JP3200484U - 車両用シートカバー - Google Patents

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靖史 濱田
靖史 濱田
真二 小松崎
真二 小松崎
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Abstract

【課題】シート形状の変化やシートベルトバックルの配置に対応して汎用性を高めることができ、シートに対する位置ずれを抑制できる車両用シートカバーを提供する。【解決手段】この車両用シートカバー10は、シートベルトバックル3を有する座板部2と、ヘッドレスト5を設けた背もたれ部4とを備えた車両用シート1を覆い、座板部2の座面2a及び側面2bを覆う座板カバー部20と、ヘッドレスト5を含む背もたれ部4の正面4a及び背面4bを覆う背もたれカバー部30とが、伸縮可能な生地により一体に形成されると共に、位置ずれ抑制用のストッパー部材の装着部27が設けられており、座板カバー部20には、シートベルトバックル3を挿出させるバックル挿出口24が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、車両のフロントシートやリアシートをカバーする、車両用シートカバーに関する。
従来から、車両のフロントシートやリアシートには、シートの汚れや、破損、経年劣化等を防止するために、シートカバーを被覆させることがある。
このようなシートカバーは、シートの座板部及び背もたれ部を別々にカバーするセパレート構造のものや、シートの座板部及び背もたれ部を、一体的にカバーする一体型構造のものがある。
後者の一体型構造のシートカバーとして、例えば、下記特許文献1には、自動車用座席の座部と背もたれ部とを同時に被覆するための一体的なシートカバーであって、座席への装着時に前記座部および背もたれ部の裏側に囲り込むカバー開口部の全周縁部に、伸縮性に富む紐体を縫着したシートカバーが開示されている。
また、シートの背もたれ部の上部には、一般的にヘッドレストが設けられている。このヘッドレストごとシートを覆うカバーとして、下記特許文献2には、あらゆる種類の座席に適用されるカバーであって、シート背もたれ部を覆う袋体とシート枕部を覆う部分とを、下端が解放した一体の袋体とを有し、該袋体は、シート座席部を覆う部分と一体化し、あるいはシート枕部カバーとシート座席部カバーを分離することも可能な袋体とし、袋体の下側の開口部から上側に向けて、シート背もたれ部用袋体の途中まで、開閉可能な切り込みを有する座席用カバーが開示されている。
実公昭62−128471号公報 実開平7−34764号公報
ところで、車両シートの座板部には、シートベルトタングを着脱させるための、シートベルトバックルが設けられている。このシートベルトバックルは、一般的な普通自動車の場合、シートの座板部の、幅方向一側面に配置されている。しかし、いわゆる軽自動車や特定の車種の場合、車内スペース等の都合によって、前記シートベルトバックルが、シートの座板部の幅方向一側面よりも、やや内側に設けられた構造のものもある。
上記特許文献2の座席用カバーでは、シートベルトバックルが、座板部の一側面に配置されている場合には、シートベルトバックルをカバー外周縁からはみ出すようにして、被せることができる。しかしながら、シートベルトバックルが、座板部の一側面よりも内側に設けられた構造に、カバーを被せようとすると、シートベルトバックルがカバーによって覆われてしまうので、シートカバーを利用することができず、汎用性に問題があった。
また、車両用シートカバーは、乗員がシートにもたれながら少し動いた場合や、車両の乗り降りの場合等に、車両シートに対して位置ずれしてしまうことがあった。しかしながら、上記の特許文献1及び特許文献2のカバーにおいては、そのようなシートカバーの位置ずれについては、何ら対策を講じていない。
したがって、本考案の目的は、車種によるシート形状の変化やシートベルトバックルの配置に対応してカバーでき、汎用性を高めることができると共に、シートに対する位置ずれを抑制することができる、車両用シートカバーを提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案は、座板部と、ヘッドレストを設けた背もたれ部とを備えた車両用シートを覆う車両用シートカバーであって、前記座板部の座面及び側面を覆う座板カバー部と、前記ヘッドレストを含む前記背もたれ部の前面及び背面を覆う背もたれカバー部とが、伸縮可能な生地によって一体に形成されており、前記座板カバー部の座面と、前記背もたれカバー部の前面との境界部の裏面側に、前記座板部と前記背もたれ部との隙間に差し込まれる、位置ずれ抑制用のストッパー部材の装着部が設けられており、前記座板カバー及び/又は前記背もたれカバー部には、シートベルトバックルを挿出させるバックル挿出口が設けられていることを特徴とする。
本考案の車両用シートカバーによれば、座板カバー部と背もたれカバー部とが、伸縮可能な生地によって一体に形成されているので、背もたれ部及び座板部を包み込むようにして装着でき、生地の伸縮性によって車両用シートの形状にフィットするため、車種によって車両用シートの形状が多少変わっても適用可能となり、汎用性を高めることができる。また、座板カバー部の座面と、背もたれカバー部の正面との境界部の裏面側に、位置ずれ抑制用のストッパー部材の装着部が設けられているので、ストッパー部材を座板部と背もたれ部との隙間に差し込むことによって、車両用シートカバーが浮き上がることを抑制することができる。更に、シートベルトバックルの挿出口が設けられているので、シートベルトタングの装着が妨げられることがない。
本考案の車両用シートカバーにおいては、前記車両用シートカバーが、左右で分かれたセパレート型の車両用シートに適用されるものであり、前記背もたれカバー部の車両の中央側に位置する一側面には、アームレストを挿出させるアームレスト挿出口がスライドファスナーによって開閉可能に形成されており、前記背もたれカバー部の背面側には、その幅方向一側部から幅方向他側部に至るまで、水平方向に沿って伸びる背面開口部がスライドファスナーによって開閉可能に設けられ、前記座板カバー部の、車両の中央側に位置する側方部に前記バックル挿出口が設けられていることが好ましい。
上記態様によれば、セパレートタイプの車両用シートにアームレストが取付けられている場合でも、アームレスト挿出口からアームレストを挿出させて、車両用シートカバーを装着可能にすることができる。アームレストが取付けられていない車両用シートの場合は、スライドファスナーにより背面開口部を閉じておくことにより、外観を良好にすることができる。また、背面開口部を開くことによって、背もたれ部の背面に設けられたポケットや手すり等を利用可能とすることができる。
本考案の車両用シートカバーにおいては、前記車両用シートカバーが、左右一体型の座板部を有するベンチシート型の車両用シートに適用されるものであり、前記座板カバー部の座面の幅方向中央部であって、前記背もたれカバー部側に位置する部分に、前記バックル挿出口が設けられ、前記背もたれカバー部の背面の車両の外側に位置する部分と、前記背もたれカバー部の車両の外側に位置する側面肩部とに、スライドファスナーによって開閉可能とされた支持部露出口が設けられていることが好ましい。
上記態様によれば、車両用シートの背もたれ部に設けられた支持部を、車両用シートカバーの支持部露出口を通して、車両に設けられた受け部に当接支持させることができる。また、上記支持部が、背もたれ部の背面の車両の外側に位置する部分に設けられている場合でも、背もたれ部の側面肩部に設けられている場合でも、いずれかの支持部露出口を通して、支持部を露出させることができる。
本発明の車両用シートカバーにおいては、前記車両用シートは軽自動車に設置されたものであって、該軽自動車の車両用シートを覆うものであることが好ましい。この態様によれば、様々な種類の軽自動車の車両用シートに、柔軟に対応してカバーすることができ、汎用性に優れた軽自動車シート用のシートカバーを提供することができる。
本考案によれば、座板カバー部と背もたれカバー部とが、伸縮可能な生地で一体形成されているので、車両用シートの形状が多少変わってもフィットするため、汎用性を高めることができ、また、ストッパー部材によって、車両用シートカバーの浮き上がりを抑制でき、更に、シートベルトバックルの挿出口が設けられているので、シートベルトタングの装着が妨げられることがない。
本考案に係る車両用シートカバーの、一実施形態を示す分解斜視図である。 (a)は同シートカバーの一例を示す斜視図、(b)は他の例を示す斜視図である。 同シートカバーを底面側から見た場合の斜視図である。 同シートカバーの位置ずれ抑制構造を示しており、(a)は装着部にストッパー部材を装着する前の状態を示す斜視図、(b)は装着部にストッパー部材を装着した状態を示す斜視図である。 (a)は背もたれ部に背もたれカバー部を所定範囲被せた状態を示す説明図、(b)は背もたれ部に背もたれカバー部を完全に被せ、座板部に座板カバー部を所定範囲被せた状態を示す説明図、(c)はシートにカバーを完全に装着した状態を示す説明図である。 同シートカバーにおいて、シートのポケットを利用する際の状態を示す説明図である。 同シートカバーをリアシートに適用した場合を示しており、(a)はシート背面側の状態を示す説明図、(b)はシートにカバーを装着した状態を示す説明図である。 図7(b)の状態における要部拡大斜視図である。 本考案に係る車両用シートカバーの、他の実施形態を示しており、(a)は背もたれ部に背もたれカバー部を所定範囲被せた状態を示す説明図、(b)は背もたれ部に背もたれカバー部を完全に被せ、座板部に座板カバー部を所定範囲被せた状態を示す説明図、(c)はシートにカバーを完全に装着した状態を示す説明図である。 はカバーを装着したシートを、支持部で支持させる場合の第1態様を示しており、(a)はその説明図、(b)は(a)の要部拡大斜視図である。 (a)はカバーを装着したシートを、支持部で支持させる場合の第2態様を示す、要部拡大斜視図である。 ベンチシート型で、背もたれ部が独立した構造の、リアシートを示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本考案に係る車両用シートカバーの、一実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、この実施形態における車両用シートカバー10(以下、「カバー10」という)及び車両用シートカバー10A(以下、「カバー10A」という)は、車両のフロントシート(運転席、助手席)やリアシート(後部座席)であって、車両の左右で、座板部及び背もたれ部が分かれたセパレート型の車両用シート1,1A(以下、「シート1」,「シート1A」という)(図2(b)参照)に適用されるものである。
また、本発明における車両用シートカバーは、例えば、大型自動車、中型自動車、普通自動車、小型自動車、軽自動車等の車両の、車両用シートとして用いることができるが、特に、軽自動車の車両用シートのシートカバーとして用いることが好ましい。
前記シート1,1Aは、シートベルトバックル3を有する座板部2と、該座板部2の後部側の一側部(車両の前後方向の後方側)から立設した、ヘッドレスト5を有する背もたれ部4とを備えている。なお、右ハンドル車の場合、前記シート1は、運転席側のフロントシートや運転席後ろのリアシートをなし、前記シート1Aは、助手席側のフロントシートや助手席後ろのリアシートをなしており、シートベルトバックル3が車両中央側に配置されるようになっている。
また、シート1,1Aの、車両の中央側の側方部に、図示しないシートベルトタングが着脱可能に装着されるシートベルトバックル3(以下、「バックル3」という)が設けられている。ここでは、座板部2の座面2aの車両後方側であって、車両中央側の側面2bよりも、座面2aの中央寄りの位置から、バックル3が突設されている。更に前記背もたれ部4の、車両中央側の側面4cには、アームレスト6が回動可能に取付けられている。
更に図6に示すように、シート1,1Aの背もたれ部4の背面4bには、雑誌や新聞紙等を収容可能な、上方が開口したポケット7が設けられている。なお、このポケット7以外にも、背もたれ部4の背面側に手すり等が設けられていてもよい。
また、リアシートの背もたれ部4は、座板部2に対して自立して角度調整が可能な場合や、車両に設けた支持構造によって支持される場合もある。後者の支持構造の場合、例えば、図8に示すように、車両50の側壁51にスリット51aが形成され、このスリット51aから枠状の受け部53が突設され、一方、シート1,1Aの背面側の上方寄りの位置であって、車両の側方側に、支持部8,8がそれぞれ設けられた構造をなしている。そして、車両側の受け部53が、シート側の支持部8に挿入されることで、リアシートであるシート1,1Aが支持されるようになっている(図8参照)。
次に、カバー10,10Aについて説明する。図1及び図2に示すように、このカバー10,10Aは、座板部2の座面2a及び側面2bを覆う座板カバー部20と、ヘッドレスト5を含む背もたれ部4の正面4a、背面4b及び側面4cを覆う背もたれカバー部30とが、伸縮可能な生地によって一体に形成されている。
すなわち、図1〜3に示すように、カバー10,10Aは、座板カバー部20の車両後部側の周縁部と、背もたれカバー部30の下方側の周縁部とが、境界部25を介して接続されて一体化されていると共に、座板カバー部20の下方部分のみが開口した形状をなしており(この部分を「下方開口部23」という)、全体として袋状をなしている。
また、背もたれカバー部30の上方には、略台形状をなしたヘッドレストカバー部分34が一体的に設けられており、ヘッドレスト5を被覆可能となっている。
そして、図5(a)〜(c)に示すように、座板カバー部20の下方開口部23から、ヘッドレスト5、背もたれ部4、座板部2に順次被せることで、背もたれ部4及び座板部2を包み込むようにして、カバー10,10Aを装着できるようになっている。
なお、カバー10,10Aの生地の材質は、特に限定はないが、例えば、ポリエステル繊維や、ポリウレタン繊維等の伸縮性を有する繊維で作られた織生地や編み生地等を用いることができる。
また、図3に示すように、座板カバー部20の下方開口部23の周縁部には、ゴムベルト23aが内包されており、シート1,1Aの座板部2の下面側に、座板カバー部20の下方開口部23が密着状態で装着されるようになっている。
更に、図1及び図4に示すように、座板カバー部20の座面21と、背もたれカバー部30の正面31との境界部25の裏面側には、座板部2と背もたれ部4との隙間S(図1参照)に差し込まれる、位置ずれ抑制用のストッパー部材60の、装着部27が設けられている。この実施形態の装着部27は略円筒状をなして、前記境界部25に縫着されており(図4(a)参照)、該装着部27に円筒状のストッパー部材60が挿入されて装着されるようになっている(図4(b)参照)。また、図5(c)に示すように、ストッパー部材60を、座板部2と背もたれ部4との隙間S(図1参照)に差し込むことで、シート1,1Aに対してカバー10,10Aの位置ずれが抑制されるようになっている。
そして、座板カバー部20には、前記バックル3を挿出させるバックル挿出口24が設けられている。
この実施形態では、座板カバー部20の、車両の中央側に位置する側方部に、バックル挿出口24が設けられている。ここでは、座板カバー部20の座面21の車両後方側であって、車両中央側の側面22よりも、座面21の中央寄りの位置に、スリット状のバックル挿出口24が形成されている。
また、このスリット状のバックル挿出口24の周縁に沿って、スライダー及び一対のエレメントからなるスライドファスナーF(いわゆる線ファスナー)が取付けられており、バックル挿出口24が開閉可能となっている。前記スライダーには、取っ手Faが取付けられており、該取っ手Faを把持してスライダーを操作することで、スライドファスナーFを開閉可能となっている。
なお、この実施形態においては、座板カバー部20の、車両中央側に位置する側方部のうち、側面22よりも座面21中央側にバックル挿出口24が設けられているが、座板カバー部20の側面22側にバックル3が設けられている場合には、座板カバー部20の側面22にバックル挿出口24を設けてもよい。すなわち、本考案における「座板カバー部の車両の中央側に位置する側方部」とは、座板カバー部20の座面21の側方又は側面を含む意味である。
また、この実施形態では、座板カバー部20にバックル挿出口24を設けたが、背もたれカバー部30にバックル挿出口を設けたり、或いは、座板カバー部及び背もたれカバー部にバックル挿出口を設けてもよい。更には、上述した複数箇所にバックル挿出口を設けてもよい。
更に図1及び図2に示すように、背もたれカバー部30の車両の中央側に位置する一側面33には、アームレスト6を挿出させる、スリット状のアームレスト挿出口35が上下方向に沿って形成されている。このアームレスト挿出口35の周縁に沿って、スライドファスナーFが取付けられており、アームレスト挿出口35が開閉可能となっている。このスライドファスナーFの取っ手Faは、上方から下方にスライドして閉じるようになっている。
図3及び図6に示すように、背もたれカバー部30の背面側であって、上方寄りの部分には、その幅方向一側部から幅方向他側部に至るまで、水平方向に沿って伸びるスリット状の背面開口部36が形成されている。この背面開口部36の周縁に沿って、スライドファスナーFが取付けられており、背面開口部36が開閉可能となっている。
また、運転席側に配置されるシート1のスライドファスナーFは、車両後方側からシート背面側を見たとき、図7(b)の矢印に示すように、左側から右側にスライドさせたときに閉じるように、背面開口部36の周縁に取付けられている。一方、助手席側のシート1AのスライドファスナーFは、右側から左側にスライドさせたときに閉じるように、背面開口部36の周縁に取付けられている。
そして、スライドファスナーFの取っ手Fa(図8参照)を把持して、図示しないスライダーを操作して、背面開口部36を開くことで、シート1,1Aの背もたれ部4の背面4bに設けたポケット7に、背面開口部36を通じて手を入れることが可能となっている(図6参照)。また、図7(b)及び図8に示すように、車両側に設けた受け部53を、シート側の支持部8に挿入して、該支持部8によって背もたれ部4を支持させた状態で、スライドファスナーFを所定方向にスライドさせることによって、支持部8や受け部53を露出させた状態で、背面開口部36を閉じることが可能となっている。
次に、上記構造からなるカバー10,10Aの使用方法及び作用効果について説明する。
まず、図4(a)に示すように、カバー10,10Aに設けた装着部27に、ストッパー部材60を挿入して、装着部27にストッパー部材60を装着する(図4(b)参照)。また、スライドファスナーFを操作して、バックル挿出口24を開いた状態にしておく。更に、アームレスト6を有するシート1,1Aの場合には、アームレスト挿出口35を開いておく。また、リアシートにシート1,1Aを装着させる場合であって、リアシートが、車両側の受け部53及びシート側の支持部8によって、背もたれ部4が支持される構造の場合には、背面開口部36も開いた状態にしておく。
上記状態で図5(a)に示すように、ゴムベルト23aの弾発力に抗して、カバー10,10Aの座板カバー部20の下方開口部23を広げて、同下方開口部23からヘッドレスト5及び背もたれ部4に被せていき、ヘッドレストカバー部分34をヘッドレスト5に被せる。その後、アームレスト6を有するシート1,1Aの場合には、アームレスト6をアームレスト挿出口35から挿出させる。また、シート側に支持部8を有する構造の場合には、背面開口部36から支持部8を挿出させる。
その後、図5(b)に示すように、座板部2と背もたれ部4との隙間S(図1参照)にストッパー部材60を差し込むと共に、座板カバー部20を座板部2に被せつつ、バックル挿出口24からバックル3を挿出させ、その後、座板カバー部20の下方開口部23が、シート1,1Aの座板部2の下面側に配置されるまで、カバー10,10Aを被せる。その後、バックル挿出口24、アームレスト挿出口35、背面開口部36を、スライドファスナーFで適宜閉じることで、図2、図5(c)及び図7(b)に示すように、背もたれ部4及び座板部2を包み込むようにして、カバー10,10Aをシート1,1Aに装着することができる。
そして、このカバー10,10Aによれば、座板カバー部20と背もたれカバー部30とが、伸縮可能な生地によって一体に形成されていることから、背もたれ部4及び座板部2を包み込むようにして装着でき、生地の伸縮性によってシート1,1Aの形状にフィットするので、車種の相違や、フロントシート又はリアシートの適用箇所の相違によって、シート1,1Aの形状が多少変わっても適用可能となり、汎用性を高めることができる。
特に、軽自動車用の汎用シートカバーとして、好適に利用することができる。すなわち、シート1,1Aが、軽自動車用の車両用シートとしても用いられている場合、このカバー10,10Aにおいては、様々な種類の軽自動車の車両用シートに、柔軟に対応して、座板部2や背もたれ部4を確実にカバーすることができ、汎用性に優れた軽自動車シート用のシートカバーを提供することができる。また、軽自動車の車両用シートについては、フロントシート(運転席シート及び助手席シート)や、セパレートタイプのリアシート(後部シート)のいずれにも、上記カバー10,10Aを用いることができ、ユーザーが、フロントシート用のカバーやリアシート用のカバーを買い分ける必要がなく、汎用性が極めてよい。
また、図4に示すように、座板カバー部20の座面21と背もたれカバー部30の正面31との境界部25の裏面側に、位置ずれ抑制用のストッパー部材60の装着部27が設けられているので、該装着部27に装着したストッパー部材60を、座板部2と背もたれ部4との隙間S(図1参照)に差し込むことによって、カバー10,10Aがシート1,1Aの外周面から浮き上がることを抑制することができる。
更に、座板カバー部20及び/又は背もたれカバー部30には、バックル3を挿出させるための、バックル挿出口24が設けられているので、図2に示すように、バックル3がカバー10,10Aにより覆われないように、カバー外面側にバックル3を露出させることができ、その結果、図示しないシートベルトタングの装着が妨げられることがない。
また、この実施形態においては、背もたれカバー部30の車両中央側の一側面22には、アームレスト挿出口35がスライドファスナーFによって開閉可能に形成されているので、セパレートタイプのシート1,1Aにアームレスト6が取付けられている場合でも、アームレスト挿出口35からアームレスト6を挿出させて、カバー10,10Aを装着することができる(図2参照)。なお、アームレスト6が取付けられていないシートの場合には、スライドファスナーFを操作してアームレスト挿出口35を閉じておくことにより、見栄えや外観を良好にすることができる。
更に図3及び図6に示すように、背もたれカバー部30の背面側には、その幅方向一側部から幅方向他側部に至るまで、水平方向に沿って伸びる背面開口部36がスライドファスナーによって開閉可能に設けられているので、スライドファスナーFを操作して、背面開口部36を開くことによって、背もたれ部4の背面に設けられたポケット7や手すり等を利用することができる。
また、図7及び図8に示すように、リアシートの背もたれ部4が、車両側に設けた受け部53及びシート側に設けた支持部8によって支持される構造である場合には、スライドファスナーFを所定方向にスライドさせることで、受け部53や支持部8を露出させた状態で、背面開口部36を閉じることができ、見栄えや外観を良好にすることができる。
図9〜12には、本考案に係る車両用シートカバーの、他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には、同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態における車両用シートカバー10B(以下、「カバー10B」という)は、図9及び図12に示されるような、車両のリアシートであって、左右一体型の座板部2Bを有するベンチシート型の車両用シート1B,1C(以下、「シート1B」,「シート1C」という)に適用されるものである。
図9及び図10に示すシート1Bは、座板部2Bが車両の左右方向に長く伸びる左右一体型の形状をなしており、また、背もたれ部4Bも、車両の左右方向に長く伸びる左右一体型の形状をなしている。この背もたれ部4Bの上方には、一対のヘッドレスト5,5が所定間隔をあけてそれぞれ設けられている。一方、図12に示すシート1Cは、座板部2Bが左右一体型である点はシート1Bと共通しているが、背もたれ部4,4が、車両の左右にそれぞれ独立して設けられた構造をなしている。
そして、カバー10Bは、図9(c)に示すように、前記シート1B,1Cの座板部2Bを被覆可能なように、車両の左右方向に長く伸びる長尺状の座板カバー部20Bと、シート1Bの、左右一体型の背もたれ部4Bを被覆するため、又は、シート1Cの、独立構造の左右一対の背もたれ部4,4を同時に被覆するため、車両の左右方向に長く伸びる長尺状の背もたれカバー部30Bとを備えている。
また、背もたれカバー部30Bの上方には、一対のヘッドレストカバー部分34,34が一体的に設けられており、該一対のヘッドレストカバー部分34,34によって、シート1Bの背もたれ部4の一対のヘッドレスト5,5、又は、シート1Cの一対の背もたれ部4,4の各ヘッドレスト5,5を、被覆可能となっている。
更に、前記座板カバー部20Bの、座面21の幅方向中央部であって、前記背もたれカバー部30B側に位置する部分に、矩形の切欠き状をなしたバックル挿出口24Bが設けられている(図9(c)参照)。
ところで、ベンチシート型のリアシートの場合、背もたれ部の支持構造が、図10に示すように、車両50の側壁51のスリット51aから突設した枠状の受け部53と、シート背面側の上方寄りの位置であって、車両の外側に設けた支持部8とからなる、前記実施形態と同様の支持構造と、図11に示すように、背もたれ部の側面上部から突出したピン状の支持部9と、車両50の側壁51に取付けられた複数の切欠き53a,53aを有する受け部53Bとからなる支持構造とがある。
この2つの支持構造に対応して、図10に示すように、背もたれカバー部30Bの背面の、車両の外側に位置する部分38(以下、「背面外側部分38」という)と、図11に示すように、背もたれカバー部30Bの、車両の外側に位置する側面肩部39とに、スライドファスナーFによって開閉可能とされた支持部露出口40,41がそれぞれ設けられている。
すなわち、図10に示すように、背もたれカバー部30Bの背面側の上方寄り部分であって、その長手方向両側部に前記背面外側部分38,38が形成されており、該背面外側部分38,38に、水平方向に沿って伸びるスリット状の支持部露出口40,40が、スライドファスナーFを介して開閉可能にそれぞれ形成されており、該支持部露出口40,40から前記支持部8,8が露出されるようになっている。
一方、図11に示すように、背もたれカバー部30Bの車両外側の両側面33,33であって、ヘッドレストカバー部分34の側方部分に、前記側面肩部39,39が形成されており(便宜上、一方の側部は省略する、以下の説明においても同様)、この側面肩部39,39に、スリット状の支持部露出口41,41が、スライドファスナーFを介して開閉可能にそれぞれ形成されており、該支持部露出口41,41から、ピン状の支持部9,9が挿出されて露出するようになっている。
そして、この実施形態のカバー10Bにおいては、ベンチシート型のリアシートであれば、左右一体型の背もたれ部4B(図9参照)を有するシート1Bや、独立構造の左右一対の背もたれ部4,4(図12参照)を有するシート1Cであっても、図10(a)に示すように、背もたれカバー部30B及び座板カバー部20Bによって、背もたれ部4及び座板部2を包み込むようにして装着できる。
そして、図10(b)に示すように、シート背もたれ部に設けられた支持部8を、カバー10Bの支持部露出口40を通して、車両側に設けられた受け部53に当接支持させることができ、また、図11に示すように、シート背もたれ部に設けられた支持部9を、カバー10Bの支持部露出口41を通して、車両側に設けられた受け部53Bの所定の切欠き53aに当接支持させることができる。このように、支持部8が、背もたれ部4B,4の背面外側部分38に設けられている場合でも、支持部9が、背もたれ部4B,4の側面肩部39に設けられている場合であっても、支持部露出口40,41を通して、支持部8,9を露出させることができ、ベンチシート型のリアシートの形状の変化に応じて、カバー10Bを被せることができ、汎用性を高めることができる。また、バックル挿出口24Bを通して、シートベルトのタングをバックル3に取付けることができる。
また、この実施形態のカバー10Bは、リアシートが二人掛けのベンチシートタイプとされた軽自動車用の車両用シートカバーとして、様々な種類の軽自動車の車両用シートに柔軟に対応して利用することができ、上記のように、左右一体型の背もたれ部4Bを有するシート1Bや、独立構造の左右一対の背もたれ部4,4を有するシート1C、或いは、枠状の受け部53及び支持部8からなる支持構造を有するシートや、ピン状の支持部9及び受け部53Bからなる支持構造を有するシートの、いずれのシートであっても、確実にカバーすることができ、汎用性に優れている。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本考案の範囲に含まれる。
1,1A,1B,1C 車両用シート(シート)
2,2B 座板部
2a 座面
2b,2c 側面
3 シートベルトバックル(バックル)
4,4B 背もたれ部
4a 正面
4b 背面
4c 側面
5 ヘッドレスト
6 アームレスト
7 ポケット
8,9 支持部
10,10A,10B 車両用シートカバー(カバー)
20,20B 座板カバー部
21 座面
22 側面
23 下方開口部
23a ゴムベルト
24,24B バックル挿出口
25 境界部
27 装着部
30,30B カバー部
31 正面
33 側面
34 ヘッドレストカバー部分
35 アームレスト挿出口
36 背面開口部
38 背もたれカバー部の背面の、車両の外側に位置する部分38(背面外側部分)
39 側面肩部
40,41 支持部露出口
50 車両
51 側壁
51a スリット
53,53B 受け部
53a 切欠き
60 ストッパー部材
F スライドファスナー
Fa 取っ手
S 隙間

Claims (4)

  1. シートベルトバックルを有することのある座板部と、ヘッドレストを設けた背もたれ部とを備えた車両用シートを覆う車両用シートカバーであって、
    前記座板部の座面及び側面を覆う座板カバー部と、前記ヘッドレストを含む前記背もたれ部の正面及び背面を覆う背もたれカバー部とが、伸縮可能な生地によって一体に形成されており、
    前記座板カバー部の座面と、前記背もたれカバー部の正面との境界部の裏面側に、前記座板部と前記背もたれ部との隙間に差し込まれる、位置ずれ抑制用のストッパー部材の装着部が設けられており、
    前記座板カバー部及び/又は前記背もたれカバー部には、前記シートベルトバックルを挿出させるバックル挿出口が設けられていることを特徴とする車両用シートカバー。
  2. 前記車両用シートカバーが、左右で分かれたセパレート型の車両用シートに適用されるものであり、
    前記背もたれカバー部の車両の中央側に位置する一側面には、アームレストを挿出させるアームレスト挿出口がスライドファスナーによって開閉可能に形成されており、
    前記背もたれカバー部の背面側には、その幅方向一側部から幅方向他側部に至るまで、水平方向に沿って伸びる背面開口部がスライドファスナーによって開閉可能に設けられ、
    前記座板カバー部の車両の中央側に位置する側方部に前記バックル挿出口が設けられている、請求項1記載の車両用シートカバー。
  3. 前記車両用シートカバーが、左右一体型の座板部を有するベンチシート型の車両用シートに適用されるものであり、
    前記座板カバー部の座面の幅方向中央部であって、前記背もたれカバー部側に位置する部分に、前記バックル挿出口が設けられ、
    前記背もたれカバー部の背面の車両の外側に位置する部分と、前記背もたれカバー部の車両の外側に位置する側面肩部とに、スライドファスナーによって開閉可能とされた支持部露出口が設けられている、請求項1記載の車両用シートカバー。
  4. 前記車両用シートは軽自動車に設置されたものであって、該軽自動車の車両用シートを覆うものである請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用シートカバー。
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