JP3201327U - 模様付きチョコレートの手作り用キット - Google Patents

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井原 博史
博史 井原
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【課題】家庭において、子供であっても簡単且つ安全に、一口サイズの模様付きチョコレートを手作りすることができるキットを提供する。【解決手段】平坦な底面上に予め可食性インクによる転写層2bを設けたチョコレートの流し込み型1と、転写層2bからチョコレートの流し込みレベルを超える高さを有して流し込み型1に嵌め込まれ、固化後のチョコレートを転写層2bと共に折り割り可能に区画する仕切り板3とを備える。流し込み型1は、底面1a周囲に設けられた立ち上がり壁1b、1cが外方に展開可能とする。また、流し込み型1は平面視矩形状とし、仕切り板3は流し込み型1の内部を縦横矩形に区画する格子状とすることがある。さらに、流し込み型1と仕切り板3とを、固化後のチョコレートに対して剥離性を有する紙によって成形することもあり、転写層2bは流し込み型1の底面1a上に敷設可能な剥離性台紙2aの載置面とは反対面に設けた転写シート2を採用することがある。【選択図】図1

Description

この考案は、家庭においても手軽に、表面に模様を付けると共に、予め決めた形状・大きさに美麗に分割することができるチョコレートの手作り用キットに関する。
従来、チョコレートの表面に模様を付けるための転写シートは公知であり、例えば、特許文献1によれば、プラスチックフィルム上に可食インキによって模様を形成した食品用の転写シートと、これを用いた食品への模様転写方法が開示され、溶かしたチョコレートに転写シートを貼り付けて冷却した後、プラスチックフィルムを剥がすだけで、チョコレート表面に可食インキ(模様)が融合一体化した模様付きチョコレートを得ることができる。その際、モールドにチョコレートを流し込み、その上に転写シートを乗せる方法では、空気が入り込んで転写不良となり易いが、特許文献1には、最初にモールドの底面に転写シートを敷いておき、これにチョコレートを流し込むことによって、空気の入り込みを防止する方法も開示されている。
このように、公知の転写シートと特許文献1の技術を用いれば、家庭においても綺麗に模様を転写し、且つ、転写面が平滑な模様付きチョコレートを作製することができる。
特許第3938137号公報
ところで、一口サイズの小さなチョコレートを複数作製する場合、小さなカップを用いるか、凹部を複数形成したモールドを用いるか、あるいは、板状のチョコレートをカットするのが一般的である。
しかしながら、小さなカップやモールドを用いて、一口サイズの模様付きチョコレートを作製する場合、現在、市販されている転写シートは大判であるため、これを適宜大きさにカットし、一枚ずつチョコレートに貼り付けなくてはならず、綺麗な模様付きチョコレートを得るのが困難であった。また、カップや凹部に凹凸があると模様を正確に転写することは困難であった。
一方、板状のチョコレートをカットする方法によって一口サイズの模様付きチョコレートを作製する場合は、転写シートをカットする手間もなく、最初に転写シートを流し込み型の底面に敷いてからチョコレートを流し込めば、転写面も綺麗且つ平滑に仕上げることが可能となる。
しかし、固化後の硬いチョコレートを包丁等でカットするには力が必要で、子供には不向きであり、また、刃を熱してからカットすれば、刃の熱によって模様が溶けたり、チョコレートの角が変形することもあった。
本考案は上述した課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、家庭において、子供であっても簡単且つ安全に、一口サイズの模様付きチョコレートを手作りすることができるキットを提供することである。
上述した目的を達成するために本考案は、平坦な底面上に予め可食性インクによる転写層を設けたチョコレートの流し込み型と、前記転写層から前記チョコレートの流し込みレベルを超える高さを有して前記流し込み型に嵌め込まれ、固化後のチョコレートを前記転写層と共に分割可能に区画する仕切り板とを備えて模様付きチョコレートの手作り用キットを構成した。
上記手段では、流し込み型に溶けたチョコレートを流し込み、適宜、テンパリングや冷却するなどして固化すれば、転写層による模様を表面(流し込み型の底面側)に有したチョコレートを得ることができる。このとき、転写層は流し込んだチョコレートに貼り付けるのではなく、予め流し込み型の平坦な底面に設けているため、転写層と流し込んだチョコレートの間に空気が入り込むことがなく、平滑で美麗な転写面が形成される。
さらに、固化したチョコレートは仕切り板によって、小さな区画に分割されているところ、この仕切り板は流し込み型に嵌め込むことによって、固化したチョコレートに深く差し込まれた状態であるため、小さな力で区画毎に折り割りすることができる。仕切り板は、転写層を貫通する深さまで嵌め込むことが理想である。固化後のチョコレートから仕切り板を取り外すだけで、カットする手間を要さず、一口サイズの模様付きチョコレートを得ることができるからである。ただし、仕切り板の嵌め込み深さは使用者の加減によるので、構成上は、転写層まで嵌め込むことを要せず、僅かに転写層から浮いた状態であっても、この部分に流れ込むチョコレートの量は少なく、本考案において仕切り板はチョコレートの流し込みレベルを超える高さを有するので、何れにせよ、固化したチョコレートには仕切り板によって深い割り溝が形成されるから、刃物を使わずに容易に手でチョコレートをそのまま、あるいは折り割りによって分割することができる。このように本考案では、各区画のチョコレートの角を限りなく直角に近い状態で分割することができるため、綺麗な直角柱状の一口サイズチョコレートを得ることができる。
この点、市販のチョコレートでも縦横に形成した溝によって表面を幾つかの凸部に区画した板状のチョコレートがあるが、これは搬送中の割れを防止するために溝が浅く、この溝は折り割りするための溝というよりも模様程度のもので、実際、この溝に沿ってチョコレートを区画単位で割ることは難しくなっている。
なお、仕切り板を流し込み型に嵌め込むタイミングは、チョコレートを流し込む前と後の何れでも構わないが、先にチョコレートを流し込んでから、仕切り板をチョコレートに埋め込むようにすれば、簡単に全区画のチョコレートの量を均一にすることができる。一方、先に仕切り板を嵌め込んでおき、チョコレートを流し込むようにすれば、区画毎でチョコレートの厚みを変えることができるが、何れの方法を採用するかで本考案を限定するものではない。
流し込み型は、底面周囲に設けられた立ち上がり壁が外方に展開可能なものとすれば、チョコレートの固化後、流し込み型から仕切り板と共に固化したチョコレートを簡単に取り出すことができ、折り割り作業を簡単に行えるようになる。
また、流し込み型の形状は、転写面を美麗に仕上げるために底面が平坦なものであれば限定されないが、平面視矩形状のものとして、仕切り板は前記流し込み型の内部を縦横矩形に区画する格子状のものとすれば、無駄な区画が生じることなく、サイコロ状の模様付きチョコレートを得ることができる。ただし、仕切り板による区画の形状は矩形に限らず、ハニカム構造の仕切り板であれば六角柱状の一口サイズチョコレートを得ることができるし、別の仕切り板では三角柱状のものも作製することができる。
流し込み型と仕切り板は、その素材を限定するものではないが、固化後のチョコレートに対して表面に剥離層を有した紙製とすれば、使い捨てにはなるが、扱いが容易で、簡単に固化後のチョコレートを分離でき、しかも、仕切り板が埋没した固化後のチョコレートを分割する際も手を怪我することなく安全である。
また、転写層は、流し込み型の底面上に直接形成したものであってもよいが、流し込み型の底面上に敷設可能な剥離性台紙の載置面とは反対面に設けた転写シートを用いることで、使用者は好みの転写シートを選択して模様付きチョコレートを作製することができる。
本考案によれば、底面に転写層を有する流し込み型と、これに嵌め込む仕切り板を備えるので、表面に美麗に模様を転写でき、しかも、刃物を使わず、子供でも簡単且つ安全に区画毎に分割することができるチョコレートを手作りすることができる。
本考案の一実施形態に係るキットの分解斜視図 同、流し込み型に転写シートをセットした状態の斜視図 同、流し込み型にチョコレートを流し込んだ状態の斜視図 同、仕切り板を嵌め込んだ状態の斜視図 同、図4の部分拡大断面図 同、流し込み型を展開し、固化後のチョコレートを取り出した状態の斜視図 取り出したチョコレートを裏返した状態の斜視図 図7の部分拡大断面図 図8のチョコレートを折り割りする工程を示した断面図 折り割りした一区画分のチョコレートを示した斜視図
以下、本考案の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1は、本考案の一実施形態を示したもので、図中、1はチョコレートの流し込み型、2は転写シート、3は仕切り板である。
流し込み型1は、平坦な底面1aの周囲に立ち上がり壁1b・1cを設けた平面視矩形状をなし、この実施形態では、全体を固化後のチョコレートに対して剥離性を有する紙で成形し、短辺側の立ち上がり壁1bには耳部1dを設けて、流し込んだチョコレートが固化した後、この耳部1dを外側に引っ張ることで壁同士の繋ぎ目を引き裂いて、立ち上がり壁1b・1cを外方に展開可能としている。
転写シート2は、流し込み型1の底面1aと同じ形状及び大きさのプラスチックフィルム等の剥離性台紙2aの片面(図面上、上面)に可食性インクによって任意の図形、文字、柄、色彩等からなる模様の転写層2bを形成したものである。なお、この実施形態では、転写層2bとしてハート型と文字(図面上の「LOVE」)を例示しており、このうち文字は台紙2aに対して反転した状態で形成されている。
仕切り板3は、流し込み型1の長辺側の立ち上がり壁1cと同じ長さの横板3aを二枚と、流し込み型1の短辺側の立ち上がり壁1bと同じ長さの縦板3b(短辺板)を三枚、直角に格子状に組んでなるもので、これによって流し込み型1の内部に同一矩形状の区画3cを12個形成する。また、この実施形態では、横板3aと縦板3bの高さは流し込み型の立ち上がり壁1b・1cと同じ高さとしている。さらに、この実施形態では、仕切り板3も流し込み型1と同様に固化後のチョコレートに対して表面に剥離層を有した紙で成形している。
次に、図2〜図10に従って上記部材からなるキットの使用方法及び作用効果を説明すると、まず、チョコレートを流し込む前に、転写シート2を流し込み型1の底面1a上にセット(敷設)しておく(図2)。このとき転写シート2は転写層2bを上にしてセットする。次に、転写シート2をセットした流し込み型1に任意の量の溶けたチョコレートCを流し込み(図3)、その次に、仕切り板3を流し込み型1に嵌め込む(図4)。仕切り板3の嵌め込みの深さは、図5に示したように、下縁が転写シート2の転写層2bに接触するまでとすることが好ましいが、より好ましくは転写層2bを貫通するように嵌め込む。ただし、仕切り板3は転写層2bから僅かに浮いていてもよい。本考案で必要なことは、固化後のチョコレートを転写層2bと共に分割可能な仕切り板3を備えることである。なお、チョコレートCの流し込み量は任意であるが、仕切り板3が完全に埋没しないような量にし、仕切り板3の上縁をチョコレートCの流し込みレベルから突出させる必要はある。
そして、図4の状態でチョコレートCを冷却・固化した後、流し込み型1を展開し、仕切り板3ごと固化したチョコレートCを取り出す(図6)。これを裏返すと、図7に示すように、片面に転写層2bの模様が転写された板状のチョコレートCが完成する。
図7に示す板状のチョコレートCは、その転写面が流し込み型1の底面1aのとおり平滑で、気泡の混入もない。しかも、、仕切り板3が転写層2bから、その反対面(完成後の底面側)に突出する範囲で埋没していることによって、図8に示すように、チョコレートCの内部の区画3c同士の間には、ほぼチョコレートCの厚みと同じ深さの割り溝4が実質的に形成されている。
したがって、図9に示すように、隣り合う区画3cのチョコレートCを転写層2b側に撓らせるようにすれば、僅かな力で連結部5を折り割りすることができる。しかも、この連結部は転写層2bと同じ厚みか、それよりも僅かに厚い程度であるので、折り割り後は、図10に示したように、角が限りなく直角の四角い一口サイズの模様付きチョコレートを得ることができる。
1 流し込み型
1a 底面
1b・1c 立ち上がり壁
2 転写シート
2a 剥離性台紙
2b 転写層
3 仕切り板
3a 横板
3b 縦板
3c 区画

Claims (5)

  1. 平坦な底面上に予め可食性インクによる転写層を設けたチョコレートの流し込み型と、前記転写層から前記チョコレートの流し込みレベルを超える高さを有して前記流し込み型に嵌め込まれ、固化後のチョコレートを前記転写層と共に分割可能に区画する仕切り板とを備えたことを特徴とする模様付きチョコレートの手作り用キット。
  2. 流し込み型は、底面周囲に設けられた立ち上がり壁が外方に展開可能である請求項1記載の模様付きチョコレートの手作り用キット。
  3. 流し込み型は平面視矩形状であり、仕切り板は前記流し込み型の内部を縦横矩形に区画する格子状である請求項1または2記載の模様付きチョコレートの手作り用キット。
  4. 流し込み型と仕切り板は、固化後のチョコレートに対して表面に剥離層を有した紙製である請求項1、2または3記載の模様付きチョコレートの手作り用キット。
  5. 転写層は、流し込み型の底面上に敷設可能な剥離性台紙の載置面とは反対面に設けた請求項1から4のうち何れか一項記載の模様付きチョコレートの手作り用キット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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