JP3199939B2 - オーバーフロー排水複合金具 - Google Patents

オーバーフロー排水複合金具

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JP3199939B2 JP32760793A JP32760793A JP3199939B2 JP 3199939 B2 JP3199939 B2 JP 3199939B2 JP 32760793 A JP32760793 A JP 32760793A JP 32760793 A JP32760793 A JP 32760793A JP 3199939 B2 JP3199939 B2 JP 3199939B2
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温水器からのオーバー
フロー排水および槽体からのオーバーフロー排水を排出
するために使用されるオーバーフロー排水複合金具に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気あるいはガスを使用した貯
湯式の温水器では、給水弁等の故障により温水器内に必
要以上の給水が行われた場合に、これ等の給水を排水す
るためにオーバーフロー管が設けられている。
【0003】図5は、このようなオーバーフロー管を有
する温水器を示すもので、温水器11の下方には、流し
台,洗面所等の槽体13が配置され、槽体13の上方
に、温水器11の蛇口15が配置されている。
【0004】そして、温水器11にはオーバーフロー管
17が配置されており、このオーバーフロー管17の先
端が、エルボ19を介して槽体13内に突出されてい
る。一方、一般に、流し台,洗面所等の槽体13では、
槽体13に、水が所定水位以上溜まった場合に、槽体1
3から水を排出するために、オーバーフロー排水口21
が形成され、このオーバーフロー排水口21に、オーバ
ーフロー管23の一端が接続され、他端が排水トラップ
25に接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の槽体13では、温水器11からのオーバーフ
ロー管17と、オーバーフロー排水口21とを別の位置
に設け、オーバーフロー管17の先端を槽体13内に突
出させているため、突出部が槽体13の使用時に邪魔に
なり、また、特に、洗面台等の場合には、見栄えが悪く
なるという問題があった。
【0006】そこで、オーバーフロー管17を槽体13
の外側から、排水トラップ25に直接接続することが考
えられるが、この場合には、オーバーフロー管17から
のオーバーフロー排水を目視することができなくなるた
め、適当な対策を早期に施すことができず、多大な水が
無駄に消費される虞れがあるという問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、温水器からのオーバーフロー排水
および槽体からのオーバーフロー排水を一つの金具で処
理することができるオーバーフロー排水複合金具を提供
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわるオーバ
ーフロー排水複合金具は、金具本体を仕切部により上下
に分割し、上部通路および下部通路を形成し、前記金具
本体の一側に、前記上部通路および下部通路が開口する
上部開口部および下部開口部を形成するとともに、前記
金具本体に、温水器からの温水器用オーバーフロー管を
前記上部通路に連通させるための温水器側接続部を形成
し、さらに、前記金具本体に、槽体からのオーバーフロ
ー水を排出するための槽体用オーバーフロー管を前記下
部通路に連通させるための槽体側接続部を形成してなる
ものである。
【0009】
【作用】本発明のオーバーフロー排水複合金具では、温
水器からのオーバーフロー排水は、温水器用オーバーフ
ロー管を通った後、温水器側接続部から金具本体の上部
通路に流入し、上部開口部から槽体内に流入される。
【0010】一方、槽体内に、水が所定水位以上溜まる
と、溜まった水は、金具本体の下部開口部から下部通路
に流入した後、槽体側接続部を通り、槽体用オーバーフ
ロー管から排水管に排水される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1は本発明のオーバーフロー排水複合
金具の第1の実施例を備えた流し台を示しており、図2
は図1のオーバーフロー排水複合金具の上面を示してい
る。
【0012】図1において、符号31は、壁面33に固
定される温水器を示している。温水器31の下方には、
流し台の槽体35が配置され、槽体35の底面35aに
は、排水口35bが形成されている。
【0013】槽体35の排水口35bの上側には、排水
金物37が配置され、排水口35bの下側には、排水ト
ラップ39を介して排水管41が接続されている。槽体
35の上部には、取付穴43が形成され、この取付穴4
3に、オーバーフロー排水複合金具45が取り付けられ
ている。
【0014】図1および図2において、符号47は、オ
ーバーフロー排水複合金具45の金具本体を示してい
る。この金具本体47は、仕切部49により上下に分割
され、上部通路51および下部通路53が形成されてい
る。
【0015】そして、金具本体47の槽体35側に、上
部通路51および下部通路53が開口する上部開口部5
5および下部開口部57が形成されている。なお、この
実施例では、金具本体47の槽体35側には、カバー部
59が形成され、このカバー部59まで、仕切部49が
延在され、仕切部49のカバー部59側に多数の貫通孔
61を形成することにより、上部開口部55が形成され
ている。
【0016】金具本体47の上部通路51の後端面に
は、上部通路51に開口する螺子穴からなる温水器側接
続部63が形成されている。そして、この温水器側接続
部63に、温水器31からの温水器用オーバーフロー管
65が接続されている。
【0017】なお、温水器用オーバーフロー管65は、
壁面33の後方を通った後、温水器側接続部63に接続
されている。金具本体47の下部通路53の底面後部に
は、下部通路53に開口する螺子穴からなる槽体側接続
部67が形成されている。
【0018】そして、この槽体側接続部に、槽体35か
らのオーバーフロー水を排出するための槽体用オーバー
フロー管69の一端が接続されている。槽体用オーバー
フロー管69の他端は、排水トラップ39に接続されて
いる。
【0019】金具本体47の中央の外周には、螺子部7
1が形成され、この螺子部71には、袋ナット73が螺
合されている。また、カバー部59の槽体35側には、
鍔部77が形成されており、鍔部77と槽体35との間
には、ガスケット75が配置されている。
【0020】上述したオーバーフロー排水複合金具で
は、温水器31からのオーバーフロー排水は、温水器用
オーバーフロー管65を通った後、温水器側接続部63
から金具本体47の上部通路51に流入し、上部開口部
55から槽体35内に流入される。
【0021】一方、槽体35内に、水が所定水位以上溜
まると、溜まった水は、金具本体47の下部開口部57
から下部通路53に流入した後、槽体側接続部67を通
り、槽体用オーバーフロー管69から排水トラップ39
に排水される。
【0022】しかして、上述したオーバーフロー排水複
合金具では、金具本体47を仕切部49により上下に分
割し、上部通路51に温水器31からのオーバーフロー
排水を流し、下部通路53に槽体35からのオーバーフ
ロー排水を流すようにしたので、温水器31からのオー
バーフロー排水および槽体35からのオーバーフロー排
水を一つの金具で処理することが容易に可能になる。
【0023】従って、従来のように、温水器用オーバー
フロー管65の先端を槽体35内に突出させる必要がな
くなり、この結果、槽体35の使用時に温水器用オーバ
ーフロー管65が邪魔になることがなくなり、また、温
水器用オーバーフロー管65により見栄えが低下するこ
とを確実に解消することができる。
【0024】さらに、上述したオーバーフロー排水複合
金具では、温水器用オーバーフロー管65からのオーバ
ーフロー排水が、金具本体47の上部通路51から槽体
35内に流入するため、温水器用オーバーフロー管65
からのオーバーフロー排水を目視することが容易に可能
であり、この結果、適当な対策を早期に施すことが可能
になり、水が無駄に消費される虞れを低減することがで
きる。
【0025】図3および図4は、本発明のオーバーフロ
ー排水複合金具の他の実施例を示すもので、この実施例
では、第1の実施例と異なり、金具本体47Aには、カ
バー部59が形成されておらず、上部開口部55Aおよ
び下部開口部57Aが、槽体35の内側に向けて直接開
口されている。
【0026】また、上部開口部55Aには、多数の貫通
孔81aが形成される蓋部81が配置され、下部開口部
57には、縦横に仕切り83aの形成される蓋部83が
配置されている。
【0027】この実施例のオーバーフロー排水複合金具
においても、第1の実施例とほぼ同様の効果を得ること
ができる。なお、以上述べた実施例では、金具本体47
の後面に温水器側接続部63を形成した例について説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、例えば金具本体47の上面あるいは側面に温水器側
接続部を形成しても良いことは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のオーバーフ
ロー排水複合金具では、金具本体を仕切部により上下に
分割し、上部通路に温水器からのオーバーフロー排水を
流し、下部通路に槽体からのオーバーフロー排水を流す
ようにしたので、温水器からのオーバーフロー排水およ
び槽体からのオーバーフロー排水を一つの金具で処理す
ることが容易に可能になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーバーフロー排水複合金具の第1の
実施例を備えた流し台を示す断面図である。
【図2】図1のオーバーフロー排水複合金具を示す上面
図である。
【図3】本発明のオーバーフロー排水複合金具の第2の
実施例を示す断面図である。
【図4】図3のオーバーフロー排水複合金具を示す正面
図である。
【図5】従来の流し台を示す説明図である。
【符号の説明】
31 温水器 35 槽体 47 金具本体 49 仕切部 51 上部通路 53 下部通路 55 上部開口部 57 下部開口部 63 温水器側接続部 65 温水器用オーバーフロー管 67 槽体側接続部 69 槽体用オーバーフロー管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金具本体を仕切部により上下に分割し、
    上部通路および下部通路を形成し、前記金具本体の一側
    に、前記上部通路および下部通路が開口する上部開口部
    および下部開口部を形成するとともに、前記金具本体
    に、温水器からの温水器用オーバーフロー管を前記上部
    通路に連通させるための温水器側接続部を形成し、さら
    に、前記金具本体に、槽体からのオーバーフロー水を排
    出するための槽体用オーバーフロー管を前記下部通路に
    連通させるための槽体側接続部を形成してなることを特
    徴とするオーバーフロー排水複合金具。
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