JP3200228B2 - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

Info

Publication number
JP3200228B2
JP3200228B2 JP10093193A JP10093193A JP3200228B2 JP 3200228 B2 JP3200228 B2 JP 3200228B2 JP 10093193 A JP10093193 A JP 10093193A JP 10093193 A JP10093193 A JP 10093193A JP 3200228 B2 JP3200228 B2 JP 3200228B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slot machine
housing
cushioning material
rib
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10093193A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06304297A (ja
Inventor
弘人 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Original Assignee
Sammy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp filed Critical Sammy Corp
Priority to JP10093193A priority Critical patent/JP3200228B2/ja
Publication of JPH06304297A publication Critical patent/JPH06304297A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3200228B2 publication Critical patent/JP3200228B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スロットマシンの外殻
を構成し内部に機構部を収容する筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スロットマシンの外殻を構成する
筐体は、木材や板金により構成されていた。そして、こ
の筐体の底面は全体にわたって平面となっていた。スロ
ットマシンを設置する遊技店においては、スロットマシ
ンと同時にパチンコ機を設置する場合が多く、スロット
マシンを設置する台上にパチンコ球が残置している場合
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンの筐体は、底面が全体にわたって平面
となっていたため、スロットマシンを設置する台上にパ
チンコ球が残置していた場合には、このパチンコ球が台
と筐体との間に挟まり、筐体の底部を傷つけるおそれが
あった。
【0004】特に、筐体がプラスチックで構成された場
合には、筐体の底部が破損されてしまい、筐体が使用不
能になることもあった。本発明は、上記した問題点に鑑
み提案されたものであって、その目的とするところは、
スロットマシンを台上に設置する際に、台上にパチンコ
球が残置している場合であっても、筐体の底部を傷つけ
たり破損することがないスロットマシンの筐体を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1に記載の発明
は、機構部を収容する筐体(10)が、その底部周辺部に、
外周側面から底面に向かって縮径するテーパー部(160〜
162)が形成され、前記筐体(10)の底面には、その外周に
沿って立ち上がったリブ(150)と、このリブ(150)に囲ま
れ、緩衝材(170)を収納するた凹部(140)とを備え、前記
緩衝材(170)は、非設置時には、凹部(140)の深さよりも
突出し、設置時には、凹部(140)の深さと同一の高さに
収縮されて、前記リブ(150)とともに設置面に当接する
ように形成されたことを特徴とする。
【0006】
【作用】したがって、請求項1に記載した発明では、ス
ロットマシンの筐体10の底部周辺部に、外周側面から底
面に向かって縮径するテーパー部160〜162を設けている
ので、スロットマシンを台上に設置する際に、台上にパ
チンコ球が残置していても、このパチンコ球を排除する
ことができるので、筐体10の底部を傷つけたり破損する
ことがない。また、筐体(10)を台上に設置した場合に、
緩衝材(170)が収縮して凹部(140)内に収まり、リブ(15
0)及び緩衝材(170)の底面が台上に接触する状態とな
る。
【0007】
【実施例】図1〜図3は、本発明の第1の実施例を示す
もので、図1は本発明の第1の実施例に係るスロットマ
シンの底部の概略断面図、図2は、その底面図、図3
は、スロットマシンの斜視図を各々示す。スロットマシ
ンは、外殻を構成する筐体10の内部に複数の識別記号等
を変換表示するドラムからなる可変表示部20、この可変
表示部20の駆動機構(図示せず)、駆動機構等を電気的
に制御する電気的制御装置(図示せず)、電源等を有
し、筐体10前面には、コイン投入口40、可変表示装置20
の表示変換開始ボタン50、可変表示装置20の表示変換停
止ボタン60、精算ボタン等70を配設し、筐体10の前面下
部には、コイン受け皿80が設けてある。
【0008】この筐体10は、左右それぞれの側面板90、
天板100、底板110、背板120、前扉130の各構成部品によ
り構成されている。そして、各構成部品は、導電性を有
するプラスチックからなっている。これらの各部品を組
み立てて、筐体10を構成するのであるが、側面板90等の
ように多くの部品を取り付ける必要のある部分には内面
に板金(図示せず)を張り付けて強度を確保している。
【0009】上述したように筐体10は、導電性を有する
プラスチックから形成されているので、錆が発生するこ
となく、錆による製品の品質劣化を防止することができ
る。また、静電気の影響を受けることもないため、静電
気による誤動作の発生を防止することができ、さらに、
環境資源である木材を使用していないため、環境保護に
も貢献することができる。
【0010】また、筐体10を複数の部品により構成した
ことにより、筐体10の一部が破損した場合には、従来の
ように筐体10全体を取り替えること無く、破損した構成
部品のみを取り替えればよく、部品のリサイクルが可能
となり、製品コストを低減できる。また、規格化された
部品により構成されているため、自動組立により筐体10
を製作することができる。
【0011】筐体10の底板110には、図1,2に示すよ
うに、中央部が凹部140となるよう外周に沿ってリブ150
が設けてある。このリブ150には、外周側面から底面に
向かって縮径するようにテーパー部160が設けてある。
このテーパー部160が底板110に設けられているため、ス
ロットマシンを台上に設置する場合に、台上に残置した
パチンコ球をスロットマシン外にはじき出して、パチン
コ球により筐体10底部が破損することを防止することが
できる。これは、スロットマシンを設置する遊技店で
は、スロットマシンと同時にパチンコ機をも設置してい
る場合がほとんどであり、スロットマシンとパチンコ機
を同じ台上に設置する場合を考慮したものである。
【0012】上記したリブ150により筐体10の底部に構
成される凹部140内には、軟質の樹脂、発泡材、ゴム等
からなる緩衝材170が接着剤等により取り付けてある。
この緩衝材170の厚さは、常時はリブ150により形成され
た凹部140の深さよりも厚くなっており、緩衝材170はリ
ブ150下面から下方に突出した状態となっている。そし
て、筐体10を台上に設置した場合に、緩衝材170が収縮
して凹部140内に収まり、リブ150及び緩衝材170の底面
が台上に接触する状態となる。
【0013】この緩衝材170を有することにより、スロ
ットマシンを台上に設置する場合に、台上にビスやパチ
ンコ球等の異物が残置している場合であっても、筐体10
底面を破損することなく筐体10を設置することができ
る。つぎに、本発明の第2の実施例に係るスロットマシ
ンについて説明する。図4〜6は、本発明の第2の実施
例を示すもので、図4は、本実施例に係るスロットマシ
ンの底面図、図5は、そのスロットマシンを底面から見
た状態の概略斜視図、図6は、図5に示すスロットマシ
ンから緩衝材を外した状態の概略斜視図を各々示す。
【0014】この筐体10は、図4〜6に示すように、底
面の四隅部をそれぞれ外周に沿って略L字状に切り欠い
てある。そして、この切欠部180に緩衝材170を接着剤等
により取り付けてある。この緩衝材170は上記した実施
例と同様に、軟質の樹脂、発泡材、ゴム等の部材からな
り、常時は筐体10の底面から下方に突出した状態となっ
ている。そして、筐体10を台上に設置した場合に、緩衝
材170が収縮して切欠部180内に収まり、筐体10及び緩衝
材170の底面が台上に接触する状態となる。
【0015】この実施例においても、台上にビスやパチ
ンコ球等の異物が残置している場合であっても、筐体10
の底板110を破損することなく筐体10を設置することが
できる。また、筐体10の底板110には外周側面から底面
に向かって縮径するようにテーパー部161が設けてあ
る。
【0016】そして、上記した実施例と同様にスロット
マシンを台上に設置する場合に、このテーパー部161に
より台上に残置したパチンコ球をスロットマシン外には
じき出して、パチンコ球により筐体10の底板110が破損
することを防止できる。つぎに、本発明の第3の実施例
に係るスロットマシンについて説明する。図7〜9は、
本発明の第3の実施例を示すもので、図7は、本発明の
第3の実施例に係るスロットマシンの底面図、図8は、
そのスロットマシンを底面から見た状態の概略斜視図、
図9は、図8に示すスロットマシンから緩衝材を外した
状態の概略斜視図を各々示す。
【0017】本実施例は、前述の第1の実施例のスロッ
トマシンにおけるリブ150に、底板110の四辺のそれぞれ
中央部付近を外周に沿って長方形状に切り欠いた切欠部
181を形成したものである。そして、この切欠部181に
は、緩衝材170が取り付けられている。この緩衝材170は
上記した各実施例と同様に、軟質の樹脂、発泡材、ゴム
等の部材からなり、常時は筐体10の底面から下方に突出
した状態となっている。そして、筐体10を台上に設置し
た場合に、緩衝材170が収縮して切欠部181内に収まり、
筐体10及び緩衝材170の底面が台上に接触する状態とな
る。
【0018】この実施例においても、上記した各実施例
と同様に、台上にビスやパチンコ球等の異物が残置して
いる場合であっても、筐体10の底面を破損することなく
筐体10を設置することができる。また、筐体10の底面の
各隅部には外周側面から底面に向かって縮径するように
テーパー部162が設けてある。
【0019】そして、上記した各実施例と同様に、スロ
ットマシンを台上に設置する場合に、このテーパー部16
2により台上に残置したパチンコ球をスロットマシン外
にはじき出して、パチンコ球により筐体10底部が破損す
ることを防止できる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
に記載した発明によれば、スロットマシンの筐体の底部
周辺部に、外周側面から底面に向かって縮径するテーパ
ー部を設けている。
【0021】したがって、スロットマシンを台上に設置
する際に、台上にパチンコ球が残置していた場合であっ
ても、テーパー部によりこのパチンコ球を排除すること
ができるので、筐体の底部を傷つけたり破損することが
ない。また、請求項1記載の発明によれば、筐体を台上
に設置した場合に、緩衝材が収縮して凹部内に収まり、
リブ及び緩衝材の底面が台上に接触する状態となる。し
たがって、リブのみが台上に接触するよりも、筐体を安
定的に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係るスロットマシンの底部の概
略断面図である。
【図2】第1の実施例に係るスロットマシンの底面図で
ある。
【図3】第1の実施例に係るスロットマシンの斜視図で
ある。
【図4】第2の実施例に係るスロットマシンの底面図で
ある。
【図5】第2の実施例に係るスロットマシンを底面から
見た状態の概略斜視図である。
【図6】第2の実施例に係るスロットマシンから緩衝材
を外した状態の概略斜視図である。
【図7】第3の実施例に係るスロットマシンの底面図で
ある。
【図8】第3の実施例に係るスロットマシンを底面から
見た状態の概略斜視図である。
【図9】第3の実施例に係るスロットマシンから緩衝材
を外した状態の概略斜視図である。
【符号の説明】
10 筐体 20 可変表示部 40 コイン投入口 50 表示変換開始ボタン 60 表示変換停止ボ
タン 70 精算ボタン 80 コイン受け皿 90 側面板 100 天板 110 底板 120 背板 130 前扉 140 凹部 150 リブ 160〜162 テーパー部 170 緩衝材 180,181 切欠部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機構部を収容する筐体は、その底部周辺
    部に、外周側面から底面に向かって縮径するテーパー部
    が形成され、筐体の底面には、その外周に沿って立ち上
    がったリブと、このリブに囲まれ、緩衝材を収納するた
    凹部とを備え、 緩衝材は、非設置時には、凹部の深さよりも突出し、設
    置時には、凹部の深さと同一の高さに収縮されて、前記
    リブとともに設置面に当接するように形成された ことを
    特徴とするスロットマシン。
JP10093193A 1993-04-27 1993-04-27 スロットマシン Expired - Fee Related JP3200228B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10093193A JP3200228B2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 スロットマシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10093193A JP3200228B2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 スロットマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06304297A JPH06304297A (ja) 1994-11-01
JP3200228B2 true JP3200228B2 (ja) 2001-08-20

Family

ID=14287100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10093193A Expired - Fee Related JP3200228B2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 スロットマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3200228B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06304297A (ja) 1994-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2688664B2 (ja) 半導体デバイス用トレー
US20010048586A1 (en) Information processing equipment
US20060133053A1 (en) Computer enclosure
US7851718B2 (en) Electronic equipment
JP3200229B2 (ja) スロットマシン
JP3200228B2 (ja) スロットマシン
JPH0133104Y2 (ja)
KR940001688B1 (ko) 배터리를 갖는 휴대용 전자기기
JPH0755740Y2 (ja) 電気機器
JPH06304296A (ja) スロットマシン
JPH087162A (ja) 押しボタンスイッチ
US6058008A (en) Insertion device for the hard disk drive of a portable computer
CN214777589U (zh) 一种用于电子产品物流运输的保护用具
JP2003341734A (ja) 蓄電池用包装箱
JPH0122632Y2 (ja)
CN217640109U (zh) 一种具有安全性能的工控机箱
JPS60668Y2 (ja) 電子式卓上計算機
JPH09206452A (ja) 遊技機の基板収納ボックス
US5957271A (en) Push-button assemblies
KR890001033Y1 (ko) 플로피 디스크 (floppy-disk) 수납복스
JP3091467U (ja) 緩衝材
JP2523046Y2 (ja) 電気装置のrom取りつけ構造
JP3502987B2 (ja) 包装箱
JP2991625B2 (ja) 分電盤
JPH11135957A (ja) 電源装置用箱体

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080615

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090615

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees