JP7083224B1 - パン等薄層帯状切り出し装置、その薄層帯状パン等を、素材のベースとした食品の製作方法、およびその販売店のビジネスモデル - Google Patents

パン等薄層帯状切り出し装置、その薄層帯状パン等を、素材のベースとした食品の製作方法、およびその販売店のビジネスモデル Download PDF

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Abstract

【課題】食材Aを食材Bで包むなどして、ひとまとめにしたものをコンテナ食ABと、ここでは仮に呼ぶとして、食パン(食材B)で食材Aを包むハンバーガー、ランチパックなどは、コンテナ食ABとする。通常のランチパックなどでは、食パンを素材としているため、大きさの制限があった。【解決手段】食パン等をスライスなどし、帯状につながった食材Bを成形し、これをロールにするなどして、ひとまとめにする。次に、その食材Bで、様々な食材Aを巻く、食材Aを上に載せるなどして一体化することで、ひとまとめになったコンテナ食ABを得ることができる。食材A、食材Bともに加熱などの加工が可能であるので、さまざまな形状の食品にすることができる。【選択図】 図3

Description

この発明は、現在、日本ではランチパックと一般に呼ばれている食品に、ある程度類似した食品に関するものであり、
(1)パン素材の焼成装置、パン等の薄層帯状切出装置、その巻取装置による加工方法。
(2)これらの装置から切り出された、一辺が長い帯状になったパン素材等から必要な長さの生地を切り出し、各種食品を包む、巻くことによって、各種コンテナ食品(概念は後述)を作り出す、食品の製作方法。
(3)以上の方法によって、各種食品を製造し、かつ販売する販売店のビジネスモデル。
以上に関するものである。
現状の欠点を表記する。
食パンスライスの間に食品を挟んだランチパックは、現在各種販売されているが、既成の食パンの大きさをそのまま使うため、多様な大きさ、形状にするのは困難であった。
まずここでは、コンテナ食品という名称を使って説明を行う。
ここで言うコンテナ食品とは、ある食品Aを、他の素材で密着して包む、もしくは支えることで完成する食品である。しかしながら、これはかなり紛らわしい概念なので、まずその概念を明確にしよう。
食品Aを包む、もしくは食品Aと一体化している素材があるとする。
この食品A、素材Aと一体化している素材が食べられるものである場合、これを素材B、または食品Bと表記する。そして、AとBが一体化した状態を、内側から外側に示す方式で示し、ここではコンテナ食品ABと表記してみる。
なお、主たる食品A、食品Bに対して、副次的に添付された調味料や野菜のスライス等は、ここでは無視することとする。
ところで、多くの食品が包み紙、ビニール袋、ポリエチレンなどプラスチック等で出来た容器、箱、缶などに収められている。
アメ玉等をビニール、ポリエチレン等の袋、紙袋に入れたものはコンテナ食品ではない。一体化していないからである。
緊密に包む素材、あるいは一体化している素材が食べられないものである場合、これらを、素材Cとし、この状態を食品AC、もしくはCAと表記してみる。これらはコンテナ食ではないが、その拡張部分と解釈することもできる。
ACは、例えばコンニャクや寒天、プリンなどの食品Aがプラスチックのような食べられない容器Cに入っているケースであろう。CAという表記は、素材Cが串のような場合である。重ねて言うが、これらはコンテナ食品ではない。
また、上記のような袋や串ではなく、皿や器に盛られることが絶対的に必須なもの、あるいは器にもたれかかり、自立性、独立性を欠く食品、手や箸などで容易に掴むことができないものも、厳密にいうとコンテナ食品とは言い難い場合がある。
コンテナ食品とは、重量的、サイズ的に、片手で持つことが容易なものとすべきであろう。
例えば、オムライスは、チキンライスが卵焼きの皮に包まれているが、自立性、独立性がなく、皿に盛られる。ロールキャベツも、挽肉等の塊がキャベツに包まれているが、容器を必須としている。これらの表記はABCとでもなるだろうが、これらをコンテナ食と言い切るのは少し苦しいだろう。
デコレーションケーキもまた、コンテナ食とは言えないだろう。スポンジケーキを包んでいるクリーム等のデコレーションが非常に変形しやすいものであり、そのため皿、容器を必須としているからである。
一般的コンテナ食では、素材Aは、まとまりにくいものが多く、素材Bは、粘着性、弾力性、包容性、接着性などが少なからずあり、何かを包みこむ性質を保持しているケースが多い。
コンテナ食品ABで、最も代表的なものはハンバーガー、ホットドッグである。ひき肉のパティA、あるいはソーセージAなどが即時調理加工され、バンズ(パン)Bに挟まれ、食品ABになっている。
また、ほかにもパンで食品を挟んだサンドイッチ、ランチパックなどはすべてがコンテナ食品ABと表記される。
・包み込む性質を持つ素材Bを中心にコンテナ食のいくつかのケースをあげてみよう。
(1)ハンバーガー、ホットドッグ型
すでに前掲したが、窯で焼いたパン、素材Bで、素材Aを包むもの。
素材Aが即時調理加工される場合があるが、すべてではない。
ハンバーガー、ホットドッグ、サンドイッチ、ランチパック、そのほか多くの惣菜パンなどがある。
(2)どら焼き型
鉄板上で即時、焼いた皮(気泡入小麦粉製)、素材B、で素材Aを包む。
餡巻き、クレープ、パンケーキのサンド、タコス、ナンなどもある。
素材Aは小豆餡、ジャムなど、あらかじめ調理済みのものが多い。素材Bは小麦粉生地等、気泡がありしっとりしたものであり、パンケーキやパン状に即時焼いた後、素材Aをはさんでいる。
(3)タイ焼き、大判焼(今川焼)、お好み焼き、たこ焼き型
鉄板の上、型の上などで、水溶き小麦粉Bを焼く。焼く時間はごく短かい。
・大判焼(今川焼)やタイ焼きは、素材Aを小麦粉等の生素材Bの中に埋め込んだ状態で即時焼く。
・お好み焼き、たこ焼き、チジミ、焼餅(シャーペイ)、ピザ、などは、素材Aを小麦粉等の生素材Bに混ぜる、もしくはトッピング的に上に載せて焼く。
(4)アンパン、カレーパン型
素材Aをパン生地Bで包んで窯で焼く、もしくは油で揚げる。
アンパン、カレーパン、餡ドーナツ、各種パイなどがある。
酵母入りのパン生地で餡Aを包んでからパン焼き窯で焼いたものがアンパンであり、包んだものを油で揚げたのが餡ドーナツ。中の餡がカレーパテのものがカレーパンである。(3)との違いは、酵母の有無と焼き方である。(1)との違いは、Bの生地を焼くとき素材Aが同伴、内臓されているかどうかである。
(5)饅頭、蒸しパン型
素材Aを気泡入り小麦粉の生地Bで包み、蒸す、窯で焼く、もしくは油で揚げる。
主に水溶き小麦粉で、小豆餡などを包んでから蒸したのが各種饅頭、蒸しパンである。素材Aが小豆餡や肉の餡であり、蒸すのが中華饅頭、焼くのが月餅などである。
包むBの原料が白玉粉である白玉饅頭、生麩である麩饅頭などもある。(4)との違いは、、素材の違い、気泡の入り方、酵母菌の発酵度合い、窯の様子などである。
(6)大福餅型
餅米をついた餅Bで餡などAをくるんだものが大福系の餅類である。
逆に、ぼたもち、おはぎのように小豆餡、キナコなど普通なら素材Aとなることが多いもので餅などをくるんだものもある。
中華系のゴマ団子のように豆腐、片栗粉、小麦粉、白玉粉などで皮Bをつくり、煮る、あるいは揚げるものもある。
小豆の餡を餅(関西系)、クレープ状の生地(関東系)でくるんだものをさらに、食べられる山桜の葉で包んだ桜餅ABB、小豆餡をくるんだ餅を食べられない柏の葉でくるんだ柏餅ABC、餡なしで、笹の葉などでくるんだチマキ、笹餅BCなどもある。
(7)最中、ビスケット、クラッカー、煎餅型
小豆餡Aなどを包んでいるBが、餅、白玉粉を練ったあと乾燥させて焼いたもの、パリパリしているのが最中、煎餅などである。
素材Aがソフトなアイスクリームで、素材Bがウエハースコーンであるとソフトクリームになる。
素材Bが小麦粉などでできたビスケット状、クラッカー状になっているものも非常に多い。シュークリームも中がカスタードクリームAで、外がカリカリに焼いた小麦粉の皮Bである。
(8)餃子、焼売、生八つ橋、生春巻き型
Bが小麦粉生地で、しっとりしており気泡がないもの。
小豆などの餡Aを薄い小麦粉などの生地でくるんだものが、生八つ橋。米粉の生地、ライスペーパーなどによって包まれ、餡が異なるとベトナムの生春巻きになる。AB。
挽肉の餡を小麦粉の生地でくるんで、煮たり、焼いたり、揚げたりしたものが、水餃子、焼き餃子、揚げ餃子、焼売、小龍包などABとなる。餡が春雨などであるのが春巻である。
そのほか、ライスペーパー等で各種Aを包むこともある。
(9)稲荷ずし型
薄く切った豆腐を揚げて外皮を開いたあぶらげ、あるいは湯葉などを素材Bとしたものがある。
あぶらげの皮で酢飯、ごはんなどを包むと稲荷ずしABになる。
(10)水饅頭型
わらびもち、寒天、ゼリー、コラーゲン、コンニャクなど透明なゼリー状の生地、素材Bで小豆餡等のAをくるんだものがある。寒天Bの内部にさまざまな素材Aを閉じ込めたものも多い。これらもコンテナ食品ABである。
(11)和菓子型、落雁型
Bが小豆、白小豆、白いんげん豆などの餡、あるいは砂糖である場合。
多くの和菓子、生菓子では、鹿の子のように中Aも外Bもともに小豆餡であったり、あるいは白小豆、白いんげん豆などの豆類でできた皮Bに包まれている場合が多く、また生落雁のように外Bが砂糖系で作られたものもある。
また、Bがマシュマロ、グミなどのような洋菓子系であるものもある。
(12)天ぷら、カツ、カラ揚げ型
肉類を小麦粉やパン粉、片栗粉Bなどでくるんで油で揚げたカツ、フライ、カラ揚げAB、などがあり、野菜や魚介類などを水溶き小麦粉Bでくるんで揚げたものが天ぷらである。自立性はそれほどないが、容器は絶対必須ではない。
(13)おにぎり、にぎり寿司、巻き寿司、カナッペ、タルト、キッシュ型
飯をにぎっただけのものは、若干苦しいが、一体化している点では、内外が同一のコンテナ食品BBといえるだろう。おにぎりの中に種(具)Aを入れたものはコンテナ食AB、さらに海苔や昆布Bで包んだりしたものは、コンテナ食ABBとなる。塩握りの海苔包みもコンテナ食BBBである。
握り寿司も、素材で完全に包まれてはいないものの、酢飯Bが素材Aをしっかりと支えているコンテナ食BAあるいはABである。巻き寿司は当然ABBである。
西洋料理の前菜、カナッペもBAである。
生地あるいは具材が塩味系のものが、カナッペ、キッシュであり、甘味のある方向がタルト、塩味系と砂糖系両方あるのがパイである。
(14)ソーセージ型
腸などで肉を包んだソーセージ、ボンレスハムなどもコンテナ食ABである。
(15)さつま揚げ型
Bが白身魚をミンチにしたものである場合がある。
この魚のミンチBを板に貼りつけて蒸して固めたものが、かまぼこCBであり、串に刺して焼いて固め、串を抜いたものがちくわ(C)Bである。容器はあったほうが好ましいが必須ではない。
この類には、焼くのではなく、油で揚げた、さつま揚げがあり、B単味で揚げたBBというものもあるし、この中に野菜、魚介などを入れて揚げたものABもある。
白身魚のミンチはどろどろしているのが、加熱によって表面硬化し、包むことができるものに変化している。
(16)チョコレート、ホワイトチョコレートは、先の和菓子、洋菓子系と異なった世界をもっている。
常温で硬化、体温で軟化するという微妙な調整によって、独特の触感を持ち、包むための食品素材Bとしては非常に絶妙である。手の中に長く持つと軟化するものの、常温では軽い撥水性すらあり、光沢を有するなど、他の素材とは大きく異なる。
さまざまな食品がチョコレートで覆われているが、その多くは甘味系である。これは小麦粉系、餅系とは大きく異なる。チョコレートは甘味がその中心にあり、主食とはなりにくい点にその特徴があるからかもしれない。
以上、数種類しか述べられなかったが、数え上げれば、まだまだ多くの例が存在するだろう。
このようにして、われわれの食生活の中にはきわめて多くのコンテナ食品が存在している。
・コンテナ食品の発生と展開
包み込むために、素材の各種硬化現象を利用するものは多い。
加熱による硬化現象を利用するものは、パン類にはじまり、お好み焼き、どら焼きなどのほか、豆腐を油で揚げたアブラゲ、さつま揚げ、饅頭類など非常に多い。
逆に一度加熱したものを冷却した時に固くなる現象を利用したものに寒天やわらびもちなどがある。
チョコレート、ホワイトチョコレートは、体温による軟化現象を利用したものであり、常温域では、手触りのよい光沢表面になっている点で独特である。
触感が類似したチーズという食品があるが、こちらは包み込む素材としてはそれほど利用されてはいない。チーズ自体塩味系なので、塩味系のものを包むのに向いているだろう。
コンニャク、お豆腐、湯葉のように、化学反応を利用したものも、わずかであるが存在する。
・表面付着物
食品Bの表面が実際にはべたべたするので、片栗粉のような粉、粗い粒子の砂糖などをまぶすことで、べたべた感をなくしているものも多い。
桜餅などのような木の葉、海苔なども同じ目的である。大福餅、おにぎり、揚げパン、マシュマロ、グミなどがある。
ゼリーなどをオブラートで包んだものもある。
粉類を使わなくていいのは、主に小麦系のパン、饅頭、チョコレートなどである。
また、コンテナ食において、内容物Aには、主菜系の塩分の多いものと、デザート系の糖分の多いものの大きく分けて2種あることがわかる。
さて、これらのコンテナ食は、食べるときにまとまりのない食べ物をひとまとめにする便宜上の手法からごく自然に発生したものであろうが、不思議なことに仕上がった食品は、意図せずして携帯食の表情、要件を備えている。
さらにこの中の一部は、やはり意図せずして保存食の要件、素養をも備えていることは、注目すべき点である。
さて、以上見てきたように、素材Aを包む素材Bには多くの種類があるが、その中心は、なぜか小麦粉、米粉、餅米粉、グルテンなどを原料とし、主に加熱硬化を利用しているものが、数的、量的に他を圧倒しているように見える。
小麦粉を加熱硬化させてできた素材Bは、同じく表面硬化したものであっても、あぶらげ、生麩、コンニャク、ゼリー、ちくわ、あるいはさつま揚げのように表面が湿ってはいない。
そのため、触れたとき手に何かが付着することも少なく、匂いも気にならず、手を汚さないという特徴があるので、片栗粉のような粉類や、砂糖などで、カバーしなくてもよいという美点がある。
さらに、小麦粉、白玉粉、餅などはそれ自体が主食である、など優れた特性をも備えている。
小麦粉と近い位置にそば粉があるが、そば粉はまとまりかたが、小麦粉に比較して著しく劣っており、つなぎを用いたほうが使いやすいなどの点で、小麦粉とは比較にならない使用状況になった。
・コンテナ食の問題点
しかしながら、これら従来のコンテナ食にもいくつかの問題点が存在する。
それは、コンテナ食の多くが、形状、大きさ等の制約に縛られていることである。
これまでに列記したコンテナ食において、内容物Aの種類、甘い辛いなどの味わい、素材等を様々に変えたバリエーションを持つものは極めて多いが、包む素材Bの形状については、それぞれ、固定されており、自由度がないことがほとんどである。
例えば、たい焼きや大判焼(今川焼)、たこ焼き等は焼くときの型に制約を受ける。
そのため、他との違いを主張する場合、皮の質、餡の多さ、餡の味、質等を主張する程度しかできない。
ハンバーガーやホットドッグにおいては、おおむねバンズの形状に制約され、変化を持たせるときは、同じ形状のものを上に積み重ねていくようなケースが多々ある。
ランチパックでは、形状のみでなくバンズの厚みによって、AとBの比率が制約されるため、内容物Aの味付けにも、量にも制約が出ている。
小麦粉を主な原料とする、これらのコンテナ食品において、形状の自由度が少ないこと、これは一種の制約であり、欠点である。
本発明に関する公知技術として次の特許文献をあげることができる。
特開 2021-027822 特開 2020-167963 実登 3223964
現在販売されているランチパックのようではなく、異なったサイズの薄層帯状パン等を用意し、自由なサイズで、各種食品を包む食品を製造したい。
本発明では、長い帯状になった薄切食パン等から、望む長さのパン生地等を切り出し、さまざまに加工することによって、コンテナ食品、ランチパック様の食品を製作し、さらにそれを販売する食品販売店の新しい視野を目指すのを課題とする。
本発明では、パン素材等から、自由な厚み、幅で帯状のスライスを切り出すことを考える。
次に、この薄層、帯状のパン素材等を自由に切断し、中に何かを挟んでコンテナ食とすることで、変化に富んだ内容物を挟んだ、大きさ、形状が自由なコンテナ食を目指すことにする。
以下、図面を用いて説明を行う。
長方体の食パンから交互に刃を入れ、ジグザグのスライスを切り出す見取図。 長方体の食パンから渦巻き状に、スライスを切り出す見取図。 角丸円筒形状のパンを回転させ、薄切りのスライスを切り出している見取図。 食パン等に用いる型と蓋。 食パン等の薄層ロール、もしくは帯状素材を巻取ったところの見取図。 両側とじのランチパック類似食品の見取図。 巻いたランチパック類似食品の見取図。 食パンのスライスの上に内容物を置いた状態の見取図。 水溶き小麦粉等の上に高温のローラーを置いて、付着硬化したものをへらで外し、薄層帯状の素材を切り出している状態の見取図。 図3、図4、図5などから、切り出した薄層帯状パン等をまとめたところ。 飲み物を除く食品Aを種類別にわけて並べてみたところ。 コンテナ食品の陳列方法。 食品サンプル用に小分けされたコンテナ食品。 素材B、薄層帯状パン等のうち飯類等の場合。 素材A、トッピングを載せた台とコンテナ素材B、酢飯等を載せた台。
1 パン素材等 食品B
2 スライスする(切る)予定線
a 短辺に平行に交互ジグザグに切っているところ
b 長辺に平行に交互ジグザグに切っていることろ
c 渦巻き状に切断を行っているところ
3 パン等切り用のナイフ(のこぎり刃)
4 スライス点
5 パン等を支えるローラー
6 スライスされた帯状の薄層パン素材等の帯状体
7 必要なサイズで切り取られた薄層パン素材等
8 角丸の食パン等の型と蓋
9 円形の食パン等の型と蓋
10 巻取り部分
11 巻取りの軸、ローラー
12 食品A
d 帯状の食パン等で食品を挟んだものを切ったもの 4面とじまたは2面とじ
13 薄被膜
14 食品A’ 水分の多い食品
e 帯状の食パン等で、薄皮膜で包んだ水分の多い食品を挟んだものを切ったもの 4面とじまたは2面とじ
f 帯状の食パン等で食品を巻いたものを切ったもの 片側とじ
g 帯状の食パン等で食品を巻いたものを切ったもの 1巻きどめ
h 帯状の食パン等で食品を巻いたものを切ったもの 2巻きどめ
i 帯状の食パン等を折りたたんで、食品を上にのせたところ
j 帯状の食パン等を巻いて、食品を上にのせたところ
15 高温のローラー
16 水溶き小麦粉などの素材の液面
17 素材容器 バット
18 はがしのヘラ
19 ローラーから剥がれた素材A
20 切り取られた断片 素材A
21 巻かれた素材 素材B
22 コンテナ食品素材Aを入れる容器
k サラダ類
l スープ類
m 主菜 肉、魚系
n 主食系 パスタ、グラタン等
o デザート、果物ゼリー等
p コンテナ食品主菜系のブロック、切れ目入り素材A
q コンテナ食品デザート系のブロック、切れ目入り素材A
r ひとつひとつがトレーに入った、もしくは食用シートの器に入った素材A
s 一口大に切られ、積み上げられているコンテナ食品
t サンプル用に切られたコンテナ食品の1パート
23 コンテナ素材Aの置き台を載せた台
24 コンテナ素材Aを載せた置き台
25 コンテナ素材A
26 バーコードなど。コンテナ素材Aの名称、番号、料金等を示す
27 コンテナ素材Bを載せた台
(1)包む素材Bの製作方法
まず、コンテナ食品の外側、食品B、素材Bの製作方法を5例あげる。
以下、図面を用いて説明を行う。
(1-1)長方体の食パン等からの薄層帯状パン素材切出法
図1、図2は細長く焼かれた一般的な角食パンの長方体ブロックから、薄層のパン素材を帯状に切り出しているところである。
図1のaは、食パンの長方体ブロックの短辺に平行に、一端を切り離さないまま、交互に、パン素材がジグザグに連なるよう刃を進めて、薄い帯状の一連のパン素材を切り出そうとしているところである。
図1のbは、食パンの長方体ブロックの長辺に平行に、一端を切り離さないまま、交互に、パン素材がジグザグに連なるよう刃を進めて、薄い帯状の一連のパン素材を切り出そうとしているところである。
もちろん、折り返さず、もしくは折り返しの数を減らし、長いスライスを作ることもできる。
図2は、食パンの長方体ブロックの周囲もしくは中心から、パン素材が渦巻き状に連なるよう刃を進めて、薄い帯状の一連のパン素材を切り出しているところである。
切り出したのち、折れ目などをならすように調整し、一連の帯状の薄層パン素材等にする。これらは、使用するときまで、図5、図10の21のようにロールまたは折りたたんでひとまとめにして保管したり、そのまま提供したり、袋詰めにするなどができるし、そのまま販売することもできる。
(1-2)円筒形、角丸多角形などの食パン等からの薄層帯状パン素材切出法
パンを焼成するとき、円筒形、角丸の多角形に焼いておく方法がある。図4に示したのは、そのとき用いる型と蓋である。なお、このとき中央部が空洞になるドーナツ型にする方法もある。
円筒形、角丸多角形、ドーナツ状のように焼かれた素材は、図3のように、回転するローラーあるいは一種のベルトコンベア状のもので支えて食パン素材を回転させ、薄層の帯状のスライスにする。パンを回転させるときに、中心軸の周囲に針状のものを備える、あるいは空気圧でパンを中心軸に固定して回転させることもできる。
また、食パン素材は台の上に置き、カッターが移動することによって、渦巻き状にカットすることもできる。
図3の3はカッターの刃である。パン素材1が回転して、4の位置で切られて、帯状に下がってくる。パンの層の厚さは、刃の位置を調整することで自由な厚さにすることができる。
7が切り取られた薄層パン素材の帯状体である。
切り取られた薄層パン素材等は、図5、図10の21のようにロールまたは折りたたんでひとまとめにして保管したり、提供したりすることができる。
パン焼き窯は、実施例1、実施例2ともに普通のものでもよいが、パン生地自体に通電して焼き上げる方式、主にパン粉を焼くときのような窯で焼くことも効果的である。
(1-3)薄層帯状素材のその他の製作方法(1) 大きな窯での焼き方
また、食パン等の素材を焼成するとき、あらかじめ薄い板状に成形したものをトンネル窯のように長い焼成工程の窯、あるいは焼成スペースの広い窯で焼成し、図5のように巻き取って使うことも考えられる。
パンの表面の焼肌を重視するフランスパンのような焼き方を望むときは、できれば両表面がこんがり焼けるような形で薄い板状に焼いたあと、両側の皮表面に平行に半分に切り、ふたつにわける、あるいは一部をつけたまま切り広げて、片側が皮表面となるようにして使用することもできる。
先にあげた、薄膜状のパン素材等は、いずれも図5、図10の21のように、素材をくるむための、ひとつながりの分をまとめておくと便利である。
これは、そのまま素材として販売することも可能である。
また、提供店では、これら一定の長さのものを、トレイの上に、中身Aの素材と並べて提供することもできる。
(1-4)薄層帯状素材のその他の製作方法(2) 飯・餅類
薄層の帯状の素材としては他に、餅類、飯類、焼き上げた小麦粉素材のもの、そば粉素材のもの、コンニャク、豆腐類、グルテン類、ゼリー類、食用ペーパ―類などが考えられる。
これらは、一度ひとまとめに、食べられるように形成し、次に薄層に成形することによって、パンとは異なる種類の素材Bを作ることもできる。
図5、図10の21のようにロールまたは折りたたんでひとまとめにして保管したり、提供したりすることができる。
図14は、酢飯、あるいは餅類などを加熱した後、一度、帯状に成形し、いくつかをひとまとめにしたところである。あるいはひとつひとつをブロックで製作する、あるいは板チョコレート状に作って、最後に切り離す方法などで製作する方法がある。
(1-5)薄層帯状素材のその他の製作方法(3) 即時焼成:パンケーキ、クレープ、タコス類
図9において、溶液バス17に溜められているのは、クレープ、ホットケーキ、パンケーキ、どら焼き、饅頭等、その他お好み焼き、たこ焼き、チジミ等、主に水溶き小麦粉をベースとした生の生地溶液16である。15は、高温のローラーであり、ここでは外面の一部が、生地溶液16に触れて回転している。
ローラー15に付着し熱で硬化した素材19は、18のコテで、ローラーからはがされ、図5、図10の21のように、別のロールにされるか、図9の20に見えるように必要なサイズに切断される。
ここでは、バス17に、溶液16を入れているが、高温のローラー、あるいは高温の鉄板上、ローラーコンベア上に溶液16を垂らすこと、刷毛を使って塗り付ける、吹き付ける、あるいはノズルから絞り出す、などの方法でも同様のことができる。結果的には、薄い帯状の素材B、図9の19を作り出し、必要なサイズ20に切り出すことができる。
次に、素材Aを素材Bで包む方法について述べる。
(2)食品Aを食品Bとセットにする方法
ここで、食品Aと食品Bを関係づけるスタイルとして4つの方法がある。
(1)食品Aを、食品Bによって巻く、挟む、包む。
(2)食品Aを絞り出し、食品Bでくるんだ状態にする。
(3)食品Bを個別に、皿状、舟状、ロール状にして、その上に、またはその脇に食品Aを置いてセットとする。
(4)食品Bを、ロール状にする、たたむなどして、まとめたものを用意し、複数の食品Aの脇に置いて、セットとする。
(1)および(2)、
図6、図7、図8に、食品Aを、食品Bによって巻く、挟む、包んだ、コンテナ食品ABを示した。
これらは、一般のランチパックと類似であり、包む食品Bは薄層の帯状食パン等から切り出した板状態の断片等である。
一般のランチパックでは、食パンのスライスをそのまま利用するので、大きさが決まってしまうという制約があるが、本発明ではスライスの厚み、長さが自由であるため、さまざまなサイズの食品Aに個別に対応ができる。
また、必要があれば、食品Bを薄く作っておき、食品Aに合わせて、2重、3重に巻くこともでき、個別に厚み調整することもできる。
図6のdは、食品Aを包んだ食パン等の隅をくっつけてパックにしたものを切断して、内容物が見えるようにしたところである。
外側の食品Bが不透明である場合、内容物Aが見えないが、切断することで、内容物が確認できる。
図6のeは、14の食品A’が水分が多い食品であるため、耐水性のある薄皮膜13で、食品A’を包み、それを食パン等で挟んでパックにしたものである。
耐水性のある被膜は、あらかじめ食パン等の表面に貼りつけてあっても可能であるし、バターなどを塗ることでも対応できる。
図7では、内容物Aをパン素材等Bで巻いたものを、中央で切断し、断面を見せたものである。タコス風のランチパック、巻きパックともいえるだろう。
fは、一回り巻いて片側でつぶして止めたもの。
gは、一回り巻いて止めたもの。
hは、二回り巻いて止めたものである。
両端部は、図では見えないが、開放してあってもよいし、さらなる加工のため必要であれば閉じてしまう方法もある。
(3)
食品Bを皿状、舟状にして、その上、またはその脇に食品Aを置いてセットとする。
図8のiは薄層帯状のパン等を畳んで、舟状にしたものの上に、jは薄膜帯状のパン等を巻いて舟状にしたものの上に、内容物Aを、配置したものである。
これらは、内容物Aがはっきりと見えるという視覚的効果がある。
食品Aよりわずかに大きい舟状、皿状にした食品Bを、皿として一枚置き、食品Aを巻くことができるサイズのものをロール等にまとめておき、そばに置くこともできる。
内容物Aが水分の多い、図6の内容物A’のような場合には、図6のeと同様に、耐水性のある薄皮膜13で覆うと、パン等を不用意に濡らすことがない。
あるいは、内容物A’を食品Bの上に置かず、離して脇に置くことが可能である。
内容物A’が、全体的もしくは部分的に透明、半透明なもの、ゼリー質、寒天質のものなどであると、内容物が視認でき、やはり視覚的効果を高めるだろう。
(4)
内容物Aが図11のように、スティック状に形成され、内容物Aが各種並ぶように配置されている場合、図10の21のように、内容物Bを巻く、あるいは折りたたむなどしたものを、その傍らに配置することもできる。
また、素材Bが、図14、図15にあるように、素材Aを包むことができない場合、素材Aと、素材Bを別々の配置にすることもできる。
次に包まれる内容物、食品Aについて述べる。
(3)コンテナ食品の内容物A
(3-1)ランチパック風に巻いたもの
本発明では、包む素材Bは、種類が多くないが、内容物Aは、数多くの種類の素材、調理方法、味付け方法が考えられる。
食品Aは、様々な大きさ、太さの、帯状、スティック状、団塊状に形成され、バット状の入れ物に入れられて、ショーケースの中に置かれている。
内容物Aは、固体、ペースト状、あるいは半流動状になっており、
(1)浅いバットのような入れ物に入れられており、スプーン、またはアイスクリームサーバーのような道具で分けられる。
(2)浅いバットのような入れ物に入れられており、ナイフのようなもので、分けられる。
(3)ペースト状になっており、圧力によって絞り出される。
(4)薄いプラスチックなどの容器などに入れられている。
などの方法で、分けられている。
分けられた、あるいは絞り出されたスティック状の断片を、薄層帯状のパン素材等Bによって、サイズ自由に包むことでコンテナ食品ABが形成される。
図11は、前菜、サラダ、スープ、主菜、主食、デザート、果物などをスティック状にして並べた内容物Aのセットの一例を示している。
内容物Aの状態について述べると、基本的にパンなどで巻いたり、包んだりしやすいように、固体状、ペースト状、寒天状になっている。
ポテトサラダなどはペースト状であり、グリーンサラダ、コールスローなどは、粘り気の強いドレッシングなどで和えるか、薄い袋状のものなどでひとまとめにしておく。
スープは、元が液体なので、ゼリー状、寒天状、ペースト状にしてあると巻きやすい。
主菜は、ハンバーガーのような挽肉の焼いたものであったり、ポークカツ、海産物のフライのようなものであれば、ほぼ固体状であり、これらには普通付け合わせを添えて巻く。
ポテトサラダや、や、カレーペーストのようなペースト状のものはそのまままくことがきできる。
マカロニ、スパゲッティ、焼きそばのようなものなどでは、そのままでもよいが、より粘り気のあるつなぎをいれることで、半団塊状にすると扱いやすい。
デザートも、小豆餡のようなペースト状、あるいはゼリー状のものはそのまま薄層帯状のパン等素材で巻くことができる。
・セットの見せ方
出来上がったものは、図7あるいは図8のように、巻く、あるいは上に載せる、ロールをそばに置く、という方法で提供できる。
図7のものは、断面が見えるので、バケツ状の容器に立てて並べる、あるいは段、傾斜のあるトレイ上に載せることもできる。
図にはないが、調味料、香辛料、付け合わせ素材など、ペースト状、粉状、液体状のもので味は調整される。
このようにしてコンテナ食品のセット料理を形成することができる。
これらと飲み物がセットになって、普通の1食分を構成するが、ひとつひとつのスティックは、例えばハンバーガーなどでは、普通は100g程度であるが、本発明のスティックは、それより量が少なく、そのぶん種類が多く選べるようにして、結果的には、数多くの味を少しずつ並べるのが特徴である。
(3-2)握りずし、カナッペ、タルト風
素材Bが酢飯などで形成されているのが、図14、図15である。
図14では、一度板状に作られたもの、連なるブロックのように成形されたものを示している。図15には、ブロック状に作られたコンテナ素材B数点を並べた図がある。
図15には、コンテナ食品Aにあたるトッピング具材25がコンテナ素材Aの置き台24の上に置かれている。
これらは、コンテナ素材Aの置き台を載せた台23の上に並べられている。
コンテナ素材Bを載せた台27とセットになって、1食分を形成する。
海苔、わさび、しょうがとかの添え物は図では省略してある。
コンテナ素材Aの置き台24には、名称やQRなどのコード、価格を表示した部分26がある。品物のコードを何かに入力することで、自分の欲しい食事のセットが可能であり、その場で価格も表示される。
載せるコンテナ食品Bとトッピングのコンテナ食品Aが揃えば、料理人が手でにぎらなくとも、提供された人が、1に25を載せるだけで、握り寿司に類似のコンテナ食品が完成する。これは握っていないので、極めて衛生的でありうる。
図15にある1は、ここでは単なるブロックであるが、海苔を添え、提供された人が、自分の手で巻いて、手巻き寿司風にすることも可能である。
(4)コンテナ食品ABの展示方法
次にコンテナ食品を提供する店舗などでの展示の仕方について述べる。
・包む前の段階で展示する方法
図12は、店舗の店頭で、一つの内容物Aを展示している状態を示したものである。
内容物Aのブロックp、qの下には、皿、あるいはトレーがあるが、この図では省いてある。
アイスクリーム店のガラスのショーケース、あるいは寿司屋のカウンターのショーケースのようなガラスケースを用意し、様々な内容物Aを展示する方法もとれる。
来た客が、画像を見て選択する方法もとれるし、番号や名称、コードなどで、ほしい内容物Aと、調理の方法、付け合わせ、ソースなどを店員などに示す方法もとれる。
図12では、p、qでは、あらかじめ一単位ずつ切ってある状態を示しているが、切れ目を入れずに、板状のものから、ナイフで切り取る、あるいはペースト状のものであれば、アイスクリームサーバーのような道具ですくう方法もとれる。
また、図12のrにあるように、内容物Aがあらかじめ切り分けられ、容器に入れられていれば、客がトングなどで、それをいきなり選択することもできるし、客の指示で、必要なものを、各種とり揃えて提示することもできる。
図15には、寿司のトッピングである素材A25が、台24の上に載せられている。
素材名などを示すコードなどが、台24にはあるので、自分で取ることも、コードなどで支持することもできる。
また、素材Aが、半製品であり、そのまま食べるのではなく、加熱したり、焼く、揚げるなど調理したり、添える素材の選択、ソースの選択なども指定できるようにできる。
図8のi、jは、薄膜のパン等の素材が、折りたたんだり巻いたりして、皿状になっており、その上に、中に挟む食品が配置されている。
食品Aが小豆餡であったり、食品Aが透明なゼリーの中に果物栗等、干しブドウ、干しいちじくなどの乾物、エディブルフラワーなどが入っているなどした場合等、この配置なら中身がよく見え、色とりどりの中身が開示されて効果的である。
また、乳白色のゼリー状、ブランマンジェやババロア、杏仁豆腐、あるいはクリーム等の中に、果物等が閉じ込められている場合は、一度縦方向に二つ割にして、断面を上または外側に出すと中身がよく見えてよい。
日本食の前菜、おひたし、ひじき、きんぴらごぼうなども、ゼリー、コラーゲン等でまとめる、あるいはゼリー中に閉じ込めるなどすると、i、jのように成形したときに違和感がない。
麺類、たとえば焼きそばとかスパゲッティなどもまとめる、あるいはゼリーの中に閉じ込めることで、スティック状にし、食品Bで巻いてロールにすることができる。
その他、先に述べた一般のコンテナ食品の食材Aをはじめとして、食品スーパー、デパートなどの総菜売り場に並んでいるほとんどの惣菜は、ほぼそのまま食品Aの素材になりうる。まとまりにくいものの場合はゼリー状にする、あるいはライスペーパーなどで包む方法もある。
また、加熱が必要なものは、電子レンジやレンジなどの加熱装置によって短時間で加熱・調理して提供することもできるし、油で揚げたり、炒めたりすることもできる。
図13には、スティック状に巻いたコンテナ食品ABがある。
細長く作ってあるので、これは簡単にスライスすることが可能であり、横断面スライスすることで、一口に入る食品サンプルの提供が可能になり、どんな味なのかすぐに確かめられる。手が汚れず楊枝などなくても、手でつまめるため、お客様などに一口食べてもらうことができる。
(5)コンテナ食品ABの二次加工
食品Aは、常温、低温であるのが普通だが、加熱が必要なものは短時間で加熱・調理する方法でも対応ができる。
包む側の食材Bを調理することによって、現存するさまざまなコンテナ食に近づけていくことができる。
すなわち、薄層帯状のパン素材等、食材Bは、様々な2次加工にも堪えることができる。
(1)生のまま
(2)トースト状(バターの有無)
(3)揚げパン状態(パン粉の有無、ゴマの有無、天ぷらの薄い衣など)
(4)卵をつけて鉄板で焼いたフレンチトースト風
(5)パンケーキの素材を薄くつけて焼き、パンケーキ、どら焼き風、クレープ風
(6)だしの入った薄い小麦粉をつけて焼き、お好み焼き、たこ焼き風
(7)チーズ、ピザソースなどをつけて加熱したイタリア風、スイス風
(8)押しつぶして、気泡の少ない薄い板状にし、タコス風、ナン風
(9)つぶしたものを焼く、油で揚げる、蒸す、油でいためるなどして、餃子の皮、春巻きの皮、焼売の皮などのように変化をつける。
(9)熱い焼き鏝で、様々な文様をつける。
(10)その他、高熱にした型で加熱しながら圧迫、成形することで、たい焼きに似た形状、あるいはワッフルのような形状にすることもできる。また円形の深皿のかたちにプレス、加熱することで、タルト風の焼皿にすることもできる。
食パン由来の素材Bは、煮る以外ほとんどの調理が可能である。
つまり、火であぶる、熱い鉄板上で焼く、油で揚げるなどの方法で2次加工が可能である。
さらに、素材Bの味付け、香りづけは様々に可能であり、味のバリエーションを増やすことができる。
ハンバーガー店の基本構成は、バンズとハンバーグであり、饅頭では小麦粉の皮と小豆餡の組み合わせを基本としている。
一方、本発明のコンテナ食では、素材Bとその形状21のみが基本であり、その素材Bの中心は、薄層帯状の食パンである。
食パン以外の素材としては、餅、飯、麩、コンニャク、そば等を、一度ひとまとめに、食べられるように形成し、次に薄層に成形することによって、帯状の素材を巻いたり折り曲げたりしてまとめた21が、食パン以外の素材Bの基本形状である。
そして、本発明において、素材Aに関しては、これといって取り決めがないのが特徴である。
そして、その特徴から、さまざまな食品を挟むことが考えられる。
しかも、このランチパック様の食品では、一つ一つを普通のものより形も小さく重さも軽く作り、より数多くのスティック状パックを作り、より多くの味わいを試みてもらうことを考えたい。
量は少なくていいので、数多くの食品を食べるということにより、より少ない量で、食べたという満足感を味わえるものであり、これはダイエットにも、美容にもつながると考える。
そのため、例えばカレーペーストでも、甘いものから辛いものまで、いろいろの味がある、
同じハンバーグでも、ソースによって和風醤油ベース、バーべキューソース、からしソース、チリ―ソース、チーズソース、などさまざまな味わいがあるが、それを小さなスティック状のパックで、何種類か食べることができるように設定できる。
これらの素材Aは、例えば国別であらわせば、日本料理、中華料理、イタリア料理、フランス料理、インド料理、イラン料理などを目指してセットを構成することが可能であり、
ハンバーガー店的、フライドチキン店を目指してセットを構成することもできる。
料理ごとの分類では、洋食店、京都風懐石料理、寿司店、のようなセット構成も可能である。
また、春夏秋冬で、季節によって内容物Aを変えれば、メニューを大きく変貌させることができる。
こうした、トッピングだけ変えて変化をもとめるところは、うどん・そば屋、が、うどんや蕎麦、丼飯を基本にしてトッピングだけで変化させているのにも似ている。
同じように、握り寿司は、トッピングだけを変えて何十種類もの寿司を作り出している。
店の構成でも、一日の時間帯でも、スイート系のみを考えれば、朝食、昼食、夕食以外の時間帯ではスイーツ系を目指すことができる。
(6)他店とコラボレーションするビジネスモデル
包む側の素材Bを仮に薄層帯状の食パンの場合を考えたとき、内容物、素材Aの種類には、際限がなく、とりとめがなくなってしまう。
ファーストフードの先輩であるマクドナルドなどを意識すると、挽肉を焼いたハンバーグや、トンカツを挟んだカツサンド、チキン、カレーパン、などがすぐに頭に浮かぶ。
コンテナ食ABとしては、これらをまず、基本として、さまざまな発展形を選択することができる。
しかし、すでに前で述べているように、素材Aには、スーパーマーケットやデパートの惣菜売り場、ホテルなどのレストランにあるものなら、ほぼどれでも使うことができると述べている。これを考えると、素材Aを、さまざまな職種の惣菜製作パートに外注することは不可能ではない。
それぞれの惣菜製作パートでは、量を若干増やすだけで、手間はほとんど変わらないので、提携はむしろ容易であるかもしれない。
コンテナ食素材Bであるパン自体も、専門のパン屋さんに依頼し、素材Aは、ホテル、デパート、スーパーマーケットなどの惣菜製作パートとコラボすることで、ざまざまな素材Aを提供することができるメリットがある。
本発明では、薄層帯状切り出し装置等によって、パン等の帯状素材を製作する。
この帯状の長い素材によってさまざまな食品を、長さ自由に包む、巻く、包むことが可能になる。この薄層帯状に切り出されたパン等の帯状素材によって巻き、包むことで、サラダから、スープ、主菜、副菜、主食、デザート、飲み物まで製作することができることによって、食文化に貢献できる。
寿司などのトッピング的料理においては、酢飯のセットがあり、そのトッピングは、お客様がネタを見て、みずから選択、指定することで、料理人が握らなくても、類似のものが提供できる。これは、衛生的で、合理的、手間を省いた提供方法になり、いままでと異なった形式の店舗ができる。
また、同じ食材Bであっても、さまざまな二次加工が可能であり、これによって、在来の料理の形態を擬態することもできるし、また、素材Aを選択することで、さまざまな国の様々な料理とすることで、様々な味を展開することができる。
また、ファーストフードの店でありながら、食材のほとんどを外注することも可能であり、他の企業の持つ味をそのまま生かしたコラボレーションが可能となる店舗形成ができ、産業に貢献できる。
ここで、もう一度、請求項を整理する。
請求項1
食品素材Bで、食品素材Aを、包む、巻く、もしくはこれらを組み合わせることにより、製作される食品、および、何かを包む性質を持つ食品素材Bに関して、
食品素材Bの製作方法を述べると、
(1)長方体に焼かれたパン等にあっては、以下の(a)、(b)、(c)の方法で、薄い帯状のパン素材Bを切り出す。
(a)短辺に平行に、一端を切り離さないまま、交互に、パン素材がジグザグに連なるよう刃を進める、
(b)長辺に平行に、切り離して長い一片を切り出す。
あるいは長辺に平行に、一端を切り離さないまま、交互に、パン素材がジグザグに連なるよう刃を進める、
(c)食パンの長方体ブロックの周囲もしくは中心から、パン素材が渦巻き状に連なるよう刃を進める、
(2)円筒形、角丸多角形に焼かれたパン等にあっては、
(d)パン素材を回転させる機構、および刃を備えた機構にパン素材をとりつけ、パン素材を回転させながら切ることで、薄い帯状のパン素材Bを切り出す。
(e)刃をらせん状、うずまき状などに移動させることで、薄い帯状のパン素材Bを切り出す。
(3)薄い板状に成形したパン素材を、できれば両表面が焼けるような形で薄い板状に焼いたあと、両側の皮表面に平行に半分に切って裏と表(左と右)にわける、あるいは一部をつけたまま切り広げて、片側が皮表面となるようにして、薄い帯状のパン素材Bを切り出す。
上記(1)から(3)のいずれかの方法で、食品素材Bを、薄い帯状に成形する製作方法。
請求項2
食品素材Bで、食品素材Aを、包む、巻く、もしくはこれらB、Aを組み合わせることにより、製作される食品、および何かを包む性質を持つ食品素材B、に関して、
食品素材Bの成形方法を述べると、
(4)餅類、コンニャク、豆腐類、グルテン類、ゼリー類、寒天類などにあっては、一度ひとまとめに、食べられるように形成し、次につぶす、もしくは切ることによって薄い帯状に成形し、
そののち、表面のべたべた感をなくすため、表面にライスペーパー、薄いパン類など食用の素材、皮膜を貼り付け、(もしくは粉をつけ)薄い帯状の素材Bを成形する、
(5)飯類にあっては、炊き上げた状態から、必要なら酢飯にし、一連の細長い帯状、もしくはくびれを含んだ鎖状に形成し、そこから必要部分を切り出すことで、一連の帯状の素材Bを成形する、
上記(4)から(5)のいずれかの方法で、食品素材Bを、薄い帯状に成形製作する製作方法。
請求項3
請求項1、もしくは請求項2に掲載の食品素材Bによって、食品素材Aを、包む、もしくは巻く、もしくは組み合わせる、ことにより製作された食品について、
内容物となる食品素材Aの内容的な特徴は、
以下(1)のうちのいずれかの形態をとるものであり、
(1)固体、団塊状、ペースト状、半流動状、寒天、ゼリーなどで構成されている。
(a)棒状、板状、帯状に切り分けられている。
(b)ナイフのようなもので、切れ目が入れられている。
(c)入れ物に入れられており、スプーン、またはアイスクリームサーバーのような道具でとり分けられるようになっている。
(d)ペースト状になっており、必要な分だけ、圧力によって絞り出されるようになっている。
(e)個別に薄いプラスチックなどの容器などに入れられている。
(f)個別にライスペーパー他などの食用の皮膜に包まれている。
また、食品素材Aの展示の状態、販売の方法の特徴は、以下(2)から(5)のいずれかの方法である。
(2)少なくとも塩味系の主菜、甘味系のデザートなどを含む2種類以上のものが、展示開示されている。
(3)前菜、スープ、主菜、副菜、デザートなど数多くの種類が展示、表示され、それらから自分の好みのものを択ぶことで一種のコース選択が可能になっている。
(4)ショーケース、映像など、お客様が見て判断できる状態で、さまざまな種類のものが展示され、食品素材Aの傍らには、AもしくはAとBを組み合わせた食品の名称、各種連絡用のQRなどのコードが添えられており、お客様がじかに選択する、あるいは名称もしくはQRなどのコードで、お客様が指示することで、要求どおりの品物を揃え、組み合わせることができる。
(5)お客様が選んだ内容物Aを、食品素材Bで包んで提供する、あるいは食品素材Aの近くに食品素材Bを添えて、お客様に提供し、お客様がAとBを組み合わせることができる。
以上内容物が(1)の状態であり、(2)から(5)のいずれかの展示方法によって、食品素材Aと食品素材Bが組み合わされ、販売されることを特徴とする、食品、もしくは食品の販売方法。
請求項4
請求項1、請求項2、請求項3に掲載された、食品素材Bによって、食品素材Aを、包む、もしくは巻く、もしくは組み合わせる、ことにより製作される食品を販売する店舗において、
注文によって、食品素材Aもしくは食品素材B、もしくはそれらが組み合わされたものを、
(a)そのまま、
(b)バターなどの油脂、そのた香辛料をつける、
(c)チーズなどをつける、
(d)薄い水溶き小麦粉などをつける、
(e)パン粉などをつける、
(f)押しつぶす、
(g)型に押し込む、
などを行ったのち、
(h)そのまま、
(i)バーナーであぶる、
(j)鉄板上で焼く、
(k)油で揚げる、
(l)オーブンで焼く、
(m)型で挟んで焼く、
(n)焼き鏝、レーザーなどで文字、文様をつける、
などの方法で2次加工して、お客様に提供する方法を用いる販売店の経営方法。

Claims (2)

  1. 食品素材Aを、食品素材B(パン)で包む、巻く、もしくはこれらを組み合わせることにより、
    製作される食品を製作するための、食品素材B(パン)を切り出す方法であって、
    (1)円筒形、角丸多角形、またはドーナツ状の型で焼成したパンを用意し、
    (2)このパン素材を、複数の回転するローラー、あるいはベルトコンベア状のもので支えて回転させ、
    (3)カッターによって薄い帯状になったパン素材、を切り出す、
    以上の工程によって、食品素材B、すなわち薄い帯状になったパン素材、を製作する方法。
  2. 焼きあがった食パン素材を、カッターでカットするために回転させるとき、その中心軸周囲に針状のものを備える、あるいは空気圧でパンを中心軸に固定して回転させることを特徴とする、請求項1記載の、食品素材B、すなわち薄い帯状になったパン素材、を製作する方法。
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ブログ"フードコーディネーター・いずへいのうまいもん日記"に掲載された2007年6月8日付け記事"パ, JPN6021041794, 8 June 2007 (2007-06-08), ISSN: 0004749355 *
ブログ"フードコーディネーター・いずへいのうまいもん日記"に掲載された2007年6月8日付け記事"パン&ケーキギャラリー",[オンライン],[令和3年10月11日検索],インターネット<URL:http://blog.livedoor.jp/izm76/archives/50960320.html>,2007年06月08日

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