JP3199852B2 - ワーク整列装置 - Google Patents

ワーク整列装置

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尚 立花
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ばら積み状態でパレッ
トに収容されている筒状または柱状のワークを生産ライ
ン等に投入するにあたり、そのワークの方向姿勢を一定
に揃える整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10,11,12に示すように、胴部
S(S1,S2,S3)の一端にフランジ部F(F1
2,F3)を有する複数種類の筒状のワークW(W1
2,W3)が混在したままばら積み状態で搬送パレット
に収容されている場合、かかるワークWを生産ラインに
投入するにあたっては、ワークWそのものの形状が複雑
で自動整列が困難であることから、やむを得ず一つ一つ
のワークWの方向姿勢を作業者が手作業にて揃えた上で
生産ラインに投入するようにしている。
【0003】一方、全自動生産ラインにおいて無人運転
を実現しようとする場合には、手作業にて予め整列した
ワークWをマガジン方式のストッカーに収容しておき、
ハンドリングロボット等の自動化された搬送手段により
ストッカーから一つずつワークWを取り出して生産ライ
ンに投入するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の方
式では、ワークWの整列作業そのものを作業者の手作業
に依存しているために省人化が図れないばかりでなく、
全自動生産ラインでマガジン方式のストッカーを採用し
た場合には、予め整列したワークWを必要量だけストッ
クしておかなければならず、ストッカーの大型化によっ
て占有スペースが大きくなって好ましくない。
【0005】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、パレットにばら積み状態で収容されている
フランジ付きの筒状または柱状のワークの自動整列を小
型でかつ簡単な構成のもとで行えるようにした整列装置
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一端にフラン
ジ部を有する筒状または柱状のワークがばら積み状態で
収容されたパレットと、階段状の整列送路を有する整列
シュートと、前記パレットに収容されているワークを一
個ずつ吸着支持して前記整列送路の上段部まで搬送する
搬送手段と、前記整列送路の上方をその整列送路に沿っ
て移動可能であって、整列送路の上段部に位置している
ワークを押しながら整列送路の下段部まで移動させ、そ
の移動過程で前記フランジ部側の端面が下になるように
ワークを正立させて整列するワーク押圧手段とを備えて
いる。
【0007】そして、本発明では、ワークの長さと胴部
およびフランジ部の直径との比を利用してワークを正立
姿勢に整列するもので、階段状の整列送路の段数(ステ
ップ数)は4段以上、段差はワークのフランジ部の直径
の0.2〜0.3倍程度であることが望ましい。
【0008】
【作用】この構造によると、搬送手段によりパレットか
ら取り出されたワークは整列送路の上段部に置かれるこ
とになるが、この時のワークの方向姿勢は一定していな
い。
【0009】この状態で、ワーク押圧手段によりワーク
を押して整列送路の下段部に向けてそのワークを移動も
しくは転動させると、ワークは整列送路上を転がりなが
らその下段部まで至る過程で、フランジ部側の端面が下
側になるように正立して整列される。
【0010】
【実施例】図2,3は本発明の一実施例を示す構成説明
図で、架台1上にはパレット2が載置されており、この
パレット2には図10,11,12に示したようにフラ
ンジ部F(F1,F2,F3)を有する筒状の三種類のワ
ークW(W1,W2,W3)が混在したままばら積み状態
で収容されている。
【0011】前記パレット2の上方にはX,Y,Z方向
の直交三軸の動作自由度を有する搬送手段としてのロー
ダー3が設けられている。このローダー3は、フレーム
4,4間に掛け渡されたクロスビーム5およびガイドレ
ール6に沿ってX方向にスライドするスライドビーム7
と、このスライドビーム7の長手方向(Y方向)に沿っ
てスライド可能なキャリア8と、キャリア8に上下動可
能に支持された電磁石9とから構成されており、前記ス
ライドビーム7は図示外のX軸スライド駆動手段により
駆動されてX方向に往復移動する一方、前記キャリア8
は図示外のY軸スライド駆動手段により駆動されてY方
向に往復移動し、さらに前記電磁石9は図示外のZ軸ス
ライド駆動手段により駆動されて昇降動作する。
【0012】そして、前記ローダー3は、電磁石9をパ
レット2内に下降させていずれか一つのワークWを吸着
支持した上で、そのワークWを後述する整列シュート1
0の整列送路13の最上段部13aまで搬送することに
なる。
【0013】前記キャリア8には重量センサが内蔵され
ており、電磁石9にて吸着支持したワークWが1つであ
るかそれ以上であるかをその負荷重量に基づいて判別
し、例えば電磁石9に同時に二つ以上のワークWが吸い
付いた時には一旦電源を切ってワークWをパレット2に
戻したのち、再度パレット2内のワークWの吸着を行っ
て一つのワークWのみを整列シュート10に搬送するよ
うになっている。
【0014】前記パレット2の隣には図4,5に示すよ
うに架台12を介して整列シュート10が設けられてお
り、この整列シュート10に連続してワークWを生産ラ
インに搬送するためのコンベヤ11が設けられている。
そして、前記整列シュート10には図6に示すように階
段状の整列送路13が形成されている一方、その側部に
はワーク押圧手段としてプッシャー14が設けられてい
る。
【0015】前記プッシャー14はロッドレスシリンダ
15により駆動されて整列送路13の上をその最上段部
13aから最下段部13bまで往復移動するもので、前
記ローダー3によって整列送路13の最上段部13aに
置かれたワークWを転がしながら最下段部13bまで搬
送してコンベヤ11に移載する役目をする。
【0016】そして、ワークWが前記プッシャー14に
押されながら整列送路13上を転動する過程で徐々にワ
ークWの姿勢が強制整列されて、遅くともワークWが整
列送路13の最下段部13bに到達するまでにはそのワ
ークWのフランジ部F側の端面を着座面としてワークW
が正立するようにそのワークWの方向姿勢を揃えるよう
になっている。
【0017】ここで、上記の整列装置は、図10,1
1,12に示すように、ワークWの長さaと、胴部Sお
よびフランジ部Fの直径b,cの比を利用してワークW
の方向姿勢を強制整列するものであるから、各ワークW
の胴部Sの直径bを90mm前後、長さaを75〜85
mm前後、フランジ部Fの直径cを100〜140mm
前後とした場合、階段状の整列送路13の段数(ステッ
プ数)は4段以上とし、各段部ごとの段差はフランジ部
Fの直径cの0.2〜0.3倍程度に設定する。
【0018】以上のように構成された整列装置において
は、ローダー3がその電磁石9をパレット2内に入れて
一つのワークWを吸着支持した上でそのワークWを整列
シュート10まで搬送し、整列シュート10の整列送路
13の最上段部13aにワークWを載せる。
【0019】なお、前記電磁石9が二つ以上のワークW
を同時に吸着支持した場合には、これをローダー3のキ
ャリア8に内蔵された重量センサが検知し、電磁石9へ
の通電を断ってそのワークWをパレット2に一旦戻した
のちに再度パレット2内のワークWを吸着し、必ず一つ
のワークWのみを吸着して前記整列送路13まで搬送す
る。また、前記電磁石9がパレット2内を満偏なく移動
して、パレット2内のワークWの減り具合に片寄りが生
じないようにするために、その都度ローダー3の移動位
置が制御される。
【0020】上記のように整列送路13の最上段部13
aにワークWが移載されると、ロッドレスシリンダ15
のはたらきによりプッシャー14が最下段部13bに向
かって所定速度で連続移動を開始する。これにより、ワ
ークWはプッシャー14で押されて、整列送路13上を
転がりながらその方向および姿勢を変更し、図1の
(A),(B)に示すようにワークWが整列送路13の
最下段部13bに到達するまでにはそのワークWのフラ
ンジ部F側の端面を着座面としてワークWが正立するよ
うにそのワークWの方向姿勢が揃えられる。
【0021】そして、図1のほか図7に示すように、ワ
ークWのフランジ部Fが下側となって最終的に必要とす
る姿勢に近い姿勢になると、そのワークWをプッシャー
14で押してもフランジ部Fが次の段部に接触してワー
クWの回転を妨げるため、ワークWはそのままの姿勢で
段部を滑り落ち、次の段部に移動しても同じ姿勢を保つ
ことになる。
【0022】また、図1および図8,9に示すように、
ワークWが横を向いている場合には、フランジ部Fの直
径cの方が胴部Sの直径bよりも大きいために、ワーク
Wがプッシャー14で押されることによって円錐が転が
るのと同じように曲がりながら回転して、フランジ部F
から先に次の段部に落下して正立姿勢となる。
【0023】なお、図1および図7,8,9では、図1
0に示すワークW(W1)の整列過程について説明した
が、図11,12のワークW(W2,W3)についても基
本的に上記と同じ挙動をして整列される。また、図示は
省略するが、胴部S(S1,S2,S3)が中実のいわゆ
る柱状のワークの整列にも本発明を適用することができ
る。
【0024】こののち、最終的に整列送路13の最下段
部13bまで到達したワークWはプッシャー14で押さ
れることによってコンベヤ11に乗り移り、整列姿勢を
保ったままでコンベヤ11により生産ラインへと投入さ
れ、同時に前記コンベヤ11の途中に設けた脱磁装置1
6(図3参照)によって脱磁される。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フランジ
部を有する筒状または柱状のワークをワーク押圧手段で
押して階段状の整列送路上で転がし、そのフランジ部側
の端面が下側になるように正立させて整列するようにし
たことにより、ワークの整列に作業者が関与する必要が
なくなって省力化が図れるほか、従来のマガジン方式の
ストッカーのように整列後のワークを多数ストックして
おく必要がないため、設備の小型化と省スペース化を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)ともに本発明の一実施例を示す
図でワーク整列過程の作動説明図。
【図2】本発明の一実施例を示す整列装置の正面説明
図。
【図3】図2の平面説明図。
【図4】図3に示す整列シュートの拡大正面説明図。
【図5】図4の平面説明図。
【図6】図5,6に示す整列シュートの要部拡大斜視
図。
【図7】ワーク整列過程の作動説明図。
【図8】ワーク整列過程の作動説明図。
【図9】図8の平面説明図。
【図10】(A)は筒状ワークの一例を示す正面図、
(B)は同図(A)の垂直断面図。
【図11】(A)は筒状ワークの他の例を示す正面図、
(B)は同図(A)の垂直断面図。
【図12】(A)は筒状ワークのさらに他の例を示す正
面図、(B)は同図(A)の垂直断面図。
【符号の説明】
2…パレット 3…搬送手段としてのローダー 9…電磁石 10…整列シュート 13…整列送路 14…ワーク押圧手段としてのプッシャー F,F1,F2,F3…フランジ部 W,W1,W2,W3…ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−11749(JP,A) 実開 昭49−77677(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/00 - 47/20 B65G 47/82

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にフランジ部を有する筒状または柱
    状のワークがばら積み状態で収容されたパレットと、 階段状の整列送路を有する整列シュートと、 前記パレットに収容されているワークを一個ずつ吸着支
    持して前記整列送路の上段部まで搬送する搬送手段と、 前記整列送路の上方をその整列送路に沿って移動可能で
    あって、整列送路の上段部に位置しているワークを押し
    ながら整列送路の下段部まで移動させ、その移動過程で
    前記フランジ部側の端面が下になるようにワークを正立
    させて整列するワーク押圧手段、 とを備えたことを特徴とするワーク整列装置。
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CN108688867A (zh) * 2018-06-25 2018-10-23 京山大昌商贸股份有限公司 用于杯把纸杯成型机上的纸杯自动码放装置
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