JP2021172363A - 食物カップの製造方法 - Google Patents
食物カップの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021172363A JP2021172363A JP2020076479A JP2020076479A JP2021172363A JP 2021172363 A JP2021172363 A JP 2021172363A JP 2020076479 A JP2020076479 A JP 2020076479A JP 2020076479 A JP2020076479 A JP 2020076479A JP 2021172363 A JP2021172363 A JP 2021172363A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- container
- producing
- food cup
- cup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Confectionery (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Abstract
Description
そのようなものとして、例えば特許文献1に記載の技術が開示されている。
カップ型の形状である食物カップの製造方法であって、
液状化させた食物を窪みを有する容器に流入させる流入工程と、
前記食物が流入した前記容器を反転させるようにして前記食物を前記容器から流出させながら前記食物を凝固させる反転工程とからなる、ものである。
図1は、本発明の実施の形態に係る食物カップの製造方法で製造された食物カップ10の構成を概略的に示す構成図である。図2は、本発明の実施の形態に係る食物カップの製造方法で製造された食物カップ10の断面構成を概略的に示す縦断面図である。図1では、食物カップ10を斜め上から見ている状態を示している。図1及び図2に基づいて、食物カップ10について説明する。
側部11の厚さを調整するとは、具体的には、流し込むチョコレートの量、チョコレートの温度の設定、室温の設定の調整を行うことなどで、側部11を所定の厚さにすることを指す。
側部11が薄いとかじったときにかじったところだけ壊れてしまうことになる。一方、側部11が厚いとかじったときに全部が壊れてしまう。つまり、側部11が薄過ぎても厚すぎても簡単に割れてしまう。そこで、側部11の厚さを調整することで0.5mm〜3mmの範囲としている(ただし、この範囲に限られるわけではない)。
底部12の厚さを調整するとは、具体的には、流し込むチョコレートの量、チョコレートの温度の設定、室温の設定の調整を行うことなどで、底部12を所定の厚さにすることを指す。
底部12はある程度の厚さがあると割れにくく、かつ、チョコレートが溶けてお酒に混ざり合うようになる。ただし、厚すぎると噛めない。そこで、底部12の厚さを調整することで0.5cm〜2.5cmの範囲としている(ただし、この範囲に限られるわけではない)。
また、食物カップ10の高さhは、食べやすさの観点から、2cm〜5cmが好ましく、2.5cm〜4cmがより好ましく、2.5cm〜3.5cmが更に好ましい。なお、食物カップ10の高さhとは、水平面に食物カップ10を飲み口部13が上になるように置いたときの高さを指す。
また、転写シート20の一方の面には模様25があらかじめ形成されている。模様25は、最終的に食物カップ10の側部11に転写されることになる。そのため、模様25は可食インキなどによって形成される。転写シート20の模様25が形成されていない面は、後述する容器30の内周面に当接する面として機能する。
なお、図3及び図4で示した模様25は一例であり、幾何学模様、文字、絵、マークなどが模様25になる。
開口部31の開口面積、窪み33の容積は、製造したい食物カップ10の大きさ、形状によって決定される。
たとえば、シリコンゴム、アクリルゴム、フッ素ゴム、天然ゴム、ウレタンゴム、クロロブレンゴム等を素材として適用することができる。
なお、容器30には1つの窪み33が形成されている場合を例にしているが、窪み33を複数個形成してもよい。
チョコレート60は、たとえば40℃〜45℃でテンパリングをし、28℃〜32℃になったら容器30に流し込むとよい。チョコレート60は、カカオ等の含有量や融点によってテンパリング温度を変えるようにする。
また、反転させた容器30の開口部31の下方には回収容器40が設けられている。回収容器40を設けておくことで、反転工程において流出したチョコレート60を回収することができる。回収容器40で回収したチョコレート60は再利用できる。
チョコレート60が冷却されたら、容器30の底を押してチョコレート60を押出す(押出し工程:図7のステップS06)。
以上のように、本発明の実施の形態に係る食物カップの製造方法によれば、反転工程を備えることによって、簡易な手段で食物カップを構成する側部及び底部の厚みを均等にすることが可能になる。
例えば、食物カップ10をチョコレートに限定するものではなく、飴、グミ、寒天などで成形してもよい。この場合、それぞれの素材に性質に応じた内容となる。
また、実施の形態に示した数値や数値範囲についても、示した数値や数値範囲に限られるわけではない。
11 :側部
12 :底部
13 :口部
20 :転写シート
20a :上辺
20b :下辺
21 :模様
25 :模様
30 :容器
31 :開口部
32 :周縁部
33 :窪み
40 :回収容器
60 :チョコレート
65 :グラインドを示す矢印
70 :溶解物
h :高さ
Claims (14)
- カップ型の形状である食物カップの製造方法であって、
液状化させた食物を窪みを有する容器に流入させる流入工程と、
前記食物が流入した前記容器を反転させるようにして前記食物を前記容器から流出させながら前記食物を凝固させる反転工程とからなる食物カップの製造方法。 - 液状化させた食物を窪みを有する容器に流入させる前において、前記容器に転写シートを配置する工程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の食物カップの製造方法。
- 前記容器は、少なくとも前記窪みにおける表面がゴムを含む材質で構成されることを特徴とする請求項2に記載の食物カップの製造方法。
- 前記ゴムは、JISK6253(デュロメータータイプA)にて測定した硬度が10Hs乃至100Hsであることを特徴とする請求項3に記載の食物カップの製造方法。
- 前記反転工程において、前記容器をグラインドさせることを特徴とする請求項1に記載の食物カップの製造方法。
- 前記反転工程において流出した前記食物を回収するための物を予め設置することを特徴とする請求項1に記載の食物カップの製造方法。
- 前記反転工程において反転させた前記容器を更に反転させ、前記食物が前記窪み内に留まるように前記容器を維持する再反転工程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の食物カップの製造方法。
- 前記再反転工程の後に前記食物を冷却する冷却工程を更に含むことを特徴とする請求項7に記載の食物カップの製造方法。
- 前記冷却工程の後に前記容器から前記食物を押出す押出し工程を更に含むことを特徴とする請求項8に記載の食物カップの製造方法。
- 前記押出し工程において押出された前記食物を所定の形状に成形する成形工程を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の食物カップの製造方法。
- 前記押出し工程において押出された前記食物の上端側を、前記食物が溶解する温度に熱せられた溶解物に接触させることにより成形する成形工程を更に含むことを特徴とする請求項9に記載の食物カップの製造方法。
- 前記食物の上端と前記転写シートの上端の高さが略同一になるように成形を行うことを特徴とする請求項11に記載の食物カップの製造方法。
- 前記食物はチョコレートであって、前記食物カップの側部の厚さが0.5mm乃至3mmになるように調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の食物カップの製造方法。
- 前記食物はチョコレートであって、前記食物カップの底部の厚さが0.5cm乃至2.5cmになるように調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の食物カップの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020076479A JP7017292B2 (ja) | 2020-04-23 | 2020-04-23 | 食物カップの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020076479A JP7017292B2 (ja) | 2020-04-23 | 2020-04-23 | 食物カップの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021172363A true JP2021172363A (ja) | 2021-11-01 |
JP7017292B2 JP7017292B2 (ja) | 2022-02-08 |
Family
ID=78278190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020076479A Active JP7017292B2 (ja) | 2020-04-23 | 2020-04-23 | 食物カップの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7017292B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49114290U (ja) * | 1973-01-25 | 1974-09-30 | ||
JPH0664487U (ja) * | 1993-02-22 | 1994-09-13 | 憲志 林 | チョコレート製ミルクカップ |
KR20020060512A (ko) * | 2001-01-11 | 2002-07-18 | 한수길 | 후로즌몰드를 이용한 복합초콜릿의 제조방법 |
JP2012065611A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Lotte Co Ltd | 内容物充填チョコレートの製造方法およびその方法で製造されたチョコレート |
KR101485736B1 (ko) * | 2014-05-22 | 2015-01-22 | 정연미 | 초코릿 액체용기 및 이의 제조 방법 |
JP3201327U (ja) * | 2015-09-18 | 2015-12-03 | フロンティア株式会社 | 模様付きチョコレートの手作り用キット |
US20200100522A1 (en) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | Theresa KERSTEIN | Apparatus and methods for preparing a chocolate bottle casing |
-
2020
- 2020-04-23 JP JP2020076479A patent/JP7017292B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49114290U (ja) * | 1973-01-25 | 1974-09-30 | ||
JPH0664487U (ja) * | 1993-02-22 | 1994-09-13 | 憲志 林 | チョコレート製ミルクカップ |
KR20020060512A (ko) * | 2001-01-11 | 2002-07-18 | 한수길 | 후로즌몰드를 이용한 복합초콜릿의 제조방법 |
JP2012065611A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Lotte Co Ltd | 内容物充填チョコレートの製造方法およびその方法で製造されたチョコレート |
KR101485736B1 (ko) * | 2014-05-22 | 2015-01-22 | 정연미 | 초코릿 액체용기 및 이의 제조 방법 |
JP3201327U (ja) * | 2015-09-18 | 2015-12-03 | フロンティア株式会社 | 模様付きチョコレートの手作り用キット |
US20200100522A1 (en) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | Theresa KERSTEIN | Apparatus and methods for preparing a chocolate bottle casing |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7017292B2 (ja) | 2022-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0589820B1 (en) | A method and device for moulding of chocolate articles | |
US6217927B1 (en) | Methods for continuously molding chocolate and products made thereby | |
US8037813B2 (en) | Methods and apparatus for forming contoured edible pieces | |
US6165531A (en) | Molding process | |
JPS5963138A (ja) | ソルビト−ル含有ハ−ドキヤンデ−およびその製法 | |
Fryer et al. | The materials science of chocolate | |
JP7017292B2 (ja) | 食物カップの製造方法 | |
US10729154B2 (en) | Process for molding frozen confections with artisanal quality | |
JP5950819B2 (ja) | 気泡含有油脂性菓子 | |
RU2003131347A (ru) | Способ приготовления жиросодержащего кондитерского изделия и жиросодержащее кондитерское изделие | |
JP3808207B2 (ja) | 装飾食品およびその製造方法と製造装置 | |
KR101989701B1 (ko) | 초콜릿 성형 몰드의 제조방법 | |
CN106365417A (zh) | 一种批量制作非球面或球面光学元件的方法 | |
JP4105503B2 (ja) | 含気油性菓子のモールド成型法 | |
WO2015158958A1 (en) | Ice lid and mould for its production | |
JP4476986B2 (ja) | 板状ガラスの製造方法 | |
AU2011205135B2 (en) | Methods and apparatus for forming contoured edible pieces | |
JP2640722B2 (ja) | カット豆腐の製造方法 | |
JPS59125845A (ja) | 開口部を有する中空油性菓子およびその製造方法並びに製造装置 | |
JPS60248133A (ja) | 容器状キヤンデ−の製造法 | |
CN118180339A (zh) | 可消除侧面波纹的人工浇铸铟锭的制作工艺 | |
JPH10215774A (ja) | 装飾チョコレートとその製造方法および製造装置 | |
JPH0524302Y2 (ja) | ||
JPH10210933A (ja) | 装飾チョコレートとその製造方法 | |
JPS5832854B2 (ja) | 絵模様を内蔵するキャンデ−の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220126 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7017292 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |