JPH11135957A - 電源装置用箱体 - Google Patents

電源装置用箱体

Info

Publication number
JPH11135957A
JPH11135957A JP29911097A JP29911097A JPH11135957A JP H11135957 A JPH11135957 A JP H11135957A JP 29911097 A JP29911097 A JP 29911097A JP 29911097 A JP29911097 A JP 29911097A JP H11135957 A JPH11135957 A JP H11135957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
upper case
lower case
power supply
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP29911097A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Matsumura
尚行 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd filed Critical Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
Priority to JP29911097A priority Critical patent/JPH11135957A/ja
Publication of JPH11135957A publication Critical patent/JPH11135957A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の電源装置用箱体では、密閉形鉛蓄電池の
交換などの作業において、上側ケースが取りはずしにく
いという問題点があった。 【解決手段】1枚の薄板をコの字形に折り曲げて上側ケ
ース1と下側ケース2を作製する。そして、下側ケース
2の側面部に外側方向に突出した段部5を持たせるよう
にした。上側ケース1側面の下端は平らであり、下側ケ
ース2にかぶせた上側ケース1の下端が段部5よりも上
方向にあって且つ段部5より水平方向に突出しない寸法
関係で固定することにした。下側ケース2に段部5を設
けることによって、上側ケース1の取りはずしを容易に
できる。また、段部5を設けることによって上側ケース
1の下端のエッジ部分での怪我を防止できる。さらに、
段部5を設けることによって強度が向上し、外力により
変形しにくい箱体を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無停電電源装置な
どの電源装置を収納するための箱体構造の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】無停電電源装置は一般に密閉形鉛蓄電池
を内蔵しており、これらに使用されている電池は通常は
トリクル充電による充電状態で待機し、停電時には放電
させて電力を供給するものである。そして、密閉形鉛蓄
電池の寿命は使用される環境や使用条件などに依存する
ものの3〜5年程度であり、その期間を超えると新しい
ものと交換する必要がある。従来の無停電電源装置の本
体を収納するための電源装置用箱体構造を図3、4に示
す。すなわち、薄板をコの字形に折り曲げて形成した下
側ケース2に、薄板をコの字形折り曲げて形成した上側
ケース7をかぶせるものであった。そして箱体を持ち上
げる作業をする際に、上側ケース7の下端部分は、その
エッジ部分による怪我の防止を目的として、内側方向に
曲げてR部6を形成していた。また、回路の実装密度を
高めるためには、図3、4に示されているように下部ケ
ース2に、ねじ3などで電子回路ボードなど複数の部品
4を取り付けるのが一般的である。上側ケース7と下側
ケース2は、ねじ8で固定される。なお、図3、4には
示されていないが、電源装置用箱体の前面または後面に
はスイッチや表示素子などが装着されたパネルがはめ込
まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の構造をした電源装置用箱体では密閉形鉛蓄電池
の交換などの作業において上側ケース7を取りはずす際
に、上側ケース7の下端のR部6が下側ケース2の、ね
じ3の頭にひっかかるという問題点があった。そこで、
上側ケース7の下端部を広げた状態で取りはずす必要が
あり、この作業がわずらわしいという問題があった。す
なわち、上側ケース7を広げた状態で取りはずしをする
際には、ある程度の力が必要であるため、この作業中に
手に怪我をする危険性があった。本発明の目的は、密閉
形鉛蓄電池の交換などの作業において上側ケース7の取
り外しを容易にすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は図1、2に示すように1枚の薄板をコ
の字形に折り曲げて上側ケース1と下側ケース2を作製
する。そして、下側ケース2の側面部に外側方向に突出
した段部5を有し、上側ケース1側面の下端は平らであ
り、下側ケース2にかぶせた上側ケース1の下端が段部
5よりも上方向にあって且つ段部5より水平方向に突出
しない寸法関係で固定することを特徴とするものであ
る。
【0005】上側ケース1を下側ケース2から取り外す
際には、上側ケース1の側面はねじ3の頭の部分よりも
外側にあり、しかも平らであり、上側ケース1の下端部
を力を加えて広げる必要がない。したがって、この作業
が容易となり、作業中に手に怪我をする危険性を少なく
できる。また、上側ケース1のエッジ部分が段部5で保
護されるため、R部6を形成しなくても安全性に問題は
ない。さらに、下側ケース2に段部5を設けることによ
って、この部分に強度を持たせることができ、外力によ
り変形しにくい箱体を形成することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1、2を用
いて説明する。薄板からコの字形に整形加工した上側ケ
ース1と、段部5を有しコの字形に整形加工した下側ケ
ース2を作製する。電子回路ボードなどの部品4は下側
ケース2にねじ3で固定される。そして、必要とする部
品等を組み込んだ後に、下側ケース2に上側ケース1を
かぶせる。なお、上側ケース1の側面はねじ3の頭の部
分よりも外側にあるため、上側ケース1の側面がねじ3
の頭に接することはない。したがって、上側ケース1を
上下方向に移動させることによって、取付け取り外しが
可能である。そして、上側ケース1と下側ケース2は一
体化した後にねじ8で固定する。この状態で上側ケース
1の下端は下側ケース2の段部5よりも上方向にあり、
かつ段部5よりも水平方向に突出しない寸法関係を保つ
ようにした。
【0007】
【発明の効果】上述したように、本発明は下側ケース2
に段部5を形成するとともに、上側ケース1の下端には
R部6を設けない構造にした。下側ケース2に段部5を
形成することによって上側ケース1の下端は、ねじ3の
頭と接触しない構造にすることができ、上側ケース1の
取り付けや取りはずしの際には、上側ケース1の側面部
分に力を加えて広げる必要がない。したがって、上側ケ
ース1の取付け取り外し作業が容易となり、作業中に手
に怪我をする危険性を少なくできる。
【0008】ねじ8で固定し、組み立てた状態では、上
側ケース1の下端は下側ケース2の段部5よりも上方向
にあり、かつ段部5よりも水平方向に突出しない寸法関
係にある。したがって、上側ケース1の下端のエッジ部
による怪我を防止することができる。さらに、下側ケー
ス2に段部5を設けることによって、この部分に強度を
持たせることができ、外力により変形しにくい箱体を形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品の斜視図である。
【図2】本発明品の断面図である。
【図4】従来品の斜視図である。
【図3】従来品の断面図である。
【符号の説明】
1:上側ケース、 2:下側ケース、 3:ねじ、
4:部品、 5:段部、6:R部、 7:上側ケース、
8:ねじ、 9:ねじ穴。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上側ケース1と下側ケース2を構成要素と
    する電源装置用箱体において、下側ケース2は側面部に
    水平方向に突出した段部5を有し、上側ケース1の側面
    の下端は平らであり、下側ケース2にかぶせた上側ケー
    ス1の下端が段部5よりも上方向にあってかつ段部5よ
    り水平方向に突出しない寸法関係で、下側ケース2と上
    側ケース1を固定したことを特徴とする電源装置用箱
    体。
  2. 【請求項2】上側ケース1及び下側ケース2が1枚の薄
    板をコの字形に折り曲げて形成されていることを特徴と
    する請求項1項記載の電源装置用箱体。
JP29911097A 1997-10-30 1997-10-30 電源装置用箱体 Abandoned JPH11135957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29911097A JPH11135957A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 電源装置用箱体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29911097A JPH11135957A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 電源装置用箱体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11135957A true JPH11135957A (ja) 1999-05-21

Family

ID=17868263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29911097A Abandoned JPH11135957A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 電源装置用箱体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11135957A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2334911A1 (en) Portable phone with imbedded battery
JP3019868B2 (ja) 電子機器
JP6657981B2 (ja) 電子機器の電池収納構造
JP4546595B2 (ja) 携帯機器
JPH11135957A (ja) 電源装置用箱体
CN111480247B (zh) 电池模块
KR940001688B1 (ko) 배터리를 갖는 휴대용 전자기기
JP2004214153A (ja) 携帯電子機器および時計
JPH0625075Y2 (ja) 個別呼出用受信機
CN217544155U (zh) 用于生态音数据库的静态存储器
CN217735151U (zh) 门锁应急供电装置及其智能门锁
JP3681820B2 (ja) バッテリーパックを備える測量機
JP2568740Y2 (ja) 薄型電子機器構造
JPS591322Y2 (ja) 電池収納装置
CN212848563U (zh) 化成机导电板的锂电池防短路装置
CN209911896U (zh) 移动监控装置的机箱
JP3200228B2 (ja) スロットマシン
JPS6129158Y2 (ja)
JPH0623286U (ja) 小型電子機器における装着部品
JPH06124140A (ja) 情報処理装置、キーボード装置、あるいは電子機器の電池取付け装置
JPH0533455U (ja) 小型電子機器
JP2008091060A (ja) 電池の収納構造
JP2001035545A (ja) 充電器の構造
JPS599466Y2 (ja) 太陽電池付ラジオ受信機
JP3425013B2 (ja) ボタン型電池の収納構造

Legal Events

Date Code Title Description
A762 Written abandonment of application

Effective date: 20050221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762