JP4209925B1 - 菓子作り用の玩具セット及び菓子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 菓子作り用の玩具セットであって、模様シート120と半透明シート130とが重畳された状態で載置可能な平坦面を提供する第1の領域と、冷却ボックスを装着した場合に、該冷却ボックスの平坦部が配置される第2の領域と、異なる色の菓子を融解させる融解ボックス160と、融解ボックス160において融解された菓子を、半透明シート130上に線状に絞り出すペン先端部150と、線状に絞り出された菓子の上から異なる色の菓子を流し込む際に用いられペン先端部150とを、入れ替えて装着可能なペン本体部170と、流し込まれる異なる色の菓子の外縁を規定する型枠140とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
模様が描かれた第1のシートと、前記模様を透かして見ることが可能な第2のシートとが重畳された状態で載置可能な平坦面を提供する第1の領域と、
冷却用の媒体が注入される冷却ボックスを装着した場合に、該ボックスの一部を形成する平坦部が、前記第1の領域に隣接する位置に配置されることで、前記第2のシートを載置した際に、該第2のシートを冷却するための平坦面として機能する第2の領域と、
固形の菓子を融解させるために、融解用の媒体が注入される融解ボックスと、
前記融解ボックスにおいて融解された菓子を、前記第1の領域に載置された前記第2のシート上に、前記第1のシートに描かれた模様に沿って線状に絞り出すために用いられるペン先端部を装着可能なペン本体部とを備えることを特徴とする。
<菓子作り用の玩具セットの構成>
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる菓子作り用の玩具セット100の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態にかかる菓子作り用の玩具セット100は、本体部110と、模様シート120と、半透明シート130と、型枠140と、チョコペン先端部150と、融解ボックス160と、チョコペン本体部170とを備える。
次に、図2、3を用いて本体部110の詳細な構成について説明する。図2は、本体部110の組み立て図である。
次に、図4を用いて冷却ボックス212の詳細な構成について説明する。図4は、冷却ボックス212の側断面図であり、斜線部分は、水が充填されていることを示している。
次に、図5を用いてチョコペン先端部150の詳細な構成について説明する。図5は、チョコペン先端部150の組み立て図である。
次に、図6を用いて融解ボックス160の詳細な構成について説明する。図6は、融解ボックス160の構成を示す図である。
次に、図7を用いてチョコペン本体部170の詳細な構成について説明する。図7は、チョコペン本体部170の構成を示す図である。
本実施形態にかかる菓子作り用の玩具セット100には、更に、チョコペン先端部150に付着したチョコレートを掃除するためのクリーナ800が含まれている(図1において不図示)。
次に、図9〜図11を用いて、菓子作り用の玩具セット100を用いた、菓子の製造方法について説明する。なお、図9及び図10において、紙面左側は、本体部110上で行われる動作を示しており、紙面右側は、当該動作に伴って、生成領域202または冷却領域上に載置された模様シート120及び半透明シート130の断面図を示している。
上記第1の実施形態では、線状のチョコレートの上から、該線状のチョコレートとは異なる色のチョコレートを、型枠140を用いて流し込むことにより、菓子作りを行う場合について説明した。しかしながら、本発明にかかる菓子作り用の玩具セットは、このような使用方法に限定されない。
Claims (10)
- 模様が描かれた第1のシートと、
前記模様を透かして見ることが可能な第2のシートと、
冷却用の媒体が注入され、前記第2のシートを載置して冷却するための平坦部を有する冷却ボックスと、
固形の菓子を融解させるために、融解用の媒体が注入される融解ボックスと、
前記融解ボックスにおいて融解された菓子が挿入され、前記第1のシート上に載置された前記第2のシート上に、前記第1のシートに描かれた模様に沿って融解された前記菓子を線状に絞り出すために用いられるペン先端部と、
を備えることを特徴とする菓子作り用の玩具セット。 - 模様が描かれた第1のシートと、前記模様を透かして見ることが可能な第2のシートとが重畳された状態で載置可能な平坦面を提供する第1の領域と、
冷却用の媒体が注入される冷却ボックスを装着した場合に、該ボックスの一部を形成する平坦部が、前記第1の領域に隣接する位置に配置されることで、前記第2のシートを載置した際に、該第2のシートを冷却するための平坦面として機能する第2の領域と、
固形の菓子を融解させるために、融解用の媒体が注入される融解ボックスと、
前記融解ボックスにおいて融解された菓子を、前記第1の領域に載置された前記第2のシート上に、前記第1のシートに描かれた模様に沿って線状に絞り出すために用いられるペン先端部を装着可能なペン本体部と
を備えることを特徴とする菓子作り用の玩具セット。 - 模様が描かれた第1のシートと、前記模様を透かして見ることが可能な第2のシートとが重畳された状態で載置可能な平坦面を提供する第1の領域と、
冷却用の媒体が注入される冷却ボックスを装着した場合に、該ボックスの一部を形成する平坦部が、前記第1の領域に隣接する位置に配置されることで、前記第2のシートを載置した際に、該第2のシートを冷却するための平坦面として機能する第2の領域と、
種類の異なる複数の固形の菓子を融解させるために、融解用の媒体が注入される融解ボックスと、
前記融解ボックスにおいて融解された種類の異なる複数の菓子のうち、第1の菓子を、前記第1の領域に載置された前記第2のシート上に、前記第1のシートに描かれた模様に沿って線状に絞り出すために用いられる第1のペン先端部と、該第2のシート上に線状に絞り出された該第1の菓子の上から第2の菓子を流し込むために用いられる第2のペン先端部と、を入れ替えて装着可能なペン本体部と、
前記流し込まれる第2の菓子の外縁を規定する型枠と
を備えることを特徴とする菓子作り用の玩具セット。 - 前記第1の領域において、重畳された第1及び第2のシートを固定するとともに、前記第2の領域において、前記第2のシートを固定する固定枠を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の菓子作り用の玩具セット。
- 前記冷却ボックスは、前記冷却用の媒体を注入するための注入口が、前記平坦部よりも上方に位置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の菓子作り用の玩具セット。
- 前記融解ボックスは、前記ペン本体部に装着されるペン先端部に保持された袋体に挿入された前記菓子を融解するために、該ペン先端部を支持可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の菓子作り用の玩具セット。
- 前記ペン本体部は、前記ペン先端部に保持された袋体を押圧するための底部と上部とを備え、該底部には、前記袋体が載置される半円筒形状の凹部が設けられ、該上部には、該凹部に載置された前記袋体内の融解した菓子を先端方向に押し出すための凸部が設けられ、該上部は、前記ペン本体部の末端側において、前記底部に回動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載の菓子作り用の玩具セット。
- 前記ペン本体部に装着されるペン先端部の、前記融解した菓子を絞り出すための円錐形状の部位に付着した該融解した菓子を取り除くために、該円錐形状に沿った形状の平板が円周方向に複数枚配されたクリーナを備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の菓子作り用の玩具セット。
- 平坦面を提供する第1の領域において、模様が描かれた第1のシートと、該模様を透かしてみることが可能な第2のシートとを重畳させた状態で、該第2のシート上に、融解された菓子を該模様に沿って線状に絞り出すことで、該融解された菓子により模様を形成する第1の形成工程と、
前記第1の領域に隣接し、前記第2のシートを冷却可能な第2の領域に、前記第1の領域において融解された菓子により模様が形成された前記第2のシートを移動させることにより、該模様を形成する菓子を冷却する第1の冷却工程と、
前記第1の冷却工程において模様を形成する菓子が冷却された第2のシートを、前記第1の領域に移動させ、前記模様を形成する菓子の外周を囲む型枠を該第2のシート上に載置した後、該模様を形成する菓子とは異なる種類の融解された菓子を、該型枠内に、前記模様を形成する菓子の上から流し込む第2の形成工程と、
前記第2のシートを、前記第2の領域に移動させ、前記第2の形成工程において前記模様を形成する菓子の上から流し込まれた前記異なる種類の融解された菓子を冷却する第2の冷却工程と、
前記第2の冷却工程において冷却された後、前記型枠と前記第2のシートとを取り外し、該第2のシートと接していた面を表面とする工程と
を備えることを特徴とする菓子の製造方法。 - 平坦面を提供する第1の領域において、模様が描かれた第1のシートと、該模様を透かしてみることが可能な第2のシートとを重畳させた状態で、該第2のシート上に、融解された菓子を該模様に沿って線状に絞り出すことで、該融解された菓子により模様を形成する第1の形成工程と、
前記第1の形成工程において模様が形成された菓子の上に、該菓子とは異なる種類の固形の菓子を載置する第2の形成工程と、
前記第1の領域に隣接し、前記第2のシートを冷却可能な第2の領域に、前記第1の領域において融解された菓子により模様が形成され、該菓子とは異なる種類の固形の菓子が載置された前記第2のシートを移動させることにより、該模様を形成する菓子を冷却し、該模様を形成する菓子を、該菓子とは異なる種類の固形の菓子に定着させる冷却工程と、
前記冷却工程において冷却された後、前記第2のシートとを取り外し、該第2のシートと接していた面を表面とする工程と
を備えることを特徴とする菓子の製造方法。
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