JP3425013B2 - ボタン型電池の収納構造 - Google Patents

ボタン型電池の収納構造

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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄型電子機器等に
おいて、電源やメモリ保持用電池として用いられるボタ
ン型電池の収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ボタン電池は、電子多機能手帳
などの薄型電子機器において、電源やメモリ保持用電池
として広く用いられる。従来からこのようにして用いら
れるボタン型電池の収納構造として次のようなものがあ
る。すなわち、ケース本体に設けられた電池収納用凹部
内にボタン型電池を挿入した後、ボタン型電池の上に押
さえ板を載せ、さらに、押さえ板をケース本体にビス止
めすることによリボタン型電池の電池の飛び出しを防止
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにしてボタン
型電池を収納する従来の構造では、必ず押さえ板が必要
となり、その分、部品点数が増加してコストアップを招
くうえ、押さえ板を組み立てる時間と工数がかかるとい
う問題があった。
【0004】本発明は、このような問題を考慮してなさ
れたものであって、その目的とするところは、電池の着
脱交換を容易な作業で行えて、電池を確実に取り付ける
ことができ、しかも部品点数および組み立て工数を少な
くし、コストの低減化を図ることである。
【0005】また本発明の他の目的は、簡単な構造を用
いてメモリ保護用電池を押さえておくことにより、他の
主電源電池を交換する時に間違ってボタン型電池を取り
外すことがないようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明ではケースに設けられた凹部と、前記凹部の
側壁 上端に設けられて、該凹部に収納されたボタン
型電池の上面角部の一部を覆う突部と、前記突部と凹部
径方向に沿って略対向する前記側壁の位置に設けられる
とともに、凹部に対して離合する方向に弾性変形可能な
係止部とを備えたボタン型電池の収納構造であって、前
記係止部は、ボタン型電池の上面角部を覆う突片と、係
止部が弾性変形していない状態において係止部自身の弾
性変形を規制する規制部を備え、前記係止部は、ボタン
型電池が凹部に収納される際に、電池から受ける押圧力
により係止部自身の弾性に抗して変形し、電池の収納に
伴って弾性復元力により 弾性変形していない状態にな
ことで突片がボタン型電池の角部を覆うとともに、
規制部により係止部の凹部外方への変形が規制されるよ
うに構成されることを特徴とする。
【0007】
【実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態であるボ
タン型電池の収納構造を採用した薄型電子機器の電池収
納部の構造を示す斜視図、図2はその平面図、図3は図
2のA−A線断面図である。
【0008】この電池収納部1は、ケース2に形成され
た凹部3を備えている。凹部3はケース2表面に開口を
形成したうえで、開口周縁をケース2と一体に形成され
たリブ4(図参照)によって囲むことで構成されてい
る。凹部3は、ボタン型電池Bよりも僅かに大きい円形
形状をしている。
【0009】凹部3には、ステンレス鋼製の板バネから
なる第1の電極板5および第2の電極板6が設けられて
いる。第1の電極板5は凹部3の底面に設けられてお
り、斜め上方に立ち上げて形成された4つの接触部5a
と、接触部5aの周囲に環状に設けられて接触部5aを
固定する電極基部5bとからなっている。電極基部5b
の一端は凹部3の底面に沿って凹部3の外側に引き出さ
れて図示しない制御回路に接続されている。一方、第2
の電極板6は、凹部3の周縁を形成するリブ4に取り付
けられており、リブ4に固定される基端部6aと、基端
部6aの両端を凹部3の内方に向けて突き出るように屈
曲された接続端6bとからなっている。基端部6aの一
端は凹部3の外側に引き出されて図示しない制御回路に
接続されている。
【0010】次に、この電池収納部1の特徴となる構成
を説明する。この電池収納部1は突部7を備えている。
突部7は、凹部3の側壁であるリブ4に設けられてお
り、第2の電極板6の上方に位置するリブ4上端を凹部
3の径方向中央側に弧状に延出させることで構成されて
いる。突部7は凹部3にボタン型電池Bが収納された場
合には、ボタン型電池Bの上面角部の一部を覆うように
なっている。
【0011】また、凹部3の側壁部には、共に凹部3に
連通した窪みからなる電池取り出し凹部8と係止部収納
部9とが設けられている。電池取り出し凹部8は突部7
と凹部3の径方向対向する位置に設けられており、ペン
先等が挿入できうる程度の大きさを備えている。係止部
収納部9は電池取り出し凹部8に近接して設けられてい
る。これら電池取り出し凹部8および 係止部収納部
は、凹部3と同様、ケース2表面に開口を形成したうえ
で、開口周縁をケース2と一体に形成された補強リブ1
0によって囲むことで構成されている。
【0012】係止部収納部9にはリブ4と一体に形成さ
れた係止部11が収納されている。係止部11は係止部
収納部9の側壁から凹部3外縁に沿って延出する腕板部
11aと、腕板部11aの先端に設けられた係止部本体
11bとからなっている。これら腕板部11aおよび係
止部本体11bは凹部3の底面と分離して形成されてお
り、したがって、係止部11は係止部収納部9内におい
て凹部3に対してその径方向離合する方向に弾性変形可
能になっている。
【0013】また、係止部11は突片12と規制部13
とを備えている。突片12は係止部本体11bの上端の
一部を凹部3に向かって延出させて構成されている。突
片12の底部12aは凹部3に収納されたボタン型電池
Bの上面角部に沿うテーパ状をしている。
【0014】規制部13は係止部本体11bに係止部収
納部9の高さ方向に沿って形成された貫通孔14と係止
部収納部9の底部に設けられたネジ穴15とからなって
いる。貫通孔14とネジ穴15とは、係止部11が弾性
変形していない状態、すなわち、突片12が凹部3の上
方を覆っている状態において、互いに同軸になるように
配置されている。
【0015】次に、この電池収納部1にボタン型電池B
を収納する際の様子を図3(a),(b)に基づいて説
明する。
【0016】まず、図3(a)に示すように、ボタン型
電池Bの凸状の負極(下面電極)Baを下にして、ボタ
ン型電池Bの周縁を突部7の下側に潜らせたうえで、ボ
タン型電池Bを凹部3に挿入していく。すると、上記周
縁とは対向する位置にあるボタン型電池Bの周縁が突片
12に係合して、係止部本体11bを径方向外側に押圧
する。すると、ボタン型電池Bの押圧により係止部11
は径方向外側に弾性変形していくので、ボタン型電池B
は係止部11に抗して凹部3に収納される。
【0017】ボタン型電池Bが完全に凹部3に収納され
ると、図3(b)に示すように、突片12はボタン型電
池Bの上側に位置することになってボタン型電池Bと係
合しなくなる。そのため、係止部11は弾性変形しなく
なって、もとの形状に復帰する。すると、突片12は凹
部3の上方を覆うようになり、ボタン型電池Bは突部7
と突片12とによって上側を押さえられて、凹部3内に
固定される。
【0018】このようにして、凹部3内にボタン型電池
Bを配置すると、ボタン型電池Bの底部に設けられた負
電極Baは第1の電極板5に、また、ボタン型電池Bの
周面に設けられた正極Bbは第2の電極板6にそれぞれ
接続される。さらに、ボタン型電池Bは第1の電極板5
を構成する接触部5aの弾性力によって、突部7や突片
12に付勢されるので、凹部3内で確実に支持固定され
ることになる。したがって、腕板部11aには、接触部
5aの弾性力によって常時安定した力が常に同―方向に
印加されることになるので、腕板部11aは疲労少なく
耐久性が優れたものとなる。
【0019】一方、凹部3に収納されたボタン型電池B
を凹部3から取り出す場合では、係止部11を係止部収
納部9側に押圧変形させた状態で、ペン先等を電池取り
出し凹部8に挿入して、ボタン型電池Bの底部を持ち上
げれば、簡単に取り出すことができる。
【0020】また、さらに確実にボタン型電池Bを凹部
3内で支持固定する場合には、図3(b)に示すよう
に、凹部3内にボタン型電池Bを収納した状態で、貫通
孔14を介してネジ穴15に固定ネジ16を螺合させる
ことで、係止部11の弾性変形を規制すればよい。そう
すれば、ボタン型電池Bは確実に凹部3に支持固定する
ことができ、凹部3から脱落することはなくなくなる。
【0021】また、固定ネジ16でボタン型ボタン型電
池Bを支持固定しておけば、ボタン型電池Bを取り外す
際には、ドライバーなどの工具によって固定ネジ16を
取り去る必要がでてくる。すると、電池収納部1におけ
る電池取り出し構造と他の電池収納部の電池取り出し構
造とを違わせることが可能となって両者の電池を確実に
識別することができるようになる。通常、このような電
池収納構造を組み込む薄型電子機器においては、複数の
電池収納部を設けて、複数のボタン型電池Bを収納して
いることが多い。このような場合において、電池収納部
1の構成を採用(特に、メモリ保護用電池の収納構造と
して採用)すれば、確実な電池の識別ができるようにな
り、取り出してはならない電池(メモリ保護用電池)を
間違って取り出すといった不都合が起きなくなる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電池の脱落を防止する押さえ板をビスにより取り付ける
必要が無くなった。そのため、押さえ板を省略できる
分、部品点数及び組み立て工数を少なくすることができ
て、コストの低減を図ることができた。
【0023】また、係止部は凹部に対して離合する方向
に弾性変形することで凹部への電池収納を許容する構造
であるので、係止部を弾性変形させるという簡単な操作
で、電池の着脱交換を行えるようになった。そのうえ、
係止部と突部という相対する二ケ所でボタン型電池を係
止するので、ボタン型電池を確実に保持することもでき
た。
【0024】さらに、弾性変形する係止部の弾性変形を
規制部によって規制することで、ボタン型電池の保持
をさらに確実にすることができる。そのうえ、規制部を
貫通孔とネジ穴と固定ネジとにより構成した場合には、
ボタン型電池の取り出しには、ドライバーなどの工具が
必要となって、明らかに他の電池と識別することができ
るようになり、ボタン型電池の誤取り出しを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電池収納部を構成
を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る電池収納部を構成
を示す平面図である。
【図3】電池収納部にボタン型電池を収納する様子を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 3 凹部 7 突部 11 係止部 12 突片 B ボタン型電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 2/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースに設けられた凹部と、 前記凹部の側壁 上端に設けられて、該凹部に収納さ
    れたボタン型電池の上面角部の一部を覆う突部と、 前記突部と凹部径方向に沿って略対向する前記側壁の位
    置に設けられるとともに、凹部に対して離合する方向に
    弾性変形可能な係止部とを備えたボタン型電池の収納構
    造であって、 前記係止部は、ボタン型電池の上面角部を覆う突片と、
    係止部が弾性変形していない状態において係止部自身の
    弾性変形を規制する規制部を備え、 前記係止部は、ボタン型電池が凹部に収納される際に、
    電池から受ける押圧力により係止部自身の弾性に抗して
    変形し、電池の収納に伴って弾性復元力により弾性変形
    していない状態になる ことで突片がボタン型電池の角
    部を覆うとともに、規制部により係止部の凹部外方への
    変形が規制されるように構成されることを特徴とするボ
    タン型電池の収納構造。
  2. 【請求項2】前記規制部は、係止部に形成された貫通孔
    と、 凹部の底部に設けられたネジ穴と、 貫通孔を介してネジ穴に螺合される固定ネジとからな
    り、 前記貫通孔とネジ穴とは、係止部が弾性変形していない
    状態において互いに同軸になるように配置されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のボタン型電池の収納構
    造。
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