JP3201332U - 可搬式作業台 - Google Patents

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豊治 千田
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【課題】設置面積を確保することができない作業場であっても安定して可搬式作業台を設置できるようにすることを目的とする。【解決手段】上側が回動部11を介して回動自在に軸着される一対の主脚部10を備える可搬式作業台1であって、一対の主脚部10は、それぞれ一対の支柱12a、12bを有し、一方側の主脚部10aは一対の支柱12aの下端に、仮設部材としての単管パイプ7に対してクランプするクランプ部60a、60bを有し、他方側の主脚部10bは一対の支柱12bの下端に、接地部14a、14bを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、脚立および脚立式作業台などの可搬式作業台に関するものである。例えば、建築物の外壁や天部に対して高所作業するときなどに用いられて好適である。
従来から高所作業には脚立や脚立式作業台などの可搬式作業台が用いられている。可搬式作業台は、上側が回動部を介して回動自在に軸着され、下側に向かって外側に傾斜する一対の主脚部を備えている。例えば、特許文献1に開示された作業台は、上部が回動自在に軸着され、下方に向かって外側に傾斜する一対の梯子状の主脚部間に天板を架設して構成される。
このような作業台は、一対の主脚部を前後方向にある程度の間隔で広げた状態で設置することで、作業者が作業台上で作業するときに安定した状態で作業を行うことができる。
特開2014−88762号公報
しかしながら、作業台を設置する設置面積を確保することができない作業場では、作業台の一対の主脚部を十分に広げることができず、安定した状態で作業を行うことができないという問題がある。
本考案は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、設置面積を確保することができない作業場であっても安定して設置することができる可搬式作業台を提供することを目的とする。
本考案は、上側が回動部を介して回動自在に軸着される一対の主脚部、を備える脚立式作業台であって、前記一対の主脚部は、それぞれ一対の支柱を有し、前記一対の主脚部のうち、一方側の主脚部は一対の支柱の下端に、仮設部材に対してクランプするクランプ部を有し、前記一対の主脚部のうち、他方側の主脚部は一対の支柱の下端に、接地部を有することを特徴とする。
本考案によれば、設置面積を確保することができない作業場であっても可搬式作業台を設置することができる。
本実施形態の脚立式作業台の斜視図である。 本実施形態の脚立式作業台の側面図である。 本実施形態の脚立式作業台を前側から見た正面図である。 本実施形態の脚立式作業台を折り畳んだ状態を示す側面図である。 本実施形態のクランプ部の構成を示す斜視図である。 本実施形態の脚立式作業台の作業空間の一部を開放した状態を示す斜視図である。 本実施形態の脚立式作業台の作業空間の一部を閉塞した状態を示す斜視図である。 他の実施形態の脚立式作業台の斜視図である。
以下、本実施形態に係る可搬式作業台について図面を参照して説明する。ここでは、可搬式作業台として、脚立式作業台1について説明する。
図1は、脚立式作業台1の斜視図である。
ここでは、建築物2の外壁3に対して高所作業を行う場合を想定する。図1に示すように、建築物2の外壁3から外側に向かって張り出した張出し部4がある場合には、張出し部4の上面を脚立式作業台1の設置面とすることができる。ただし、張出し部4の上面は狭小であることが多く、脚立式作業台1の設置面積を確保することができない場合がある。
一方、図1に示すように、建築物2を施工するために、建築物2の外壁3に沿って、仮設の足場5が設置される。足場5には、単管パイプと足場板とを組み合わせて組み立てられる単管足場や、縦枠、布板、筋かいを組み合わせて組み立てられる枠組足場などがある。図1では、枠組足場における縦枠の縦柱6を図示している。なお、単管足場を用いる場合には、縦柱6を縦地にして置き換えることができる。
ここで、本実施形態では、足場5を利用することで、狭小な設置面であっても脚立式作業台1を設置できるようにする。以下、本実施形態に係る脚立式作業台1について具体的に説明する。
図2は、脚立式作業台1の側面図である。図3は、脚立式作業台1を前側から見た正面図である。図4は、脚立式作業台1を折り畳んだ状態を示す側面図である。各図では、脚立式作業台1の前側をFr、後側をRr、右側をR、左側をLで示している。
脚立式作業台1は、一対の主脚部10と、作業床用天板20と、包囲部50と、を備えている。
一対の主脚部10は、上側が回動部11を介して回動自在に軸着され、下側に向かって外側に傾斜する、いわゆる脚立として機能する。本実施形態の一対の主脚部10は、前側に位置する第1主脚部10aと後側に位置する第2主脚部10bとにより構成されている。
第1主脚部10aおよび第2主脚部10bは、それぞれ例えばアルミニウム合金製であって、断面略コ字状あるいは略角柱状に形成される一対の支柱12a、12bを有している。また、一対の支柱12a、12bの間には踏桟13を適宜間隔で取り付けることで、第1主脚部10aおよび第2主脚部10bは梯子状に形成されている。
また、図3に示すように、前後方向から見たときに、第1主脚部10aの一対の支柱12aは、途中から下側に向かうにしたがって徐々に左右に広がるように傾斜する。一方、第2主脚部10bの一対の支柱12bは平行(略平行)である。したがって、第1主脚部10aの一対の支柱12aの下端間の寸法をL1として、第2主脚部10bの一対の支柱12bの下端間の寸法をL2とすると、L1>L2の関係に設定されている。また、第1主脚部10aおよび第2主脚部10bの一対の支柱12a、12bは伸縮可能であり、下端の位置を調整できるものの、どの位置に調整してもL1>L2の関係は維持される。なお、第2主脚部10bの設置面積を確保できる場合には、L1=L2もしくは、L1<L2であってもよい。
また、第1主脚部10aおよび第2主脚部10bは、第1主脚部10aの上端よりも下側と第2主脚部10bの上端とが回動部11を介して回転自在に軸着されている。したがって、第1主脚部10aは回動部11よりも上方に延出している。
脚立式作業台1を使用しないときには、回動部11を中心に第1主脚部10aおよび第2主脚部10bが平行になるように折り畳まれる(図4を参照)。したがって、折り畳まれた状態では、脚立式作業台1は嵩張らず、作業者は容易に搬送することができる。
作業床用天板20は、例えばアルミニウム合金製であって、略平板状に形成されている。作業床用天板20は、回動部11よりも下方であって第1主脚部10aと第2主脚部10bとの間に亘って配置され、作業者の作業床として機能する。したがって、作業床用天板20の上方が作業者の作業空間として形成される。作業床用天板20は、一端20aが第1主脚部10aに回動自在に軸着され、他端20bが第2主脚部10bの踏桟13上に載置され支持されることで、水平状態が保持される。また、作業床用天板20は他端20bが第2主脚部10bよりも外側(後側)に突出する長さに形成されていることから(図2を参照)、作業床用天板20を外壁3などの作業箇所に近接させて配置することができ、作業性の向上を図ることができる。
作業床用天板20の下側には、ステイ21が配置されている。ステイ21は、一端が作業床用天板20の下側で回動自在に軸着され、他端が第2主脚部10bに取り付けられた踏桟13に回動自在に軸着されている。したがって、ステイ21は、一対の主脚部10を回動部11を介して回動したときに、作業床用天板20の回動を規制する機能を有する。脚立式作業台1を使用しないときには、第1主脚部10aおよび第2主脚部10bが折り畳まれる動きに連動して、ステイ21の一端と作業床用天板20との間およびステイ21の他端と踏桟13との間が回動し、作業床用天板20が第1主脚部10aと略平行になるように折り畳まれる(図4を参照)。
包囲部50は、枠部材30および閉塞部材40を有する。
枠部材30は、例えばアルミニウム合金製であって、上側から見ると略コ字状に形成されている。枠部材30は、作業床用天板20の上側であって、更に回動部11よりも上側に配置されている。枠部材30は、作業空間のうち第1主脚部10a側のみ開放し、第2主脚部10b側、右側面側および左側面側を包囲する。
ここで、枠部材30は、両端部がそれぞれ第1主脚部10aの支柱12aの上端それぞれに枠部材ブラケット31を介して取り付けられている。脚立式作業台1を使用しないときには、枠部材30を枠部材ブラケット31を介して回動させて第1主脚部10aと略平行になるように、枠部材30の先端30aを下側に折り畳むことができる(図4を参照)。
閉塞部材40は、例えば合成樹脂製であって、断面略矩形の筒状に形成されている。閉塞部材40は、作業床用天板20の上側、更に回動部11よりも上側に配置されている。また、閉塞部材40は、枠部材30よりも下側、すなわち第1主脚部10aの上端よりも下側に配置されている。閉塞部材40は、作業空間のうち第1主脚部10a側を閉塞することで作業空間を包囲する。閉塞部材40は、開閉可能であって、開閉することで作業空間の一部(第1主脚部10a側)を開放または閉塞する。
ここで、閉塞部材40の具体的な構成について図6、図7を参照して説明する。図6は、閉塞部材40を開き、作業空間の一部を開放した状態を示す斜視図である。図7は、閉塞部材40を閉じ、作業空間の一部を閉塞した状態を示す斜視図である。
本実施形態の閉塞部材40は、第1閉塞部材40aと第2閉塞部材40bとを有している。第1閉塞部材40aおよび第2閉塞部材40bは、第1主脚部10aの支柱12aのそれぞれに固定ブラケット41を介して取り付けられている。
図6および図7に示すように、各固定ブラケット41は、第1閉塞部材40a、第2閉塞部材40bを回動自在に軸支する。また、各固定ブラケット41は、第1閉塞部材40aおよび第2閉塞部材40bを閉じて倒伏させたときに当接することで、第1閉塞部材40aおよび第2閉塞部材40bを閉じた状態に保持する。また、各固定ブラケット41は、第1閉塞部材40aおよび第2閉塞部材40bを開いて起立させたときに当接することで第1閉塞部材40aおよび第2閉塞部材40bを開いた状態に保持する。
また、包囲部50は、倒伏させた第1閉塞部材40aおよび第2閉塞部材40bの間に亘って架け渡すことで、作業空間の第1主脚部10a側を閉塞した状態を保持するロック部材42を備えている。
ロック部材42は、第1閉塞部材40aおよび第2閉塞部材40bの長手方向に沿って摺動自在に設けられ、ロックする前には第2閉塞部材40bに位置し、ロックした後には第1閉塞部材40aおよび第2閉塞部材40bの間に架け渡された状態に位置する。すなわち、ロック部材42を第1閉塞部材40aおよび第2閉塞部材40bに亘って架け渡すことにより、作業空間の第1主脚部10a側を閉塞した状態を保持することができる。
次に、本実施形態では、第1主脚部10aの一対の支柱12aの下端には、仮設部材にクランプするためのクランプ部60a、60bが取り付けられている。具体的には、図1に示すように、足場5のうち間隔を空けて配置された縦柱6間には、仮設部材としての単管パイプ7が水平方向に沿って掛け渡されている。単管パイプ7は、例えば炭素鋼鋼管が用いられ、締結部材8を介して縦柱6に締結される。単管パイプ7は、足場5の施工者が予め掛け渡したものであってもよく、脚立式作業台1を使用する作業者が掛け渡したものであってもよい。
ここで、第1主脚部10aのクランプ部60a、60bは、単管パイプ7にクランプできるように構成されている。
図5は、クランプ部60aの構成を示す斜視図である。ここでは、クランプ部60aについて説明するが、クランプ部60bも同様の構成であり、その説明を省略する。
クランプ部60aは、本体部材61、回動部材62、ボルト部63、ナット部64、取付部65を有する。
本体部材61は、例えば鋼板をプレス加工することで略C字状に形成され、一方側の端部に回動部材62を回動自在に軸支し、他方側の端部にボルト部63を回動自在に軸支している。本体部材61の内側は、凹状の略半円状に形成され、クランプ部60aが単管パイプ7をクランプしたときに、単管パイプ7の外周面に接する。
回動部材62は、例えば鋼板をプレス加工することで略C字状に形成され、一方側の端部に本体部材61を回動自在に軸支し、他方側の端部にボルト部63が挿入される図示しない挿入溝が形成されている。回動部材62の内側は、凹状の略半円状に形成され、クランプ部60aが単管パイプ7をクランプしたときに、単管パイプ7の外周面に接する。
ボルト部63は、一方側の端部が本体部材61に回動自在に軸支され、他方側の端部からナット部64が螺合される。
取付部65は、クランプ部60aを第1主脚部10aの支柱12aの下端に取り付けるためのものであり、本体部材61に結合されている。取付部65は、例えば鋼板をプレス加工することで略コ字状の嵌合部67が形成される。取付部65は、支柱12aの下端が嵌合部67に嵌合させた状態で、図示しない固定ボルトを支柱12aの左右方向に貫通させて固定させるために貫通孔66が複数、形成される。
一方、図1に示すように、第2主脚部10bの一対の支柱12bの下端には、接地部としての脚座14a、14bが取り付けられている。脚座14aは、例えば軟質塩化ビニルで形成され、平坦な設置面に対して接地する接地面15が形成されている。
次に、上述したように構成される脚立式作業台1を使用する場合について説明する。ここでは、単管パイプ7が縦柱6に既に締結されているものとする。
まず、使用者は、折り畳まれた脚立式作業台1の一対の主脚部10を回動部11を中心回動させて、下側に向かって外側に傾斜するように広げた状態にする。このとき、作業床用天板20は、ステイ21によって第1主脚部10aと第2主脚部10bとの間に亘って配置される。
次に、張出し部4と単管パイプ7との間の高さの差に応じて、第1主脚部10aの一対の支柱12aおよび第2主脚部10bの一対の支柱12bを伸縮させる。図2では、単管パイプ7は張出し部4よりも高い位置に締結されており、作業床用天板20が略水平になるように、第1主脚部10aの一対の支柱12aを短縮させている。したがって、回動部11から一対の支柱12a、12bの下端までの寸法が、第2主脚部10bよりも第1主脚部10aの方が短くなるように伸縮させている。
次に、作業者は、第1主脚部10aの一対の支柱12aの下端に取り付けられたクランプ部60a、60bを、単管パイプ7にクランプし、第2主脚部10bの一対の支柱12bの下端に取り付けられた脚座14a、14bを張出し部4の上面に接地させる。具体的には、作業者は、クランプ部60aの回動部材62およびボルト部63を本体部材61に対して回動させることで開放し、本体部材61の内側に単管パイプ7の外周面を接触させる。次に、単管パイプ7を囲む方向に回動部材62を回動させて、回動部材62の内側に単管パイプ7の外周面を接触させる。次に、作業者は、ボルト部63を回動部材62の挿入溝に挿入して、ナット部64を螺合させることで、本体部材61と回動部材62との間で単管パイプ7が強固にクランプされる。同様に、作業者は、クランプ部60bについても単管パイプ7に強固にクランプする。したがって、第1主脚部10aの一対の支柱12aはクランプ部60a、60bを介して単管パイプ7により支持され、第2主脚部10bの一対の支柱12bは脚座14a、14bを介して張出し部4の上面により支持される。そのため、張出し部4の設置面が狭小であっても、一対の主脚部10を広げた状態で脚立式作業台1を設置することができる。
次に、作業者が、第1主脚部10a側から第1主脚部10aの踏桟13を利用して昇る。作業者は踏桟13上に立った状態で、折り畳まれている枠部材30を回動させて、枠部材30の先端30aを外側に位置させる。この操作によって、作業床用天板20の上方に形成される作業空間のうち、第2主脚部10b側、右側面側および左側面側が包囲される。次に、作業者は起立した第1閉塞部材40aおよび起立した第2閉塞部材40bを閉じる方向に回動させ、倒伏させることで、作業空間の第1主脚部10a側を閉塞させる。最後に、作業者はロック部材42を第1閉塞部材40a側に摺動させて、第1閉塞部材40aと第2閉塞部材40bとの中間に位置させることで、作業空間の第1主脚部10a部側を閉塞した状態が保持される。したがって、作業者は、建築物2の外壁3に対して高所作業を行う場合に、体の一部が枠部材30または閉塞部材40に接触することで、作業床用天板20の端部近辺で作業をしていることを認識できる。
以上のように、本実施形態によれば、一対の主脚部10のうち、一方側の主脚部10aは一対の支柱12aの下端に、仮設部材としての単管パイプ7に対してクランプするクランプ部60a、60bを有し、一対の主脚部10のうち、他方側の主脚部10bは一対の支柱12bの下端に、接地部としての脚座14a、14bを有する。したがって、第1主脚部10aの一対の支柱12aはクランプ部60a、60bを介して単管パイプ7によって支持され、第2主脚部10bの一対の支柱12bは脚座14a、14bを介して張出し部4の上面によって支持される。そのため、設置面積を確保することができない作業場であっても、クランプ部60a、60bを単管パイプ7にクランプさせることで、安定した状態で脚立式作業台1を設置することができる。
また、本実施形態によれば、第1主脚部10aの一対の支柱12aの下端間の寸法をL1として、第2主脚部10bの一対の支柱12bの下端間の寸法をL2とすると、L1>L2の関係に設定されている。本実施形態では、第1主脚部10aの一対の支柱12aに取り付けられたクランプ部60a、60bによって強固に単管パイプ7にクランプされているために、第2主脚部10b側では一対の支柱12bを左右にそれほど広げなくても、安定した状態で脚立式作業台1を設置することができる。そのため、第2主脚部10bの一対の支柱12bの下端間の寸法を小さくすることができ、第2主脚部10bの設置面積を確保することができない作業場であっても脚立式作業台1を設置することができる。
また、本実施形態によれば、回動部11から一対の支柱12a、12bの下端までの寸法が、第2主脚部10bよりも第1主脚部10aの方が短く設定されている。したがって、第1主脚部10aのクランプ部60a、60bの位置が張出し部4の上面よりも上側に位置するために、作業者はクランプ部60a、60bを単管パイプ7にクランプする作業を容易に行うことができる。
以上、本考案を上述した実施形態により説明したが、本考案は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本考案の範囲内で変更等が可能である。
本実施形態では、クランプ部60a、60bを、仮設部材としての単管パイプ7にクランプする場合について説明したが、この場合に限られない。すなわち、クランプ部60a、60bを、例えば断面が角柱状の仮設部材としての角パイプにクランプさせてもよい。この場合には、角パイプ用のクランプ部60a、60bを用いることができる。
本実施形態では、可搬式作業台として脚立式作業台1を用いる場合について説明したが、この場合に限られず、他の脚立式作業台を用いてもよい。
図8は、他の実施形態の脚立式作業台9の斜視図である。脚立式作業台9は、上述した脚立式作業台1と比べて、包囲部70の構成が異なっているのみで、他の構成は同様である。
ここで、図8に示すように、包囲部70は、第1枠部材30および第2枠部材80を有する。第1枠部材30は、上述した脚立式作業台1の枠部材30と同様の構成である。第2枠部材80は、例えばアルミニウム合金製のパイプ材からなり、略コ字状をなすように形成される。ここで、略コ字状とは、コ字状やU字状のように、平面視において、四方のうち三方が閉じ、一方だけが開放されている形状をいうものとする。第2枠部材80は、開放部側の端部がそれぞれ第1主脚部10aの支柱12aの上端部にブラケット81を介して取り付けられ、先端80aが前側を向くように、第1枠部材30よりも立たせるように配置される。第2枠部材80は、幅(両端部間の距離)が第1主脚部10aの支柱12a間の距離と略同一であり、また、先端80aが作業床用天板20の基端20aのちょうど上方、または、作業床用天板20の基端20aよりもやや内側の上方に位置するように設定される。なお、脚立式作業台9を使用しないときには、第2枠部材80を後側に回動させて、先端80aを上向きにして第1主脚部10aと略平行になるように収容することができる(図8に示す二点鎖線を参照)。
例えば、作業者は、収容状態にある第2枠部材80を回動させる前に、作業床用天板20上に昇る。このとき、第1枠部材30の先端30aと収容状態にある第2枠部材80の先端80aとの間に体を入れるようにする。そして、作業床用天板20に立った作業者が背中で第2枠部材80の先端80aを押すことにより、収容状態にある第2枠部材80を前側に回動させて、使用状態にすることができる。したがって、作業者は、建築物2の外壁3に対して高所作業を行う場合に、体の一部が第1枠部材30または第2枠部材80に接触することで、作業床用天板20の端部近辺で作業をしていることを認識できる。
また、脚立式作業台9は、一対の主脚部10のうち、一方側の主脚部10aが一対の支柱12aの下端に、仮設部材としての単管パイプ7に対してクランプするクランプ部60a、60bを有し、他方側の主脚部10bが一対の支柱12bの下端に脚座14a、14bを有することで、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、可搬式作業台として脚立式作業台1、9を用いる場合について説明したが、この場合に限られず、脚立に適用してもよい。脚立の場合であっても、一対の主脚部10のうち、一方側の主脚部10aが一対の支柱12aの下端にクランプ部60a、60bを有し、他方側の主脚部10bが一対の支柱12bの下端に脚座14a、14bを有することで、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
1:脚立式作業台 2:建築物 3:外壁 4:張出し部 5:足場 6:縦柱 7:単管パイプ 9:脚立式作業台 10(10a、10b):主脚部 11:回動部 12(12a、12b):支柱 13:踏桟 14a、14b:脚座(接地部) 20:作業床用天板 21:ステイ 30:枠部材(第1枠部材) 31:枠部材ブラケット 40:閉塞部材 41:固定ブラケット 42:ロック部材 50:包囲部 60a、60b:クランプ部 70:包囲部 80:第2枠部材

Claims (2)

  1. 上側が回動部を介して回動自在に軸着される一対の主脚部、を備える可搬式作業台であって、
    前記一対の主脚部は、それぞれ一対の支柱を有し、
    前記一対の主脚部のうち、一方側の主脚部は一対の支柱の下端に、仮設部材に対してクランプするクランプ部を有し、
    前記一対の主脚部のうち、他方側の主脚部は一対の支柱の下端に、接地部を有することを特徴とする可搬式作業台。
  2. 前記一対の支柱の下端間の寸法は、前記一方側の主脚部よりも前記他方側の主脚部の方が短いことを特徴とする請求項1に記載の可搬式作業台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105781089A (zh) * 2016-03-08 2016-07-20 江苏南通二建集团有限公司 一种外墙承插型盘扣式钢管脚手架施工工法

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CN105781089A (zh) * 2016-03-08 2016-07-20 江苏南通二建集团有限公司 一种外墙承插型盘扣式钢管脚手架施工工法

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