にして半導体パッケージが完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の半導
体パッケージでは、ベース板1への半導体素子の装着は
通常高温の下で行われるので、半導体パッケージが常温
の状況に戻されると、ベース板1と半導体素子との接合
部には、特に高温の下での熱膨張に起因した応力が発生
している。この応力は、半導体素子の欠損やクラック、
半導体素子とワイヤ5とのボンディング部でのこの応力
に起因した断線、半導体素子とベース板1との接合部に
おける半導体素子のベース板1からの剥離、半導体素子
の電気的特性の変動等の原因となり、半導体パッケージ
の信頼性に問題があった。
【0007】この発明は係る問題点を解決するためにな
されたもので、半導体素子を実装した半導体パッケージ
に発生している熱膨張に起因した応力を低減して、半導
体素子に与える不都合を排除した信頼性の高い半導体パ
ッケージを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる半導体
パッケージは、ベースは、半導体素子を構成する材料の
熱膨張率に近いカーボン繊維強化アルミニウム合金で構
成すると共に、封着用ガラスは、融点がカーボン繊維強
化アルミニウム合金の融点より低いガラスで構成し、端
子ピンは、カーボン繊維強化アルミニウム合金で構成し
たものである。
【0009】また、ベースは、筺体の形状としたもので
ある。
【0010】また、ベースは、両面実装基板としたもの
である。
【0011】
【0012】また。端子ピンの端部の形状は、コネクタ
ピンの形状としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.前述のように従来の半導体パッケージで
は、ベース板1の材料としてアルミニウム(熱膨張係
数、24×10-6/℃)を採用しているため、熱膨張係
数がガリウムヒ素やシリコン等の半導体素子に用いられ
る材料の熱膨張係数(4〜7×10-6/℃)よりはるか
に大きかった。一般に、接合された材料間で発生してい
る熱膨張に起因した応力は、それら接合された材料間の
熱膨張係数の差に比例するため、熱膨張に起因した応力
を低減するには、ベース板1の材料の熱膨張係数と半導
体素子に用いられる材料の熱膨張係数との差を小さくす
ることが望ましい。
【0014】一般に、異質な材料を組み合わせることに
よって、単体の材料では持ち合わせなかった特性を実現
し、要求に適合する材料を複合材料という。前記従来例
ではベース板1をアルミニウムで構成したが、前述の目
的を達成するために、実施の形態1ではベース板1を複
合材料、特にカーボン繊維強化アルミニウム合金で構成
する。カーボン繊維強化アルミニウム合金とは、カーボ
ン繊維を補強材料としてアルミニウム合金中に分散させ
たものである。ここでカーボン繊維強化アルミニウム合
金としては表1に示す諸元のものを採用する。なお、こ
のカーボン繊維強化アルミニウム合金の融点は650℃
前後である。
【0015】
【表1】
【0016】図1はこの発明の実施の形態1にかかる半
導体パッケージの構成を示す図である。図1中、前記従
来例と同一又は相当部分には同一の符号を付しその説明
を省略する。図1に示すように、カーボン繊維強化アル
ミニウム合金で構成されたベース板1には、ベース板1
の面に対して垂直に開けた孔1aが複数配設されてい
る。それと共に、ベース板1には両端に蓋6と接合する
切欠部1bが設けられている。孔1aは封着用ガラス3
がセットされるものであり、封着用ガラス3は融点が4
00〜600℃のガラスで構成されたドーナッツ状の成
形体である。さらに封着用ガラス3には端子ピン2をシ
ールするための孔3aが設けられている。ここで、端子
ピン2はFe−Ni合金、コバール等の金属で構成され
ている。また、カーボン繊維強化アルミニウム合金で構
成された蓋6は、底面のない略筺体の形状をなしてお
り、蓋6の側面端部を折り曲げて形成した端部6aがベ
ース板1の切欠部1bと当接するようになっている。
【0017】図1に示す半導体パッケージを製作するに
は、ベース板1の孔1aに封着用ガラス3をセットし、
さらに封着用ガラス3の孔3aに端子ピン2をセットし
て、例えば、公知の技術でシール処理を行うことによ
り、ベース板1と端子ピン2とが封着用ガラス3によっ
てシールされる(封着用ガラス3には、融点が400〜
600℃、つまり600℃以下のガラスを採用したの
で、封着用ガラス3を、従来のアルミニウムの融点より
低い融点を持つこのカーボン繊維強化アルミニウム合金
(融点、650℃前後)で構成したベース板1の封着に
用いることができる。)。
【0018】そして、端子ピン2をシールしたベース板
1に半田付けにより半導体素子4を実装(接合)する。
さらに、半導体素子4の電極と端子ピン2とを、例えば
ワイヤボンディングにより、ワイヤ5を用いて電気的に
接続する。なお、ワイヤ5は金(Au)又はアルミニウ
ム等の金属で構成されている。
【0019】そして、カーボン繊維強化アルミニウム合
金で構成された蓋6をベース板1にかぶせて蓋6の端部
6aとベース板1の端部1bとを当接させ、パッケージ
内部が気密になるよう例えば抵抗溶接法によってその当
接した端部同士を接合することで半導体パッケージが完
成する。その結果、パッケージ内部は気密構造となり、
半導体素子4は外部の環境変化から保護される。
【0020】従って、上記実施の形態1によれば、ベー
ス板1を、従来のアルミニウムの代わりに熱膨張率が6
〜12×10-6/℃のカーボン繊維強化アルミニウム合
金で構成したので、ガリウムヒ素やシリコン等の半導体
素子4に用いられる材料の熱膨張係数(4〜7×10-6
/℃)は、アルミニウムの熱膨張係数(24×10-6
℃)より、むしろカーボン繊維強化アルミニウム合金の
熱膨張係数(6〜12×10-6/℃)に近いから、ベー
ス板1の材料の熱膨張係数と半導体素子4に用いられる
材料の熱膨張係数との差を小さくして、半導体素子4を
実装した半導体パッケージに発生している熱膨張に起因
した応力が低減されて、半導体素子4に与える不都合を
排除した信頼性の高い半導体パッケージを得ることがで
きる。
【0021】また、封着用ガラス3には、融点がカーボ
ン繊維強化アルミニウム合金の融点より低い融点が40
0〜600℃のガラスを採用したので、封着用ガラス3
を、従来のアルミニウムの融点より低い融点を持つこの
カーボン繊維強化アルミニウム合金(融点、650℃前
後)で構成したベース板1の封着に用いることができ
る。
【0022】そして、一般に、アルミニウムの縦弾性係
数、横弾性係数、及びポアソン比はそれぞれ7000k
g/mm2、2600kg/mm2、0.33であり、ア
ルミニウム合金の強化のための複合材料としての表1に
示したカーボン繊維強化アルミニウム合金の諸元と比較
して、ベース板1をアルミニウムで構成するよりも、ア
ルミニウムの強化のための複合材料であるカーボン繊維
強化アルミニウム合金で構成した方が強度的に有利であ
るから、堅牢な半導体パッケージを得ることができる。
【0023】さらに、カーボン繊維強化アルミニウム合
金の比重(2.51〜2.53g/cm3 )が従来例の
ようなベース板1に採用した材料であるアルミニウムの
比重(一般に、2.7g/cm3 )より小さいからパッ
ケージ筺体を軽量に構成することができる。
【0024】上記実施の形態1ではカーボン繊維強化ア
ルミニウム合金を採り上げた例を示したが、代替可能な
材料として、強化繊維としてSiC(炭化ケイ素)を使
用したアルミニウム合金や、いわゆる急冷アルミニウム
合金を用いてもよい。
【0025】実施の形態2.実施の形態1では、ベース
板1は平板の形状であり、蓋6は底面のない略筺体の形
状であるが、図2に示すように、ベース板1を蓋のない
略筺体の形状に、また蓋6を平板の形状にして、ベース
板1に蓋6をかぶせてベース板1の外周部1cと蓋6の
外周部6cとを当接させ、パッケージ内部が気密になる
よう例えば抵抗溶接法によってその当接した外周部同士
を接合して半導体パッケージを構成してもよい。このよ
うにすれば、例えば、図2のように、カーボン繊維強化
アルミニウム合金で構成した蓋のない略筺体内部に基板
7を設けて基板7上に半導体素子4を配置し、また筺体
の側面に端子ピン2を配置して、半導体素子4と端子ピ
ン2とをワイヤ5で接続するような構成とすることがで
きる。
【0026】従って、上記実施の形態2によれば、ベー
ス1は、蓋のない筺体の形状としたことにより、端子ピ
ン2を配置できる面積が増えるので、半導体パッケージ
への外部配線に応じて端子ピン2を配置する位置の設計
自由度が大きくなる。
【0027】実施の形態3.実施の形態1、2ではベー
ス板1の一方の面に半導体素子4を実装しているが、ベ
ース板1を両面実装可能なベース板にして半導体素子4
を実装すれば半導体素子4の配線に便利である。図3は
例えば実施の形態1の変形例としての実施の形態3にか
かる半導体パッケージの構成を示す図である。図3中、
ベース板1はカーボン繊維強化アルミニウム合金で構成
された両面実装用の基板であり、ベース板1にはベース
板1の面に対して垂直に開けた孔1aが複数配設されて
いる。それと共に、ベース板1の両面には両端に切欠部
1bが設けてあり、ベース板1の両面側からそれぞれ蓋
61、61と接合するようになっている。蓋61、62
の形状は前記実施の形態1に示した蓋6の形状と同様で
ある、即ち、蓋61、62は底面のない略筺体の形状で
あり、ベース板1に形成した切欠部1bと当接するため
に、側面端部を折り曲げて形成した端部6aを有してい
る。孔1aは封着用ガラス3がセットされるものであ
り、封着用ガラス3は融点が400〜600℃のガラス
で構成されたドーナッツ状の成形体である。さらに封着
用ガラス3には端子ピン2をシールするための孔3aが
設けられている。ここでも、端子ピン2はFe−Ni合
金、コバール等の金属で構成されている。
【0028】図3に示す半導体パッケージを製作するに
は、ベース板1の孔1aに封着用ガラス3をセットし、
さらに封着用ガラス3の孔3aに端子ピン2をセットし
て、公知の技術でシール処理を行うことにより、ベース
板1と端子ピン2とが封着用ガラス3によってシールさ
れる。これによって半導体素子4の実装が可能な両面実
装基板が完成する。
【0029】そして、ベース板1の両面に半導体素子4
1、42をそれぞれ半田付け等により接着しベース板1
の両面に半導体素子41、42を実装する。さらに、ベ
ース板1の両面に実装された半導体素子41、42の電
極と端子ピン2とを、例えばワイヤボンディングによ
り、ワイヤ5を用いて電気的に接続する。ここで、ワイ
ヤ5は金(Au)又はアルミニウム等の金属で構成す
る。
【0030】さらに、ベース板1の両面についてカーボ
ン繊維強化アルミニウム合金で構成された蓋61、62
をそれぞれベース板1にかぶせて蓋61、62のそれぞ
れの端部6aとベース板1の端部1bとを当接させ、パ
ッケージ内部が気密となるよう例えば抵抗溶接法によっ
て蓋61、62とベース板1とをそれそれ接合すること
で半導体パッケージが完成する。その結果、パッケージ
内部は気密構造となり、半導体素子41、42は外部の
環境から保護される。
【0031】従って、上記実施の形態3によれば、ベー
ス板1を、両面実装基板としたことにより、ベース板1
の表裏面を両面実装用の基板に有効に活用して半導体素
子4を配置した半導体パッケージを得ることができる。
【0032】実施の形態4.実施の形態1、2ではベー
ス板1のみをカーボン繊維強化アルミニウム合金で構成
し、端子ピン2はFe−Ni合金、コバール等の金属で
構成されていたが、さらに端子ピン2をカーボン繊維強
化アルミニウム合金で構成してもよい。即ち、図4に示
す端子ピン2をベース1に封着用ガラス3でシールした
構成において、端子ピン2をカーボン繊維強化アルミニ
ウム合金で構成する。
【0033】従って、上記実施の形態4によれば、ベー
ス板1だけでなく端子ピン2をも熱膨張率が6〜12×
10-6/℃のカーボン繊維強化アルミニウム合金で構成
したので、端子ピン2の熱膨張率をガラス3の熱膨張係
数(3〜20×10-6/℃)に近づけて、ガラス3と端
子ピン2との間に発生する熱膨張に起因した応力を低減
し、封着用ガラス3にクラックが発生する事態を回避す
ることができる。
【0034】実施の形態5.実施の形態1〜4では専ら
端子ピン2と半導体素子4とをワイヤ5で接続する場合
について説明したが、半導体パッケージを外部配線に接
続する利便性を考慮して、例えば図5に示すように、こ
の端子ピン2の外部側の先端部2aをコネクタの凸部
(コネクタピン)の形状にしてもよい。このようにすれ
ば、半導体パッケージのための外部の配線ケーブル6と
接続するコネクタの凹部7への取り付け、取り外しが容
易になる。
【0035】従って、上記実施の形態5によれば、端子
ピン2の端部の形状は、コネクタピンの形状としたの
で、配線ケーブルに接続する外部のコネクタの凹部に対
して半導体パッケージの着脱を容易に行うことができ
る。
【0036】
【発明の効果】この発明によれば、ベースは、半導体素
子を構成する材料の熱膨張率に近いカーボン繊維強化ア
ルミニウム合金で構成すると共に、封着用ガラスは、融
点がカーボン繊維強化アルミニウム合金の融点より低い
ガラスで構成したので、ガリウムヒ素やシリコン等の半
導体素子に用いられる材料の熱膨張係数は、アルミニウ
ムの熱膨張係数より、むしろカーボン繊維強化アルミニ
ウム合金の熱膨張係数に近いから、ベースの材料の熱膨
張係数と半導体素子に用いられる材料の熱膨張係数との
差を小さくして、半導体素子を実装した半導体パッケー
ジに発生した熱膨張に起因した残留応力が低減されて、
半導体素子に与える不都合を排除した信頼性の高い半導
体パッケージを得ることができる。また、従来のアルミ
ニウムの融点より低い融点を持つカーボン繊維強化アル
ミニウム合金で構成したベースの封着に用いることがで
きる。さらに、端子ピンをカーボン繊維強化アルミニウ
ム合金で構成したので、端子ピンの熱膨張率をガラスの
熱膨張係数に近づけて、ガラスと端子ピンとの間に発生
する熱膨張に起因した応力を低減し、封着用ガラスにク
ラックが発生する事態を回避することができる。
【0037】また、ベースは、筺体の形状としたことに
より、端子ピンを配置できる面積が増えるので、半導体
パッケージへの外部配線に応じて端子ピンを配置する位
置の自由度が大きくなる。
【0038】また、ベースを、両面実装基板としたこと
により、ベースの表裏面を両面実装用の基板に有効に活
用して半導体素子を配置した半導体パッケージを得るこ
とができる。
【0039】
【0040】また、端子ピンの端部の形状を、コネクタ
ピンの形状としたので、配線ケーブルに接続する外部の
コネクタの凹部に対して半導体パッケージの着脱を容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る半導体パッケージの構成
図である。
【図2】 実施の形態2に係る半導体パッケージの構成
図である。
【図3】 実施の形態3に係る半導体パッケージの構成
図である。
【図4】 実施の形態4に係る半導体パッケージの説明
図である。
【図5】 実施の形態5に係る半導体パッケージの説明
図である。
【図6】 従来のシール構造の説明図である。
【符号の説明】
4 半導体素子、5 ワイヤ、6 蓋、7 基板、8
配線ケーブル、9 コネクタの凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/04 H01L 23/12 C22C 1/09

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに設けられた孔と前記ベースを貫
    通する端子ピンとを封着用ガラスにてシールすると共
    に、前記ベースを覆う蓋を設けて内部に半導体素子を配
    置して密閉した半導体パッケージにおいて、前記ベース
    は、前記半導体素子を構成する材料の熱膨張率に近いカ
    ーボン繊維強化アルミニウム合金で構成すると共に、前
    記封着用ガラスは、融点が前記カーボン繊維強化アルミ
    ニウム合金の融点より低いガラスで構成し、前記端子ピ
    ンは、前記カーボン繊維強化アルミニウム合金で構成し
    たことを特徴とする半導体パッケージ。たことを特徴と
    する半導体パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記ベースは、筺体の形状としたことを
    特徴とする請求項1に記載の半導体パッケージ。
  3. 【請求項3】 前記ベースは、両面実装基板であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の半導体パッケー
    ジ。
  4. 【請求項4】 前記端子ピンの端部の形状は、コネクタ
    ピンの形状であることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の半導体パッケージ。
JP00597796A 1996-01-17 1996-01-17 半導体パッケージ Expired - Fee Related JP3201946B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00597796A JP3201946B2 (ja) 1996-01-17 1996-01-17 半導体パッケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00597796A JP3201946B2 (ja) 1996-01-17 1996-01-17 半導体パッケージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09199624A JPH09199624A (ja) 1997-07-31
JP3201946B2 true JP3201946B2 (ja) 2001-08-27

Family

ID=11625909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00597796A Expired - Fee Related JP3201946B2 (ja) 1996-01-17 1996-01-17 半導体パッケージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3201946B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2706474C2 (ru) * 2014-12-19 2019-11-19 Сосьете Де Продюи Нестле С.А. Аэрированный продукт на жировой основе и его приготовление

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10221706B4 (de) * 2002-05-16 2006-04-20 Schott Ag TO-Gehäuse für Hochfrequenzanwendungen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2706474C2 (ru) * 2014-12-19 2019-11-19 Сосьете Де Продюи Нестле С.А. Аэрированный продукт на жировой основе и его приготовление

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09199624A (ja) 1997-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2157994C (en) Electronic device assembly
JP3097644B2 (ja) 半導体装置接続構造及び接続方法
US4809135A (en) Chip carrier and method of fabrication
JPH09260436A (ja) 半導体装置
JP3816821B2 (ja) 高周波用パワーモジュール基板及びその製造方法
US6718604B1 (en) Mounting method for electronic device elements
JP3201946B2 (ja) 半導体パッケージ
JPH02148795A (ja) ハイブリッドモジュールのリード接続方法
JP2870501B2 (ja) 半導体装置
JP2589520B2 (ja) 樹脂封止型半導体装置の製造方法
JP2002076183A (ja) 半導体素子収納用パッケージ
JP3206716B2 (ja) 半導体装置及びリードフレーム対
JP2531441B2 (ja) 半導体装置
JPH0493052A (ja) 半導体集積回路装置
JP2687678B2 (ja) 半導体用セラミックスパッケージ
JP2630281B2 (ja) セラミックパッケージおよびその製造方法
JP2718299B2 (ja) 大規模集積回路
JP2783089B2 (ja) セラミック型半導体装置
JPH1137873A (ja) 半導体圧力センサ
JP3115432B2 (ja) 半導体装置
JPH04119965U (ja) 気密端子
JPH0797616B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6232635A (ja) 樹脂封止形モジユ−ル
JPH09232899A (ja) 電子素子のパッケージ実装方法
JPS6232628A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees