JP3201785B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

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JP3201785B2 JP20393891A JP20393891A JP3201785B2 JP 3201785 B2 JP3201785 B2 JP 3201785B2 JP 20393891 A JP20393891 A JP 20393891A JP 20393891 A JP20393891 A JP 20393891A JP 3201785 B2 JP3201785 B2 JP 3201785B2
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機の制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機には、通常モード制御とホー
ルドモード制御とを手動操作されるモード切換スイッチ
によって切り換えるようにしたものがある(例えばサー
ビス周報第622号(R32−1)日産スカイラインR
32型系車の紹介、日産自動車株式会社発行、の第C−
35ページ参照)。上記のような自動変速機が搭載され
る車両のエンジンに自動定速走行装置が設けられたもの
がある(同、B−137ページ〜B−140ページ)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような自動変速機と自動定速走行装置とを組み合わせた
ものの場合、自動変速機のモードの切換と自動定速走行
装置の作動とは、互いに無関係となるように設定されて
いる。このため自動変速機をホールドモード制御とした
状態で自動定速走行装置を作動させると、Dレンジで第
3速に固定された状態で、設定された一定車速で走行が
行われるように、スロットル開度の制御が行われること
になる。このように第3速に固定された状態で自動定速
走行装置が作動すると、動力性能及び燃料消費量の点で
好ましくない場合がある。すなわち、自動定速走行装置
の設定車速が低い場合には、第3速で走行するよりも第
2速で走行した方が動力性能的に有利となる場合があ
り、また、走行状態によっては、第4速で走行した方が
燃料消費量の点で有利となる場合がある。本発明はこの
ような課題を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動定速走行
装置が作動した場合には、モード切換スイッチがホール
ドモードに設定されていても、実際にはホールドモード
制御状態とならないようにすることによって、上記課
題を解決する。すなわち、本発明による自動変速機の制
御装置は、自動変速機と、自動定速走行装置と、を有す
る車両であって、少なくとも通常モード制御とホールド
モード制御との変速パターンに切り換え可能なモード切
換スイッチを有し、通常モードではセレクトレバーがD
レンジにある場合に第1速から最高速段までの自動変速
が行われ、ホールドモード制御ではセレクトレバーがD
レンジにある場合に低車速以外の領域では最高速段より
も少なくとも1段低い変速段に固定されるように構成さ
れている自動変速機の制御装置において、自動定速走行
装置の作動状態を検出する自動定速走行装置作動検出手
段と、ホールドモード禁止手段と、を有しており、モー
ド切換スイッチによってホールドモード制御が選択され
ている場合であって、自動定速走行装置が作動中である
ことが自動定速走行装置作動検出手段によって検出され
た場合には、ホールドモード禁止手段によってホールド
モード制御を禁止して通常モードに移動させるようにし
たことを特徴とする
【0005】
【作用】自動定速走行装置が作動状態となった場合に
は、モード切換スイッチの状態にかかわらずホールドモ
ード制御の状態となることが禁止される。したがってD
レンジで例えば第2速、第3速及び第4速の自動変速が
行われ、運転条件に応じて必要な動力性能を確保するこ
とができ、また燃料消費量を減少させることができる。
【0006】
【実施例】図2に示すように、エンジン10と、オーバ
ドライブ付き前進4速の自動変速機12とが組み合わさ
れており、自動変速機12の変速などは自動変速機コン
トロールユニット14によって制御される。自動変速機
コントロールユニット14には、車速センサ16からの
信号及びスロットル開度センサ18からの信号が入力さ
れており、更にモード切換スイッチ20からの信号も入
力されている。また自動変速機コントロールユニット1
4には、自動定速走行装置22からこれが作動したこと
を示す信号が入力されている。なお、モード切換スイッ
チ20は、通常モード制御とホールドモード制御とを手
動操作によって切り換えるためのスイッチである。自動
変速機コントロールユニット14では、図3に示す制御
フローに従って制御が行われる。まずモード切換スイッ
チ20が通常モード制御であるかホールドモード制御で
あるかが判断され(ステップ50)、通常モード制御の
場合にはセレクトレバーの各レンジとも通常の変速パタ
ーンに従って変速の制御が行われる(ステップ56)。
通常のDレンジの変速パターンは、例えば図4のように
設定されている。一方ホールドモード制御の場合には、
自動定速走行装置22の作動信号が入力されているかど
うかを判断し(ステップ52)、自動定速走行装置22
が作動している場合には、通常モードの変速パターンに
従って変速の制御が行われ(ステップ56)、一方、自
動定速走行装置22が非作動の場合には、ホールドモー
ド制御の変速パターンに従って変速が行われる(ステッ
プ54)。ホールドモード制御のDレンジでは、例えば
図5のような変速パターンが設定されており、特に低車
速以外では第3速に固定されることになる。また、ホー
ルドモード制御の1レンジ及び2レンジは、それぞれ第
1速固定及び第2速固定となる。上述のような制御によ
ってモード切換スイッチ20がホールドモード制御側に
切り換えられていても、自動定速走行装置22が作動し
ている場合には、通常モード制御の変速パターンに従っ
た制御が行われることになる。これにより自動定速走行
装置22の設定車速が低い場合には第2速となる場合も
あり、これによって必要な動力性能が確保される。また
自動定速走行装置22の設定車速が高い場合には、第4
速に変速する場合もあり、これによって燃料消費量を減
少させることができる。なお、ステップ52が自動定速
走行装置作動検出手段を構成し、ステップ52及び56
がホールドモード禁止手段を構成する。なお自動定速走
行装置22が自動変速機のオーバドライブ(第4速)を
禁止する信号を出力する構成となっている場合には、こ
の信号が出力されているかどうかを判断し、出力されて
いる場合には通常モード制御の変速パターンで第4速と
ならないように制御が行われることになる。具体例を挙
げれば、スノーモード(雪道走行)でホールドモード制
御の変速パターンを選択して走行している場合に、走行
路の雪が解けてスノーモードでない方がよい走行状態で
あるにも拘らず、そのまま自動定速走行装置を作動させ
て定速走行したような場合には、動力性能が低下した
り、燃料消費率が高くなったりするが、本発明において
は、ホールドモード禁止手段が作動してホールドモード
制御が禁止され、通常モード制御に戻すので、融雪路に
適した変速パターンで走行することができるため、動力
性能が向上し、燃料消費量も減少させることができる。
【0007】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、モード切換スイッチがホールドモード制御に切り換
えられていても、自動定速走行装置が作動した場合には
ホールドモード制御の制御状態とならないようにしたの
で、自動定速走行装置に設定された車速で走行する際
に、走行条件に応じて変速が行われ、動力性能及び燃料
消費量の点でホールドモード制御となっている場合より
も有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成要素間の関係を示す図である。
【図2】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図3】制御フローを示す図である。
【図4】通常モード制御のDレンジの変速パターンを示
す図である。
【図5】ホールドモード制御のDレンジの変速パターン
を示す図である。
【符号の説明】
10 エンジン 12 自動変速機 14 自動変速機コントロールユニット 20 モード切換スイッチ 22 自動定速走行装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 31/00 F02D 29/00 F16H 61/10 F16H 59:50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機と、自動定速走行装置と、を
    有する車両であって、少なくとも通常モード制御とホー
    ルドモード制御との変速パターンに切り換え可能なモー
    ド切換スイッチを有し、 通常モードではセレクトレバーがDレンジにある場合に
    第1速から最高速段までの自動変速が行われ、 ホールドモード制御ではセレクトレバーがDレンジにあ
    る場合に低車速以外の領域では最高速段よりも少なくと
    も1段低い変速段に固定されるように構成されている自
    動変速機の制御装置において、 自動定速走行装置の作動状態を検出する自動定速走行装
    置作動検出手段と、ホールドモード禁止手段と、を有し
    ており、 モード切換スイッチによってホールドモード制御が選択
    されている場合であって、自動定速走行装置が作動中で
    あることが自動定速走行装置作動検出手段によって検出
    された場合には、ホールドモード禁止手段によってホー
    ルドモード制御を禁止して通常モードに移動させるよう
    にしたことを特徴とする自動変速機の制御装置。
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