JP3201648B2 - 同期検出装置 - Google Patents

同期検出装置

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JP3201648B2 JP12768992A JP12768992A JP3201648B2 JP 3201648 B2 JP3201648 B2 JP 3201648B2 JP 12768992 A JP12768992 A JP 12768992A JP 12768992 A JP12768992 A JP 12768992A JP 3201648 B2 JP3201648 B2 JP 3201648B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同期検出装置に関し、た
とえば光走査記録計の同期センサなどとして用いられ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の単一のフォトダイオードを光走査
記録計の同期センサとして用いるときには、この受光面
は図5(a)のように配置し、回路を図5(b)に示す
ように構成する。そして、出力電流をI/V変換してV
1 とし、固定のバイアス電圧V2 と比較して走査タイミ
ング信号V0 を得る(図5(c),(d))。一般に、
光ビームの走査と他の機器との同期を取るための同期タ
イミングは、この走査タイミング信号V0 (図5
(d))の立上がりエッジまたは立下がりエッジのどち
らか一方のエッジを検出したものである。
【0003】また、2チャンネル分割フォトダイオード
を光走査記録計の同期センサとして用いるときには、こ
の受光面は図6(a)のように配置される。すなわち、
フォトダイオードPD1 とフォトダイオードPD2 の長
方形の受光面は光ビームの走査方向に沿って配置され
る。図6(b)の同期検出装置に示すように、2つのフ
ォトダイオードの両方に光ビームが入射されないとき、
走査タイミング信号の出力の状態が定まらない事がある
ためにバイアスを付加している。実際には、フォトダイ
オードPD1 ,PD2 の出力光電流をそれぞれアンプA
1 ,A2 で増幅してI/V変換する。そして、一方の出
力V2 に一定のバイアスEを与え、その出力V1 とV2
−Eとをコンパレータで比較し、走査タイミング信号V
0 を得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の同期検
出装置で以下のような問題が残る。
【0005】先ず、フォトダイオードが1つの場合は、
ノイズによる同期検出装置の誤動作を防ぐために大きな
バイアスを加える。そのため、光ビームに光量変動があ
る場合、光量大の時と光量小の時とで大きな同期タイミ
ングのずれTa(図8(a))が生じる。
【0006】この光量大の時と光量小の時とでの同期タ
イミングのずれを小さくするために、フォトダイオード
を2つにして、さらに図6(b)に示すように片側の出
力にバイアスを付加する。図に示すように、2つのフォ
トダイオードからの出力が交差するクロス点により同期
タイミングを取る場合、光量が変化したときの同期タイ
ミングのずれTb(図8(b))は、バイアスが同じ
で、フォトダイオードの立上がり立ち下がり特性が同じ
と仮定すれば、Taの半分に減少する。
【0007】しかし、光ビームの走査方向が図6(a)
に示す方向と逆であった場合は、後段の論理回路を変更
せずにそのまま使用したとすれば、光量が変化したとき
の同期タイミングのずれTc(図8(c))は、Tbの
2倍、すなわちTaと同じとなり改善の効果を得ること
ができない。
【0008】また、光ビームを図6(a)に示す方向と
逆に走査した場合に、ずれの少ない同じクロス点で同期
タイミングを取ろうとすれば、走査タイミング信号の立
上がり立ち下がり特性、すなわち、同期タイミングの出
力論理は逆となってしまう。このため、光ビームの走査
方向に従い論理回路の変更が必要となる。
【0009】ノイズによる同期検出装置の誤動作を防ぐ
ためのバイアスを小さくすることにより、光量が変化し
たときの同期タイミングのずれを小さくすることはでき
るが、ノイズによる誤動作が増加してしまう。これを図
7により説明する。
【0010】この図において、実線はフォトダイオード
PDへの入射光量が高レベルの状態での光電流のI/V
変換出力を示し、点線は低レベルのときの光電流のI/
V変換出力を示す。また、図7(a)は前述のバイアス
が大きい状態を示し、図7(b)は小さい状態を示す。
ここで、ノイズとしては電磁誘導的な外乱ノイズのほ
か、パッケージのフレーム部分に光ビームが入射したと
きの反射光が、パッケージの上面で反射して受光面に入
射するノイズが考えられる。
【0011】そこで、このノイズレベルを考慮して、上
記のバイアスを高く設定すると、図7(a)のように誤
動作は生じないが、同期タイミングの時刻が光量の高低
により変動する。そこで、同期タイミングの時刻変動を
小さくするために、図7(b)のように上記のバイアス
を小さくすると、ノイズによって同期検出装置が誤動作
し、誤った走査タイミング信号が出力されてしまう。
【0012】本発明は上記の事情を考慮し、光ビームの
走査方向が逆であっても、論理回路の変更を伴わずに、
光量の変動による同期タイミングの時刻変動を小さくす
る同期検出装置を提供することを目的とする。また、ノ
イズに対して誤動作することのない同期検出装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】光ビームが入射するよう
に受光面が配設され、入射する光ビームの強度に応じた
電気信号を出力する第1の受光手段と、光ビームの走査
方向に沿って第1の受光手段の受光面に隣接して受光面
が配設され、入射する光ビームの強度に応じた電気信号
を出力する第2の受光手段と、光ビームの走査方向に沿
って第1の受光手段の受光面に隣接し、かつ、第2の受
光手段の受光面の反対側に受光面が配設され、入射する
光ビームの強度に応じた電気信号を出力する第3の受光
手段と、第2と第3の受光手段の出力信号の和の値と第
1の受光手段の出力信号の値との大小を比較することに
より光ビームの走査のタイミングを示す走査タイミング
信号を出力する比較手段とを備えることを特徴とする。
【0014】また、受光手段は光ビームの強度に応じた
電流を出力し、比較手段は、第1の受光手段の出力電流
を電流/電圧変換する第1のI/V変換手段と、第2お
よび第3の受光手段の出力電流の和を電流/電圧変換す
る第2のI/V変換手段と、第1のI/V変換手段の出
力電圧と、第2のI/V変換手段の出力電圧との大小に
より走査タイミング信号を出力するコンパレータとを有
することを特徴としても良い。
【0015】さらに、第1、第2のI/V変換手段の一
方の出力に固定バイアス電圧を加えるバイアス付加手段
をさらに備えることを特徴としても良く、また、第1、
第2のI/V変換手段の一方の出力には、第1の受光手
段または第2および第3の受光手段に光ビームが入射さ
れていない状態で、第1または第2のI/V変換手段の
出力電圧レベルを所定の電圧レベルにクランプして出力
するクランプ手段がさらに接続されていることを特徴と
しても良い。
【0016】光ビームの走査方向に沿って3個の受光面
が配設され、両端の2つの受光面による電気信号出力
と、中央の受光面による電気信号出力とのクロス点を同
期タイミングとして検知する本発明の同期検出装置で
は、走査タイミング信号の立上がりと立ち下がりの両側
に同期タイミングを得るべきクロス点が存在する。この
ため、光量変動による同期タイミングの変動量は従来の
技術に比べて小さくすることができる。さらに、クロス
点が走査タイミング信号の立上がりと立下がりの両側に
あるので、同期タイミングの極性は光ビームの走査方向
によって変化することはなく、すなわち走査方向が逆で
あっても論理回路の変更は必要としない。
【0017】また、一方の光電変換素子の出力について
バイアスを加えることにより、前述の効果に加えてノイ
ズによる誤動作を起こしにくくすることができる。さら
に、一方の光電変換素子の出力について、クランプ回路
を付け加えることにより、このクランプ回路の所定レベ
ルに達しないノイズによる誤動作をなくすことができ
る。そして、このクランプ回路により、所定レベルに達
しないレベル、主に光ビームが入射されないときのノイ
ズレベルがクランプされ、所定レベルを越えるような他
のレベルは元のままに保たれる。このため、光ビームの
走査方向にかかわらず、光量の変動があっても同期タイ
ミングの変動をほぼ完全に無くすことができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0019】図1は第1実施例に係る同期検出装置であ
る。光ビームの走査方向に沿ってフォトダイオードPD
1 ,PD2 ,PD3 の受光面が、図1(a)のように配
設されている。この回路の構成を図1(b)に示す。両
端のPD1 ,PD3 のアノード側には、フォトダイオー
ドの出力電流を増幅およびI/V変換し、電圧V1 を出
力するアンプA1 が接続されている。また、中央のPD
2 のアノード側には、フォトダイオードの出力電流を増
幅およびI/V変換し、電圧V2 を出力するアンプA2
が接続されている。そして、この出力電圧V1 とV2
を比較することにより走査タイミング信号V0 を出力す
るコンパレータCがさらに接続されている。
【0020】実際の動作を図1(c),(d)に沿って
説明する。フォトダイオードPD1に光ビームが入射す
ると、アンプA1 を介して、出力電圧V1 が上昇する。
光ビームの走査に伴い、光ビームが入射するフォトダイ
オードがPD1 からPD2 へと移動する。光ビームがP
1 に入射しなくなると電圧V1 は下がり、代わってP
2 に光ビームが入射することにより、アンプA2 を介
して、出力電圧V2 が上昇する。さらに、光ビームの走
査に伴い、入射するフォトダイオードがPD2からへP
3 と移動すると、電圧V2 は下がり、再び、電圧V1
が上昇する(図1(c))。
【0021】走査タイミング信号V0 は、出力電圧V2
がV1 よりも大きくなるとV0+からVO-へと立下がり、
出力電圧V2 がV1 よりも小さくなるとVO-からV0+
と立上がる(図1(d))。光ビームの走査と他の機器
との同期を取るための同期タイミングは、この走査タイ
ミング信号V0 の立上がりエッジまたは立下がりエッジ
のどちらか一方のエッジを検出する。すなわち、出力電
圧V1 とV2 とのクロス点が同期タイミングとなる。
【0022】図1(c)において、実線はフォトダイオ
ードへの入射光量が高レベルの状態での光電流のI/V
変換出力を示し、点線は低レベルのときの光電流のI/
V変換出力を示す。このように、入射光量の大小に関わ
らずそのクロス点は変動していない。
【0023】この回路によれば、光量変動があっても同
期タイミングの変動を無くすことができる。さらに、こ
の同期タイミングは光ビームの走査方向による影響はな
く、すなわち走査方向が逆であっても、この変動の無い
同期タイミングを得るために論理回路の変更は必要とし
ない。なお、この回路に用いるコンパレータCはフォト
ダイオードPD1 ,PD2 ,PD3 に光が入射していな
いときに走査タイミング信号V0 を安定させるために適
当なヒステリシスを持っている。
【0024】図2に第2実施例を示す。受光面の配設お
よび回路の構成は、アンプA2 の出力に基準逆バイアス
Eが加えられていることを除いて、前述の第1の実施例
と同じである(図2(a),(b))。
【0025】アンプA2 の出力には、図2(c)に示す
ように、光が入射していない状態において中央光出力の
レベルが両端光出力のレベルよりも低くなるように基準
逆バイアスEが加えられている。そして、出力V2 −E
と出力V1 とをコンパレータCで比較することにより走
査タイミング信号V0 を出力する(図2(c),
(d))。
【0026】出力電圧V1 とV2 −Eとのクロス点のず
れ、すなわち同期タイミングのずれは、従来の技術にお
けるフォトダイオードが1つの場合と比べて小さくする
ことができる(図8(a),(b)参照)。
【0027】さらに、従来の技術におけるフォトダイオ
ードが2つの場合(図6)では、この変動量の少ない同
期タイミングを得られるクロス点が走査タイミング信号
0の立上がり側か立下がり側のどちらか一方にのみ存
在する。そのため、光ビームの走査方向が逆であるとき
に、特性が逆となるので論理回路の変更を必要とした。
しかし、本発明によればこの変動量の少ないクロス点が
走査タイミング信号V0 の立上がりと立下がりの両側に
あるので、同期タイミングは光ビームの走査方向によっ
て変化することはなく、すなわち走査方向が逆であって
も論理回路の変更は必要としない。さらに、バイアスを
付加することにより、バイアス値以下のノイズによる誤
動作を起こしにくくすることができる。
【0028】上記の第2実施例ではアンプA2 の出力に
バイアスを加えているが、バイアスはアンプA1 の出力
に加えても良く、両方に異なる値のバイアスを加えても
良い。また、これらのバイアスの値は、予測されるノイ
ズのレベルを考慮して決められる。
【0029】図3に第3実施例を示す。受光面の配設お
よび回路の構成は、アンプA1 の出力V1 を入力し、ク
ランプ出力V11として出力するような下限クランプ回路
が付加されていることを除いて、前述の第1の実施例と
同じである(図3(a),(b))。
【0030】この下限クランプ回路は、所定値以下の入
力電圧に対してはこの所定値を出力し、所定値を越える
入力電圧に対しては入力電圧をそのまま出力するような
回路である。そして、出力V11と出力V2 とをコンパレ
ータCで比較することにより走査タイミング信号V0
出力する。
【0031】この下限クランプ回路の所定値であるクラ
ンプレベルは予測されるノイズのレベルを越えるように
設定され、かつフォトダイオードPD1 ,PD2 ,PD
3 への入射光量が低くなったときにも、出力V11,V2
の電圧の交点であるクロス点が得られるように設定され
る。
【0032】図3(c)は中央のフォトダイオードPD
2 の出力電流に対応するI/V変換出力V2 と、両端の
フォトダイオードPD1 ,PD3 の出力電流をI/V変
換して下限クランプした出力V11との関係を、光量が高
レベルのときは実線により、低レベルのときは点線によ
りそれぞれ示している。そして、図3(d)は、上記出
力V11,V2 の電圧の交点であるクロス点より得られる
走査タイミング信号V0 を示している。
【0033】出力V11については、下限がクランプされ
ているが、クランプレベルを越える部分では何ら波形が
レベル変動をしないため、光量が変わってもクロス点す
なわち同期タイミングの時刻は変動しない。そして、こ
のクロス点が走査タイミング信号V0 の立上がりと立下
がりの両側にあるので、同期タイミングは光ビームの走
査方向によって変化することはなく、すなわち走査方向
が逆であっても出力論理は逆とならず、論理回路の変更
を必要としない。一方、クランプレベル以下のノイズが
あっても、クロス点が現れないので誤動作しない。しか
も、全く入射光がないときもクロス点を生じることはな
いので、出力の定まらない不確定状態が回避できる。
【0034】上記の第3実施例では、図3(c)に示す
ように、光が入射していない状態において中央光出力の
レベルが両端光出力のレベルよりも低くなるようにクラ
ンプレベルを設定したクランプをアンプA1 の出力に対
して行っているが、クランプはアンプA2 の出力に対し
て行っても良く、また、異なるクランプレベルとするよ
うなクランプを両方の出力に対して行っても良い。
【0035】さらに、アンプの極性が逆の場合には、下
限クランプに代えて上限クランプを行えばよい。なお、
この実施例では下限クランプ回路をI/V変換用のアン
プとコンパレータの間に設けているが、アンプあるいは
コンパレータに内蔵させてもよい。
【0036】また、第2と第3の実施例において、実施
例ではクロス点を2か所にするようにしているが、クロ
ス点を4か所にするようにバイアスおよびクランプレベ
ルを設定しても良い。
【0037】また、第1から第3の実施例における両端
の2つのフォトダイオードPD1 ,PD3 は、受光面の
形状を図4のようにすることで1つのフォトダイオード
PDA としても良い。図4(b,c)のようにすること
により、光ビームが中央のフォトダイオードPD2 を通
過するならば、全方位の走査方向における同期タイミン
グを検知できる。
【0038】
【発明の効果】以上、上記に説明した通り本発明では、
光量変動による同期タイミングの変動量を従来の技術に
比べて小さくすることができる。また、同期タイミング
を得るためのクロス点が走査タイミング信号V0 の立上
がりと立下がりの両側にあるので、この同期タイミング
は光ビームの走査方向によって変化することはなく、す
なわち走査方向が逆であっても出力論理は逆とならず、
従来の技術では論理回路の変更を必要としたが、本発明
によれば論理回路の変更なしに実現できる。また、一方
の光電変換素子の出力についてバイアスを加えることに
より、前記効果に加えてノイズによる誤動作を起こしに
くくすることができる。
【0039】さらに、一方の光電変換素子の出力につい
て、クランプ回路を付け加えることにより、光ビームの
走査方向にかかわらず、同期タイミングが光量の変動に
よって時刻変動せず、しかも、ノイズに対して誤動作す
ることのない同期検出装置を提供できる。
【0040】そして、フォトダイオードが2つである従
来までの同期検出装置では、光の変動量に対する同期タ
イミングの精度が良い走査方向と悪い走査方向が存在し
た。このため、光ビームの走査方向により装置自体の取
り付けに正逆の方向性があったが、本発明の同期検出装
置では装置の取り付け方向はどちらでも良い。さらに、
同一機器内で光ビームの走査方向が1方向に限らず正逆
両方向ある場合や走査方向が未定であるような場合に
も、後段における論理回路を光の走査方向に影響される
ことなく設計することができる同期検出装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る同期検出装置を示す図で
ある。
【図2】本発明の実施例に係る同期検出装置を示す図で
ある。
【図3】本発明の実施例に係る同期検出装置を示す図で
ある。
【図4】本発明の実施例に係るフォトダイオードの形状
の変形例を示す図である。
【図5】従来の同期検出装置を示す図である。
【図6】従来の同期検出装置を示す図である。
【図7】従来の同期検出装置におけるバイアスの変化に
対する同期タイミングの変動を示す図である。
【図8】従来の同期検出装置における光ビームの走査方
向を逆にしたときの同期タイミングの変動を示す図であ
る。
【符号の説明】
PD,PD1 ,PD2 ,PD3 …フォトダイオード、
A,A1 ,A2 …アンプ、V1 ,V2 ,V21…出力電
圧、V0 …走査タイミング信号、C…コンパレータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−60986(JP,A) 特開 平1−302314(JP,A) 特開 昭63−180930(JP,A) 特開 昭61−289759(JP,A) 実開 昭62−105659(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10 H04N 1/113 B41J 2/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームが入射するように受光面が配設
    され、入射する前記光ビームの強度に応じた電気信号を
    出力する第1の受光手段と、 前記光ビームの走査方向に沿って前記第1の受光手段の
    受光面に隣接して受光面が配設され、入射する前記光ビ
    ームの強度に応じた電気信号を出力する第2の受光手段
    と、 前記光ビームの走査方向に沿って前記第1の受光手段の
    受光面に隣接し、かつ、前記第2の受光手段の受光面の
    反対側に受光面が配設され、入射する前記光ビームの強
    度に応じた電気信号を出力する第3の受光手段と、 前記第2と第3の受光手段の出力信号の和の値と前記第
    1の受光手段の出力信号の値との大小を比較することに
    より前記光ビームの走査のタイミングを示す走査タイミ
    ング信号を出力する比較手段とを備えることを特徴とす
    る同期検出装置。
  2. 【請求項2】 前記受光手段は前記光ビームの強度に応
    じた電流を出力し、 前記比較手段は、 前記第1の受光手段の出力電流を電流/電圧変換する第
    1のI/V変換手段と、 前記第2および前記第3の受光手段の出力電流の和を電
    流/電圧変換する第2のI/V変換手段と、 前記第1のI/V変換手段の出力電圧と、前記第2のI
    /V変換手段の出力電圧との大小により前記走査タイミ
    ング信号を出力するコンパレータとを有することを特徴
    とする請求項1記載の同期検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2のI/V変換手段の一方
    の出力に固定バイアス電圧を加えるバイアス付加手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項2記載の同期検出
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2のI/V変換手段の一方
    の出力には、前記第1の受光手段または前記第2および
    第3の受光手段に前記光ビームが入射されていない状態
    で、前記第1または第2のI/V変換手段の出力電圧レ
    ベルを所定の電圧レベルにクランプして出力するクラン
    プ手段がさらに接続されていることを特徴とする請求項
    2記載の同期検出装置。
  5. 【請求項5】 前記クランプ手段は前記コンパレータま
    たは前記第1のI/V変換手段または前記第2のI/V
    変換手段に内蔵されていることを特徴とする請求項4記
    載の同期検出装置。
  6. 【請求項6】 前記第2と第3の受光手段が有する受光
    面は単一の受光面として形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の同期検出装置。
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