JP3200307U - 鯛焼き様食品 - Google Patents

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【課題】美味しいお好み焼きの味覚を備え、手軽でスナック感覚で食することができる鯛焼き様食品を提供する。【解決手段】鯛焼き様食品1は、生地を焼成して生成された上下の皮10の間に具材15とソース13、マヨネーズ14からなる調味料が挟まれた構造からなり、生地を焼成して生成された上下の皮10と調味料や具材15の間が上下積層される加工肉材12で隔絶され、焼成される。【選択図】図7

Description

本考案は、外観上略鯛焼きの形状からなり、お好み焼きのような味覚を備えた鯛焼き様食品に関する。
一般に鯛焼きは、小麦粉、液卵等を水で溶き、生成した生地を、上下2分割された上側の皮を焼く上焼き型と下側の皮を焼く下焼き型間で挟む状態で焼成する鯛焼き具により焼成するものとされ、該鯛焼き具は上焼き型と下焼き型をヒンジ等で結合された開閉式のものとされる(下記特許文献1参照)。鯛焼き具による鯛焼きの焼成は、通常先ず下焼き型を加熱装置上にセットした状態で該下焼き型内に生地を流し入れて下側の皮を半生状態程度になるまで焼き、次に下焼き型と上焼き型を反転させる状態で上焼き型を加熱装置上にセットし、該上焼き型内に生地を流し入れて上側の皮を同じく半生状態程度になるまで焼くこととする。その後半生状態に焼かれた上側の皮と下側の皮の間に小豆餡を充填し、対となる開閉式の上焼き型と下焼き型を閉じ、上下の生地間で小豆餡を挟むようにして加熱装置上で鯛焼き具の上焼き型と下焼き型間で生地の全体に火が通るように生地を半生状態から焼き上げ状態になるまで焼成する。そして所定時間加熱した状態で再び閉じていた下焼き型と上焼き型を開くようにし、焼き上げられた上下の皮間に小豆餡が挟まれた鯛焼きを取り出すことが可能となる。
実用新案登録第3178704号公報
ところで鯛焼きは、中に挟まれる餡として小豆餡ばかりでなく、最近ではチョコレート、カスタードクリームなど多岐なバリエーションのものが存在し、本願の出願人においては、生地の中に肉、キャベツなどの具材やソース、マヨネーズなどの調味料を入れたお好み焼き味の鯛焼きが焼成できないか試行錯誤を行ったところである。というのは、通常イートインスペースや露天店舗でお好み焼きをスナックとして提供する外食店においては、焼成されたお好み焼きを紙皿やプラスチックパック等の包装材の上に載せた状態で提供され、包装材上に載せられたお好み焼き上にはソースやマヨネーズが塗られた状態とされていた。そして、提供を受けた客においては、包装材上に載せられたお好み焼きを箸で切り分け、片手で皿を持ち、もう片方の手で箸を持って食するようにしていため、片手でスナック感覚で食べる鯛焼きに比べて気軽さに欠けるものとされた。これに対し、生地の中に肉、キャベツなど具材やソースを入れたお好み焼き味の鯛焼きにおいては、紙袋などでくるんだ状態で食することができるため、箸などで切り分ける必要もなく片手で気軽にホットドックのようにして食べることができる利点があるからである。また、こうして焼成されるお好み焼き味の鯛焼きにおいては、ソース等の調味料は外側に塗られた状態でなく、皮の中に内包されるため、例えば楊枝で刺したたこ焼きのように、食べる時にソースが服などに付着しないよう心配することもなく、歩きながらでも食することができ、気軽にスナック感覚で味わうことができる利点がある。
しかし、従来の小豆餡を中に入れた鯛焼きの製造法と同じようにして、鯛焼き具の下焼き型を加熱装置上にセットした状態で該下焼き型内に生地を流し入れて下側の皮を焼き、次に下焼き型と上焼き型を反転させる状態で上焼き型を加熱装置上にセットし、該上焼き型内に生地を流し入れて上側の皮を焼いた後に上側の皮と下側の皮の間にキャベツ、肉などの具材やソース、マヨネーズなどを充填して開閉式の上焼き型と下焼き型を閉じ、上下の生地間で具材や調味料を挟むようにして加熱装置上で生地を焼成した場合、数々の不具合が発生した。例えば、ソースなどの調味料が液体であるため、生地にソースが溶け出し、焼成された鯛焼きにおいてソースの味がしなかったり、ソースの味が弱いといった不具合が生じた。またソースやマヨネーズが焼成している間に皮から吐出し、焼成された鯛焼きにおいて焦げが発生する場合もあった。またキャベツ等の具材の分量が多いと、具材が生焼けになってしまい、均一で美味しいお好み焼き味の鯛焼きが焼成できない不具合が生じた。
本考案は、さまざまな試行錯誤の後、一定の構造の下に、美味しいお好み焼きの味覚を備えた鯛焼き様食品を完成させたところであり、手軽でスナック感覚で食することができる鯛焼き様食品の提供を目的としたものである。
上記目的を達成するため、本考案の請求項1は、上下2分割され、上側の皮を焼く上焼き型と下側の皮を焼く下焼き型をヒンジを中心に開閉可能に結合してなる鯛焼き具にあって、該鯛焼き具をヒンジを中心に上焼き型と下焼き型を開いた状態において、上焼き型と下焼き型のそれぞれに小麦粉、液卵を主材とし、これら主材を水で溶いて生成した生地を供給し、供給された生地の間に少なくともキャベツ、あげ玉からなる具材と少なくともソース、マヨネーズからなる調味料を充填し、これら具材と調味料を挟む状態で鯛焼き具の上焼き型と下焼き型とを合わせるように閉じ、鯛焼き具を加熱装置上で加熱することにより、生地を焼成し、生地を焼成して生成された上下の皮の間に具材と調味料が挟まれた構造からなり、全体略鯛焼き形状の鯛焼き様食品において、上焼き型あるいは下焼き型に供給される生地上にハムあるいはベーコンからなる薄肉面状の加工肉材を供給し、さらにその上部に調味料を充填して少なくともキャベツ、あげ玉からなる具材を供給し、これら具材と調味料を挟む状態で鯛焼き具の上焼き型と下焼き型とを合わせるように閉じ、焼成する生地と調味料との間を薄肉面状の加工肉材で隔絶し、焼成したことを特徴とするものである。
また本考案の請求項2は、前記加工肉材を、上焼き型供給される生地と下焼き型に供給される生地の間に挟まれる状態で充填される具材と調味料の間にそれぞれ積層されるように供給し、焼成する生地と具材および調味料との間を該加工肉材で隔絶し、焼成するようにしたものである。
また本考案の請求項3は、上焼き型あるいは下焼き型に供給される生地の面積に対し、その上部に供給される加工肉材の面積を30パーセント以上としたものである。
さらに本考案の請求項4は、具材をキャベツ、あげ玉の他、刻みショウガ、青のりを含んでなるようにしたものである。
本考案に係る鯛焼き様食品によれば、上焼き型あるいは下焼き型に供給される生地上にハムあるいはベーコンからなる薄肉面状の加工肉材を供給し、さらにその上部に調味料を充填して少なくともキャベツ、あげ玉からなる具材を供給し、これら具材と調味料を挟む状態で鯛焼き具の上焼き型と下焼き型とを合わせるように閉じ、焼成する生地と調味料との間が加工肉材で隔絶される状態で焼成されるため、液体からなるソースや油脂からなるマヨネーズが生地に溶け出すなどの不具合が生じることなく、ソース味、マヨネーズ味を有する美味しいお好み焼き味がする鯛焼き様食品を提供することができる。しかもこうして焼成される鯛焼き様食品は、ソース等の調味料は外側に塗られた状態でなく、皮の中に内包されるため、食べる時にソースが服などに付着しないよう心配することもなく、歩きながらでも食することができ、気軽にスナック感覚で味わうことができるという効果もある。
本考案の実施形態に係る鯛焼き様食品を焼成するための鯛焼き具を示す斜視図である。 鯛焼き具において、下焼き型を下にする状態で上焼き型と下焼き型を合わせた状態を示す正面図である。 鯛焼き具において、上焼き型を下にする状態で上焼き型と下焼き型を合わせた状態を示す正面図である。 上焼き型と下焼き型を、ヒンジを中心に開いた状態を示す図1のIV−IV線に沿う断面図である。 鯛焼き具の一部を拡大して示す平面図である。 焼成された鯛焼き様食品を示す平面図である。 図6のVII−VII線に沿う断面図である。 上焼き型と下焼き型のそれぞれに生地を供給する状態を示す図4に対応する断面図である。 上焼き型と下焼き型のそれぞれに生地を供給した状態を示す図5に対応する平面図である。 下焼き型に供給された生地の上部に薄肉面状の加工肉材を供給し、さらにその上部に調味料を充填した状態を示す図4に対応する断面図である。 下焼き型に供給された生地の上部に薄肉面状の加工肉材を供給し、さらにその上部に調味料を充填した状態を示す図5に対応する平面図である。 下焼き型に供給された生地の上部に薄肉面状の加工肉材、調味料を供給し、その上部にキャベツやあげ玉からなる具材を供給して、さらにその上方に加工肉材を供給した状態を示す図4に対応する断面図である。 下焼き型に供給された生地の上部に薄肉面状の加工肉材、調味料を供給し、その上部にキャベツやあげ玉からなる具材を供給して、さらにその上方に加工肉材を供給した状態を示す図5に対応する平面図である。 上焼き型と下焼き型とを合わせるように閉じ、下焼き型に供給された生地と上焼き型に供給された生地を間に供給された加工肉材、具材等と共に焼成する状態を示す断面図である。
以下、本考案の実施形態を図1ないし図14に基づいて説明する。実施形態に係る鯛焼き様食品1は、図7に示すように全体の形状が従来の小倉餡入りの鯛焼きと同様な形状、大きさからなり、実施形態では長さLが16cm程度、幅Wが9センチメートル程度の大きさとされ(図6参照)、表裏それぞれの面積は130〜150cm程度の大きさに焼成される。また、実施形態に係る鯛焼き様食品1の重量は、138g程度とされる。また図7に示す厚みは、2.6cm〜2.8cm程度とされ、従来の小倉餡入りの鯛焼きより肉厚とされる。
この鯛焼き様食品1は、お好み焼きのような味覚を備えたものであり、上下表面の皮間の内部に、キャベツやあげ玉からなる具材やソース、マヨネーズなどの調味料を被包した構造をなし、図1に示す鯛焼き具2により焼成可能とされる。
鯛焼き具2は、上下2分割され、上側の皮を焼く上焼き型体3と下側の皮を焼く下焼き型体4を、図1の矢印θ方向に示すようにヒンジ5を中心に開閉可能に結合してなる。実施形態において鯛焼き具2は、図1の奥行き方向(Y方向)において上焼き型体3上に凹状からなる複数の上焼き型6を備える。同様に、鯛焼き具2は、図1の奥行き方向(Y方向)において下焼き型体4上に凹状からなる複数の下焼き型7を備える。上焼き型体3と下焼き型体4のそれぞれは、奥行き方向(図1のY方向)における手前側に備えられるハンドル8を保持し、上焼き型体3と下焼き型体4とを図2および図3に示すように相互に合わせるように閉じることで、左右方向(図1のX方向)において上焼き型体3と下焼き型体4のそれぞれの上部に対向して備えてなる凹状の上焼き型6と下焼き型7同士を相互に合わせることを可能としている。
鯛焼き具2は、上焼き型体3と下焼き型体4の下方部分において、加熱ガスコンロあるいは電気コンロ等からなる加熱装置9を備えてなり、鯛焼き具2の全体を下方より加熱するようにしている。すなわち鯛焼き具2は、上焼き型体3と下焼き型体4を図1に示すようにヒンジ5を中心に開いた状態においては、各上焼き型体3と下焼き型体4の全体を下方より加熱可能とし、図2に示すように下焼き型体4を下方にし、上焼き型体3を上方にした状態で各型体3,4を合わせるように閉じた状態においては、主として下焼き型体4を加熱装置9により下方より加熱可能とし、これにより相互に合わせるようにして合体された各上焼き型6と下焼き型7内をそれぞれに加熱することができる。これに対し、図3に示すように上焼き型体3を下方にし、下焼き型体4を上方にした状態で各型体3,4を合わせるように閉じた状態においては、主として上焼き型体4を加熱装置9により下方より加熱可能とし、これにより相互に合わせるようにして合体された各上焼き型6と下焼き型7内をそれぞれに加熱することができる。
このようにして構成される鯛焼き具2を用い、図6および図7に示すような実施形態に係るお好み焼きのような味覚を備えた鯛焼き様食品1を製造する場合、次の順序で実施する。
先ず、鯛焼き具2の上焼き型体3と下焼き型体4を図1に示すように開いた状態(図4および図5に示す状態)において、上焼き型体3と下焼き型体4上の各上焼き型6と下焼き型7内に図8に示すように生地10を供給する。ここで各上焼き型6と下焼き型7内には予め油脂を塗る場合もあるが、実施形態の場合、各上焼き型6と下焼き型7はテフロン(登録商標)加工等の処理がなされているため、あえて油脂を塗布することを必要としない。各上焼き型6と下焼き型7内に供給される生地10は、小麦粉、液卵を主材とし、これら主材を水で溶いて生成され、また若干量の蜂蜜も混入させてなる。生地10は、供給器11を用い、各上焼き型6と下焼き型7内に所定量供給され、実施形態では左右対向する各上焼き型6と下焼き型7において、下焼き型7内に42g前後、上焼き型6内に26g前後供給させるようにしている。
図8やおよび図9に示すように、各上焼き型6と下焼き型7内に生地10が供給された状態において、図8に示すように生焼け状態にある生地10の上部に薄肉面状の加工肉材12を供給する。加工肉材12としては、矩形状からなるハムやベーコンが用いられ、実施形態では予め所定の大きさにスライスされたショルダーベーコンが用いられる。すなわち、加工肉材12は、図11に示すように下焼き型7内に供給された生地10の長さL(11〜13cm程度)、幅W(6〜8cm程度)に対し、その内部に収まる長さL1(8cm)、幅W1(4cm)程度の大きさとされ、全体の重量が6g程度の重さとされる。ここで下焼き型7内に供給される生地10の面積に対し、加工肉材の面積は30パーセント以上が最適とされる。
下焼き型7の生地10上に供給された加工肉材12の上部には、先ず調味料としてのソース13が供給され、さらにマヨネーズ14も供給される。ソース13とマヨネーズ14のそれぞれは、加工肉材12の上部領域内に収まるように塗布して供給充填され(図10参照)、その幅W2は2cm程度とされる(図11参照)。また、ソース13の供給量は10g程度、マヨネーズ14の供給量は15g程度とされる。
こうして、各下焼き型7の生地10上に供給された加工肉材12の上部にソース13とマヨネーズ14からなる調味料が供給された状態において、調味料が供給された加工肉材12上に、キャベツ、あげ玉、刻みショウガからなる具材15を供給し(図12、図13参照)、さらにその上部に加工肉材12を供給するようにしている。ここで供給される加工肉材12も図11の場合と同様に、下焼き型7内に供給された生地10の長さL(11〜13cm程度)、幅W(6〜8cm程度)に対し、その内部に収まる長さL1(8cm)、幅W1(4cm)程度の大きさとされ、全体の重量が6g程度の重さとされる(図13参照)。各下焼き型7に供給される具材15は、千切りキャベツ33g程度、あげ玉3g程度、刻みショウガ3g程度で構成される。また具材15には若干の青のりを混入させてもよい。
このようにして、下焼き型体4の各下焼き型7の生地10上に加工肉材12が供給され、さらにその上部に調味料(ソース13、マヨネーズ14)、具材15さらにその上部加工肉材12が供給された状態において、ハンドル8を保持し、図12のθ1に示すように上焼き型体3と下焼き型体4を合わせるように閉じ、図14に示すように転回され、各上焼き型6内に供給された生地10を、下焼き型7内の生地10上に供給された加工肉材12、調味料(ソース13、マヨネーズ14)、具材15、加工肉材12に対して被せるように合体させることが可能となる。
上焼き型体3と下焼き型体4を合わせるように合体させ、図14に示すように上焼き型体3を加熱装置9により下方より加熱させ、図8、図10、図12に示す生地10、加工肉材12、調味料、具材15の供給時において半生状態にあった上焼き型6内、下焼き型7内に供給された各生地10が焼き上げられ、生地10を焼成して生成された上下の皮の間に具材15と調味料が挟まれた構造からなり、全体略鯛焼き形状の鯛焼き様食品1を製造することが可能となる。ここで、皮の焼成時間は、図2に示す下焼き型体4を加熱装置9により下方より加熱する時間が5分程度、図3に示す上焼き型体3を加熱装置9により下方より加熱する時間が5分程度とされる。また、加熱装置9による鯛焼き具2の加熱温度は、170℃程度とされる。
焼成された鯛焼き様食品1は、図1に示すように上焼き型体3と下焼き型体4を開くようにして各上焼き型6、下焼き型7間から取り出され、図6に示すようにして製造される。製造された鯛焼き様食品1は、下焼き型7上の生地10上に薄肉面状の加工肉材12、調味料や具材15、加工肉材12を供給し、さらにその上部に上焼き型6に供給された生地10を被せて具材15や調味料を上下積層される加工肉材12で挟む状態で、いわば調味料や具材15を蒸し焼き状態で焼成されることになる。この際、焼成する生地10とソース13、マヨネーズ14からなる調味料は薄肉面状の加工肉材12で隔絶され、焼成されるため、生地10に対して液状のソース13や油脂分からなるマヨネーズ14が溶出して混ざることがない。この結果、液体からなるソース13や油脂からなるマヨネーズ14が生地10に溶け出すなどの不具合が生じることなく、ソース味、マヨネーズ味を有する美味しいお好み焼き味がする鯛焼き様食品1を提供することができる。しかもこうして焼成される鯛焼き様食品1は、ソース等の調味料は外側に塗られた状態でなく、皮の中に内包されるため、食べる時にソースが服などに付着しないよう心配することもなく、歩きながらでも食することができ、気軽にスナック感覚で味わうことができる。
なお、上記実施形態では、下焼き型体4の各下焼き型7上に生地10を供給し、その上部に加工肉材12、調味料(ソース13、マヨネーズ14)、具材15、加工肉材12を供給し、上焼き型体3を下焼き型体4に合わせるように転回させて閉じ、鯛焼き様食品1を焼成するようにしているが、上焼き型体3の各上焼き型6上に生地10を供給し、その上部に加工肉材12、調味料(ソース13、マヨネーズ14)、具材15、加工肉材12を供給し、下焼き型体4を上焼き型体3に合わせるように転回させて閉じ、鯛焼き様食品1を焼成するようにしてもよい。さらに、上記実施形態では、下焼き型体4の各下焼き型7上に生地10を供給し、その上部に加工肉材12、調味料(ソース13、マヨネーズ14)、具材15、加工肉材12を供給し、上焼き型体3を下焼き型体4に合わせるように転回させて閉じ、鯛焼き様食品1を焼成するようにしているが、加工肉材12は下焼き型7上に供給される生地10とその上部に供給される調味料(ソース13、マヨネーズ14)、具材15の間に挟まれる状態で供給し、充填される調味料(ソース13、マヨネーズ14)、具材15のみを隔絶するよう積層させ、上焼き型体3に供給される生地10と具材15の間において加工肉材12を供給しないこととしても良い。これは、専ら調味料(ソース13、マヨネーズ14)が下焼き型7上に供給される生地10上部の加工肉材12上に供給され、さらにその上部に具材15が供給されるためであり、調味料(ソース13、マヨネーズ14)が焼成中に上焼き型体3に供給される生地10側に溶け出すことがないためである。ただ、前記実施形態に示すように、上焼き型供給される生地10と下焼き型に供給される生地10の間に挟まれる状態で充填される具材15と調味料(ソース13、マヨネーズ14)の間にそれぞれ加工肉材12上を積層させるように供給し、焼成する生地10と具材15および調味料(ソース13、マヨネーズ14)との間を該加工肉材12で隔絶するのが最適とされる。
本考案は、フードコート、レジャーランド、広場などにおいてスナック感覚で気軽に食べることができる鯛焼き様食品を提起することができる。
1 鯛焼き様食品
2 鯛焼き具
3 上焼き型体
4 下焼き型体
5 ヒンジ
6 上焼き型
7 下焼き型
8 ハンドル
9 加熱装置
10 生地
11 供給器
12 加工肉材
13 ソース
14 マヨネーズ
15 具材

Claims (4)

  1. 上下2分割され、上側の皮を焼く上焼き型と下側の皮を焼く下焼き型をヒンジを中心に開閉可能に結合してなる鯛焼き具にあって、該鯛焼き具をヒンジを中心に上焼き型と下焼き型を開いた状態において、上焼き型と下焼き型のそれぞれに小麦粉、液卵を主材とし、これら主材を水で溶いて生成した生地を供給し、供給された生地の間に少なくともキャベツ、あげ玉からなる具材と少なくともソース、マヨネーズからなる調味料を充填し、これら具材と調味料を挟む状態で鯛焼き具の上焼き型と下焼き型とを合わせるように閉じ、鯛焼き具を加熱装置上で加熱することにより、生地を焼成し、生地を焼成して生成された上下の皮の間に具材と調味料が挟まれた構造からなり、全体略鯛焼き形状の鯛焼き様食品において、
    上焼き型あるいは下焼き型に供給される生地上にハムあるいはベーコンからなる薄肉面状の加工肉材を供給し、さらにその上部に調味料を充填して少なくともキャベツ、あげ玉からなる具材を供給し、これら具材と調味料を挟む状態で鯛焼き具の上焼き型と下焼き型とを合わせるように閉じ、焼成する生地と調味料との間を薄肉面状の加工肉材で隔絶し、焼成したことを特徴とする鯛焼き様食品。
  2. 前記加工肉材は、上焼き型供給される生地と下焼き型に供給される生地の間に挟まれる状態で充填される具材と調味料の間にそれぞれ積層されるように供給され、焼成する生地と具材および調味料との間を該加工肉材で隔絶し、焼成してなる請求項1に記載の鯛焼き様食品。
  3. 上焼き型あるいは下焼き型に供給される生地の面積に対し、その上部に供給される加工肉材の面積が30パーセント以上である請求項1または請求項2のいずれかに記載の鯛焼き様食品。
  4. 具材は、キャベツ、あげ玉の他、刻みショウガ、青のりを含んでなる請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の鯛焼き様食品。
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