JP3151713U - 食品成型器 - Google Patents
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Abstract
【課題】材料を無駄なく使用することができるとともに、粘度の高い食品にも対応することができる食品成型器を提供する。【解決手段】少なくとも1つの型穴1が形成された型取り板Aと、型取り板Aを載置する載置台Bとを備え、型取り板Aは所定の厚さを有するとともに、型穴1が上下に貫通して形成され、載置台Bは型取り板Aを載置する載置板5を備え、載置板5の裏面には脚部7を設け、載置台Bを裏返して脚部7の先端に型取り板Aを支持させた時には、型取り板Aは載置板5から所定間隔をおいて支持されることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、食品成型器、詳しくは生キャラメルやチョコレートなどの食品を手作りする食品成型器に関するものである。
従来、お菓子などの食品成型器は抜き型が主流であって、生地を平らに延ばし、その生地の上から動物や花などの図形の抜き型を押し当てて生地を成型し、その生地を焼いてクッキ−などの菓子を作っていた(例えば、特許文献1)。この抜き型は、1つの道具で抜き型と型押し器とを兼用にしたもので、抜き型と型押し器とを個別に用意しないで済むようにしたものである。
本考案が解決しようとする問題点は、上述の食品成型器はあくまで、抜き型であって平らな生地の中から抜き取るものであり、抜き取った後の生地は又引延ばして利用しなければならないものであり、生キャラメルのような食品を成形する場合も抜き取った後の食品を再び溶かして利用しなければならないし、粘度が高い食品の場合は抜き型にくっつきやすいため使用しにくい問題があった。
本考案は、上記問題点を解決し、材料を無駄なく使用することができるとともに、粘度の高い食品にも対応することができる食品成型器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本考案に係る食品成型器は、少なくとも1つの型穴が形成された型取り板と、該型取り板を載置する載置台とを備えた、以下の要件を備えることを特徴とする。
(イ)上記型取り板は所定の厚さを有するとともに、型穴が上下に貫通して形成されていること
(ロ)上記載置台は上記型取り板を載置する載置板を備え、該載置板の裏面には脚部を設け、該載置台を裏返して脚部の先端に上記型取り板を支持させた時には、該型取り板は上記載置板から所定間隔をおいて支持されること
(イ)上記型取り板は所定の厚さを有するとともに、型穴が上下に貫通して形成されていること
(ロ)上記載置台は上記型取り板を載置する載置板を備え、該載置板の裏面には脚部を設け、該載置台を裏返して脚部の先端に上記型取り板を支持させた時には、該型取り板は上記載置板から所定間隔をおいて支持されること
なお、前記食品成型器は、前記型取り板の型穴内の食品を押し出す押出し具を備え、該押出し具に前記型取り板の型穴に挿通させて型穴内の食品を押し出す押出し部を設け、該押出し部は挿通方向に直交した断面を前記型穴と相似形にするとともに先端面を平坦に形成することが好ましい。
請求項1の考案によれば、抜き型を使用することがないので抜き残しがないので材料を無駄にすることも無くなるし、粘度の高い食品であっても容易に成型でき、年少者であっても容易に食品の成型ができる食品成型器を実現することができる。
請求項2の考案によれば、型取り板の型穴内の食品を押出し具で押し出す際、食品の上面全体に均等に圧力を掛けることができるので、食品を歪ませることなく型取り板から押し出すことができる。しかも食品に直接手を触れることがなく衛生的に食品を成型することができる。
図1は本考案に係る食品成型器の一例を示し、この食品成型器は成型する食品の形状の型穴1が形成された型取り板Aと、この型取り板Aを載置する載置台Bと、型穴1内の食品を押し出す押出し具Cとで構成されている。
上記型取り板Aは所定の厚さ(成型する食品の厚さに応じて設定、例えば5ミリ〜10ミリ)の合成樹脂製の方形の板部材で構成され、この型取り板Aの盤面には星型やハート型等の様々な形状の型穴1が形成され、この型穴1は上面から底面に貫通して形成されている。また、上面周縁に上方に膨出して周壁2が形成され、裏面には後述する載置台Bのリブ6及び脚部7の先端に係合する係合部3が形成されている。
載置台Bは上記型取り板Aと同じ大きさの合成樹脂製の載置板5と、この載置板5の上面の四隅に突出して形成されたリブ6と、下面の四隅に形成された脚部7とで構成され、上記リブ6は横断面略L字状に形成され、載置板5上に上記型取り板Aを載置した際はリブ6が型取り板Aの下面に形成された係合部3に係合して型取り板Aが載置台B上にずれることなく安定して保持できるようになっている。
一方、載置台Bに形成された脚部7は、載置台Bを裏返した状態で上記型取り板Aを載置台Bに載置した時には脚部7の先端が型取り板Aの下面に形成された係合部3に係合し、型取り板Aは載置板5から脚部7の長さだけ離反した状態で載置板5と間隔をおいて支持されるようになっている(図4(b)参照)。
押出し具Cは型取り板Aの型穴1内の食品を型穴1内から押し出す際に使用するもので、押出し具Cを手で保持するための保持部10と、型穴1内の食品を押し出す押出し部11とで構成され、押出し部11は横断面が上記型取り板Aの型穴1よりやや小さい相似形状に形成されるとともに先端面11aは平坦に形成され、型穴1内の食品を押し出す際には容易に挿通させることができるとともに、押し出す圧力を食品に均等に加えることができるようになっている。なお、この押出し具Cは、軽く保持できるように中空に形成されていてもよい。
上記構成の食品成型器で食品、例えば生キャラメルを作る場合は、図2(a)に示すように、載置台Bの上にクッキングシート15を置き、その上から型取り板Aを係合部3が載置板5上のリブ6に係合するように載置台Bにセットする。この状態では、クッキングシート15を介して型取り板Aの底面が載置板5の上面に当接した状態になっているので、型穴1内に溶かした食品(食材)を流し込んだとき、型取り板Aの下から食材が流れ出るようなことはない。
次に、型取り板Aの上方から型穴1内に溶かした状態の食材dを流し込み、図示しないヘラで全ての型穴1内に食材dが充填するように型取り板A上を均して、図3(a)に示すように、型穴1を食材dで満たす。この時、食材dは周壁2によって外側に流出することが阻止され、型取り板A上から流れ落ちた食材dでテーブルなどが汚れることを防いでいる。
食材dの型穴1への充填が完了したら図3(b)に示すように、型取り板Aを持ち上げて載置台Bから外し、クッキングシート15が貼りついたままの型取り板Aを冷蔵庫などに入れて食材dが固まるまで冷やす。
食材dが固まって食品(生キャラメル)Dになったら、クッキングシート15を引き剥がし、図4(a)(b)に示すように、載置台Bを裏返して脚部7の先端7aに型取り板Aを支持させる。この状態では載置板5と型取り板Aとは脚部7の長さだけ間隔を置いて支持されている。
型取り板Aを載置台Bの脚部7に支持させたら、図5(a)に示すように、押出し具Cの保持部10を指で保持して摘んで押出し部11の先端を食品Dに押し付ける。この時、型取り板Aの型穴1の形状と同じ形状の押出し部11を備えた押出し具Cを選択すればよい。押出し部11の長さは型取り板Aの板厚よりも長いので押し出し部11が型穴1を貫通させることができ、型穴1内の食品Dを確実に型取り板Aから押し出すことができる。
押出し部11先端は平坦で、型穴1よりもやや小さな相似形であるため、食品Dの上面に均等に圧力を掛けることができ、食品Dは歪むことなく型穴1から押し出されて載置板5上に落下することになる。全ての食品Dを押出し具Cで型取り板Aの型穴1から押し出したらば、型取り板Aを載置台Bから取り外すと、図5(b)に示すように、載置板5上には型取り板Aの型穴1と同じ形状、同じ大きさの食品Dができ上がっている。
上述したように、載置台上にクッキングシートを置き、その上から型取り板を載置台に載せ、食材を型穴に流し込み、食材を流し込んだ型取り板を載置台から外して冷却し、固化させて食品にし、載置台を裏返して型取り板を脚部の先端に支持させ、押出し具で型取り板の型穴内の食品を押し出せば、手を直接触れることなく衛生的な食品を作ることができる。しかも、載置台を裏返して脚部に型取り板を支持させれば、型取り板を手で持った状態で押し出し具を使用する必要がなく、年少者にも容易に食品を作成することができる。
1 型穴
2 周壁
3 係合部
5 載置板
6 リブ
7 脚部
10 保持部
11 押出し部
A 型取り板
B 載置台
C 押出し具
D 食品
2 周壁
3 係合部
5 載置板
6 リブ
7 脚部
10 保持部
11 押出し部
A 型取り板
B 載置台
C 押出し具
D 食品
Claims (2)
- 少なくとも1つの型穴が形成された型取り板と、該型取り板を載置する載置台とを備えた、以下の要件を備えることを特徴とする、食品成型器。
(イ)上記型取り板は所定の厚さを有するとともに、型穴が上下に貫通して形成されていること
(ロ)上記載置台は上記型取り板を載置する載置板を備え、該載置板の裏面には脚部を設け、該載置台を裏返して脚部の先端に上記型取り板を支持させた時には、該型取り板は上記載置板から所定間隔をおいて支持されること - 前記食品成型器は、前記型取り板の型穴内の食品を押し出す押出し具を備え、該押出し具に前記型取り板の型穴に挿通させて型穴内の食品を押し出す押出し部を設け、該押出し部は挿通方向に直交した断面を前記型穴と相似形にするとともに先端面を平坦に形成した、請求項1記載の食品成型器。
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JP2009002563U JP3151713U (ja) | 2009-04-21 | 2009-04-21 | 食品成型器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104012590A (zh) * | 2014-05-16 | 2014-09-03 | 吴静 | 一种点心加工装置 |
JP2018108061A (ja) * | 2017-01-05 | 2018-07-12 | クラシエフーズ株式会社 | 組合せ菓子 |
JP2022066528A (ja) * | 2017-01-05 | 2022-04-28 | クラシエフーズ株式会社 | 組合せ菓子 |
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2009
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