JPH0734490U - 電子あるいは電気楽器における電池ボックス - Google Patents

電子あるいは電気楽器における電池ボックス

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JPH0734490U
JPH0734490U JP6487293U JP6487293U JPH0734490U JP H0734490 U JPH0734490 U JP H0734490U JP 6487293 U JP6487293 U JP 6487293U JP 6487293 U JP6487293 U JP 6487293U JP H0734490 U JPH0734490 U JP H0734490U
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JP
Japan
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battery box
battery
storage
musical instrument
electronic
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Pending
Application number
JP6487293U
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English (en)
Inventor
匡文 箕輪
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設計変更に係る手間や部品点数の削減等を図
った電子あるいは電気楽器における電池ボックスを提供
すること。 【構成】 本電池ボックス1は、収納部10と、その収
納部10と一体形成された一体型蓋部20とを備えてい
る。収納部10は電池30を収納するためのもので、有
底の箱型に形成され、電池30を収納した場合の各電池
30の両端に対応する箇所には、電極3が設けられてい
る。一体型蓋部20は、収納部10よりもひとまわり大
きな長方形の平板状に形成されており、その一部が収納
部10の底部も兼ねている。一体型蓋部20は引掛部2
1,23とフック部25を備えており、引掛部21,2
3を開口縁41に引っ掛けながら、収納部10を収納ス
ペース47に入れ込み、フック部25の係合突起27を
係合突辺43に係合させることで、下ケース部40に取
り付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電源として電池を使用可能な電子あるいは電気楽器に取り付けられ る電池ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
従来より、小型で携帯用のキーボード等が知られており、これらにおいては、 交流電源がない場所でも演奏できるように電池でも駆動するように構成されてい る。そして、例えば上記携帯用キーボードでは、上ケース部に鍵盤や操作パネル が配置され、下ケース部には、電極等を備え、外部に開口した電池ボックス部が 設けられている。この電池ボックス部の開口部に対しては、別部品で電池蓋を成 形して取り付けるのが一般的であった。
【0003】 従って、下ケースを新規なものに変更する度に、下ケースには電池ボックス部 を成形しなければならないため、設計変更にかかる手間や作成工程の増加、金型 代が高くなるといった不都合がある。 また、例えばギターのような木製の楽器に電池を入れようとすると、楽器本体 の他に、その電池を収納するための電池ボックスと電池蓋の2部品を楽器本体と は別に備えていなければならず、部品点数が増えてしまうのである。
【0004】 そこで、本考案は上記課題を解決することを目的とし、設計変更に係る手間や 部品点数の削減等を図った電子あるいは電気楽器における電池ボックスを提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために成された本考案は、電源として電池を使用可能な 電子あるいは電気楽器に取り付けられる電池ボックスであって、電極が設けられ 、電池を収納する収納部と、該収納部と一体形成され、上記電子あるいは電気楽 器に取り付けた場合に蓋となる一体型蓋部と、を備えたことを特徴とする電子あ るいは電気楽器における電池ボックスをその要旨とする。
【0006】 なお、上記電源として電池を使用可能な電子あるいは電気楽器としては、例え ば携帯用のキーボードやエレキギター、あるいはいわゆるセミアコースティック ギター等が該当する。
【0007】
【作用】
上記構成を有する本考案の電池ボックスによれば、電池の収納部と一体型蓋部 とが一体形成されているため、電子あるいは電気楽器に取り付ける際には、まず 電池を収納部に収納し、電池ボックス自体を電気楽器等の所定の場所に取り付け れば、それだけで完了する。従って、電気楽器側には電池の形状に対応した収納 部を設ける必要はなく、本考案の電池ボックスが入るスペースがあればよい。
【0008】 そのため、上述した携帯用キーボードの例でいけば、下ケース部を新規なもの に変更する際にも下ケース部には電池ボックス部を成形する必要がなく、設計変 更にかかる手間や作成工程の増加、金型代が高くなるといった不都合を解消でき る。また、本考案の電池ボックスをいれるスペース等を各機種で統一すれば、使 用する電池ボックスを共通化でき、量産効率も向上する。
【0009】 また、上記ギターのような木製の楽器(ファイバー製のものもある)の例にお いても、電池ボックスという1部品を取り付けるだけで収納部及び蓋部として機 能するため、部品点数の削減が図れる。なお、上記携帯用キーボードの場合と同 様に、電池ボックスをいれるスペース等を各機種で統一すれば、使用する電池ボ ックスを共通化できる。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1(A)は本実施例 の電池ボックス1の概略斜視図、(B)は楽器に取り付けた状態を示す概略断面 図である。なお、この実施例では、電気あるいは電子楽器の一例としての携帯用 キーボードに取り付ける電池ボックス1を取り上げている。この携帯用キーボー ドは、図示しない上ケース部に鍵盤や操作パネル(いずれも図示せず)が配置さ れ、下ケース部40(図1(B)参照)に電池ボックス1を取り付けるようにな っている。
【0011】 図1(A)に示すように、本電池ボックス1は、収納部10及び、その収納部 10と一体形成された一体型蓋部20とを備えており、この収納部10と一体型 蓋部20とは樹脂等で形成されている。収納部10は電池30を収納するための もので、有底の箱型に形成され、開口部から電池30を収納するようにされてい る。そして、電池30を収納した場合の各電池30の両端に対応する箇所には、 電極3が設けられている。なお、図1(A)においては、各電池30の一端側に 対応する電極3のみを示している。そして、この電極3には、下ケース部40に 本電池ボックス1をセットした際、下ケース部40側に設けられた電源取出用の 接点(図示せず)と当接する接点用突起3aが設けられている。
【0012】 一方、一体型蓋部20は、収納部10よりもひとまわり大きな長方形の平板状 に形成されており、その一部が上記収納部10の底部も兼ねている。すなわち、 図1(A)に現れている面は一体型蓋部20の裏面であり、その裏面の一部が収 納部10の底面も兼ねることとなる。なお、本実施例では、一体型蓋部20を長 方形の平板状としたが、取り付け先の形状等に応じて適宜変更すればよい。
【0013】 この一体型蓋部20の一辺には、下ケース部40への引掛部21,23が所定 の間隔で設けられている。また、その引掛部21,23の反対側の一辺には、本 電池ボックス1の下ケース部40への取り付け・取り外しを行うためのフック部 25が設けられている。
【0014】 このフック部25は、略「U」字状に形成されており、その一端が一体型蓋部 20に固定され、その固定端部25aを基準として自由端部25bは上記収納部 10と反対側に配置されている。そして、その自由端部25bには、下ケース部 40と係合させるための係合突起27が設けられている。上述したように、本一 体型蓋部20も樹脂等で形成されており、図1(A)に矢印と二点鎖線で示すよ うに、自由端部25bに指等で力を加えて固定端部25a側に近づくよう移動さ せることができ、加えている力を抜くと元の状態に戻る。
【0015】 上記構成を有する本電池ボックス1を使用する場合には、電池30を収納部1 0にセットした状態で、まず引掛部21,23を図1(B)に示す下ケース部4 0の開口縁41の内側に引っ掛けながら、収納部10を下ケース部40の収納ス ペース47に入れ込む。そのままでは、フック部25の自由端部25bに設けら れた係合突起27が、下ケース部40の係合突辺43に当接してそれ以上内側へ 入れ込めなくなるので、図1(A)に矢印と二点鎖線で示すように、自由端部2 5bを指等で押して固定端部25a側に移動させる。
【0016】 このようにして、係合突起27が係合突辺43を越えて内側に入ったところで 加えている力を抜くと、係合突起27が元の状態に戻るため、図1(B)に示す ように、係合突起27が係合突辺43に係合して、本電池ボックス1は下ケース 部40から脱落しなくなる。なお、下ケース部40の、(所定値にセットされた 電池ボックス1の)収納部10に対応する位置には段部45が形成されており、 電池ボックス1が下ケース部40にセットされた状態で外部から何等かのショッ クが加わった場合に、電池30が収納部10への初期セット位置からずれても、 脱落しないようにされている。
【0017】 上述したように、本電池ボックス1によれば、電池30の収納部10と一体型 蓋部20とが一体形成されているため、下ケース部40に取り付ける際には、電 池30を収納部10に収納し、電池ボックス1自体を所定の場所に取り付ければ それだけで完了する。従って、下ケース部40側に電池30を収納する収納部を 設ける必要はなく、収納スペース47があればよい。
【0018】 そのため、携帯用キーボードの場合、下ケース部40を新規なものに変更する 際にも下ケース部40には電池ボックス部を成形する必要がなく、設計変更にか かる手間や作成工程の増加、金型代が高くなるといった不都合を解消できる。ま た、本電池ボックス1をいれる収納スペース47、係合突辺43等を各機種で統 一すれば、使用する電池ボックス1を共通化でき、量産効率も向上する。
【0019】 次に、別実施例について説明する。 図2は、ギターのような(主に)木製の楽器に適用した電池ボックス101の 例を示している。この場合は、収納部110及び、その収納部110と一体形成 された一体型蓋部120とを備えることは上記実施例と同様であるが、上記実施 例のような引掛部21,23やフック部25は無く、取付ネジ121でギター本 体140に螺合するようになっている。この場合、ギター本体140に設ける収 納スペース147は、収納部110よりやや大きい程度の空間があればよい。な お、図2中の符号103,104で示す部材は電池130のための電極であり、 同じく103aは接点用突起である。
【0020】 本実施例においても、電池ボックス101という1部品をギター本体140に 取り付けるだけでよく、蓋を別部品として用意する必要もないため部品点数の削 減が図れる。なお、上記図1に示した実施例と同様に、電池ボックス101を入 れ込む収納スペース147を各機種で統一すれば、使用する電池ボックス101 を共通化できる。
【0021】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案の電池ボックスによれば、電池の収納部と一体型 蓋部とが一体形成されているため、電子あるいは電気楽器に取り付ける際には、 まず電池を収納部に収納し、電池ボックス自体を電気楽器等の所定の場所に取り 付ければ、それだけで完了する。従って、電気楽器側には電池の形状に対応し、 電極等を備えた特別な収納部を設ける必要はなく、また、蓋を別部品として備え る必要もないため、設計変更に係る手間や部品点数を削減することができる。
【0022】 例えば、携帯用キーボードを例に取れば、ケースを新規なものに変更する際に もケース側には電池ボックス部を成形する必要がなく、設計変更にかかる手間や 作成工程の増加、金型代が高くなるといった不都合を解消できる。また、本考案 の電池ボックスをいれるスペース等を各機種で統一すれば、使用する電池ボック スを共通化でき、量産効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本考案の一実施例の電池ボックスの
概略斜視図、(B)は楽器に取り付けた状態を示す概略
断面図である。
【図2】 別実施例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1,101…電池ボックス、 3,103…電
極、3a,103a…接点用突起、 10,110
…収納部、20,120…一体型蓋部、 21…引掛
部、 25…フック部、25a…固定端部、
25b…自由端部、 27…係合突起、3
0,130…電池、 40…下ケース部、
41…開口縁、43…係合突辺、 47,147…収
納スペース、 140…ギター本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源として電池を使用可能な電子あるい
    は電気楽器に取り付けられる電池ボックスであって、 電極が設けられ、電池を収納する収納部と、 該収納部と一体形成され、上記電子あるいは電気楽器に
    取り付けた場合に蓋となる一体型蓋部と、 を備えたことを特徴とする電子あるいは電気楽器におけ
    る電池ボックス。
JP6487293U 1993-12-03 1993-12-03 電子あるいは電気楽器における電池ボックス Pending JPH0734490U (ja)

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JP6487293U JPH0734490U (ja) 1993-12-03 1993-12-03 電子あるいは電気楽器における電池ボックス

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JPH0734490U true JPH0734490U (ja) 1995-06-23

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ID=13270662

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JP6487293U Pending JPH0734490U (ja) 1993-12-03 1993-12-03 電子あるいは電気楽器における電池ボックス

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006189516A (ja) * 2004-12-28 2006-07-20 Yamaha Corp 鍵盤楽器のケース体構造

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